JPH09250414A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置

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JPH09250414A
JPH09250414A JP6282496A JP6282496A JPH09250414A JP H09250414 A JPH09250414 A JP H09250414A JP 6282496 A JP6282496 A JP 6282496A JP 6282496 A JP6282496 A JP 6282496A JP H09250414 A JPH09250414 A JP H09250414A
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JP
Japan
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fuel supply
fuel
engine
supply line
temperature
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JP6282496A
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English (en)
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Mikio Hamada
幹生 浜田
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン停止時におけるエンジン高温時のベ
ーパロックを防止しエンジンの再始動を容易にするとと
もに、エンジン常温時には燃料供給ラインの残圧による
インジェクタからの燃料洩れを防止することによりエン
ジンの再始動を容易にしかつエンジン再始動時の排ガス
中のHCを低減する。 【解決手段】 燃料ポンプ8からインジェクタにつなが
る燃料供給ラインに残圧をもたせる逆止弁32を設け
る。燃料供給ラインから分岐し燃料タンク7内に連通す
る逃がし配管50と、逃がし配管50に配置された開閉
弁52と、内燃機関1の温度を検出する温度検出手段1
7,19と、内燃機関1の停止時に温度検出手段17,
19からの検出信号に基づいて常温時か高温時かを判定
し常温時と判定した場合にのみ開閉弁52を開弁する開
閉弁制御手段21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃料供給装置(単に燃料供給
装置ともいう)の一例について図5の概略図を参照して
述べる。車両に搭載される4気筒火花点火式ガソリンエ
ンジン1には吸気管2と排気管3とが接続されている。
吸気管2の入口部にはエアクリーナ4が設けられてお
り、吸気はエアクリーナ4を通して吸気管2内に吸入さ
れるようになっている。吸気管2の途中にはサージタン
ク5が設けられている。エンジン1における各気筒毎の
吸気管2(吸気マニホルド)の配管部にはインジェクタ
(燃料噴射弁ともいう)6がそれぞれ配置されている。
【0003】また、燃料タンク7内には電動式燃料ポン
プ8が配置されている。燃料ポンプ8の吐出口9には燃
料供給管10の一端が接続されており、その燃料供給管
10の他端はデリバリパイプ11と接続されている。デ
リバリパイプ11の分配管部には各気筒毎のインジェク
タ6が連通されている。なお燃料ポンプ8の吸入口38
には燃料フィルター39が接続されている。また、デリ
バリパイプ11にはプレッシャレギュレータ12が設け
られている。プレッシャレギュレータ12には燃料リタ
ーン管13の一端が接続されており、その燃料リターン
管13の他端は燃料タンク7内と連通されている。
【0004】そして、燃料タンク7内の燃料が燃料ポン
プ8により吸い上げられ、燃料供給管10を通してデリ
バリパイプ11に供給される。プレッシャレギュレータ
12は、燃料ポンプ8からデリバリパイプ11へと燃料
が流れる燃料供給ラインの燃圧を調整し、余剰燃料を燃
料リターン管13を通じて燃料タンク7へ戻す。なお、
燃料供給ラインとは燃料ポンプ8の吐出口9から燃料供
給管10及びデリバリパイプ11を通じてインジェクタ
6に至る燃料通路のことをいう。
【0005】また吸気管2の途中には、スロットルバル
ブ15を備えたスロットルボデー14が配置されてい
る。スロットルボデー14には、スロットルバルブ15
の開度を検出するためのスロットルセンサ16が設けら
れている。吸気管2のスロットルバルブ15の上流部位
には、吸気温を検出するための吸気温センサ17が設け
られている。さらにサージタンク5には、そのタンク内
の吸気管圧力を検出するための吸気管圧力センサ18が
設けられている。エンジン1には、エンジン冷却水の水
温を検出するための水温センサ19が設けられている。
またエンジン1の排気管3には、エンジン1の排ガス中
の酸素濃度を検出するための酸素濃度センサ(Ox セン
サ)20が設けられている。
【0006】電子制御ユニット(以下、ECUという)
21は、マイクロコンピュータを中心に構成されてい
る。ECU21には、スロットルセンサ16、吸気温セ
ンサ17、吸気管内圧力センサ18、水温センサ19、
酸素濃度センサ20等のセンサが接続され、これら各種
センサからの検出信号が入力される。ECU21には、
燃料ポンプ8及びインジェクタ6が接続されている。E
CU21は、燃料ポンプ8への通電、非通電を制御する
とともに、インジェクタ6への通電時間を制御して燃料
噴射量を調整する。ECU21の制御によってインジェ
クタ6が開弁する結果、燃料が吸気管2内に噴射され
る。この燃料は、吸入空気と混合し、混合気となってエ
ンジン1の各気筒毎の燃焼室へ供給される。
【0007】前記電動式燃料ポンプ8の吐出口9には、
燃料供給ライン封止用の逆止弁32が組み込まれてい
る。この逆止弁32はポンプ停止時には閉弁状態にあ
る。この状態からエンジンが運転されて燃料ポンプ8が
作動すると、燃料吐出圧によって逆止弁32が開弁する
ことで燃料が燃料供給管10へ送られる。この状態でエ
ンジン停止すなわちポンプ停止状態となると、燃料供給
ライン内の圧力によって逆止弁32が閉弁し、燃料供給
ラインを封止することによりその燃料供給ラインに残圧
をもたせる。このように燃料供給ラインに残圧をもたせ
ることにより、高温時のベーパロックを防止しエンジン
1の再始動を容易にしている。なおポンプ停止時におい
てはインジェクタ6及びプレッシャレギュレータ12が
閉弁状態となる。
【0008】また近年、上記燃料供給装置(これを一般
型燃料供給装置という)における燃料リターン管13を
廃止する傾向にある。この燃料リターン管13を廃止し
た燃料供給装置(これをリターンレス型燃料供給装置と
いう)の一例が図6に概略図で示されている。なお図示
のリターンレス型燃料供給装置は、図5の一般型燃料供
給装置の一部を変更したものであるからその変更部分に
ついて詳述し、同一もしくは実質的に同一構成と考えら
れる部分には同一符号を付して重複する説明は省略す
る。図6において、リターンレス型燃料供給装置のデリ
バリパイプ11は、一般型燃料供給装置におけるプレッ
シャレギュレータ12及び燃料リターン管13に代え
て、燃料タンク7内において燃料供給ラインから分岐す
る分岐管22を設け、その分岐管22にプレッシャレギ
ュレータ12を設けている。プレッシャレギレータ12
は、燃料供給ラインの燃圧を調整し、余剰燃料を分岐管
22を通じて燃料タンク7へ流す。
【0009】上記したようなリターンレス型燃料供給装
置においても前記逆止弁32を設けた燃料ポンプ8が用
いられており、ポンプ停止状態となると、前記したよう
に逆止弁32が燃料供給ラインを封止することにより燃
料供給ラインに残圧をもたせている。
【0010】なお上記の他、一般型燃料供給装置には例
えば特開平7−119575号公報に開示されたものが
ある。またリターンレス型燃料供給装置には例えば特開
平7−77122号公報に開示されたものがある。また
吐出口9に逆止弁32を設けた燃料ポンプ8には例えば
特開平5−87080号公報に開示されたものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した一般型及びリ
ターンレス型の燃料供給装置に設けられた逆止弁32に
よると、エンジン停止時すなわちポンプ停止時には燃料
温度に関係なく燃料供給ラインを封止してしまう。この
ため、エンジン高温時においてはベーパロックを防止し
エンジン1の再始動を容易にすることから本来の目的が
果たされる。しかし、エンジン常温時においてはベーパ
が発生しにくいため残圧を保持する必要性が薄れる一
方、残圧によるインジェクタ6の燃料噴射口からの燃料
洩れによりエンジン1の再始動が困難になるか、これに
至らずとも再始動時の排ガス中に未燃焼の燃料が多く含
まれることになり大気汚染物質であるHCが増加すると
いった問題が残る。
【0012】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、エンジン停止時におけるエンジン高温時のベーパロ
ックを防止しエンジンの再始動を容易にするとともに、
エンジン常温時には燃料供給ラインの残圧によるインジ
ェクタからの燃料洩れを防止することによりエンジンの
再始動を容易にしかつエンジン再始動時の排ガス中のH
Cを低減することのできる内燃機関の燃料供給装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、燃料タンク内の燃料を吸入する電動式燃
料ポンプからインジェクタにつながる燃料供給ラインに
残圧をもたせるための逆止弁を設けた内燃機関の燃料供
給装置において、前記燃料供給ラインから分岐し燃料タ
ンク内に連通する逃がし配管と、前記逃がし配管に配置
されかつ通常時は閉弁状態におかれる開閉弁と、前記内
燃機関の温度を検出する温度検出手段と、前記内燃機関
の停止時に前記温度検出手段からの検出信号に基づいて
常温時か高温時かを判定し、常温時と判定した場合にの
み前記開閉弁を開弁する開閉弁制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする内燃機関の燃料供給装置である。
【0014】この請求項1記載の内燃機関の燃料供給装
置において、エンジン停止時すなわちポンプ停止時にお
いて、開閉弁制御手段が温度検出手段からの検出信号に
基づいて高温時と判定した場合には開閉弁を開弁しない
ため、逆止弁が燃料供給ライン内の圧力によって閉弁
し、燃料供給ラインを封止する。このため、エンジン高
温時の燃料供給ラインに残圧をもたせることができ、ベ
ーパロックを防止しエンジンの再始動を容易にすること
ができる。また前記開閉弁制御手段が温度検出手段から
の検出信号に基づいて高温時と判定した場合には開閉弁
を開弁するため、前記逆止弁によって封止される燃料供
給ライン内の残圧を逃がし配管を介して逃がすことがで
き、残圧によるインジェクタからの燃料洩れを防止する
ことにより、その燃料洩れに起因するエンジン再始動性
の悪化を防止するとともにエンジン再始動時の排ガス中
のHCの増加を回避することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1,2につい
て順に説明する。 〔実施の形態1〕実施の形態1について図1〜図3を参
照して説明する。なお本実施の形態は前記従来例におけ
る一般型の燃料供給装置(図5参照)に変更を加えたも
のであるからその変更部分について詳述し、従来例と同
一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分には同一
符号を付して重複する説明は省略する。内燃機関の燃料
供給装置の概要を示した図1において、燃料供給ライン
の燃料供給管10の上流部からは逃がし管50が分岐さ
れており、その逃がし管50にリリーフバルブ52を配
置している。逃がし管50は、燃料タンク7内において
燃料供給管10から分岐しており、その先端部が燃料タ
ンク7内の下部にて開放されている。
【0016】前記リリーフバルブ52は前記ECU21
によって開閉制御される電磁弁からなり、その断面図が
図2に示されている。図2において、ステータ53には
軸方向に貫通する通路54が形成されており、その一端
部(図示左端部)に入口ポート55が形成されている。
入口ポート55には前記逃がし管50の上流側部分が連
通される。ステータ53の他端部には軸方向に貫通する
通路57をもつガイド部材56がねじ付けられている。
ガイド部材56の先端部(図示右端部)はその通路57
の通路径を小さくする段付状に形成されており、その先
端部に出口ポート58が形成されている。出口ポート5
8には、前記逃がし管50の下流側部分が連通される。
また前記ガイド部材56の段付面の内周部にはバルブシ
ート部59が形成されている。
【0017】前記ガイド部材56の大径側通路内にはプ
ランジャ60が軸方向に移動可能に挿入されている。プ
ランジャ60には、軸方向に延びる通路61が形成され
ている。この通路61は前記ステータ53側に開口する
一方、他方はプランジャ60の先端部の半径方向に貫通
する連通路62と連通している。プランジャ60の先端
面には、前記バルブシート部59と当接するバルブ部6
3が設けられている。なおプランジャ60の先端部の外
周面とガイド部材56の通路の内周面との間には隙間6
4が形成されている。前記プランジャ60は、それとス
テータ53との間に介装されたスプリング65によって
閉弁方向(図示右方)へ付勢されている。
【0018】前記ガイド部材56には、コイル67を巻
装したボビン66が嵌挿されている。このコイル67付
きボビン66はケース68によって覆われている。ケー
ス68は、半割状をなす一対のケース半体68a,68
bによって形成されている。前記コイル67は、ケース
外部に引き出されるリード線69と接続されている。リ
ード線69は前記ECU21と接続されている。なおス
テータ53及びプランジャ60は、磁気通路を形成する
ため鉄など磁性材料で形成されている。またバルブ部6
3またはバルブシート部59の一方あるいは両方の当接
面には、燃料の締め切り性をよくするためのゴムなどの
弾性材料が貼付されることもある。
【0019】前記リリーフバルブ52において、コイル
67に対する通電がないときは、スプリング65の付勢
によりプランジャ60とともにバルブ部63がガイド部
材56のバルブシート部59に押しつけられており閉弁
状態にある。従って、入口ポート55からステータ53
の通路54、プランジャ60の通路61及び連通路62
を通ってくる燃料は、プランジャ60の先端部とガイド
部材56の通路との間の隙間64に滞留している。
【0020】この状態より、ECU21を通じてコイル
67が通電されると、コイル67の発生する電磁力によ
りプランジャ60がスプリング65の付勢に抗してステ
ータ53に当接するまで引き寄せられる。これにより、
バルブ部63がバルブシート部59から離れて開弁状態
となる。すると、前記隙間64に滞留していた燃料は出
口ポート58の通路56を通じて吐出される。また前記
コイル67への通電を停止した場合は、電磁力がなくな
るので、スプリング65の付勢をもってプランジャ60
が移動されることにより、再び閉弁状態に戻る。
【0021】次に、前記リリーフバルブ52の制御にか
かるECU21の処理について図3のフローチャートを
参照して説明する。この処理にかかるサブルーチンは、
エンジン停止後、電源を遮断する前に行われる処理とし
て起動される。エンジン停止した後、ステップ101に
おいて、エンジン温度が高温状態にあるかどうか、例え
ば雰囲気温度が35℃以上であるか否かを判定する。な
お、一般的に雰囲気温度を検出する機構は自動車等には
装備されていないため、この機構の代用として吸気温度
(吸気温)とエンジン冷却水温を単独又は併用して行う
ようにしてよい。本形態では、例えば吸気温度が35℃
以上でかつエンジン冷却水温が100℃以上のときを高
温状態と判定する方法をとった。吸気温度は前記吸気温
センサ17によって検出され、またエンジン冷却水温は
水温センサ19によって検出される(図1参照)。な
お、エンジン高温状態における各温度の一例をあげてお
くと、大気温が35℃、吸気温が35℃で、エンジン冷
却水温が100℃〜130℃のとき、燃料温度は40℃
〜60℃である。
【0022】ステップ101で、高温状態でないとされ
た場合は、常温と判定してリリーフバルブ52を通電し
て残圧を開放する。このときの通電時間は燃料供給ライ
ンの配管の容量とリリーフバルブ52の最小通路径によ
って決められるが、通常の乗用車であれば数秒間通電す
れば残圧は開放され、ほぼタンク内圧(概ね、数100
mmAq )と同等になる。なおタンク内圧が数100 mmA
q になると、エバポシステムのキャニスタからリークす
るので、リリーフ時の燃圧はこれ以上にならない。以上
で、このサブルーチンを終了する。
【0023】これにより、エンジン常温時の燃料供給ラ
インの残圧を無くすことができ、残圧によるインジェク
タ6からの燃料洩れを防止することにより、その燃料洩
れに起因するエンジン再始動不良を防止するとともにエ
ンジン再始動時の排ガス中のHCの増加を回避すること
ができる。また、このように常温時のリリーフバルブ5
2は開弁状態となるが、燃料供給ラインの他の箇所(イ
ンジェクタ6、プレッシャレギュレータ12、逆止弁3
2)が閉弁状態を維持するため、その燃料供給ライン中
の燃料が抜けて空気が入ることはない。また、このとき
燃料温度は低いためベーパはほとんど発生しないことか
ら、ベーパロックによるエンジン1の再始動性不良とい
った問題もほとんど起こらない。
【0024】またステップ101で高温状態と判定され
た場合は、リリーフバルブ52に通電することなく、サ
ブルーチンを終了する。これにより、燃料供給ラインが
封止されるため、エンジン高温時の燃料供給ラインに残
圧をもたせることができ、これによりベーパロックを防
止できることによってエンジン1の再始動が容易とな
る。
【0025】なお本実施の形態において、逃がし管50
にて逃がし配管を構成し、リリーフバルブ52にて開閉
弁を構成し、吸気温センサ17及び水温センサ19にて
温度検出手段を構成し、ECU21にてリリーフバルブ
52制御手段を構成している。
【0026】〔実施の形態2〕実施の形態2について図
4を参照して説明する。本実施の形態2は前記従来例に
おけるリターンレス型の燃料供給装置(図6参照)に実
施の形態1とほぼ同様の変更を加えたものであるからそ
の変更部分について詳述する。内燃機関の燃料供給装置
の概要を示した図4において、分岐管22の上流部から
逃がし管50が実施の形態1と同様に分岐されており、
この逃がし管50に実施の形態1と同様のリリーフバル
ブ52が配置されている。本実施の形態によっても、実
施の形態1とほぼ同等の作用効果が得られる。
【0027】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン停止時におけ
るエンジン高温時のベーパロックを防止しエンジンの再
始動を容易にするとともに、エンジン常温時には燃料供
給ラインの残圧によるインジェクタからの燃料洩れを防
止することによりエンジンの再始動を容易にしかつエン
ジン再始動時の排ガス中のHCを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す燃料供給装置の概要を示す
説明図である。
【図2】開閉弁の断面図である。
【図3】開閉弁の開閉制御の処理にかかるフローチャー
トである。
【図4】実施の形態2を示す燃料供給装置の概要を示す
説明図である。
【図5】一般型燃料供給装置の概要を示す説明図であ
る。
【図6】リターンレス型燃料供給装置の概要を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関) 6 インジェクタ 7 燃料タンク 8 燃料ポンプ 17 吸気温センサ(温度検出手段) 19 水温センサ(温度検出手段) 21 ECU(開閉弁制御手段) 32 逆止弁 50 逃がし管(逃がし配管) 52 リリーフバルブ(開閉弁)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の燃料を吸入する電動式燃
    料ポンプからインジェクタにつながる燃料供給ラインに
    残圧をもたせるための逆止弁を設けた内燃機関の燃料供
    給装置において、 前記燃料供給ラインから分岐し燃料タンク内に連通する
    逃がし配管と、 前記逃がし配管に配置されかつ通常時は閉弁状態におか
    れる開閉弁と、 前記内燃機関の温度を検出する温度検出手段と、 前記内燃機関の停止時に前記温度検出手段からの検出信
    号に基づいて常温時か高温時かを判定し、常温時と判定
    した場合にのみ前記開閉弁を開弁する開閉弁制御手段
    と、を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装
    置。
JP6282496A 1996-03-19 1996-03-19 内燃機関の燃料供給装置 Pending JPH09250414A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029317A (ja) * 2004-06-14 2006-02-02 Aisan Ind Co Ltd リターンレスシステムにおける燃料供給装置
US7934490B2 (en) 2006-04-12 2011-05-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Start-up control device and start-up control method for internal combustion engine

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040315