JPH09250814A - 蓄熱式電気温風機 - Google Patents
蓄熱式電気温風機Info
- Publication number
- JPH09250814A JPH09250814A JP6218196A JP6218196A JPH09250814A JP H09250814 A JPH09250814 A JP H09250814A JP 6218196 A JP6218196 A JP 6218196A JP 6218196 A JP6218196 A JP 6218196A JP H09250814 A JPH09250814 A JP H09250814A
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- JP
- Japan
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- heat storage
- heat
- heater
- warm air
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄熱式電気温風機に具備する蓄熱体の蓄熱を
常時行い、暖房効果を上げ使用者の使い勝手を向上させ
ることを目的とする。 【解決手段】 熱を加えることによりその温度が上昇し
て熱を蓄える蓄熱体２と、蓄熱体２の近傍に介在する蓄
熱用ヒータ９と、蓄熱体２が蓄熱用ヒータ９を介して温
風を送り出す速熱用ファンモータ１１と、蓄熱体２を介
さずに温風吹出口７から直接温風を送り出す温風用ファ
ンモータ１０と、温風用ファンモータ１０による送風を
暖める温風用ヒータ８と、モータ及びヒータの動作を制
御する制御回路５と、制御回路５を操作する表示操作部
４と、蓄熱体２の外部への放熱を防止する断熱材６とを
具備した蓄熱式電気温風機において、制御回路５内に温
風用ヒータ８の通電の有無にかかわらず、蓄熱体２を常
時蓄熱しておくために、蓄熱用ヒータ９を常時蓄熱して
おく機能を有した蓄熱ヒータ常時通電制御回路１２を設
けた蓄熱式電気温風機。
常時行い、暖房効果を上げ使用者の使い勝手を向上させ
ることを目的とする。 【解決手段】 熱を加えることによりその温度が上昇し
て熱を蓄える蓄熱体２と、蓄熱体２の近傍に介在する蓄
熱用ヒータ９と、蓄熱体２が蓄熱用ヒータ９を介して温
風を送り出す速熱用ファンモータ１１と、蓄熱体２を介
さずに温風吹出口７から直接温風を送り出す温風用ファ
ンモータ１０と、温風用ファンモータ１０による送風を
暖める温風用ヒータ８と、モータ及びヒータの動作を制
御する制御回路５と、制御回路５を操作する表示操作部
４と、蓄熱体２の外部への放熱を防止する断熱材６とを
具備した蓄熱式電気温風機において、制御回路５内に温
風用ヒータ８の通電の有無にかかわらず、蓄熱体２を常
時蓄熱しておくために、蓄熱用ヒータ９を常時蓄熱して
おく機能を有した蓄熱ヒータ常時通電制御回路１２を設
けた蓄熱式電気温風機。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内に具備され
ている蓄熱体への常時加熱を行うことにより、暖房効果
を高めることを目的とした蓄熱式電気温風機に関するも
のである。
ている蓄熱体への常時加熱を行うことにより、暖房効果
を高めることを目的とした蓄熱式電気温風機に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の蓄熱式電気温風機は、例えば特開
平７−２８０３５７号公報・実公平７−４０９３６号公
報・特開平７−１４６００８号公報で開示されている
が、いずれも運転停止時及び運転時に常時蓄熱体を蓄熱
する機能は具備されていない。
平７−２８０３５７号公報・実公平７−４０９３６号公
報・特開平７−１４６００８号公報で開示されている
が、いずれも運転停止時及び運転時に常時蓄熱体を蓄熱
する機能は具備されていない。
【０００３】一例として、特開平７−２８０３５７号公
報で開示されている蓄熱式電気温風機は、図３に示すよ
うにヒータ１とヒータ１の近傍に具備されている蓄熱体
２を加熱して蓄熱を行い、蓄熱体２の下部に設けられた
ファンモータ３で送風を行い、蓄熱体２とヒータ１の双
方の熱を温風として利用していた。
報で開示されている蓄熱式電気温風機は、図３に示すよ
うにヒータ１とヒータ１の近傍に具備されている蓄熱体
２を加熱して蓄熱を行い、蓄熱体２の下部に設けられた
ファンモータ３で送風を行い、蓄熱体２とヒータ１の双
方の熱を温風として利用していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構造では、蓄熱体を蓄熱する場合にモータを停止さ
せなければモータによる送風により蓄熱体が放熱してし
まい、使用者は温風運転中に蓄熱体に十分な蓄熱をする
ことができず、また室内の温度を快適な状態にするた
め、短時間で室内温度を上昇させる速熱運転をするため
に蓄熱体を加熱する場合には温風運転をやめて蓄熱運転
だけをさせ、蓄熱が完了するまで長い時間待機しなけれ
ばならなかった。
うな構造では、蓄熱体を蓄熱する場合にモータを停止さ
せなければモータによる送風により蓄熱体が放熱してし
まい、使用者は温風運転中に蓄熱体に十分な蓄熱をする
ことができず、また室内の温度を快適な状態にするた
め、短時間で室内温度を上昇させる速熱運転をするため
に蓄熱体を加熱する場合には温風運転をやめて蓄熱運転
だけをさせ、蓄熱が完了するまで長い時間待機しなけれ
ばならなかった。
【０００５】本発明はかかる従来の問題を解消するもの
で、運転が停止している場合にも常時蓄熱体の加熱を行
うことにより、使用者が快適な暖房効果を得るために、
操作性の簡略化と、使用したい時に最適な温風が即座に
得られ、速暖運転を行うことにより、室温が適温に達す
る時間を短縮することにより、使用者の使い勝手の向上
をはかることを目的とする。
で、運転が停止している場合にも常時蓄熱体の加熱を行
うことにより、使用者が快適な暖房効果を得るために、
操作性の簡略化と、使用したい時に最適な温風が即座に
得られ、速暖運転を行うことにより、室温が適温に達す
る時間を短縮することにより、使用者の使い勝手の向上
をはかることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明の蓄熱式電気温風機は、熱を加えること
によりその温度が上昇して熱を蓄える蓄熱体と、蓄熱体
の近傍に介在する蓄熱用ヒータと、蓄熱体が蓄熱用ヒー
タを介して温風を送り出す速熱用ファンモータと、蓄熱
体を介さずに温風吹出口から直接温風を送り出す温風用
ファンモータと、温風用ファンモータによる送風を暖め
る温風用ヒータと、モータ及びヒータの動作を制御する
制御回路と、制御回路を操作する表示操作部と、蓄熱体
の外部への放熱を防止する断熱材とを具備した蓄熱式電
気温風機において、制御回路内に温風用ヒータの通電の
有無にかかわらず、蓄熱体を常時蓄熱しておくために、
蓄熱用ヒータに常時通電しておく機能を有した蓄熱ヒー
タ常時通電制御回路を設けたものとした。
ために、本発明の蓄熱式電気温風機は、熱を加えること
によりその温度が上昇して熱を蓄える蓄熱体と、蓄熱体
の近傍に介在する蓄熱用ヒータと、蓄熱体が蓄熱用ヒー
タを介して温風を送り出す速熱用ファンモータと、蓄熱
体を介さずに温風吹出口から直接温風を送り出す温風用
ファンモータと、温風用ファンモータによる送風を暖め
る温風用ヒータと、モータ及びヒータの動作を制御する
制御回路と、制御回路を操作する表示操作部と、蓄熱体
の外部への放熱を防止する断熱材とを具備した蓄熱式電
気温風機において、制御回路内に温風用ヒータの通電の
有無にかかわらず、蓄熱体を常時蓄熱しておくために、
蓄熱用ヒータに常時通電しておく機能を有した蓄熱ヒー
タ常時通電制御回路を設けたものとした。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、上記の構成により、ヒ
ータを蓄熱用ヒータと温風用ヒータの２種類を具備し、
ファンモータには速熱用ファンモータと、温風用ファン
モータの２種類を具備し、蓄熱用ヒータには速熱用ファ
ンモータにより送風し、温風用ヒータには温風用ファン
モータにより送風することによって、使用者が温風運転
をしながら蓄熱体に蓄熱をすることができる。
ータを蓄熱用ヒータと温風用ヒータの２種類を具備し、
ファンモータには速熱用ファンモータと、温風用ファン
モータの２種類を具備し、蓄熱用ヒータには速熱用ファ
ンモータにより送風し、温風用ヒータには温風用ファン
モータにより送風することによって、使用者が温風運転
をしながら蓄熱体に蓄熱をすることができる。
【０００８】また、本体内に具備された制御回路に設け
られた蓄熱ヒータ常時通電制御回路により、温風ヒータ
の通電の有無にかかわらず蓄熱体を常時蓄熱し、蓄熱用
ヒータに常時通電しておく機能を有し、使用者が蓄熱を
させる操作が簡略化され、速熱運転で使用する場合に蓄
熱体が蓄熱するまで待機する必要が無い。
られた蓄熱ヒータ常時通電制御回路により、温風ヒータ
の通電の有無にかかわらず蓄熱体を常時蓄熱し、蓄熱用
ヒータに常時通電しておく機能を有し、使用者が蓄熱を
させる操作が簡略化され、速熱運転で使用する場合に蓄
熱体が蓄熱するまで待機する必要が無い。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す図２を用いて説
明する。
明する。
【００１０】図２において、本発明の蓄熱式電気温風機
は、制御回路５が蓄熱用ヒータ９、温風用ヒータ８、速
熱用ファンモータ１１、温風用ファンモータ１０の制御
を行うように構成してある。
は、制御回路５が蓄熱用ヒータ９、温風用ヒータ８、速
熱用ファンモータ１１、温風用ファンモータ１０の制御
を行うように構成してある。
【００１１】また、制御回路５はキースイッチ操作回路
１４、表示回路１３にて構成された表示操作部４と、マ
イコン回路１８、温度センサ１５、温度検出回路１６、
電源回路１７、ファンモータ制御回路２０、温風用ヒー
タ制御回路１９、蓄熱用ヒータ常時通電制御回路１２に
て構成されている。
１４、表示回路１３にて構成された表示操作部４と、マ
イコン回路１８、温度センサ１５、温度検出回路１６、
電源回路１７、ファンモータ制御回路２０、温風用ヒー
タ制御回路１９、蓄熱用ヒータ常時通電制御回路１２に
て構成されている。
【００１２】すなわち、キースイッチ操作回路１４はキ
ースイッチの操作により蓄熱式電気温風機の動作を決定
するものである。
ースイッチの操作により蓄熱式電気温風機の動作を決定
するものである。
【００１３】表示回路１３は蓄熱式電気温風機の動作状
態を表示するものである。
態を表示するものである。
【００１４】マイコン回路１８はキースイッチ操作回路
１４から電気信号が入力されることにより、蓄熱式電気
温風機の動作を決定するための電気信号を出力するもの
である。
１４から電気信号が入力されることにより、蓄熱式電気
温風機の動作を決定するための電気信号を出力するもの
である。
【００１５】温度センサ１５は、温度により電気抵抗が
変化する性質を持つ電子部品である。
変化する性質を持つ電子部品である。
【００１６】温度検出回路１６は温度センサ１５により
決定される電気抵抗を電気信号に変換してマイコン回路
１８に入力するものである。
決定される電気抵抗を電気信号に変換してマイコン回路
１８に入力するものである。
【００１７】電源回路１７はマイコン回路１８を駆動さ
せるために商用電源を直流電圧に変換しマイコン回路１
８に入力するためのものである。
せるために商用電源を直流電圧に変換しマイコン回路１
８に入力するためのものである。
【００１８】ファンモータ制御回路２０は、温風用ファ
ンモータ１０と速熱用ファンモータ１１への通電制御を
マイコン回路１８から出力される電気信号によって行う
ためのものである。
ンモータ１０と速熱用ファンモータ１１への通電制御を
マイコン回路１８から出力される電気信号によって行う
ためのものである。
【００１９】温風用ヒータ制御回路１９は、マイコン回
路１８からの電気信号によって温風用ヒータ８への通電
制御をするものである。
路１８からの電気信号によって温風用ヒータ８への通電
制御をするものである。
【００２０】蓄熱用ヒータ常時通電制御回路１２は、電
源回路１７からの直流電圧がマイコン回路１８に入力さ
れた場合、常時蓄熱用ヒータ９の通電を行うためのもの
である。
源回路１７からの直流電圧がマイコン回路１８に入力さ
れた場合、常時蓄熱用ヒータ９の通電を行うためのもの
である。
【００２１】次に、前記構成における作用を説明する。
【００２２】温風運転時は図２において、マイコン回路
１８によりファンモータ制御回路２０に電気信号が送ら
れて、温風用ファンモータ１０に通電され、速熱用ファ
ンモータ１１を停止する。
１８によりファンモータ制御回路２０に電気信号が送ら
れて、温風用ファンモータ１０に通電され、速熱用ファ
ンモータ１１を停止する。
【００２３】またマイコン回路１８により温風用ヒータ
制御回路１９に電気信号が送られて温風用ヒータ８が通
電される。使用者は、温風用ファンモータ１０による風
を温風用ヒータ８の熱で暖められた温風により室内温度
を上昇させることができるが、この時、同時に蓄熱用ヒ
ータ常時通電制御回路１２により蓄熱用ヒータ９は通電
されており、蓄熱体２への蓄熱は行われる。
制御回路１９に電気信号が送られて温風用ヒータ８が通
電される。使用者は、温風用ファンモータ１０による風
を温風用ヒータ８の熱で暖められた温風により室内温度
を上昇させることができるが、この時、同時に蓄熱用ヒ
ータ常時通電制御回路１２により蓄熱用ヒータ９は通電
されており、蓄熱体２への蓄熱は行われる。
【００２４】また、ファンモータ制御回路２０により温
風用ファンモータ１０の運転が停止し、温風用ヒータ制
御回路１９により温風用ヒータ８への通電が停止した場
合でも、蓄熱は行われる。
風用ファンモータ１０の運転が停止し、温風用ヒータ制
御回路１９により温風用ヒータ８への通電が停止した場
合でも、蓄熱は行われる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように、本発明の蓄熱式電気温風
機は、次の効果が得られる。
機は、次の効果が得られる。
【００２６】（１）蓄熱用ヒータと温風用ヒータ、速熱
用ファンモータと温風用ファンモータとを別々に本体内
に具備したことにより、蓄熱体に蓄熱する場合に、温風
を止めて蓄熱が完了するまで待機する必要が無くなる。
用ファンモータと温風用ファンモータとを別々に本体内
に具備したことにより、蓄熱体に蓄熱する場合に、温風
を止めて蓄熱が完了するまで待機する必要が無くなる。
【００２７】（２）制御回路内に蓄熱ヒータ常時通電制
御回路を設けたことにより、温風運転をしていない時に
も、蓄熱用ヒータは通電されることにより、使用者の操
作の簡略化が図れ、無意識のうちに蓄熱体への蓄熱が完
了することによって快適な暖房効果が得られる。
御回路を設けたことにより、温風運転をしていない時に
も、蓄熱用ヒータは通電されることにより、使用者の操
作の簡略化が図れ、無意識のうちに蓄熱体への蓄熱が完
了することによって快適な暖房効果が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す蓄熱式電気温風機の断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の一実施例を示す蓄熱式電気温風機の動
作を説明したブロック図である。
作を説明したブロック図である。
【図３】従来における蓄熱式電気温風機の断面図であ
る。
る。
２ 蓄熱体 ４ 表示操作部 ５ 制御回路 ６ 断熱材 ７ 温風吹出口 ８ 温風用ヒータ ９ 蓄熱用ヒータ １０ 温風用ファンモータ １１ 速熱用ファンモータ １２ 蓄熱用ヒータ常時通電制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 熱を加えることによりその温度が上昇し
て熱を蓄える蓄熱体（２）と、前記蓄熱体（２）の近傍
に介在する蓄熱用ヒータ（９）と、前記蓄熱体（２）が
前記蓄熱用ヒータ（９）を介して温風を送り出す速熱用
ファンモータ（１１）と、前記蓄熱体（２）を介さずに
温風吹出口（７）から直接温風を送り出す温風用ファン
モータ（１０）と、前記温風用ファンモータ（１０）に
よる送風を暖める温風用ヒータ（８）と、モータ及びヒ
ータの動作を制御する制御回路（５）と、前記制御回路
（５）を操作する表示操作部（４）と、前記蓄熱体
（２）の外部への放熱を防止する断熱材（６）とを具備
した蓄熱式電気温風機において、前記制御回路（５）内
に前記温風用ヒータ（８）の通電の有無にかかわらず、
前記蓄熱体（２）を常時蓄熱しておくために、前記蓄熱
用ヒータ（９）を常時蓄熱しておく機能を有した蓄熱ヒ
ータ常時通電制御回路（１２）を設けたことを特徴とす
る蓄熱式電気温風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6218196A JPH09250814A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 蓄熱式電気温風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6218196A JPH09250814A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 蓄熱式電気温風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250814A true JPH09250814A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13192715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6218196A Pending JPH09250814A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 蓄熱式電気温風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250814A (ja) |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP6218196A patent/JPH09250814A/ja active Pending
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