JP3102488B2 - 液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法

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JP3102488B2
JP3102488B2 JP02107562A JP10756290A JP3102488B2 JP 3102488 B2 JP3102488 B2 JP 3102488B2 JP 02107562 A JP02107562 A JP 02107562A JP 10756290 A JP10756290 A JP 10756290A JP 3102488 B2 JP3102488 B2 JP 3102488B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多色カラー表示方式に係り、カラー液晶パネ
ル等を使用した多色カラー表示方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の液晶表示装置は、入力されるインタフェース信
号を液晶表示装置駆動用の駆動信号に変換し、前記駆動
信号を日立製HD66107Tなどの液晶表示手段に与え、液晶
駆動手段では、与えられた駆動信号のうち2レベルの表
示データを画面の垂直方向の1ライン分ずつ取り込み、
それを液晶駆動電源として液晶パネルに出力することに
より、画像の表示を行っていた。しかしこの様な従来の
液晶表示装置では、2レベルの液晶駆動電源による表示
オン、表示オフを表現しており、多色表示に関しては考
慮していなかった。
従来の液晶表示装置を以下、第2図〜第7図を用いて
一通り説明する。
第2図は、従来の液晶表示装置を示すブロック図であ
る。
第2図において、200は、入力インタフェース信号の
表示データの内のRed信号であり、201がGreen信号、202
がBlue信号である。これら表示データは、各々1ビット
データである。103は、入力インタフェース信号の同期
信号の内の水平同期信号であり、104は垂直同期信号、1
05は表示データに同期したドットクロックである。
203は、2レベル液晶駆動信号生成手段であり、液晶
用表示データ204や、液晶駆動用信号を生成する。108は
ラインスタートクロックであり、109は垂直シフトクロ
ックである。110は水平クロックであり、111はデータシ
フトクロックである。205は液晶交流化クロックであ
る。113は、Y(軸方向)駆動手段であり、114はY駆動
信号である。
206は、X(軸方向)駆動手段であり、207は1ライン
データである。208は液晶駆動電源の内のプラス側の表
示オフ電源、209はプラス側のオン電源、210はマイナス
側のオン電源、211はマイナス側のオフ電源であり、212
の電源回路で生成される。122は、液晶パネルである。
第3図は、第2図におけるX駆動手段206の詳細を示
すブロック図である。
第3図において、300は液晶用表示データ204を、デー
タシフトクロック111により1ライン分取り込むデータ
シフト手段、301はデータシフト手段300の出力であるシ
フトデータである。302はシフトデータ301を水平クロッ
ク110でラッチする、1ラインラッチ手段であり、303は
1ラインラッチ手段302の出力である表示データであ
る。
304は表示データ303と液晶交流化クロック112より、
液晶駆動電源を液晶用表示データとして与える、2レベ
ル液晶電圧選択手段である。
X−D1〜X−Dmは、液晶表示画面における水平表示画
素数をm画素とした時の1ライン分のデータ線である1
ラインデータ207である。
第4図は、第2図においてX駆動手段206とY駆動手
段113が液晶パネル122を駆動する時の動作に関連した、
各信号のタイミング図である。
第4図において、(a)は水平クロック110であり、
表示画面における1水平走査期間毎にそれに同期して発
生するクロックである。(b)はデータシフトクロック
111であり、水平クロック110よりはるかに高い繰返し周
波数のクロックで、第3図のデータシフト手段300に取
り込まれる液晶用表示データ204を、データシフト手段3
00内でシフトするのに用いられる。(c)は液晶表示デ
ータ211を示すタイミング図であり、データシフトクロ
ック111に同期している。(d)は(a)と同じく水平
クロック110であるが、タイムスケールを小さくとって
ある。(e)は1ラインデータ207のX−D1〜X−Dnの
1ライン目、2ライン目、3ライン目等々が、水平クロ
ック110に同期していることを示している。(f)、
(g)、(h)は各々、Y駆動手段113により出力され
るY駆動信号114である。即ち、(f)は1ライン目を
表示しなさいという表示ラインデータY−D1であり、
(g)は2ライン目を表示しなさいという表示ラインデ
ータY−D2である。
第5図は、液晶交流化クロック205の動作を示してい
る。(a)はラインスタートクロック108であり、1フ
レームごとに発生するクロックである。(b)は第4図
(a)、(d)と同じ水平クロック110である。(c)
は(a)と同じラインスタートクロック108であるが、
タイムスケールを小さくとってある。(d)が液晶交流
化クロック205であり、1フレームごとに反転するクロ
ックである。
第6図は表示オン、表示オフそれぞれの場合に、1つ
の液晶画素に印加される液晶駆動電源の印加波形であ
る。第5図より、液晶交流化クロック205は1フレーム
ごとに反転するので、1つの液晶画素に対する液晶交流
化クロックは(a)である。(b)は、液晶駆動電源の
内の、GNDレベル(d)に対するプラス側の表示オフレ
ベル208、(f)はマイナス側の表示オフレベル211、
(c)はプラス側の表示オンレベル209、(e)はマイ
ナス側の表示オンレベル210である。
第7図は、液晶パネル122の画素構成である。700はR
画素、701はG画素、702はB画素であり、前記R画素70
0、G画素701、B画素702の3画素で、1ドット603が構
成されている。
以下、動作を説明するために、改めて第2図を参照す
る。
第2図において、2レベル液晶駆動信号生成手段203
は、入力したインタフェース信号より、液晶用駆動信号
であるラインスタートクロック108、垂直シフトクロッ
ク109、水平クロック110、データシフトクロック111を
生成し、データシフトクロック111に同期した液晶用表
示データ204を生成する。
X駆動手段206には、液晶用表示データ204、データシ
フトクロック111、水平クロック110が与えられ、Y駆動
手段113には、垂直シフトクロック109とラインスタート
クロック108が与えられ、液晶パネル122に液晶用表示デ
ータ204が表示されることになる。
X駆動手段206、Y駆動手段113の動作を、以下、第3
図、第4図、第5図、第6図を用いて説明する。
第3図において、データシフト手段300は、第4図に
見られるように、最初なら最初の水平クロック110の出
力後、データシフトクロック111に従い、1ライン分の
データを1水平期間中に取り込み、シフトデータ301と
して出力する。このシフトデータ301は、水平クロック1
10で1ラインラッチ手段302にラッチされ、表示データ3
03となる。2レベル液晶電圧選択手段304において、こ
の表示データ303と、液晶駆動電源交流化クロック205に
より、液晶駆動電源が1ラインデータ207(X−D1〜X
−Dm)として与えられる。即ちX駆動手段206は、現在
データシフト手段300に取り込んでいる液晶用表示デー
タ204のラインの1ライン前のデータを、1ラインデー
タ207として2レベル液晶電圧選択手段304を介して、液
晶パネル122に出力する。
第3図のX駆動手段206のうち、2レベル液晶電圧選
択手段304の動作を、第6図を用いて説明する。
第6図において、液晶駆動交流化クロック205が“ハ
イ”の時は(d)のGNDレベルから見てプラス側の電源
レベル(表示オフのとき(b)、表示オンの時(c))
が選択され、“ロー”の時はマイナス側の電源レベル
(表示オフのとき(f)、表示オンの時(e))が選択
され、液晶駆動電源が交流化される。従って、1ライン
データ207は、1フレームごとに交流化された液晶駆動
電源として出力される。更に第4図の(f)、(g)、
(h)で示すタイミング図のように、Y駆動手段113の
出力であるY駆動信号のうち、“ハイ”となっているラ
インに、前記1ラインデータ207が液晶パネル122に表示
される。
また、第2図に示すY駆動手段113は、ラインスター
トクロック108を垂直シフトクロック109で取り込むこと
により、液晶パネル122の1ライン目Y−D1を“ハイ”
にし、以下垂直シフトクロック110が入力される毎に2
ライン目のY−D2、3ライン目のY−D3、…の順に“ハ
イ”をシフトしていく。従って、第4図に見られるよう
に、X駆動手段205が1ライン目の1ラインデータ201を
出力している時は、Y駆動手段113は表示ラインデータ1
14の内、Y−D1を“ハイ”にし、X駆動手段205が2ラ
イン目の1ラインデータ213を出力している時は、Y駆
動手段113は表示ラインデータの内、Y−D2を“ハイ”
にする。そして、各画素への1ラインデータ213が“ハ
イ”の時表示オンの動作をし、“ロー”のとき表示オフ
の動作をする。
カラー表示の動作を、第7図を用いて説明する。
第2図の1ラインデータ207は、第7図のR画素700、
G画素701、B画素702の表示オン、表示オフの組合せで
1ドット603を供給している。従って、液晶表示におい
て1ラインが640ドットの場合、水平画素数mは、640ド
ットの3倍であるから、m=1920となり、第3図の1ラ
インデータ207は、X−D1〜X−D1920となる。この1ド
ット603における8通りの組合せにより、8色での文字
や図形の表示が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来例では、表示データが、各表示色1ビットの
デジタル信号であり、“ハイ”、“ロウ”で、表示オ
ン、表示オフを実現しており、各表示色複数ビットの多
階調(多色)表示データを用いた多階調(多色)表示に
関しては、考慮していなかった。
更に、nレベルの液晶印加電圧を選択できるX駆動手
段を用いた場合に、各表示色2nレベルの表示色を得る多
階調(多色)制御方法に関しては、考慮していなかっ
た。
本発明の目的は、nレベルの液晶印加電圧を選択でき
るX駆動手段を用いた液晶表示装置の駆動方法を実現
し、各表示色2nレベルのちらつきのない多階調(多色)
表示を得ることができる多階調(多色)制御方法をおこ
なうことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明においては、入力
インタフェース信号のうち2nレベルの多階調(多色)表
示データに対して第1のフレームと第2のフレームでn
レベルの重み付けをした液晶用表示データに変換する手
段を設けたものである。
更に、入力インタフェース信号のうちの表示色がカラ
ーの場合、各表示色データの重み付けが異なるように前
記変換手段を構成したものである。
更に、輝度レベルが低い表示色は、前記重み付け処理
にて第1のフレーム駆動時と第2のフレーム駆動時では
得られるnレベルの液晶用表示データが異なるように前
記変換手段を構成し、且つ輝度レベルが高い表示色は、
第1、第2いずれのフレーム駆動時でも得られるnレベ
ルの液晶用表示データは同一になるよう前記変換手段を
構成したものである。
更に、隣あう表示画素に同一レベルの液晶用表示デー
タが供給されないよう前記変換手段を構成したものであ
る。
更に、液晶印加電圧の交流化が2フレーム交互に、更
に垂直ライン交互に行う交流化手段を設けたものであ
る。
〔作用〕
多階調(多色)表示データに対して重み付けをした液
晶用表示データに変換する手段は、X駆動手段の電圧選
択レベル以上の多階調表示データが入力された時に、前
記選択レベル以上の多階調表示が行えることになる。
更に、表示色がカラーの場合、前記変換手段の重み付
けが異なるように構成したものは、Red、Green、Blueの
表示による輝度特性が均一になるようになる。
更に、輝度レベルが低い液晶用表示データを前記重み
付け処理にて得ることにより人間の視覚特性に合った輝
度特性を得ることができる。
更に、液晶印加電圧の交流方法を変えることにより液
晶に直流成分が印加されないようにする。
〔実施例〕
第1図は、本発明の液晶表示装置の駆動方法を実現す
る回路の一実施例である。
100は、インタフェース信号の表示データのうちRed
(以下、Rともいう)信号であり、101は、Green(以
下、Gともいう)信号、102は、Blue(以下、Bともい
う)信号であり、各々4ビット入力とする。
106は、8レベル液晶駆動信号生成手段であり、107の
液晶用表示データや液晶表示装置駆動信号を生成する。
112は、液晶交流化クロックである。
115は、X(軸方向)駆動手段であり、116は、1ライ
ンデータである。
117は、電源回路であり、118はプラス側の8レベル液
晶駆動電源であり、119はマイナス側の8レベル液晶駆
動電源である。120は、電圧セレクタであり、121は、X
駆動手段供給電源である。122は、液晶パネルである。
第8図は、請求項1の液晶表示装置の駆動方法を実現
する回路であり、第1図のX駆動手段115のブロック図
である。
第8図において、800は、液晶用表示データ107をデー
タシフトクロック111により、1ライン分取り込むデー
タシフト手段であり、801は、データシフト手段800の出
力である、シフトデータである。
802は、シフトデータ801を水平クロック110でラッチ
する1ラインラッチ手段であり、803は、1ラインラッ
チ手段の出力である、表示データである。
804は、8レベルの液晶印加電圧を選択する8レベル
電圧選択手段である。
第9図は本実施例の液晶駆動の動作波形である。
第9図において、(a)、(d)は水平クロック10
7、(b)はデータシフトクロック106である。(c)は
液晶用表示データ107である。(e)、(f)、(g)
は1ラインデータ116である。
第10図は、液晶表示装置の多階調制御方法を実現する
回路であり、第1図の液晶駆動信号生成手段106のブロ
ック図である。
1000は、表示データのうちRed信号100の重み付けを行
う第1のデコーダであり、1001は、第1のデコードデー
タである。1002は、Red信号100の重み付けを行う第2の
デコーダであり、1003は、第2のデコードデータであ
る。1004は、第1のデコードデータ1001と第2のデコー
ドデータ1003を選択して1005の液晶用表示データを出力
するセレクタである。
1006は、表示データのうちGreen信号101の重み付けを
行う第1のデコーダであり、1007は、第1のデコードデ
ータである。1008は、Green信号101の重み付けを行う第
2のデコーダであり、1009は、第2のデコードデータで
ある。1010は、第1のデコードデータ1007と第2のデコ
ードデータ1009を選択して1011の液晶用表示データを出
力するセレクタである。
1012は、表示データのうちBlue信号102の重み付けを
行う第1のデコーダであり、1013は、第1のデコードデ
ータである。1014は、Blue信号102の重み付けを行う第
2のデコーダであり、1015は、第2のデコードデータで
ある。1016は、第1のデコードデータ1013と第2のデコ
ードデータ1015を選択して1017の液晶用表示データを出
力するセレクタである。
1018は、フリップフロップで水平同期信号103の分周
信号1019を生成する。1019は、フリップフロップで垂直
同期信号104の分周信号1020を生成する。1022は、フリ
ップフロップでドットクロック105の分周信号1023を生
成する。
各分周信号1019、1021、1023は、セレクタ1004、101
0、1016に供給される。
第11図は、第10図の液晶駆動信号生成手段106のRed信
号100系デコーダ1000と1002のデコード制御による液晶
用表示データ1005の重み付け制御について示したもので
ある。
第12図は、第10図の液晶駆動信号生成手段106のGreen
信号101系デコーダ1006と1008のデコード制御による液
晶用表示データ1011の重み付け制御について示したもの
である。
第13図は、第10図の液晶駆動信号生成手段106のBlue
信号102系デコーダ1012と1014のデコード制御による液
晶用表示データ1017の重み付け制御について示したもの
である。
第14図は本実施例での、R、G、B各々、16階調の輝
度特性を示したグラフである。横軸1400が16階調の階調
番号であり、これは第10図、第11図、第12図に示した
R、G、B各入力表示データの値と一致している。縦軸
1401が輝度で、単位はcd/m2である。1402がGの輝度、1
403がRの輝度、1404がBの輝度である。
第15図は、液晶表示装置の駆動方法を実現する回路の
一実施例である。
1500は、フリップフロップで垂直同期信号104の2分
周信号1501を生成し、1502は、フリップフロップで垂直
同期信号104の4分周信号1503を生成し、セレクタ1504
で、フレーム単位の液晶交流化信号1505を生成する。
1506は、垂直ラインカウンタであり、垂直方向のライ
ン数をカウントし、カウントデータ1507を生成する。15
08は、カウントデータ1507のうち最下位ビットである。
1509のEORゲートで、フレーム単位の液晶交流化信号150
5とカウントデータ最下位ビット1508よりライン単位の
液晶交流化信号1510が生成される。1511は、セレクタで
あり、1512は、選択された液晶交流化信号、1513は、同
期化用のフリップフロップである。
第16図、第17図は本実施例での液晶交流化クロックの
波形である。
第16図において、(a)、(c)はラインスタートク
ロック108、(b)は水平クロック110である。(d)が
液晶駆動交流化クロック112であり、2フレーム毎に反
転していることを示している。
第17図において、(a)はラインスタートクロック10
8、(b)は水平クロック110である。(c)が液晶駆動
交流化クロック112であり、1ライン毎に反転している
ことを示している。
請求項1の液晶表示装置の駆動方法を実現する回路の
一実施例の動作を説明するために、改めて第1図を参照
する。
第1図において、液晶駆動信号生成手段106は、イン
タフェース信号の同期信号である水平同期信号103、垂
直同期信号140、ドットクロック105より、液晶用駆動信
号を、従来と同じ方式で生成し、各色4ビットで入力さ
れる表示データの、Red信号100、Green信号101、Blue信
号102から、X駆動手段105の各画素の有する情報幅であ
る各色3ビットの液晶用表示データ107を生成する。な
お、4ビットの入力表示でーたであるRed信号100、Gree
n信号101、Blue信号102から、3ビットの液晶用表示デ
ータを生成する方法に関しては、後で詳細に説明する。
電源回路117において、プラス側8レベルの液晶駆動
電源118、マイナス側8レベルの液晶駆動電源119が出力
され、電圧セレクタ120で液晶交流化クロック112に従っ
て選択されたX駆動手段供給電源122が、X駆動手段115
に供給される。液晶画素にプラス側、及びマイナス側の
駆動電圧を印加することで、液晶の劣化を防ぐことにす
る。
X駆動手段115には、X駆動手段供給電源121と共に、
水平クロック110、データシフトクロック111、そして液
晶用表示データ107が与えられる。Y駆動手段113には、
従来と同様、ラインスタートクロック108と垂直シフト
クロック109が与えられ、液晶パネル122に液晶用表示デ
ータ107が表示されることになる。
第8図において、第1図に示した液晶駆動信号生成手
段106において生成された各色3ビットの液晶用表示デ
ータ107は、従来の方式と同様に、データシフト手段300
と1ラインラッチ手段302を介し、各色3ビットの表示
データ803として出力される。8レベル電圧選択手段804
において、入力される8レベルのX駆動手段供給電源12
1の内から、3ビットの表示データ803に従った液晶駆動
電源が選択され、液晶パネル122に、1ラインデータ116
が出力される。よって、1ラインデータ116の各データ
線X−D1〜X−Dmは、各々プラス側に8レベルの液晶駆
動電圧、マイナス側に8レベルの液晶駆動電圧を有する
ことになる。この印加電圧の振幅の違いを利用して、多
階調(多色)の表示色を得ることになる。
第9図において、1ラインデータ116の内の(e)X
−D1は、液晶用表示データ107の第1のデータ値が‘7'
の時の液晶駆動用電源、液晶駆動電源、(f)X−D2
は、液晶用表示データ107の第2のデータ値が‘5'の時
の液晶駆動電源が液晶用表示データとして与えられるこ
とを示している。
液晶表示装置の多階調方法を実現する回路動作を、以
下第10図〜第13図を用いて説明する。
第10図において、インタフェース信号の4ビットのRe
d信号100は、重み付けを行う第1のデコーダ1000、第2
のデコーダ1002により、3ビットのデータ1001、1003に
変換され、セレクタ1004により、液晶用データ1005が出
力される。データ1001、1003の選択は、分周クロック10
19、1201、1023により、1フレーム毎、且つ、隣合う液
晶画素毎に切り換えられる。
本実施例での、デコーダ1000、1002の重み付け処理内
容を第11図に、デコーダ1006、1008の重み付け処理内容
を第12図に、デコーダ1012、1014の重み付け処理内容を
第13図に示した。例えば、第10図と第11図において、Re
d信号100の表示データが4ビットで表される‘9'の場
合、第1のフレームでは、第1のデコーダ1000により、
3ビットで表される‘7'のデコードデータ1001が重み付
けされ、液晶用表示データ1005に出力される。第2のフ
レームでは第2のデコーダ1002により、3ビットで表さ
れ‘3'のデコードデータ1003が重み付けされ、液晶用デ
ータ1005に出力される。以下、Green信号101系の処理
も、Blue信号102系の処理も、同様の方法で行われ、各
々3ビットの液晶用表示データ1011、1017が生成され
る。
第11図〜第13図において、第1のデコードデータと、
第2のデコードデータが同じ場合は、そのデータにした
がった液晶駆動電源が、液晶用表示データとして与えら
れる。これによって、8レベルの液晶表示輝度を得るこ
とが可能である。異なる場合は、それぞれに従った液晶
駆動電源を切り換えて、液晶用表示データとして与える
ことにより、その中間の輝度レベルを得る。これによっ
て、さらに8レベルの液晶表示輝度を得ることを可能に
した。
請求項6、7の液晶表示装置の駆動方法を実現する回
路の動作を、第15図〜第7図を用いて説明する。
第15図において、フリップフロップ1500が、垂直同期
信号104より、1フレーム毎に反転する液晶交流化クロ
ック1501を生成する。この液晶交流化クロック1501をフ
リップフロップ1502によって分周することにより、第16
図に示される2フレーム毎に反転する液晶交流化クロッ
ク1503を生成する。セレクタ1504によってどちらかのフ
レーム単位の液晶交流化クロックが選択される。
垂直ラインカウンタ1506は、水平同期クロック103に
よるカウントデータ1507を生成し、その最下位ビットの
出力は、1ライン毎に反転する信号1508となる。この信
号1508は、EORゲート1509とフレーム単位の液晶交流化
信号1505によって、第17図に示される、極性がフレーム
単位で反転するライン単位の液晶交流化クロック1510と
なる。
セレクタ1511が、フレーム単位、あるいはライン単位
の、液晶交流化クロック1512を選択し、フリップフロッ
プ1513によりデータシフトクロックに同期した液晶交流
化クロック112が出力される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、R、G、B各色の表示データで、異
なる重み付けを行うため、どの色に対しても同様に、人
間の視覚特性に合った輝度特性を得ることが出来るとい
う効果がある。
また、フレーム毎に表示データの重み付けを切り換え
るため、8レベルの輝度表示能力を持つX駆動手段を用
いて、16レベルの輝度表示を実現できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の液晶表示装置のブロック
図、第2図は従来の液晶表示装置のブロック図、第3図
は第2図に示すX駆動手段の詳細ブロック図、第4図は
第2図に示すX駆動手段及びY駆動手段の動作タイミン
グ図、第5図は従来の液晶交流化クロックの動作タイミ
ング図、第6図は第3図に示す2レベル液晶電圧選択手
段の動作タイミング図、第7図は第1図に示す液晶パネ
ルの画素構成図、第8図は第1図に示すX駆動手段の詳
細ブロック図、第9図は第8図に示す8レベル電圧選択
手段の動作タイミング図、第10図は第1図に示す液晶駆
動信号生成手段の詳細ブロック図、第11図はRed信号の
重み付けの詳細図、第12図はGreen信号の重み付けの詳
細図、第13図はBlue信号の重み付けの詳細図、第14図は
本実施例による16階調表示の輝度特性図、第15図は本実
施例の液晶交流化クロックを生成する回路のブロック
図、第16図と第17図は第15図に示す液晶交流化クロック
の動作タイミング図である。 106……8レベル液晶駆動信号生成手段、 113……Y駆動手段、115……X駆動手段、 117……電源回路、120……電圧セレクタ、 122……液晶パネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真野 宏之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 二見 利男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日 立製作所茂原工場内 (72)発明者 高橋 孝次 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日 立製作所茂原工場内 (56)参考文献 特開 昭61−234673(JP,A) 特開 昭63−182695(JP,A) 特開 平1−277218(JP,A) 特開 昭63−169691(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/18 G09G 3/36 G02F 1/133 505 - 580

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子、液晶、付加容量で各表
    示画素部を構成するアクティブマトリックス液晶パネル
    と、入力した液晶データより8レベルの電圧の何れかを
    選択して各表示部に印加し、8レベルの輝度特性をもつ
    表示色を得ることが可能なX駆動手段とを有する液晶表
    示装置の駆動方法において、 入力インターフェース信号のRed,Green,Blueのそれぞれ
    を多階調で表す多階調表示データ及び、表示同期信号を
    入力し、 第1のフレーム駆動時に16レベルの前記多階調表示デー
    タの各レベルに前記Red,Green,Blue毎に独立に重み付け
    をした8レベルの液晶表示データに変換し、 第2のフレーム駆動時に16レベルの前記多階調表示デー
    タの各レベルに前記Red,Green,Blue毎に独立に重み付け
    をした8レベルの液晶表示データに変換し、 前記第1のフレーム駆動時及び前記第2のフレーム駆動
    時の液晶表示データへの変換は、前記重み付け処理によ
    り、輝度レベルが最も低い0レベルから4レベルの階調
    表示まで、11レベルから12レベル及び最も輝度レベルの
    高い15レベルでは、前記第1のフレーム及び第2のフレ
    ームで同一の電圧レベルを液晶に印加し、輝度レベルが
    5レベルから10レベル及び13から14レベルでは、前記第
    1のフレーム及び第2のフレームで異なった電圧レベル
    を液晶に印加し、 前記第1のフレーム及び第2のフレームから変換して得
    られた液晶表示データを各フレーム駆動時に切り替え前
    記X駆動手段に供給して16レベルの輝度特性をもつ表示
    色を得ることを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
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