JP2683691B2 - 船舶推進機の前後進切換装置 - Google Patents
船舶推進機の前後進切換装置Info
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B21/00—Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
- B63B21/24—Anchors
- B63B21/26—Anchors securing to bed
- B63B21/28—Anchors securing to bed driven in by explosive charge
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19377—Slidable keys or clutches
- Y10T74/19414—Single clutch shaft
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機、船内外機等の船舶推進機の前後進
切換装置に関する。
切換装置に関する。
[従来の技術] 一般に、船外機や船内外機では、エンジンの出力によ
りプロペラを駆動する際に、プロペラを中立状態から前
進回転と後進回転のいずれかに選択的に切換える前後進
装置を備えている。
りプロペラを駆動する際に、プロペラを中立状態から前
進回転と後進回転のいずれかに選択的に切換える前後進
装置を備えている。
前後進切換装置はエンジンの出力を受けるドライブ軸
とプロペラを備えるプロペラ軸とを連結する前後進切換
歯車装置と、この前後進切換歯車装置を駆動するシフト
ロッドとを有して構成される。
とプロペラを備えるプロペラ軸とを連結する前後進切換
歯車装置と、この前後進切換歯車装置を駆動するシフト
ロッドとを有して構成される。
前後進切換歯車装置は、推進ケーシングの内部のプロ
ペラ軸まわりに形成される歯車収容室に配設され、プロ
ペラ軸を前後進いずれかの方向に選択的に回転させる。
ペラ軸まわりに形成される歯車収容室に配設され、プロ
ペラ軸を前後進いずれかの方向に選択的に回転させる。
シフトロッドは、推進ケーシングの外部から加えられ
るシフト操作力を前後進切換歯車装置に伝えるべく、ケ
ーシングの内外にわたって設けられる。ここで、シフト
ロッドは、推進ケーシングの転舵時の回転中心である転
舵軸の中空部を挿通され、さらにケーシングの内部の下
方側にまで延設されて、前後進切換歯車装置を駆動す
る。
るシフト操作力を前後進切換歯車装置に伝えるべく、ケ
ーシングの内外にわたって設けられる。ここで、シフト
ロッドは、推進ケーシングの転舵時の回転中心である転
舵軸の中空部を挿通され、さらにケーシングの内部の下
方側にまで延設されて、前後進切換歯車装置を駆動す
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記の如くの船舶推進機においては、出力
の大型化にともない、前後進切換歯車装置を構成する歯
車、軸受を大容量化する必要があり、結果として、ケー
シングの内部に広い歯車収容室を確保する必要を生ず
る。
の大型化にともない、前後進切換歯車装置を構成する歯
車、軸受を大容量化する必要があり、結果として、ケー
シングの内部に広い歯車収容室を確保する必要を生ず
る。
しかしながら、従来の船舶推進機にあっては前後進切
換歯車装置のすぐ近傍にシフトロッドが垂下しており、
このシフトロッドの存在が前後進切換歯車装置のための
広い歯車収容室確保を困難にする。
換歯車装置のすぐ近傍にシフトロッドが垂下しており、
このシフトロッドの存在が前後進切換歯車装置のための
広い歯車収容室確保を困難にする。
なお、従来の船舶推進機において、前後進切換歯車装
置のすぐ近傍にシフトロッドが垂下せざるを得ない理由
は以下による。すなわち、船舶推進機において、エンジ
ンやその動力伝達系(船内外機にあっては動力伝達系の
み)を備える推進ケーシングと、船体に取付けてこのケ
ーシングを支持する取付ブラケットとは、防振のために
ゴムマウント等の振動減衰部材を介して連結されている
ものの、両者間の相対的な振動を押えるためには両者を
だけるだけ近づけた位置関係に設定するのが望ましい。
これを実現するためには、推進ケーシングのドライブ軸
中心と取付ブラケットの転舵軸中心(シフトロッド中心
と一致)とをできる限り近接させる必要があり、結果と
して、ドライブ軸の下端部まわりに配設される前後進切
換歯車装置のすぐ近傍にシフトロッドが垂下してくるこ
とになる。
置のすぐ近傍にシフトロッドが垂下せざるを得ない理由
は以下による。すなわち、船舶推進機において、エンジ
ンやその動力伝達系(船内外機にあっては動力伝達系の
み)を備える推進ケーシングと、船体に取付けてこのケ
ーシングを支持する取付ブラケットとは、防振のために
ゴムマウント等の振動減衰部材を介して連結されている
ものの、両者間の相対的な振動を押えるためには両者を
だけるだけ近づけた位置関係に設定するのが望ましい。
これを実現するためには、推進ケーシングのドライブ軸
中心と取付ブラケットの転舵軸中心(シフトロッド中心
と一致)とをできる限り近接させる必要があり、結果と
して、ドライブ軸の下端部まわりに配設される前後進切
換歯車装置のすぐ近傍にシフトロッドが垂下してくるこ
とになる。
また、船舶推進機の前後進切換装置では、シフトロッ
ドのたわみを防ぎ、シフトフィーリングを円滑なものと
することが望まれる。
ドのたわみを防ぎ、シフトフィーリングを円滑なものと
することが望まれる。
本発明は、推進ケーシングを取付ブラケットに近接配
置して防振性能を確保しながら、ケーシングの内部に広
い歯車収容室を確保して大容量の前後進切換歯車装置を
配設可能とするとともに、シフトフィーリングを円滑な
ものとすることを目的とする。
置して防振性能を確保しながら、ケーシングの内部に広
い歯車収容室を確保して大容量の前後進切換歯車装置を
配設可能とするとともに、シフトフィーリングを円滑な
ものとすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、船体に取付けられる取付
ブラケットと、取付ブラケットに軸支される中空転舵軸
に転舵可能に支持される推進ケーシングと、ケーシング
の内部に垂設されるドライブ軸と、ケーシングの内部の
下方部位に支持されて後方に突出し、その後方突出部に
推進プロペラを備えるプロペラ軸と、ケーシングの内部
のプロペラ軸まわりに形成される歯車収容室に配設され
てドライブ軸とプロペラ軸とを連結し、プロペラ軸を前
後進いずれかの方向に選択的に回転させる前後進切換歯
車装置と、転舵軸の中空部を挿通させるとともに、推進
ケーシングの内部の下方側にまで延設され、前後進切換
歯車装置を駆動するように水平回転可能なカムを備える
シフトロッドと、を有してなる船舶推進機において、前
記シフトロッドが、転舵軸の中空部に挿通される第1ロ
ッド部と、第1ロッド部の下端に連なって推進ケーシン
グの内部の下方側にまで延設されれる第2ロッド部とか
らなり、推進ケーシングの内部を覆うように推進ケーシ
ングに固定される支持基板を備え、第1ロッド部は支持
基板を上方から推進ケーシングの内部にまで貫通し、第
2ロッド部の上端は支持基板に支持し、第2ロッド部を
第1ロッド部の軸線に対しドライブ軸から離れる側に設
定し、第1ロッド部の下端側に固定される係合アーム
と、第2ロッド部の上端側に固定されるピンアームのピ
ンとを係合させる連結装置を備えることにより、第1ロ
ッド部の回動により第2ロッド部を回動させるようにし
たものである。
ブラケットと、取付ブラケットに軸支される中空転舵軸
に転舵可能に支持される推進ケーシングと、ケーシング
の内部に垂設されるドライブ軸と、ケーシングの内部の
下方部位に支持されて後方に突出し、その後方突出部に
推進プロペラを備えるプロペラ軸と、ケーシングの内部
のプロペラ軸まわりに形成される歯車収容室に配設され
てドライブ軸とプロペラ軸とを連結し、プロペラ軸を前
後進いずれかの方向に選択的に回転させる前後進切換歯
車装置と、転舵軸の中空部を挿通させるとともに、推進
ケーシングの内部の下方側にまで延設され、前後進切換
歯車装置を駆動するように水平回転可能なカムを備える
シフトロッドと、を有してなる船舶推進機において、前
記シフトロッドが、転舵軸の中空部に挿通される第1ロ
ッド部と、第1ロッド部の下端に連なって推進ケーシン
グの内部の下方側にまで延設されれる第2ロッド部とか
らなり、推進ケーシングの内部を覆うように推進ケーシ
ングに固定される支持基板を備え、第1ロッド部は支持
基板を上方から推進ケーシングの内部にまで貫通し、第
2ロッド部の上端は支持基板に支持し、第2ロッド部を
第1ロッド部の軸線に対しドライブ軸から離れる側に設
定し、第1ロッド部の下端側に固定される係合アーム
と、第2ロッド部の上端側に固定されるピンアームのピ
ンとを係合させる連結装置を備えることにより、第1ロ
ッド部の回動により第2ロッド部を回動させるようにし
たものである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明
において更に、前記第1ロッド部と第2ロッド部との連
結装置をケーシングの内部の航走時に水面上に位置する
レベルに配置するようにしたものである。
において更に、前記第1ロッド部と第2ロッド部との連
結装置をケーシングの内部の航走時に水面上に位置する
レベルに配置するようにしたものである。
[作用] 請求項1、2に記載の発明にあっては、ドライブ軸の
回転力が前後進切換歯車装置を経てプロペラ軸に伝わ
り、プロペラを回転する。この時、ケーシングの外部か
らシフトロッドが操作され、シフトロッドの駆動部が前
後進切換歯車装置を駆動することにより、プロペラは前
進回転もしくは後進回転のいずれかに選択的に切換えら
れる。
回転力が前後進切換歯車装置を経てプロペラ軸に伝わ
り、プロペラを回転する。この時、ケーシングの外部か
らシフトロッドが操作され、シフトロッドの駆動部が前
後進切換歯車装置を駆動することにより、プロペラは前
進回転もしくは後進回転のいずれかに選択的に切換えら
れる。
しかして、請求項1に記載の発明によれば、シフトロ
ッドの第1ロッド部の軸線は転舵軸の中空部内を通り、
第2ロッド部の軸線はドライブ軸から離れる側に設定さ
れる。したがって、推進ケーシングのドライブ軸中心
と第1ロッド部が挿通される取付ブラケットの転舵軸中
心とをできるかぎり近接させ、これにより推進ケーシン
グを取付ブラケットに近接配置して防振性能を確保しな
がら、ドライブ軸の下端部と第2ロッド部との間を離
隔させ、これによりケーシングの内部に第2ロッド部と
干渉しない広い歯車収容室を確保して、大容量の前後進
切換歯車装置をこの歯車収容室に配設できる。また、
シフトロッドを第1ロッド部と第2ロッド部に分割した
上で、第1ロッド部と第2ロッド部を支持基板に支持し
たので、シフトロッドのたわみを防ぎ、シフトフィーリ
ングを円滑なものとすることができる。このとき、支
持基板は、推進ケーシングの内部の前後進切換歯車装置
を駆動する水平回転カムを収容するシフト室の蓋も兼
ね、シフト室の組付性、保守性も向上できる。
ッドの第1ロッド部の軸線は転舵軸の中空部内を通り、
第2ロッド部の軸線はドライブ軸から離れる側に設定さ
れる。したがって、推進ケーシングのドライブ軸中心
と第1ロッド部が挿通される取付ブラケットの転舵軸中
心とをできるかぎり近接させ、これにより推進ケーシン
グを取付ブラケットに近接配置して防振性能を確保しな
がら、ドライブ軸の下端部と第2ロッド部との間を離
隔させ、これによりケーシングの内部に第2ロッド部と
干渉しない広い歯車収容室を確保して、大容量の前後進
切換歯車装置をこの歯車収容室に配設できる。また、
シフトロッドを第1ロッド部と第2ロッド部に分割した
上で、第1ロッド部と第2ロッド部を支持基板に支持し
たので、シフトロッドのたわみを防ぎ、シフトフィーリ
ングを円滑なものとすることができる。このとき、支
持基板は、推進ケーシングの内部の前後進切換歯車装置
を駆動する水平回転カムを収容するシフト室の蓋も兼
ね、シフト室の組付性、保守性も向上できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、第1ロッド部
と第2ロッドとの連結装置がケーシングの内部の航走時
に水面上に位置するレベルに配置される。したがって、
推進ケーシングにおける推進抵抗上の悪影響を生じな
い、比較的広いスペースに自由度の高いレイアウトで連
結装置を設けることができる。
と第2ロッドとの連結装置がケーシングの内部の航走時
に水面上に位置するレベルに配置される。したがって、
推進ケーシングにおける推進抵抗上の悪影響を生じな
い、比較的広いスペースに自由度の高いレイアウトで連
結装置を設けることができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図、第2
図は第1図の要部を示す斜視図、第3図は第2図のIII
−III線に沿う断面図、第4図は船外機を示す模式図で
ある。
図は第1図の要部を示す斜視図、第3図は第2図のIII
−III線に沿う断面図、第4図は船外機を示す模式図で
ある。
選外機10は、第4図に示す如く、船対11にクランプブ
ラケット12を固定し、このクラップブラケット12にチル
ト軸13を介してスイベルブラケット(取付ブラケット)
14を傾動可能に支持し、このスイベルブラケット14に中
空転舵軸15を介して推進ケーシング16を転舵可能に支持
している。ケーシング16は上ケーシング16Aと下ケーシ
ング16Bとからなる。ここで、ケーシング16は、転舵軸1
5の上下端部のそれぞれに、上下のゴムマウント15A、15
Bを介して支持されている。
ラケット12を固定し、このクラップブラケット12にチル
ト軸13を介してスイベルブラケット(取付ブラケット)
14を傾動可能に支持し、このスイベルブラケット14に中
空転舵軸15を介して推進ケーシング16を転舵可能に支持
している。ケーシング16は上ケーシング16Aと下ケーシ
ング16Bとからなる。ここで、ケーシング16は、転舵軸1
5の上下端部のそれぞれに、上下のゴムマウント15A、15
Bを介して支持されている。
推進ケーシング16は、エンジン17を備えるとともに推
進プロペラ18を備え、エンジン17の出力によりプロペラ
18を駆動するプロペラ駆動装置をケーシング16に配設し
ている。プロペラ駆動装置は、エンジン側に配設される
ドライブ軸19と、プロペラ18を備えるプロペラ軸20と、
ドライブ軸19とプロペラ軸20とを連結する前後進切換歯
車装置21を主要素として構成されている。
進プロペラ18を備え、エンジン17の出力によりプロペラ
18を駆動するプロペラ駆動装置をケーシング16に配設し
ている。プロペラ駆動装置は、エンジン側に配設される
ドライブ軸19と、プロペラ18を備えるプロペラ軸20と、
ドライブ軸19とプロペラ軸20とを連結する前後進切換歯
車装置21を主要素として構成されている。
ドライブ軸19は、第1図に示す如く、ケーシング16の
内部に垂設され、その上端をエンジン17のクランク軸22
に直結し、その下端をケーシング16の内部のプロペラ軸
まわりに形成される歯車収容室16Cにおいて、前後進切
換歯車装置21に連結している。すなわち、ドライブ軸19
の下端には歯車23が設けられ、歯車23に対して前進用歯
車24および後進用歯車25がともに噛合されている。
内部に垂設され、その上端をエンジン17のクランク軸22
に直結し、その下端をケーシング16の内部のプロペラ軸
まわりに形成される歯車収容室16Cにおいて、前後進切
換歯車装置21に連結している。すなわち、ドライブ軸19
の下端には歯車23が設けられ、歯車23に対して前進用歯
車24および後進用歯車25がともに噛合されている。
プロペラ軸20は、第1図に示す如く、ケーシング16の
内部の下方部位に支持されて後方に突出し、その後方突
出部にプロペラ18を備えている。前進用歯車24と後進用
歯車25は、プロペラ軸20に遊嵌され、前進用歯車24と後
進用歯車25の間の位置においてプロペラ軸20にスプライ
ン結合されたドッグクラッチ26が前進用歯車24または後
進用歯車25のいずれかに噛合することにより前後進いず
れかの回転力がプロペラ軸20に伝達される。すなわち、
歯車23、24、25は前後進切換歯車装置を構成する。な
お、前進用歯車24は軸受27によりケーシング16に支持さ
れ、後進用歯車25は軸受28によりケーシング16に支持さ
れている。29は軸受ハウジングである。
内部の下方部位に支持されて後方に突出し、その後方突
出部にプロペラ18を備えている。前進用歯車24と後進用
歯車25は、プロペラ軸20に遊嵌され、前進用歯車24と後
進用歯車25の間の位置においてプロペラ軸20にスプライ
ン結合されたドッグクラッチ26が前進用歯車24または後
進用歯車25のいずれかに噛合することにより前後進いず
れかの回転力がプロペラ軸20に伝達される。すなわち、
歯車23、24、25は前後進切換歯車装置を構成する。な
お、前進用歯車24は軸受27によりケーシング16に支持さ
れ、後進用歯車25は軸受28によりケーシング16に支持さ
れている。29は軸受ハウジングである。
前後進切換歯車装置21は、ケーシング16の内外に延在
されるシフトロッド30により駆動される。ここで、シフ
トロッド30は、上下の第1ロッド部31A、31Bと、第2ロ
ッド部32とから構成されている。
されるシフトロッド30により駆動される。ここで、シフ
トロッド30は、上下の第1ロッド部31A、31Bと、第2ロ
ッド部32とから構成されている。
上第1ロッド部31Aはケーシング16の上方から垂設さ
れ、転舵軸15の中空部に挿通され、上ケーシング16Aの
内部にまで延設されている。上第1ロッド部31Aの上端
にはシフトレバー100が設けられ、このシフトレバー100
は直接もしくは遠隔操作ケーブルにて間接に手動操作さ
れる。
れ、転舵軸15の中空部に挿通され、上ケーシング16Aの
内部にまで延設されている。上第1ロッド部31Aの上端
にはシフトレバー100が設けられ、このシフトレバー100
は直接もしくは遠隔操作ケーブルにて間接に手動操作さ
れる。
下第1ロッド部31Bは、上第1ロッド部31Aと同軸をな
し、上第1ロッド部31Aの下端に接続具33により接続さ
れ、下ケーシング16Bの端面に固定される支持基板34を
貫通し、下ケーシング16Bの上部にまで延設されてい
る。下第1ロッド部31Bの下端は支持基板34に一体の支
持部34Aに支持されている。
し、上第1ロッド部31Aの下端に接続具33により接続さ
れ、下ケーシング16Bの端面に固定される支持基板34を
貫通し、下ケーシング16Bの上部にまで延設されてい
る。下第1ロッド部31Bの下端は支持基板34に一体の支
持部34Aに支持されている。
第2ロッド部32は、第2図に示す如く、下第1ロッド
部31Bの下端に後述する連結装置35により連結され、下
ケーシング16Bの内部の下方側にまで延設されている。
第2ロッド部32の上端は支持基板34に支持され、下端は
下ケーシング16Bに支持されている。ここで、第2ロッ
ド部32は、第1ロッド部31A、31Bの軸線に対し、偏心配
置され、ドライブ軸19から離れる側に設定されている。
第2図においてEは偏心距離である。
部31Bの下端に後述する連結装置35により連結され、下
ケーシング16Bの内部の下方側にまで延設されている。
第2ロッド部32の上端は支持基板34に支持され、下端は
下ケーシング16Bに支持されている。ここで、第2ロッ
ド部32は、第1ロッド部31A、31Bの軸線に対し、偏心配
置され、ドライブ軸19から離れる側に設定されている。
第2図においてEは偏心距離である。
連結装置35は、下第1ロッド部31Bの下端部にスプラ
イン結合されるU字状の係合アーム36と、第2ロッド部
32の上端部にスプライン結合される扇状のピンアーム37
と、アーム37に保持されて係合アーム36のスリットにス
ライドできる状態で係合する係合ピン38とを有して構成
される。39は支持板であり、下第1ロッド部31Bの下端
部にスプライン結合されて係合アーム36の下面側に位置
し、ピン38の落下を阻止する。すなわにシフトレバー10
0のシフト操作により第1ロッド部31A、31Bが回動する
と、係合アーム36とピンアーム37のピン38との係合を介
して第2ロッド部32を回動することとなる。
イン結合されるU字状の係合アーム36と、第2ロッド部
32の上端部にスプライン結合される扇状のピンアーム37
と、アーム37に保持されて係合アーム36のスリットにス
ライドできる状態で係合する係合ピン38とを有して構成
される。39は支持板であり、下第1ロッド部31Bの下端
部にスプライン結合されて係合アーム36の下面側に位置
し、ピン38の落下を阻止する。すなわにシフトレバー10
0のシフト操作により第1ロッド部31A、31Bが回動する
と、係合アーム36とピンアーム37のピン38との係合を介
して第2ロッド部32を回動することとなる。
40は支持基板34の内部に内蔵されるばねであり、この
ばね40は第3図に示す如くボール41をピンアーム37の扇
面に設けた3つの係合凹部に押圧し、ピンアーム37と一
体の第2ロッド部32を上記3つの係合凹部のそれぞれに
対応する中立、前進、後進の3位置のいずれかに保持可
能とする。すなわち、ばね40とボール41は節度機構を構
成する。
ばね40は第3図に示す如くボール41をピンアーム37の扇
面に設けた3つの係合凹部に押圧し、ピンアーム37と一
体の第2ロッド部32を上記3つの係合凹部のそれぞれに
対応する中立、前進、後進の3位置のいずれかに保持可
能とする。すなわち、ばね40とボール41は節度機構を構
成する。
第2ロッド部32の下端には水平回転可能なシフトカム
42がスプライン結合されている。43はカム42により駆動
される従動体であり、この従動体43には連結ロッド44を
介して前記ドッグクラッチ26が連結されている。45は連
結ピンである。すなわち、前述の如くのシフトレバー10
0のシフト操作により第2ロッド部32が回動すると、シ
フトカム42が従動体43を直線移動せしめ、結果としてド
ッグクラッチ26が前進用歯車24または後進用歯車25に噛
合可能となる。
42がスプライン結合されている。43はカム42により駆動
される従動体であり、この従動体43には連結ロッド44を
介して前記ドッグクラッチ26が連結されている。45は連
結ピンである。すなわち、前述の如くのシフトレバー10
0のシフト操作により第2ロッド部32が回動すると、シ
フトカム42が従動体43を直線移動せしめ、結果としてド
ッグクラッチ26が前進用歯車24または後進用歯車25に噛
合可能となる。
なお、前述の連結装置35は、ケーシング16の内部の航
走時に水面上に位置するレベルに配置される。第1図に
おいて、Lは航走時の水面レベルである。
走時に水面上に位置するレベルに配置される。第1図に
おいて、Lは航走時の水面レベルである。
また、連結装置35が配置される下ケーシング16Bは、
ドライブ軸19、プロペラ軸20、前後進切換歯車装置21等
の潤滑のための潤滑オイルを充填させた潤滑室を構成し
ている。
ドライブ軸19、プロペラ軸20、前後進切換歯車装置21等
の潤滑のための潤滑オイルを充填させた潤滑室を構成し
ている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例にあっては、ドライブ軸19の回転力が前後
進切換歯車装置21を経てプロペラ軸20に伝わり、プロペ
ラ18を回転する。この時、ケーシング16の外部からシフ
トロッド30が操作され、シフトロッド30の駆動部として
のシフトカム42が前後進切換歯車装置21のドッグクラッ
チ26を駆動することにより、プロペラ18は前進回転もし
くは後進回転のいずれかに選択的に切換えられる。
進切換歯車装置21を経てプロペラ軸20に伝わり、プロペ
ラ18を回転する。この時、ケーシング16の外部からシフ
トロッド30が操作され、シフトロッド30の駆動部として
のシフトカム42が前後進切換歯車装置21のドッグクラッ
チ26を駆動することにより、プロペラ18は前進回転もし
くは後進回転のいずれかに選択的に切換えられる。
しかして、上記実施例によれば、シフトロッド30の第
1ロッド部31A、31Bの軸線は転舵軸15の中空部内を通
り、第2ロッド部32の軸線はドライブ軸19から離れる側
に設定される。したがって、推進ケーシング16のドラ
イブ軸中心と第1ロッド部31Aが挿通される転舵軸中心
とをできるだけ近接させ、これにより推進ケーシング16
をスイベルブラケット(取付ブラケット)14に近接配置
して防振性能を確保しながら、ドライブ軸19の下端部
と第2ロッド部32との間を離隔させ、これによりケーシ
ング16の内部に第2ロッド部と干渉しない広い歯車収容
室16Cを確保して、大容量の前後進切換歯車装置21をこ
の歯車収容室16Cに配設できる。また、シフトロッド3
0を第1ロッド部31Bと第2ロッド部32に分割した上で、
第1ロッド部31Bと第2ロッド部32を支持基板34に支持
したので、シフトロッド30のたわみを防ぎ、シフトフィ
ーリングを円滑なものとすることができる。このとき、
支持基板34は、推進ケーシングの内部の前後進切換歯
車装置21を駆動する水平回転カム42を収容するシフト室
の蓋も兼ね、シフト室の組付性、保守性も向上できる。
1ロッド部31A、31Bの軸線は転舵軸15の中空部内を通
り、第2ロッド部32の軸線はドライブ軸19から離れる側
に設定される。したがって、推進ケーシング16のドラ
イブ軸中心と第1ロッド部31Aが挿通される転舵軸中心
とをできるだけ近接させ、これにより推進ケーシング16
をスイベルブラケット(取付ブラケット)14に近接配置
して防振性能を確保しながら、ドライブ軸19の下端部
と第2ロッド部32との間を離隔させ、これによりケーシ
ング16の内部に第2ロッド部と干渉しない広い歯車収容
室16Cを確保して、大容量の前後進切換歯車装置21をこ
の歯車収容室16Cに配設できる。また、シフトロッド3
0を第1ロッド部31Bと第2ロッド部32に分割した上で、
第1ロッド部31Bと第2ロッド部32を支持基板34に支持
したので、シフトロッド30のたわみを防ぎ、シフトフィ
ーリングを円滑なものとすることができる。このとき、
支持基板34は、推進ケーシングの内部の前後進切換歯
車装置21を駆動する水平回転カム42を収容するシフト室
の蓋も兼ね、シフト室の組付性、保守性も向上できる。
また、上記実施例によれば、第1ロッド部31Bと第2
ロッド部32との連結装置35がケーシング16の内部の航走
時に水面上に位置するレベルに配置される。したがっ
て、推進ケーシング16における推進抵抗上の悪影響を生
じない、比較的広いスペースに自由度の高いレイアウト
で連結装置35を設けることができる。
ロッド部32との連結装置35がケーシング16の内部の航走
時に水面上に位置するレベルに配置される。したがっ
て、推進ケーシング16における推進抵抗上の悪影響を生
じない、比較的広いスペースに自由度の高いレイアウト
で連結装置35を設けることができる。
したがってまた、連結装置35にばね40やボール41から
なる節度機構を付加することも容易である。したがっ
て、節度機構を従来における如く、推進抵抗を小さくす
るために縮小化されているケーシング16の歯車収容室形
成部(トーピード部)の先端部に設けたり、プロペラ軸
20の内部に設ける必要をなくする。このことは、ケーシ
ング16の歯車収容室形成部をより縮小化して推進抵抗を
より低減し、あるいはプロペラ軸20の剛性を確保して出
力性能の高出力化に対応できることを意味する。
なる節度機構を付加することも容易である。したがっ
て、節度機構を従来における如く、推進抵抗を小さくす
るために縮小化されているケーシング16の歯車収容室形
成部(トーピード部)の先端部に設けたり、プロペラ軸
20の内部に設ける必要をなくする。このことは、ケーシ
ング16の歯車収容室形成部をより縮小化して推進抵抗を
より低減し、あるいはプロペラ軸20の剛性を確保して出
力性能の高出力化に対応できることを意味する。
また、上記実施例においては、連結装置35を係合アー
ム36と、ピンアーム37および係合ピン38とにより構成し
たから、第1ロッド部31A、31Bと係合ピン38との距離を
r、第2ロッド32と係合ピン38との距離をRとする時、
R/rの設定変更によりシフトの操作速度や操作力を適宜
調整できる。R/rが大であれば操作速度が速くなり、R/r
が小であれば操作力が軽くなる。
ム36と、ピンアーム37および係合ピン38とにより構成し
たから、第1ロッド部31A、31Bと係合ピン38との距離を
r、第2ロッド32と係合ピン38との距離をRとする時、
R/rの設定変更によりシフトの操作速度や操作力を適宜
調整できる。R/rが大であれば操作速度が速くなり、R/r
が小であれば操作力が軽くなる。
なお、上記実施例においては、第1ロッド部31A、31B
と第2ロッド32との連結装置35を下ケーシング16Bの内
部に配置したから、連結装置35は海水等にさらされるこ
となく、密封された潤滑状態の中で円滑な作動性を確保
できる。
と第2ロッド32との連結装置35を下ケーシング16Bの内
部に配置したから、連結装置35は海水等にさらされるこ
となく、密封された潤滑状態の中で円滑な作動性を確保
できる。
[発明の効果] 以上のように、請求項1に記載の発明によれば、推進
ケーシングを取付ブラケットに近接配置して防振性能を
確保しながら、ケーシングの内部に広い歯車収容室を確
保して大容量の前後進切換歯車装置を配設可能とすると
ともに、シフトフィーリングを円滑なものとすることが
できる。
ケーシングを取付ブラケットに近接配置して防振性能を
確保しながら、ケーシングの内部に広い歯車収容室を確
保して大容量の前後進切換歯車装置を配設可能とすると
ともに、シフトフィーリングを円滑なものとすることが
できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、推進ケーシン
グにおける推進抵抗上の悪影響を生じない、比較的広い
スペースに自由度の高いレイアウトで第1ロッド部と第
2ロッド部とを連結する連結装置を設けることができ
る。
グにおける推進抵抗上の悪影響を生じない、比較的広い
スペースに自由度の高いレイアウトで第1ロッド部と第
2ロッド部とを連結する連結装置を設けることができ
る。
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図、第2図
は第1図の要部を示す斜視図、第3図は第2図のIII−I
II線に沿う断面図、第4図は船外機を示す模式図であ
る。 10……船外機(船舶推進機)、 11……船体、 14……スイベルブラケット(取付ブラケット)、 15……転舵軸、 16……推進ケーシング、 16C……歯車収容室、 18……プロペラ、 19……ドライブ軸、 20……プロペラ軸、 21……前後進切換歯車装置、 30……シフトロッド、 31A、31B……第1ロッド部、 32……第2ロッド部、 34……支持基板、 35……連結装置、 36……係合アーム、 37……ピンアーム、 38……係合ピン、 42……カム
は第1図の要部を示す斜視図、第3図は第2図のIII−I
II線に沿う断面図、第4図は船外機を示す模式図であ
る。 10……船外機(船舶推進機)、 11……船体、 14……スイベルブラケット(取付ブラケット)、 15……転舵軸、 16……推進ケーシング、 16C……歯車収容室、 18……プロペラ、 19……ドライブ軸、 20……プロペラ軸、 21……前後進切換歯車装置、 30……シフトロッド、 31A、31B……第1ロッド部、 32……第2ロッド部、 34……支持基板、 35……連結装置、 36……係合アーム、 37……ピンアーム、 38……係合ピン、 42……カム
Claims (2)
- 【請求項1】船体に取付けられる取付ブラケットと、取
付ブラケットに軸支される中空転舵軸に転舵可能に支持
される推進ケーシングと、ケーシングの内部に垂設され
るドライブ軸と、ケーシングの内部の下方部位に支持さ
れて後方に突出し、その後方突出部に推進プロペラを備
えるプロペラ軸と、ケーシングの内部のプロペラ軸まわ
りに形成される歯車収容室に配設されてドライブ軸とプ
ロペラ軸とを連結し、プロペラ軸を前後進いずれかの方
向に選択的に回転させる前後進切換歯車装置と、転舵軸
の中空部を挿通されるとともに、推進ケーシングの内部
の下方側にまで延設され、前後進切換歯車装置を駆動す
るように水平回転可能なカムを備えるシフトロッドと、
を有してなる船舶推進機において、 前記シフトロッドが、転舵軸の中空部に挿通される第1
ロッド部と、第1ロッド部の下端に連なって推進ケーシ
ングの内部の下方側にまで延設される第2ロッド部とか
らなり、 推進ケーシングの内部を覆うように推進ケーシングに固
定される支持基板を備え、第1ロッド部は支持基板を上
方から推進ケーシングの内部にまで貫通し、第2ロッド
部の上端は支持基板に支持し、第2ロッド部を第1ロッ
ド部の軸線に対しドライブ軸から離れる側に設定し、 第1ロッド部の下端側に固定される係合アームと、第2
ロッド部の上端側に固定されるピンアームのピンとを係
合させる連結装置を備えることにより、第1ロッド部の
回動により第2ロッド部を回動させることを特徴とする
前後進切換装置。 - 【請求項2】前記第1ロッド部と第2ロッド部との連結
装置をケーシングの内部の航走時に水面上に位置するレ
ベルに配置する請求項1記載の船舶推進機の前後進切換
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63087188A JP2683691B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 船舶推進機の前後進切換装置 |
US07/626,373 US5059144A (en) | 1988-04-11 | 1990-12-06 | Ahead/astern shifting device for marine propulsion unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63087188A JP2683691B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 船舶推進機の前後進切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01262292A JPH01262292A (ja) | 1989-10-19 |
JP2683691B2 true JP2683691B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=13908013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63087188A Expired - Fee Related JP2683691B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 船舶推進機の前後進切換装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5059144A (ja) |
JP (1) | JP2683691B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5486125A (en) * | 1993-05-25 | 1996-01-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Drive transmission system for vessel propelling equipment |
JP3743224B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2006-02-08 | スズキ株式会社 | 船外機のクラッチ機構 |
JP2001097281A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Suzuki Motor Corp | 船外機のシフト構造 |
JP2003098044A (ja) | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶の検査装置、船舶の検査システム |
US6544083B1 (en) | 2002-03-04 | 2003-04-08 | Brunswick Corporation | Shift mechanism for a marine propulsion system |
US6817461B1 (en) * | 2003-03-24 | 2004-11-16 | Brunswick Corporation | Clutch mechanism with overtravel capability |
JP4530339B2 (ja) | 2004-04-12 | 2010-08-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶推進機のシフト装置 |
JP4925701B2 (ja) | 2006-03-28 | 2012-05-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶 |
JP4999387B2 (ja) | 2006-07-24 | 2012-08-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶 |
US9017118B1 (en) | 2012-01-31 | 2015-04-28 | Brp Us Inc. | Gear case assembly for a marine outboard engine and method of assembly thereof |
US9174715B1 (en) | 2013-03-14 | 2015-11-03 | Brunswick Corporation | Apparatuses for changing gear in marine propulsion systems |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2696188A (en) * | 1950-08-19 | 1954-12-07 | Scott Atwater Mfg Co Inc | Engine and reversing control for outboard motors |
US3874321A (en) * | 1972-05-01 | 1975-04-01 | Wolverine Pentronix | Boat steering and reversing system |
JPS62101947A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶用推進ユニツトのシフト装置 |
JPS62188821A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-18 | Sanshin Ind Co Ltd | シフトカムの構造 |
US4753618A (en) * | 1987-06-16 | 1988-06-28 | Brunswick Corporation | Shift cable assembly for marine drive |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP63087188A patent/JP2683691B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-12-06 US US07/626,373 patent/US5059144A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01262292A (ja) | 1989-10-19 |
US5059144A (en) | 1991-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |