JPH09251638A - 情報記録媒体及び情報記録装置 - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録装置

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JPH09251638A
JPH09251638A JP8478396A JP8478396A JPH09251638A JP H09251638 A JPH09251638 A JP H09251638A JP 8478396 A JP8478396 A JP 8478396A JP 8478396 A JP8478396 A JP 8478396A JP H09251638 A JPH09251638 A JP H09251638A
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はCD−ROMプレーヤで再生可能な情
報を高速に繰り返し記録可能な情報記録媒体及び情報記
録装置を提供する。 【解決手段】情報記録媒体1は、その目次領域RAとリ
ードアウト領域OAとが予めピットにより再生専用領域
として形成され、その記録情報領域2が相変化材料によ
り記録・消去可能な記録可能領域に形成されている。目
次領域RAには、記録情報領域2のスタート時間ST
1、リードアウト領域OAのスタート時間ST2及び各
トラックのスタート時間等が予め記録されている。記録
情報領域2はプレギャップPGが形成され、それ以降に
所定のダミーデータを記録することにより初期化され
る。したがって、情報Iの記録時、記録情報領域2に管
理情報CIを指標する指標管理情報SI、情報Iを検索
するための管理情報CI及び情報Iを記録するだけで、
記録後の情報記録媒体1をCD−ROMプレーヤにより
再生することができ、情報Iの記録を短時間で行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体及び
情報記録装置に関し、詳細には、読出専用光ディスク
(例えば、CD−ROM等)の再生装置で再生可能な物
理フォーマット及び論理フォーマットを設定した情報記
録媒体及び当該情報記録媒体に情報を記録する情報記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】読出専用の情報記録媒体、例えば、CD
−ROMは、金型の表面に情報が信号としてピットで記
録されたものを樹脂ディスクに複製することにより製造
され、CD−ROMプレーヤ等の再生装置は、この信号
を再生して情報を読み出す。
【0003】CD−ROMは、全面に刻まれたピットに
より約600Mバイト(Byte)もの情報を記録すること
ができ、1セクター(=フレーム:1/75秒)に2K
Byteの情報が約70分程度記録される。このCD−RO
Mの物理的構造、物理フォーマットは、CD−ROM規
格書(イエローブック)に規格化されており、また、論
理フォーマットもISO9660として規格・標準化さ
れている。
【0004】すなわち、図15に示すように、CD−R
OMの構造は、目次領域(リードイン領域)RAと、記
録情報領域IAと、リードアウト領域OAと、からな
り、目次領域RAには、記録情報領域IAのスタート時
間ST1、リードアウト領域OAのスタート時間ST
2、各トラックのスタート時間等がTOC(Table of c
ontents )として記録される。CD−ROMの場合、ほ
とんどの場合が1トラックから構成されるので、各トラ
ックのスタート時間は、記録情報領域IAのスタート時
間ST1に等しくなる。
【0005】記録情報領域IAは、この記録情報領域I
Aのスタート時間ST1とリードアウト領域OAのスタ
ート時間ST2の間に形成され、2秒間のプレギャップ
(PreGap)PGの後、システム予約エリアとVD
(ボリュームディスクリプタ)領域からなる指標管理情
報SIと、管理情報CIと、情報Iと、から構成され
る。
【0006】管理情報CIには、ファイルやディレクト
リからなる情報Iの位置情報、サイズ、名称、属性等
が、ディレクトリレコード・パステーブルPTとして記
録され、指標管理情報SIのボリュームディスクリプタ
(VD)領域には、管理情報CIの位置情報、サイズ等
が記録される。
【0007】このCD−ROMにおいては、指標管理情
報SIは、常に先頭の論理アドレスにあるので、この指
標管理情報SIが最初に読まれ、ここに記録された管理
情報SIに関する情報から管理情報CIが読まれて、管
理情報CIに記録されたディレクトリレコード・パステ
ーブルPTからファイル・ディレクトリが再生される。
例えば、図15では、管理情報CIに記録されたファイ
ルF1、F2、F3の位置情報SA1、SA2、SA3
からファイルF1、F2、F3が検索される。
【0008】また、追記型光ディスクであるCD−R
(CD Recordable )は、物理フォーマット、論理フォ
ーマットを、CD−ROMと同じになるように、CDラ
イターにより情報を記録することにより、CD−ROM
プレーヤで再生することができ、CDーRの規格は、オ
レンジブック PartIIに定められている。CD−Rは、
グルーブに予め絶対時間情報(ATIP:Abusolute Ti
me in Pre-groove)が記録されており、CD−Rライタ
ー(CD−R記録装置)は、この時間情報に従って情報
を記録する。
【0009】CDーRは、図16に示すように、目次領
域RAからリードアウト領域OAまでがCD−ROMと
同等な配置で記録されている場合だけでなく、その外側
の領域に、目次領域RA’からリードアウト領域OA’
までが更に追記された場合でも、CD−ROMプレーヤ
で再生することができる。このように外側の領域まで追
記されるメディアは、マルチセッションディスクと呼ば
れ、最内周を第1セッションSN1、次が、第2セッシ
ョンSN2、・・・と、セッションSN単位で、CDラ
イターにより追記することができる。
【0010】第1セッションSN1内の構成は、目次領
域RAと記録情報領域IAとリードアウト領域OAから
構成され、目次領域RAに記録情報領域IAとリードア
ウト領域OAのスタート時間STを示す情報ST1、S
T2、ST3が記録されているほかに、第2セッション
SN2の開始時間SST1と第2セッションSN2の記
録情報領域IAのスタート時間SST2と最終リードア
ウト領域OAのスタート時間SOTが記録される以外
は、図15のCD−ROMと同様である。すなわち、管
理情報CIに記録された位置情報SA1、SA2、SA
3により、第1セッションSN1の記録情報領域IA内
の情報Iが検索される。
【0011】第2セッションSN2も第1セッションS
N1と同様に、目次領域RA’と記録情報領域IA’と
リードアウト領域OA’から構成される。第2セッショ
ンSN2の管理情報CI’には、第2セッションSN2
に追記された情報I’の位置情報SA4、SA5等ばか
りでなく、第1セッションSN1に含まれる情報Iの位
置情報SA1’、SA2’、SA3’等も記録されるの
で、第2セッションSN2の管理情報CI’により、デ
ィスク全体のファイル・ディレクトリの検索が可能にな
る。第3セッションSN3以降も第2セッションSN2
と同様に記録される。
【0012】CD−Rは、図16においては、第1セッ
ションSN1をCDライターで記録して作成している
が、図17に示すように、予めCD−ROMのようにピ
ットで第1セッションSN1を形成することもでき、ハ
イブリッドディスクと呼ばれ、データの構成は、図16
とまったく同じであるが、第1セッションSN1をRO
M領域RMAとして再生専用に形成し、第2セッション
SN2以降を、記録可能領域WAに追記して形成する。
したがって、1枚のディスクに再生専用領域RMAと記
録可能領域WAを形成できるので、従来からあるCD−
ROMにユーザーがデータを追記して使用することがで
きる。このCD−Rについても、オレンジブック Part
Iに規格化されている。
【0013】このような規格が設定されている状態にお
いて、書き換え可能な情報記録媒体をいかに生成するか
について、従来から、研究が行われており、例えば、特
開平5−94675号公報記載のものでは、情報量がそ
の記録坦体のトラックのセクター内に記録され、該情報
量はその記録された情報量内の情報に対する探索を制御
するために用いられるように企図された情報を制御する
ための参照符号を具えており、該参照符号は予定された
アドレス領域内の1個又は複数個のセクター内に収納さ
れている記録坦体上に情報を記録する方法において、前
記情報量の記録の後の瞬間に少なくとも次の情報量が最
後に記録された情報量の端部に隣接するトラック内に記
録され、該次の情報量が関連する情報量内及び先に記録
された情報領内の情報に対する探索を制御するために用
いられるように企図された代用制御情報に対する参照符
号を具えており、該制御情報参照符号は再生できる代用
アドレス領域内の1個又は複数個のセクター内に収納さ
れているものである。
【0014】すなわち、上記マルチセッションディスク
の論理フォーマットを利用して、記録時に情報ととも
に、目次領域及びリードアウト領域に必要な情報を同時
に記録することにより、CD−ROMプレーヤでの再生
を可能にしており、1度だけ記録することのできる追記
型のものである。
【0015】また、従来、特開平3−86975号公報
記載の追加方式の追記型情報記録媒体及び情報管理方法
が提案されており、これは、管理情報領域とこの管理情
報領域に連続した記録情報領域とが設定された追加方式
の追記型情報記録媒体であって、前記記録情報領域に
は、記録情報と、この記録情報に関する下層管理情報
と、追記により変更された基底管理情報とが記録され、
前記管理情報領域には、前記記録情報領域の前記基底管
理情報を指標する指標管理情報と、終了管理情報と、空
白部への埋め書き情報とが記録されているものである。
【0016】すなわち、上記ボリュームディスクリプタ
(VD)領域からディレクトリレコード・パステーブル
PTの間に未記録部を作っておき、追記終了後、この部
分を埋めて完成させるものであり、1度だけ記録するこ
とのできる追記型のものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されている従来の情報記録媒体及びその記録方
法にあっては、1度だけ記録することのできるいわゆる
追記型のものであって、複数回記録、消去を行うことが
できず、利用性が悪いとともに、記録及び情報の検索、
再生に長時間を要し、処理時間が遅いという問題があっ
た。
【0018】すなわち、特開平5−94675号公報記
載のものは、マルチセッションディスクの論理フォーマ
ットにより追記後のCD−ROMプレーヤでの再生を可
能にするようにしていたため、常にセッション単位の追
記を行うこととなり、セッション単位の追記では、僅か
な情報を追記する場合であっても、リードイン・リード
アウト領域を一緒に記録する必要があり、追記に時間が
かかるという問題があった。また、追記したディスクを
再生する際においては、情報が複数のセッションにまた
がるため、情報の検索、再生に時間がかかり、再生処理
速度が遅くなるという問題があった。
【0019】また、特開平3ー86975号公報記載の
ものは、1つのセッションを分割して追記を可能にして
おり、当該追記を行うセッションを閉じるまで、すなわ
ち、リードイン・リードアウトを記録するまでは、CD
−ROMプレーヤでの再生を行うことができないだけで
なく、当該セッションを閉じてしまうと、当該セッショ
ンへの追記をもはや行うことができなくなり、利用性が
悪いという問題があった。
【0020】さらに、オレンジブック PartIは、CD
−MO(CDーMagneto-Optical disk:光磁気ディス
ク)の規格であり、一部にピットで形成されたROM部
(Pre-mastered Area )を持った構成のディスクもある
が、データ構造がCD−ROMと異なるため、CD−R
OMプレーヤでは、再生できないという問題があった。
【0021】そこで、請求項1記載の発明は、目次領域
とリードアウト領域を予めピットにより再生専用に形成
するとともに、記録情報領域を記録・消去可能に形成
し、情報の記録、追加及び書換時に記録情報領域のみを
記録することにより、情報を短時間で記録でき、かつ、
記録情報をCD−ROMプレーヤで再生可能な情報記録
媒体を提供することを目的としている。
【0022】請求項2記載の発明は、再生専用の目次領
域と記録・消去可能な記録情報領域との境界部分に、再
生専用のプレギャップと記録・消去可能なプレギャップ
を形成することにより、再生専用領域と記録・消去可能
領域を頻繁にシークされる記録情報領域の先頭からずら
せ、情報の追記や書き換えによる信号の乱れが発生した
場合にも、CD−ROMプレーヤで安定して再生するこ
とのできる情報記録媒体を提供することを目的としてい
る。
【0023】請求項3記載の発明は、記録情報領域に再
生専用領域と記録・消去可能領域を形成することによ
り、1枚の情報記録媒体中に情報が予め記録された再生
専用領域と記録・消去可能な記録可能領域を混在させる
ことができ、利用性の良好な情報記録媒体を提供するこ
とを目的としている。
【0024】請求項4記載の発明は、再生専用の目次領
域と記録・消去可能な記録情報領域との境界部分に、再
生専用のプレギャップと記録・消去可能なプレギャップ
を形成するとともに、記録情報領域に再生専用領域と記
録・消去可能領域を形成することにより、安定して再生
できるとともに、利用性の良好な情報記録媒体を提供す
ることを目的としている。
【0025】請求項5記載の発明は、記録情報領域の記
録・消去可能な領域に予め所定のダミーデータを記録す
ることにより、記録時に記録情報領域全体を記録するこ
となく、必要な指標管理情報、管理情報及び情報のみを
記録するだけで記録・再生を行え、情報の記録、追加及
び書換を短時間で行うことのできる情報記録媒体を提供
することを目的としている。
【0026】請求項6記載の発明は、記録情報領域の再
生専用領域に、情報と当該情報を検索するための第2の
管理情報を予め記録することにより、再生専用領域の管
理情報を他に記録することなく、追記を行うことができ
るとともに、再生専用領域と記録・消去可能領域の双方
をCD−ROMプレーヤにより再生することのできる情
報記録媒体を提供することを目的としている。
【0027】請求項7記載の発明は、記録情報領域の再
生専用領域に、情報、当該情報を検索するための第2の
管理情報及びリードアウト領域を連続して領域形成する
ことにより、情報記録媒体の初期化時に再生専用領域の
管理情報の位置を簡単に検出して、高速に初期化を行う
ことができるとともに、該管理情報を追記時に誤って重
ね書きすることを防止することのできる情報記録媒体を
提供することを目的としている。
【0028】請求項8記載の発明は、目次領域とリード
アウト領域を予めピットにより再生専用に形成されてい
るとともに、記録情報領域を記録・消去可能に形成され
た情報記録媒体に、情報を記録する際に、目次領域を記
録することなく、記録情報領域に管理情報を指標する指
標管理情報、情報を検索するための管理情報及び情報を
記録することにより、CD−ROMプレーヤで再生可能
な情報の記録を短時間で行うことのできる情報記録装置
を提供することを目的としている。
【0029】請求項9記載の発明は、記録情報領域に指
標管理情報と管理情報を記録する際に、プレギャップか
ら管理情報までを順次連続して記録することにより、C
D−ROMプレーヤで安定して再生することのできる情
報を記録することのできる情報記録装置を提供すること
を目的としている。
【0030】請求項10記載の発明は、記録情報領域に
指標管理情報、管理情報及び情報を記録する際に、管理
情報を記録した領域と次の情報との間に記録再生されな
い領域を設けることにより、予め記録されている情報に
重ね書きされることを防止して、CD−ROMプレーヤ
で安定した再生を行え、かつ、情報を適切に記録するこ
とのできる情報記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0031】請求項11記載の発明は、記録情報領域に
情報を記録する際に、情報の前に任意のデータを付加し
て記録することにより、再生時に、再生信号が安定した
後に情報が再生され、CD−ROMプレーヤで安定して
再生可能な情報を記録することのできる情報記録装置を
提供することを目的としている。
【0032】請求項12記載の発明は、記録情報領域に
情報を記録する前に、既に記録されている指標管理情報
と管理情報を読み出し、これらの管理情報と新たに記録
する情報から新たな指標管理情報と管理情報を作成し
て、指標管理情報領域と管理情報領域に記録することに
より、CD−ROMプレーヤで再生可能な情報の記録、
追加及び書換を高速に行うことのできる情報記録装置を
提供することを目的としている。
【0033】請求項13記載の発明は、記録・消去可能
領域全体に所定のダミーのデータを記録して、情報記録
媒体を初期化することにより、情報の記録時に、記録情
報領域の一部だけを記録しても、CD−ROMプレーヤ
で再生することのできる情報をより高速に記録すること
のできる情報記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0034】請求項14記載の発明は、目次領域とリー
ドアウト領域がピットにより再生専用に形成され、記録
情報領域は、その一部が再生専用に、残りの部分が記録
・消去可能に形成され、当該再生専用部分に、所定量の
情報が記録され、当該記録・消去可能部分に、プレギャ
ップ、指標管理情報、管理情報及び情報が順次記録され
る情報記録媒体の記録・消去可能部分に情報を記録する
前に、記録情報領域の再生専用部分に記録されている情
報を検索するための第2の管理情報を検出して、当該検
出した第2の管理情報を記録・消去可能部分の管理情報
に複写記録し、当該複写記録した管理情報を元に指標管
理情報を記録するとともに、記録されていない記録・消
去可能部分に所定のダミーデータを記録し、記録情報領
域の記録・消去可能部分に情報を記録する際に、目次領
域を記録することなく、指標管理情報、管理情報及び情
報を記録することにより、情報の追記を行う前に再生専
用部分の情報をCD−ROMプレーヤで再生することが
できるとともに、情報を追記する際には、情報の一部だ
けを記録する場合にも、CD−ROMプレーヤで再生す
ることのできる情報を高速に記録することのできる情報
記録装置を提供することを目的としている。
【0035】請求項15記載の発明は、全体が記録・消
去可能に形成され、目次領域と記録情報領域とリードア
ウト領域とが順次形成される情報記録媒体の記録情報領
域に情報を記録する前に、予めプレギャップを作成し、
記録されていない記録情報領域に所定のダミーデータを
記録した後、当該記録情報領域の外側にリードアウト領
域を作成し、記録情報領域とリードアウト領域の時間情
報に従って目次領域を記録して、情報記録媒体を初期化
し、記録情報領域に情報を記録する際に、目次領域を記
録することなく、指標管理情報、管理情報及び情報を記
録することにより、情報の一部だけを記録する場合に
も、CD−ROMプレーヤで再生可能な情報を高速に記
録することのできる情報記録装置を提供することを目的
としている。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の情
報記録媒体は、目次領域と記録情報領域とリードアウト
領域とが順次形成される記録再生可能な情報記録媒体に
おいて、前記目次領域と前記リードアウト領域は、ピッ
トにより再生専用に形成され、前記記録情報領域は、記
録・消去可能に形成され、前記記録情報領域には、プレ
ギャップ、管理情報を指標する指標管理情報、前記記録
情報領域に記録される情報を検索するための前記管理情
報及び前記情報が順次記録されることにより、上記目的
を達成している。
【0037】ここで、CD−ROMは、再生専用ディス
クであり、CD−ROMでは、情報は、ISO9660
論理フォーマットに従ってその記録情報領域にプレギャ
ップ、指標管理情報及び管理情報と一緒に記録されてい
る。また、CD−Rは、案内溝が刻まれたディスクの表
面に記録材として色素が塗布され、これにCDライター
でレーザー光を照射して、ピットを形成するが、CD−
ROMと同じ構成になるように信号を記録(すなわち、
目次領域と記録情報領域とリードアウト領域を形成し、
記録情報領域にISO9660論理フォーマットに従っ
て情報を記録)すると、CD−ROMと同様に再生でき
る。ところが、CD−Rは、ディスク表面の色素に穴を
開けてピットを形成するので、1度だけ記録することが
でき、書き換え消去はできないが、セッション単位で、
情報を追加することができ、これもまたCD−ROMプ
レーヤで再生できる。また、CDーRでは、最終セッシ
ョンの管理情報に全ディスクの情報を記録するので、管
理情報の操作により、実際に消去・書き換えされるわけ
ではないが、再生された情報としては、消去・書き換え
も可能である。さらに、第1セッションは、CD−RO
Mと同じように複製してピットを形成することもでき、
再生専用領域と記録可能領域をもつハイブリッドディス
クと呼ばれる。
【0038】しかし、記録・消去可能な材料、例えば、
相変化材料により形成した情報記録媒体に、CD−RO
Mと同じ構成になるように信号を情報記録装置で記録す
ると、CD−ROMプレーヤでの再生が可能であり、ま
た、CD−Rのハイブリッドディスクと同様第1セッシ
ョンは、CD−ROMと同じように複製してピットを形
成することもでき、1枚の情報記録媒体に再生専用領域
と記録可能領域を実現することができる。
【0039】そこで、目次領域とリードアウト領域とを
予めピットで再生専用に形成しておき、記録情報領域を
記録・消去可能に形成して、予めダミーデータで埋めて
おき、追記書き換えするデータとそれを検索する論理フ
ォーマットデータ(管理情報及び指標管理情報)のみを
記録情報領域に記録すれば、再生可能な状態にすること
ができるので、追記、書き換えを短時間に実現すること
ができる。
【0040】上記構成によれば、目次領域とリードアウ
ト領域を予めピットにより再生専用に形成するととも
に、記録情報領域を記録・消去可能に形成し、情報の記
録、追加、書換時に記録情報領域のみを記録することに
より、CD−ROMプレーヤで再生することのできる情
報を短時間で記録することができる。
【0041】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記記録情報領域は、前記目次領域との境界部分
が再生専用に形成されているとともに、残りの部分が記
録・消去可能に形成され、当該再生専用に形成されてい
る部分に、前記プレギャップの一部が記録され、当該記
録・消去可能に形成されている部分に、前記プレギャッ
プの残りの部分が記録されるものであってもよい。
【0042】上記構成によれば、再生専用の目次領域と
記録・消去可能な記録情報領域との境界部分に、再生専
用のプレギャップと記録・消去可能なプレギャップを形
成しているので、再生専用領域と記録・消去可能領域を
頻繁にシークされる記録情報領域の先頭からずらること
ができ、情報の追記や書換による信号の乱れが発生した
場合にも、CD−ROMプレーヤにより安定して再生す
ることができる。
【0043】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記記録情報領域は、その一部が再生専用に形成さ
れているとともに、残りの部分が記録・消去可能に形成
され、前記再生専用に形成されている部分に、所定量の
前記情報が予め記録され、前記記録消去可能に形成され
ている部分に、前記プレギャップ、前記指標管理情報、
前記管理情報及び前記情報が記録されるものであっても
よい。
【0044】上記構成によれば、記録情報領域に再生専
用領域と記録・消去可能領域を形成しているので、1枚
の情報記録媒体中に情報が予め記録された再生専用領域
と記録・消去可能な記録可能領域を混在させることがで
き、情報記録媒体の利用性を向上させることができる。
【0045】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記記録情報領域は、その一部が再生専用に形成さ
れているとともに、残りの部分が記録・消去可能に形成
され、前記再生専用に形成されている部分に、前記プレ
ギャップの一部が形成されているとともに、所定量の前
記情報が記録され、前記記録・消去可能に形成されてい
る部分に、前記プレギャップの残りの部分が形成されて
いるとともに、前記指標管理情報、前記管理情報及び前
記情報が記録されるものであってもよい。
【0046】上記構成によれば、再生専用の目次領域と
記録・消去可能な記録情報領域との境界部分に、再生専
用のプレギャップと記録・消去可能なプレギャップを形
成するとともに、記録情報領域に再生専用領域と記録・
消去可能領域を形成しているので、CD−ROMプレー
ヤにより安定して再生することができるとともに、情報
記録媒体の利用性を向上させることができる。
【0047】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記記録情報領域は、その記録・消去可能に形成さ
れている部分全体が、前記情報の記録前に、予め所定の
ダミーデータが記録されていてもよい。
【0048】上記構成によれば、記録情報領域の記録・
消去可能な領域に予め所定のダミーデータが記録されて
いるので、記録時に記録情報領域全体を記録することな
く、必要な指標管理情報、管理情報及び情報のみを記録
するだけで記録・再生を行うことができ、CD−ROM
プレーヤで再生可能な情報の記録、追加及び書換を短時
間で行うことができる。
【0049】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記再生専用に形成されている記録情報領域は、当
該再生専用に形成された記録情報領域に記録された情報
と、当該情報を検索するための第2の管理情報と、から
なるものであってもよい。
【0050】上記構成によれば、記録情報領域の再生専
用領域に、情報と当該情報を検索するための第2の管理
情報が予め記録されているので、再生専用領域の管理情
報を他に記録することなく、追記を行うことができると
ともに、再生専用領域と記録・消去可能領域の双方をC
D−ROMプレーヤにより再生することができる。
【0051】また、例えば、請求項7に記載するよう
に、前記情報記録媒体は、前記再生専用に形成された記
録情報領域にピットとして形成された情報と、当該情報
を検索するための第2の管理情報と、前記リードアウト
領域とが連続して領域形成されていてもよい。
【0052】上記構成によれば、記録情報領域の再生専
用領域に、情報、当該情報を検索するための第2の管理
情報及びリードアウト領域が連続して領域形成されてい
るので、情報記録媒体の初期化時に再生専用領域の管理
情報の位置を簡単に検出して、高速に初期化を行うこと
ができるとともに、追記時に該管理情報を誤って重ね書
きすることを防止することができる。
【0053】請求項8記載の発明の情報記録装置は、目
次領域と記録情報領域とリードアウト領域とが順次形成
され、前記目次領域と前記リードアウト領域がピットに
より再生専用に形成され、前記記録情報領域が記録・消
去可能に形成された情報記録媒体に、情報を記録する情
報記録装置であって、前記記録情報領域に前記情報を記
録する際に、前記目次領域を記録することなく、前記記
録情報領域に、プレギャップ、管理情報を指標する指標
管理情報及び記録される前記情報を検索するための前記
管理情報及び前記情報を順次記録することにより、上記
目的を達成している。
【0054】上記構成によれば、目次領域とリードアウ
ト領域を予めピットにより再生専用に形成されていると
ともに、記録情報領域を記録・消去可能に形成された情
報記録媒体に、情報を記録する際に、目次領域を記録す
ることなく、記録情報領域に管理情報を指標する指標管
理情報、情報を検索するための管理情報及び情報を記録
するので、CD−ROMプレーヤで再生可能な情報の記
録を短時間で行うことができる。
【0055】この場合、例えば、請求項9に記載するよ
うに、前記記録情報領域に前記指標管理情報と前記管理
情報を記録する際に、前記プレギャップから前記指標管
理情報及び前記管理情報までを順次連続して記録するも
のであってもよい。
【0056】上記構成によれば、記録情報領域に指標管
理情報と管理情報を記録する際に、プレギャップから管
理情報までを順次連続して記録しているので、CD−R
OMプレーヤにより安定して再生することのできる情報
を記録することができる。
【0057】また、例えば、請求項10に記載するよう
に、前記記録情報領域に前記指標管理情報、前記管理情
報及び前記情報を記録する際に、前記管理情報を記録し
た領域と次の前記情報との間に記録再生されない領域を
設けて記録することにより、上記目的を達成している。
【0058】上記構成によれば、記録情報領域に指標管
理情報、管理情報及び情報を記録する際に、管理情報を
記録した領域と次の情報との間に記録再生されない領域
を設けているので、予め記録されている情報に情報が重
ね書きされることを防止することができ、CD−ROM
プレーヤにより安定した再生を行うことができるととも
に、情報を適切に記録することができる。
【0059】さらに、例えば、請求項11に記載するよ
うに、前記記録情報領域に前記情報を記録する際に、前
記情報の前に任意のデータを付加して記録することによ
り、上記目的を達成している。
【0060】上記構成によれば、記録情報領域に情報を
記録する際に、情報の前に任意のデータを付加して記録
するので、再生時に、再生信号が安定した後に情報を再
生することができるとともに、CD−ROMプレーヤに
より安定して再生することのできる情報を記録すること
ができる。
【0061】また、例えば、請求項12に記載するよう
に、前記記録情報領域に前記情報を記録する前に、前記
情報記録媒体に既に記録されている前記指標管理情報と
前記管理情報を読み出し、当該読み出した前記指標管理
情報と前記管理情報及び新たに記録する情報から新たに
記録する指標管理情報と管理情報を作成し、当該作成し
た前記指標管理情報と前記管理情報を前記指標管理情報
領域と前記管理情報領域に記録するものであってもよ
い。
【0062】上記構成によれば、記録情報領域に情報を
記録する前に、既に記録されている指標管理情報と管理
情報を読み出し、これらの管理情報と新たに記録する情
報から新たに記録する指標管理情報と管理情報を作成し
て、指標管理情報領域と管理情報領域に記録するので、
CD−ROMプレーヤで再生可能な情報の記録、追加及
び書換を高速に行うことができる。
【0063】さらに、例えば、請求項13に記載するよ
うに、前記記録・消去可能領域全体に所定のダミーデー
タを記録して、前記情報記録媒体を初期化するものであ
ってもよい。
【0064】上記構成によれば、記録・消去可能領域全
体に所定のダミーのデータを記録して、情報記録媒体を
初期化しているので、情報の記録時に、記録情報領域の
一部だけを記録することにより、CD−ROMプレーヤ
で再生することのできる情報をより高速に記録すること
ができる。
【0065】請求項14記載の発明の情報記録装置は、
目次領域と記録情報領域とリードアウト領域とが順次形
成され、前記目次領域と前記リードアウト領域がピット
により再生専用に形成され、前記記録情報領域は、その
一部がピットにより再生専用に、残りの部分が記録・消
去可能に形成され、当該記録情報領域の再生専用に形成
されている部分に、所定量の情報が予め記録された情報
記録媒体の前記記録・消去可能に形成されている部分
に、情報を記録する情報記録装置であって、前記記録情
報領域の前記記録・消去可能に形成されている部分に前
記情報を記録する前に、前記記録情報領域の前記再生専
用に形成されている部分に記録されている前記情報を検
索するための第2の管理情報を検出して、当該検出した
第2の管理情報を前記記録・消去可能に形成されている
部分の前記管理情報に複写記録し、当該複写記録した管
理情報を元に前記指標管理情報を記録するとともに、前
記記録・消去可能に形成されている部分の記録されてい
ない部分に所定のダミーデータを記録し、前記記録情報
領域の前記記録・消去可能に形成されている部分に前記
情報を記録する際に、前記目次領域を記録することな
く、プレギャップ、管理情報を指標する指標管理情報、
記録される前記情報を検索するための前記管理情報及び
前記情報を順次記録することにより、上記目的を達成し
ている。
【0066】上記構成によれば、情報の追記を行う前に
再生専用部分の情報をCD−ROMプレーヤで再生する
ことができるとともに、情報を追記する際には、情報の
一部だけを記録する場合にも、CD−ROMプレーヤで
再生することのできる情報を高速に記録することができ
る。
【0067】請求項15の発明の情報記録装置は、全体
が記録・消去可能に形成され、目次領域と記録情報領域
とリードアウト領域とが順次形成される情報記録媒体
に、前記情報を記録する情報記録装置であって、前記記
録情報領域に前記情報を記録する前に、予めプレギャッ
プを作成し、記録されていない前記記録情報領域に所定
のダミーデータを記録した後、当該記録情報領域の外側
に前記リードアウト領域を作成し、前記記録情報領域と
前記リードアウト領域の時間情報に従って前記目次領域
を記録することにより、前記情報記録媒体を初期化し、
前記記録情報領域に前記情報を記録する際に、前記目次
領域を記録することなく、プレギャップ、管理情報を指
標する指標管理情報、記録される前記情報を検索するた
めの前記管理情報及び前記情報を順次記録することによ
り、上記目的を達成している。
【0068】上記構成によれば、情報の一部だけを記録
する場合にも、CD−ROMプレーヤで再生することの
できる情報を高速に記録することができる。
【0069】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0070】図1〜図5は、本発明の情報記録媒体及び
情報記録装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0071】図1は、本実施の形態の情報記録媒体1の
側面部分断面図であり、図1において、情報記録媒体1
は、記録・消去可能な材料、例えば、相変化材料により
ディスク状に形成されているが、その目次領域(リード
イン領域)RAとリードアウト領域OAとが、予めピッ
トにより再生専用領域として形成され、その記録情報領
域2が相変化材料によりリライタブル(書き換え可能)
な記録可能領域に形成されている。なお、図1中、3
は、ディスク基板である。
【0072】目次領域RAは、情報記録媒体1の最内周
部に形成されており、リードアウト領域OAは、情報記
録媒体1の最外周部に形成されている。そして、この目
次領域RAとリードアウト領域OAの間に記録情報領域
2が形成されている。目次領域RAには、図4に示すよ
うに、記録情報領域2のスタート時間ST1、リードア
ウト領域OAのスタート時間ST2及び各トラックのス
タート時間TST(図示略)等がTOC(Table of con
tents )としてピットにより記録されている。すなわ
ち、CD−ROMの場合は、殆どの場合が1トラックか
ら構成されるので、情報記録媒体1では、各トラックの
スタート時間TSTは、記録情報領域2のスタート時間
ST1に等しくなるように記録される。
【0073】記録情報領域2は、上述のように、相変化
材料により、例えば、記録材の結晶化とアモルファス化
の反射率差を利用して、記録・消去可能に形成されてお
り、後述するように、記録情報領域2に情報が記録され
る前に、予め初期化される。
【0074】すなわち、図2に示すように、記録情報領
域2にプレギャップPGを形成し、それ以降の記録情報
領域2も、データの全てがゼロの情報にエラー訂正コー
ド・アドレス情報を付加した情報(ダミー情報)を記録
する。このダミー情報(ダミーデータ)は、スクランブ
ルしてCD−ROMフォーマットに変換し、CDコード
にエンコードした信号として記録される。以上により、
情報記録媒体1の初期化が完了する。
【0075】上記情報記録媒体1は、図3に示す情報記
録装置10により記録、再生され、上記情報記録媒体1
の初期化をこの情報記録装置10により、あるいは、専
用の初期化装置により行う。
【0076】情報記録装置10は、図3に示すように、
MPU(Micro Processing Unit )11、CD−ROM
エンコーダ12、記録アンプ13、LDドライバ14、
ピックアップ(PU)15、モータ16、再生アンプ1
7、CD−ROMデコーダ18、サーボ回路19、AT
IPデコーダ20及びターンテーブル21等を備えてお
り、情報記録媒体1に情報を記録するとともに、情報記
録媒体1の情報を再生する。
【0077】情報記録装置10は、ホスト装置、例え
ば、パーソナルコンピュータ等のホストコントローラ2
1に接続され、MPU11がホストコントローラ21と
信号の交換を行って、ホストコントローラ21からの情
報を情報記録媒体1に記録するとともに、再生した情報
をホストコントローラ21に出力する。
【0078】CD−ROMエンコーダ12は、MPU1
1の制御下で動作して、ホストコントローラ21から入
力される情報をCD−ROMフォーマットに変換し、C
Dコードにエンコードして記録アンプ13に出力する。
【0079】記録アンプ13は、MPU11の制御下で
動作して、CD−ROMエンコーダ12の出力を増幅し
て、LDドライバ14に出力し、LDドライバ14は、
記録アンプ13の出力に基づいてピックアップ15のレ
ーザー出力を制御する。ピックアップ15は、記録機能
と再生機能を備えており、LDドライバ14の制御下で
記録用のレーザーをターンテーブル21上にセットされ
た情報記録媒体1に照射して、ホストコントローラ21
から入力された情報に対応した情報(CD−ROMフォ
ーマットに変換され、CDコードにエンコードされた情
報)を情報記録媒体1に記録する。また、ピックアップ
15は、再生時、再生用のレーザーを情報記録媒体1に
照射して、情報記録媒体1の反射光を受光して再生信号
を取得し、取得した再生信号を再生アンプ17に出力す
る。
【0080】モータ16は、サーボ回路19からの制御
下で、ターンテーブル21を回転駆動する。
【0081】再生アンプ17は、ピックアップ15から
の再生信号を増幅して、CD−ROMデコーダ18、サ
ーボ回路19及びATIPデコーダ20に出力する。
【0082】CD−ROMデコーダ18は、MPU11
の制御下で動作して、再生アンプ17から入力される再
生信号を再生データにデコードし、ホストコントローラ
21に出力する。
【0083】サーボ回路19は、MPU11の制御下で
動作し、ピックアップ15のフォーカス制御及びトラッ
キング制御を行うとともに、モータ16に制御信号を出
力して、ターンテーブル21の回転を制御する。
【0084】ATIPデコーダ20は、MPU11の制
御下で動作して、再生アンプ17からの再生信号に基づ
いて情報記録媒体1の絶対時間情報を再生し、再生した
絶対時間情報をMPU11に出力する。
【0085】次に、動作を説明すると、情報記録媒体1
が目次領域RAとリードアウト領域OAがピットにより
再生専用として予め形成され、目次領域RAとリードア
ウト領域OAの間の記録情報領域2が記録・消去可能に
形成されているとともに、予めダミーデータを書き込む
ことにより初期化されており、この情報記録媒体1を情
報記録装置10により記録、再生するが、記録時、目次
領域RAを記録することなく、記録情報領域2のみの記
録を行う。
【0086】すなわち、情報記録媒体1は、図1に示し
たように、その最内周部に目次領域RAがピットにより
再生専用に形成され、その最外周部にリードアウト領域
OAがピットにより再生専用に形成されている。この目
次領域RAとリードアウト領域OAの間に記録情報領域
2が相変化材料により記録・消去可能に形成されてお
り、目次領域RAには、図4に示すように、予め記録情
報領域2のスタート時間ST1、リードアウト領域OA
のスタート時間ST2及び各トラックのスタート時間T
ST等がTOC(Table of contents )として記録され
ている。
【0087】したがって、情報Iの記録時、記録情報領
域2のみの記録を行うだけで、記録後の情報記録媒体1
を情報記録装置10、すなわち、CD−ROMプレーヤ
により再生することができ、情報Iの記録を短時間で行
うことができるとともに、追記後が1つのセッションと
なるので、高速で再生することができる。
【0088】そして、情報記録媒体1は、予めダミーデ
ータ(データの全てがゼロの情報にエラー訂正コード・
アドレス情報を付加した情報)を記録することにより初
期化されているので、記録時、記録情報領域2に、管理
情報CIを指標する指標管理情報SI、情報Iを検索す
るための管理情報CI及び情報Iを記録するだけで、C
D−ROMプレーヤにより再生することができ、情報I
の記録、追記及び再生をより一層短時間で行うことがで
きる。
【0089】次に、情報記録装置10による情報Iの記
録動作について、図4及び図5に基づいて説明する。
【0090】情報記録媒体1に情報Iを記録する場合、
情報記録装置10は、図5に示すように、まず、ターン
テーブル21にセットされた情報記録媒体1が初期化さ
れているかチェックし(ステップS1)、初期化されて
いないときには、記録情報領域2に上記ダミーデータを
記録して、情報記録媒体1を初期化する(ステップS
2)。
【0091】ステップS1で情報記録媒体1が初期化さ
れているとき、あるいは、ステップS2で、初期化が完
了すると、情報記録装置10は、目次領域RAに予め記
録情報領域2のスタート時間ST1、リードアウト領域
OAのスタート時間ST2及び各トラックのスタート時
間TST等がTOC(Table of contents )として記録
されているので、情報記録媒体1のプレギャップPGの
直後にある指標管理情報領域SIAの指標管理情報SI
を読み取って、指標管理情報SIから管理情報CIの位
置を取得し(ステップS3)、管理情報領域CIAの管
理情報CIを読み取る(ステップS4)。
【0092】情報記録装置10は、この記録前の情報記
録媒体1の管理情報CIと新たに記録する情報Iの情報
量から新たな管理情報CIを作成し(ステップS5)、
さらに指標管理情報SIを作成して、情報記録媒体1の
管理情報領域CIAと指標管理情報領域SIAに管理情
報CI及び指標管理情報SIを記録する(ステップS
7)。すなわち、記録時に、図4に示すように、ファイ
ルfile1、file2、file3、・・・の記録位置情報SA
1、SA2、SA3、・・・等により管理情報CIを作
成し、この管理情報CIに基づいて指標管理情報SIを
作成する。そして、プレギャップPGから管理情報領域
CIAまでを連続して記録して、情報Iを記録し、さら
に、情報Iの入っていない記録情報領域2にもアドレス
(時間)情報を記録する。さらに、目次領域RAとリー
ドアウト領域OAがすでに記録されているので、CD−
ROMプレーヤにより高速に再生することができる。
【0093】最後に、情報記録装置10は、新たな情報
Iを記録して、記録処理を終了する(ステップS8)。
【0094】このように、情報記録媒体1の目次領域R
Aには、予め記録情報領域2のスタート時間ST1、リ
ードアウト領域OAのスタート時間ST2及び各トラッ
クのスタート時間TST等がTOCとして記録されてい
るので、情報Iの記録時、記録情報領域2のみの記録を
行うだけで、情報Iの記録を短時間で行うことができ
る。そして、目次領域RAとリードアウト領域OAがす
でに記録されているので、通常のCD−ROMプレーヤ
により再生することができる。
【0095】また、上記記録時に、プレギャップPGか
ら指標管理情報領域SIAを経て管理情報領域CIAま
でを連続して記録すると、再生のときに信号の乱れを少
なくすることができる。
【0096】さらに、管理情報領域CIAは、追記、書
き換えにより、大量のディレクトリーを作成する場合を
考慮して、予め大きめに設定しておく。一般的には、最
初の情報Iのスタート時間STを、管理情報領域CIA
から数100セクター後、すなわち、管理情報領域CI
Aのサイズが数100セクターになるようにしておけ
ば、充分である。
【0097】すなわち、CD−ROMプレーヤで再生時
において、追記、書き換えにより信号が乱れた場合、安
定して再生できるまでに数セクターかかるので、各ファ
イルの前に10セクター程度付加して記録することによ
り、安定して情報Iを再生することができる。
【0098】そして、記録時には、上述のように、ファ
イルfile1、file2、file3、・・・の記録位置情報S
A1、SA2、SA3、・・・等により管理情報CIを
作成して、この管理情報CIに基づいて指標管理情報S
Iを作成し、プレギャップPGから管理情報領域CIA
までを連続して記録して、情報Iを記録する。また、情
報Iの入っていない記録情報領域2にもアドレス(時
間)情報を記録する。さらに、目次領域RAとリードア
ウト領域OAがすでに記録されているので、CD−RO
Mプレーヤにより高速に再生することができる。
【0099】また、情報Iの入っていない記録情報領域
2に情報Iを追加したり、すでに書かれている情報Iに
重ね書きする際に、それにしたがって管理情報CI、指
標管理情報SIを管理情報領域CIA及び指標管理情報
領域SIAに重ね書きすると、追記、書き換えを行うこ
とができる。
【0100】図6〜図8は、本発明の情報記録媒体及び
情報記録装置の第2の実施の形態を示す図であり、本実
施の形態は、第1の実施の形態の記録情報領域の一部を
ピットにより再生専用に形成したものである。なお、本
実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態と
同様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細な
説明を省略する。
【0101】図6において、情報記録媒体30は、目次
領域RAとリードアウト領域OAが、ピットにより再生
専用領域として形成されており、さらに、記録情報領域
31の大部分は、記録・消去可能に形成されているが、
その一部がピットにより再生専用領域として形成されて
いる。
【0102】この記録情報領域31の再生専用領域は、
再生専用の情報であるROM部RMと、ROM部RMの
情報Iだけを検索するための管理情報であるROM管理
情報RMIからなり、記録情報領域31の最外周に形成
されたリードアウト領域OAの内周側に外周側からRO
M管理情報RMI、ROM部RMの順に配置、形成され
ている。
【0103】情報記録媒体30は、情報Iを記録する前
に、上述のように、まず、情報記録媒体30の初期化を
行なう。
【0104】情報記録媒体30の初期化は、まず、図7
に示すように、ROM部RMのROM管理情報RMIを
読み出し、この読み出したROM管理情報RMIを記録
・消去可能領域の管理情報CIに写して、このROM管
理情報RMIを写した管理情報CIに基づいて指標管理
情報SIを作成する。次に、指標管理情報SI及び管理
情報CIにより、指標管理情報領域SIAと管理情報領
域CIAをプレギャップPGから連続して記録する。さ
らに、残りの記録情報領域31に、第1の実施の形態と
同様に、データの全てがゼロの情報をCD−ROMフォ
ーマットに変換し、さらにCDエンコードされた信号を
記録することにより、初期化を完了する。
【0105】次に、情報記録媒体30に情報記録装置1
0を用いて情報Iを記録する場合について、図7〜図9
に基づいて説明する。
【0106】情報記録媒体30に情報Iを記録する場
合、情報記録装置10は、図8に示すように、まず、タ
ーンテーブル21にセットされた情報記録媒体30が初
期化されているかチェックし(ステップP1)、初期化
されていないときには、記録情報領域31に再生専用領
域であるROM領域(ROM部RM及びROM管理情報
RMI)があるかどうかチェックする(ステップP
2)。ROM領域があるときには、上述のように、情報
記録装置10は、ROM管理情報RMIを読み出し(ス
テップP3)、読み出したROM管理情報RMIのデー
タより管理情報CIを作成するとともに、指標管理情報
SIを作成する(ステップP4P、P5)。次に、情報
記録装置10は、プレギャップPG、指標管理情報SI
及び管理情報CIを順次連続して記録し(ステップP
6)、記録情報領域31の記録可能領域に上記ダミーデ
ータを記録して、情報記録媒体30を初期化する(ステ
ップP7)。
【0107】ステップP2で、ROM領域がないときに
は、情報記録装置10は、ステップP7に移行して、上
記同様に、ダミーデータを記録して、情報記録媒体30
を初期化し(ステップP7)、ステップP1で、情報記
録媒体30が初期化されているときには、図7に示した
ように、指標管理情報領域SIAには予め記録情報領域
31の記録可能領域のスタート時間ST1、リードアウ
ト領域OAのスタート時間ST2及び各トラックのスタ
ート時間TST等がTOC(Table of contents )とし
て記録されているとともに、ROM領域があるときに
は、上述のように、ROM領域のROM部RMの情報I
を検索するための時間情報ST11、ST12が記録さ
れているので、情報記録媒体30のプレギャップPGの
直後にある指標管理情報領域SIAの指標管理情報SI
を読み取って、指標管理情報SIから管理情報CIの位
置を取得し(ステップP8)、管理情報領域CIAの管
理情報CIを読み取る(ステップP9)。
【0108】情報記録装置10は、この記録前の情報記
録媒体30の管理情報CIと新たに記録する情報Iの情
報量から、図9に示すように、新たな情報Iであるファ
イルfile1、file2、file3、・・・の記録位置情報S
A1、SA2、SA3、・・・等により新たな管理情報
CIを作成し(ステップP10)、さらに指標管理情報
SIを作成して、プレギャップPGを記録した後、情報
記録媒体30の管理情報領域CIAと指標管理情報領域
SIAに管理情報CI及び指標管理情報SIを記録する
(ステップP12)。したがって、新たな管理情報CI
には、図9に示すように、ROM部の情報Iを検索する
ための時間情報ST11、ST12とともに、新たな情
報Iであるファイルfile1、file2、file3、・・・の
記録位置情報SA1、SA2、SA3、・・・(時間情
報)が記録されている。
【0109】最後に、情報記録装置10は、新たな情報
Iを記録して、記録処理を終了する(ステップP1
3)。
【0110】このように、記録情報領域31にROM部
(再生専用領域)があるときには、初期化に先立って、
まず、ROM管理情報RMIを読み出して、読み出した
ROM管理情報RMIのデータより管理情報CIと指標
管理情報SIを作成し、指標管理情報SIと管理情報C
Iを記録して、ROM部RMの情報Iを検索するための
時間情報ST11、ST12が記録されているととも
に、情報Iの記録時、新たに記録される情報I(追記さ
れた情報I)を検索するための記録位置情報SA1、S
A2、SA3、・・・の両方が記録されるので、1枚の
情報記録媒体30に、CD−ROMプレーヤで再生する
ことのできる再生専用領域と記録可能領域を形成するこ
とができるとともに、高速で記録処理を行うことができ
る。したがって、例えば、情報記録媒体30の再生専用
領域にパーソナルコンピュータのシステムプログラムを
記録し、記録可能領域を利用して、情報記録装置10に
よりカストマイズすることができ、情報記録媒体30の
利用性を向上させることができる。
【0111】図10〜図12は、本発明の第3の実施の
形態を示す図であり、本実施の形態は、情報記録媒体全
体を記録可能領域として形成したものである。
【0112】情報記録媒体40は、図10に示すよう
に、最内周に目次領域RA2が記録され、最外周にリー
ドアウト領域OA2が記録される。この目次領域RA2
とリードアウト領域OA2の間に記録情報領域41が記
録され、目次領域RA2には、記録情報領域41のスタ
ート時間ST1、リードアウト領域OA2のスタート時
間ST2、各トラックのスタート時間等がTOCとして
記録される。
【0113】記録情報領域41は、プレギャップPGが
形成され、それ以降の記録情報領域に、所定のダミーデ
ータ、例えば、全てのデータがゼロの情報をCD−RO
Mフォーマットに変換して、さらに、CDエンコードさ
れた信号を記録することにより、フォーマットされる。
【0114】次に、情報記録装置10により情報記録媒
体40に情報Iを記録する場合について、図11及び図
12に基づいて説明する。
【0115】情報記録装置10は、図11に示すよう
に、まず、ターンテーブル21にセットされた情報記録
媒体40が初期化されているかチェックし(ステップQ
1)、初期化されていないときには、上述のように、目
次領域RA2の記録、プレギャップPGの記録及び記録
情報領域41へのダミーデータの記録を順次行って、最
後に、リードアウト領域OA2を記録することにより、
初期化する(ステップQ2〜Q5)。
【0116】上記初期化を完了するか、ステップQ1
で、情報記録媒体40が既に初期化されていると、ステ
ップQ6に移行して、上記第1の実施の形態と同様に、
指標管理情報SI及び管理情報CIを読み込んで、これ
らの指標管理情報SI及び管理情報CIと新たに記憶す
る情報量と管理情報CIから新しい管理情報CIを作成
し(ステップQ6〜Q8)、また、新しい指標管理情報
SIを作成する(ステップQ9)。
【0117】そして、図12に示すように、プレギャッ
プPG、上記指標管理情報SI及び管理情報CIを指標
管理情報領域SIA及び管理情報領域CIAに記録し
(ステップQ10)、次に、情報Iを記録して、記録処
理を終了する(ステップQ11)。
【0118】このように、本実施の形態によれば、前記
初期化により、記録可能領域に目次領域RA2、リード
アウト領域OA2及びプレギャップPGを記録し、それ
以外の記録情報領域41にダミーデータを記録して、予
め時間情報やアドレス情報を記録するので、情報Iを追
記する際には、記録する情報Iとそれを検索するための
情報(管理情報CIと指標管理情報SI)だけを記録す
るだけで、CD−ROMプレーヤで再生可能な情報Iの
追記、書き換えを短時間で行うことができる。
【0119】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0120】例えば、上記第1の実施の形態において
は、目次領域RAと目次領域RAの外周側の記録可能領
域に連続して記録情報領域2を形成して、プレギャップ
PGを記録しているが、これに限るものではなく、例え
ば、図13に示すように、情報記録媒体50の最内周に
形成された目次領域RAに続いて再生専用領域にプレギ
ャップPGの一部を形成し、この目次領域RAとプレギ
ャップPGの一部の形成された再生専用領域の外周に形
成された記憶・消去可能領域である記録情報領域51の
最内周にプレギャップPGの一部を形成してもよい。す
なわち、目次領域RAの形成された再生専用領域と記録
情報領域2の形成された記録可能領域の接合部にまたが
るようにプレギャップPGを形成している。このように
すると、再生専用領域と記録可能領域の接合部を、頻繁
にシークされる記録情報領域2のスタート位置からはず
すことができ、シーク時の安定性を向上させることがで
きる。
【0121】また、上記第2の実施の形態においても、
図14に示すように、情報記録媒体60の最内周にピッ
トにより形成された再生専用領域に、目次領域RAと目
次領域RAに続いてプレギャップPGの一部を形成し、
この再生専用領域の外周に形成された記録・消去可能領
域である記録情報領域61の最内周にプレギャップPG
の残りの部分を形成してもよい。
【0122】したがって、この場合にも、再生時、ピッ
トで再生専用領域として形成される目次領域RAと記録
可能領域の接合部を、頻繁にシークされる記録情報領域
31のスタート位置となることをさけて、プレギャップ
PGのシーク時に不安定になることを防止することがで
きる。その結果、CD−ROMプレーヤによる再生時の
安定性を向上させることができる。
【0123】さらに、上記各実施の形態においては、管
理情報CIと記録情報領域2、31、41に情報Iを記
録する際に、管理情報CIを記憶した管理情報領域CI
Aと次の情報Iとを連続して記録しているが、管理情報
領域CIAと次の情報Iとの間に、記録再生されない領
域を設けて記録するようにしてもよい。このようにする
と、記録時、予め記録されている情報Iに重ね書きされ
ることを防止することができ、情報Iを適切に記録する
ことができるとともに、安定して再生することができ
る。
【0124】また、上記各実施の形態においては、情報
Iを記録する際、管理情報領域CIAに引き続いて直接
情報Iを記録しているが、情報Iの先頭に所定の任意の
データを付加して記録してもよい。このようにすると、
CD−ROMプレーヤにより安定して再生することがで
きる。
【0125】
【発明の効果】請求項1記載の発明の情報記録媒体によ
れば、目次領域とリードアウト領域を予めピットにより
再生専用に形成するとともに、記録情報領域を記録・消
去可能に形成し、情報の記録、追加、書換時に記録情報
領域のみを記録することにより、CD−ROMプレーヤ
で再生することのできる情報を短時間で記録することが
できる。
【0126】請求項2記載の発明の情報記録媒体によれ
ば、再生専用の目次領域と記録・消去可能な記録情報領
域との境界部分に、再生専用のプレギャップと記録・消
去可能なプレギャップを形成しているので、再生専用領
域と記録・消去可能領域を頻繁にシークされる記録情報
領域の先頭からずらることができ、情報の追記や書換に
よる信号の乱れが発生した場合にも、CD−ROMプレ
ーヤにより安定して再生することができる。
【0127】請求項3記載の発明の情報記録媒体によれ
ば、記録情報領域に再生専用領域と記録・消去可能領域
を形成しているので、1枚の情報記録媒体中に情報が予
め記録された再生専用領域と記録・消去可能な記録可能
領域を混在させることができ、情報記録媒体の利用性を
向上させることができる。
【0128】請求項4記載の発明の情報記録媒体によれ
ば、再生専用の目次領域と記録・消去可能な記録情報領
域との境界部分に、再生専用のプレギャップと記録・消
去可能なプレギャップを形成するとともに、記録情報領
域に再生専用領域と記録・消去可能領域を形成している
ので、CD−ROMプレーヤにより安定して再生するこ
とができるとともに、情報記録媒体の利用性を向上させ
ることができる。
【0129】請求項5記載の発明の情報記録媒体によれ
ば、記録情報領域の記録・消去可能な領域に予め所定の
ダミーデータが記録されているので、記録時に記録情報
領域全体を記録することなく、必要な指標管理情報、管
理情報及び情報のみを記録するだけで記録・再生を行う
ことができ、CD−ROMプレーヤで再生可能な情報の
記録、追加及び書換を短時間で行うことができる。
【0130】請求項6記載の発明の情報記録媒体によれ
ば、記録情報領域の再生専用領域に、情報と当該情報を
検索するための第2の管理情報が予め記録されているの
で、再生専用領域の管理情報を他に記録することなく、
追記を行うことができるとともに、再生専用領域と記録
・消去可能領域の双方をCD−ROMプレーヤにより再
生することができる。
【0131】請求項7記載の発明の情報記録媒体によれ
ば、記録情報領域の再生専用領域に、情報、当該情報を
検索するための第2の管理情報及びリードアウト領域が
連続して領域形成されているので、情報記録媒体の初期
化時に再生専用領域の管理情報の位置を簡単に検出し
て、高速に初期化を行うことができるとともに、追記時
に該管理情報を誤って重ね書きすることを防止すること
ができる。
【0132】請求項8記載の発明の情報記録装置によれ
ば、目次領域とリードアウト領域を予めピットにより再
生専用に形成されているとともに、記録情報領域を記録
・消去可能に形成された情報記録媒体に、情報を記録す
る際に、目次領域を記録することなく、記録情報領域に
管理情報を指標する指標管理情報、情報を検索するため
の管理情報及び情報を記録するので、CD−ROMプレ
ーヤで再生可能な情報の記録を短時間で行うことができ
る。
【0133】請求項9記載の発明の情報記録装置によれ
ば、記録情報領域に指標管理情報と管理情報を記録する
際に、プレギャップから管理情報までを順次連続して記
録しているので、CD−ROMプレーヤにより安定して
再生することのできる情報を記録することができる。
【0134】請求項10記載の発明の情報記録装置によ
れば、記録情報領域に指標管理情報、管理情報及び情報
を記録する際に、管理情報を記録した領域と次の情報と
の間に記録再生されない領域を設けているので、予め記
録されている情報に情報が重ね書きされることを防止す
ることができ、CD−ROMプレーヤにより安定した再
生を行うことができるとともに、情報を適切に記録する
ことができる。
【0135】請求項11記載の発明の情報記録装置によ
れば、記録情報領域に情報を記録する際に、情報の前に
任意のデータを付加して記録するので、再生時に、再生
信号が安定した後に情報を再生することができるととも
に、CD−ROMプレーヤにより安定して再生すること
のできる情報を記録することができる。
【0136】請求項12記載の発明の情報記録装置によ
れば、記録情報領域に情報を記録する前に、既に記録さ
れている指標管理情報と管理情報を読み出し、これらの
管理情報と新たに記録する情報から新たに記録する指標
管理情報と管理情報を作成して、指標管理情報領域と管
理情報領域に記録するので、CD−ROMプレーヤで再
生可能な情報の記録、追加及び書換を高速に行うことが
できる。
【0137】請求項13記載の発明の情報記録装置によ
れば、記録・消去可能領域全体に所定のダミーのデータ
を記録して、情報記録媒体を初期化しているので、情報
の記録時に、記録情報領域の一部だけを記録することに
より、CD−ROMプレーヤで再生することのできる情
報をより高速に記録することができる。
【0138】請求項14記載の発明の情報記録装置によ
れば、情報の追記を行う前に再生専用部分の情報をCD
−ROMプレーヤで再生することができるとともに、情
報を追記する際には、情報の一部だけを記録する場合に
も、CD−ROMプレーヤで再生することのできる情報
を高速に記録することができる。
【0139】請求項15の発明の情報記録装置によれ
ば、情報の一部だけを記録する場合にも、CD−ROM
プレーヤで再生することのできる情報を高速に記録する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体及び情報記録装置の第1
の実施の形態を適用した情報記録媒体の側面部分断面
図。
【図2】図1の情報記録媒体を初期化した状態の側面部
分断面図。
【図3】本発明の情報記録媒体及び情報記録装置の第1
の実施の形態を適用した情報記録装置のブロック構成
図。
【図4】図3の情報記録装置により図1の情報記録媒体
に情報を記録する記録処理を示すフローチャート。
【図5】図1の情報記録媒体に情報を記録した状態を示
す側面部分断面図。
【図6】本発明の情報記録媒体及び情報記録装置の第2
の実施の形態を適用した情報記録媒体の側面部分断面
図。
【図7】図6の情報記録媒体を初期化した状態の側面部
分断面図。
【図8】図3の情報記録装置により図6の情報記録媒体
に情報を記録する記録処理を示すフローチャート。
【図9】図6の情報記録媒体に情報を記録した状態を示
す側面部分断面図。
【図10】本発明の情報記録媒体及び情報記録装置の第
3の実施の形態を適用した情報記録媒体の側面部分断面
図。
【図11】図3の情報記録装置により図10の情報記録
媒体に情報を記録する記録処理を示すフローチャート。
【図12】図10の情報記録媒体に情報を記録した状態
を示す側面部分断面図。
【図13】図1の再生専用領域と記録可能領域にまたが
るようにプレギャップを形成した情報記録媒体の一例を
示す情報記録媒体の側面部分断面図。
【図14】図6の再生専用領域と記録可能領域にまたが
るようにプレギャップを形成した情報記録媒体の一例を
示す情報記録媒体の側面部分断面図。
【図15】従来のCD−ROMの側面部分断面図。
【図16】従来のCD−Rの側面部分断面図。
【図17】従来の第1セッションを再生専用にビットで
形成した例のCD−Rの側面部分断面図。
【符号の説明】
1、30、40、50、60 情報記録媒体 2、31、41、51、61 記録情報領域 3 基板 RA 目次領域 OA リードアウト領域 PG プレギャップ CI 管理情報 CIA 管理情報領域 I 情報 SIA 指標管理情報領域 SI 指標管理情報 ST1、ST2 スタート時間 TST スタート時間 SA1、SA2、SA3 記録位置情報 RM ROM部 RMI ROM管理情報 ST11、ST12 時間情報 10 情報記録装置 11 MPU 12 CD−ROMエンコーダ 13 記録アンプ 14 LDドライバ 15 ピックアップ(PU) 16 モータ 17 再生アンプ 18 CD−ROMデコーダ 19 サーボ回路 20 ATIPデコーダ 21 ターンテーブル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目次領域と記録情報領域とリードアウト領
    域とが順次形成される記録再生可能な情報記録媒体にお
    いて、前記目次領域と前記リードアウト領域は、ピット
    により再生専用に形成され、前記記録情報領域は、記録
    ・消去可能に形成され、前記記録情報領域には、プレギ
    ャップ、管理情報を指標する指標管理情報、前記記録情
    報領域に記録される情報を検索するための前記管理情報
    及び前記情報が順次記録されることを特徴とする情報記
    録媒体。
  2. 【請求項2】前記記録情報領域は、前記目次領域との境
    界部分が再生専用に形成されているとともに、残りの部
    分が記録・消去可能に形成され、当該再生専用に形成さ
    れている部分に、前記プレギャップの一部が記録され、
    当該記録・消去可能に形成されている部分に、前記プレ
    ギャップの残りの部分が記録されていることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】前記記録情報領域は、その一部が再生専用
    に形成されているとともに、残りの部分が記録・消去可
    能に形成され、前記再生専用に形成されている部分に、
    所定量の前記情報が予め記録され、前記記録消去可能に
    形成されている部分に、前記プレギャップ、前記指標管
    理情報、前記管理情報及び前記情報が記録されることを
    特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】前記記録情報領域は、その一部が再生専用
    に形成されているとともに、残りの部分が記録・消去可
    能に形成され、前記再生専用に形成されている部分に、
    前記プレギャップの一部が形成されているとともに、所
    定量の前記情報が記録され、前記記録・消去可能に形成
    されている部分に、前記プレギャップの残りの部分が形
    成されているとともに、前記指標管理情報、前記管理情
    報及び前記情報が記録されることを特徴とする請求項1
    記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】前記記録情報領域は、その記録・消去可能
    に形成されている部分全体が、前記情報の記録前に、予
    め所定のダミーデータが記録されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報記録媒
    体。
  6. 【請求項6】前記再生専用に形成されている記録情報領
    域は、当該再生専用に形成された記録情報領域に記録さ
    れた情報と、当該情報を検索するための第2の管理情報
    と、からなることを特徴とする請求項3から請求項5の
    いずれかに記載の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】前記情報記録媒体は、前記再生専用に形成
    された記録情報領域にピットとして形成された情報と、
    当該情報を検索するための第2の管理情報と、前記リー
    ドアウト領域とが連続して領域形成されていることを特
    徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の情報
    記録媒体。
  8. 【請求項8】目次領域と記録情報領域とリードアウト領
    域とが順次形成され、前記目次領域と前記リードアウト
    領域がピットにより再生専用に形成され、前記記録情報
    領域が記録・消去可能に形成された情報記録媒体に、情
    報を記録する情報記録装置であって、前記記録情報領域
    に前記情報を記録する際に、前記目次領域を記録するこ
    となく、前記記録情報領域に、プレギャップ、管理情報
    を指標する指標管理情報及び記録される前記情報を検索
    するための前記管理情報及び前記情報を順次記録するこ
    とを特徴とする情報記録装置。
  9. 【請求項9】前記記録情報領域に前記指標管理情報と前
    記管理情報を記録する際に、前記プレギャップから前記
    指標管理情報及び前記管理情報までを順次連続して記録
    することを特徴とする請求項8記載の情報記録装置。
  10. 【請求項10】前記記録情報領域に前記指標管理情報、
    前記管理情報及び前記情報を記録する際に、前記管理情
    報を記録した領域と次の前記情報との間に記録再生され
    ない領域を設けて記録することを特徴とする請求項8ま
    たは請求項9記載の情報記録装置。
  11. 【請求項11】前記記録情報領域に前記情報を記録する
    際に、前記情報の前に任意のデータを付加して記録する
    ことを特徴とする請求項8または請求項9記載の情報記
    録装置。
  12. 【請求項12】前記記録情報領域に前記情報を記録する
    前に、前記情報記録媒体に既に記録されている前記指標
    管理情報と前記管理情報を読み出し、当該読み出した前
    記指標管理情報と前記管理情報及び新たに記録する情報
    から新たに記録する指標管理情報と管理情報を作成し、
    当該作成した前記指標管理情報と前記管理情報を前記指
    標管理情報領域と前記管理情報領域に記録することを特
    徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の情
    報記録装置。
  13. 【請求項13】前記記録・消去可能領域全体に所定のダ
    ミーデータを記録して、前記情報記録媒体を初期化する
    ことを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに
    記載の情報記録装置。
  14. 【請求項14】目次領域と記録情報領域とリードアウト
    領域とが順次形成され、前記目次領域と前記リードアウ
    ト領域がピットにより再生専用に形成され、前記記録情
    報領域は、その一部がピットにより再生専用に、残りの
    部分が記録・消去可能に形成され、当該記録情報領域の
    再生専用に形成されている部分に、所定量の情報が予め
    記録された情報記録媒体の前記記録・消去可能に形成さ
    れている部分に、情報を記録する情報記録装置であっ
    て、前記記録情報領域の前記記録・消去可能に形成され
    ている部分に前記情報を記録する前に、前記記録情報領
    域の前記再生専用に形成されている部分に記録されてい
    る前記情報を検索するための第2の管理情報を検出し
    て、当該検出した第2の管理情報を前記記録・消去可能
    に形成されている部分の前記管理情報に複写記録し、当
    該複写記録した管理情報を元に前記指標管理情報を記録
    するとともに、前記記録・消去可能に形成されている部
    分の記録されていない部分に所定のダミーデータを記録
    し、前記記録情報領域の前記記録・消去可能に形成され
    ている部分に前記情報を記録する際に、前記目次領域を
    記録することなく、プレギャップ、管理情報を指標する
    指標管理情報、記録される前記情報を検索するための前
    記管理情報及び前記情報を順次記録することを特徴とす
    る情報記録装置。
  15. 【請求項15】全体が記録・消去可能に形成され、目次
    領域と記録情報領域とリードアウト領域とが順次形成さ
    れる情報記録媒体に、前記情報を記録する情報記録装置
    であって、前記記録情報領域に前記情報を記録する前
    に、予めプレギャップを作成し、記録されていない前記
    記録情報領域に所定のダミーデータを記録した後、当該
    記録情報領域の外側に前記リードアウト領域を作成し、
    前記記録情報領域と前記リードアウト領域の時間情報に
    従って前記目次領域を記録することにより、前記情報記
    録媒体を初期化し、前記記録情報領域に前記情報を記録
    する際に、前記目次領域を記録することなく、プレギャ
    ップ、管理情報を指標する指標管理情報、記録される前
    記情報を検索するための前記管理情報及び前記情報を順
    次記録することを特徴とする情報記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002518774A (ja) * 1998-06-10 2002-06-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 高いレベルの音声ファイルと低いレベルの音声項目表示ファイルとを用いた音声中心情報を記憶する方法、上記情報を読み取り及び/又は記憶する装置及び記録担体
WO2007049743A1 (ja) * 2005-10-27 2007-05-03 Pioneer Corporation 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム
WO2008026253A1 (fr) * 2006-08-29 2008-03-06 Pioneer Corporation Support d'enregistrement d'information, dispositif et procédé d'enregistrement d'information et programme informatique

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WO2008026253A1 (fr) * 2006-08-29 2008-03-06 Pioneer Corporation Support d'enregistrement d'information, dispositif et procédé d'enregistrement d'information et programme informatique

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