JPH09251283A - マトリックス表示装置を備えた情報処理システム - Google Patents

マトリックス表示装置を備えた情報処理システム

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JPH09251283A
JPH09251283A JP6056596A JP6056596A JPH09251283A JP H09251283 A JPH09251283 A JP H09251283A JP 6056596 A JP6056596 A JP 6056596A JP 6056596 A JP6056596 A JP 6056596A JP H09251283 A JPH09251283 A JP H09251283A
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JP
Japan
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data
voltage
display
analog
matrix display
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Pending
Application number
JP6056596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Mano
宏之 真野
Kiyokazu Nishioka
清和 西岡
Toshio Futami
利男 二見
Kiyoshige Kinugawa
清重 衣川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6056596A priority Critical patent/JPH09251283A/ja
Publication of JPH09251283A publication Critical patent/JPH09251283A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アナログデータ入力によるモノクロ多階調、カ
ラー多色表示の液晶表示を実現することと、アナログ入
力のLCMを提供すること。 【解決手段】液晶表示パネルが搭載されたLCMと外部
がアナログインタフェースにより接続され、入力された
複数の信号レベルを有するアナログデータをデジタルデ
ータに変換するアナログ・デジタル変換回路と、階調に
応じた複数レベルの電圧を発生する電圧発生回路を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置等のマトリ
ックス表示装置にかかり、特にアナログ表示データ入力
で多階調、多色表示を実現する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来液晶表示装置は、特開昭62−19
5628号公報に記載のように、入力表示データを
“1”又は“0”で示すデジタル値に従い、液晶セルを
ON、OFFし、白黒表示または8色カラー表示を行な
っており、多階調、多色表示のアナログ入力に関しては
配慮されていなかった。以下図2、図3を用いて従来技
術の問題点の説明をおこなう。
【0003】図2は従来の液晶表示装置のブロック図
で、1はX信号線、Y信号線によって選択されるマトリ
ックス状液晶パネル17を備えた液晶表示装置(又は液
晶表示モジュールとも言い以下LCMと略す)、18は
表示データで表示ON(白)を“1”、表示OFF
(黒)を“0”で表す。3は表示データ18に同期した
クロックであるラッチクロック、4は、表示1水平分の
表示データ量送出期間を示す水平クロック、5は先頭ラ
イン信号である。19は電圧発生手段、20は表示ON
電圧、21は表示OFF電圧、13は選択電圧、14は
非選択電圧で、各電圧は電圧発生手段19で生成され
る。22はX信号線を駆動するX駆動手段で、水平クロ
ック4の立下りエッジでリセットし、ラッチクロック3
により表示データ18を1水平分取り込み、その取り込
んだデータをデータが“1”に対しては表示ON電圧2
0、データが0に対しては表示OFF電圧21に変換し
て次の水平クロック4の立下りで出力する。X1〜X6
40は、パネルデータでX駆動手段22の出力電圧であ
る。16はY信号線を駆動するY駆動手段、Y1〜Y2
00は走査信号で、Y駆動手段16は、先頭ライン信号
5を水平クロック4の立下りエッジで取り込み、走査信
号Y1を選択電圧13とし、それ以後の水平クロック4
の立下りエッジで順次選択電圧13を走査信号Y2,Y
3…Y200とシフトしていく。尚、各走査信号は、選
択電圧13となっているもの以外は非選択電圧14とな
っている。17は液晶パネルで、X駆動手段22の出力
するX信号線駆動電圧であるパネルデータX1〜X64
0に従い選択電圧13のレベルとなっている走査信号Y
i上のラインにデータを表示する。
【0004】図3は、LCM1の動作を説明するタイミ
ング図である。
【0005】図2において、X駆動手段22はラッチク
ロック3に同期して表示データ18を1ライン分順次取
り込み、次の水平クロック4により、その各データの
“1”又は“0”により選択された表示ON電圧20、
表示OFF電圧をパネルデータX1〜X640として出
力する。したがって、図3に示すように、X駆動手段2
2は、1ライン目のデータを取り込んでいる時は最終ラ
インである200ライン目のデータによって選択された
電圧を出力し、2ライン目のデータを取り込んでいる時
は、1ライン目のデータによって選択された電圧を出力
する。すなわち、取り込みと出力が1ラインずつずれて
動作する。又この時Y駆動手段16は、X駆動手段22
が出力するラインの走査信号を選択電圧13とするよう
に、先頭ライン信号5を水平クロック4のタイミングで
取り込み走査信号Y1を選択電圧13レベルとし、その
後水平クロック4に従い選択電圧13をシフトしてい
く。液晶パネル17は、選択電圧13となっている走査
信号のライン上にパネルデータX1〜X640の電圧に
従い、表示ON電圧20の時は“白”、表示OFF電圧
21時には“黒”表示を行なう。
【0006】又カラー表示時には、ライン方向又はドッ
ト方向に、赤、緑、青色の色フィルタを配し、3ドット
で可視情報1ドットとし各々表示ON,又は表示OFF
による加色混合により8色表示を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近カラー表示や多階
調表示の要求が高まっているが、多色化が進むと、液晶
パネルとパソコン等の情報処理装置間のインタフェース
が問題となって来る。すなわち、例えば4096色の表
示を行う場合には、R,G,Bそれぞれを表わす信号線
が、4ビット分づつ必要になり12本の信号線が必要と
なる。更に多色化して32768色表示とするとR,
G,Bそれぞれ5ビット分の信号線(計15本)が必要
になる。信号線の数が増えると、表示パネルとパソコン
等との接続が複雑になるとともに不要副射の原因ともな
る。これを防止するには、入力信号ラインをアナログ入
力とすればよい。
【0008】しかし上記従来技術は、表示ON、又は表
示OFFによる表示であり、モノクロ多階調、カラー多
色表示を行なうアナログデータ入力について配慮されて
いなかった。
【0009】本発明は、アナログデータ入力による多階
調、多色表示の液晶表示を実現することを目的としてお
り、さらに、アナログ入力のLCMを提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、液晶表示パネルが搭載されたLCMと外部がアナロ
グインタフェースにより接続され、入力された複数の信
号レベルを有するアナログデータをデジタルデータに変
換するアナログ・デジタル変換回路と、階調に応じた複
数レベルの電圧を発生する電圧発生回路を備える。
【0011】更に本発明の液晶表示装置は入力されたシ
リアル信号をパラレルに変換するシリアル・パラレル変
換回路と、パラレル出力を同時にラッチするラッチ手段
を備える。
【0012】外部とLCMがアナログインタフェースに
より接続されるので、階調数が増加しても入力信号線数
が増加することがない。入力されたアナログデータはア
ナログ・デジタル変換回路によりデジタルデータに変換
され、このデジタルデータに応じた電圧レベルの信号が
電圧発生回路から選択され、液晶パネルに印加される。
これにより多階調表現が可能となる。
【0013】更にシリアルパラレル変換回路によりシリ
アルデータをパラレルデータに変換し、以後の回路をパ
ラレル動作させることにより回路動作を遅くできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1、
図4を用いて説明する。本実施例は、モノクロ4階調表
示を例に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例のブロック図
で、2は4値の電圧レベルをもつアナログ表示データ、
6はアナログデジタル変換手段、7はデジタル表示デー
タで、アナログデジタル変換手段6は、入力となるアナ
ログ表示データ2をその電圧値により2ビットのデジタ
ル表示データ7に変換する(アナログ表示データ2の4
値の電圧レベルより低い方から、(00),(0,
1),(1,0),(1,1)へ変換)。8は多電圧レ
ベル出力発生回路で、階調に応じた複数のレベルの電圧
を発生する。例えば、本実施例では4階調表示であるの
で、4つのレベルの電圧を発生する。信号線9には階調
0に対応する電圧レベルの信号が出力され、信号線1
0,11,12にはそれぞれ階調1,階調2,階調3に
対応する電圧レベルの信号が出力される。15はX駆動
手段で、2ビットのデジタル表示データ7をラッチクロ
ック3で1ライン分順次取り込み、各ドットのデータの
デコード値により信号線9,10,11,12に出力さ
れる4つの階調電圧の1つを選択し、パネルデータX1
〜X640として出力する。その他は、図2と同じであ
る。
【0016】図4はX駆動手段の1実施例のブロック図
で、23はラッチセレクタ、S1〜S640はセレクト
信号で、ラッチセレクタ23は、水平クロック3でクリ
アされ、その後のラッチクロック3で、順次セレクト信
号S1、S2と順に“ハイ”にしていく。24はラッチ
回路で、セレクト信号が“ハイ”になっているブロック
(ラッチ1〜ラッチ640)でデジタル表示データ7を
ラッチする。25〜28は、ラッチ回路24の各ブロッ
クの出力で2ビットのラッチデータ1〜640である。
29は、水平ラッチ回路で、ラッチデータ1〜640を
各々水平ラッチ1〜640で水平クロック4に同期して
ラッチする。30〜33は水平ラッチ回路29の各ブロ
ックの出力で各々2ビットの水平データ1〜640であ
る。34はデコーダで、各水平データ1〜640を各ブ
ロックのデコーダ(デコーダ1〜640)でデコード
((0,0)を1,(0,1)を1(1,0)を2
(1,1)=3)する。35〜38は、各ブロックのデ
コーダの出力でデコード値1〜640である。39は電
圧セレクタで、デコード値1〜640の値(0,0),
(0,1),(1,0),(1,1)に従い、各階調電
圧のうち1つを選択する。
【0017】図1において、アナログ表示データ2はア
ナログデジタル変換手段6により2ビットのデジタル表
示データに変換され、X駆動手段15に入力される。X
駆動手段15は、入力されるデジタル表示データ7をラ
ッチクロック3に同期してその時“ハイ”となっている
セレクト信号が入力されている。ラッチ回路24の1ブ
ロックに取り込む。ラッチセレクタ23は、ラッチクロ
ック3が入力される毎にセレクト信号の“ハイ”状態を
シフトするため、ラッチ回路24では、順次送られてく
るデジタル表示データ7をラッチ1,ラッチ2へと順次
取り込むことができる。このようにして、ラッチ回路2
4がデジタル表示データ7を1ライン分、すなわちラッ
チ640まで取り込むと、水平クロック4が与えられ、
ラッチセレクタ23をクリアし、次のラインデータの取
り込みに備えると共にラッチ回路24へ取り込んだデー
タを水平ラッチ回路29へ転送しラッチする。水平ラッ
チ回路29の出力である水平データ1〜640はデコー
ダ34へ入力され、各々デコーダ34のブロックのデコ
ーダ1〜640でデコードされ、デコード値1〜640
としてデコーダ34より出力される。電圧セレクタ39
では、デコーダ34の出力であるデコード値1〜640
の各値により、各ブロックの電圧セレクタ1〜640で
デコード値が“0”の時は階調0電圧9、“1”の時は
階調1電圧10、“2”の時は階調2電圧“3”の時は
階調3電圧を選択し、各ブロックから出力し、パネルデ
ータX1〜X640として液晶パネル17へ供給され
る。したがって、図1のLCM1では、Y駆動手段16
の出力である走査信号の選択電圧13の電圧レベルとな
っている1ラインの液晶パネル上にX駆動手段15の出
力する4値の電圧が加わることになり4階調表示が実現
する。
【0018】以上説明した実施例では、4階調表示で説
明したが、入力するアナログ表示データが2N(Nは1
以上の整数)レベルを表現する場合、アナログデジタル
変換手段で、Nビットデジタル表示データへ変換し、X
駆動手段の内部回路のデータ幅をNビットとし、入力す
る電圧を2N種とすることで同様に実現できる。
【0019】又、カラー表示の場合は液晶パネル17に
ドット方向に赤、緑、青の色フィルタを配し図5に示す
ように、入力されるアナログ表示データのR40,G4
1,B42各々にアナログデジタル変換手段を設け、各
R,G,Bアナログデジタル変換手段43,44,45
の出力をカラーX駆動手段46へ与えることで実現でき
る。この時、カラーX駆動手段46は、図4のブロック
を3系列持ち、各々のパネルデータはRX1〜RX64
0,GX1〜GX640,BX1〜BX640となる。
【0020】次に第2の実施例として、X駆動手段がパ
ラレル(Mドット)入力の場合について説明する。本実
施例では、M=2ドットとして説明する。
【0021】図6は、X駆動手段がパラレル入力時の実
施例のブロック図で、47はシリアルパラレル変換手
段、48は1ドットデジタルデータ,49は2ドットデ
ジタルデータで、アナログデジタル変換手段6の出力で
ある2ビットのシリアルなデジタル表示データ7を各々
2ビットの1ビット目デジタルデータ48、2ドット目
デジタルデータ49のパラレルデータに変換する。50
はタイミング補正手段、51はパラレルクロック、52
は補正水平クロック、53は補正先頭ライン信号で、タ
イミング補正手段50は、ラッチクロック3より、パラ
レルな1ドット目デジタルデータ48、2ドット目デジ
タルデータに同期したパラレルクロック50、又、表示
データをパラレル変換することにより生じる位相ずれを
補正するため、水平クロック4、先頭ライン信号5をラ
ッチクロック3で補正し、補正水平クロック52、補正
先頭ライン信号53とする。54はパラレルX駆動手段
で、パラレルな2ビットの表示データをパラレルクロッ
ク51で順次取り込む。図7はシリアルパラレル変換手
段の動作を示すタイミング図で図8はパラレルX駆動手
段54の入力部のブロック図で、51はパラレルラッチ
セレクトで、補正水平クロック52でクリアされ、その
後、パラレルクロック51で順次セレクト信号S1,S
2…S320と“ハイ”にしていく。52はパラレルラ
ッチ回路で、セレクト信号S1〜S320のうち“ハ
イ”となっているブロックで1ドット目デジタル47、
2ドット目デジタルデータ48を同時にパラレルクロッ
ク51のタイミングでラッチする。その他の符号は、図
4と同じである。
【0022】図6において、4値の電圧レベルをもつア
ナログ表示データ2はアナログデジタル変換手段6によ
って2ビットのデジタル表示データ7に変換され、この
デジタル表示データ7は、シリアルパラレル変換手段4
7により図7に示すように2ドットのパラレルデータに
変換され、パラレルロック5に同期した1ドット目デジ
タルデータ48、2ドット目デジタルデータとなる。こ
の時シリアルパラレル変換手段47により、そのデータ
出力は入力位相と比較すると図7に示すようにラッチク
ロック3が2クロック分遅れたことになる。その遅れを
補正するため、タイミング補正手段50により水平クロ
ック4、先頭ライン信号5も同様にラッチクロック3を
2クロック分遅らせ、補正水平クロック52、補正先頭
タイミング信号53として、X駆動手段54、Y駆動手
段16に与えられる。X駆動手段54は、図8に示すよ
うに、パラレルセレクト54の出力が“ハイ”となり示
しているパラレルラッチ回路55の1ブロックに、1ド
ット目デジタルデータ48、2ドット目デジタルデータ
49をパラレルクロック51に同期して取り込む。パラ
レルラッチセレクト51は、補正水平クロック52でク
リアされ、その後パラレルクロック51により順次セレ
クト信号S1,S2…S320と“ハイ”にしていくた
め、パラレルラッチ回路52も同様に、ラッチ1,ラッ
チ2,…ラッチ320と順にデータをラッチし、1ライ
ン分のデータをラッチすることになる。パラレルラッチ
回路55の各ブロックの出力は、補正水平クロック52
で、水平ラッチ回路29にラッチされ、その後は、図4
と同じ動作をし、パラレルデータX1〜X640とな
る。以上説明したように、シリアルパラレル変換手段4
7を設け、X駆動手段の入力部を2ドット同時にラッチ
するようにし、さらにパラレル変換により生じる位相遅
れを補正するタイミング補正手段を設けることにより、
X駆動手段の入力を2ドットとすることができる。これ
によりアナログ/デジタル変換手段6以後の回路の動作
速度を低くすることができる。
【0023】本実施例では、X駆動手段の入力を2ビッ
ト,2ドットとして説明したが、N(Nは1以上の整
数)ビット、M(Mは2以上の整数)ドットも同様に実
施できる。
【0024】又、図9に示すように、カラー表示の場合
も図5に対してRシリアルパラレル変換手段56、Gシ
リアルパラレル変換手段57、Bシリアルパラレル変換
手段58を設け、カラーパラレルX駆動手段59は、図
8のX駆動手段の入力部を3系列持つ構成とすることで
実現できる。
【0025】以上の説明では、液晶表示装置を実施例と
して説明したが、プラズマディスプレイ、EL等のマト
リックス表示装置でもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、アナログデータ入力
で、多階調,多色表示のLCMを実現でき、LCMの入
力線数を少なくできる。又、データビット数を少なく
し、アナログ化すことにより、発生するノイズを少なく
できる効果がある。
【0027】又、X駆動手段をパラレル駆動も可能で、
動作速度を低くできる効果がある。
【0028】又、X駆動手段の出力を、Nビットのデコ
ード値による電圧セレクト方式としたため、バラツキの
少ない各階調電圧とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のLCMのブロック図。
【図2】従来のLCMのブロック図。
【図3】図2のLCMの動作を示すタイミング図。
【図4】X駆動手段の1実施例のブロック図。
【図5】カラー表示の場合の第1の実施例のブロック
図。
【図6】本発明の第2の実施例のLCMのデータ系のブ
ロック図。
【図7】シリアルパラレル変換手段の動作を示すタイミ
ング図。
【図8】パラレルX駆動手段54の入力部のブロック
図。
【図9】カラー表示の場合の第2の実施例のデータ系の
ブロック図。
【符号の説明】
1…LCM、 2…アナログ表示データ、 3…ラッチクロック、 4…水平クロック、 5…先頭ライン信号、 6…アナログデジタル変換手段、 7…デジタル表示データ、 8…多出力電圧発生手段、 9…階調0電圧、 10…階調1電圧、 11…階調2電圧、 12…階調3電圧 15…X駆動手段 X1〜X640…パネルデータ、 17…液晶パネル、 23…ラッチセレクタ 24…ラッチ回路、 29…水平ラッチ回路 34…デコーダ、 39…電圧セレクタ 43…Rアナログデジタル変換手段、 44…Gアナログデジタル変換手段、 45…Bアナログデジタル変換手段、 46…カラーX駆動手段、 47…シリアルパラレル変換手段、 48…1ドット目デジタルデータ、 49…2ドット目デジタルデータ、 50…タイミング補正手段、 51…パラレルクロック、 52…補正水平クロック、 53…補正先頭ライン信号、 54…パラレルX駆動手段、 54…パラレルラッチセレクト、 55…パラレルラッチ回路、 56…Rシリアルパラレル変換手段、 57…Gシリアルパラレル変換手段、 58…Bシリアルパラレル変換手段、 59…カラーパラレルX駆動手段、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 マトリックス表示装置を備えた情報処
理システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置等のマトリ
ックス表示装置を備えた情報処理システムにかかり、特
にアナログ表示データを用いて多階調、多色表示を実現
する情報処理システムに関する。
【従来の技術】従来液晶表示装置は、特開昭62−19
5628号公報に記載のように、入力表示データを
“1”又は“0”で示すデジタル値に従い、液晶セルを
ON、OFFし、白黒表示または8色カラー表示を行な
っており、多階調、多色表示のアナログ入力に関しては
配慮されていなかった。以下図2、図3を用いて従来技
術の問題点の説明をおこなう。図2は従来の液晶表示装
置のブロック図で、1はX信号線、Y信号線によって選
択されるマトリックス状液晶パネル17を備えた液晶表
示装置(又は液晶表示モジュールとも言い以下LCMと
略す)、18は表示データで表示ON(白)を“1”、
表示OFF(黒)を“0”で表す。3は表示データ18
に同期したクロックであるラッチクロック、4は、表示
1水平分の表示データ量送出期間を示す水平クロック、
5は先頭ライン信号である。19は電圧発生手段、20
は表示ON電圧、21は表示OFF電圧、13は選択電
圧、14は非選択電圧で、各電圧は電圧発生手段19で
生成される。22はX信号線を駆動するX駆動手段で、
水平クロック4の立下りエッジでリセットし、ラッチク
ロック3により表示データ18を1水平分取り込み、そ
の取り込んだデータをデータが“1”に対しては表示O
N電圧20、データが“0”に対しては表示OFF電圧
21に変換して次の水平クロック4の立下りで出力す
る。X1〜X640は、パネルデータでX駆動手段22
の出力電圧である。16はY信号線を駆動するY駆動手
段、Y1〜Y200は走査信号で、Y駆動手段16は、
先頭ライン信号5を水平クロック4の立下りエッジで取
り込み、走査信号Y1を選択電圧13とし、それ以後の
水平クロック4の立下りエッジで順次選択電圧13を走
査信号Y2,Y3…Y200とシフトしていく。尚、各
走査信号は、選択電圧13となっているもの以外は非選
択電圧14となっている。17は液晶パネルで、X駆動
手段22の出力するX信号線駆動電圧であるパネルデー
タX1〜X640に従い選択電圧13のレベルとなって
いる走査信号Yi上のラインにデータを表示する。図3
は、LCM1の動作を説明するタイミング図である。図
2において、X駆動手段22はラッチクロック3に同期
して表示データ18を1ライン分順次取り込み、次の水
平クロック4により、その各データの“1”又は“0”
により選択された表示ON電圧20、表示OFF電圧を
パネルデータX1〜X640として出力する。したがっ
て、図3に示すように、X駆動手段22は、1ライン目
のデータを取り込んでいる時は最終ラインである200
ライン目のデータによって選択された電圧を出力し、2
ライン目のデータを取り込んでいる時は、1ライン目の
データによって選択された電圧を出力する。すなわち、
取り込みと出力が1ラインずつずれて動作する。又この
時Y駆動手段16は、X駆動手段22が出力するライン
の走査信号を選択電圧13とするように、先頭ライン信
号5を水平クロック4のタイミングで取り込み走査信号
Y1を選択電圧13レベルとし、その後水平クロック4
に従い選択電圧13をシフトしていく。液晶パネル17
は、選択電圧13となっている走査信号のライン上にパ
ネルデータX1〜X640の電圧に従い、表示ON電圧
20の時は“白”、表示OFF電圧21時には“黒”表
示を行なう。又カラー表示時には、ライン方向又はドッ
ト方向に、赤、緑、青色の色フィルタを配し、3ドット
で可視情報1ドットとし各々表示ON,又は表示OFF
による加色混合により8色表示を行なっている。
【発明が解決しようとする課題】最近カラー表示や多階
調表示の要求が高まっているが、多色化が進むと、液晶
パネルとパソコン等の情報処理装置間のインタフェース
が問題となって来る。すなわち、例えば4096色の表
示を行う場合には、R,G,Bそれぞれを表わす信号線
が、4ビット分づつ必要になり12本の信号線が必要と
なる。更に多色化して32768色表示とするとR,
G,Bそれぞれ5ビット分の信号線(計15本)が必要
になる。信号線の数が増えると、表示パネルとパソコン
等との接続が複雑になるとともに不要副射の原因ともな
る。これを防止するには、入力信号ラインをアナログ入
力とすればよい。しかし上記従来技術は、表示ON、又
は表示OFFによる表示であり、モノクロ多階調、カラ
ー多色表示を行なうアナログデータ入力について配慮さ
れていなかった。本発明は、情報処理装置とマトリック
ス表示装置間でアナログデータを受け渡して、多階調、
多色の表示を可能とする情報処理システムを実現するこ
とを目的としている。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報処理システムは、アナログ表示データ
を出力する情報処理装置と、マトリックス表示装置を備
え、マトリックス表示装置は、複数のX信号線と、X信
号線と交差する複数のY信号線とを有し、X信号線とY
信号線の交点が表示ドットであるマトリックス表示パネ
ルと、アナログ表示データを受け、デジタル表示データ
に変換するアナログデジタル変換手段と、複数の電圧信
号を出力する電圧発生手段と、デジタル表示データに従
って、複数の電圧信号から1つの電圧信号を選択して、
X信号線に供給するX駆動手段とを備えることを特徴と
するものである。また、本発明の情報処理システムにお
いて、マトリックス表示パネルは、液晶表示パネルであ
る事を特徴とするものである。マトリックス表示パネル
は、プラズマ表示パネルである事を特徴とするものであ
る。また、本発明の情報処理システムにおいて、情報処
理装置から出力されるアナログ表示データは、2N 種の
異なる電圧レベルを有し、マトリックス表示パネルは、
表示ドット1つ当たりNビット(Nは正の整数)の情報
を区別して表示可能であり、電圧発生手段は2N 種の電
圧信号を出力することを特徴とするものである。また、
本発明の情報処理システムにおいて、情報処理装置は、
互いに異なる色を持つM種類のアナログ表示データを出
力し、マトリックス表示パネルは、異なった色を表示す
る複数の表示ドットを備え、複数の表示ドットのうち、
互いに異なる色を持つM個の表示ドットの組み合わせ
は、混合色を表示する1表示単位を形成し、複数のX信
号線は、互いに異なる色を持つM個の表示ドットに信号
を供給するM種類からなり、アナログデジタル変換手段
は、M種類のアナログ表示データを受け、M種類のNビ
ットデジタル表示データに変換し、X駆動手段は、M種
類のNビットデジタル表示データのそれぞれにしたがっ
て、複数の電圧信号から電圧信号を選択して、M種類の
X信号線に供給することを特徴とするものである。ま
た、本発明の情報処理システムにおいて、デジタル表示
データは、Nビットパラレルのデジタル表示データであ
ることを特徴とするものである。また、本発明の情報処
理システムにおいて、X駆動手段は、ラッチクロックに
従ってラッチセレクト信号を順次出力し水平クロック信
号によってクリアされるラッチセレクタを備えることを
特徴とするものである。また、本発明の情報処理システ
ムにおいて、X駆動手段は、アナログデジタル変換手段
によって生成されるデジタル表示データを、ラッチセレ
クト信号に従って順次ラッチするラッチ回路を備えるこ
とを特徴とするものである。また、本発明の情報処理シ
ステムにおいて、X駆動手段は、ラッチ回路がラッチし
たデータを、水平クロック信号に同期してラッチし水平
デジタルデータを生成する水平ラッチ回路を備えること
を特徴とするものである。また、本発明の情報処理シス
テムにおいて、X駆動手段は、デコード信号を生成する
ために水平デジタルデータをデコードするデコード手段
を備えることを特徴とするものである。また、本発明の
情報処理システムにおいて、X駆動手段は、複数の電圧
信号から、デコード信号に対応する電圧信号を選択する
電圧選択手段を備えることを特徴とするものである。ま
た、本発明の情報処理システムは、アナログ表示データ
を出力する情報処理装置と、マトリックス表示装置を備
え、マトリックス表示装置は、複数のX信号線と、X信
号線と交差する複数のY信号線とを有し、X信号線とY
信号線の交点が表示ドットであるマトリックス表示パネ
ルと、アナログ表示データを受け、シリアルデジタル表
示データに変換するアナログデジタル変換手段と、シリ
アルデジタル表示データをパラレルデジタル表示データ
に変換するシリアルパラレル変換手段と、複数の電圧信
号を出力する電圧発生手段と、パラレルデジタル表示デ
ータのそれぞれに従って、複数の電圧信号から電圧信号
を選択して、X信号線に供給するX駆動手段とを備える
ことを特徴とするものである。また、本発明の情報処理
システムにおいて、マトリックス表示装置は、シリアル
デジタル表示データとパラレルデジタル表示データ間の
位相誤差を補正するタイミング補正手段を備えることを
特徴とするものである。また、本発明の情報処理システ
ムにおいて、タイミング補正手段は、補正された水平ク
ロック信号を生成する水平クロック補正手段を備え、X
駆動手段に供給することを特徴とするものである。ま
た、本発明の情報処理システムにおいて、タイミング補
正手段は、パラレルデジタル表示データに対応するパラ
レルクロック信号を生成することを特徴とするものであ
る。また、本発明の情報処理システムにおいて、タイミ
ング補正手段は、補正された先頭ライン信号を出力する
ことを特徴とするものである。本発明によれば、外部と
マトリックス表示装置がアナログインタフェースにより
接続されるので、階調数が増加しても入力信号線数が増
加することがない。入力されたアナログデータはアナロ
グ・デジタル変換回路によりデジタルデータに変換さ
れ、このデジタルデータに応じた電圧レベルの信号が電
圧発生回路から選択され、液晶パネルに印加される。こ
れにより多階調表現が可能となる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1、
図4を用いて説明する。本実施例は、モノクロ4階調表
示を例に説明する。図1は、本発明の一実施例のブロッ
ク図で、2は4値の電圧レベルをもつアナログ表示デー
タ、6はアナログデジタル変換手段、7はデジタル表示
データで、アナログデジタル変換手段6は、入力となる
アナログ表示データ2をその電圧値により2ビットのデ
ジタル表示データ7に変換する(アナログ表示データ2
の4値の電圧レベルより低い方から、(0,0),
(0,1),(1,0),(1,1)へ変換)。8は多
電圧レベル出力発生回路で、階調に応じた複数のレベル
の電圧を発生する。例えば、本実施例では4階調表示で
あるので、4つのレベルの電圧を発生する。信号線9に
は階調0に対応する電圧レベルの信号が出力され、信号
線10,11,12にはそれぞれ階調1,階調2,階調
3に対応する電圧レベルの信号が出力される。15はX
駆動手段で、2ビットのデジタル表示データ7をラッチ
クロック3で1ライン分順次取り込み、各ドットのデー
タのデコード値により信号線9,10,11,12に出
力される4つの階調電圧の1つを選択し、パネルデータ
X1〜X640として出力する。その他は、図2と同じ
である。図4はX駆動手段の1実施例のブロック図で、
23はラッチセレクタ、S1〜S640はセレクト信号
で、ラッチセレクタ23は、水平クロック3でクリアさ
れ、その後のラッチクロック3で、順次セレクト信号S
1、S2と順に“ハイ”にしていく。24はラッチ回路
で、セレクト信号が“ハイ”になっているブロック(ラ
ッチ1〜ラッチ640)でデジタル表示データ7をラッ
チする。25〜28は、ラッチ回路24の各ブロックの
出力で2ビットのラッチデータ1〜640である。29
は、水平ラッチ回路で、ラッチデータ1〜640を各々
水平ラッチ1〜640で水平クロック4に同期してラッ
チする。30〜33は水平ラッチ回路29の各ブロック
の出力で各々2ビットの水平データ1〜640である。
34はデコーダで、各水平データ1〜640を各ブロッ
クのデコーダ(デコーダ1〜640)でデコード
((0,0)を0,(0,1)を1、(1,0)を2、
(1,1)=3)する。35〜38は、各ブロックのデ
コーダの出力でデコード値1〜640である。39は電
圧セレクタで、デコード値1〜640の値(0,0),
(0,1),(1,0),(1,1)に従い、各階調電
圧のうち1つを選択する。図1において、アナログ表示
データ2はアナログデジタル変換手段6により2ビット
のデジタル表示データに変換され、X駆動手段15に入
力される。X駆動手段15は、入力されるデジタル表示
データ7をラッチクロック3に同期してその時“ハイ”
となっているセレクト信号が入力されているラッチ回路
24の1ブロックに取り込む。ラッチセレクタ23は、
ラッチクロック3が入力される毎にセレクト信号の“ハ
イ”状態をシフトするため、ラッチ回路24では、順次
送られてくるデジタル表示データ7をラッチ1,ラッチ
2へと順次取り込むことができる。このようにして、ラ
ッチ回路24がデジタル表示データ7を1ライン分、す
なわちラッチ640まで取り込むと、水平クロック4が
与えられ、ラッチセレクタ23をクリアし、次のライン
データの取り込みに備えると共にラッチ回路24へ取り
込んだデータを水平ラッチ回路29へ転送しラッチす
る。水平ラッチ回路29の出力である水平データ1〜6
40はデコーダ34へ入力され、各々デコーダ34のブ
ロックのデコーダ1〜640でデコードされ、デコード
値1〜640としてデコーダ34より出力される。電圧
セレクタ39では、デコーダ34の出力であるデコード
値1〜640の各値により、各ブロックの電圧セレクタ
1〜640はデコード値が“0”の時は階調0電圧9、
“1”の時は階調1電圧10、“2”の時は階調2電圧
11、“3”の時は階調3電圧12を選択して各ブロッ
クから出力し、パネルデータX1〜X640として液晶
パネル17へ供給する。したがって、図1のLCM1で
は、Y駆動手段16が走査信号を選択電圧13の電圧レ
ベルにする1ラインの液晶素子上にX駆動手段15の出
力する4値の電圧が加わることになり4階調表示が実現
する。以上説明した実施例では、4階調表示で説明した
が、入力するアナログ表示データが2N (Nは1以上の
整数)レベルを表現する場合、アナログデジタル変換手
段で、Nビットデジタル表示データへ変換し、X駆動手
段の内部回路のデータ幅をNビットとし、入力する電圧
を2N 種とすることで同様に実現できる。又、カラー表
示の場合は液晶パネル17にドット方向に赤、緑、青の
色フィルタを配し図5に示すように、入力されるアナロ
グ表示データのR40,G41,B42各々にアナログ
デジタル変換手段を設け、各R,G,Bアナログデジタ
ル変換手段43,44,45の出力をカラーX駆動手段
46へ与えることで実現できる。この時、カラーX駆動
手段46は、図4のブロックを3系列持ち、各々のパネ
ルデータはRX1〜RX640,GX1〜GX640,
BX1〜BX640となる。次に第2の実施例として、
X駆動手段がパラレル(Mドット)入力の場合について
説明する。本実施例では、M=2ドットとして説明す
る。図6は、X駆動手段がパラレル入力時の実施例のブ
ロック図で、47はシリアルパラレル変換手段、48は
1ドット目デジタルデータ,49は2ドット目デジタル
データで、アナログデジタル変換手段6の出力である2
ビットのシリアルなデジタル表示データ7を各々2ビッ
トの1ドット目デジタルデータ48、2ドット目デジタ
ルデータ49のパラレルデータに変換する。50はタイ
ミング補正手段、51はパラレルクロック、52は補正
水平クロック、53は補正先頭ライン信号で、タイミン
グ補正手段50は、ラッチクロック3より、パラレルな
1ドット目デジタルデータ48、2ドット目デジタルデ
ータ49に同期したパラレルクロック51を出力する。
又、表示データをパラレル変換することにより生じる位
相ずれを補正するため、水平クロック4、先頭ライン信
号5をラッチクロック3で補正し、補正水平クロック5
2、補正先頭ライン信号53とする。54はパラレルX
駆動手段で、パラレルな2ビットの表示データをパラレ
ルクロック51で順次取り込む。図7はシリアルパラレ
ル変換手段の動作を示すタイミング図で図8はパラレル
X駆動手段54の入力部のブロック図で、60はパラレ
ルラッチセレクトで、補正水平クロック52でクリアさ
れ、その後、パラレルクロック51で順次セレクト信号
S1,S2…S320と“ハイ”にしていく。52はパ
ラレルラッチ回路で、セレクト信号S1〜S320のう
ち“ハイ”となっているブロックで1ドット目デジタル
48、2ドット目デジタルデータ49を同時にパラレル
クロック51のタイミングでラッチする。その他の符号
は、図4と同じである。図6において、4値の電圧レベ
ルをもつアナログ表示データ2はアナログデジタル変換
手段6によって2ビットのデジタル表示データ7に変換
され、このデジタル表示データ7は、シリアルパラレル
変換手段47により図7に示すように2ドットのパラレ
ルデータに変換され、パラレルクロック5に同期した1
ドット目デジタルデータ48、2ドット目デジタルデー
タとなる。この時シリアルパラレル変換手段47によ
り、そのデータ出力は入力位相と比較すると図7に示す
ようにラッチクロック3が2クロック分遅れたことにな
る。その遅れを補正するため、タイミング補正手段50
により水平クロック4、先頭ライン信号5も同様にラッ
チクロック3を2クロック分遅らせ、補正水平クロック
52、補正先頭タイミング信号53として、X駆動手段
54、Y駆動手段16に与えられる。X駆動手段54
は、図8に示すように、パラレルラッチセレクト60の
“ハイ”出力が与えられているパラレルラッチ回路55
の1ブロックに、1ドット目デジタルデータ48、2ド
ット目デジタルデータ49をパラレルクロック51に同
期して取り込む。パラレルラッチセレクト60は、補正
水平クロック52でクリアされ、その後パラレルクロッ
ク51により順次セレクト信号S1,S2…S320と
“ハイ”にしていくため、パラレルラッチ回路55も同
様に、ラッチ1,ラッチ2,…ラッチ320と順にデー
タをラッチし、1ライン分のデータをラッチすることに
なる。パラレルラッチ回路55の各ブロックの出力は、
補正水平クロック52で、水平ラッチ回路29にラッチ
され、その後は、図4と同じ動作をし、パラレルデータ
X1〜X640となる。以上説明したように、シリアル
パラレル変換手段47を設け、X駆動手段の入力部を2
ドット同時にラッチするようにし、さらにパラレル変換
により生じる位相遅れを補正するタイミング補正手段を
設けることにより、X駆動手段の入力を2ドットとする
ことができる。これによりアナログ/デジタル変換手段
6以後の回路の動作速度を低くすることができる。本実
施例では、X駆動手段の入力を2ビット,2ドットとし
て説明したが、N(Nは1以上の整数)ビット、M(M
は2以上の整数)ドットも同様に実施できる。又、図9
に示すように、カラー表示の場合も図5に対してRシリ
アルパラレル変換手段56、Gシリアルパラレル変換手
段57、Bシリアルパラレル変換手段58を設け、カラ
ーパラレルX駆動手段59は、図8のX駆動手段の入力
部を3系列持つ構成とすることで実現できる。以上の説
明では、液晶表示装置を実施例として説明したが、プラ
ズマディスプレイ、EL等のマトリックス表示装置でも
よい。
【発明の効果】本発明によれば、情報処理装置とマトリ
ックス表示装置間で、アナログデータを受け渡すこと
で、多階調,多色表示の情報処理システムを実現でき
る。又、アナログ化することにより、発生するノイズを
少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のLCMのブロック図。
【図2】従来のLCMのブロック図。
【図3】図2のLCMの動作を示すタイミング図。
【図4】X駆動手段の1実施例のブロック図。
【図5】カラー表示の場合の第1の実施例のブロック
図。
【図6】本発明の第2の実施例のLCMのデータ系のブ
ロック図。
【図7】シリアルパラレル変換手段の動作を示すタイミ
ング図。
【図8】パラレルX駆動手段54の入力部のブロック
図。
【図9】カラー表示の場合の第2の実施例のデータ系の
ブロック図。
【符号の説明】 1…LCM、 2…アナログ表示
データ、3…ラッチクロック、 4…水平
クロック、5…先頭ライン信号、 6…ア
ナログデジタル変換手段、7…デジタル表示データ、
8…多出力電圧発生手段、9…階調0電圧、
10…階調1電圧、11…階調2電圧、
12…階調3電圧 15…X駆動手段 X1〜X640…
パネルデータ、17…液晶パネル、 2
3…ラッチセレクタ、24…ラッチ回路、
29…水平ラッチ回路、34…デコーダ、
39…電圧セレクタ、43…Rアナログデジ
タル変換手段、44…Gアナログデジタル変換手段、4
5…Bアナログデジタル変換手段、46…カラーX駆動
手段、47…シリアルパラレル変換手段、 48…1ド
ット目デジタルデータ、49…2ドット目デジタルデー
タ、 50…タイミング補正手段、51…パラレルクロ
ック、 52…補正水平クロック、53…補正
先頭ライン信号、 54…パラレルX駆動手段、
60…パラレルラッチセレクト、 55…パラレルラ
ッチ回路、56…Rシリアルパラレル変換手段、57…
Gシリアルパラレル変換手段、58…Bシリアルパラレ
ル変換手段、59…カラーパラレルX駆動手段。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二見 利男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 衣川 清重 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X方向信号線とY方向信号線によって選択
    されるマトリックス表示パネルと、 前記マトリックス表示パネルのX方向信号線に表示デー
    タを供給するX駆動手段と、 前記マトリックス表示パネルのY方向信号線に水平クロ
    ック信号に同期して順次選択電圧を印加するY駆動手段
    と、を備えたマトリックス表示装置において、 複数の電圧レベルを有するアナログ形式の入力データが
    入力されるアナログ入力手段と、 前記アナログ入力手段に接続され、アナログ形式の入力
    データをディジタル形式のデータに変換するアナログ・
    ディジタル変換手段と、 複数の電圧レベルを有する階調電圧信号を発生する電圧
    発生手段と、 前記アナログ・ディジタル変換手段の出力に応じて、前
    記複数の電圧レベルを有する階調電圧信号から1つの階
    調電圧信号を選択して前記X方向信号線に供給するセレ
    クタ手段を備えた事を特徴とするマトリックス表示装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記マトリックス表示
    パネルは、液晶表示パネルである事を特徴とするマトリ
    ックス表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記マトリックス表示
    パネルは、プラズマ表示パネルである事を特徴とするマ
    トリックス表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記マトリックス表示
    パネルは、1表示単位当たりNビットの情報を区別して
    表示可能である事を特徴とするマトリックス表示装置。
  5. 【請求項5】請求項5において、前記電圧発生手段は2
    N種の電圧レベルの階調電圧信号を発生する事を特徴と
    するマトリックス表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記マトリックス表示
    パネルの前面にはカラーフィルタが配置されている事を
    特徴とするマトリックス表示装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記アナログ・ディジ
    タル変換手段は出力をMビット毎のパラレル出力として
    出力し、前記セレクタ手段にはMビットづつ前記アナロ
    グ・ディジタル変換手段の出力が入力される事を特徴と
    するマトリックス表示装置。
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