JPH09309496A - 船内外機の動力伝達装置 - Google Patents
船内外機の動力伝達装置Info
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- JPH09309496A JPH09309496A JP8126131A JP12613196A JPH09309496A JP H09309496 A JPH09309496 A JP H09309496A JP 8126131 A JP8126131 A JP 8126131A JP 12613196 A JP12613196 A JP 12613196A JP H09309496 A JPH09309496 A JP H09309496A
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- Japan
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- shift
- shaft
- switching device
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 32
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 abstract description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品管理やメンテナンス性やコスト面で有利
な船内外機の動力伝達装置を提供すること。 【解決手段】 船体に支持される推進ユニットAの入力
軸11とプロペラ12を回転させるプロペラ軸13間に
前進と後進の切り換えを行う前進・後進切換装置20を
備え、また前記前進・後進切換装置20を切り換え作動
させるシフト機構を備えた船内外機の動力伝達装置にお
いて、前記シフト機構として、一構成部材(シフトリン
ク34)の組み替えによって前進・後進切換装置20の
切り換え作動方向を反転可能なシフト機構30を採用し
た。
な船内外機の動力伝達装置を提供すること。 【解決手段】 船体に支持される推進ユニットAの入力
軸11とプロペラ12を回転させるプロペラ軸13間に
前進と後進の切り換えを行う前進・後進切換装置20を
備え、また前記前進・後進切換装置20を切り換え作動
させるシフト機構を備えた船内外機の動力伝達装置にお
いて、前記シフト機構として、一構成部材(シフトリン
ク34)の組み替えによって前進・後進切換装置20の
切り換え作動方向を反転可能なシフト機構30を採用し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船内外機の動力伝
達装置に関する。
達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船内外機の動力伝達装置として、船体に
支持される推進ユニットの入力軸とプロペラを回転させ
るプロペラ軸間に前進と後進の切り換えを行う前進・後
進切換装置を備え、また前記前進・後進切換装置を切り
換え作動させるシフト機構を備えたものが例えば特開平
4−185596号公報に示されている。
支持される推進ユニットの入力軸とプロペラを回転させ
るプロペラ軸間に前進と後進の切り換えを行う前進・後
進切換装置を備え、また前記前進・後進切換装置を切り
換え作動させるシフト機構を備えたものが例えば特開平
4−185596号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した形
式の船内外機の動力伝達装置には、プロペラが単一でそ
の回転方向が右である場合に前進させるタイプのもの
と、プロペラの形状が異なりプロペラの回転方向が左で
ある場合に前進させるタイプのものがあり、これら二タ
イプの動力伝達装置において動力伝達系(前進・後進切
換装置を含む入力軸からプロペラ軸までの部材)を共用
する場合には、前進・後進切換装置の切り換え作動方向
が前進と後進で逆となるため、シフト機構を二タイプ構
成する必要がある。シフト機構を二タイプ構成するに際
して、形状の異なる二種類の部品が必要である場合に
は、部品管理やメンテナンス性やコスト面で不利であ
る。
式の船内外機の動力伝達装置には、プロペラが単一でそ
の回転方向が右である場合に前進させるタイプのもの
と、プロペラの形状が異なりプロペラの回転方向が左で
ある場合に前進させるタイプのものがあり、これら二タ
イプの動力伝達装置において動力伝達系(前進・後進切
換装置を含む入力軸からプロペラ軸までの部材)を共用
する場合には、前進・後進切換装置の切り換え作動方向
が前進と後進で逆となるため、シフト機構を二タイプ構
成する必要がある。シフト機構を二タイプ構成するに際
して、形状の異なる二種類の部品が必要である場合に
は、部品管理やメンテナンス性やコスト面で不利であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、船体に支持される推
進ユニットの入力軸とプロペラを回転させるプロペラ軸
間に前進と後進の切り換えを行う前進・後進切換装置を
備え、また前記前進・後進切換装置を切り換え作動させ
るシフト機構を備えた船内外機の動力伝達装置におい
て、前記シフト機構として、一構成部材の組み替えによ
って前記前進・後進切換装置の切り換え作動方向を反転
可能なシフト機構を採用したことに特徴がある。
に対処すべくなされたものであり、船体に支持される推
進ユニットの入力軸とプロペラを回転させるプロペラ軸
間に前進と後進の切り換えを行う前進・後進切換装置を
備え、また前記前進・後進切換装置を切り換え作動させ
るシフト機構を備えた船内外機の動力伝達装置におい
て、前記シフト機構として、一構成部材の組み替えによ
って前記前進・後進切換装置の切り換え作動方向を反転
可能なシフト機構を採用したことに特徴がある。
【0005】このシフト機構としては、シフト操作力を
伝達する操作力伝達部材と、この操作力伝達部材によっ
て正逆に回動されるシフトプレートと、前記前進・後進
切換装置の切換を正逆回動によって行うシフトレバーシ
ャフトと、このシフトレバーシャフトと前記シフトプレ
ートとに連結されて前記シフトプレートの正逆回動によ
って前記シフトレバーシャフトを正逆回動させるシフト
リンクを備えて、前記シフトプレートと前記シフトレバ
ーシャフト間での前記シフトリンクの組み替えによって
前記シフトレバーシャフトの正逆回動を反転可能なシフ
ト機構が採用可能である。
伝達する操作力伝達部材と、この操作力伝達部材によっ
て正逆に回動されるシフトプレートと、前記前進・後進
切換装置の切換を正逆回動によって行うシフトレバーシ
ャフトと、このシフトレバーシャフトと前記シフトプレ
ートとに連結されて前記シフトプレートの正逆回動によ
って前記シフトレバーシャフトを正逆回動させるシフト
リンクを備えて、前記シフトプレートと前記シフトレバ
ーシャフト間での前記シフトリンクの組み替えによって
前記シフトレバーシャフトの正逆回動を反転可能なシフ
ト機構が採用可能である。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明による動力伝達装置におい
ては、シフト機構の一構成部材(シフトリンク)を特定
の組付状態にて組付ければ、シフト操作の正逆により前
進・後進切換装置を正逆に切り換え作動させることがで
き、またシフト機構の一構成部材(シフトリンク)を特
定の組付状態から他の組付状態に組み替えれば、シフト
操作の正逆により前進・後進切換装置を反転して切り換
え作動させることができる。
ては、シフト機構の一構成部材(シフトリンク)を特定
の組付状態にて組付ければ、シフト操作の正逆により前
進・後進切換装置を正逆に切り換え作動させることがで
き、またシフト機構の一構成部材(シフトリンク)を特
定の組付状態から他の組付状態に組み替えれば、シフト
操作の正逆により前進・後進切換装置を反転して切り換
え作動させることができる。
【0007】したがって、動力伝達系(前進・後進切換
装置を含む入力軸からプロペラ軸までの部材)が共通同
一で、正方向へのシフト操作によってプロペラ軸が右回
転するタイプの動力伝達装置(プロペラの回転方向が右
である場合に前進させるタイプのもの)と、正方向への
シフト操作によってプロペラ軸が左回転するタイプの動
力伝達装置(プロペラの回転方向が左である場合に前進
させるタイプのもの)を、同一部品で構成したシフト機
構を用いて構成することができ、部品管理やメンテナン
ス性やコスト面で改善することができる。
装置を含む入力軸からプロペラ軸までの部材)が共通同
一で、正方向へのシフト操作によってプロペラ軸が右回
転するタイプの動力伝達装置(プロペラの回転方向が右
である場合に前進させるタイプのもの)と、正方向への
シフト操作によってプロペラ軸が左回転するタイプの動
力伝達装置(プロペラの回転方向が左である場合に前進
させるタイプのもの)を、同一部品で構成したシフト機
構を用いて構成することができ、部品管理やメンテナン
ス性やコスト面で改善することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による動力伝達装
置を示していて、この動力伝達装置においては、推進ユ
ニットAの入力軸(船内の図示省略したエンジンの出力
軸にトルク伝達可能に連結される軸)11とプロペラ軸
(先端にプロペラ12が一体回転可能に組付けられてい
る軸)13間に、自在継手14と前進・後進切換装置2
0が設けられるとともに、中間軸15と傘歯車対16が
設けられていて、自在継手14の外周はブーツ17によ
って保護されている。推進ユニットAは船体(図示省
略)に周知のように支持機構Bを介して操舵可能に支持
されるとともに、油圧シリンダ18によって自在継手1
4の連結中心を中心として所定量チルトアップさせるこ
とができるようになっていて、チルトアップ状態ではプ
ロペラ12が水面上に持ち上げられるようになってい
る。なお、プロペラ12はプロペラ軸13が左回転する
ことにより前進させる形状に形成されている。
面に基づいて説明する。図1は本発明による動力伝達装
置を示していて、この動力伝達装置においては、推進ユ
ニットAの入力軸(船内の図示省略したエンジンの出力
軸にトルク伝達可能に連結される軸)11とプロペラ軸
(先端にプロペラ12が一体回転可能に組付けられてい
る軸)13間に、自在継手14と前進・後進切換装置2
0が設けられるとともに、中間軸15と傘歯車対16が
設けられていて、自在継手14の外周はブーツ17によ
って保護されている。推進ユニットAは船体(図示省
略)に周知のように支持機構Bを介して操舵可能に支持
されるとともに、油圧シリンダ18によって自在継手1
4の連結中心を中心として所定量チルトアップさせるこ
とができるようになっていて、チルトアップ状態ではプ
ロペラ12が水面上に持ち上げられるようになってい
る。なお、プロペラ12はプロペラ軸13が左回転する
ことにより前進させる形状に形成されている。
【0009】前進・後進切換装置20は、前進と後進の
切り換えを行う選択歯車式の前進・後進切換装置であ
り、入力軸11と中間軸15間に設けられていて、自在
継手14を介して入力軸11にトルク伝達可能に連結し
たドライブシャフト21と、ハウジング90に軸受を介
して回転自在に組付けられてドライブシャフト21と一
体的に回転するドライブギヤ22と、中間軸15に連結
スリーブ19を介して同軸的かつトルク伝達可能に組付
けたドリブンシャフト23と、ハウジング90に各軸受
を介してそれぞれ回転自在に組付けられてドリブンシャ
フト23に各軸受を介してそれぞれ回転(遊転)自在に
組付けられドライブギヤ22にそれぞれ常時噛合する上
下一対のドリブンギヤ24,25と、両ドリブンギヤ2
4,25間に組付けられて各ドリブンギヤ24,25と
ドリブンシャフト23間の動力伝達をシンクロメッシュ
機構を介して選択的に断続するシフトスリーブ26を備
えていて、このシフトスリーブ26はシフト機構30に
よって軸方向移動されるようになっている。
切り換えを行う選択歯車式の前進・後進切換装置であ
り、入力軸11と中間軸15間に設けられていて、自在
継手14を介して入力軸11にトルク伝達可能に連結し
たドライブシャフト21と、ハウジング90に軸受を介
して回転自在に組付けられてドライブシャフト21と一
体的に回転するドライブギヤ22と、中間軸15に連結
スリーブ19を介して同軸的かつトルク伝達可能に組付
けたドリブンシャフト23と、ハウジング90に各軸受
を介してそれぞれ回転自在に組付けられてドリブンシャ
フト23に各軸受を介してそれぞれ回転(遊転)自在に
組付けられドライブギヤ22にそれぞれ常時噛合する上
下一対のドリブンギヤ24,25と、両ドリブンギヤ2
4,25間に組付けられて各ドリブンギヤ24,25と
ドリブンシャフト23間の動力伝達をシンクロメッシュ
機構を介して選択的に断続するシフトスリーブ26を備
えていて、このシフトスリーブ26はシフト機構30に
よって軸方向移動されるようになっている。
【0010】シフト機構30は、前進・後進切換装置2
0を図1に示した中立状態から前進状態または後進状態
にシフトするものであり、図1にて詳細に示し図2及び
図3にて概略的に示したように、図示省略のシフト操作
レバーに連結されてシフト操作力を伝達するプッシュプ
ルケーブル等操作力伝達部材31と、この操作力伝達部
材31が回動可能に連結される入力部32aと回動連結
部32bを有するとともに入力部32aと回動連結部3
2bの各連結中心を結ぶ基準線Lに対して対称的に設け
た一対の出力部32c,32dを有して回動連結部32
bにてハウジング90に回動可能に支持されるシフトプ
レート32と、前進・後進切換装置20の切換を周知の
シフトフォーク(図示省略)を介して回動によって行う
シフトレバーシャフト33と、シフトプレート32の回
動によってシフトレバーシャフト33を回動させるシフ
トリンク34によって構成されている。
0を図1に示した中立状態から前進状態または後進状態
にシフトするものであり、図1にて詳細に示し図2及び
図3にて概略的に示したように、図示省略のシフト操作
レバーに連結されてシフト操作力を伝達するプッシュプ
ルケーブル等操作力伝達部材31と、この操作力伝達部
材31が回動可能に連結される入力部32aと回動連結
部32bを有するとともに入力部32aと回動連結部3
2bの各連結中心を結ぶ基準線Lに対して対称的に設け
た一対の出力部32c,32dを有して回動連結部32
bにてハウジング90に回動可能に支持されるシフトプ
レート32と、前進・後進切換装置20の切換を周知の
シフトフォーク(図示省略)を介して回動によって行う
シフトレバーシャフト33と、シフトプレート32の回
動によってシフトレバーシャフト33を回動させるシフ
トリンク34によって構成されている。
【0011】また、本実施形態においては、前進・後進
切換装置20の中立状態にてシフトリンク34が上端を
基準線L上にてシフトレバーシャフト33のアーム部3
3aに回動可能に連結され、また下端をシフトプレート
32の一方の出力部32cに回動可能に連結されてい
て、操作力伝達部材31の後方(図3の右方向)へのシ
フト操作(図示省略のシフト操作レバーの前方へのシフ
ト操作)によってシフトレバーシャフト33が図2の時
計方向に回動されて前進・後進切換装置20にてドリブ
ンギヤ24がドリブンシャフト23と動力伝達可能に連
結され(前進状態)、これによってプロペラ軸13が左
回転されるように、また操作力伝達部材31の前方への
シフト操作によってシフトレバーシャフト33が図2の
反時計方向に回動されて前進・後進切換装置20にてド
リブンギヤ25がドリブンシャフト23と動力伝達可能
に連結され(後進状態)、これによってプロペラ軸13
が右回転されるようになっている。
切換装置20の中立状態にてシフトリンク34が上端を
基準線L上にてシフトレバーシャフト33のアーム部3
3aに回動可能に連結され、また下端をシフトプレート
32の一方の出力部32cに回動可能に連結されてい
て、操作力伝達部材31の後方(図3の右方向)へのシ
フト操作(図示省略のシフト操作レバーの前方へのシフ
ト操作)によってシフトレバーシャフト33が図2の時
計方向に回動されて前進・後進切換装置20にてドリブ
ンギヤ24がドリブンシャフト23と動力伝達可能に連
結され(前進状態)、これによってプロペラ軸13が左
回転されるように、また操作力伝達部材31の前方への
シフト操作によってシフトレバーシャフト33が図2の
反時計方向に回動されて前進・後進切換装置20にてド
リブンギヤ25がドリブンシャフト23と動力伝達可能
に連結され(後進状態)、これによってプロペラ軸13
が右回転されるようになっている。
【0012】ところで、本実施形態においては、シフト
リンク34(単独で容易に組み替えが可能な部材)を反
転して図4及び図5に示したように組み替えれば、前進
・後進切換装置20の中立状態にてシフトリンク34が
上端を基準線L上にてシフトレバーシャフト33のアー
ム部33aに回動可能に連結され、また下端をシフトプ
レート32の他方の出力部32dに回動可能に連結され
ることとなり、操作力伝達部材31の後方(図5の右方
向)へのシフト操作によってシフトレバーシャフト33
が図4の反時計方向に回動されて前進・後進切換装置2
0にてドリブンギヤ25がドリブンシャフト23と動力
伝達可能に連結され、これによってプロペラ軸13が右
回転されるように、また操作力伝達部材31の前方への
シフト操作によってシフトレバーシャフト33が図4の
時計方向に回動されて前進・後進切換装置20にてドリ
ブンギヤ24がドリブンシャフト23と動力伝達可能に
連結され、これによってプロペラ軸13が左回転される
ようになる。この場合には、プロペラ12として右回転
により前進させる形状のものが採用される。
リンク34(単独で容易に組み替えが可能な部材)を反
転して図4及び図5に示したように組み替えれば、前進
・後進切換装置20の中立状態にてシフトリンク34が
上端を基準線L上にてシフトレバーシャフト33のアー
ム部33aに回動可能に連結され、また下端をシフトプ
レート32の他方の出力部32dに回動可能に連結され
ることとなり、操作力伝達部材31の後方(図5の右方
向)へのシフト操作によってシフトレバーシャフト33
が図4の反時計方向に回動されて前進・後進切換装置2
0にてドリブンギヤ25がドリブンシャフト23と動力
伝達可能に連結され、これによってプロペラ軸13が右
回転されるように、また操作力伝達部材31の前方への
シフト操作によってシフトレバーシャフト33が図4の
時計方向に回動されて前進・後進切換装置20にてドリ
ブンギヤ24がドリブンシャフト23と動力伝達可能に
連結され、これによってプロペラ軸13が左回転される
ようになる。この場合には、プロペラ12として右回転
により前進させる形状のものが採用される。
【0013】したがって、本実施形態によれば、動力伝
達系(前進・後進切換装置20を含む入力軸11からプ
ロペラ軸13までの部材)が共通同一で、操作力伝達部
材31の後方へのシフト操作によってプロペラ軸13が
右回転するタイプの動力伝達装置(シフト機構30を図
4及び図5に示したように構成したもの)と、操作力伝
達部材31の後方へのシフト操作によってプロペラ軸1
3が左回転するタイプの動力伝達装置(シフト機構30
を図2及び図3に示したように構成したもの)を、同一
部品で構成したシフト機構30を用いて構成することが
でき、部品管理やメンテナンス性やコスト面で改善する
ことができる。
達系(前進・後進切換装置20を含む入力軸11からプ
ロペラ軸13までの部材)が共通同一で、操作力伝達部
材31の後方へのシフト操作によってプロペラ軸13が
右回転するタイプの動力伝達装置(シフト機構30を図
4及び図5に示したように構成したもの)と、操作力伝
達部材31の後方へのシフト操作によってプロペラ軸1
3が左回転するタイプの動力伝達装置(シフト機構30
を図2及び図3に示したように構成したもの)を、同一
部品で構成したシフト機構30を用いて構成することが
でき、部品管理やメンテナンス性やコスト面で改善する
ことができる。
【0014】上記実施形態においては、シフトプレート
32に基準線Lに対して対称的な一対の出力部32c,
32dを設けて本発明を実施したが、図6〜図9にて示
したように、シフトレバーシャフト33に基準線L(中
立状態のシフトプレート32とシフトリンク34の連結
中心とシフトレバーシャフト33の回動中心を結ぶ線)
に対して対称的な一対のアーム部33a,33bを設け
て本発明を実施することも可能である。なお、図6及び
図7に示した組付状態が図2及び図3に示した組付状態
に対応し、また図8及び図9に示した組付状態が図4及
び図5に示した組付状態に対応する。
32に基準線Lに対して対称的な一対の出力部32c,
32dを設けて本発明を実施したが、図6〜図9にて示
したように、シフトレバーシャフト33に基準線L(中
立状態のシフトプレート32とシフトリンク34の連結
中心とシフトレバーシャフト33の回動中心を結ぶ線)
に対して対称的な一対のアーム部33a,33bを設け
て本発明を実施することも可能である。なお、図6及び
図7に示した組付状態が図2及び図3に示した組付状態
に対応し、また図8及び図9に示した組付状態が図4及
び図5に示した組付状態に対応する。
【0015】また、上記実施形態においては、ドライブ
シャフト21側を入力側としドリブンシャフト23側を
出力側として出力側にて前進・後進の切り換えを行う前
進・後進切換装置20を採用した動力伝達装置に本発明
を実施したが、本発明は上記実施形態のシャフト21を
出力側としシャフト23側を入力側として入力側にて前
進・後進の切り換えを行う前進・後進切換装置を採用し
た動力伝達装置にも同様に実施できるものである。ま
た、上記実施形態においては、シンクロメッシュ機構を
備えた前進・後進切換装置20を採用した動力伝達装置
に本発明を実施したが、本発明は他の形式の前進・後進
切換装置を採用した動力伝達装置にも同様に実施できる
ものである。
シャフト21側を入力側としドリブンシャフト23側を
出力側として出力側にて前進・後進の切り換えを行う前
進・後進切換装置20を採用した動力伝達装置に本発明
を実施したが、本発明は上記実施形態のシャフト21を
出力側としシャフト23側を入力側として入力側にて前
進・後進の切り換えを行う前進・後進切換装置を採用し
た動力伝達装置にも同様に実施できるものである。ま
た、上記実施形態においては、シンクロメッシュ機構を
備えた前進・後進切換装置20を採用した動力伝達装置
に本発明を実施したが、本発明は他の形式の前進・後進
切換装置を採用した動力伝達装置にも同様に実施できる
ものである。
【図1】 本発明による動力伝達装置の一実施形態を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図2】 図1に示したシフト機構の概略背面図であ
る。
る。
【図3】 図2に示したシフト機構の部分側面図であ
る。
る。
【図4】 図2に示したシフト機構にてシフトリンクを
組み替えた状態の概略背面図である。
組み替えた状態の概略背面図である。
【図5】 図4に示したシフト機構の部分側面図であ
る。
る。
【図6】 本発明を実施した他のシフト機構の概略背面
図である。
図である。
【図7】 図6に示したシフト機構の部分側面図であ
る。
る。
【図8】 図6に示したシフト機構にてシフトリンクを
組み替えた状態の概略背面図である。
組み替えた状態の概略背面図である。
【図9】 図8に示したシフト機構の部分側面図であ
る。
る。
11…入力軸、12…プロペラ、13…プロペラ軸、2
0…前進・後進切換装置、30…シフト機構、31…操
作力伝達部材、32…シフトプレート、32a…入力
部、32b…回動連結部、32c,32d…出力部、L
…基準線、33…シフトレバーシャフト、34…シフト
リンク、A…推進ユニット。
0…前進・後進切換装置、30…シフト機構、31…操
作力伝達部材、32…シフトプレート、32a…入力
部、32b…回動連結部、32c,32d…出力部、L
…基準線、33…シフトレバーシャフト、34…シフト
リンク、A…推進ユニット。
Claims (2)
- 【請求項1】 船体に支持される推進ユニットの入力軸
とプロペラを回転させるプロペラ軸間に前進と後進の切
り換えを行う前進・後進切換装置を備え、また前記前進
・後進切換装置を切り換え作動させるシフト機構を備え
た船内外機の動力伝達装置において、前記シフト機構と
して、一構成部材の組み替えによって前記前進・後進切
換装置の切り換え作動方向を反転可能なシフト機構を採
用したことを特徴とする船内外機の動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記シフト機構として、シフト操作力を
伝達する操作力伝達部材と、この操作力伝達部材によっ
て正逆に回動されるシフトプレートと、前記前進・後進
切換装置の切換を正逆回動によって行うシフトレバーシ
ャフトと、このシフトレバーシャフトと前記シフトプレ
ートとに連結されて前記シフトプレートの正逆回動によ
って前記シフトレバーシャフトを正逆回動させるシフト
リンクを備えて、前記シフトプレートと前記シフトレバ
ーシャフト間での前記シフトリンクの組み替えによって
前記シフトレバーシャフトの正逆回動を反転可能なシフ
ト機構を採用したことを特徴とする請求項1記載の船内
外機の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8126131A JPH09309496A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 船内外機の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8126131A JPH09309496A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 船内外機の動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09309496A true JPH09309496A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14927443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8126131A Pending JPH09309496A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 船内外機の動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09309496A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019027301A1 (ko) * | 2017-08-04 | 2019-02-07 | 주식회사 지오티 | 선박용 조타 및 추진 복합 시스템 |
KR20190015073A (ko) * | 2017-08-04 | 2019-02-13 | 주식회사 지오티 | 선박용 조타 및 추진 복합 시스템 |
WO2021153857A1 (ko) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | 현대중공업 주식회사 | 조향장치 및 이를 구비하는 선박 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8126131A patent/JPH09309496A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019027301A1 (ko) * | 2017-08-04 | 2019-02-07 | 주식회사 지오티 | 선박용 조타 및 추진 복합 시스템 |
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WO2021153857A1 (ko) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | 현대중공업 주식회사 | 조향장치 및 이를 구비하는 선박 |
CN115052810A (zh) * | 2020-01-30 | 2022-09-13 | 现代重工业株式会社 | 转向装置及具有其的船舶 |
CN115052810B (zh) * | 2020-01-30 | 2024-06-07 | 现代重工业株式会社 | 转向装置及具有其的船舶 |
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