JPH06118906A - 液晶表示装置の多階調駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置の多階調駆動回路

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JPH06118906A
JPH06118906A JP26457492A JP26457492A JPH06118906A JP H06118906 A JPH06118906 A JP H06118906A JP 26457492 A JP26457492 A JP 26457492A JP 26457492 A JP26457492 A JP 26457492A JP H06118906 A JPH06118906 A JP H06118906A
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data
circuit
latch
gradation
bits
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JP26457492A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Satoru Tsunekawa
悟 恒川
Koji Takahashi
孝次 高橋
Isao Takita
功 滝田
Makiko Ikeda
牧子 池田
Hiroyuki Nitta
博幸 新田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力するデジタル表示データを、複数個の記憶
回路が同時に取り込むことが出来、更に、階調ビット数
以上の階調表示が行える液晶表示装置の多階調駆動回路
を提供することにある。 【構成】ラッチクロック生成回路107で生成した複数
同時に有効となるラッチクロック108で、デジタル表
示データ101をデータラッチ回路109、ラインラッ
チ回路112に取り込み、セレクタ117を介したカウ
ンタ114の出力データと、前記記憶した表示データと
を比較し、生成したサンプリングクロック122で階段
状の電圧をサンプルホールド回路124に取り込み、出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
スタイプの液晶表示装置等の表示装置に係わり、特にデ
ジタル表示データを対応する電圧に変換し、多色/多階
調表示を行う画像表示回路、及びその装置、及びその駆
動方法、及びその表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示データとカウンタの出力デー
タを比較して、比較するデータが一致したときクロック
を生成し、生成したクロックで複数レベルの電圧のうち
何れかを記憶し、出力する構成とした液晶表示装置の多
階調駆動回路には、特開平1−92797「中間調表示
装置」および、特開平3−214193「液晶パネル駆
動回路」がある。
【0003】従来の多階調駆動回路の実施例を図4、図
7、図16から図19、表2を用いて説明する。
【0004】図16は従来の多階調駆動回路のブロック
図である。
【0005】図16において、101は表示データバス
であり、3画素(Red画素、Green画素、Blu
e画素)×4ビット(2の4乗=16階調)の12ビッ
ト幅のデータバスとする。102はCL2クロックであ
り、表示データバス101で転送する表示データに同期
する。103は取り込み開始信号で、本多階調駆動回路
が表示データを取り込み始める時に有効とする信号であ
り、104は取り込み終了信号で、取り込みが終了した
ときに有効にする信号である。1601はラッチクロッ
ク生成回路で108のラッチクロックを生成する。本実
施例では192(画素)×4ビット(16階調)データ
を、12ビット(3画素×4ビット)データ並列に処理
することからラッチクロック108は合計64(=19
2×4÷12)クロック分を有し、CL2クロック10
2に同期して順次有効とする。109はデータラッチ回
路であり、192×4ビットデータをラッチし、110
のデータバスに転送する。111はCL1クロックであ
り、データラッチ回路109に192×4ビットデータ
がラッチされた後に有効となる。112はラインラッチ
回路であり、192×4ビットデータをラッチし、11
3のデータバスに転送する1602は4ビットのカウン
タであり、115のCL4クロックでカウントアップ
し、CL1クロック111でクリアする。1603は、
カウンタ1602の出力データを転送するデータバスで
ある。1604は比較回路であり、122のサンプルク
ロックを生成する。123は階段波形電圧を転送する電
圧線である。124はサンプルホールド回路であり、1
92出力×2系統の回路を有し、表示データに対応した
レベルの電圧をラッチする。125は選択信号であり、
サンプルホールド回路124において、一方系統の19
2出力分の回路がサンプリング動作中の時、他方系統の
回路にラッチした電圧を126の信号線で転送する様
に、選択信号125の極性によって2系統の回路が動作
する。
【0006】図17は図16に記載したラッチクロック
生成回路1601の詳細なブロック図である。
【0007】図17において、201は6ビットのカウ
ンタであり、202はカウンタ201の生成するデータ
を転送するデータバスである。1701はデコード群で
あり、データバス202で転送するデータでデコードす
る回路を’0’から’63’までの64個を有する。1
08−0から108−63はラッチクロック108内の
各々前記64個のデコーダの生成するラッチクロックで
ある。
【0008】図18は図17に記載したラッチクロック
生成回路のタイミング図を示したものである。ラッチク
ロック108−0から108−63はCL2クロックに
同期して順次有効となる。
【0009】図4は図16に記載したデータラッチ回路
109の6画素分の回路を詳細に記載したブロック図で
ある。
【0010】図4において、101−RD0から101
−RD3、101−GD0から101−GD3、101
−BD0から101−BD3は表示データバス101内
の各々1ビットのデータ線である。401R−00から
401R−31、401G−00から401G−31、
401B−00から401B−31はいずれもフリップ
フロップである。フリップフロップを表す401R−m
n、401G−mn、401B−mnにおいて、mは階
調ビットを表し、nは画素ビットを表す。12ビット
(=3画素×4ビット)分のフリップフロップに対し
て、1ビットのラッチクロック106が共通入力されて
いる。本図面には6画素分の回路のみ記載したが、本実
施例において192画素分有し、R、G、B何れもnは
0から63まであることになる。
【0011】図19は図16記載の比較回路1604の
詳細なブロック図である。
【0012】図19には、説明を判り易くするためRe
d画素のうち3画素に対応する回路を記載する。表示デ
ータを転送するデータバス113とカウンタ出力データ
を転送するデータバス1603−0から1603−3と
の比較動作を行う。データ線を表す113−mnにおい
て、mは階調ビットを表し、nは画素ビットを表す。更
に1603−0は最下位ビットを転送し、1603−3
は最上位ビットを転送する。1901−03から190
1−33、1901−04から1901−34、190
1−05から1901−35はEOR回路であり、19
02−3、1902−4、1902−5は4入力NOR
回路であり、1903−3、1903−4、1903−
5はフリップフロップである。
【0013】図7は16階調表示の動作を行うときの比
較回路、サンプルホールド回路の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【0014】図7において、D0からD15はサンプル
クロック122の動作波形であり、表示データが’0’
の時D0の波形となり、以下同様に、表示データが’
1’の時D1の波形、表示データが’15’の時D15
の波形となる。Vinは電圧線123の電圧波形を示
し、階段状の16レベル電圧をCL4クロックに同期し
て転送する。LV0からLV15は、サンプルホールド
回路124にラッチされる状態を示し、表示データが’
0’の時LV0の波形となり、以下同様に、表示データ
が’1’の時LV1の波形、表示データが’15’の時
LV15の波形となる。
【0015】表2は16階調動作時の表示データバス1
01内のデータビットと表示データの関係を示す表であ
る。φ0からφ4は表示データバス101で転送される
表示データに同期したCL2クロック102の各有効と
なるタイミングを表す。
【0016】再び、図16から従来発明による16階調
表示の動作が可能な多階調駆動回路を詳細に説明する。
【0017】図16において、12ビットの表示データ
バス101で転送される表示データはデータラッチ回路
109に入力される。従来多階調駆動回路で処理する表
示データである場合、取り込み開始信号103を有効と
し、ラッチクロック生成回路107が動作を開始する。
ラッチクロック生成回路107は図17に示すように6
ビットのカウンタ201とデコーダ1701で構成され
ており、カウンタ201は取り込み開始信号103が有
効となった後にCL2クロック102に同期してカウン
トアップを開始する。CL2クロック102が有効とな
る毎にカウンタ201の出力がカウントアップするの
で、デコーダ1701の各デコード回路で各ラッチクロ
ック108−0から108−63を図18に記載したよ
うに順次有効にする。ここで、表2に示す様な入力デー
タとデータビットの関係にする。つまり、データビット
D0からD3に対して各画素の対応した階調ビットのデ
ータのみを各クロック有効タイミングで転送することに
する。
【0018】図18に記載したタイミングと、表2に記
載した入力データのタイミングとにより、図4記載のデ
ータラッチ回路の各フリップフロップ401にデータが
記憶されることになる。フリップフロップ401R−0
0にはデータR00が記憶され、以下同様に401R−
10にはデータR10が、401R−20にはデータR
20が、401R−30にはデータR30が、401R
−01にはデータR01が、401R−11にはデータ
R11が、401R−21にはデータR21が、401
R−31にはデータR31が記憶されるよう動作する。
記憶されたデータは、データバス110を介して、図1
記載のラインラッチ回路112に転送される。データラ
ッチ回路109で192×4ビットのデータがラッチさ
れた後にCL1クロック111が有効となりラインラッ
チ回路112に192×4ビット分同時に取り込み、デ
ータバス113を介して比較回路1604に出力する。
比較回路1604にはデータバス1603により、4ビ
ットのカウンタ1602で生成されたカウントデータを
入力する。
【0019】図19を用いて図16記載の比較回路16
04の動作を説明する。
【0020】Red画素の第3画素目(4ビット)を1
13R−03から113R−33とデータバス1603
−0から1603−3でEOR回路1901−03から
1901−33と4入力NOR回路1902−3により
比較動作がなされ、フリップフロップ1903−3によ
りサンプルクロック122R−3を生成する。第4画素
目(4ビット)を113R−04から113R−34と
データバス1603−0から1603−3でEOR回路
1901−04から1901−34と4入力NOR回路
1902−4により比較動作がなされ、フリップフロッ
プ1903−4によりサンプルクロック122R−4を
生成する。第5画素目(4ビット)を113R−05か
ら113R−35とデータバス1603−0から160
3−3でEOR回路1901−05から1901−35
と4入力NOR回路1902−5により比較動作がなさ
れ、フリップフロップ1903−5によりサンプルクロ
ック122R−5を生成する。データバス113Rで転
送されるビット数とデータバス120で転送されるビッ
ト数は何れも4ビットであるので16種類のパルス幅を
有するサンプルクロック122が生成できる。この動作
を図7の16階調表示を行うときのタイミング図を用い
て説明する。CL1クロックで有効になったサンプルク
ロックは表示データに対応したカウンタの値がきたとき
にサンプルクロックを無効とするよう動作する。よっ
て、表示データにより図7記載のD0から15までのパ
ルス幅を有するサンプルクロックが生成できる。図1記
載のサンプルホールド回路124には、16レベルの階
段状電圧波形を転送する電圧線123が入力されてお
り、表示データに対応したサンプルクロック122が有
効な時点の電圧を取り込むことになる。この動作を図7
を用いて説明する。16階調表示を行うときには電圧線
123にはVinにしめすV0からV15の16レベル
の電圧が入力される。そして、表示データが’0’の時
のサンプルクロックD0では、VinのV0レベルをホ
ールドし、表示データが’1’の時のサンプルクロック
D1では、VinのV0レベルを始め取り込み、V1レ
ベルをホールドする。以下同様に動作し、表示データ
が’15’の時のサンプルクロックD15では、Vin
のV0レベルを始め取り込み、次いでV1レベルを取り
込み、最後にV15レベルをホールドする。そして、図
1記載の選択信号125が反転したときに図1記載の出
力信号線126に同時に出力する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の多階調駆動回路
においては、多階調駆動回路の出力端子数に応じた画素
数×階調ビット数の記憶容量を有する記憶回路全てにデ
ータが取り込む必要があったため、隣合う出力端子に同
一の表示を行う場合でも同一の表示データを外部回路で
転送しなければならなかった。例えば水平方向1280
ピクセルのワークステーション対応の液晶表示装置を従
来の多階調駆動回路で構成していたとき、水平方向64
0ピクセルのパーソナルコンピュータの表示画面を表示
する場合、2ピクセル毎に同じデータを前記従来の多階
調駆動回路に転送する外部回路が必要であるといった課
題があった。
【0022】本発明の第1の目的は、入力するデジタル
表示データを複数個の記憶回路が同時に取り込むことが
出来る、液晶表示装置の多階調駆動回路を提供すること
にある。
【0023】更に、従来の多階調駆動回路においては、
出力端子数に応じた画素数×階調ビット数の記憶容量を
有する記憶回路しか持たない場合、前記出力端子に対応
した階調ビット数は固定であった。
【0024】そこで本発明の第2の目的は階調ビット数
以上の階調表示が行える液晶表示装置の多階調駆動回路
を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の第1、第2の目
的を達成するために、画像表示を行う液晶表示装置の駆
動回路において、デジタル表示データを一時記憶するデ
ータラッチ手段を複数個有する第1の記憶手段と、前記
第1の記憶手段内の個々のデータラッチ手段に前記デジ
タル表示データを取り込みを指示する取り込み信号を生
成するクロック生成回路と、前記第1の記憶回路で記憶
したデジタル表示データを同時に記憶する第2の記憶手
段と、複数ビットのカウント手段と、前記カウント手段
の出力を任意に選択する選択手段と、前記第2の記憶回
路に記憶したデジタル表示データと前記選択手段の出力
するデータとを比較する比較手段と、前記比較手段の出
力信号が有効なときに、信号線で転送される電圧を記憶
する第3の記憶手段と、前記第3の記憶手段に電圧を記
憶した後出力する出力手段とで構成した。
【0026】また、本発明では、前記クロック生成回路
はカウンタと、デコーダで構成し、前記デコーダは制御
信号により複数の出力が同時に有効になるよう制御可能
とした。
【0027】更に、本発明では、前記選択手段は前記カ
ウント手段の出力するデータの上位ビットと下位ビット
を選択可能とした。
【0028】また、本発明では、前記比較回路は前記第
2の記憶手段の出力するデジタル表示データと比較する
データを前記選択手段の出力する下位データまたは前記
選択手段の出力する全データと選択可能にした。
【0029】更にまた、本発明の第1、第2の目的を達
成するために、マトリクス状に配列した画素部を有し、
該画素部はスイッチング素子と液晶とを有し、前記液晶
に印加する表示信号で光の透過を制御し、画像表示を行
う液晶表示装置の駆動回路において、並列に入力する画
素数をL(Lは整数)とし、1画素当たりの階調ビット
数をN(Nは整数)とし、出力端子数をK(Kは整数)
とすると、(L×N)ビットのデジタル表示データを入
力し、同時に(L×N)ビット毎に記憶するデータラッ
チ手段を(K×N)個以上有する第1の記憶手段と、前
記第1の記憶手段内の個々の記憶手段に前記デジタル表
示データの取り込みを指示する取り込み信号を(K÷
L)個生成し、該取り込み信号は複数同時に有効とでき
るクロック生成回路と、前記第1の記憶回路で記憶した
デジタル表示データを同時に記憶する手段を(K×N)
個以上有する第2の記憶手段と、M(Mは整数であり、
M>Nである。)ビットのカウント手段と、前記カウント
手段の出力を制御信号により選択することの出来る選択
手段と、前記カウント手段がMビットのうちNビットを
選択した時前記第2の記憶回路に記憶したデジタル表示
データのNビットと前記選択手段の出力するデータNビ
ットとを比較し、前記比較手段の前記カウント手段がM
ビットのうちMビットを選択した時前記第2の記憶回路
に記憶したデジタル表示データのMビットと前記選択手
段の出力するデータMビットとを比較し、前記選択手段
でNビットを選択した時複数の出力が異なる有効期間を
有し、前記選択手段でMビットを選択した時複数の出力
の内、隣合ういくつかの出力が同一の有効期間を有する
信号を生成する比較手段と、前記比較手段の出力する信
号が有効なときに、信号線で転送される電圧を記憶する
第3の記憶手段と、前記第3の記憶手段に電圧を記憶し
た後出力する出力手段とで構成した。
【0030】また、本発明では、前記クロック生成回路
はJビット(Jは、2のJ乗=(M÷L)となる整数で
ある。)カウンタと、(K÷L)個のデコーダで構成
し、前記デコーダは制御信号により複数の出力が同時に
有効になるように動作可能とした。
【0031】更に、本発明では、前記のカウント手段の
出力を任意に選択する選択手段は、Mビットのカウンタ
とNビットを出力するセレクタで構成し、制御信号によ
り前記カウンタのNビットデータから(M−1)ビット
データの上位ビットと0ビットデータから(N−1)ビ
ットデータの下位ビットを選択可能とした。
【0032】また、本発明では、前記比較回路は前記選
択手段の出力する0ビットデータから(N−1)ビット
データの下位Nビットのデータと前記第2の記憶手段の
出力するデジタル表示データのNビットデータとを比較
した結果と、前記比較回路は前記選択手段の出力する0
ビットデータから(M−1)ビットデータの全Mビット
のデータと前記第2の記憶手段の出力するデジタル表示
データのMビットデータとを比較した結果とを選択可能
とした。
【0033】
【作用】デジタル表示データを一時記憶する手段を複数
有する第1の記憶手段と、第2の記憶手段は線順次走査
用にシリアルで転送されてくるデジタル表示データを線
順次走査用のパラレルなデジタル表示データに変換する
作用がある。
【0034】また、前記第1の記憶手段内の個々の記憶
手段に、前記デジタル表示データを取り込む信号を複数
生成するクロック生成回路内のカウンタは、入力するデ
ジタル表示データに同期して動作することから入力する
データ量を計ることも可能であり、更にデコーダと組み
合わせることで入力するデジタル表示データに対応した
第1、第2の記憶回路に取り込むことが可能となる。更
に、デコーダにおいては、制御信号により、複数の出力
信号を同時に有効にすることを可能とするので、入力す
るデジタル表示データを第1、第2の記憶回路内の複数
の記憶回路に同時に取り込む作用がある。
【0035】カウント手段は電圧を記憶する第3の記憶
手段に入力する階段状の電圧と同期をとることが出来る
ので、第2の記憶回路に記憶されたデジタル表示データ
とカウント手段の出力を比較手段で比較し、その結果を
入力電圧の取り込み信号とすることが可能となる作用が
ある。更にここで、前記カウント手段と、比較回路の間
に選択回路を挿入することで、階調表示数が少ないとき
はカウンタ手段の生成する下位ビットを選択し、比較手
段に転送出来るので、比較手段では階調数の少ないレベ
ルの電圧しか、前記第3の記憶回路に取り込めず、カウ
ント手段の生成する全ビットを選択し、比較手段に転送
することで、比較手段では階調数の多いレベルの電圧
を、前記第3の記憶回路に取り込める作用がある。
【0036】更に見方を変えると、第1の記憶手段と、
第2の記憶手段は線順次走査用に転送される(L×N)
ビットのデジタル表示データを(K×N)ビットの線順
次走査用のパラレル表示データに変換する作用がある。
【0037】前記第1の記憶回路で記憶したデジタル表
示データを再び同時に記憶する手段を(K×N)個以上
有する第2の記憶手段と、Mビットのカウント手段と、
前記カウント手段の出力を制御信号により選択すること
の出来る選択手段と、前記カウント手段がMビットのう
ちNビットを選択した時前記第2の記憶回路に記憶した
デジタル表示データのNビットと前記選択手段の出力す
るデータNビットとを比較手段で比較することで、2の
N乗レベルの電圧を前記第3の記憶回路に取り込む作用
がある。また、前記比較手段の前記カウント手段がMビ
ットのうちMビットを選択した時前記第2の記憶回路に
記憶したデジタル表示データのMビットと前記選択手段
の出力するデータMビットとを比較手段で比較すること
で、2のM乗レベルの電圧を前記第3の記憶回路に取り
込む作用がある。
【0038】
【実施例】本発明による16階調表示と64階調表示を
切り換える動作が可能な多階調駆動回路の第1の実施例
を図1から図8と、表1から表3を用いて説明する。
【0039】図1は本発明の多階調駆動回路のブロック
図である。
【0040】図1において、101は表示データバスで
あり、3画素(Red画素、Green画素、Blue
画素)×4ビット(2の4乗=16階調)の12ビット
幅のデータバスとする。102はCL2クロックであ
り、表示データバス101で転送する表示データに同期
する。103は取り込み開始信号で、本多階調駆動回路
が表示データを取り込み始める時に有効とする信号であ
り、104は取り込み終了信号で、取り込みが終了した
ときに有効にする信号である。105、106はモード
信号であり、モード信号105、106が何れも’0’
のとき192画素分の表示データを取り込み出力に反映
する16階調表示を行う時に作用し、モード信号10
5、106が何れか一方でも’1’のとき128画素分
の表示データを取り込み出力に反映する16階調表示を
行う時に作用する。107はラッチクロック生成回路で
108のラッチクロックを生成する。本実施例では19
2(画素)×4ビット(16階調)データを、12ビッ
ト(3画素×4ビット)データ並列に処理することから
ラッチクロック108は合計64(=192×4÷1
2)クロック分を有し、CL2クロック102に同期し
て順次有効とする。109はデータラッチ回路であり、
192×4ビット分データをラッチクロック108にラ
ッチし、110のデータバスに転送する。111はCL
1クロックであり、データラッチ回路109に192×
4ビット分のデータがラッチされた後に有効となる。1
12はラインラッチ回路であり、データラッチ回路10
9の出力である192×4ビット分のデータをラッチ
し、113のデータバスに転送する。114は6ビット
のカウンタであり、115のCL4クロックでカウント
アップし、CL1クロック111でクリアする。116
はカウンタ114の出力データを転送するデータバスで
ある。117はデータセレクタである。118、119
のモード信号を入力し、120のデータバスに出力す
る。モード信号118、119が何れも’0’のとき1
92画素分の表示データを取り込み出力に反映する16
階調表示を行う時に動作し、モード信号118、119
が何れか一方でも’1’のとき128画素分の表示デー
タを取り込み出力に反映する64階調表示を行う時に動
作する。121は比較回路であり、122のサンプルク
ロックを生成する。123は階段波形電圧を転送する電
圧線である。124はサンプルホールド回路であり、1
92出力×2系統の回路を有し、表示データに対応した
レベルの電圧をラッチする。125は選択信号であり、
サンプルホールド回路124において、一方系統の19
2出力分の回路がサンプリング動作中の時、他方系統の
回路にラッチした電圧を126の信号線で転送する様
に、選択信号125の極性によって2系統の回路が動作
する。
【0041】図2は図1に記載したラッチクロック生成
回路107の詳細なブロック図である。
【0042】図2において、201は6ビットのカウン
タであり、202はカウンタ201の生成するデータを
転送するデータバスである。203はデコード群であ
り、データバス202で転送するデータとモード信号1
05、106とをデコードする回路を’0’から’6
3’までの64個を有する。108−0から108−6
3はラッチクロック108内の各々前記64個のデコー
ダの生成するラッチクロックである。
【0043】図3は、図2に記載したラッチクロック生
成回路のタイミング図を示したものである。モード0は
モード信号105=’0’、106=’0’の時の動作
を示し、これは192出力の16階調表示を行うときに
用いる。更に、モード1はモード信号105=’1’、
106=’0’の時の動作を示し、モード2はモード信
号105=’0’、106=’1’の時の動作を示し、
モード3はモード信号105=’1’、106=’1’
の時の動作を示し、何れも128出力の16階調表示を
行う場合の動作タイミングである。
【0044】図4は図1に記載したデータラッチ回路1
09の6画素分の回路を詳細に記載したブロック図であ
る。
【0045】図4において、101−RD0から101
−RD3、101−GD0から101−GD3、101
−BD0から101−BD3の各1ビットのデータ線
は、表示データバス101内のデータ線である。401
R−00から401R−31、401G−00から40
1G−31、401B−00から401B−31はいず
れもフリップフロップである。フリップフロップを表す
401R−mn、401G−mn、401B−mnにお
いて、mは階調ビットを表し、nは画素ビットを表す。
12ビット(=3画素×4ビット)分のフリップフロッ
プに対して1ビットのラッチクロック106が共通入力
されている。本図面には6画素分の回路のみ記載した
が、本実施例において192画素分有し、R、G、B何
れもnは0から63まであることになる。
【0046】図5は図1記載の6ビットのカウンタ11
4と、セレクタ117の詳細なブロック図である。
【0047】図5において、116−0から116−5
はカウンタ114の出力ビットを転送するデータバス1
16内の各々1ビットのデータ線である。116−0が
最下位ビットを転送し、116−5が最上位ビットを転
送する。501はセレクタ117内のデコーダであり、
モード信号118、119をデコードする。502から
504はデコーダ501のデコード信号であり、セレク
タ117内の個々のセレクタ505から507の選択信
号となる。120−00から120−03はセレクタ5
05の出力であり、120−10から120−13はセ
レクタ506の出力であり、120−20から120−
23はセレクタ507の出力である。各セレクタ50
5、506、507の選択信号であるデコード信号50
2、503、504が’0’の時、出力は116−0か
ら116−3が反映され、デコード信号502、50
3、504が’1’の時、出力は116−4、116−
5が反映される。
【0048】図6は図1記載の比較回路121の詳細な
ブロック図である。
【0049】図6には、説明を判り易くするためRed
画素のうち3画素に対応する回路を記載する。表示デー
タを転送するデータバス113R−03から113R−
33はカウンタ出力データを転送するデータバス120
−00から120−30と、データバス113R−04
から113R−34はデータバス120−01から12
0−31と、データバス113R−05から113R−
35はデータバス120−02から120−32とを比
較動作を行う。データ線を表す113−mnにおいて、
mは階調ビットを表し、nは画素ビットを表す。601
−03から601−33、601−04から601−3
4、601−05から601−35はEOR回路であ
り、602−3から602−5は4入力NOR回路であ
り、603−30から603−51は2入力NOR回路
であり、604−3から604−5はデコード回路であ
り、605−3から605−5はフリップフロップであ
る。図7は16階調表示の動作を行うときの比較回路、
サンプルホールド回路の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【0050】図7において、D0からD15はサンプル
クロック122の動作波形であり、表示データが’0’
の時D0の波形となり、以下同様に、表示データが’
1’の時D1の波形、表示データが’15’の時D15
の波形となる。Vinは電圧線123の電圧波形を示
し、階段状の16レベル電圧をCL4クロックに同期し
て転送する。LV0からLV15は、サンプルホールド
回路124にラッチされる状態を示し、表示データが’
0’の時LV0の波形となり、以下同様に、表示データ
が’1’の時LV1の波形、表示データが’15’の時
LV15の波形となる。
【0051】図8は64階調表示の動作を行うときの比
較回路、サンプルホールド回路の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【0052】図8において、D0からD63はサンプル
クロック122の動作波形であり、表示データが’0’
の時D0の波形となり、以下同様に、表示データが’
1’の時D1の波形、表示データが’63’の時D63
の波形となる。Vinは電圧線123の電圧波形を示
し、階段状の64レベル電圧をCL4クロックに同期し
て転送する。LV0からLV63は、サンプルホールド
回路124にラッチされる状態を示し、表示データが’
0’の時LV0の波形となり、以下同様に、表示データ
が’1’の時LV1の波形、表示データが’63’の時
LV63の波形となる。
【0053】表1は図1記載の本発明の多階調駆動回路
の入力表示データと出力端子の関係を示す表であり、R
ed信号の対応のみ記載する。表中の192出力は16
階調表示を行うことを示し、入力画素データと出力端子
が1対1に対応している。表中の128出力は16階調
表示と64階調表示の2通りがあり、何れも入力画素デ
ータと出力端子が2対3に対応している。
【0054】表2は16階調動作時の表示データバス1
01内のデータビットと表示データの関係を示す表であ
る。φ0からφ4は表示データバス101で転送される
表示データに同期したCL2クロック102の各有効と
なるタイミングを表す。
【0055】表3は64階調動作時の表示データバス1
01内のデータビットと表示データの関係を示す表であ
る。φ0からφ4は表示データバス101で転送される
表示データに同期したCL2クロック102の各有効と
なるタイミングを表す。(a)はモード1の時、(b)
はモード2の時、(c)はモード3の時の関係を示す。
再び、図1から本発明による16階調と64階調切り
換え動作が可能な多階調駆動回路の第1の実施例を詳細
に説明する。
【0056】先ず始めに192出力、16階調表示を行
う場合(本実施例ではモード0と称す。)について説明
する。
【0057】図1において、12ビットの表示データバ
ス101で転送される表示データはデータラッチ回路1
09に入力される。取り込み開始信号103が有効であ
る場合、ラッチクロック生成回路107が動作を開始す
る。ラッチクロック生成回路107は図2に示すように
6ビットのカウンタ201とデコーダ203で構成され
ており、カウンタ201は取り込み開始信号103が有
効となった後にCL2クロック102に同期してカウン
トアップを開始する。CL2クロック102が有効とな
る毎にカウンタ201の出力がカウントアップするので
デコーダ203の各デコード回路で各ラッチクロック1
08−0から108−63を順次有効にする。また、デ
コーダ203はモード信号105、106を入力し、前
記ラッチクロック108−0から108−63を図3に
示すタイミングで有効する。モード0は、モード信号1
05=’0’、106=’0’の時で、CL2クロック
に同期して、108−0、108−1と順次有効になっ
ていく。これにより、表1に記載する入力表示データと
出力端子の関係を1対1に対応させる192出力の項を
満足することが可能となる。この時、入力データと表示
データバス101内のデータビットの関係は表2に示す
関係とする。
【0058】図3に記載したモード0のタイミングと、
表2に記載した入力データの関係とにより、図4記載の
データラッチ回路の各フリップフロップ401にデータ
が記憶されることになる。フリップフロップ401R−
00にはデータR00が記憶され、以下同様に401R
−10にはデータR10が、401R−20にはデータ
R20が、401R−30にはデータR30が、401
R−01にはデータR01が、401R−11にはデー
タR11が、401R−21にはデータR21が、40
1R−31にはデータR31が記憶されるよう動作す
る。記憶されたデータはデータバス110を介して、図
1記載のラインラッチ回路112に転送される。データ
ラッチ回路109で192×4ビットのデータがラッチ
された後にCL1クロック111が有効となりラインラ
ッチ回路112に192×4ビット分同時に取り込み、
データバス113を介して比較回路121に出力する。
比較回路にはデータバス120により、6ビットのカウ
ンタ114とセレクタ117で生成されたカウントデー
タを入力する。
【0059】モード0の時のカウンタ114とセレクタ
117の動作を図5を用いて説明する。モード0の時は
モード信号118=’0’、119=’0’と設定す
る。前記設定にするとデコード信号502、503、5
04は何れも’0’となり、セレクタ505、506、
507の出力データバス120−00から120−3
0、120−01から120−31、120−02から
120−32には何れもカウンタ114の出力下位4ビ
ットデータを転送するデータバス116−0から116
−3が選択される。
【0060】図6を用いて図1記載の比較回路121の
動作を説明する。
【0061】Red画素の第3画素目(4ビット)を1
13R−03から113R−33とデータバス120−
00から120−30でEOR回路601−03から6
01−33と4入力NOR回路602−3により比較動
作がなされ、デコーダ604−3、フリップフロップ6
05−3によりサンプルクロック122R−3を生成す
る。同様に、第4画素目(4ビット)を113R−04
から113R−34とデータバス120−01から12
0−31でEOR回路601−04から601−34と
4入力NOR回路602−4により比較動作がなされ、
デコーダ604−4、フリップフロップ605−4によ
りサンプルクロック122R−4を生成し、第5画素目
(4ビット)を113R−05から113R−35とデ
ータバス120−02から120−32でEOR回路6
01−05から601−35と4入力NOR回路602
−5により比較動作がなされ、デコーダ604−5、フ
リップフロップ605−5によりサンプルクロック12
2R−5を生成する。データバス113Rで転送される
ビット数とデータバス120で転送されるビット数は何
れも4ビットであるので16種類のパルス幅を有するサ
ンプルクロック122が生成できる。この動作を図7の
16階調表示を行うときのタイミング図を用いて説明す
る。CL1クロックで有効になったサンプルクロック
は、表示データに対応したカウンタの値がきたときにサ
ンプルクロックを無効とするよう動作する。よって、表
示データにより図7記載のD0から15までのパルス幅
を有するサンプルクロックが生成できる。図1記載のサ
ンプルホールド回路124には、16レベルの階段状電
圧波形を転送する電圧線123が入力されており、表示
データに対応したサンプルクロック122が有効な時点
の電圧を取り込むことになる。この動作を図7を用いて
説明する。16階調表示を行うときには電圧線123に
はVinに示すV0からV15の16レベルの電圧が入
力される。そして、表示データが’0’の時のサンプル
クロックD0では、VinのV0レベルをホールドし、
表示データが’1’の時のサンプルクロックD1では、
VinのV0レベルを始め取り込み、V1レベルをホー
ルドする。以下同様に動作し、表示データが’15’の
時のサンプルクロックD15では、VinのV0レベル
を始め取り込み、次いでV1レベルを取り込み、最後に
V15レベルをホールドする。そして、ホールドした電
圧は図1記載の選択信号125が反転したときに図1記
載の出力信号線126に同時に出力される。
【0062】次に128出力、16階調表示を行う場合
(モード1、モード2、モード3と呼ぶ。)について説
明する。
【0063】モード1において、図1、図2記載のラッ
チクロック生成回路107で生成するラッチクロック1
08−0から108−63は図3に示すタイミングで有
効とする。モード1は、モード信号105=’1’、1
06=’0’の時であり、CL2クロックに同期して、
ラッチクロック108−0と108−1が同時に有効と
なり、次いで108−2が有効となり、更に108−3
と108−4が同時に有効となる様に動作する。これに
より、表1に記載する入力表示データと出力端子の関係
を2対3に対応させる128出力の項を満足することが
可能となる。この時には入力データと表示データバス内
のデータビットの関係は表2に示す関係とする。
【0064】図3に記載したモード1のタイミングと表
2に記載した入力データのタイミングとにより、図4記
載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401にデ
ータが記憶されることになる。フリップフロップ401
R−00にはデータR00が記憶され、以下同様に40
1R−10にはデータR10が、401R−20にはデ
ータR20が、401R−30にはデータR30が、4
01R−01にはデータR00が、401R−11には
データR10が、401R−21にはデータR20が、
401R−31にはデータR30が記憶されるよう動作
する。更に図示していないが401R−02にはデータ
R01が、401R−12にはデータR11が、401
R−22にはデータR21が、401R−32にはデー
タR31が記憶されることになる。
【0065】更に、図1記載のラインラッチ回路11
2、6ビットのカウンタ114、セレクタ117、比較
回路121、サンプルホールド回路124がモード0と
同等の動作を行うとすると、これは、フリップフロップ
401R−10から401R−30の4回路で記憶した
4ビットデータが1画素分のデータとなり、各出力端子
に16階調レベルの電圧を出力可能となり、且つ、表1
の128出力のモード1の項に記載する出力端子と、入
力データの関係を満足することが可能となる。
【0066】同様にモード2において、図1、図2記載
のラッチクロック生成回路107で生成するラッチクロ
ック108−0から108−63を図3に示すタイミン
グで有効とする。モード2は、モード信号105=’
0’、106=’1’の時であり、CL2クロックに同
期して、ラッチクロック108−0、108−1が順次
有効となり、次いで108−2と108−3が同時に有
効となり、更に108−4が有効となる様に動作する。
これにより、表1に記載する入力表示データと、出力端
子の関係を2対3に対応させる128出力の項を満足す
ることが可能となる。この時には、入力データとデータ
ビットの関係を表2に示す関係とする。
【0067】図3に記載したモード2のタイミングと表
2に記載した入力データのタイミングとにより、図4記
載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401にデ
ータが記憶されることになる。フリップフロップ401
R−00にはデータR00が記憶され、以下同様に40
1R−10にはデータR10が、401R−20にはデ
ータR20が、401R−30にはデータR30が、4
01R−01にはデータR01が、401R−11には
データR11が、401R−21にはデータR21が、
401R−31にはデータR31が記憶されるよう動作
する。更に図示していないが401R−02にはデータ
R02が、401R−12にはデータR12が、401
R−22にはデータR22が、401R−32にはデー
タR32が記憶されることになる。
【0068】更に、図1記載のラインラッチ回路11
2、6ビットのカウンタ114、セレクタ117、比較
回路121、サンプルホールド回路124がモード0と
同等の動作を行うとすると、これは、フリップフロップ
401R−10から401R−30の4回路で記憶した
4ビットデータが1画素分のデータとなり、各出力端子
に16階調レベルの電圧を出力可能となり、且つ、表1
の128出力のモード2の項に記載する出力端子と、入
力データの関係を満足することが可能となる。
【0069】更に、モード3において、図1、図2記載
のラッチクロック生成回路107で生成するラッチクロ
ック108−0から108−63を図3に示すタイミン
グで有効とする。モード3は、モード信号105=’
1’、106=’1’の時であり、CL2クロックに同
期して、ラッチクロック108−0と108−1が同時
に有効となり、次いで108−2が有効となり、更に1
08−3と108−4が同時に有効となる様に動作す
る。これにより、表1に記載する入力表示データと出力
端子の関係を2対3に対応させる128出力の項を満足
することが可能となる。この時、入力データと、データ
ビットの関係は表2に示す関係とする。つまり、データ
ビットD0からD3に対して各画素の対応した階調ビッ
トのデータのみを各クロック有効タイミングで転送する
ことにする。
【0070】図3に記載したモード1のタイミングと表
2に記載した入力データのタイミングとにより、図4記
載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401にデ
ータが記憶されることになる。フリップフロップ401
R−00にはデータR00が記憶され、以下同様に40
1R−10にはデータR10が、401R−20にはデ
ータR20が、401R−30にはデータR30が、4
01R−01にはデータR01が、401R−11には
データR01が、401R−21にはデータR21が、
401R−31にはデータR31が記憶されるよう動作
する。更に図示していないが401R−02にはデータ
R01が、401R−12にはデータR21が、401
R−31にはデータR31が記憶されるよう動作する。
更に図示していないが401R−02にはデータR01
が、401R−12にはデータR11が、401R−2
2にはデータR21が、401R−32にはデータR3
1が記憶されることになる。
【0071】更に、図1記載のラインラッチ回路11
2、6ビットのカウンタ114、セレクタ117、比較
回路121、サンプルホールド回路124がモード0と
同等の動作を行うとすると、これは、フリップフロップ
401R−10から401R−30の4回路で記憶した
4ビットデータが1画素分のデータとなり、各出力端子
に16階調レベルの電圧を出力可能となり、且つ、表1
の128出力のモード3の項に記載する出力端子と、入
力データの関係を満足することが可能となる。
【0072】次に128出力、64階調表示を行う場合
(モード11、モード12、モード13と呼ぶ。)につ
いて説明する。
【0073】モード11において、図1、図2記載のラ
ッチクロック生成回路107で生成するラッチクロック
108−0から108−63は、図3に記載した前記1
92出力の16階調表示を行うときに用いたモード0の
タイミングを用いる。つまり、モード信号105、10
6は何れも’0’に設定し、ラッチクロック108−0
が有効になった後、108−1を有効にするといった順
次ラッチクロックを有効にする様に動作させる。
【0074】この時、入力データとデータビットの関係
は表3の(a)に示す関係とする。例えば、データビッ
トD0からD3に対してクロック有効タイミングのφ2
では第1画素目のデータの下位4ビットを転送し、φ3
では第2画素目のデータの下位4ビットを転送し、φ4
では第2画素目のデータの上位2ビットと第3画素目の
データの上位2ビットを転送する様に動作する。図3の
タイミングと表3(a)の入力データの対応により、図
4記載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401
にデータが記憶されることになる。フリップフロップ4
01R−00にはデータR00が記憶され、以下同様に
401R−10にはデータR10が、401R−20に
はデータR20が、401R−30にはデータR30
が、401R−01にはデータR40が、401R−1
1にはデータR50が、401R−21にはデータR4
1が、401R−31にはデータR51が記憶されるよ
う動作する。更に図示していないが401R−02には
データR01が、401R−12にはデータR11が、
401R−22にはデータR21が、401R−32に
はデータR31が記憶されることになる。
【0075】記憶されたデータはデータバス110を介
して、図1記載のラインラッチ回路112に転送され
る。データラッチ回路109で192×4ビットのデー
タがラッチされた後にCL1クロック111が有効とな
りラインラッチ回路112に192×4ビット分同時に
取り込み、データバス113を介して比較回路121に
出力する。比較回路にはデータバス120により、6ビ
ットのカウンタ114とセレクタ117で生成されたカ
ウントデータを入力する。
【0076】ここでモード11の時のカウンタ114と
セレクタ117の動作を図5を用いて説明する。モード
11の時はモード信号118=’1’、119=’0’
と設定する。前記設定にするとデコード信号503は’
1’となり、502、504は何れも’0’となる。よ
って、セレクタ506の出力データバス120−01か
ら120−31はカウンタ114の上位4ビットデータ
を転送するデータバス116−4、116−5を選択す
る。そして、セレクタ505、507の出力データバス
120−00から120−30と120−02から12
0−32には何れもカウンタ114の出力下位4ビット
データを転送するデータバス116−0から116−3
を選択する。
【0077】図6を用いて図1記載の比較回路121の
動作を説明する。
【0078】表3によれば、Red画素の第2画素目の
データにおいて、下位4ビットデータは、113R−0
3から113R−33で転送し、データバス120−0
0から120−30で、EOR回路601−03から6
01−33と4入力NOR回路602−3により比較動
作がなされ、上位2ビットデータは113R−04、1
13R−14で転送し、データバス120−01、12
0−11とで、EOR回路601−04、601−14
と2入力NOR回路602−04により比較動作がなさ
れ、デコーダ604−3、フリップフロップ605−3
により64種類のサンプルクロック122R−3とデコ
ーダ604−4、フリップフロップ605−4により6
4種類のサンプルクロック122R−4を生成可能にす
る。同様に、第3画素目のデータにおいて、上位2ビッ
トデータは113R−24、113R−34で転送し、
データバス120−21、120−31とで、EOR回
路601−24、601−34と2入力NOR回路60
2−14により比較動作がなされ、下位4ビットデータ
は113R−05から113R−35で転送し、データ
バス120−02から120−32で、EOR回路60
1−05から601−35と4入力NOR回路602−
5により比較動作がなされ、デコーダ604−5、フリ
ップフロップ605−5により64種類のサンプルクロ
ック122R−3を生成可能にする。つまり、データバ
ス113Rで転送されるビット数は1画素に対して6ビ
ットであり、データバス120で転送されるビット数も
1画素に対して6ビットであるので64種類のパルス幅
を有するサンプルクロック122が生成できる。この動
作を図8の64階調表示を行うときのタイミング図を用
いて説明する。CL1クロックで有効になったサンプル
クロックは、表示データに対応したカウンタの値がきた
ときにサンプルクロックを無効とするよう動作する。よ
って、表示データにより図8記載のD0からD63まで
のパルス幅を有するサンプルクロックが生成できる。図
1記載のサンプルホールド回路124には、64レベル
の階段状電圧波形を転送する電圧線123が入力されて
おり、表示データに対応したサンプルクロック122が
有効な時点の電圧を取り込むことになる。この動作を図
8を用いて説明する。64階調表示を行うときには電圧
線123にはVinにしめすV0からV63の64レベ
ルの電圧が入力される。そして、表示データが’0’の
時のサンプルクロックD0では、VinのV0レベルを
ホールドし、表示データが’1’の時のサンプルクロッ
クD1では、VinのV0レベルを始め取り込み、V1
レベルをホールドする。以下同様に動作し、表示データ
が’64’の時のサンプルクロックD63では、Vin
のV0レベルを始め取り込み、次いでV1レベルを取り
込み、最後にV63レベルをホールドする。そして、こ
れらのホールドされた電圧は図1記載の選択信号125
が反転したときに図1記載の出力信号線126に同時に
出力する。
【0079】また、前記データラッチ回路109におい
て、6個のフリップフロップで1画素6ビットを構成す
ること、前記比較回路121の動作により、出力端子と
入力データの関係は表1に記載した、128出力のモー
ド1と同様になる。
【0080】次にモード12について説明する。
【0081】モード12において、図1、図2記載のラ
ッチクロック生成回路107で生成するラッチクロック
108−0から108−63はモード11と同様であ
る。
【0082】入力データとデータビットの関係は表3の
(b)に示す様にする。例えば、データビットD0から
D3に対してクロック有効タイミングのφ2では第1画
素目のデータの下位4ビットを転送し、φ3では第1画
素目のデータの上位2ビットと第2画素目のデータの上
位2ビットを転送し、φ4では第2画素目のデータの下
位4ビットを転送する様に動作する。図3のタイミング
と表3(b)の入力データの対応により、図4記載のデ
ータラッチ回路の各フリップフロップ401にデータが
記憶されることになる。フリップフロップ401R−0
0にはデータR40が記憶され、以下同様に401R−
10にはデータR50が、401R−20にはデータR
41が、401R−30にはデータR51が、401R
−01にはデータR01が、401R−11にはデータ
R11が、401R−21にはデータR21が、401
R−31にはデータR31が記憶されるよう動作する。
更に図示していないが401R−02にはデータR02
が、401R−12にはデータR12が、401R−2
2にはデータR22が、401R−32にはデータR3
2が記憶されることになる。
【0083】記憶されたデータはデータバス110を介
して、図1記載のラインラッチ回路112に転送され
る。データラッチ回路109で192×4ビットのデー
タがラッチされた後にCL1クロック111が有効とな
りラインラッチ回路112に192×4ビット分同時に
取り込み、データバス113を介して比較回路121に
出力する。比較回路にはデータバス120により、6ビ
ットのカウンタ114とセレクタ117で生成されたカ
ウントデータを入力する。
【0084】ここでモード12の時のカウンタ114と
セレクタ117の動作を図5を用いて説明する。モード
12の時はモード信号118=’0’、119=’1’
と設定する。前記設定にするとデコード信号503は’
1’となり、502、504は何れも’0’となる。よ
って、セレクタ505の出力データバス120−00か
ら120−30はカウンタ114の上位4ビットデータ
を転送するデータバス116−4、116−5を選択す
る。そして、セレクタ506、507の出力データバス
120−01から120−31と120−02から12
0−32には何れもカウンタ114の出力下位4ビット
データを転送するデータバス116−0から116−3
を選択する。
【0085】図6を用いて図1記載の比較回路121の
動作を説明する。
【0086】表3によれば、Red画素の第3画素目の
データにおいて、上位2ビットデータをデータバス11
3R−23、113R−33で転送し、データバス12
0−02から120−12とで、EOR回路601−2
3と601−33と2入力NOR回路602−13によ
り比較動作がなされ、下位4ビットデータは113R−
04から113R−34で転送し、データバス120−
01から120−31とで、EOR回路601−04か
ら601−34と4入力NOR回路602−4により比
較動作がなされ、デコーダ604−3、フリップフロッ
プ605−3により64種類のサンプルクロック122
R−3とデコーダ604−4、フリップフロップ605
−4により64種類のサンプルクロック122R−4を
生成可能にする。同様に、第4画素目のデータにおい
て、下位4ビットデータは113R−05から113R
−35で転送し、データバス120−02から120−
32とで、EOR回路601−04から601−34と
4入力NOR回路602−5により比較動作がなされ、
上位2ビットは隣接回路(図示せず)により、同様の処
理が施され、デコーダ604−5、フリップフロップ6
05−5により64種類のサンプルクロック122R−
3を生成可能にする。以下の動作はモード11と同様で
ある。
【0087】次にモード13について説明する。
【0088】モード13において、図1、図2記載のラ
ッチクロック生成回路107で生成するラッチクロック
108−0から108−63はモード11と同様であ
る。
【0089】入力データとデータビットの関係は表3の
(c)に示す様にする。つまり、データビットD0から
D3に対してクロック有効タイミングのφ2では第1画
素目のデータの上位2ビットと第2画素目のデータの上
位2ビットを転送し、φ3では第2画素目のデータの下
位4ビットを転送し、φ4では第3画素目のデータの下
位4ビットを転送する様に動作する。
【0090】図3のタイミングと表3(c)の入力デー
タの対応により、図4記載のデータラッチ回路の各フリ
ップフロップ401にデータが記憶されることになる。
フリップフロップ401R−00にはデータR00が記
憶され、以下同様に401R−10にはデータR10
が、401R−20にはデータR20が、401R−3
0にはデータR30が、401R−01にはデータR0
1が、401R−11にはデータR11が、401R−
21にはデータR21が、401R−31にはデータR
31が記憶されるよう動作する。更に図示していないが
401R−02にはデータR41が、401R−12に
はデータR51が、401R−22にはデータR42
が、401R−32にはデータR52が記憶されること
になる。
【0091】記憶されたデータはデータバス110を介
して、図1記載のラインラッチ回路112に転送され
る。データラッチ回路109で192×4ビットのデー
タがラッチされた後にCL1クロック111が有効とな
りラインラッチ回路112に192×4ビット分同時に
取り込み、データバス113を介して比較回路121に
出力する。比較回路にはデータバス120により、6ビ
ットのカウンタ114とセレクタ117で生成されたカ
ウントデータを入力する。
【0092】ここでモード13の時のカウンタ114と
セレクタ117の動作を図5を用いて説明する。モード
12の時はモード信号118=’1’、119=’1’
と設定する。前記設定にするとデコード信号504は’
1’となり、502、503は何れも’0’となる。よ
って、セレクタ507の出力データバス120−00か
ら120−30はカウンタ114の上位4ビットデータ
を転送するデータバス116−4、116−5を選択す
る。そして、セレクタ505、506の出力データバス
120−01から120−31と120−02から12
0−32には何れもカウンタ114の出力下位4ビット
データを転送するデータバス116−0から116−3
を選択する。
【0093】図6を用いて図1記載の比較回路121の
動作を説明する。
【0094】表3によれば、Red画素の第3画素目の
データにおいて、下位4ビットデータをデータバス11
3R−04から113R−34で転送し、データバス1
20−01から120−31とで、EOR回路601−
04から601−34と4入力NOR回路602−4に
より比較動作がなされ、上位2ビットデータは113R
−05、113R−15で転送し、データバス120−
00、120−10とで、EOR回路601−05、6
01−15と2入力NOR回路602−05により比較
動作がなされ、デコーダ604−4、フリップフロップ
605−4により64種類のサンプルクロック122R
−4とデコーダ604−5、フリップフロップ605−
5により64種類のサンプルクロック122R−5を生
成可能にする。以下の動作はモード11と同様である。
【0095】上記制御を行うことで図1記載の多階調駆
動回路は16階調表示と64階調表示を可能とする。
【0096】本発明による16階調と256階調の切り
替え動作が可能な多階調駆動回路の第2の実施例を図
4、図9から図14と表2、表4、5を用いて説明す
る。
【0097】図9は本発明の多階調駆動回路のブロック
図である。
【0098】図9において、901はモード信号であ
り、’0’レベルの時192出力モードとし、’1’レ
ベルの時96出力モードとする。902はラッチクロッ
ク生成回路であり、ラッチクロック108を生成する。
903は8ビットのカウンタであり、904、905は
カウンタ903の生成するデータを転送するデータバス
であり、904は上位4ビット、905は下位4ビット
を転送する。906はモード信号であり、’0’レベル
の時16階調の表示動作を行い、’1’レベルの時25
6階調の表示動作を行う。907はセレクタである。9
08はセレクタ907の選択したデータを転送するデー
タバスである。909は比較回路である。他の回路は図
1記載の多階調駆動回路と同様である。
【0099】図10は図9に記載したラッチクロック生
成回路902の詳細なブロック図である。
【0100】図10において、1001はデコード群で
あり、データバス202で転送するデータとモード信号
901とでデコードする回路を’0’から’63’まで
の64個を有する。108−0から108−63はラッ
チクロック108内の各々前記64個のデコーダの生成
するラッチクロックである。
【0101】図11は図10に記載したラッチクロック
生成回路のタイミング図を示したものである。
【0102】図11において、モード0はモード信号9
01=’0’の時の動作を示し、モード21はモード信
号901=’1’の時の動作を示す。モード21におい
ては、隣合う2組のサンプルクロック108が同時に順
次有効となる。
【0103】図12は図9に記載した8ビットのカウン
タ903とセレクタ907を詳細に記載したブロック図
である。905−0から905−7はカウンタ903の
出力データを転送するデータバス内の各々1ビットのデ
ータ線であり、905−0が最下位ビットであり、90
5−7が最上位ビットである。
【0104】図13は図9記載の比較回路909の詳細
なブロック図である。
【0105】図13には、Red画素のうち3画素に対
応するデータバス113R−03から113R−33、
113R−04から113R−34、113R−05か
ら113R−35の制御する回路を記載する。1301
−03から1301−33、1301−04から130
1−34、1301−05から1301−35はEOR
回路であり、1302−3から1302−5は4入力N
OR回路であり、1303−3から1303−5はデコ
ード回路であり、1304−3から1304−5はフリ
ップフロップである。
【0106】図14は256階調表示の動作を行うとき
の比較回路、サンプルホールド回路の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【0107】図14において、D0からD15はサンプ
ルクロック122の動作波形であり、表示データが’
0’の時D0の波形となり、以下同様に、表示データ
が’1’の時D1の波形、表示データが’255’の時
D255の波形となる。Vinは電圧線123の電圧波
形を示し、階段状の256レベル電圧をCL4クロック
に同期して転送する。LV0からLV256はサンプル
ホールド回路124にラッチされる状態を示し、表示デ
ータが’0’の時LV0の波形となり、以下同様に、表
示データが’1’の時LV1の波形、表示データが’2
55’の時LV255の波形となる。
【0108】表4は図9記載の本発明の多階調駆動回路
の入力表示データと出力端子の関係を示す表であり、R
ed信号の対応のみ記載する。
【0109】表5は256階調動作時の表示データバス
101内のデータビットと表示データの関係を示す表で
ある。φ0からφ4は表示データバス101で転送され
る表示データに同期したCL2クロック102の各有効
となるタイミングを表す。
【0110】再び、図9から本発明による16階調と6
4階調切り換え動作が可能な多階調駆動回路の第1の実
施例を詳細に説明する。
【0111】先ず始めに192出力、16階調表示を行
う場合(モード20と呼ぶ。)について説明する。
【0112】図9において、12ビットの表示データバ
ス101で転送される表示データはデータラッチ回路1
09に入力される。取り込み開始信号103が有効であ
る場合、ラッチクロック生成回路107が動作を開始す
る。ラッチクロック生成回路902は図10に示すよう
に6ビットのカウンタ201とデコーダ1001で構成
されており、カウンタ201は取り込み開始信号103
が有効となった後にCL2クロック102に同期してカ
ウントアップを開始する。CL2クロック102が有効
となる毎にカウンタ201の出力がカウントアップする
のでデコーダ203の各デコード回路で各ラッチクロッ
ク108−0から108−63を順次有効にする。ま
た、デコーダ203はモード信号901を入力し、前記
ラッチクロック108−0から108−63を図3に示
すタイミングで有効する。モード0は、モード信号90
1=’0’の場合で、CL2クロックに同期して、10
8−0、108−1と順次有効になっていく。これによ
り、表4に記載する入力表示データと出力端子の関係を
1対1に対応させる192出力の項を満足することが可
能となる。この時、入力データとデータビットの関係
は、表2に示す関係とする。つまり、データビットD0
からD3に対して各画素の対応した階調ビットのデータ
のみを各クロック有効タイミングで転送することにす
る。
【0113】図11に記載したモード0のタイミングと
表2に記載した入力データのタイミングとにより、図4
記載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401に
データが記憶されることになる。フリップフロップ40
1R−00にはデータR00が記憶され、以下同様に4
01R−10にはデータR10が、401R−20には
データR20が、401R−30にはデータR30が、
401R−01にはデータR01が、401R−11に
はデータR11が、401R−21にはデータR21
が、401R−31にはデータR31が記憶されるよう
動作する。記憶されたデータはデータバス110を介し
て、図9記載のラインラッチ回路112に転送される。
データラッチ回路109で192×4ビットのデータが
ラッチされた後にCL1クロック111が有効となり、
ラインラッチ回路112に192×4ビット分同時に取
り込み、データバス113を介して比較回路909に出
力する。比較回路にはデータバス908により、8ビッ
トのカウンタ903とセレクタ907で生成されたカウ
ントデータを入力する。
【0114】モード0の時のカウンタ114とセレクタ
117の動作を図5を用いて説明する。モード0の時は
モード信号906=’0’と設定する。前記設定にする
とセレクタ907の出力データバス908−0から90
8−3にはカウンタ114の出力下位4ビットデータを
転送するデータバス905−0から905−3を選択す
る。
【0115】図13を用いて図9記載の比較回路909
の動作を説明する。
【0116】Red画素の第3画素目(4ビット)を1
13R−03から113R−33とデータバス908−
0から908−3でEOR回路1301−03から13
01−33と4入力NOR回路1302−3により比較
動作がなされ、デコーダ1303−3、フリップフロッ
プ1304−3によりサンプルクロック122R−3を
生成する。第4画素目(4ビット)を113R−04か
ら113R−34とデータバス905−0から905−
3でEOR回路1301−04から1301−34と4
入力NOR回路1302−4により比較動作がなされ、
デコーダ1303−4、フリップフロップ1304−4
によりサンプルクロック122R−4を生成する。第5
画素目(4ビット)を113R−05から113R−3
5とデータバス908−0から908−3でEOR回路
1301−05から1301−35と4入力NOR回路
1302−5により比較動作がなされ、デコーダ130
3−5、フリップフロップ1304−5によりサンプル
クロック122R−5を生成する。データバス113R
で転送されるビット数とデータバス120で転送される
ビット数は何れも4ビットであるので16種類のパルス
幅を有するサンプルクロック122が生成できる。これ
以降の動作は前記図7記載の16階調表示を行うときの
タイミング図を用いて説明してあるので省略する。
【0117】次に96出力、16階調表示を行う場合
(モード21と呼ぶ。)について説明する。
【0118】モード21において、図9、図10に記載
するラッチクロック生成回路902で生成するラッチク
ロック108−0から108−63は図11に示すタイ
ミングで有効にする。モード31はモード信号901
=’1’の時であり、CL2クロックに同期して、10
8−0、108−1が同時に有効になり、次いで108
−2、108−3が同時に有効になるよう順次動作す
る。これにより、表4に記載する入力表示データと出力
端子の関係を1対2に対応させる96出力の項を満足す
ることが可能となる。この時、入力データとデータビッ
トの関係は表2に示す関係とする。つまり、データビッ
トD0からD3に対して各画素の対応した階調ビットの
データのみを各クロック有効タイミングで転送すること
にする。
【0119】図11に記載したモード31のタイミング
と表2に記載した入力データのタイミングとにより、図
4記載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401
にデータが記憶されることになる。フリップフロップ4
01R−00にはデータR00が記憶され、以下同様に
401R−10にはデータR10が、401R−20に
はデータR20が、401R−30にはデータR30
が、401R−01にはデータR00が、401R−1
1にはデータR10が、401R−21にはデータR2
0が、401R−31にはデータR30が記憶されるよ
う動作する。記憶されたデータはデータバス110を介
して、図9記載のラインラッチ回路112に転送され
る。データラッチ回路109で192×4ビットのデー
タがラッチされた後にCL1クロック111が有効とな
りラインラッチ回路112に192×4ビット分同時に
取り込み、データバス113を介して比較回路909に
出力する。比較回路にはデータバス908により、8ビ
ットのカウンタ903とセレクタ907で生成されたカ
ウントデータを入力する。
【0120】モード31の時のカウンタ114とセレク
タ117の動作を図5を用いて説明する。モード31の
時はモード信号906=’0’と設定する。前記設定に
するとセレクタ907の出力データバス908−0から
908−3にはカウンタ114の出力下位4ビットデー
タを転送するデータバス905−0から905−3を選
択する。
【0121】図13を用いて図9記載の比較回路909
の動作を説明する。
【0122】Red画素の第1画素目(4ビット)を1
13R−03から113R−33とデータバス908−
0から908−3でEOR回路1301−03から13
01−33と4入力NOR回路1302−3により比較
動作がなされ、デコーダ1303−3、フリップフロッ
プ1304−3によりサンプルクロック122R−3を
生成する。第2画素目(4ビット)は113R−04か
ら113R−34とデータバス905−0から905−
3でEOR回路1301−04から1301−34と4
入力NOR回路1302−4により比較動作がなされ、
デコーダ1303−4、フリップフロップ1304−4
によりサンプルクロック122R−4を生成する。更に
第2画素目(4ビット)は113R−05から113R
−35でも転送されており、データバス908−0から
908−3でEOR回路1301−05から1301−
35と4入力NOR回路1302−5により比較動作が
なされ、デコーダ1303−5、フリップフロップ13
04−5によりサンプルクロック122R−5を生成す
る。データバス113Rで転送されるビット数とデータ
バス120で転送されるビット数は何れも4ビットであ
るので16種類のパルス幅を有するサンプルクロック1
22が生成できる。これ以降の動作は前記16階調表示
を行うときのタイミング図を用いて説明してあるので省
略する。
【0123】次に96出力、256階調表示を行う場合
(モード22と呼ぶ。)について説明する。
【0124】モード22において、図9、図10に記載
するラッチクロック生成回路902で生成するラッチク
ロック108−0から108−63はモード20と同様
にCL2クロックに同期して、順次有効になる様に動作
する。この時には表5に示すような入力データとデータ
ビットの関係にする。例えば、データビットD0からD
3に対してクロック有効タイミングのφ0では第0画素
目のデータの下位4ビットを転送し、φ1では第0画素
目のデータの上位4ビットを転送し、φ2では第1画素
目のデータの下位4ビットを転送し、φ3では第1画素
目のデータの上位4ビットを転送する様に動作する。図
11のタイミングと表5の入力データの対応により図4
記載のデータラッチ回路の各フリップフロップ401に
データが記憶されることになる。
【0125】フリップフロップ401R−00にはデー
タR00が記憶され、以下同様に401R−10にはデ
ータR10が、401R−20にはデータR20が、4
01R−30にはデータR30が、401R−01には
データR40が、401R−11にはデータR50が、
401R−21にはデータR60が、401R−31に
はデータR70が記憶されるよう動作する。記憶された
データはデータバス110を介して、図9記載のライン
ラッチ回路112に転送される。データラッチ回路10
9で192×4ビットのデータがラッチされた後にCL
1クロック111が有効となりラインラッチ回路112
に192×4ビット分同時に取り込み、データバス11
3を介して比較回路909に出力する。比較回路にはデ
ータバス908により、8ビットのカウンタ903とセ
レクタ907で生成されたカウントデータを入力する。
【0126】モード22の時のカウンタ114とセレク
タ117の動作を図12を用いて説明する。モード22
の時はモード信号906=’1’と設定する。前記設定
にするとセレクタ907の出力データバス908−0か
ら908−3にはカウンタ114の出力上位4ビットデ
ータを転送するデータバス905−4から905−7を
選択する。
【0127】図13を用いて図9記載の比較回路909
の動作を説明する。
【0128】Red画素の第2画素目の下位4ビットの
データを113R−04から113R−34とデータバ
ス905−0から905−3でEOR回路1301−0
4から1301−34と4入力NOR回路1302−4
により比較動作がなされ、第2画素目の上位4ビットの
データを113R−05から113R−35とデータバ
ス908−0から908−3でEOR回路1301−0
5から1301−35と4入力NOR回路1302−5
により比較動作がなされ、デコーダ1303−4、フリ
ップフロップ1304−4によりサンプルクロック12
2R−4を生成し、デコーダ1303−5、フリップフ
ロップ1304−5によりサンプルクロック122R−
5を生成する。データバス113Rで転送されるビット
数は1画素8ビットのデータであり、データバス908
及び905で転送されるカウンタ903の出力データの
ビット数は8ビットであるので256種類のパルス幅を
有するサンプルクロック122が生成できる。
【0129】この動作を図14記載の256階調表示を
行うときのタイミング図を用いて説明する。256階調
表示を行うときには電圧線123にはVinにしめすV
0からV255の256レベルの電圧が入力される。そ
して、表示データが'0'の時のサンプルクロックD0で
は、VinのV0レベルをホールドし、表示データが’
1’の時のサンプルクロックD1では、VinのV0レ
ベルを始め取り込み、V1レベルをホールドする。以下
同様に動作し、表示データが’255’の時のサンプル
クロックD255では、VinのV0レベルを始め取り
込み、次いでV1レベルを取り込み、最後にV255レ
ベルをホールドする。そして、図9記載の選択信号12
5が反転したときに図9記載の出力信号線126に、同
時に出力する。
【0130】また、前記データラッチ回路109におい
て、8個のフリップフロップで1画素8ビットを構成す
ること、前記比較回路121の動作により、出力端子と
入力データの関係は表4に記載した、96出力のモード
21と同様になる。
【0131】上記制御を行うことで図9記載の多階調駆
動回路は16階調表示と256階調表示を可能とする。
【0132】次に図1、及び図9記載の多階調駆動回路
を用いて構成した液晶表示装置のブロック図を図15に
示す。
【0133】図15において、1501はシステム(図
示せず)から転送される同期信号であり、1502はシ
ステムから転送される表示データである。1503はタ
イミング制御回路であり、1506の液晶駆動回路制御
信号や1507のデータ制御信号を生成する。1505
はデータ変換回路である。1507は複数の本実施例で
用いた多階調駆動回路であり、1508は各多階調駆動
回路1507の出力する取り込み終了信号104であ
り、入力側野多階調駆動回路1507にとっては取り込
み開始信号103となる。1508は信号線126と同
等の信号線である。1510は走査回路であり、151
1は走査線である。1512は液晶パネルであり水平方
向に1280ピクセルを有するものとする。1ピクセル
はRed、Green、Blueの3画素で構成されて
いるものとするので、水平方向は3840画素(=12
80ピクセル×3画素)を有するものとする。よって、
192出力の多階調駆動回路1507は合計20個必要
となる。
【0134】ここで前記多階調駆動回路1507を図1
記載の多階調駆動回路で構成した場合、モード0では1
280ピクセル、16階調(4096色)表示が可能とな
る。またモード1、モード2、モード3を組み合わせる
ことで約800ピクセル16階調(4096色)表示が
容易に可能となる。更にモード11、モード12、モー
ド13を組み合わせることで約800ピクセル64階調
(262144色)表示が可能となる。
【0135】また、前記多階調駆動回路1507を図9
記載の多階調駆動回路で構成した場合、モード20では
1280ピクセル16階調(4096色)表示が可能とな
る。更に、モード21では640ピクセル16階調(4
096色)表示が可能となる。更にまた、モード22で
は640ピクセル256階調(16777216色)表
示が容易に可能となる。
【0136】
【表1】
【0137】
【表2】
【0138】
【表3】
【0139】
【表4】
【0140】
【表5】
【0141】
【発明の効果】本発明の図1、図9何れを用いた場合で
も、入力するデジタル表示データを対応する1個の記憶
回路が取り込む動作と、複数個の記憶回路が同時に取り
込む動作とを容易に切り変えられるので、ワークステー
ション対応の解像度を有する液晶表示装置にパーソナル
コンピュータの表示画面を容易に表示できる。この様に
1つの液晶表示装置に、異なる解像度を様々なシステム
の生成する表示画面を表示できる。
【0142】更に、本発明の図1、図9何れを用いた場
合でも、前記出力端子に対応した階調ビット数を変更可
能としたので、より多くの階調表示ができる。更に本発
明の図1、図9何れを用いた場合でも、容易に多階調の
液晶表示装置が構成できる。例えば図9記載の多階調駆
動回路を用いると水平解像度が1280ピクセルのワー
クステーション対応液晶表示装置が図1、図9記載の多
階調駆動回路20個で構成出来、更に図9記載の多階調
駆動回路で構成していた場合、前記液晶表示装置に水平
解像度が640ピクセルのパーソナルコンピュータの表
示画面が256階調(16777216色)表示で容易
に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多階調駆動回路のブロック図である。
【図2】図1のラッチクロック生成回路のブロック図で
ある。
【図3】図2のラッチクロック生成回路のタイミング図
である。
【図4】図1、図9、図16のデータラッチ回路のブロ
ック図である。
【図5】図1の6ビットのカウンタとセレクタのブロッ
ク図である。
【図6】図1の比較回路のブロック図である。
【図7】16階調動作時の図1、図9、図16の比較回
路とサンプルホールド回路のタイミング図である。
【図8】64階調動作時の図1の比較回路とサンプルホ
ールド回路のタイミング図である。
【図9】本発明の多階調駆動回路のブロック図である。
【図10】図9のラッチクロック生成回路のブロック図
である。
【図11】図10のラッチクロック生成回路のタイミン
グ図である。
【図12】図9の8ビットのカウンタとセレクタのブロ
ック図である。
【図13】図9の比較回路のブロック図である。
【図14】64階調動作時の図9の比較回路とサンプル
ホールド回路のタイミング図である。
【図15】図1及び図9の多階調駆動回路を用いて構成
した液晶表示装置のブロック図である。
【図16】従来の多階調駆動回路のブロック図である。
【図17】図16のラッチクロック生成回路のブロック
図である。
【図18】図17のラッチクロック生成回路のタイミン
グ図である。
【図19】図16の比較回路のブロック図である。
【符号の説明】
101…表示データバス、102…CL2クロック、1
03…取り込み開始信号、104…取り込み終了信号、
105…モード信号、106…モード信号、107…ラ
ッチクロック生成回路、108…ラッチクロック、11
0…データバス、111…CL1クロック、112…ラ
インラッチ回路、113…データバス、114…6ビッ
トのカウンタ、115…CL4クロック、116…デー
タバス、117…データセレクタ、118…モード信
号、119…モード信号、120…データバス、121
…比較回路、122…サンプルクロック、123…電圧
線、124…サンプルホールド回路、125…選択信
号、126…信号線、201…6ビットのカウンタ、2
02…データバス、203…デコード群、401…フリ
ップフロップ、501…デコーダ、502…デコード信
号、503…デコード信号、504…デコード信号、5
05…セレクタ、506…セレクタ、507…セレク
タ、601…EOR回路、602…4入力NOR回路、
603…2入力NOR回路、604…デコード回路、6
05…フリップフロップ、901…モード信号、902
…ラッチクロック生成回路、903…8ビットのカウン
タ、904…データバス、905…データバス、906
…モード信号、907…セレクタ、908…データバ
ス、909…比較回路、1001…デコード群、130
1…EOR回路、1302…4入力NOR回路、130
3…デコード回路、1304…フリップフロップ、16
01…ラッチクロック生成回路、1602…4ビットの
カウンタ、1603…カウンタ、1604…比較回路、
1701…デコード群、1901…EOR回路、190
2…4入力NOR回路、1903…フリップフロップ。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 孝次 千葉県茂原市早野3300番地株式会社日立製 作所茂原工場内 (72)発明者 滝田 功 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 池田 牧子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 新田 博幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデジタル表示データを順次記憶する
    第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段を構成する画素に対応したデータラッ
    チ手段に対して、デジタル表示データの取り込みを指示
    する、取り込み信号を生成するラッチ指示手段と、 該第1の記憶手段の出力するデジタル表示データを入力
    し、記憶する第2の記憶手段と、 該第2の記憶手段の出力するデジタル表示データを電圧
    に変換する電圧変換手段と、 からなる液晶表示装置の多階調駆動回路において、 該ラッチ指示手段は、該第1の記憶手段内の複数のデー
    タラッチに手段を同時に動作させることを特徴とする液
    晶表示装置の多階調駆動回路。
  2. 【請求項2】請求項1の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該ラッチ指示手段は、隣接するデータラッチ
    手段を2個ずつ順にラッチ動作をするように指示するこ
    とを特徴とする液晶表示装置の多階調駆動回路。
  3. 【請求項3】請求項1の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該ラッチ指示手段は、データラッチ手段を2
    個、1個と順にラッチ動作をするように指示することを
    特徴とする液晶表示装置の多階調駆動回路。
  4. 【請求項4】請求項1の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該ラッチ指示手段は、データラッチ手段を順
    次ラッチするように指示する動作と、複数同時にラッチ
    するように指示する動作を切り替えて可能としたことを
    特徴とする液晶表示装置の多階調駆動回路。
  5. 【請求項5】複数のデジタル表示データを順次記憶する
    第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段を構成する画素に対応したデータラッ
    チ手段に対して、デジタル表示データの取り込みを指示
    する、取り込み信号を生成するラッチ指示手段と、 該第1の記憶手段の出力するデジタル表示データを入力
    し、記憶する第2の記憶手段と、 該第2の記憶手段の出力するデジタル表示データを電圧
    に変換する電圧変換手段と、 からなる液晶表示装置の多階調駆動回路において、 該電圧変換手段は、隣接する複数個の画素データを用
    い、多階調電圧に変換することを特徴とする液晶表示装
    置の多階調駆動回路。
  6. 【請求項6】請求項5の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該電圧変換手段は、1個の画素データをN
    (Mは整数である。)ビットとして記憶している前記第
    2の記憶手段の出力するデータを隣接する画素データを
    用いてM(Mは整数であり、M>Nである。)ビットの
    画素データとし、Mビットのカウンタと比較した結果か
    ら多階調電圧を記憶するラッチ信号を生成し、前記多階
    調電圧を記憶し、出力することで電圧変換を行う様に動
    作することを特徴とする液晶表示装置の多階調駆動回
    路。
  7. 【請求項7】請求項5の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該電圧変換手段は、1個の画素データをN
    (Mは整数である。)ビットとして記憶している前記第
    2の記憶手段の出力するデータを、隣接する画素データ
    を用いてM(Mは整数であり、M>Nである。)ビット
    の画素データとし、Mビットのカウンタと比較した結果
    と、Nビットの1画素データとMビットのカウンタのう
    ち下位Nビットと比較した結果とを選択可能とし、前記
    選択した結果から多階調電圧を記憶するラッチ信号を生
    成し、前記多階調電圧を記憶し、出力することで電圧変
    換を行う様に動作することを特徴とする液晶表示装置の
    多階調駆動回路。
  8. 【請求項8】請求項5の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該電圧変換手段は、1個の画素データをN
    (Mは整数である。)ビットとして記憶している前記第
    2の記憶手段の出力するデータを隣接する2個の画素デ
    ータを用いて2×Nビットの画素データとし、2×Nビ
    ットのカウンタと比較した結果から多階調電圧を記憶す
    るラッチ信号を生成し、前記多階調電圧を記憶し、出力
    することで電圧変換を行う様に動作することを特徴とす
    る液晶表示装置の多階調駆動回路。
  9. 【請求項9】請求項5の液晶表示装置の多階調駆動回路
    において、該電圧変換手段は、1個の画素データをN
    (Mは整数である。)ビットとして記憶している前記第
    2の記憶手段の出力するデータを隣接する2個の画素デ
    ータを用いて2×Nビットの画素データとし、2×Nビ
    ットのカウンタと比較した結果と、Nビットの1画素デ
    ータと2×Nビットのカウンタのうち下位Nビットと比
    較した結果とを選択可能とし、前記選択した結果から多
    階調電圧を記憶するラッチ信号を生成し、前記多階調電
    圧を記憶し、出力することで電圧変換を行う様に動作す
    ることを特徴とする液晶表示装置の多階調駆動回路。
JP26457492A 1992-10-02 1992-10-02 液晶表示装置の多階調駆動回路 Pending JPH06118906A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102306A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Jvc Kenwood Corp 液晶表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102306A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Jvc Kenwood Corp 液晶表示装置

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