JPH09250462A - チューブポンプ - Google Patents
チューブポンプInfo
- Publication number
- JPH09250462A JPH09250462A JP10071996A JP10071996A JPH09250462A JP H09250462 A JPH09250462 A JP H09250462A JP 10071996 A JP10071996 A JP 10071996A JP 10071996 A JP10071996 A JP 10071996A JP H09250462 A JPH09250462 A JP H09250462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- shaft
- clutch
- squeezed
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】2種類の液体を交互に移送するための安価なチ
ューブポンプを提供する。 【構成】回転部で駆動するチューブスクイーズ機構を有
するチューブポンプに於いて、独立した2本のチューブ
に、夫々、チューブスクイーズ機構を配置し、夫々のチ
ューブスクイーズ機構の回転部を回転させる回転軸と該
回転部の間にクラッチ機構を設け、回転軸の正逆回転に
対応して、チューブスクイーズ機構の一方を駆動させ、
他方を静止させることによって、2本のチューブを交互
にポンプ作用させる。 【効果】2台のポンプを一台のポンプに置き換えること
が出来て安価となる。
ューブポンプを提供する。 【構成】回転部で駆動するチューブスクイーズ機構を有
するチューブポンプに於いて、独立した2本のチューブ
に、夫々、チューブスクイーズ機構を配置し、夫々のチ
ューブスクイーズ機構の回転部を回転させる回転軸と該
回転部の間にクラッチ機構を設け、回転軸の正逆回転に
対応して、チューブスクイーズ機構の一方を駆動させ、
他方を静止させることによって、2本のチューブを交互
にポンプ作用させる。 【効果】2台のポンプを一台のポンプに置き換えること
が出来て安価となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】2種類の液体を、交互に移送する
ための安価なチューブポンプを提供する。
ための安価なチューブポンプを提供する。
【0002】
【従来の技術】混合された場合に悪影響を及ぼすAとB
の2種類の液体を、Aを移送した後に引き続いてBを移
送するためには、AとBに対応させた2台のポンプを用
意して、Aを移送し終わった時にAに対応したポンプを
停止させ、次にBに対応したポンプを駆動してBを移送
した。
の2種類の液体を、Aを移送した後に引き続いてBを移
送するためには、AとBに対応させた2台のポンプを用
意して、Aを移送し終わった時にAに対応したポンプを
停止させ、次にBに対応したポンプを駆動してBを移送
した。
【0003】
(イ)2種類の液体に対応させる2台のポンプを必要と
するので高価となる。 (ロ)2台のポンプを順次駆動させるために、操作が煩
雑となる。
するので高価となる。 (ロ)2台のポンプを順次駆動させるために、操作が煩
雑となる。
【0004】
(イ)円形部を有する空洞部材の空洞壁に添わせて、夫
々が独立した2本のチューブを配置する。 (ロ)回転体の一端にローラーを取付けたローラー回転
体をチューブの内側に配置し、ローラー回転体を回転さ
せてチューブをスクイーズするスクイーズローラー機
構、或いは、チューブの内側に遊動リングを配置し、該
遊動リングの内側に設けた偏芯軸を回転させることによ
って遊動リングを駆動してチューブを順次スクイーズす
るスクイーズリング機構等の、回転部を有するチューブ
スクイーズ機構を夫々のチューブの内側に配置する。 (ハ)夫々のチューブスクイーズ機構の回転部を回転さ
せる回転軸を設ける。尚、回転軸は直流モータで回転さ
せる。 (ニ)夫々のチューブスクイーズ機構の回転部と回転軸
の間に、回転軸が正回転した時に、1個のチューブスク
イーズ機構の回転部が停止し、他の1個のチューブスク
イーズ機構の回転部が駆動され、次に回転軸が逆回転し
た時に、今まで停止していた回転部が駆動され、駆動さ
れていた回転部が停止するクラッチ機構を設ける。以
上、 (イ)(ロ)(ハ)(ニ)の構成に於いて直流モ
ータを回転させる。
々が独立した2本のチューブを配置する。 (ロ)回転体の一端にローラーを取付けたローラー回転
体をチューブの内側に配置し、ローラー回転体を回転さ
せてチューブをスクイーズするスクイーズローラー機
構、或いは、チューブの内側に遊動リングを配置し、該
遊動リングの内側に設けた偏芯軸を回転させることによ
って遊動リングを駆動してチューブを順次スクイーズす
るスクイーズリング機構等の、回転部を有するチューブ
スクイーズ機構を夫々のチューブの内側に配置する。 (ハ)夫々のチューブスクイーズ機構の回転部を回転さ
せる回転軸を設ける。尚、回転軸は直流モータで回転さ
せる。 (ニ)夫々のチューブスクイーズ機構の回転部と回転軸
の間に、回転軸が正回転した時に、1個のチューブスク
イーズ機構の回転部が停止し、他の1個のチューブスク
イーズ機構の回転部が駆動され、次に回転軸が逆回転し
た時に、今まで停止していた回転部が駆動され、駆動さ
れていた回転部が停止するクラッチ機構を設ける。以
上、 (イ)(ロ)(ハ)(ニ)の構成に於いて直流モ
ータを回転させる。
【0005】
【作用】直流モータの極性を切り換えることによって、
夫々独立した2本のチューブの1本のみが交互にスクイ
ーズされるので、液体を交互に送出することが出来る。
夫々独立した2本のチューブの1本のみが交互にスクイ
ーズされるので、液体を交互に送出することが出来る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を
【図1】
【図2】において説明する。 (イ)円形部を有する空洞部材1の空洞壁2に添わせ
て、夫々が独立したチューブA3とチューブB4を配置
する。 (ロ)チューブA3の内側に、遊動リングA5を、チュ
ーブB4の内側に遊動リングB6を配置する。 (ハ)遊動リングA5の内側にリング状の偏芯軸A7
を、遊動リングB6の内側にリング状の偏芯軸B8を配
置する。 (ニ)偏芯軸A7の端面部分に、モータ軸15が時計方
向に回転した時に作用するクラッチ爪A9を、偏芯軸B
8の端面部分には、モータ軸15が反時計方向に回転し
た時に作用するクラッチ爪B10を設置する。クラッチ
爪A9とクラッチ爪B10は、夫々偏芯軸A7及び偏芯
軸B8の端面に作られた溝A11及び溝B12に、左右
に遊動可能な状態でピンA13及びピンB14で取付け
る。尚、溝A11と溝B12及びピンA13とピンB1
4は、対応するクラッチ爪A9及びクラッチ爪B10
が、ピンA13及びピンB14を支点として遊動したと
きに、クラッチ爪A9とクラッチ爪B10が、クラッチ
作用を行うことが出来る寸法と位置に設定する。 (ホ)モータ軸15を嵌装して固着するための孔を有す
る回転軸16を、偏芯軸A7及び偏芯軸B8に貫通させ
る。回転軸16には、クラッチ爪A9及びクラッチ爪B
10に対応して、クラッチ爪A9とクラッチ爪B10が
互いに逆の作用をするクラッチ溝A17及びクラッチ溝
B18を設ける。 (ヘ)回転軸16にモータ軸15を固着する。以上
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)の構成に於い
て、モータ軸15をモータ19によって時計方向に回転
させると、偏芯軸A7のクラッチ爪A9が回転軸16の
クラッチ溝A17に噛み合って偏芯軸A7が回転し遊動
リングA5を駆動してチューブA3がスクイーズされて
ポンプ作用が行われる。この時、偏芯軸B8のクラッチ
爪B10は回転軸16のクラッチ溝B18に噛み合わな
いから偏芯軸B8は回転しないので遊動リングB6は静
止状態にあってチューブB4はスクイーズされない。モ
ータ軸15を逆に回転させると、チューブA3はスクイ
ーズされないが、チューブB4はスクイーズされてチュ
ーブB4のみがポンプ作用を行う。尚、本実施例は、遊
動リングを設けてチューブをスクイーズする例である
が、回転体の一端にローラーを取り付けたローラー回転
体をチューブの内側に配置したスクイーズローラー機構
に於いて、回転体に本実施例と同様の構成を行えば、本
実施例と同様の作用をさせることが出来る。
て、夫々が独立したチューブA3とチューブB4を配置
する。 (ロ)チューブA3の内側に、遊動リングA5を、チュ
ーブB4の内側に遊動リングB6を配置する。 (ハ)遊動リングA5の内側にリング状の偏芯軸A7
を、遊動リングB6の内側にリング状の偏芯軸B8を配
置する。 (ニ)偏芯軸A7の端面部分に、モータ軸15が時計方
向に回転した時に作用するクラッチ爪A9を、偏芯軸B
8の端面部分には、モータ軸15が反時計方向に回転し
た時に作用するクラッチ爪B10を設置する。クラッチ
爪A9とクラッチ爪B10は、夫々偏芯軸A7及び偏芯
軸B8の端面に作られた溝A11及び溝B12に、左右
に遊動可能な状態でピンA13及びピンB14で取付け
る。尚、溝A11と溝B12及びピンA13とピンB1
4は、対応するクラッチ爪A9及びクラッチ爪B10
が、ピンA13及びピンB14を支点として遊動したと
きに、クラッチ爪A9とクラッチ爪B10が、クラッチ
作用を行うことが出来る寸法と位置に設定する。 (ホ)モータ軸15を嵌装して固着するための孔を有す
る回転軸16を、偏芯軸A7及び偏芯軸B8に貫通させ
る。回転軸16には、クラッチ爪A9及びクラッチ爪B
10に対応して、クラッチ爪A9とクラッチ爪B10が
互いに逆の作用をするクラッチ溝A17及びクラッチ溝
B18を設ける。 (ヘ)回転軸16にモータ軸15を固着する。以上
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)の構成に於い
て、モータ軸15をモータ19によって時計方向に回転
させると、偏芯軸A7のクラッチ爪A9が回転軸16の
クラッチ溝A17に噛み合って偏芯軸A7が回転し遊動
リングA5を駆動してチューブA3がスクイーズされて
ポンプ作用が行われる。この時、偏芯軸B8のクラッチ
爪B10は回転軸16のクラッチ溝B18に噛み合わな
いから偏芯軸B8は回転しないので遊動リングB6は静
止状態にあってチューブB4はスクイーズされない。モ
ータ軸15を逆に回転させると、チューブA3はスクイ
ーズされないが、チューブB4はスクイーズされてチュ
ーブB4のみがポンプ作用を行う。尚、本実施例は、遊
動リングを設けてチューブをスクイーズする例である
が、回転体の一端にローラーを取り付けたローラー回転
体をチューブの内側に配置したスクイーズローラー機構
に於いて、回転体に本実施例と同様の構成を行えば、本
実施例と同様の作用をさせることが出来る。
【0007】
(イ)1台のポンプで2種類の液体を交互に移送するこ
とが出来るから安価となる。 (ロ)液体の移送を交互に切り換えるためには、直流モ
ータの極性を変えるのみでよいから構成が簡単となり、
操作が容易で且安価になる。
とが出来るから安価となる。 (ロ)液体の移送を交互に切り換えるためには、直流モ
ータの極性を変えるのみでよいから構成が簡単となり、
操作が容易で且安価になる。
【図1】本発明の実施例を示す正面図
【図2】図1のA−A’矢視断面図
Claims (1)
- 【請求項1】回転部で駆動するチューブスクイーズ機構
を有するチューブポンプに於いて、 (イ)円形部を有する空洞部材の空洞壁に添わせて、夫
々が独立した2本のチューブをを配置する。 (ロ)チューブスクイーズ機構を、夫々の該チューブに
対応させて設置する。 (ハ)夫々の該チューブスクイーズ機構の回転部を回転
させる回転軸を設ける。 (ニ)夫々の該チューブスクイーズ機構の回転部と該回
転軸の間に、該回転軸の正逆の回転方向に対応して、夫
々の該チューブスクイーズ機構の回転部の一方が駆動さ
れ、他方が停止するクラッチ機構を設ける。 (ホ)回転軸を正逆方向に回転させるモータを設ける。
以上(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)によって構成され
たチューブポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10071996A JPH09250462A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | チューブポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10071996A JPH09250462A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | チューブポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250462A true JPH09250462A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=14281453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10071996A Pending JPH09250462A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | チューブポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09250462A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100466137B1 (ko) * | 2002-01-25 | 2005-01-13 | 박종국 | 호스펌프 |
JP2009013976A (ja) * | 2007-06-08 | 2009-01-22 | Aquatech:Kk | 平型チューブポンプ |
JP2010143158A (ja) * | 2008-12-21 | 2010-07-01 | Ricoh Co Ltd | チューブポンプ及び画像形成装置 |
CN102777362A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 四川南格尔生物医学股份有限公司 | 复合式蠕动泵 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP10071996A patent/JPH09250462A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100466137B1 (ko) * | 2002-01-25 | 2005-01-13 | 박종국 | 호스펌프 |
JP2009013976A (ja) * | 2007-06-08 | 2009-01-22 | Aquatech:Kk | 平型チューブポンプ |
JP2010143158A (ja) * | 2008-12-21 | 2010-07-01 | Ricoh Co Ltd | チューブポンプ及び画像形成装置 |
CN102777362A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 四川南格尔生物医学股份有限公司 | 复合式蠕动泵 |
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