JPH09252313A - ループ形情報通信ネットワークシステムとこのシステムで使用されるノード装置 - Google Patents

ループ形情報通信ネットワークシステムとこのシステムで使用されるノード装置

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JPH09252313A
JPH09252313A JP6039996A JP6039996A JPH09252313A JP H09252313 A JPH09252313 A JP H09252313A JP 6039996 A JP6039996 A JP 6039996A JP 6039996 A JP6039996 A JP 6039996A JP H09252313 A JPH09252313 A JP H09252313A
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JP
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path
reception path
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JP6039996A
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Masamichi Igura
正道 井倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両ノードがほぼ同時に送受信パスの設定手順
を開始した場合でも、短時間で確実に送受信パスを設定
できるようにして、信頼性の向上を図る。 【解決手段】 ノードSTN1〜STN4において、送
受信パス設定要求が到来したときに、パス初期接続情報
テーブル71をアクセスして自ノードが発信側であるか
着信側であるかを判定するとともに、パス接続情報テー
ブル72をアクセスして現時点のパス状態が「設定中」
であるか否かを判定し、自ノードが着信側であってかつ
現時点のパス状態が「設定中」であるときに、上記パス
設定要求を有効と判断して送受信パス設定応答の返送を
行ない、一方自ノードが発信側であるかまたは現時点の
パス状態が「設定中」以外のときには、上記パス設定要
求を無効と判断して以後相手側ノードからの送受信パス
設定応答の到来監視を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばLAN
(Local Area Network System )を構築するループ形情
報通信ネットワークシステムに係わり、特に情報通信装
置間で1対1通信を行なうシステムおよびそのノード装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ループ形LANで使用される通信方式の
一つとして、予め定められた情報通信装置間で1対1通
信を行なう通信方式がある。この方式は、例えばホスト
コンピュータなどのホスト装置が接続されたノードと、
パーソナルコンピュータなどの端末装置が接続されたノ
ードとの間に、ノードの立上がり運用開始時に送受信パ
スを設定し、この送受信パスを介してホスト装置から端
末装置へ1対1にデータ伝送を行なうものである。
【0003】上記送受信パスの設定は、各ノードに設け
られたパス初期接続情報テーブルの記憶内容に従って行
なわれる。このパス初期接続情報テーブルの記憶内容
は、接続先に応じて各ノードごとに予め設定されてい
る。また、送受信パス設定後のパスの運用状況はパス接
続情報テーブルにより管理される。
【0004】ところで、上記1対1通信方式には、障害
が発生した場合に実行されるパス強制解放手順と、その
パスを復旧させる際に実行されるパス復旧手順とが備え
られている。すなわち、送受信パスが設定されている状
態で一方のノードで障害が発生したとする。この場合、
例えば図7に示すように、障害が発生したノードSTN
2は自己のパス接続情報テーブルにおいてパス状態を
「解放中」に書き替えたのち、強制解放要求を送信す
る。これに対し相手側のノードSTN1は、上記強制解
放要求を受信すると、自己のパス接続情報テーブルにお
いてパス状態を一旦「解放中」に書き替えるとともに、
自ノードに接続された例えばホスト装置との間でマップ
リセットおよびその応答の授受を行ない、しかるのち自
己のパス接続情報テーブルのパス状態を「空き」に書き
替える。そして、強制解放応答を相手ノードSTN2へ
返送する。この強制解放応答を受信するとノードSTN
2は、自己のパス接続情報テーブルのパス状態を「解放
中」から「空き」に書き替える。
【0005】一方、この状態でノードSTN2が障害か
ら復旧したとすると、図7に示すようにノードSTN2
は、自己のパス接続情報テーブルのパス状態を「空き」
から「設定中」に書き替えたのち、パス初期接続情報テ
ーブルの記憶情報に従って送受信パス設定要求を相手ノ
ードSTN1へ送信する。これに対し相手ノードSTN
1は、上記送受信パス設定要求を受信すると、自己のパ
ス接続情報テーブルのパス状態を「空き」から「設定
中」に書き替えたのちタイムスロットを獲得し、しかる
のちホスト装置との間でマップセットおよびその応答の
授受を行なう。そして、送受信パス設定応答をノードS
TN2へ返送する。この送受信パス設定応答を受信する
とノードSTN2は、自ノードに接続された例えば端末
装置に対しマップセットを指示し、その応答を確認した
のちに自己のパス接続情報テーブルのパス状態を「設定
中」に書き替える。
【0006】かくして、ノードSTN1とノードSTN
2との間の送受信パスは復旧し、以後ノードSTN1に
接続されたホスト装置からノードSTN2に接続された
端末装置へのデータ伝送が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のパス復旧手順には次のような解決すべき問題点が
あった。すなわち、パス強制解放手順により送受信パス
が解放された状態で、パスを再設定するべく各ノードが
ほぼ同時に送受信パス設定要求を送出したとする。この
とき各ノードは、上記送受信パス設定要求の送出に先立
ち、自己のパス接続情報テーブルのパス状態を「空き」
から「設定中」に書き替える。このため、上記パス設定
要求が受信された時点で各ノードは、自己のパス接続情
報テーブルのパス状態が既に「空き」ではなく「設定
中」になっているため、図8に示すごとくともに送受信
パス設定応答を返送する。すなわち、両ノード間ではパ
スの競合が発生することになり、両ノード間の送受信パ
スは復旧不可能になる。
【0008】また、この問題点を解消するために、パス
競合が発生したのちに各ノードから送受信パス設定要求
を再送させることも考えられる。しかし、このような方
式ではパスの競合が再度発生する可能性があるため、場
合によってはパス設定要求の再送が繰り返し行なわれる
だけで半永久的にパスが復旧されないか、または復旧で
きても復旧に長時間を要するという問題があった。
【0009】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、両ノードがほぼ同時に
送受信パスの設定手順を開始した場合でも、短時間で確
実に送受信パスを設定できるようにし、これにより信頼
性の向上を図り得るループ形情報通信ネットワークシス
テムとそのノード装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、各々情報通信装置が接続された複数のノ
ードを伝送路を介してループ状に接続し、これらのノー
ド間に送受信パスを設定して、これらのノードに接続さ
れた情報通信装置間で上記送受信パスを介して1対1通
信を行なうループ形情報通信ネットワークシステムおよ
びそのノード装置において、送受信パスを設定するため
に必要な初期接続情報を記憶する第1の記憶手段に、各
ノードごとにそれぞれ特有の接続情報を記憶させてお
く。そして、設定中の送受信パスの強制解放手順の実行
後に各ノードがともに送受信パス設定要求を送出した場
合に、このときのパスの状態と上記ノード特有の接続情
報とに基づいて、上記送受信パス設定要求を有効とする
か無効とするかを判定し、有効と判定した側のノードが
上記送受信パス設定要求に対する応答を相手側のノード
へ送出し、一方無効と判定した側のノードは相手側のノ
ードからの上記応答の到来監視を行なうようにしたもの
である。
【0011】したがってこの発明によれば、たとえ両ノ
ードがほぼ同時に送受信パス設定要求を送出したとして
も、両ノードにおいて受信したパス設定要求が有効か無
効かが判定され、有効と判定した側のノードのみからパ
ス設定応答が返送され、他方のノードはパス設定応答の
到来を監視する状態となる。このため、両ノード間でパ
ス競合が発生することはなくなり、常に円滑な送受信パ
スの設定手順が実行されることになり、これにより短時
間で確実なパス設定が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態
に係わるループ形LANのシステム構成を示すものであ
る。
【0013】このシステムは、複数のノード(図では4
台)STN1〜STN4を伝送路OLを介してループ状
に接続するとともに、上記各ノードSTN1〜STN4
にそれぞれホスト装置Ha,Hbまたは端末装置Ta,
Tbを同軸伝送路ELを介して接続している。そして、
上記各ノードSTN1〜STN4のうちの特定のノード
間、例えばノードSTN1とSTN2との間およびノー
ドSTN3とSTN4との間に、それぞれループ伝送路
OLを介して送受信パスを設定し、これらの送受信パス
を介してホスト装置Haから端末装置Taへおよびホス
ト装置Hbから端末装置Tbへそれぞれ1対1にデータ
を伝送するように構成されている。
【0014】図2は、上記ノードSTN1〜STN4の
機能構成を示すブロック図である。なお、各ノードST
N1〜STN4は同一構成なので、ここではノードST
N1を例にとって説明する。
【0015】ノードSTN1は、ループ伝送路OL上に
直列に挿入された光受信器(O/E)10および光送信
器(E/O)20と、同軸伝送路ELを介してホスト装
置または端末装置が接続される複数(図では4個)のポ
ート31〜34と、フレーム制御部40と、送受信制御
部50とを備え、これらは主制御部60および記憶部
(MEM)70に対し主バス80を介して接続される。
【0016】光受信器10は、ループ伝送路OL上を周
回する伝送フレームを光信号から電気信号に変換したの
ち、二分岐してその一方をフレーム制御部40に入力す
るとともに他方を上記光送信器20にそのまま供給す
る。光送信器20は、上記光受信器10から供給された
伝送フレームのタイムスロットにフレーム制御部40か
ら出力された送信データを挿入した後、この伝送フレー
ムを電気信号から光信号に変換してループ伝送路OLへ
送出する。
【0017】フレーム制御部40は、ループ伝送路OL
上を周回する伝送フレームに対し同期をとりながら、上
記光受信器10から供給された伝送フレームのタイムス
ロットから自己に接続されたホスト装置または端末装置
宛の伝送データを抽出して、この伝送データを送受信制
御部50に供給する。また、送受信制御部50から出力
された送信データを、上記ループ伝送路OL上を周回す
る伝送フレーム中の所望のタイムスロットに挿入させる
べく、適切なタイミングで上記光送信器20へ供給す
る。
【0018】送受信制御部50は、主制御部60の制御
の下に、上記フレーム制御部40との間で送受信データ
の授受を行なうととともに、上記各ポート31〜34を
介してホスト装置または端末装置との間のデータの送受
信動作の制御を行なう。各ポート31〜34はそれぞ
れ、上記送受信制御部50の制御に従って、ホスト装置
または端末装置との間でデータおよび制御信号の授受に
係わるインタフェース動作を行なう。
【0019】記憶部70には、主制御部60が必要とす
るプログラムおよび制御情報が格納され、制御情報の中
にはパス初期接続情報テーブル71およびパス接続情報
テーブル72が含まれる。パス初期接続情報テーブル7
1には、ノードの立ち上げ運用開始時の送受信パスの設
定に必要な初期接続情報が予め記憶される。図3はこの
初期接続情報の種類を示すもので、この様なテーブルが
ノードごとにエントリ1〜エントリ128まで設けられ
る。図3に示すように初期接続情報は、発信側または着
信側のノード番号、ポート番号、回路番号、タイムスロ
ット長から構成され、ノードを発信側として使用する場
合には発信側のノード番号、ポート番号および回路番号
が、また着信側として使用する場合には着信側のノード
番号、ポート番号および回路番号がそれぞれ記憶され
る。
【0020】パス接続情報テーブル72は、パス接続シ
ーケンス中に保持すべき種々の情報を記憶しておくため
のもので、例えば図4に示すごとくパス状態や獲得タイ
ムスロット、回路番号等が記憶保持される。
【0021】ところで、主制御部60は例えばマイクロ
プロセッサからなるもので、その制御機能として、パス
初期接続制御手段61と、伝送制御手段62と、パス強
制解放制御手段63とを備え、さらにパス復旧制御手段
64と、判定手段65とを新たに備えている。
【0022】パス初期接続制御手段61は、ノードの立
ち上げ運用開始時に、上記パス初期接続情報テーブル7
1に記憶された初期接続情報を基に、接続相手のノード
との間で所定の手順で1対1通信用の送受信パスを設定
するための制御を実行する。
【0023】伝送制御手段62は、上記パス初期接続制
御手段61により設定された上記送受信パスを使用し
て、自己のノードに接続されたホスト装置または端末装
置と、相手ノードに接続されたホスト装置または端末装
置との間で、1対1にデータ伝送を行なうための制御を
実行する。
【0024】パス強制解放制御手段63は、自ノードま
たは相手ノードにおいて障害などが発生した場合に、相
手ノードとの間で図7に示した手順で送受信パスを強制
的に解放するための制御を実行する。
【0025】パス復旧制御手段64は、上記パス強制解
放制御手段63により送受信パスが解放された状態でノ
ードの復旧を監視し、ノードが障害から復旧したときに
所定の手順で送受信パスの設定を復旧させるための制御
を実行する。
【0026】判定手段65は、上記パス復旧制御手段6
4の実行中において、上記パス初期接続情報テーブル7
1に記憶された初期接続情報と、上記パス接続情報テー
ブル72に保持されたパス状態を表わす情報とに基づい
て、相手ノードから到来した送受信パス設定要求を有効
とするか無効とするかを判定する。
【0027】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を説明する。いま仮に、ノードSTN1とノードS
T2との間に設定された送受信パスが強制解放され、こ
の状態でノードSTN1およびノードSTN2が図6に
示すごとくほぼ同時に送受信パス設定要求を送信したと
する。そうすると、各ノードSTN1,STN2はその
主制御部60において次のようにパス復旧制御を実行す
る。図5はその手順および内容を示すフローチャートで
ある。なお、上記送受信パス設定要求の送信に先立ち、
各ノードSTN1,STN2とも、自己のパス接続情報
テーブルのパス状態を「空き」から「設定中」に書き替
え、かつ発着信種別を「発信」とする。
【0028】すなわち、各ノードSTN1,STN2は
送受信パス設定要求を受信すると、先ずステップ5aで
この受信した要求がパス接続要求であるか否かを判定す
る。そして、パス接続要求であれば、ステップ5bに移
行してここでパス初期接続情報テーブル71をアクセス
して初期接続情報を読み出し、この情報を基にステップ
5cで自ノードは発信側であるかまたは着信側であるか
を判定する。
【0029】この判定の結果、自ノードが着信側だった
とすると、このノード(図6ではSTN2)はステップ
5dに移行して、ここでパス接続情報テーブル72をア
クセスして現時点における発着信種別とパスの状態を読
み出し、ステップ5eで発着信種別が「発信」であるか
否かを判定するとともに、ステップ5fでパス状態が
「設定中」であるか否かを判定する。そして、発着信種
別が「着信」であったり、またパス状態が「設定中」以
外であれば、他の処理へ移行する。
【0030】これに対し、発着信種別が「発信」であり
かつパス状態が「設定中」であれば、上記受信した送受
信パス設定要求を有効と判断してステップ5gに移行す
る。そして、このステップ5gにおいて、図6に示すよ
うにタイムスロットを獲得するとともに、ホスト装置ま
たは端末装置との間でマップセットおよびその応答の授
受を行ない、しかるのち送受信パス設定応答を相手側の
ノードSTN1へ返送する。そして、自己のパス接続情
報テーブル72のパス状態を「設定中」から「設定」に
書き替える。
【0031】一方、上記ステップ5cによる判定によ
り、自ノードが発信側だったとすると、このノード(図
6ではSTN1)はステップ5hに移行して、ここでパ
ス接続情報テーブル72をアクセスして現時点における
パスの状態を読み出し、ステップ5iでパス状態が「設
定中」であるか否かを判定する。そして、パス状態が
「設定中」以外であれば、他の処理へ移行する。
【0032】これに対し、パス状態が「設定中」であれ
ば、上記受信した送受信パス設定要求を無効と判断して
ステップ5jに移行する。そして、このステップ5j
で、相手側のノードSTN2からの送受信パス設定応答
の到来を待ち、この送受信パス設定応答が受信される
と、図6に示すごとくホスト装置または端末装置との間
でマップセットおよびその応答の授受を行なったのち、
自己のパス接続情報テーブル72のパス状態を「設定
中」から「設定」に書き替える。
【0033】かくして、ノードSTN1とノードSTN
2との間の送受信パスは復旧し、以後ノードSTN1に
接続されたホスト装置からノードSTN2に接続された
端末装置へのデータ伝送が可能となる。
【0034】以上のようにこの実施形態では、ノードS
TN1〜STN4において、送受信パス設定要求が到来
したときに、パス初期接続情報テーブル71をアクセス
して自ノードが発信側であるか着信側であるかを判定す
るとともに、パス接続情報テーブル72をアクセスして
現時点のパス状態が「設定中」であるか否かを判定し、
自ノードが着信側であってかつ現時点のパス状態が「設
定中」であるときに、上記パス設定要求を有効と判断し
て送受信パス設定応答の返送を行ない、一方自ノードが
発信側であるかまたは現時点のパス状態が「設定中」以
外のときときには、上記パス設定要求を無効と判断して
以後相手側ノードからの送受信パス設定応答の到来監視
を行なうようにしている。
【0035】したがってこの実施形態によれば、たとえ
両ノードがほぼ同時に送受信パス設定要求を送出したと
しても、予め着信側として設定されたノードのみが送受
信パス設定応答を返送し、他方のノードは送受信パス設
定応答を返送せずに相手側ノードからの送受信パス設定
応答の到来を監視する状態となる。このため、両ノード
間でパス競合が発生することはなくなり、これにより短
時間に確実なパス設定および復旧が可能となる。
【0036】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、パス設定制御手段、強制解放制御手
段、パス復旧制御手段および判定手段の制御手順やその
制御内容、ノードの構成等についても、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、各々
情報通信装置が接続された複数のノードを伝送路を介し
てループ状に接続し、これらのノード間に送受信パスを
設定して、これらのノードに接続された情報通信装置間
で上記送受信パスを介して1対1通信を行なうループ形
情報通信ネットワークシステムおよびそのノード装置に
おいて、送受信パスを設定するために必要な初期接続情
報を記憶する第1の記憶手段に、各ノードごとにそれぞ
れ特有の接続情報を記憶させておく。そして、設定中の
送受信パスの強制解放手順の実行後に各ノードがともに
送受信パス設定要求を送出した場合に、このときのパス
の状態と上記ノード特有の接続情報とに基づいて、上記
送受信パス設定要求を有効とするか無効とするかを判定
し、有効と判定した側のノードが上記送受信パス設定要
求に対する応答を相手側のノードへ送出し、一方無効と
判定した側のノードは相手側のノードからの上記応答の
到来監視を行なうようにしている。
【0038】したがってこの発明によれば、両ノードが
ほぼ同時に送受信パスの設定手順を開始した場合でも、
短時間で確実に送受信パスを設定することができ、これ
により信頼性の向上を図り得るループ形情報通信ネット
ワークシステムとそのノード装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係わるループ形LAN
システムの概略構成図。
【図2】図1に示したノードの機能構成を示すブロック
図。
【図3】パス初期接続情報テーブルに記憶される初期接
続情報の種類を示す図。
【図4】パス接続情報テーブルに記憶される情報の種類
を示す図。
【図5】ノードの主制御部において実行されるパス復旧
制御の手順および内容を示すフローチャート。
【図6】この発明の一実施形態におけるノード間のパス
復旧制御シーケンスを示す図。
【図7】1対1通信方式におけるパス強制解放制御およ
びパス復旧制御のシーケンスを示す図。
【図8】従来のパス復旧制御の問題点を説明するための
シーケンス図。
【符号の説明】
STN1〜STN4…ノード OL…ループ伝送路 EL…同軸伝送路 Ha,Hb…ホスト装置 Ta,Tb…端末装置 10…光受信器(O/E) 20…光送信器(E/O) 31〜34…ポート 40…フレーム制御部 50…送受信制御部 60…主制御部 61…パス初期接続制御手段 62…伝送制御手段 63…パス強制解放制御手段 64…パス復旧制御手段 65…判定手段 70…記憶部(MEM) 71…パス初期接続情報テーブル 72…パス接続情報テーブル 80…主バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々情報通信装置が接続された複数のノ
    ードを伝送路を介してループ状に接続し、これらのノー
    ド間に送受信パスを設定して、これらのノードに接続さ
    れた情報通信装置間で上記送受信パスを介して1対1通
    信を行なうループ形情報通信ネットワークシステムにお
    いて、 前記1対1通信を行なう各ノードにそれぞれその送受信
    パスの接続に関する特有の条件を与えておき、 前記設定中の送受信パスの強制解放手順の実行後に、各
    ノードがともに送受信パス設定要求を送信した場合に、
    各ノードでそれぞれ前記特有の条件を基に前記送受信パ
    ス設定要求を有効とするか無効とするかを判定し、 有効と判定した側のノードが前記送受信パス設定要求に
    対する応答を相手側のノードへ送出し、無効と判定した
    側のノードは相手側のノードからの前記応答の到来監視
    を行なうことを特徴とするループ形情報通信ネットワー
    クシステム。
  2. 【請求項2】 各々情報通信装置が接続された複数のノ
    ード装置を伝送路を介してループ状に接続し、前記複数
    のノード装置間に送受信パスを設定して、これらのノー
    ド装置に接続された情報通信装置間で前記送受信パスを
    介して情報の1対1通信を行なうループ形情報通信ネッ
    トワークシステムで使用される前記ノード装置におい
    て、 前記送受信パスを設定するために必要なノード特有の初
    期接続情報を記憶するための第1の記憶手段と、 前記設定中の送受信パスの運用状況を表わす情報を記憶
    するための第2の記憶手段と、 前記設定中の送受信パスの強制解放手順の実行後に、相
    手側のノード装置から送受信パス設定要求が到来した場
    合に、前記第1および第2の記憶手段の記憶情報を基に
    前記送受信パス設定要求を有効とするか無効とするかを
    判定するための判定手段と、 この判定手段により有効と判定された場合に相手側のノ
    ード装置へ前記送受信パス設定要求に対する応答を返送
    し、無効と判定された場合には相手側のノード装置から
    の前記応答の到来監視を行なう手段とを備えたことを特
    徴とするノード装置。
  3. 【請求項3】 判定手段は、第2の記憶手段に送受信パ
    スが使用中である旨の情報が格納され、かつ第1の記憶
    手段に記憶された初期接続情報において自ノードが着信
    側に設定されている場合に、相手側のノード装置から到
    来した送受信パス設定要求を有効と判定し、一方第1の
    記憶手段に記憶された初期接続情報において自ノードが
    発信側に設定されている場合には、相手側のノード装置
    から到来した送受信パス設定要求を無効と判定すること
    を特徴とする請求項2記載のノード装置。
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