JPH09251833A - 接点ばね端子配列の形成方法 - Google Patents

接点ばね端子配列の形成方法

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JPH09251833A
JPH09251833A JP8084493A JP8449396A JPH09251833A JP H09251833 A JPH09251833 A JP H09251833A JP 8084493 A JP8084493 A JP 8084493A JP 8449396 A JP8449396 A JP 8449396A JP H09251833 A JPH09251833 A JP H09251833A
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JP
Japan
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terminal
contact spring
spring
arrangement
terminals
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Pending
Application number
JP8084493A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kurata
吉則 倉田
Hirofumi Saso
裕文 佐宗
Kenji Wakui
健治 涌井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takamisawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Takamisawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は電磁継電器等に利用する接点ばね端子
ブロックにおいて、プリント基板に搭載される電子部品
の端子配列に関するもので、例えば電磁継電器の端子配
列は部品メーカーによって独自に設定されるため、これ
を利用するセットメーカー側からすると合致しない端子
配列のものとなり、セットメーカー側の要求を満足させ
るためには部品メーカー側が端子配列を変更しなければ
成らないことがある。この変更を容易に成し得るように
するものである。 【解決手段】電磁継電器は接点ばね部とこれに連繋して
いるばね端子部があり、このばね端子の配列を変更する
と接点ばね組の構成も変わってしまうのが普通である。
例えば、可動接点ばねと固定接点ばねの外部導出端子の
配列を入れ替える場合にこれらと連繋している外部導出
端子をフープ材より打ち抜き加工して製作するばね端子
ブロックにおいて、追加する接続部品を必要としないよ
うに、あるばね端子の接点ばね部を他のばね端子の接点
ばね部の上部を回り込むように打ち抜くようにした形成
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁継電器等に利
用する接点ばね組およびその接点ばね端子ブロックにお
いて、プリント基板に搭載されるそれらの電子部品の端
子配列に関するものである。例えば電磁継電器等の端子
配列は部品メーカーによって独自の仕様で設定されるた
め、これを利用するセットメーカー側から見ると合致し
ない端子配列のものが有り、セットメーカー側の要求を
満足させるためには部品メーカー側が端子配列の変更を
しなければならないことがある。即ち、図9に示すよう
に接点ばね組を変えずに外部に導出される端子配列のみ
を変更したい場合がある。図9はそれを示すもので
(a)図は始めの端子配列,(b)図は変更後の端子配
列を示すものである。本発明はこの変更を容易に成し得
るようにするため、電磁継電器等における接点ばね端子
の端子配列の形状を複雑な工程や工数を有することなく
簡易に変更可能にした接点ばね端子配列の形成方法に関
し、その製造工程を簡素化して製造作業能率を向上させ
ることを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的な電磁継電器の分解斜視図
であって、この電磁継電器は電磁石構成体Xと、二つの
接点ばね組部分YとZから構成されている。即ち、電磁
石構成体Xは鉄心3にコイル電線1が巻装され、さらに
磁極片4を設けたものから構成されている。一方、接点
ばね組部分Yは固定接点bおよびmを設けたベースばね
モールドEから成り、接点ばね組部分Zは可動接点ばね
8と接極子7を設けたものから成り立っている。このよ
うな構成の電磁継電器を組立てる場合は、電磁石構成体
Xを接点ばね組部分Yに組み込んだベースばねモールド
ブロックDに接点ばね組部分Zを組み合わせることによ
り完成する。
【0003】このような電磁継電器の構成における従来
のばね抜き形状の端子配列構造を図5に示す。その端子
配列構造を使用した電磁継電器の分解斜視図を図4に示
す。図5において、フープ材2から成る平板ばねが打ち
抜き加工により、向かって左側から端子T,端子C,端
子Bそして端子Mの順番で構成されている接点ばね組立
を立体的に折り曲げることにより、図6および図7に示
す形状となり、斜線で示す部分を打ち抜き、接点を溶接
する部分の近傍で接点ばねを折り曲げることによりベー
スばね組立Hが出来あがる。このベースばね組立Hがイ
ンサートモールドされて前記の図4に示すベースばねモ
ールドEが形成される。
【0004】ここで、端子Tはコイル端子、端子Cは可
動接点ばね8と連繋しているコモン端子、端子Bは固定
接点ばねと連繋しているブレーク側の接点ばねの端子、
また端子Mは固定接点ばねと連繋しているメーク側の接
点ばねの端子である。
【0005】上記した始めの端子配列(即ち、向かって
左側から端子T,端子C,端子Bそして端子Mの順序)
を、図4に示す電磁継電器の接点ばね組(上部がブレー
ク側で下部がメーク側)の構成を変えずに端子配列を変
える場合、例えば端子配列(端子T,端子B,端子Cそ
して端子Mの順序)にする場合に今までは図8の構成に
なっていた。即ち、端子Cは前記した端子Bの位置にな
り、端子Bは端子Cの上部絶縁が確保される位置で切断
され、前記した端子Cの位置に端子B’を新たに作り、
今までの端子Bと新たな端子B’の一端に、ブリッジば
ね9を溶接することにより結合される。この状態で今ま
での端子Bは端子B’の位置となり、端子配列は向かっ
て左側から端子T,端子B’,端子Cそして端子Mの順
序になる。このように抜き加工および溶接加工された加
工ばねGを曲げ加工することにより、図8に示すように
変更された端子配列のベースばね組立Hが出来上がる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電磁継電器等の接点ばね組の構成によって、外部に導
出される端子配列も決まり、逆に端子配列が決まれば接
点ばね組の構成も必然的に決まってしまう構成になって
いた。そのため、図5に示す始めの構造を持つ電磁継電
器等の接点ばね組の構成のものは、ばね抜き形状での端
子配列は端子T,端子C,端子Bおよび端子Mの順番の
ものである。この接点ばね組の構成を変えずに端子配列
を端子T,端子B,端子Cおよび端子Mの順番のものに
する場合は、前記のブリッジばね9と端子B’の追加に
よる溶接工程の追加により、部品費、組立工数の増加の
問題が生じていた。
【0007】すなわち、接点ばねおよびこれと一体成形
される外部導出端子は、搬送されるフープ材に打ち抜き
加工を施して得られ、該接点ばねの所定部分に接点を溶
接される。このように可動接点ばねおよび固定点ばねを
形成して、それらに設けた接点を相対向せさることによ
って接点ばね組を構成している。ところが、接点ばねの
ばね組構成を変えずに外部に導出する端子の配列を変更
する場合は図8に示すように二つの部品と加工工数がか
かっていた。このような電磁継電器において、接点ばね
部のばね組構成をそのままにして、導出端子のみの配列
を変更する必要がある場合には、上記したようにその変
更が極めて複雑な構造と製造工程を要していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の実施例を
示すもので、これはばね抜き加工する段階で端子Cは端
子Bと端子Mの間を通り、回り込ませることで向かって
左側から端子T,端子B,端子Cそして端子Mの配列に
なる。これにより従来必要としていた結合部を必要とし
ないこととした。この図1に示す抜き形状を図2の曲げ
加工をすることにより図3に示すベースばね組立Hが作
られ、これをインサートモールドすることで図4に示す
ように端子配列が変更されたベースばねモールドEとな
り、電磁継電器の接点ばね組の構造は変わらない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1に示す。従
来の端子配列である図5のものを図1に示すような端子
配列(端子T,端子B,端子Cおよび端子Mの順番のも
の)にするために、ばね打ち抜き加工する段階で、端子
Cの可動接点ばね部分は端子Bと端子Mの間を通り、端
子Bの上部の位置で端子T側へ向かう形状に打ち抜き加
工し、その後直角に折り曲げ加工を行うことにより図2
および図3のようになる。
【0010】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
はばね抜き加工時に端子Bと端子Cを入れ替えさせた形
状にすることにより、端子B’と端子Bのばね部との結
合を必要とせずに、図4に示すように電磁継電器等の接
点ばね組を変えずに端子配列のみを変更することができ
る。これにより、従来必要だった結合部の溶接およびブ
リッジばね9を必要としないため、工数の削減と低コス
ト化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明のばね抜き形状を示す。
【図2】は、図1の接点ばね部を折り曲げ加工した形状
を示す。
【図3】は、図2の接点ばね組の部分を拡大した斜視図
である。
【図4】は、本発明の実施例を示す電磁継電器の分解斜
視図である。
【図5】は、従来のばね抜き形状をを示す。
【図6】は、図5の接点ばね部を折り曲げ加工した形状
を示す。
【図7】は、図6の接点ばね組の部分を拡大した斜視図
である。
【図8】は、従来のばね抜き形状でブリッジばねを結合
したものである。
【図9】は、接点ばね組と端子配列を示すもので、
(a)は最初の構造のもので(b)は本発明の方法によ
り構成されたばね構成図である。
【図10】は、図9の(a)および(b)をベースの底
から見た(ボトムビュー)接点ばね組と端子配列を示す
ものである。
【符号の説明】
T・・・・・・・端子(コイル端子) B・・・・・・・接点ばね端子(ブレーク接点b側) C・・・・・・・接点ばね端子(可動ばね側) M・・・・・・・接点ばね端子(メーク接点m側) B’・・・・・・接点ばね端子(ブレーク接点b側) 1・・・・・・・コイル電線 2・・・・・・・フープ材 3・・・・・・・鉄心 4・・・・・・・磁極片 7・・・・・・・接極子 8・・・・・・・可動接点ばね 9・・・・・・・ブリッジばね E・・・・・・・ベースばねモールド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フープ材を打ち抜き加工して得られる外部
    接続用接点ばね端子を有する電磁継電器等の電子部品に
    おいて、接点ばね部のばね組構成を変えずに複数有する
    前記接点ばね端子の端子配列を変更する場合、端子配列
    が端子T,端子C,端子Bそして端子Mの順番で構成さ
    れている接点ばね端子を、端子T,端子B,端子Cそし
    て端子Mの順番に構成する場合、端子Bと端子Mの間を
    端子Cが通りその端子Cは回り込むように端子Bの上部
    を通って端子Bの間へ持って行くように接点ばねを打ち
    抜き、その後曲げ加工することより端子Bと端子Cとが
    入れ替わることを特徴とするばね端子配列の形成方法。
JP8084493A 1996-03-14 1996-03-14 接点ばね端子配列の形成方法 Pending JPH09251833A (ja)

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