JP3046759U - ファクシミリのモード切換え式伝動機構 - Google Patents

ファクシミリのモード切換え式伝動機構

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JP3046759U
JP3046759U JP1997008247U JP824797U JP3046759U JP 3046759 U JP3046759 U JP 3046759U JP 1997008247 U JP1997008247 U JP 1997008247U JP 824797 U JP824797 U JP 824797U JP 3046759 U JP3046759 U JP 3046759U
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JP1997008247U
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Inventor
敏榮 任
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聲寶股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリのモード切換え式伝動機構の提
供。 【解決手段】 使用者の選択により、動力モータで主動
歯車Mを時計回り或いは逆時計回りに回転させることを
以て、ファクシミリのローラを駆動する従動歯車装置に
伝動する遊星歯車を切り換えることで、大減速比と小減
速比の2種類の減速比を以てローラを回転させられるよ
うにし、それによりファクシミリ機能を高速送信モード
と高解析度モード間で切り換えさせる伝動装置とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のファクシミリのモード切換え式伝動機構に関し、特にファクシ ミリのローラを駆動モータで駆動するのに、大減速比を以て駆動して高解析度を 達成するスキャンモードとするか、或いは小減速比を以て駆動して高速送信を達 成する高速送信モードとするかを使用者の選択により切り換えるのに用いられる 、ファクシミリのモード切換え式伝動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリで送信する時、送信速度を速めて送信にかかる時間を短縮するた めには、モータによるローラ駆動の減速比は比較的低くする必要があり、一方、 文件の内容を明晰としたい場合には、解析度を高くするために、ローラを比較的 高い減速比で駆動して文件を走査することが必要となる。
【0003】 以上から分かるように、周知のファクシミリは、実際の使用上、使用者の必要 に応じて高解析度と短い伝送時間のどちらかを選択して送信する機能を有してお らず、そのため、伝送時間が長くかかり、解析度も低くなるという中途半端な機 能しか達成できなかった。
【0004】 また、すでに、マイクロチップレベルのIC、例えば、Toshiba 84 35を採用して、快速伝動能力を維持するようにしたものもあるが、この種のフ ァクシミリは製造コストが高く、且つ比較的大きな騒音を発生した。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、使用者の選択により、ローラの駆動方式を高速送信モードと高解析 度モード間で切り換えられ、それにより高速送信と高解析度の要求を選択的に満 足させられる、一種のファクシミリのモード切換え式伝動機構を提供することを 課題としている。
【0006】 本考案は次に、噛みつき現象の発生を有効に防止して、正常な運転を妨害せず 、使用上の不便を発生しない、一種のファクシミリのモード切換え式伝動機構を 提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ファクシミリ内部の動力モータの出力軸末端に一つの主動 歯車を固定し、該主動歯車の両側にそれぞれ遊星歯車を設けて、該遊星歯車を主 動歯車と共に一つの連接装置上に設け、使用者の選択によるモータの回転方向制 御により、該旋回アームの揺動を介して該旋回アーム上の二つの遊星歯車のいず れか一方をファクシミリ機体に設けた従動歯車装置と噛み合わせてもう一方を離 脱させることで、ファクシミリの機能を高速送信モードと高解析度モード間で切 り換えられるようにしてなる、ファクシミリのモード切換え式伝動機構としてい る。
【0008】 請求項2の考案は、前記連接装置を一体成形した旋回アームとしたことを特徴 とする、請求項1に記載のファクシミリのモード切換え式伝動機構としている。
【0009】 請求項3の考案は、前記従動歯車装置を少なくとも一つの歯車で構成したこと を特徴とする、請求項1に記載のファクシミリのモード切換え式伝動機構として いる。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案のファクシミリのモード切換え式伝動機構は、ファクシミリ内部の動力 モータの出力軸末端に一つの主動歯車を固定し、該主動歯車の両側にそれぞれ遊 星歯車を設けて、該遊星歯車を主動歯車と共に一つの旋回アーム上に設け、モー タの回転により該旋回アームを揺動させて、該旋回アーム上の二つの遊星歯車を 制御してそれぞれをファクシミリ上に設けた従動歯車装置との噛み合わせるか或 いは離脱させ、ファクシミリのローラに対する伝動経路を切り換えて、それによ りファクシミリの機能を高速送信モードと高解析度モード間で切り換えられるよ うにするものに関する。
【0011】
【実施例】
図1から図2に示されるように、本考案の提供するファクシミリのモード切換 え式伝動機構は、ファクシミリに適用されて、高速送信と高解析度のいずれの機 能をも使用者の選択により提供することができる。
【0012】 本考案は、主動歯車M、遊星歯車1、遊星歯車2、一つの旋回アームA及び従 動歯車装置を具えている。従動歯車装置は複数の歯車で構成され、歯車3〜13 が設けられている。旋回アームAの両側に遊星歯車1、2が配置されている。
【0013】 図3は本考案の高速送信モード伝動表示図である。動力モータは主動歯車Mを 駆動して時計回りに回転させ、旋回アームAは主動歯車Mの中心軸を支点として 揺動し、遊星歯車2は逆時計回りに回転し、且つ従動歯車装置に伝動する。
【0014】 即ち、遊星歯車2は歯車3により動力を伝送し、歯車4、歯車5、歯車8に伝 動する。歯車5は歯車6に伝動してそれを回転させ、歯車8は歯車7、9を回転 させる。歯車7は歯車10から12に伝動し、歯車13に伝動して回転させる。 使用者の操作によりファクシミリが高速送信モードに切り換えられるとき、遊星 歯車2が従動歯車装置に伝動し、減速比は比較的小さくなる。
【0015】 図4は、本考案の高解析度モード伝動表示図である。このとき、動力モータは 主動歯車Mを駆動して逆時計方向に回転させ、旋回アームAは主動歯車Mの中心 軸を支点として揺動し、遊星歯車1が時計方向に回転し、且つ従動歯車装置に伝 動する。
【0016】 即ち、遊星歯車1は歯車4により動力を伝送し、歯車3に伝動する。歯車3は 歯車5、歯車8に伝動する。歯車5は歯車6に伝動してそれを回転させ、歯車8 は歯車7、9を回転させる。歯車7は歯車10から12に伝動し、歯車13に伝 動して回転させる。ファクシミリが高解析度モードとされる時、遊星歯車1が従 動歯車装置に伝動し、減速比は比較的大きくなる。
【0017】 本考案のファクシミリのモード切換え式伝動機構は、ファクシミリに応用され て、使用者の選択により、動力モータで主動歯車Mを時計回り或いは逆時計回り に回転させることを以て、ファクシミリのローラを駆動する従動歯車装置に対す る伝動を行う遊星歯車を切り換えることで、大減速比と小減速比の2種類の減速 比を以てローラを回転させられるようにし、それによりファクシミリ機能の高速 送信モードと高解析度モード間での切り換えを達成するものである。
【0018】 本考案が高速送信モードに切り換えられる時、発生する減速比は比較的小さく 、解析度は約200dpiと比較的低くなるが、比較的短い時間で送信できる。
【0019】 本考案が高解析度モードに切り換えられる時、発生する減速比は比較的大きく なり、解析度は約600dpi或いはそれ以上となり、比較的高くなるが、この モードで必要な伝送時間は比較的長くなる。
【0020】
【考案の効果】
本考案のファクシミリのモード切換え式伝動機構は、ファクシミリに応用され て、使用者の選択により、動力モータで主動歯車Mを時計回り或いは逆時計回り に回転させることを以て、ファクシミリのローラを駆動する従動歯車装置に対す る伝動を行う遊星歯車を切り換えることで、大減速比と小減速比の2種類の減速 比を以てローラを回転させられるようにし、それによりファクシミリ機能の高速 送信モードと高解析度モード間での切り換えを達成するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】図1の局部分解図である。
【図3】本考案のファクシミリ操作表示図である。
【図4】本考案のスキャナ操作表示図である。
【符号の説明】
M 主動歯車 A 旋回アーム 1、2 遊星歯車 3〜13 歯車

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ内部の動力モータの出力軸
    末端に一つの主動歯車を固定し、該主動歯車の両側にそ
    れぞれ遊星歯車を設けて、該遊星歯車を主動歯車と共に
    一つの連接装置上に設け、使用者の選択によるモータの
    回転方向制御により、該旋回アームの揺動を介して該旋
    回アーム上の二つの遊星歯車のいずれか一方をファクシ
    ミリ機体に設けた従動歯車装置と噛み合わせてもう一方
    を離脱させることで、ファクシミリの機能を高速送信モ
    ードと高解析度モード間で切り換えられるようにしてな
    る、ファクシミリのモード切換え式伝動機構。
  2. 【請求項2】 前記連接装置を一体成形した旋回アーム
    としたことを特徴とする、請求項1に記載のファクシミ
    リのモード切換え式伝動機構。
  3. 【請求項3】 前記従動歯車装置を少なくとも一つの歯
    車で構成したことを特徴とする、請求項1に記載のファ
    クシミリのモード切換え式伝動機構。
JP1997008247U 1997-09-01 1997-09-01 ファクシミリのモード切換え式伝動機構 Expired - Lifetime JP3046759U (ja)

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ID=43181084

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04108180U (ja) * 1991-02-28 1992-09-18 昭和アルミニウム株式会社 熱交換器

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