JPH09250929A - 角速度検出装置 - Google Patents

角速度検出装置

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JPH09250929A
JPH09250929A JP8058077A JP5807796A JPH09250929A JP H09250929 A JPH09250929 A JP H09250929A JP 8058077 A JP8058077 A JP 8058077A JP 5807796 A JP5807796 A JP 5807796A JP H09250929 A JPH09250929 A JP H09250929A
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vibration
angular velocity
circuit
frequency
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JP8058077A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kobayashi
林 聡 宏 小
Takeshi Okumura
村 健 奥
Katsuyoshi Mizumoto
元 克 芳 水
Isao Hagiwara
原 勲 萩
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い角速度の検出精度を高くする。 【解決手段】 振動子(2);これを加振する励振手段(5
a,14);加振による振動の腹点(5a)に関して対称な、第
1および第2節点(Np1a,Np2a)側の所定位置の振動を検
出する第1および第2の振動検出手段(6a,7a);およ
び、これらが検出した振動の位相差(ΔT)を検出する手
段(11A,11B,15A,15B,51〜54);を備える。第1および第
2の振動検出手段(6a,7a)は、腹点(5a)に関して対称位
置にある第1および第2の節点(Np1a,Np2a)のそれぞれ
より所定(θ)分腹点(5a)側の位置の振動を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略で言うと、振
動子を加振し該加振による角速度が発生したときに生じ
るコリオリカによって起こる振動とは異なる方向の振動
を検出し、該角速度を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、振動子を用いて回転角速度を検
出する装置に関する技術が、特開平5−240649号
公報,特開平5−288555号公報,および英国特許
出願公報GB2266149Aに開示されている。これ
らにおいては、圧電素子などの振動子をそれの固有振動
数と一致する周波数で振動するように共振点で駆動す
る。振動子の、この固有振動の節点には検出電極を設置
しており、検出電極に発生する電圧より固有振動成分を
除去した信号を角速度信号として得る。検出電極は固有
振動の節点にあるので、理論上は、振動子に角速度が加
わっていないときには検出電極には電圧が現われない。
振動子に、加振点(腹点:励振電極がある)から節点
(検出電極がある)に加かう方向又はその逆方向の角速
度が加わると、コリオリ力が振動子に加わり振動方向が
コリオリ力の方向(角速度の方向)にねじれる。このよ
うにねじれた振動の節点が検出電極からずれるので、検
出電極に電圧が発生する。すなわちコリオリ力(角速
度)に対応する振動電圧が検出電極に発生する。この振
動電圧のレベルならびに励振電圧に対する位相ずれが、
コリオリ力(角速度)に対応した値となる。実際には、
検出電極にかなりの広がりがありしかも微視的に見ると
検出電極の中心が前記励振による固有振動の節点と完全
に一致しないので、検出電極には、コリオリ力相当の電
圧のみならず、励振による固有振動による電圧も発生す
る。したがって、検出電極に発生する電圧より、固有振
動成分を除去している。
【0003】ところで、振動子の固有振動数は、周囲温
度などの影響によって変動する。従って、温度変化の生
じる環境において一定の周波数で振動子を駆動する場合
には、振動子の振動状態を共振点に維持できない。振動
子の振動状態が共振点からずれると、励振振動の振幅が
変動し、角速度と検出電圧レベルおよび位相ずれとの関
係に誤差が生じる。
【0004】そこで例えば英国特許出願公報GB226
6149Aにおいては、PLL(位相同期ル−プ)回路
を用いて、振動子の振動状態を共振点に維持するように
制御している。即ち、振動子の駆動電圧印加端子の信号
と、振動子の帰環電圧取出端子の信号との位相差が90
度になるように、VCO(電圧制御発振器)の発振周波
数を自動的に調整している。特願平6−127847号
においては、ROMを用いた正弦波関数発生器に与える
クロックパルス(アドレスカウント用のパルス)の周波
数をPLL回路でシフトして、振動子の励振を固有振動
数に収束させる。特願平6−241101号において
は、振動子のフィ−ドバック励振ル−プに、バイアス電
圧により共振周波数及び移相量が変化するバンドパスフ
ィルタを介挿し、このバイアス電圧を励振電圧と帰還電
圧の位相差に対応して変化させて、振動子の励振を固有
振動数に収束させる。このように、振動子の励振を自動
的に固有振動数に合せることにより、角速度に対する検
出電圧レベルおよび位相ずれの変動が少くなり、検出精
度が安定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、検出電極が
励振振動の節点にあるので、角速度が低い場合には、検
出電圧レベルが低く、信号処理電気回路が補償しうるレ
ベル以下の場合は角速度の定量検出はできない。つま
り、信号処理電気回路が補償しうるレベル以下の検出電
圧のとき、角速度は0と見なされ(角速度0を表わす信
号が出力される)、低角速度時の分解能が低い。位相ず
れを表わす信号を生成し、この信号を角速度信号に変換
する態様でも、位相ずれ検出が、検出電圧レベルに基づ
いて行なわれるので、同様な問題がある。
【0006】本発明は、低い角速度の検出精度を向上す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の角速度検出装置
は、振動子(2);該振動子(2)を加振する励振手段(5a,1
4);該加振による振動の方向に関して対称であり該振動
に対して角速度が発生したときに生じるコリオリカによ
る振動方向(D3,D4)の所定位置の振動を検出する
第1および第2の振動検出手段(6a,7a);および、第1
および第2の振動検出手段(6a,7a)が検出した振動の位
相差(ΔT)を検出する手段(11A,11B,15A,15B,51〜54);
を備える。なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項
に付した記号を、参考までに付記した。
【0008】これによれば、振動子(2)に、振動方向
(D1&D2)を含む面に垂直な軸回りの回転が加わる
と、この角速度によって生じたコリオリカによる振動が
生じ、角速度が高くなるにつれて第1の振動検出手段の
信号の位相は遅れ、第2の振動検出手段の信号の位相は
進む。すなわち角速度の上昇/低下に対する位相の変化
は、第1振動検出手段と第2振動検出手段で逆方向であ
る。したがって両者の位相差は、それぞれの角速度対応
の位相変化量の差、すなわち一方のみの角速度対応の位
相変化量の2倍となり、位相差検出手段(11A,11B,15A,1
5B,51〜54)が検出する位相差(ΔT)の、角速度に対する
感度が高い。
【0009】本発明の好ましい実施態様では、第1およ
び第2の振動検出手段(6a,7a)は、加振による振動に対
して角速度が作用したとき生じるコリオリカによる振動
の方向に対して、それぞれ所定(θ)分振動方向により
対称な位置の振動子の振動を検出する。これによれば、
第1および第2の振動の検出信号に、加振による振動成
分(D2)が、従来よりも高い割合いで含まれ、これがいわ
ばバイアス成分として作用して検出信号レベルを高くす
る。これにより例えば角速度0のときにも、検出信号レ
ベルは0ではなく、信号処理回路によって摘出されるレ
ベルとなる。したがって0近くの角速度の検出精度が高
くなる。
【0010】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
【0012】
【実施例】図1に本発明の一実施例の角速度検出装置の
構成を示し、図1の一部のブロックの詳細な構成を図2
に示し、図1に示すセンサ素子10の外観を図3に示
す。図1ではセンサ素子10は、図3の1A−1A線断
面を示している。センサ素子10の円筒状圧電体2はそ
の下端で、上端が円板でその下面に丸棒状の脚が連続し
た素子台と一体に成形されている。円筒状圧電体2の外
周面の略上半分は機器ア−スに接続される基準電位電極
3aで覆われているが、外周面の下半分領域には、略4
5度ピッチで、8個の同一形状の電極セグメントが接合
されている。円筒状圧電体2の内周面には、電極3aと
同電位(回路基準電位)の基準電位電極3bで覆われて
いる。
【0013】図1に示す電気回路接続において、8個の
電極セグメントの内、第1直径方向D1で相対向する1
対の電極セグメント4aおよび4bがフィ−ドバック電
極、D1と直交する第2直径方向D2で相対向する1対
の電極セグメント5aおよび5bは励振電極、D1とD
2の2等分線方向すなわちD1より45度の方向である
第3直径方向D3よりθだけ電極セグメント5aに近い
位置で相対向する第1組の1対の電極セグメント6aお
よび6bは検出電極である。D3と直交する第4直径方
向D4よりθだけ電極セグメント5bに近い位置で相対
向する第2組の1対の電極セグメント7aおよび7bも
検出電極である。
【0014】発振回路によって生成される交流電圧が、
センサ素子10の励振電極5a,5bと基準電位電極3
a,3bとの間に印加され、それによって円筒状圧電体
2が変形し振動する。また円筒状圧電体2の振動によっ
てフィ−ドバック電極4a,4bに現われる信号が、発
振回路にフィ−ドバックされる。フィ−ドバックされる
信号を利用して、発振回路は円筒状圧電体2がそれの共
振周波数fmと一致する周波数で振動するように、出力
信号の周波数を自動的に調整する。
【0015】発振回路に電源が投入されると、ある電圧
が、励振電極5a,5bと基準電位電極3の間に加わ
り、これにより円筒状圧電体2が第2直径方向D2で広
がる。又は縮小する。この変形によりフィ−ドバック電
極4a,4bと基準電位電極3a,3bの間に、ある電
圧が発生する。円筒状圧電体2が共振周波数fmで、第
2直径方向D2に、拡大/縮小振動する時の振動の縮小
ピ−クでの円筒状圧電体2を、図4に誇張して点線2B
で示し、拡大ピ−クでの円筒状圧電体2を、図4に誇張
して二点鎖線2Aで示す。
【0016】図4から分かるように、第2直径方向D2
の拡大/縮小は第1直径方向D1の縮小/拡大であり、
D2方向の縮小ピ−クにD1方向の拡大ピ−クが対応す
る。したがってこの例では、円筒状圧電体2は、十字方
向(D1&D2)に振動する。 上述のように円筒状圧
電体2が十字方向(D1&D2)に振動しているとき
(図4の2点鎖線2A&点線2B)、検出電極6a,6
b,7a,7bは、振動の節Np1a,Np1b,Np2a,
Np2bの近くに位置するので、それらと基準電位電極3
a,3bとの間に現われる電圧は低い。これらの電極が
仮に振動の節(点)にあると電圧は現われないが、節よ
りθだけ、腹(5a,5bの位置)に近い位置にあるの
で、ある程度の電圧が発生する。
【0017】円筒状圧電体2が回転すると、例えば図4
に示すように時計方向ωに回転すると、この回転と円筒
状圧電体2の振動によりコリオリ力F1〜F4が発生
し、これにより円筒状圧電体2の振動方向(D2)が、
例えば図4に2点鎖線2Dで示すように、第4直径方向
D4にねじれて(回転して)、検出電極6a,6bに現
われる電圧が大きくなると共に、該電圧(交流)の位相
がシフトする。この位相シフト量が、円筒状圧電体2に
加わっている回転角速度ωに対応する。従って図1に示
す装置には、検出電極6a,6bに現われる信号の位相
シフト量を測定する回路が備わっている。時計方向ωの
角速度が加わった場合には、検出電極7a,7bに現わ
れる信号の位相は角速度に対応して進むが、検出電極6
a,6bに現われる信号の位相は遅れる。反時計方向の
角速度が加わった場合には逆に、検出電極7a,7bに
現われる信号の位相は角速度に対応して遅れ、検出電極
6a,6bに現われる信号の位相は進む。
【0018】図1を参照して、円筒状圧電体2を励振す
る発振回路について説明する。PLL(位相同期ル−
プ)回路20の2つの入力端子には、それぞれ信号SE
及びSFが印加される。PLL回路20から出力される
信号(三角波)は、疑似正弦波発生回路60及びロ−パ
スフィルタ内蔵のピエゾドライバ14を通り、駆動信号
SAとして励振電極5a,5bに印加される。また駆動
信号SAは、ロ−パスフィルタ13を介してシュミット
トリガ付のインバ−タ17に入力される。インバ−タ1
7の出力に得られる二値信号SDは、90度移相回路4
0を通って信号SEに変換される。信号SEは、信号S
Dに対して位相が90度遅れた信号である。フィ−ドバ
ック電極4a,4bに現われる信号は、ロ−パスフィル
タ12を通り、シュミットトリガ付のインバ−タ16に
入力される。インバ−タ16の出力に得られる二値信号
SFが、PLL回路20の一方の入力端子に印加され
る。
【0019】疑似正弦波発生回路60は、カウンタ6
1,読み出し専用メモリ(ROM)62,及びD/A変
換器63を備えている。カウンタ61は32進カウンタ
であり、信号SNを計数し、計数値SOを読み出し専用
メモリ62のアドレス端子に印加する。読み出し専用メ
モリ62は、正弦波の1周期の波形デ−タを32種類の
アドレスに記憶している。即ち、1周期を32等分した
各位相での波形レベルの値が連続する32個のアドレス
に保持されている。従って、読み出し専用メモリ62の
アドレス端子に、0,1,2,3,・・・30,31,
0と順次にアドレス値を与えることによって、正弦波に
似た波形の1周期分のデ−タが、順次に読み出され、そ
のデ−タがD/A変換器63に印加される。従って、D
/A変換器63が出力する信号SPは、図7に示すよう
に疑似正弦波になる。PLL回路20が出力する信号S
Nの32波毎に、1周期分の疑似正弦波が信号SPに現
われるので、疑似正弦波発生回路60は、分周器として
も機能する。即ち、信号SPの周期は、信号SNの周期
の32倍になる。
【0020】ロ−パスフィルタ12ならびにピエゾドラ
イバ(ロ−パスフィルタ)14は、入力信号に含まれる
高調波成分を除去し、基本波(円筒状圧電体2の共振周
波数と一致する周波数の正弦波)成分のみを抽出するも
のである。ロ−パスフィルタ13は、ロ−パスフィルタ
12により生じる位相ずれの影響を打ち消すために設け
てある。ロ−パスフィルタ12,13及び14は、円筒
状圧電体2の共振周波数よりも少し高い遮断周波数を有
している。円筒状圧電体2の共振周波数は、温度の変動
などに伴なって多少は変化するが、大きな変化は生じな
いので、ロ−パスフィルタ12,13及び14の遮断周
波数は固定されている。また、疑似正弦波発生回路60
が出力する信号SPに含まれる高調波成分は非常に少な
いため、ロ−パスフィルタ14には高調波減衰率が比較
的小さいものが用いられている。従ってピエゾドライバ
14内のロ−パスフィルタの入出力間に生じる位相変化
は非常に小さい。なお、ピエゾドライバ14内のロ−パ
スフィルタを省略しても、多少ノイズが増えるだけであ
り、特に問題は生じない。
【0021】PLL回路20は、図2に示すように、位
相比較器21,ル−プフィルタ22及びVCO(電圧制
御発振器)23で構成されている。位相比較器21は、
それの2つの入力端子に入力されるパルス信号間の位相
差に応じたパルス幅のパルス信号を出力する。ル−プフ
ィルタ22は、位相比較器21が出力する信号のパルス
幅に応じたアナログ電圧の信号を出力する。この信号が
VCO23に入力される。VCO23は、入力電圧に応
じた周波数の三角波信号を出力する。従って、PLL回
路20は、その2つの入力端子に入力されるパルス信号
間の位相差が零になるように、PLL回路20から出力
される三角波信号の周波数を自動的に調節する。
【0022】90度移相回路40は、図2に示すよう
に、位相比較器41,ル−プフィルタ42,VCO4
3,分周器44,フリップフロップ45及び46で構成
されている。この中で、位相比較器41,ル−プフィル
タ42,VCO43及び分周器44は、逓倍回路を構成
している。PLL回路20の場合と同様に、位相比較器
41は、それの2つの入力端子に入力されるパルス信号
間の位相差に応じたパルス幅のパルス信号を出力する。
ル−プフィルタ42は、位相比較器41が出力する信号
のパルス幅に応じたアナログ電圧の信号を出力する。こ
の信号がVCO43に入力される。VCO43は、入力
電圧に応じた周波数の三角波信号を出力する。VCO4
3の出力信号は、分周器44によって周波数が1/4に
分周されて位相比較器41の一方の入力端子にフィ−ド
バックされる。従って、この逓倍回路では、90度移相
回路40に入力される信号の周波数fに対して4倍の周
波数の信号をVCO43が出力する時に、位相比較器4
1の2つの入力端子に入力されるパルス信号間の位相差
が零になり、ロックされる。即ち、VCO43の出力信
号の周波数は4・fになる。
【0023】VCO43の出力信号は、フリップフロッ
プ45及び46にクロックパルスとして印加される。そ
してフリップフロップ46の出力端子(Q)には、VC
O43の出力信号S43に対してそれの1周期分位相が
遅れ、周期が信号S43の4倍の信号S42が得られ
る。即ち、90度移相回路40の出力信号S42は、入
力信号S41と周波数が同一で、位相が90度遅れたも
のになる。90度移相回路40における移相量は、入力
信号S41の4倍の周波数の1周期分であるため、入力
信号S41の周波数が変動する場合であっても、移相量
は常時90度に維持される。
【0024】再び図1を参照して説明を続ける。円筒状
圧電体2がそれの共振周波数で振動している時には、フ
ィ−ドバック電極4a,4bに現われる信号SBは、励
振電極5a,5bに印加する信号SAに対して90度の
位相差を有しているが、信号の周波数が共振周波数から
ずれると、位相差が変化する。PLL回路20の一方の
入力端子には励振電極5a,5bに印加する信号SAを
90度移相回路40で90度遅らせた信号SEが印加さ
れ、PLL回路20の他方の入力端子には、フィ−ドバ
ック電極4a,4bに現われる信号SBから生成した信
号SFが印加されるので、円筒状圧電体2がそれの共振
周波数で振動している時には、PLL回路20がロック
状態になり、振動周波数は一定であるが、例えば温度変
化によって共振周波数が振動周波数からずれると、PL
L回路20の2つの入力信号の位相がずれるので、その
ずれがなくなるように、PLL回路20が振動周波数を
調節する。従って、円筒状圧電体2は常時それの共振周
波数で振動するように駆動される。
【0025】ところで、ロ−パスフィルタ12,13及
び14は各々時定数回路であり、入力と出力との間に位
相差が生じる。またこの位相差は、信号の周波数に応じ
て変化する。しかし、ロ−パスフィルタ(ピエゾドライ
バ)14によって生じる位相ずれは、非常に小さく、し
かも信号SEとSFに共通に影響を及ぼす。また、ロ−
パスフィルタ12によって生じる位相ずれの信号SFに
対する影響と、ロ−パスフィルタ13によって生じる位
相ずれの信号SEに対する影響とが略同一であるため、
両者の影響はPLL回路20に対しては互いに相殺され
る。即ち、ロ−パスフィルタ12,13及び14によっ
て生じる位相ずれは、PLL回路20に実質的に影響を
及ぼさないため、振動周波数が変動しても、円筒状圧電
体2は常時共振状態に維持される。
【0026】次に、回転角速度を測定する回路について
説明する。円筒状圧電体2の検出電極6a,6bに現わ
れる信号は、ロ−パスフィルタ11Aを通り、シュミッ
トトリガ付のインバ−タ15Aに印加され、二値信号S
Gaに変換される。この信号SGaが位相比較回路51
の一方の入力端子に印加される。また、検出電極7a,
7bに現われる信号は、ロ−パスフィルタ11Bを通
り、シュミットトリガ付のインバ−タ15Bに印加さ
れ、二値信号SGbに変換される。この信号SGbは、
位相比較回路51の他方の入力端子に印加される。
【0027】図5および図6に、検出電極6a,6b/
7a,7bと、2値信号SGa/SGb,SHを示す。
図4に示すように時計方向ωの角速度が振動子2に加わ
ったときには、第2組の検出電極7a,7bに、図5の
(a)に実線サイン波で示す電圧が現われ、第1の検出
電極6a,6bに、図5の(b))に実線サイン波で示
す電圧が現われる。これらの図中に、D2方向の電圧成
分(一点鎖線細線)および角速度によるD4方向の電圧
成分(二点鎖線)をも示した。図1および図4に示すよ
うに、検出電極6a,6b/7a,7bが、励振振動
(D2)の節点Np1a,Np1b/Np1a,Np1bよりも
θ度だけ腹点(5a,5b)側に近いので、検出電極6
a,6b/7a,7bには、D4方向の電圧成分がかな
り現われ、これと角速度によるD4方向の電圧成分の合
成波が、検出電極6a,6b/7a,7bに現われる
(図5の(a)および(b)の実線)。
【0028】時計方向ωの角速度が加わるとき、これに
より発生する電圧成分(D4方向の電圧成分:二点鎖
線)は、検出電極7a,7bのものに対して検出電極6
a,6bのものは大略180°(振動の一周期を360
°とした場合)の遅れがあるが、時計方向ωの角速度に
よるD2方向からD4方向への振動のねじれ(位相シフ
ト)に対して、検出電極7a,7bは前方側、検出電極
6a,6bは後方側であるので、検出電極7a,7bの
D4電圧成分は時計方向ωの角速度により位相が進む
が、検出電極6a,6bのD4電圧成分は位相が遅れ
る。これにより、検出電極7a,7bに現われる電圧
(図5の(a)の実線)と6a,6bに現われる電圧
(図5の(b)の実線)との間には、両者のそれぞれと
励振電圧(D2)との位相差(角速度ωに対応する)の
2倍の位相差(ΔT)を生ずる。位相比較回路51が、
この位相差(ΔT)の間のみ高レベルHの信号SHを発
生する。
【0029】位相比較回路51の出力信号SHは、ナン
ドゲ−ト52の一方の入力端子に印加される。ナンドゲ
−ト52の他方の入力端子には、逓倍回路30の出力信
号SIが印加される。逓倍回路30の入力には、分周器
56の出力信号が印加される。分周器56の入力端子に
は、前記PLL回路20の出力信号SNが印加される。
またこの信号SNは、カウンタ55にクロックパルスと
して印加される。カウンタ55が出力するキャリ−信号
SJは、カウンタ53のクリア端子及びラッチ54のク
ロック端子に印加される。ナンドゲ−ト52の出力信号
SKは、カウンタ53にクロックパルス(計数信号)と
して印加される。カウンタ53の計数値SLは、ラッチ
54の入力端子に印加される。
【0030】この実施例では、疑似正弦波発生回路60
は入力信号に対して周期が32倍の信号を出力する。ま
た分周器56は、入力信号に対して周期が31倍の信号
を出力する。また逓倍回路30は、入力信号に対して周
波数が1024倍の信号を出力する。カウンタ55は、
992進カウンタである。従って、信号SAの周期及び
周波数をそれぞれT及びfとすれば、各信号の周期及び
周波数は次の通りである。
【0031】 信号 周期 周波数 SA,SB,SC: T, f SN: T/32, 32f SJ: 31T, f/31 SI: 31T/(32×1024), (32×1024)f/31 信号SA,SB,SC,SD,SE,SF,SG及びS
Hのタイミングの例を図6に示す。信号SAとSBとの
位相差は、PLL回路20の制御によって常時90度に
維持される。信号SB(SF)と信号SC(SG)との
位相差は、円筒状圧電体2に加わる回転角速度に比例し
て変化する。励振電圧SA(D2)の周期をTとし、位
相比較回路51が出力する信号SHのパルス幅をΔTと
すれば、ΔT/Tが、信号SFと信号SGとの位相差、
即ち角速度に比例して変化する。従って、ΔT/Tを測
定すれば、角速度を示す情報が得られる。
【0032】逓倍回路30は、図2に示すように、位相
比較器31,ル−プフィルタ32,VCO33及び分周
器34で構成されている。逓倍回路30における分周器
34の分周比は1024になっている。従って、逓倍回
路30の出力には、入力信号の1024倍の周波数の信
号が得られる。
【0033】図6および図7に示すように、信号SHは
周期T毎にΔTだけ高レベルHまたは低レベルLにな
る。そして信号SHが高レベルHまたは低レベルLの期
間に、信号SIのパルスが信号SKに現われる。この信
号SKのパルス数、即ち角速度に対応するΔT相当の時
間が、カウンタ53によって計数される。カウンタ53
をクリアする信号SJの周期が31Tであるため、カウ
ンタ53は、31Tの間に、ΔT×31の時間積算値を
計算し、その積算値がラッチ54に保持され信号SMと
して出力される。この信号SMが角速度デ−タであり、
角速度の値(絶対値)を示す。
【0034】図1の方向検出回路57が、信号SGbが
低レベルLのときにSGaが低レベルLから高レベルに
立上るときにセットされて出力信号SNを低レベルLか
ら高レベルH(角速度が時計方向)に反転し、信号SG
bがHのときにSGaがLからHに立上るとリセットさ
れて出力信号SNを低レベルL(角速度が反時計方向)
とするフリップフロップを含み、その出力信号SNが角
速度の方向(時計方向/反時計方向)を示す。
【0035】ところで、図1に示す回路において、疑似
正弦波発生回路60の分周比と分周器56の分周比とを
異なる値に定めているのには特別な理由がある。即ち、
カウンタ53の計数パルスになる信号SIの周波数を、
円筒状圧電体2の振動周期数(1/T)の整数倍からず
らすことによって、信号SIの周波数をあまり高くする
ことなく、測定精度を高めることができる。
【0036】図1に示す回路において、仮に、分周器5
6の分周比を1/32に変更すると、信号SIの周波数
が1024fになるので、位相差(ΔT/T)を測定す
る場合の分解能が1/1024になり、微妙な角速度の
変化を測定することができない。分解能を高めるため
に、信号SIの周波数を上げると、カウンタ53等の測
定回路を高速で動作する特殊な回路で構成しなければな
らず、非常に高価になってしまう。
【0037】図1に示す実際の回路においては、信号S
Iの周波数が(32×1024)f/31であるため、例えば時間
Tの間のSIのパルス数は32×1024/31個にな
る。デジタル回路においては通常、パルス数の小数点以
下は切り捨て又は切り上げられるため、それが誤差にな
る。しかし図1の回路では、疑似正弦波発生回路60と
分周器56の分周比がずれているため、時間Tの中でS
Iのパルスが現われる位相は、時間とともに少しずつず
れることになり、ある周期においては時間Tの中で計数
されるSIのパルス数の小数点以下が切り捨てられる
が、別のある周期においては時間Tの中で計数されるS
Iのパルス数の小数点以下が切り上げられる。従って、
複数周期の中で計数したパルス数を平均化すれば、誤差
が低減される。
【0038】実際には、カウンタ53の計数周期を定め
る信号SJの周期が31Tであるため、ΔTに対する時
間の測定が31回繰り返され、31Tの期間のΔTの積
算値、即ち切り捨てと切り上げの誤差を平滑化した値
が、カウンタ53で計数され、それがラッチ54に保持
される。即ち、31Tの期間のSIのパルス数が32×
1024であるため、位相差(ΔT/T)の測定分解能
は、1/(32×1024)になる。従って、疑似正弦波
発生回路60分周器56の分周比を同一にする場合と比
べて、分解能が32倍になる。これにより、信号SJの
周波数が低い場合でも、角速度を高精度で測定しうる。
【0039】例えば、円筒状圧電体2の振動周波数が8
KHzの場合に、0.02度の分解能で位相差を検出す
るためには、一般的な回路では144MHzのクロック
パルスを計数しなければならず、回路の構成が極めて難
しいが、この実施例の場合、クロックパルス(SI)の
周波数を約4.8MHzに下げることができるため、回
路構成が非常に簡単になる。
【0040】なお上記実施例においては、90度移相回
路40を用いて、信号SAを90度シフトした信号をP
LL回路20の一方の入力に印加しているが、90度移
相回路40を介挿する位置を変更し、信号SBを90度
シフトした信号をPLL回路20の他方の入力に印加し
てもよい。
【0041】以上に説明した実施例においては、振動子
2を加振する電極5a(腹点)に関して対称な、第1お
よび第2節点Np1a,Np2a側の第1電極6aおよび第
2電極7aが発生する電圧の位相差ΔTを、角速度対応
値として検出するので、角速度特に低域の角速度に対す
る感度が高い。
【0042】また、第1および第2節点Np1a,Np2a
より所定角度θ分腹点(5a)側の位置に第1電極6a
および第2電極7aを配置しているので、これらの電極
が発生する電圧に、電極5aによる加振の振動成分D2
(SA)が、従来よりも高い割合いで含まれ、これがい
わばバイアス成分として作用して、電極6a,7aの検
出電圧レベルを高くする。これらの検出電圧が時定数回
路を有するル−プフィルタ11A,11Bに与えられる
が、電圧レベルが高いので、角速度成分(D4)が低く
ても(角速度が低くても)それがフィルタ11A,11
Bで消失してしまうことがなく、位相差ΔTの検出(1
5A,15B,51)に反映される。これにより0近く
の角速度の検出精度が高くなる。
【0043】なお、ずらし角θを大きくするに従がい、
図9に示すように、励振振動成分(図5のD2電圧成
分)の検出感度は上昇するが、角速度対応成分(図5の
D4対応成分)の検出感度は低下する。なお図9は計算
値であり、その縦軸は、角速度対応成分に関しては、節
点Np2aに電極7aを配置したときに電極7aに発生
する電圧(ピ−ク値)に対する、電極7aをθ分ずらし
たときに電極7aに発生する電圧(ピ−ク値)の比、す
なわち正規化レベルを示す。励振振動成分に関しては、
電極7aが5aの位置にあるときに電極7aに発生する
電圧を1と正規化した場合の、電極7aをθ分ずらした
ときに発生する電圧の正規化値を示す。略、θ=3°以
内では、角速度対応成分に対する感度低下は僅少である
が、励振振動成分に対する感度上昇が比較的に大きく、
例えばθ=3°で、励振電圧SAの略0.1(10%)
の励振振動成分が電極7aに現われ、これが角速度対応
成分を大きくバイアスするので、角速度対応成分が励振
振動成分との合成波となってロ−パスフィルタ11Bを
通過してシュミットトリガ付のインバ−タ15Bに加わ
る。したがってインバ−タ15Bの出力信号SGbは、
角速度による遅れを含むパルスとなる。電極6aに関し
ても同様であるので、結局、0近くの角速度の検出精度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1に示す装置の一部のブロックの詳細な構
成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すセンサ素子10の外観と一部の断
面を示す正面図である。
【図4】 図1に示す円筒状圧電体2の振動状態を示す
平面図である。
【図5】 図1に示す電極6a,6b/7a,7bに発
生する電圧と発生電圧に含まれる成分を示すタイムチヤ
−トである。
【図6】 図1の回路各部の信号の例を示すタイムチャ
−トである。
【図7】 図1の回路各部の信号の例を示すタイムチャ
−トである。
【図8】 図1の回路各部の信号の例を示すタイムチャ
−トである。
【図9】 図1に示す電極7aのずらし角θと、該ずら
し角θで電極7aが発生する電圧の正規化値の関係(計
算値)を示すグラフである。
【符号の説明】
1:素子台 2:円筒状圧電体 3:基準電位電極 4a,4b:フィ−ド
バック電極 5a,5b:励振電極 6a,6b,7a,7
b:検出電極 4a,4b,5a,5b,6a,6b,7a,7b:電
極セグメント 10:センサ素子 12,13:ロ−パス
フィルタ 14:ピエゾドライバ 16,17:インバ−
タ 18,56:分周器 20:PLL回路 30:逓倍回路 21,31,41:位
相比較器 22,32,42:ル−プフィルタ 23,33,43:VCO(電圧制御発振器) 34,44,56:分周器 40:90度移相回路 45,46:フリップフロップ 51:位相比較回路 52:ナンドゲ−ト 53,55:カウンタ 54:ラッチ 60,60B:疑似正
弦波発生回路 61,61B:カウンタ 62,62B:読み出
し専用メモリ 63:D/A変換器 71:分周器 SA,SB,SC,SD,SE,SF,SG,SH,S
I,SJ,SK,SL,SM,SN,SO,SP,S
Q,S41,S42,S43:信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩 原 勲 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動子;該振動子を加振する励振手段;該
    加振による振動の方向に関して対称な、角速度により発
    生するコリオリカによる振動方向の振動を検出する第1
    および第2の振動検出手段;および、第1および第2の
    振動検出手段が検出した振動の位相差を検出する手段;
    を備える角速度検出装置。
  2. 【請求項2】第1および第2の振動検出手段は、振動子
    のコリオリカにより引き起こされる第1および第2の腹
    点よりそれぞれ所定分加振による振動方向の位置の振動
    子の振動を検出する、請求項1記載の角速度検出装置。
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