JPH09251266A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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Publication number
JPH09251266A
JPH09251266A JP5977896A JP5977896A JPH09251266A JP H09251266 A JPH09251266 A JP H09251266A JP 5977896 A JP5977896 A JP 5977896A JP 5977896 A JP5977896 A JP 5977896A JP H09251266 A JPH09251266 A JP H09251266A
Authority
JP
Japan
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date
time
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entity
ram
Prior art date
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Application number
JP5977896A
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English (en)
Inventor
Makoto Mikuriya
誠 御厨
Fumio Ueda
文夫 上田
Masao Hariguchi
正雄 播口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH09251266A publication Critical patent/JPH09251266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の時期における施設、観光地等の様相を
知ることができる車両用ナビゲーション装置を提供する
こと。 【解決手段】 この発明に係る車載用ナビゲーション装
置は、日時を設定する日時設定手段と、種別情報及びこ
の種別情報に付加される日時に対応した様相情報を含む
実体情報と地図情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶されている実体情報と地図情報を表示させる表
示手段を備え、日時設定手段によって設定された日時に
対応した様相を含む実体情報と地図情報を表示手段に表
示させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に表示され
た地図画面上に車両の位置等を表示する車載用ナビゲー
ション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25は例えば特開平6−138818
号公報に示された従来の車載用ナビゲーション装置の構
成図である。図において、801は道路地図情報ととも
に最盛期、利用可能時期等の日付毎の観光地、施設等の
情報を記憶する記憶手段、802はカレンダー時計、8
03は表示制御手段、804は表示手段である。
【0003】次に動作について説明する。はじめに、最
盛期、利用可能時期等の日付毎の観光地、施設等の日付
情報の選択、設定処理を行う。次に、表示制御手段80
3は記憶手段801に記憶されている道路地図情報を参
照し、道路地図を表示手段804により表示させる。さ
らに、表示制御手段803はカレンダー時計802の日
付に対応した観光地、施設等の情報を記憶手段801か
ら読み出し、上記観光地、施設を表す記号を表示された
道路地図上に重ねて表示させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用ナビゲー
ション装置は以上のように構成されているので、利用可
能時期、シーズン時等の特定の日付以外は観光地、施設
等を表す記号が表示されず、その日付以外はこれらを目
標物として利用することができない。そのため、旅行計
画時においても期間条件により指定された日付以外はそ
の観光地、施設等の存在が分からず、これらを考慮した
旅行計画ができないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、任意の時期における施設、観光
地等の様相を知ることができる車両用ナビゲーション装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車載用ナ
ビゲーション装置は、日時を設定する日時設定手段と、
種別情報及びこの種別情報に付加される日時に対応した
様相情報を含む実体情報と地図情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶されている実体情報と地図情報
を表示させる表示手段を備え、日時設定手段によって設
定された日時に対応した様相を含む実体情報と地図情報
を表示手段に表示させるようにしたものである。また、
日時を設定する日時設定手段と、種別情報及びこの種別
情報に付加される日時に対応した様相情報を含む実体情
報と日時に対応した地図情報を記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶されている実体情報と地図情報を表示
させる表示手段を備え、日時設定手段によって設定され
た日時に対応した様相を含む実体情報と日時に対応した
地図情報を表示手段に表示させるようにしたものであ
る。
【0007】また、日時設定手段は、現在の日時または
所定の日時を設定する。さらに、日時設定手段は、目的
地への推定到達日時に設定する。さらにまた、日時設定
手段は、疑似走行に応じた地点に対応した推定される日
時に設定される。また、表示手段は、所望の実体情報と
地図情報とを表示する。さらに、表示手段は、疑似走行
の目的地近傍の実体情報と地図情報とを表示する。さら
にまた、表示手段は、疑似走行経路の近傍の実体情報を
表示する。
【0008】また、日時設定手段は複数の日時を設定
し、表示手段は前記複数の日時に応じた様相に対応した
実体情報を表示させる。さらに、記憶手段に記憶されて
いる実体情報とは別の実体情報を設定する実体情報設定
手段を備えている。さらにまた、記憶手段に記憶されて
いる実体情報のうちの必要な一部の実体情報を別の実体
情報として使用する手段を備えている。また、記憶種段
に記憶されている実体情報を削除する削除手段を備えて
いる。さらに、削除手段は、記憶手段に記憶されている
所定の日時より前の日時に対応する実体情報を削除す
る。また、様相情報は1つの種別情報に対して複数の様
相を備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本実施の形態の全体構成図であ
る。図において、1は車両の現在地を検出する位置検出
手段、2は任意の地点を入力する地点入力手段、3は現
在の日時を設定する日時設定手段、4は地図情報を記憶
した地図情報記憶手段である。5は地図情報記憶手段4
に記憶された地図情報に基づき表示装置6に車両の現在
地又は任意の地点を含む地域の地図を表示する地図表示
手段、7は実体の種別、位置、様相情報を記憶した実体
記憶手段、8は日時設定手段3により設定された日時と
実体記憶手段7に記憶された種別、位置、様相情報から
各実体の日時設定手段3により設定された日時における
様相を地図表示手段5により表示された地図画面上に表
示する実体表示手段である。
【0010】図2は図1の実施の形態の電気的接続を示
すブロック図である。図において、20はマイクロコン
ピュータ、21はプログラムを記憶するROM、22は
ROM21のプログラムに従ってマイクロコンピュータ
20が処理したデータを記憶するRAM、24は例えば
LCDまたはCRT等を用いた表示装置、25は車両の
現在地を検出するGPS受信機、26は本装置の操作、
情報の入力等を行う入力部、27はCD−ROMに記録
された地図情報、実体の種別、位置、様相情報を読み出
すためのCD−ROMドライブ、28は表示装置24に
表示する画像データを記憶するフレームメモリ、29は
マイクロコンピュータ20から与えられた命令によりフ
レームメモリ28に画像を描画し、フレームメモリ28
に記憶された画像を表示装置24に表示する表示制御
部、30は現在の年月日、時刻を示すカレンダー時計で
ある。23はマイクロコンピュータ20がGPS受信機
25、入力部26、CD−ROMドライブ27、表示制
御部29、カレンダー時計30と入出力を行なうインタ
ーフェースである。
【0011】図3はCD−ROMドライブ27により読
み取られるCDーROMに記録されている情報の例であ
る。該CD−ROMには地図情報、実体情報の所在、デ
ータサイズ数等の地図情報、実体情報を読み取るために
必要な情報からなる管理情報、祝祭日を示す情報である
カレンダー情報、道路、河川、海岸、名称等地図を表示
するために必要な情報と出発地から目的地までの最適経
路を見つける経路探索に使用する道路網データからなる
地図情報、そして実体レコードの並びとこれらの所在、
データサイズを示す実体管理情報からなる実体情報が記
録されている。実体レコードは、当該実体の種別を示す
種別フィールド、当該実体の位置の緯度、経度を示す位
置フィールド、期間条件フィールドで既定された期間以
外の様相を示す様相情報を形成する既定様相フィール
ド、当該レコード内の期間条件フィールドの数を示す期
間条件数フィールド、そして様相フィールド、条件フィ
ールド、開始時期フィールド、終了時期フィールドから
構成される期間条件nフィールド(n=1,2,・・
・)からなる可変長のレコードである。
【0012】様相フィールドは条件フィールド、開始時
期フィールド、終了時期フィールドによって規定される
期間における実体の様相を示すもので、例えば様相がア
クティブならば開店中、診療中、シーズン中等を示し、
パッシブならば閉店中、休診中、シーズンオフ等を示す
ようにする。開始時期フィールド、終了時期フィールド
はそれぞれ年、月、日、曜日、時、分フィールドから成
り、年、月、日、曜日、時、分フィールドはそれぞれ
年、月、日、曜日、時、分を示し、例えばフィールドの
値が−1の場合はそのフィールドは期間を限定する条件
としないことを示すようにする。
【0013】条件フィールドは、開始時期フィールド、
終了時期フィールドの意味を規定するもので、例えば期
間指定の場合は、図4に示すように開始時期フィールド
は開始時期を終了時期フィールドは終了時期を示し、時
間指定の場合は、開始時期フィールドの年、月、日、曜
日フィールドが示す時期から終了時期フィールドの年、
月、日、曜日フィールドが示す時期までの毎日におい
て、開始時期フィールドの時、分フィールドが示す時刻
から終了時期フィールドの時、分フィールドが示す時刻
までの時間を示すものとする。そして、祝祭日指定の場
合は、開始時期フィールド、終了時期フィールドの内容
とは無関係に祝祭日を示すようにする。
【0014】図5はRAM22のメモリ配置の例を示し
たものである。RAM22のメモリには、変数情報を記
憶する変数領域とバッファ領域とがある。変数領域は、
本装置の動作モードを記憶する動作モード変数、表示す
る地図の縮尺を記憶する表示縮尺変数、車両の現在位置
を記憶する現在位置変数、地図の表示中心位置を記憶す
る表示位置変数、年、月、日、曜日、時を記憶する日時
変数、RAM22内のアドレスを指定するポインタ、実
体の様相を記憶する様相変数、その他一時的に使用され
る各種変数等から構成されている。バッファ領域は、C
D−ROMドライブ27より読みとったカレンダー情
報、地図情報、実体情報を格納するカレンダー情報バッ
ファ、地図情報バッファ、 実体情報バッファ、その他
一時的に使用されるバッファ等から構成されている。
【0015】図6はマイクロコンピュータ20のROM
21に記憶されているプログラムを示すフローチャート
である。本装置が起動されると、ステップ100におい
てRAM22の内容を所定の値に初期化するとともに、
CD−ROMドライブ27からカレンダー情報を読み取
り、その情報をカレンダー情報バッファへ格納し、ステ
ップ101へ行く。
【0016】ステップ101では、入力部26より例え
ば地図の表示縮尺の選択、地図の表示位置、当該車両の
現在地付近の地図と現在地を表示する現在地モードか任
意地点の地図を表示する任意地点モードかの動作モード
の選択、動作モードの選択において任意地点モードを選
択した場合にはその地点を示す位置の入力等を行い、こ
れらの結果をそれぞれRAM22の該当する変数へ格納
し、ステップ102へ行く。
【0017】ステップ102では、GPS受信機25よ
り当該車両の現在地を取得しRAM22の現在位置変数
に格納する。また、RAM22の動作モード変数を参照
し、ステップ101で選択された動作モードが現在地モ
ードか任意地点モードかを判定する。判定の結果が現在
地モードであれば、RAM22の現在位置変数の値をR
AM22の表示位置変数に格納する。判定の結果が任意
地点モードであれば、ステップ101で入力された任意
地点を示す変数の値をRAM22の表示位置変数に格納
する。そして、ステップ103へ行く。このステップに
よりRAM22の表示位置変数は任意地点モードであれ
ばステップ101で入力された任意地点を示し、現在地
モードであれば当該車両の現在地を示す。
【0018】ステップ103では、カレンダー時計30
より現在の日時即ち年、月、日、曜日、時、分を取得
し、RAM22の日時変数に格納し、ステップ104へ
行く。ステップ104では、RAM22の表示位置変数
が示す位置が画面中央になるように地図表示を行うとと
もに、日時変数が示す日時における実体の様相を地図上
に表示し、ステップ101へ行く。以下ステップ101
〜104を繰り返す。
【0019】図7は図6におけるステップ104の詳細
なフローチャートである。ステップ110では、RAM
22の表示位置変数が示す位置の周辺の地図情報をCD
−ROMドライブ27よりRAM22の地図情報バッフ
ァへ読み取り、ステップ111へ行く。ステップ111
では、RAM22の地図情報バッファの地図情報を用い
て、表示制御部29によりフレームメモリ28に地図を
描画する。そして、フレームメモリ28よりその地図画
像を取り出し表示装置24に地図を表示する。次にステ
ップ112のへ行く。
【0020】ステップ112では、表示制御部29によ
りフレームメモリ28中の表示位置変数が示す位置にR
AM22の動作モード変数の内容に従い、現在地、目的
地等に該当する記号を描画し、図8に示す表示画面例の
ように地図上に現在地を表す記号を重ねた画面を表示装
置24に表示する。次にステップ113へ行く。ステッ
プ113では、RAM22の表示位置変数が示す位置の
周辺の実体情報をCD−ROMドライブ27よりRAM
22の実体情報バッファへ読み取り、ステップ114へ
行く。
【0021】ステップ114では、RAM22のポイン
タを実体情報バッファ中の実体レコードの先頭にあるレ
コードのアドレスに初期化し、ステップ115へ行く。
ステップ115では、RAM22のポインタが示すアド
レスと実体管理情報とから、次に処理すべき実体レコー
ドの有無を判定する。判定の結果、次に処理すべき実体
レコードが無ければ処理を終了する。次に処理すべき実
体レコードが有ればステップ116へ行く。
【0022】ステップ116では、RAM22のポイン
タが示す実体レコードの各期間条件フィールドを調べ、
RAM22の日時変数が示す日時に対する当該実体の様
相を決定する。まずRAM22の様相変数に既定様相フ
ィールドの値を格納する。次にRAM22の日時変数が
示す日時が期間条件フィールド1が示す期間に含まれて
いるか否かを調べる。このとき条件フィールドが祝祭日
指定であるときはRAM22のカレンダー情報によりR
AM22の日時変数が示す日が祝祭日かを決定する。こ
れらの処理の結果、RAM22の日時変数が示す日時が
期間条件フィールド1が示す期間に含まれていれば、R
AM22の様相変数に期間条件フィールド1の様相フィ
ールドが示す値を格納する。以下期間条件フィールド
2、期間条件フィールド3、・・・についてその並び順
に同様の処理を行う。
【0023】例えば、図4における実体レコードの例の
R1に対し、RAM22の日時変数が5月15日水曜日
11時であれば、まずRAM22の様相変数の値を既定
様相フィールドの値即ちパッシブとする。次に、 RA
M22の日時変数が示す日時は期間条件1が示す期間に
含まれるのでRAM22の様相変数の内容を期間条件1
の様相フィールドが示す値即ちアクティブに変更する。
期間条件2及び期間条件3はRAM22の日時変数が示
す日時に含まれていないため、 RAM22の様相変数
は変更されない。従って、R1が示す病院は5月15日
水曜日11時においてアクティブ即ち診療中であること
が得られる。このようにして、上記処理が終わればステ
ップ117へ行く。
【0024】ステップ117では、RAM22のポイン
タが指す実体レコードの種別フィールドが示す種別およ
びRAM22の様相変数が示す様相とから決定される記
号を、表示制御部29によりフレームメモリ28中のR
AM22のポインタが示す実体レコードの位置フィール
ドが示す位置に該当する箇所に描画し、地図上に前記記
号を重ねた画面を表示装置24に表示する。図9は図4
における実体レコードの例R1、R2、R3に対する表
示画面の例である。RAM22の日時変数が5月15日
水曜日11時であれば、診療中の病院の記号、閉店中の
百貨店の記号、シーズンオフ中の紅葉の記号が地図上に
重ねて表示され、 RAM22の日時変数が11月16
日土曜日15時であれば、休診中の病院の記号、開店中
の百貨店の記号、シーズン中の紅葉の記号が地図上に重
ねて表示される。このようにして、上記処理が終われば
ステップ118へ行く。
【0025】ステップ118では、 RAM22のポイ
ンタの示すアドレスと現在処理対象となっている実体レ
コードのデータサイズとから次の実体レコードのアドレ
スを求め、RAM22のポインタへ格納する。次にステ
ップ115へ戻り、以下ステップ115〜118を処理
すべき実体レコードが無くなるまで繰り返し図7の処理
を終了する。
【0026】以上のように、本実施の形態では、実体の
利用可能時期やシーズン時期だけでなく現在の日時にお
ける実体の様相を表示するようにしたため、旅行先での
旅行計画が容易となり、また表示されている実体を目標
物にすることができる。
【0027】実施の形態2.図10は本実施の形態2の
フローチャートである。図6に示した実施の形態1のフ
ローチャートに対して、ステップ200を追加し、ステ
ップ103の処理をステップ210に変更したものであ
る。ステップ200では、入力部26よりユーザが現在
日時モード、指定日時モードのいずれを入力したかを調
べ、その結果をRAM22の日時モード変数に格納す
る。
【0028】図11はステップ210の処理の詳細を示
すフローチャートである。ステップ211では、RAM
22の日時モード変数を調べ、指定日時モードであれば
ステップ212へ行き、現在日時モードであればステッ
プ213へ行く。ステップ212では、入力部26より
ユーザが入力した日時をRAM22の日時変数に格納す
る。ステップ213ではカレンダー時計30より現在の
日時を取得し、RAM22の日時変数に格納する。上記
によりステップ104では、実施の形態1と同様にして
様相を表示させることにより、ユーザが現在日時モード
を選択したときは現在の日時における様相を、指定日時
モードを選択したときはユーザが指定した日時の様相を
表示する。
【0029】実施の形態1においては、ステップ103
で、カレンダー時計30より現在の日時即ち年、月、
日、曜日、時、分を取得し、RAM22の日時変数に格
納していたが、本実施の形態では、RAM22に現在の
日時における様相を表示させる現在日時モードとする
か、ユーザが指定した日時における様相を表示させる指
定日時モードとするかを示す日時モード変数を設けてい
るため、現在の情報だけではなく指定した日時の情報も
表示させることができるので事前の旅行計画等を容易に
することができる。
【0030】実施の形態3.図12は本実施の形態の電
気的接続を示すブロック図である。本実施の形態では、
図2に示した実施の形態1のブロック図に追加実体情報
を記憶するための半導体メモリカード31を設けたもの
である。図13は半導体メモリカード31に記憶される
追加実体情報の例を示す図である。追加実体情報は、最
下位アドレス、半導体メモリカード31中の実体レコー
ドを格納できる範囲を示す最上位アドレス、追加実体情
報に格納されている実体レコードの数を示す実体レコー
ド数、次に実体レコードを格納すべきアドレスを示す格
納先頭アドレス等から構成されている。
【0031】図14は本実施の形態のフローチャートで
ある。本実施の形態は、図6に示す実施の形態1でのフ
ローチャートに対して、ステップ300、ステップ31
0、ステップ320を追加したものである。ステップ3
00では、入力部26より半導体メモリカード31の初
期化指令が入力されると、最下位アドレス、最上位アド
レスにそれぞれ所定値を格納する。そして、半導体メモ
リカード31の実体レコード数を0にし、格納先頭アド
レスに最下位アドレスに格納されている値を格納する。
【0032】図15はステップ310の詳細な処理を示
すフローチャートである。ステップ311では、入力部
26より実体の種別、位置、既定様相、期間条件数、期
間条件を入力し、ステップ312へ行く。ステップ31
2では、ステップ311で得られた実体の種別、位置、
既定様相、期間条件数、期間条件を半導体メモリカード
31の格納先頭アドレスが示すアドレスに格納し、ステ
ップ313へ行く。ステップ313では格納先頭アドレ
スの値を定数値(以下REC−SIZEと呼ぶ)だけ増
加させ、次にその値が最上位アドレスを越えるか否かを
調べ、越えたときは格納先頭アドレスに最下位アドレス
の内容を格納するとともに実体レコード数の値を−1と
し、越えないときには実体レコード数の値を1増加させ
る。これらの処理により実体レコードは半導体メモリカ
ード31中に一定の間隔で順次格納されていき、それ以
上格納出来なくなると最も古い実体レコードの位置に最
新の実体レコードが格納され、このとき実体レコード数
は−1となる。
【0033】図16はステップ320の詳細な処理を示
したフローチャートである。ステップ321では、半導
体メモリカード31の実体レコード数を調べ、0以上な
らばRAM22のポインタに半導体メモリカード31の
最下位アドレスの値を格納し、負ならばRAM22のポ
インタに半導体メモリカード31の格納先頭アドレスの
値を格納する。また、 RAM22に一時変数を設け、
この一時変数に半導体メモリカード31の実体レコード
数の値を格納する。
【0034】ステップ322では、RAM22の一時変
数の値を調べ、0以上ならばRAM22のポインタの値
と半導体メモリカード31の格納先頭アドレスの値を比
較する。比較した結果が等しいときには新たに処理をす
る実体レコードが無いとして処理を終了し、等しくない
ときにはステップ323へ行く。上述の一時変数の値を
調べた結果が負ならば、RAM22の一時変数の値を0
として、ステップ323へ行く。
【0035】ステップ323、ステップ324では、そ
れぞれ図7のステップ116、ステップ117と同様の
処理を行う。ステップ325では、RAM22のポイン
タの値を定数値(=REC−SIZE)だけ増加させ、
次にその値が最上位アドレスを越えるか否かを調べ、越
えたときはRAM22のポインタに半導体メモリカード
31の最下位アドレスの値を格納する。以下ステップ3
22、323、324、325を繰り返し、半導体メモ
リカード31中に格納されたすべての実体の様相を表示
する。
【0036】以上のように、本実施の形態では、追加実
体情報を記憶するための半導体メモリカード31を設け
たため、CD−ROMドライブ27より読みとられるC
D−ROMに記憶されている実体情報以外に新たな実体
情報を追加させることができる。
【0037】実施の形態4.図17は本実施の形態のフ
ローチャートである。本実施の形態は、図14に示す実
施の形態3でのフローチャートに対して、ステップ40
0を追加したものである。
【0038】図18はステップ400の詳細なフローチ
ャートである。ステップ401では、半導体メモリカー
ド31の実体レコード数の値が0ならば処理を終了し、
0でなければステップ402へ行く。ステップ402で
は、カレンダー時計30より現在の日時を取得し、RA
M22に設けられた一時変数T1に格納する。
【0039】ステップ403では、RAM22のポイン
タに半導体メモリカード31の最下位アドレスの値を格
納し、RAM22に設けられた一時変数T2の値を0と
し、一時変数T3にRAM22の一時バッファのアドレ
スを格納する。ステップ404ではRAM22のポイン
タが示す半導体メモリカード31の実体レコードのすべ
ての期間条件が示す期間とRAM22の一時変数T1に
格納されている日時とを比較し、すべての期間がRAM
22の一時変数T1に格納されている日時より古いとき
にはステップ406へいき、そうでないときはステップ
405へ行く。
【0040】ステップ405では、RAM22のポイン
タが示す半導体メモリカード31の実体レコードをRA
M22の一時バッファ領域におけるRAM22の一時変
数T3が示すアドレスへ転送し、RAM22の一時変数
T2の値を1だけ増加し、RAM22の一時変数T3の
値をREC−SIZEだけ増加する。ステップ406で
は、RAM22のポインタの値をREC−SIZEだけ
増加する。
【0041】ステップ407では、半導体メモリカード
31の実体レコード数の値が負のときは、RAM22の
ポインタの値が半導体メモリカード31の最上位アドレ
スの値を越えるか否かを調べ、越えなければステップ4
04へいき、越えればステップ408へ行く。また半導
体メモリカード31の実体レコード数の値が正のとき
は、RAM22のポインタの値が半導体メモリカード3
1の格納先頭アドレスの値を越えるか否かを調べ、越え
なければステップ404へいき、越えればステップ40
8へ行く。上記によりステップ404、405、40
6、407を繰り返し、半導体メモリカード31の実体
レコードで現在の日時よりも古い期間条件をもつものを
除いたものがRAM22の一時バッファに格納される。
【0042】ステップ408では、 RAM22の一時
バッファに格納されたすべての実体レコードを半導体メ
モリカード31の最下位アドレスが示すアドレスから格
納する。ステップ409では、RAM22の一時変数T
1の値が半導体メモリカード31に格納可能な最大数に
等しいときは、半導体メモリカード31の実体レコード
数に−1を格納し、格納先頭アドレスに最下位アドレス
の値を格納する。また、RAM22の一時変数T1の値
が半導体メモリカード31に格納可能な最大数より小さ
いときは、半導体メモリカード31の実体レコード数に
RAM22の一時変数T1の値を格納し、格納先頭アド
レスを次に格納すべき実体レコードのアドレスに更新す
る。
【0043】また、ステップ310において、指定した
期間がきたら削除してもよい実体の実体の種別をK+1
000(1≦K≦1000)として入力するものとして
おき、ステップ404では実体の種別が1000を越え
る場合にのみ上記の処理を行うようにすれば、削除して
もよい実体だけを消去できるため、効率よく実体を消去
することができる。また、本実施の形態では現在の日時
よりも古い期間条件を削除するようにしているが、入力
部より指定した実体レコードを削除するようにしてもよ
い。
【0044】以上のように、本実施の形態では、半導体
メモリカード31により新たに追加された追加実体情報
に対して、日時設定手段3により設定された日時より前
の追加実体情報を削除させることができるので、必要で
なくなった追加実体情報を削除でき半導体メモリカード
31を有効に利用することができる。
【0045】実施の形態5.図19はCD−ROMに記
憶されている実体情報の表示を変更させるために、半導
体メモリカード31に記憶される変更実体情報の例を示
す図である。図において、変更実体情報は、変更実体情
報を格納する半導体メモリカード31中の位置を示す最
下位アドレス、半導体メモリカード31中に格納可能な
変更レコードの数を示す最大変更レコード数、半導体メ
モリカード31中に格納されている変更レコード数を示
す変更レコード数、そして、変更させたい実体情報の実
体レコードのアドレスが格納されている変更レコードか
ら構成されている。
【0046】図20は本実施の形態フローチャートであ
る。本実施の形態は、図14に示す実施の形態3でのフ
ローチャートに対して、ステップ500を追加したもの
である。図21はステップ500の詳細な処理を示した
フローチャートである。ステップ501では、入力部2
6より入力された位置に最も近い位置を示す位置フィー
ルドをもつ実体レコードを実体情報から見つけ、その実
体レコードのアドレスをRAM22に設けられた一時変
数Aに格納する。また、変更する既定様相、期間条件
数、期間条件を入力し、RAM22に設けられた一時変
数URに種別、位置とともに格納する。
【0047】ステップ502では、 RAM22の一時
変数Aの値を半導体メモリカード31に変更レコードと
して格納し、変更レコード数の値を1だけ増加させる。
既に変更レコード数の値が最大変更レコード数の値に達
しているときは新たな変更レコードの格納は行わない。
ステップ503では、 RAM22の一時変数URに格
納されている変更された実体レコードを図15のステッ
プ312と同様にして半導体メモリカード31に格納す
る。ステップ504では図15のステップ313と同様
の処理を行い半導体メモリカード31の格納先頭アドレ
ス、実体レコード数の更新を行う。
【0048】図22は本実施の形態の実体情報を表示さ
せる処理のフローチャートである。図において、ステッ
プ510は、RAM22のポインタが示すアドレスが半
導体メモリカード31の変更レコードの中に含まれてい
るか否かを調べ、含まれていればステップ118へい
き、含まれていなければステップ116へ行く。これに
より期間条件が変更された実体に対し、その古い期間条
件に基づいた様相が表示されることを防ぐ。
【0049】本実施の形態では、変更実体情報を用いて
CD−ROMに記憶されている実体情報の内容を変更さ
せるようにしたので、CD−ROMに記憶されている実
体情報を異なる実体情報として利用することができる。
【0050】また、本実施の形態では、CD−ROMに
記憶されている実体情報だけでなく、半導体メモリカー
ド31に記憶されている実体情報に対しても同様に変更
させることが可能である。さらに、本実施の形態では、
変更させる実体情報を入力された位置に近い位置フィー
ルドを持つ実体レコードの実体情報としているが、日時
や種別等変更させる実体情報を特定させることができれ
ばよい。さらにまた、本実施の形態では、変更を行うレ
コード数が最大変更レコード数を越えた場合には、新た
な変更レコードの格納は行わないようにしているが、変
更レコードの中で最も古く格納された変更レコードの個
所に最新の変更レコード格納するようにしてもよく、ま
た、入力部より指定した任意実体レコードの個所に最新
の変更レコードを格納するようにしてもよい。
【0051】実施の形態6.実施の形態2では、図11
のステップ212において、1つの日時の入力(以下こ
の入力された日時を第1の日時と呼ぶ)だけを行ってい
たが、本実施の形態では、ステップ212において第1
の日時だけを入力するのではなく、第1の日時と第2の
日時の入力を行うようにする。
【0052】本実施の形態では、図7のステップ116
で第1の日時に加えて、第2の日時に対する期間条件判
定も行い、得られた様相をRAM22に設けられた第2
の様相変数に格納するようにする。そして、図7のステ
ップ117で、RAM22の第1の日時に対応した様相
変数(以下第1の様相変数と呼ぶ)と第2の日時に対応
した様相変数(以下第2の様相変数と呼ぶ)の値を比較
する。第1の様相変数の値と第2の様相変数の値とが一
致すれば実施の形態2と同様にその様相を表示させる。
第1の様相変数がアクティブで第2の様相変数がパッシ
ブであるときには、やがてパッシブになるという警告を
示すような実体の記号を表示させる。第1の様相変数が
パッシブで第2の様相変数がアクティブであるときに
は、やがてパッシブになるということを示すような実体
の記号を表示するようにする。
【0053】本実施の形態では、入力する日時の数が2
つであるが、これは特に2つに限定するものではなく複
数の日時を入力させ、同様に複数の様相変数の値より表
示させる実体の記号を定めてもよく、さらに、現在の日
時を入力された日時とみなして同様に行ってもよい。
【0054】本実施の形態は、任意の時刻の様相だけで
なく、指定期間の実体様相を表示するようにしたため、
閉店しそうな店舗などを知ることができ旅行先での適切
な旅行計画が可能となる。
【0055】実施の形態7.実施の形態2では、図10
のステップ200で、入力された日時モードを日時モー
ド変数に格納していたが、本実施の形態では、さらに、
表示させたい様相の実体の種別を入力部26より入力
し、RAM22の一時変数Kに格納するようにする。そ
して、図7のステップ117では、実体レコードの種別
がRAM22の一時変数Kの値に一致すれば、実施の形
態2の場合と同様にして様相変数の値に従ってその様相
を表示させるようにする。また、本実施の形態を実施の
形態6のようにし、図7のステップ117では、実体レ
コードの種別がRAM22の一時変数Kの値に一致すれ
ば、実施の形態6と同様にして格納されたRAM22の
第1の様相変数と第2の様相変数の値に従ってその様相
を表示させ、一致しなければ、様相の識別ができない実
体の種別のみを表す記号を表示させるようにしてもよ
い。
【0056】本実施の形態では、種別により表示させる
実体を選択できるようにしたため、目的にあった実体の
様相を容易に知ることができる。
【0057】実施の形態8.実施の形態1では、実体レ
コードの様相は、アクティブかパッシブかのいずれかで
あったが、本実施の形態では、実体レコードの様相をア
クティブとパッシブの2つだけではなく、アクティブあ
るいはパッシブの度合いも表すようにし、例えば、桜の
名所の場合では、1部咲きを1.1、5部咲きを1.
5、満開を2.0、散りかけを1.7、散りそめを1.
8、シーズンオフを3.0のように表す。 図7のステ
ップ117では、実体の様相を表示するときに、様相を
表す記号の大きさ、色調等により様相の度合いを表すよ
うにする。
【0058】本実施の形態では、様相の度合いを表示す
るようにしたため、行楽地の桜の開花度合いや、紅葉の
度合いを知ることができ、適切な旅行計画ができる。
【0059】実施の形態9.図23は本実施の形態のフ
ローチャートである。本実施の形態は、図10の実施の
形態2に対して、ステップ600、610を追加したも
のである。本実施の形態においては、ステップ101で
は、入力部26より動作モードが任意地点モードに選ば
れ、ユーザが指定した任意地点の位置情報を入力しRA
M22の地点情報に格納される。
【0060】ステップ600では、RAM22の現在位
置変数が示す位置(以下では出発地と呼ぶ)から表示位
置変数が示す位置(以下では目的地と呼ぶ)までの経路
探索に必要な道路網データをCD−ROMドライブ27
から読み取り、RAM22の地図情報バッファに格納す
る。そして、その道路網データを用いてダイクストラ法
等により出発地から目的地までの経路探索を行い、出発
地から目的地までの最適経路、経路全長、所要時間等を
求め、これらをRAM22の一時バッファへ格納する。
最適経路は通過していくリンク(交差点間を結ぶ道路を
示す)データの並びとして表され、 各リンクはリンク
長、リンク旅行時間、リンクの道路形状データからな
り、 RAM22の一時バッファへはこれらのデータが
最適経路データとして格納される。
【0061】ステップ610では、RAM22の日時変
数の値を出発時期とし、その値にRAM22の一時バッ
ファに格納されている目的地までの所要時間を加算し、
その値を目的地への到達日時推定値としてRAM22の
日時変数に加算する。上記により、ステップ104で
は、目的地に到達する推定日時における目的地の各実体
の様相が表示される。また、本実施の形態では、出発地
を現在位置変数が示す位置に設定しているが、出発地を
任意の地点に設定してもよい。本実施の形態では、任意
地点への到達時の実体の様相を表示するようにしたた
め、目的地に到達時の実体の様相を知ることができ、適
切な旅行計画ができる。
【0062】実施の形態10.図24は本実施の形態の
フローチャートである。本実施の形態は、図23の実施
の形態9に対して、図23のステップ610の替わりに
ステップ700、710、720を追加し、車両の疑似
的な走行を可能にしたものである。ステップ700で
は、出発地からの疑似走行距離を示すためにRAM22
に設けられた一時変数Lを0とする。
【0063】ステップ710では、走行予定経路即ちス
テップ600で得られた最適経路上を、RAM22の一
時変数Lが示す位置から距離Dだけ走行したときの位置
をRAM22の一時バッファの最適経路データの道路形
状データからから求め、RAM22の表示位置変数へ格
納するとともに、リンク旅行時間から、上記距離Dの走
行に要した時間を求め、RAM22の日時変数にその時
間を加算し、そのときの日時即ち疑似到達日時の推定値
を求める。上記処理後RAM22の一時変数Lの値を距
離Dだけ増加させる。ステップ720では、RAM22
の一時変数Lの値がRAM22の一時バッファ中の経路
長に達したか否かを調べ、達していなければステップ7
10へいき、達していればステップ101へ行く。この
ようにステップ710、104、720を繰り返し、目
的地に到達するまで一定距離Dだけ走行する毎にその地
点のその到達日時における各実体の様相を表示する。
【0064】本実施の形態では、疑似的に走行予定経路
を走行し、そのときの各地点における実体の様相を表示
するようにしたため、各通過地点の実体の様相を事前に
知ることができ、適切な旅行計画ができる。
【0065】実施の形態11.図24の実施の形態10
に対して、本実施の形態は、ステップ700でRAM2
2に設けられた一時変数Lを経路全長より所定値だけ短
い値としたものである。一時変数Lを経路全長より所定
値だけ短い値に設定することにより、目的地近傍での疑
似走行時の各実体の様相を表示するようにしたものであ
る。本実施の形態では、目的地付近のみを疑似的に走行
予定経路を走行し、そのときの各地点における実体の様
相を表示するようにしたため、目的地付近の実体の様子
のみを手早く知ることができる。
【0066】実施の形態12.図24の実施の形態10
に対して、本実施の形態は、ステップ104で、実体レ
コードの位置フィールドが示す位置がRAM22の表示
位置変数が示す位置の所定範囲内にある実体に限定して
その様相を表す記号を表示させるようにしたものであ
る。このようにして、最適経路近傍に限定した実体の様
相だけを表示させる。本実施の形態では、疑似的に走行
予定経路を走行し、走行予定経路近傍に限定してその時
の各地点における実体の様相を表示するようにしたた
め、遠方の不要な情報が表示されることなく容易に各通
過地点の実体の様相を知ることができる。
【0067】また、上記説明では地図情報記憶手段、実
体情報記憶手段としてCD−ROMを用いたが、半導体
メモリ、ハードディスク、フロッピーディスク、光ディ
スク、光磁気ディスク等を用いてよいことはいうまでも
ない。また、追加実体情報記憶手段として半導体メモリ
カードを用いたが、半導体メモリ、ハードディスク、フ
ロッピーディスク、光磁気ディスク等を用いてよいこと
はいうまでもない。また、実体情報記憶手段と追加実体
情報記憶手段とを別の記憶装置としているが書き込み可
能な記憶装置であれば、実体情報記憶手段と追加実体情
報記憶手段として同一記憶装置を使用してもよいことは
いうまでもない。
【0068】また、車両の現在位置を検出にGPS受信
機のみを用いたが、走行距離センサ、方位センサ等を用
いた自立航法、マップマッチングを組み合わせた位置検
出方法を用いてもよいことはいうまでもない。また、よ
り各実体の詳細な情報を提供するため、実体レコードに
テキストデータ、グラフィックデータ、静止画データ、
音声データ、動画データ又はこれらへアクセスするため
の情報を追加してもよいことはいうまでもない。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0070】請求項1の発明によれば、現在の日時にお
ける実体の様相を表示するようにしたため、旅行先での
旅行計画が容易となり、また表示された実体を目標物に
することができ容易に目的地へ到達できる。
【0071】請求項2の発明によれば、任意日時、任意
位置での実体の様相を表示するようにしたため、事前の
行計画が容易にできる。
【0072】請求項3の発明によれば、実体の種別、位
置、様相情報を追加できるようにしたため、ユーザが知
り得た新しい情報が追加でき、最新の情報に基づく適切
な旅行計画ができる。
【0073】請求項4の発明によれば、実体の様相情報
を変更できるようにしたため、ユーザが知り得た新しい
情報に変更でき、最新の情報に基づく適切な旅行計画が
できる。
【0074】請求項5の発明によれば、古くなった実体
の情報を自動的に削除できるようにしたため、ユーザの
削除操作が不要となる。
【0075】請求項6の発明によれば、指定期間の実体
様相を表示するようにしたため、閉店しそうな店舗など
を知ることができ旅行先での適切な旅行計画が可能とな
る。
【0076】請求項7の発明によれば、種別により実体
を選択できるようにしたため、目的にあった実体の様相
を容易に知ることができる。
【0077】請求項8の発明によれば、様相の度合いを
表示するようにしたため、行楽地の桜の開花度合いや、
紅葉の度合いを知ることができ、適切な旅行計画ができ
る。
【0078】請求項9の発明によれば、任意地点への到
達時の実体の様相を表示するようにしたため、目的地に
到達時の実体の様相を知ることができ、適切な旅行計画
ができる。
【0079】請求項10の発明によれば、疑似的に走行
予定経路を走行し、そのときの各地点における実体の様
相を表示するようにしたため、各通過地点の実体の様相
を事前に知ることができ、適切な旅行計画ができる。
【0080】請求項11の発明によれば、目的地付近の
みを疑似的に走行予定経路を走行し、そのときの各地点
における実体の様相を表示するようにしたため、目的地
付近の実体の様子のみを手早く知ることができる。
【0081】請求項12の発明によれば、疑似的に走行
予定経路を走行し、走行予定経路近傍に限定してそのと
きの各地点における実体の様相を表示するようにしたた
め、遠方の不要な情報が表示されることなく容易に各通
過地点の実体の様相を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の全体構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の電気的接続を示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1のCD−ROMに記憶
される情報を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1のCD−ROMに記憶
される情報を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1のRAMのメモリ配置
を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1のフローチャートであ
る。
【図7】 図6の詳細なフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態1の表示画面例である。
【図9】 本発明の実施の形態1の表示画面例である。
【図10】 本発明の実施の形態2のフローチャートで
ある。
【図11】 図10の詳細なフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態3の電気的接続を示す
ブロック図である。
【図13】 本発明の実施の形態3の半導体メモリカー
ドに記憶される追加実体情報を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態3のフローチャートで
ある。
【図15】 図14の詳細なフローチャートである。
【図16】 図14の詳細なフローチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態4のフローチャートで
ある。
【図18】 図17の詳細なフローチャートである。
【図19】 本発明の実施の形態5の半導体メモリカー
ドに記憶される変更実体情報を示す図である。
【図20】 本発明の実施の形態5のフローチャートで
ある。
【図21】 図20の詳細なフローチャートである。
【図22】 図20の詳細なフローチャートである。
【図23】 本発明の実施の形態9のフローチャートで
ある。
【図24】 図23の詳細なフローチャートである。
【図25】 従来例の全体構成図である。
【符号の説明】
1 位置検出手段 2 地点入力
手段 3 日時設定手段 4 地図情報
記憶手段 5 地図表示手段 6 表示装置 7 実体記憶手段 8 実体表示
手段 20 マイクロコンピュータ 21 ROM 22 RAM 23 インター
フェース 24 表示装置 25 GPS受
信機 26 入力部 27 CD−R
OMドライブ 28 フレームメモリ 29 表示制御
部 30 カレンダー時計 31 半導体メ
モリカード

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日時を設定する日時設定手段と、種別情
    報及びこの種別情報に付加される前記日時に対応した様
    相情報を含む実体情報と地図情報を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段に記憶されている実体情報と地図情報
    を表示させる表示手段を備え、前記日時設定手段によっ
    て設定された日時に対応した様相を含む前記実体情報と
    前記地図情報を前記表示手段に表示させるようにしたこ
    とを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 日時を設定する日時設定手段と、種別情
    報及びこの種別情報に付加される前記日時に対応した様
    相情報を含む実体情報と前記日時に対応した地図情報を
    記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている実
    体情報と地図情報を表示させる表示手段を備え、前記日
    時設定手段によって設定された日時に対応した様相を含
    む前記実体情報と前記日時に対応した前記地図情報を前
    記表示手段に表示させるようにしたことを特徴とする車
    載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 日時設定手段は、現在の日時または所定
    の日時を設定することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の車載用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 日時設定手段は、目的地への推定到達日
    時に設定することを特徴とする請求項3記載の車載用ナ
    ビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 日時設定手段は、疑似走行に応じた地点
    に対応した推定される日時に設定されることを特徴とす
    る請求項3記載の車載用ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 表示手段は、所望の実体情報と地図情報
    とを表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項記載の車載用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 表示手段は、疑似走行の目的地近傍の実
    体情報と地図情報とを表示することを特徴とする請求項
    6記載の車載用ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 表示手段は、疑似走行経路の近傍の実体
    情報を表示することを特徴とする請求項6記載の車載用
    ナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 日時設定手段は複数の日時を設定し、表
    示手段は前記複数の日時に応じた様相に対応した実体情
    報を表示させることを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か1項記載の車載用ナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 記憶手段に記憶されている実体情報と
    は別の実体情報を設定する実体情報設定手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の車載
    用ナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 記憶手段に記憶されている実体情報の
    うちの必要な一部の実体情報を別の実体情報として使用
    する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか1項記載の車載用ナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】 記憶種段に記憶されている実体情報を
    削除する削除手段を備えたことを特徴とする請求項1〜
    11のいずれか1項記載の車載用ナビゲーション装置。
  13. 【請求項13】 削除手段は、記憶手段に記憶されてい
    る所定の日時より前の日時に対応する実体情報を削除す
    ることを特徴とする請求項12記載の車載用ナビゲーシ
    ョン装置。
  14. 【請求項14】 様相情報は1つの種別情報に対して複
    数の様相を備えていることを特徴とすることを請求項1
    〜13のいずれか1項記載の車載用ナビゲーション装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11353381A (ja) * 1998-06-09 1999-12-24 Tsubasa System Kk 旅行計画作成装置及びプログラムを記録したコンピュータ可読媒体
JP2000020595A (ja) * 1998-07-01 2000-01-21 Tsubasa System Kk 旅行行程管理システム及びプログラムを記録したコンピュータ可読媒体
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JP2008065194A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Promise Co Ltd チャネル案内システム
CN102997907A (zh) * 2011-09-08 2013-03-27 昆达电脑科技(昆山)有限公司 主动显示大自然讯息的方法及个人导航装置

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