JPS62195451A - 燃料噴射方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はＬＰＧのような液化ガスに適した燃料噴射方法
に関するものであり、主に自動車エンジンの燃料供給に
利用される。

燃料ポンプで加圧した燃料を噴射弁によって吸気路へ噴
射するシステムは、一般に本発明実施例の図面にも示さ
れているように燃料タンク１の燃料を噴射弁６に送る供
給管路５と燃料ポンプ４で加圧された燃料の一部な燃料
タンクｌに戻す戻し管路８とを具えており。

戻し管路８に設けた圧力調整器７によって噴射弁６から
吸気路１１へ噴射する燃料を所定圧力に調整する。

このような燃料系統において、二／ジ／停止後に工ンジ
／周辺が高温になると供給管路５や噴射弁６などに充満
している燃料が加熱され更には蒸発気化して気個を発生
し、再始動時に適正流量の燃料を吸気路１１に供給でき
ずエンジンの再始動が不調になるという問題がある。そ
の対策として、圧力ｎｇ器７に導入する吸入管負圧を一
定以上の高温時に温度センサ１２からの信号によって大
気圧に切換え。

温度上昇や気泡発生による燃料％密度の低下な補正して
所要空燃比となるように噴射弁６からの噴射圧力な高め
ることが行なわれている。しかしながら、この方法では
燃料が設定温度よりも高いとぎに自動的に噴射圧力を一
定値まで高めるので、燃料温度や気泡発生状況に応じた
きめこまかい補正を行なうことができない。

また、このようなシステムはガソリンのような液体燃料
の供給に使用されているが、同様のシステムでＬＰＧの
ような液化ガスを供給することも考えられる。液化ガス
は熱的形Ｊを受けやす（容易に気化する性質をもってい
るのでガソリンに比べて圧力変化がきわめて大きく、圧
力ｙＡ整器の設定圧力を変えただけでは適正な補正が行
なえないという問題がある。

本発明は前述のような問題点を解決し、燃料系統内の燃
料が塾的影響を受けてもエンジンの再始動を確実に行な
わせることができる燃料噴射方法な提供することを目的
とする。

本発明は、燃料タンクの燃料な燃料ポンプで加圧し圧力
調整器で調整して噴射弁から吸気路に噴射する燃料噴射
方法において、圧力調整器をバイパスさせて開閉弁を有
する放出管路を設け、エンジン始動時に燃料系統内の燃
料が設定温度よりも高いとき始動に先宜ち前記開閉弁な
開弁して高温燃料を燃料系統から放出し燃料夕／り内の
燃料と入れ替えることを特徴とする溝底としたつ 実施例 本発明の実施例な図面に基いて説明する。

図面は液化ガスを使用する燃料系統に本発明を実施した
一例を示しており、耐圧容器からなる燃料タンク１から
噴射弁６０入口に至る供給管路５にｔ磁片２．フィルタ
３．燃料ポンプ４が順に設けられ、また噴射弁６の出口
から燃料タンク１に至る戻し管路８に燃圧調整器７．電
磁弁１３が順に設けられている。

そして、エンジンの始動時に前記二つの゛電磁弁２．１
３を同時に開弁するとともに燃料ポンプ４を連動し、圧
力調整器７によって所定圧力に調整された燃料、を噴射
弁６から吸気路１１へ噴射するものであり、電磁弁２．
１３．燃料ポンプ４．噴射弁６には電子式の制御ユニッ
ト１４から駆動信号が送られる。

圧力調整器７はダイヤフラムで仕切られた燃料室とダイ
ヤプラム室とな有するよく知られた構成であるが９本実
施例ではダイヤフラム室を燃料タンク１と圧力導管１５
で接続し。

従って燃料ポンプ４の入口圧力と出口圧力との差圧力に
応じて噴射弁６からの噴射圧力が調整されるようになっ
ている。また、ｅｆ＋ポンプ４の燃料流量は圧力調整器
７による調整圧力が小さくなるに従って多くなる特性を
有しており、第２図のような関係を有している。

戻し管路８には圧力Ａ幣器７をバイパスさせて電磁駆動
の開閉弁９を有する放出管路１０が設けられている。こ
の開閉弁９は燃料系統内の燃料が設定温度よりも高く、
且つエンジン始動前であるとぎに制御ユニット１４から
の駆動信号によって開弁するようになっている。

ＲＩＪち、燃料温度は燃料系統の噴射弁６またはこれに
比較的近い個所９例えば圧力調帯器７の燃料室に設置し
た温度センサ１２から制御ユニット１４に入力されるｔ
気信号で判断される。

また、エンジンのキイスイッチまたはこれに連動スるス
イッチからなり、キイスイッチがスタート位１置に入っ
たときに閉成する制御スイッチ１６が開閉弁９の駆動電
路１７に設けられ。

スタート位置にある間または予め設定した一定時間だけ
制御スイッチ１６が閉成される。従って、燃料が設定温
度よりも高いときに限りキイスイッチがスタート位置に
入ると開閉弁９が開弁することとなる。

このように構成した本実施例は、エンジン始動に際して
キイスイッチをスタート位置に入れるとｔ磁片２．１３
が開弁するとともに燃料ポンプ４が駆動され、その際に
燃料が設定温度よりも高いときは開閉弁９が開弁して供
給管路５．噴射弁６に充満している高温燃料を放出管路
１０により圧力調整器７の下流側へノ；イバスさせ燃料
夕／り１へ放出する。また。

これと同時に圧力調整器７に入っている高温燃料も放出
される。そして、燃料ボンダ４で加圧され高温燃料を押
して放出させた燃料タンク１の低温燃料と入れ替るので
ある。

開閉弁９が閉弁しキイスイッチが点火位置に入ると圧力
調整器７により調整された燃料が噴射弁６から吸気路１
１に噴射される。

開閉弁９が開弁すると圧力調整器７の調整圧力はきわめ
て小さくなり一般には零となるので、第２図からも判る
ように燃料ポンプ４の燃料流量は最大となり、供給管路
５の高温燃料は短時間で燃料タンク１の低温燃料と入れ
替る。

尚、放出管路１０は戻し管路８と合流させることなく燃
料タンク１に接続させてもよく。

またキイスイッチとは独立させて制御スイッチ１６？設
け、始動前に運転者が閉成するようにしてもよい。更に
２本発明はガソリンのような液体燃料のシステムにもそ
のまま適用できることは言うまでもない。

本発明によると、エンジン停止後に７１０熱された燃料
系統内の高温燃料を始動に先立って圧力調整器をバイパ
スさせて燃料夕／りへ放出し低温燃料と入れ替えるもの
であるから。

燃料の熱的影響の度合い即ち密度低下の程度や気泡発生
の有無に関係な（設定温度よりも高温の燃料が燃料タン
クの低温燃料と交換された後にエンジンに供給されるこ
ととなり。

圧力調整器の設定圧力を変更することな（エンジンの再
始動な確実に行なわせることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す系統図、第２図は圧力調
整器による調整圧力と燃料流量との関係を示す図である
。 １・・・・・・燃料タンク、４・・・・・・燃料ポンプ
、５・・・・・・供給管路、６・・・・・・噴射弁、７
・・・・・・圧力調祭器、８・・・・・・戻し管路、９
・・・・・・開閉弁、１０・・・・・・放出管路１．１
１・・・・・・吸２路、１２・・・・・・温度センサ、
１４・・・・・・制御ユニット、１６・・・・・・制御
スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 燃料タンクの燃料を燃料ポンプで加圧し圧 力調整器で調整して噴射弁から吸気路に噴射する燃料噴
   射方法において、圧力調整器をバイパスさせて開閉弁を
   有する放出通路を設け、エンジン始動時に燃料系統内の
   燃料が設定温度よりも高いとき始動に先立ち前記開閉弁
   を開弁して高温燃料を燃料系統から放出し燃料タンク内
   の燃料と入れ替えることを特徴とする燃料噴射方法。