JP2015098908A - 船外機のシフト方向反転機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】船外機のR/R仕様とC/R仕様とを容易に入れ替えられるようにする。【解決手段】船外機1のシフト方向反転機構2aは、シフトロッド24と一体に回転するシフトロッドレバー22aと、外部からの操作によって回転するシフトレバー21と、シフトロッド24とシフトレバー21とを連結してシフトレバー21の回転をシフトロッドレバー22aに伝達するシフトリンク23aとを有し、シフトレバー21には、シフトリンク23aを連結可能でシフトレバー21の回転中心CLとシフトロッドレバー23aの回転中心CRとを通過する直線を挟んで互いに反対側に設けられるR/R用連結部211rとC/R用連結部211cとが設けられる。【選択図】図3
Description
本発明は、船外機のシフト方向反転機構に関する。詳しくは、レギュラーローテーション仕様とカウンターローテーション仕様とで共用できる船外機において、シフトポジションを切替えるシフトレバーの移動方向とシフトポジションとの関係を反転させるシフト方向反転機構に関する。
船外機のシフト装置には、シフトロッドの回転によってシフトポジションを切替えるものがある。このような船外機のシフト装置は、たとえば、シフトロッドの回転方向に応じた方向に移動するドッグクラッチと、ドッグクラッチと係合することによってプロペラシャフトに回転を伝達する正転用と逆転用のドリブンギアとを有する。そして、シフトロッドを回転させてドッグクラッチを移動させることにより、ギアポジションを切替えることができる。さらに、メカニカルシフト方式のシフト装置は、操縦者等により外部から押し引きされるリモコンケーブルと、リモコンケーブルの押し引きによって回転するシフトレバーと、シフトレバーの回転をシフトロッドに伝達するシフトリンクとを有する。このため、操縦者等は、リモコンケーブルの押し引きの操作によって、シフトポジションを切替えることができる。たとえば、リモコンケーブルが引かれてシフトレバーがある方向に回転すると、シフトポジションが前進位置に切替わる。また、リモコンケーブルが押されてシフトレバーが反対方向に回転すると、シフトポジションが後進位置に切替わる。
ところで船外機には、レギュラーローテーション(以下、「R/R」と記す)仕様とカウンターローテーション(以下、「C/R」と記す)仕様とがある。R/R仕様の船外機は、推進プロペラが後方から見て右回転すると前進し、左回転すると後進する。これに対してC/R仕様の船外機は、推進プロペラが後方から見て左回転すると前進し、右回転すると後進する。このように、R/R仕様の船外機とC/R仕様の船外機とでは、船外機の進行方向と推進プロペラの回転方向との関係が反対である。このため、メーカーや販売会社は、R/R仕様の船外機とC/R仕様の船外機とを、それぞれ別個に用意する必要があった。
そこで、R/R仕様とC/R仕様とで、シフト装置などを共用できる構成が用いられている。しかしながら、R/R仕様とC/R仕様とでは推進プロペラの回転方向が反対である。このため、R/R仕様とC/R仕様とでシフト装置などの共通化を図るためには、シフトレバーの移動方向を逆転させるか、ギアケースのシフトカムを逆転させる必要がある。このように、R/R仕様とC/R仕様の入替え作業の工数が多くなるという問題を有している。
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、シフトレバーの移動方向とシフトポジションとの関係を容易に反転することができる船外機のシフト方向反転機構を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明は、シフトロッドを回転させることによってシフトポジションを切替える船外機のシフト方向反転機構であって、前記シフトロッドと一体に回転するシフトロッドレバーと、外部からの操作によって回転するシフトレバーと、前記シフトロッドと前記シフトレバーとを連結して前記シフトレバーの回転を前記シフトロッドレバーに伝達するシフトリンクと、を有し、前記シフトレバーには、前記シフトリンクを連結可能で前記シフトレバーの回転中心と前記シフトロッドレバーの回転中心とを通過する直線を挟んで互いに反対側に設けられる少なくとも2つの連結部が設けられることを特徴とする。
前記シフトリンクには、前記シフトレバーの前記連結部に連結可能な複数の連結部が設けられ、前記複数の連結部は、前記シフトロッドレバーとの連結部からの距離が互いに異なる構成であることが好ましい。
前記シフトロッドレバーには、前記シフトリンクを連結可能な複数の連結部が、回転の円周方向に互いに異なる位置に設けられる構成であることが好ましい。
本発明によれば、シフトレバーとシフトリンクとを連結する連結部を入れ替えることによって、R/R仕様とC/R仕様とを容易に入替えることができる。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る船外機は、R/R(レギュラーローテーション)とC/R(カウンターローテーション)とに入替え可能な構成を有する。R/R仕様とC/R仕様とでは、船外機の進行方向と推進プロペラの回転方向との関係が反対である。具体的には、R/R仕様であると、船外機は、推進プロペラが後方から見て右回転すると前進し、左回転すると後進する。また、C/R仕様であると、船外機は、推進プロペラが後方から見て左回転すると前進し、右回転すると後進する。なお、説明の便宜上、各図においては、適宜、船外機の前側を矢印Frで、後側を矢印Rrで、右側を矢印Rで、左側を矢印Lで、上側を矢印Upで、下側を矢印Dnで示す。
(船外機の全体的な構成)
まず、船外機の全体的な構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る船外機1の構成を模式的に示す断面図であり、左側から見た図である。図1に示すように、本実施形態に係る船外機1は、その前部において船舶7の後尾板71に取り付けられる。また、大きな推進力を得る場合には、複数の船外機1が後尾板71に取り付けられる。そして、たとえば2基の船外機1が取り付けられる場合には、一方の船外機1がR/R仕様に設定され、他方の船外機1がC/R仕様に設定される。
まず、船外機の全体的な構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る船外機1の構成を模式的に示す断面図であり、左側から見た図である。図1に示すように、本実施形態に係る船外機1は、その前部において船舶7の後尾板71に取り付けられる。また、大きな推進力を得る場合には、複数の船外機1が後尾板71に取り付けられる。そして、たとえば2基の船外機1が取り付けられる場合には、一方の船外機1がR/R仕様に設定され、他方の船外機1がC/R仕様に設定される。
図1に示すように、船外機1は、駆動力源としてのエンジン11(内燃機関)を有する。エンジン11には、たとえばバーティカル型(縦型)の水冷四気筒エンジンが適用される。この場合には、エンジン11は、シリンダヘッド111、シリンダブロック112、クランクケース113などとの組み合わせにより構成される。そして、エンジン11は、クランクケース113が最も前側に位置し、シリンダブロック112がクランクケース113の後側に位置し、さらにシリンダヘッド111がシリンダブロック112の後側に位置するように配置される。また、エンジン11は、エンジンホルダ104の上側に配置される。エンジンホルダ104の下側には、オイルパン103が配置される。そして、エンジン11とオイルパン103とは、エンジンカバー101によって覆われる。エンジンホルダ104も、全体としてはエンジンカバー101に覆われているが、前寄りの一部は外部に露出している。
オイルパン103の下側には、ドライブシャフトハウジング102が設けられる。ドライブシャフトハウジング102の内部には、ドライブシャフト120が回転可能に収容される。ドライブシャフト120は、軸線が略垂直方向を向くように配置されており、その上端部はエンジン11のクランクシャフト114に連結され、下端部はギアケース121内に達する。
ドライブシャフトハウジング102の下側には、ギアケース121が設けられる。ギアケース121の内部には、ドライブシャフト120の下端部と、シフトロッド24の下端部と、プロペラシャフト123とが収容されている。そして、ギアケース121の内部には、シフト装置3が構築されている。シフト装置3は、ドライブシャフト120からプロペラシャフト123への回転動力の断続と回転方向の正逆の切換を行う。プロペラシャフト123の後端部には、推進プロペラ126が設けられる。このように、エンジン11の回転動力は、ドライブシャフト120とシフト装置3とプロペラシャフト123を介して、推進プロペラ126に伝達される。なお、シフト装置3の構成については後述する。
さらに、エンジンカバー101の外側であって、エンジンホルダ104の前寄りの下面側には、シフト方向反転機構2a〜2cが設けられる。そして、シフト方向反転機構2a〜2cから前側に向かってリモコンケーブル25が引き出される。操縦者は、船外機1の本体の外部のリモコンボックス(図略)などを介して、リモコンケーブル25の押し引きを行う。シフト方向反転機構2a〜2cは、リモコンケーブル25の押し引きの動作を回転運動に変換し、シフトロッド24に伝達する。シフト方向反転機構2a〜2cは、R/R仕様とC/R仕様とで、リモコンケーブル25の押し引きの方向とシフト装置3のシフトポジションとの関係を反転させる。なお、シフト方向反転機構2a〜2cの構成については後述する。
ブラケット装置140は、スイベルブラケット141とトランサムブラケット142をと有する。スイベルブラケット141は、上下方向に延伸するパイロットシャフト143を介して、船外機1の本体の前側に水平方向に回転可能(左右方向に揺動可能)に連結される。すなわち、スイベルブラケット141は、パイロットシャフト143を回転可能に支持する。パイロットシャフト143の上端と下端は、それぞれ、アッパーマウントブラケット144とロアーマウントブラケット145を介して船外機1の本体の前側に固定される。アッパーマウントブラケット144には、ステアリングブラケット146が設けられる。ステアリングブラケット146は、図略のケーブルなどによって、操舵ハンドル(図略)に連結される。操縦者等は、操舵ハンドルの操作によって、船外機1の本体を、パイロットシャフト143を中心としてブラケット装置140に対して左右方向に操舵できる。トランサムブラケット142とスイベルブラケット141とは、左右方向に延伸するティルト軸147を介して、相対的に上下方向(ピッチング方向)に回転可能(揺動可能)に連結される。具体的には、ティルト軸147は左右方向に延伸するようにスイベルブラケット141に支持される。そして、トランサムブラケット142は、ティルト軸147を回転可能に支持する。使用者は、ティルト軸147を中心として、船外機1の本体を上下方向にティルト操作およびトリム操作を行うことができる。なお、船外機1のティルトとトリムは、トリムアップ制御装置とトリムダウン制御装置(いずれも図略)とが、操縦者等の操作にしたがって油圧により行う。
エンジンホルダ104の前部には、左右一対のアッパーマウントユニット149が設けられる。そして、エンジンホルダ104とアッパーマウントブラケット144とは、左右一対のアッパーマウントユニット149を介して結合される。また、ドライブシャフトハウジング102の両側部には、一対のロアーマウントユニット150が設けられる。ドライブシャフトハウジング102とロアーマウントブラケット145とは、一対のロアーマウントユニット150を介して連結される。
(シフト装置の構成)
ここで、シフト装置3の構成について、図2を参照して説明する。図2は、シフト装置3の構成を示す模式図であり、ギアケース121を水平方向に切断して下方から見た断面図である。シフト装置3は、シフトロッド24の回転(揺動)によって、シフトポジションを切替えることができる。図2に示すように、シフト装置3は、ギアケース121の内部に設けられる。シフト装置3は、ドライブシャフト120と一体に回転するドライブギア31と、ドライブギア31に噛み合う2つのドリブンギア32a,32bと、2つのドリブンギア32a,32bに択一的に係合するドッグクラッチ33と、ドッグクラッチ33を移動させるシフトカム34およびシフトスライダ35とを含む。
ここで、シフト装置3の構成について、図2を参照して説明する。図2は、シフト装置3の構成を示す模式図であり、ギアケース121を水平方向に切断して下方から見た断面図である。シフト装置3は、シフトロッド24の回転(揺動)によって、シフトポジションを切替えることができる。図2に示すように、シフト装置3は、ギアケース121の内部に設けられる。シフト装置3は、ドライブシャフト120と一体に回転するドライブギア31と、ドライブギア31に噛み合う2つのドリブンギア32a,32bと、2つのドリブンギア32a,32bに択一的に係合するドッグクラッチ33と、ドッグクラッチ33を移動させるシフトカム34およびシフトスライダ35とを含む。
プロペラシャフト123は、ギアケース121の内部に、軸線が前後方向を向く姿勢で回転可能に配置されている。また、ギアケース121の内部には、ドライブシャフト120の下端部と、シフトロッド24の下端部とが配置されている。2つのドリブンギア32a,32bは、プロペラシャフト123の外周に、プロペラシャフト123と同軸に配置されている。また、2つのドリブンギア32a,32bは、プロペラシャフト123と相対的に回転可能である。そして、2つのドリブンギア32a,32bは、ドライブシャフト120に設けられるドライブギア31に噛み合っており、ドライブギア31の回転が伝達されて互いに反対方向に回転する。ドッグクラッチ33は筒状の構成を有し、プロペラシャフト123の外周であって、2つのドリブンギア32a,32bの間に配置されている。そして、ドッグクラッチ33は、プロペラシャフト123上をその軸線方向に往復動可能で、かつ、プロペラシャフト123と一体に回転する。
シフトロッド24の下端部とシフトスライダ35とは、2つのドリブンギア32a,32bおよびドッグクラッチ33の前方に配置されている。シフトカム34は、シフトロッド24の下端部に、シフトロッド24と一体に回転するように設けられている。シフトカム34は、たとえばプロペラシャフト123の軸線方向側方に向かって突起するブロック状の構成を有する。シフトスライダ35は、プロペラシャフト123と同軸で、プロペラシャフト123の軸線方向(前後方向)に往復動可能に配置される。シフトスライダ35の一側には、切欠き状の係合部351が形成される。そして、この係合部351には、シフトカム34が係合している。このため、シフトロッド24が回転すると、シフトスライダ35はシフトカム34に押され、シフトロッド24の回転方向に応じて前後いずれかの方向に移動する。
シフトスライダ35とドッグクラッチ33とは、コネクティングロッド36によって連結されており、プロペラシャフト123の軸線方向に一体に往復動する。具体的には、プロペラシャフト123の前端部は中空になっており、その内部には、コネクティングロッド36が往復動可能に挿入されている。コネクティングロッド36の前端部はシフトスライダ35に結合され、後端部はピンなどを介してドッグクラッチ33に結合されている。
このような構成のシフト装置3の動作は、次のとおりである。なお、図2は、ギアポジションが中立位置(ドッグクラッチ33が、2つのドリブンギア32a,32bのいずれにも係合していない位置)である状態を示す。下方から見て、シフトロッド24が中立位置から右回転すると、シフトスライダ35はシフトカム34に押されて前方に移動する。そして、ドッグクラッチ33は前方に移動し、前側のドリブンギア32aと係合する。この状態では、ドライブシャフト120の回転は、前側のドリブンギア32aとドッグクラッチ33とを介してプロペラシャフト123に伝達される。そして、プロペラシャフト123は後方から見て右回転する。一方、下方から見て、シフトロッド24が中立位置から左回転すると、ドッグクラッチ33は、シフトスライダ35およびコネクティングロッド36とともに後方に移動し、後側のドリブンギア32bと係合する。この状態では、ドライブシャフト120の回転は、後側のドリブンギア32bとドッグクラッチ33とを介して、プロペラシャフト123に伝達される。そして、プロペラシャフト123は後方から見て左回転する。
なお、船外機1がR/R仕様である場合には、後方から見てプロペラシャフト123が右回転すると前進し、左回転すると後進する。一方、船外機1がC/R仕様である場合には、後方から見てプロペラシャフト123が左回転すると前進し、右回転すると後進する。したがって、R/R仕様でのシフトポジションは、下方から見てシフトロッド24が中立位置から右回転すると前進位置に切替わり、左回転すると後進位置に切替わる。一方、C/R仕様でのシフトポジションは、下方から見てシフトロッド24が中立位置から左回転すると前進位置に切替わり、右回転すると後進位置に切替わる。このように、シフト装置3は、シフトロッド24の回転方向に応じてシフトポジションを切替える。ただし、R/R仕様とC/R仕様とで、シフトロッド24の回転方向と船外機1の進行方向との関係が反対である。
なお、シフト装置3の上述の構成は一例であり、本発明は、このようなシフト装置3を有する船外機1に限定されるものではない。シフト装置3は、シフトロッド24の回転方向に応じてシフトポジションを切替えることができ、R/R仕様とC/R仕様とでシフトロッド24の回転方向と船外機1の進行方向との関係が反対であればよい。
(シフト方向反転機構の第1の実施形態)
次に、シフト方向反転機構の第1の実施形態について説明する。図3は、第1の実施形態に係るシフト方向反転機構2aの構成を示す模式図であり、エンジンホルダ104の下側から見た図である。図3に示すように、シフト方向反転機構2aは、リモコンケーブル25の押し引きの動作によって回転(揺動)するシフトレバー21と、シフトロッド24と一体に回転するシフトロッドレバー22aと、シフトレバー21とシフトロッドレバー22aとを連結するシフトリンク23aとを有する。なお、リモコンケーブル25の押し引きの動作は、駆動レバー26と軸部27とを介してシフトレバー21に伝達される。そして、シフト方向反転機構2aは、リモコンケーブル25の押し引きの動作を回転運動に変換し、シフトロッド24に伝達する。シフトロッド24が回転すると、その下端部に設けられるシフトカム34がドッグクラッチ33を前後方向に移動させる。これにより、2つのドリブンギア32とドッグクラッチ33との噛み合い状態が変化し、シフトポジションが切り替わる(図2参照)。操縦者等は、船外機1の本体の外部のリモコンボックスなどを操作してリモコンケーブル25を押し引きすることによって、シフトポジションを切替えることができる。
次に、シフト方向反転機構の第1の実施形態について説明する。図3は、第1の実施形態に係るシフト方向反転機構2aの構成を示す模式図であり、エンジンホルダ104の下側から見た図である。図3に示すように、シフト方向反転機構2aは、リモコンケーブル25の押し引きの動作によって回転(揺動)するシフトレバー21と、シフトロッド24と一体に回転するシフトロッドレバー22aと、シフトレバー21とシフトロッドレバー22aとを連結するシフトリンク23aとを有する。なお、リモコンケーブル25の押し引きの動作は、駆動レバー26と軸部27とを介してシフトレバー21に伝達される。そして、シフト方向反転機構2aは、リモコンケーブル25の押し引きの動作を回転運動に変換し、シフトロッド24に伝達する。シフトロッド24が回転すると、その下端部に設けられるシフトカム34がドッグクラッチ33を前後方向に移動させる。これにより、2つのドリブンギア32とドッグクラッチ33との噛み合い状態が変化し、シフトポジションが切り替わる(図2参照)。操縦者等は、船外機1の本体の外部のリモコンボックスなどを操作してリモコンケーブル25を押し引きすることによって、シフトポジションを切替えることができる。
図3に示すように、シフト方向反転機構2aは、エンジンカバー101の外側であって、かつ、エンジンホルダ104の前寄りの下面側に設けられる。シフトロッドレバー22aは、ドライブシャフト120の前側であって船外機1の左右方向の中心に設けられる。シフトレバー21は、船外機1の左右いずれか一側に設けられる。ここでは、シフトレバー21が船外機1の右側に設けられる構成を示す。このような構成であると、シフト方向反転機構2aを設けるためのスペースの確保が容易である。すなわち、エンジンカバー101の外部は、その内部に比較して、シフト方向反転機構2aを設置するためのスペースの制約が少ない。また、エンジンホルダ104の前寄りの下面側の領域は、外部からのアクセスが容易である。このため、R/R仕様とC/R仕様を入れ替える作業の作業性がよい。
ここで、図4と図5を参照して、シフト方向反転機構2aの構成について説明する。図4は、シフト方向反転機構2aの構成を模式的に示す平面図であり、下側から見た図である。図5は、シフト方向反転機構2aの構成を模式的に示す斜視図であり、斜め上方から見た図である。
シフトレバー21には、駆動レバー26が軸部27を介して一体に回転するように連結されている。なお、軸部27は、エンジンホルダ104などに回転可能に支持されている。そして、リモコンケーブル25の押し引きの動作は、駆動レバー26と軸部27を通じてシフトレバー21に伝達される。なお、シフトレバー21の回転中心CL(軸部27の軸線)は、シフトロッド24の回転中心CRと平行である。
駆動レバー26には、軸部27の軸線(すなわち回転中心CL)から回転の半径方向に離れた位置に、リモコンケーブル25の一端が接続される。たとえば、駆動レバー26は、棒状または帯板状に形成される。そして、長手方向の一方の端部に軸部27が接続され、他方の端部にリモコンケーブル25が接続される。なお、リモコンケーブル25が接続される側は、軸部27が接続される側よりも、船外機1の左右方向の外側に位置する。
シフトレバー21には、R/R用連結部211rとC/R用連結部211cとが設けられる。R/R用連結部211rは、シフトリンク23aの被動側連結部231に連結可能な部分である。そして、船外機1をR/R仕様に入替える場合には、シフトレバー21のR/R用連結部211rとシフトリンク23aの被動側連結部231とが、ピンなどにより相対的に回転可能に連結される。C/R用連結部211cは、シフトリンク23aの被動側連結部231が連結可能な部分である。そして、船外機をC/R仕様に入替える場合には、シフトレバー21のC/R用連結部211cとシフトリンク23aの被動側連結部231とが、ピンなどにより相対的に回転可能に連結される。
R/R用連結部211rとC/R用連結部211cとは、シフトレバー21の回転中心CLとシフトロッドレバー22aの回転中心CRとを通過する直線SFを挟んで、互いに反対側に離れた位置に設けられる。たとえば、駆動側レバー部212は、棒状または帯板状に形成される。そして、長手方向の中間部に軸部27が接続され、長手方向の一方の端部にR/R用連結部211rが設けられ、他方の端部にC/R用連結部211cが設けられる。なお、駆動側レバー部212の形状は限定されるものではなく、たとえば、上下方向視において湾曲または屈曲している構成であってもよい。
シフトロッドレバー22aは、シフトロッド24に設けられており、シフトロッド24と一体に回転する。シフトロッドレバー22aには、その回転中心CRから半径方向に離れた位置に、リンク連結部221が設けられる。リンク連結部221は、シフトリンク23aの駆動側連結部232が相対的に回転可能に連結される部分である。なお、シフトロッドレバー22aは、その回転中心CRから半径方向に離れた位置にシフトリンク23aの駆動側連結部232を相対的に回転可能に連結できる構成であればよく、具体的な構成は限定されるものではない。たとえば、ピンなどを用いて連結可能な構成が適用される。
シフトリンク23aは、シフトレバー21のR/R用連結部211rとC/R用連結部211cいずれか一方と、シフトロッドレバー22aのリンク連結部221とを、回転運動を伝達可能に連結する。たとえば、シフトリンク23aは、棒状または帯板状の構成を有する。そして、一方の端部側に被動側連結部231が設けられ、他方の端部側に駆動側連結部232が設けられる。被動側連結部231は、シフトレバー21のR/R用連結部211rとC/R用連結部211cのいずれかに選択的に着脱可能で、かつ相対的に回転可能に連結される部分である。駆動側連結部232は、シフトロッドレバー22aのリンク連結部221に相対的に回転可能に連結される部分である。
なお、本実施形態においては、中立位置である場合に、シフトレバー21のR/R用連結部211rとシフトロッドレバー22aのリンク連結部221との距離LRと、シフトレバー21のC/R用連結部211cとシフトロッドレバー22aのリンク連結部221との距離LCとが等しいことが好ましい。
次に、シフト方向反転機構2aの動作について説明する。図6は、R/R仕様である場合のシフト方向反転機構2aの動作を示す模式図である。図7は、C/R仕様である場合のシフト方向反転機構2aの動作を示す図である。なお、図6と図7において、(a)は中立位置を示し、(b)は前進位置を示し、(c)は後進位置を示す。
R/R仕様とC/R仕様とでは、船外機1の進行方向と推進プロペラ126の回転方向との関係が反対である。このため、R/R仕様とC/R仕様とで、シフトロッド24の回転方向を反転させる必要がある。本実施形態では、R/R仕様の場合には、図6に示すように、下方から見てシフトロッドレバー22aおよびシフトロッド24が中立位置から右回転すると前進位置となり、左回転すると後進位置となる。この場合、C/R仕様では、図7に示すように、下方から見てシフトロッドレバー22aおよびシフトロッド24が中立位置から左回転すると前進位置となり、右回転すると後進位置となる。
これに対し、シフトレバー21の回転方向とギアポジションとの関係は、R/R仕様とC/R仕様とで同じに設定される。本実施形態では、図6と図7に示すように、シフトレバー21は、R/R仕様とC/R仕様のいずれにおいても、下方から見て中立位置から右回転すると前進位置となり、左回転すると後進位置となるように構成される。
このため、R/R仕様とC/R仕様とで、シフトレバー21の回転方向とシフトロッドレバー22aの回転方向との関係を反転させる必要がある。本実施形態では、シフトリンク23aの被動側連結部231を、シフトレバー21のR/R用連結部211rに連結するかC/R用連結部211cに連結するかによって、この関係を反転させている。
すなわち、R/R仕様においては、図6に示すように、シフトリンク23aの被動側連結部231が、シフトレバー21のR/R用連結部211rに連結される。この場合には、シフトリンク23aの被動側連結部231と駆動側連結部232とが、直線SFの同じ側に位置する。このため、シフトロッドレバー22aはシフトレバー21と同じ方向に回転する。図6に示す例では、シフトレバー21が中立位置から右回転すると、シフトロッドレバー22aはシフトリンク23aに引かれて右回転する。そして、シフトポジションは、中立位置から前進位置に切替わる。また、シフトレバー21が中立位置から左回転すると、シフトロッドレバー22aはシフトリンク23に押されて左回転する。そして、シフトポジションは、中立位置から後進位置に切替わる。
これに対して、C/R仕様においては、図7に示すように、シフトリンク23aの被動側連結部231が、シフトレバー21のC/R用連結部211rに連結される。この場合には、シフトリンク23aの被動側連結部231と駆動側連結部232とが、直線SFを挟んで反対側に位置する。このため、シフトロッドレバー22aはシフトレバー21と反対方向に回転する。図7に示す例では、シフトレバー21が中立位置から右回転すると、シフトロッドレバー22aはシフトリンク23aに押されて左回転する。そして、シフトポジションは、中立位置から前進位置に切替わる。また、シフトレバー21が中立位置から左回転すると、シフトロッドレバー22aはシフトリンク23aに引かれて右回転する。そして、シフトポジションは、中立位置から後進位置に切替わる。
このように、本実施形態によれば、シフトリンク23aの被動側連結部231を、シフトレバー21のR/R用連結部211rに連結するかC/R用連結部211cに連結するかによって、R/R仕様とC/R仕様を容易に入替えることができる。
(シフト方向反転機構の第2の実施形態)
次に、シフト方向反転機構の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成には同じ符号を付し、説明は省略する。図8は、第2の実施形態に係るシフト方向反転機構2bの構成を示す模式図である。図8において、R/R仕様におけるシフトリンク23bを実線で示し、C/R仕様におけるシフトリンク23bを二点鎖線で示す。第1の実施形態においては、シフトポジションが中立位置である場合において、シフトロッドレバー22aのリンク連結部221とシフトレバー21のR/R用連結部211rとの距離LRと、シフトロッドレバー22aのリンク連結部221とシフトレバー21のC/R用連結部211cとの距離LCとが同じである(図4参照)。ただし、機器のレイアウトによっては、これらの距離LR,LCを等しくできないことがある。第2の実施形態は、これらの距離LR,LCが異なる場合に対応できる形態である。
次に、シフト方向反転機構の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成には同じ符号を付し、説明は省略する。図8は、第2の実施形態に係るシフト方向反転機構2bの構成を示す模式図である。図8において、R/R仕様におけるシフトリンク23bを実線で示し、C/R仕様におけるシフトリンク23bを二点鎖線で示す。第1の実施形態においては、シフトポジションが中立位置である場合において、シフトロッドレバー22aのリンク連結部221とシフトレバー21のR/R用連結部211rとの距離LRと、シフトロッドレバー22aのリンク連結部221とシフトレバー21のC/R用連結部211cとの距離LCとが同じである(図4参照)。ただし、機器のレイアウトによっては、これらの距離LR,LCを等しくできないことがある。第2の実施形態は、これらの距離LR,LCが異なる場合に対応できる形態である。
図8に示すように、シフトリンク23bの一端側には、R/R仕様用の被動側連結部231rとC/R仕様用の被動側連結部231cとが設けられる。R/R仕様用の被動側連結部231rとC/R仕様用の被動側連結部231cとは、駆動側連結部232からの距離が互いに相違する。それぞれの具体的な距離は、中立位置である場合における前述の距離LR,LCに応じて設定される。このように、シフトリンク23bに、R/R仕様用とC/R仕様用の被動側連結部231r,231cが設けられる構成であると、前述の距離LR,LCが相違する場合にも、対応が容易になる。
(シフト方向反転機構の第3の実施形態)
次に、シフト方向反転機構の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成には同じ符号を付し、説明は省略する。図9は、第3の実施形態に係るシフト方向反転機構2cの構成を示す模式図である。図9において、R/R仕様におけるシフトリンク23cを実線で示し、C/R仕様におけるシフトリンク23cを二点鎖線で示す。シフト方向反転機構におけるリンク機構の可動角のバランスの観点から、中立位置において、シフトリンク23cとシフトレバー21とが直角であり、かつ、シフトリンク23cとシフトロッドレバー22cとが直角であることが好ましい。本実施形態は、R/R仕様とC/R仕様のいずれにおいても、前述の角度を略直角にできる形態である。
次に、シフト方向反転機構の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成には同じ符号を付し、説明は省略する。図9は、第3の実施形態に係るシフト方向反転機構2cの構成を示す模式図である。図9において、R/R仕様におけるシフトリンク23cを実線で示し、C/R仕様におけるシフトリンク23cを二点鎖線で示す。シフト方向反転機構におけるリンク機構の可動角のバランスの観点から、中立位置において、シフトリンク23cとシフトレバー21とが直角であり、かつ、シフトリンク23cとシフトロッドレバー22cとが直角であることが好ましい。本実施形態は、R/R仕様とC/R仕様のいずれにおいても、前述の角度を略直角にできる形態である。
図9に示すように、シフトロッドレバー22cには、R/R仕様用のリンク連結部221rとC/R仕様用のリンク連結部221cとが、回転の円周方向に離れた位置に設けられる。また、シフトリンク23cの一端側には、R/R仕様用の被動側連結部231rとC/R仕様用の被動側連結部231cとが、駆動側連結部232からの距離が互いに異なる位置に設けられる。
船外機1がR/R仕様である場合には、シフトロッドレバー22cのR/R仕様用のリンク連結部221rとシフトリンク23cの駆動側連結部232とが、相対的に回転可能に連結される。また、シフトリンク23cのR/R仕様用の被動側連結部231rとシフトレバー21のR/R用連結部211rとが、相対的に回転可能に連結される。一方、船外機がC/R仕様である場合に、シフトロッドレバー22cのC/R仕様用のリンク連結部221cとシフトリンク23cの駆動側連結部232とが相対的に回転可能に連結される。そして、シフトリンク23cのC/R仕様用の被動側連結部231cとシフトレバー21のC/R用連結部211cとが、相対的に回転可能に連結される。
R/R仕様の場合には、中立位置において、直線SLRと直線SMRとが直角であり、かつ、直線SRRと直線SMRとが直角である。ここで、直線SLRは、シフトレバー21の回転中心CLと、R/R仕様におけるシフトレバー21とシフトリンク23cとの相対的な回転中心CLRとを通過する直線である。直線SMRは、R/R仕様において、シフトレバー21とシフトリンク23cとの相対的な回転中心CLRと、シフトロッドレバー22cとシフトリンク23cとの相対的な回転中心CRRとを通過する直線である。直線SRRは、シフトロッドレバー22cの回転中心CRと、R/R仕様におけるシフトロッドレバー22cとシフトリンク23cとの相対的な回転中心CRRとを通過する直線である。
一方、C/R仕様の場合には、中立位置において、直線SLCと直線SMCとが直角であり、かつ、直線SRCと直線SMCとが直角である。ここで、直線SLCは、シフトレバー21の回転中心CLと、C/R仕様におけるシフトレバー21とシフトリンク23cとの相対的な回転中心CLCとを通過する直線である。直線SMCは、C/R仕様において、シフトレバー21とシフトリンク23cとの相対的な回転中心CLCと、シフトロッドレバー22cとシフトリンク23cとの相対的な回転中心CRCとを通過する直線である。直線SRCは、シフトロッドレバーの回転中心CRと、C/R仕様におけるシフトロッドレバー22cとシフトリンク23cとの相対的な回転中心CRCとを通過する直線である。
R/R仕様とC/R仕様とのそれぞれにおいて上述のような関係にするためには、シフト方向反転機構2cの各部の寸法を適宜決定すればよい。たとえば、シフトリンク23cの駆動側連結部232からR/R仕様とC/R仕様の被動側連結部231r,231cまでのそれぞれの距離を適宜決定すればよい。
このような構成であれば、シフトレバー21とシフトリンク23cとの相対角度と、シフトロッドレバー22cとシフトリンク23cとの相対角度とを、R/R仕様とC/R仕様とで別個に設定することができる。このため、R/R仕様での中立位置において直線SLRと直線SMRの相対角度および直線SRRと直線SMRの相対角度を直角にするとともに、C/R仕様での中立位置において、直線SLCと直線SMCの相対角度および直線SRCと直線SMCの相対角度を直角にできる。したがって、本実施形態によれば、R/R仕様とC/R仕様のいずれにおいても、リンク機構の可動角を最適な角度にできる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明したが、前記実施形態は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、船外機のシフト方向反転機構に好適な技術である。本発明によれば、R/R仕様とC/R仕様との入れ替えが容易である。
1:船外機、2a〜2c:シフト方向反転機構、21:シフトレバー、26:駆動レバー、27:軸部、211r:R/R用連結部、211c:C/R用連結部、22a,22c:シフトロッドレバー、221:リンク連結部、222r:R/R仕様用のリンク連結部、222c:C/R仕様用のリンク連結部、23a〜23c:シフトリンク、231:被動側連結部、231r:R/R仕様用のケーブル側連結部、231c:C/R仕様用のケーブル側連結部、232:駆動側連結部、24:シフトロッド、25:リモコンワイヤー
Claims (3)
- シフトロッドを回転させることによってシフトポジションを切替える船外機のシフト方向反転機構であって、
前記シフトロッドと一体に回転するシフトロッドレバーと、
外部からの操作によって回転するシフトレバーと、
前記シフトロッドと前記シフトレバーとを連結して前記シフトレバーの回転を前記シフトロッドレバーに伝達するシフトリンクと、
を有し、
前記シフトレバーには、前記シフトリンクを連結可能で前記シフトレバーの回転中心と前記シフトロッドレバーの回転中心とを通過する直線を挟んで互いに反対側に設けられる少なくとも2つの連結部が設けられることを特徴とする船外機のシフト方向反転機構。 - 前記シフトリンクには、前記シフトレバーの前記連結部に連結可能な複数の連結部が設けられ、
前記複数の連結部は、前記シフトロッドレバーとの連結部からの距離が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の船外機のシフト方向反転機構。 - 前記シフトロッドレバーには、前記シフトリンクを連結可能な複数の連結部が、回転の円周方向に互いに異なる位置に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の船外機のシフト方向反転機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239283A JP2015098908A (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 船外機のシフト方向反転機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013239283A JP2015098908A (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 船外機のシフト方向反転機構 |
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Family
ID=53375647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013239283A Pending JP2015098908A (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 船外機のシフト方向反転機構 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015098908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015159931A1 (ja) * | 2014-04-16 | 2015-10-22 | スズキ株式会社 | 船外機 |
-
2013
- 2013-11-19 JP JP2013239283A patent/JP2015098908A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015159931A1 (ja) * | 2014-04-16 | 2015-10-22 | スズキ株式会社 | 船外機 |
US9731803B2 (en) | 2014-04-16 | 2017-08-15 | Suzuki Motor Corporation | Outboard motor |
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