JPH09250215A - 埋設管継手 - Google Patents

埋設管継手

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Publication number
JPH09250215A
JPH09250215A JP8570896A JP8570896A JPH09250215A JP H09250215 A JPH09250215 A JP H09250215A JP 8570896 A JP8570896 A JP 8570896A JP 8570896 A JP8570896 A JP 8570896A JP H09250215 A JPH09250215 A JP H09250215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buried pipe
cylinder
vertical
vertical gutter
pipe joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8570896A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Wake
家 温 和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANITA HAUJINGU WEAR KK
Original Assignee
TANITA HAUJINGU WEAR KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TANITA HAUJINGU WEAR KK filed Critical TANITA HAUJINGU WEAR KK
Priority to JP8570896A priority Critical patent/JPH09250215A/ja
Publication of JPH09250215A publication Critical patent/JPH09250215A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】たてといと埋設管を接続するときに、埋設管の
位置がたてといの直下からちがずれていたりすると接続
施工が困難となったり、また接続できないこともあり、
無理をして接続すると施工後の外観も良好とはいえなか
った。 【解決手段】たてといと埋設管の接続部分に埋設管継手
を介して施工し、この埋設管継手の底面に落水筒を垂設
し、この落水筒が底面の中央よりややずれた位置に設け
ておく。これによって埋設管継手を回転させることによ
り落水筒の位置を変化させることができ、埋設管に合わ
せて調整可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は建物の壁面に沿って施工されるた
てといと、地中に埋設された埋設管の接続部分に被せて
接続する埋設管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の上部より壁面に施工されたたてと
いより流下してくる雨水は、地上部分で地中に埋設され
た埋設管に排水されるが、この時通常はたてといを埋設
管の中に直接挿入して接続される。しかしこの接続部は
たてといを埋設管の真上に施工しなければならないが、
実際にはその様な施工ができず多少のずれは発生するも
のであった。このずれに対してはエルボを用いたりする
こともあるが、多くはたてといを無理して接続すること
もあった。
【0003】またこの接続部分にはたてといを差し込ん
だ隙間からゴミなどが侵入したりすることがあり、また
接続を確実にして雨水の飛散を防いだり外観を良好にす
ることを考慮し、接続部分に埋設管継手を取り付けるこ
ともあった。
【0004】この埋設管継手は上部からたてといを差し
込むための差し込み筒と、下部には埋設管に差し込む落
水筒が形成され、また下端には外観を考慮して埋設管を
覆うカバー部分を取り付けることもあった。このような
従来より知られている埋設管継手は、差込み筒の下部の
中央部分に埋設管と接続するための落水筒が設けられて
いるが、上記したたてといと埋設管の位置ずれの調整に
対しては考慮されていないものであった。
【0005】すなわちたてといと埋設管の位置が正規の
位置よりずれている場合には、たてといを直接差し込め
ず、埋設管と接続できないようなこともあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様にたてといと埋
設管は確実に接続されなければ雨水を排水することはで
きないが、たてといが位置しなければ接続できないこと
になる。
【0007】特に実際の施工に於いては、たてといを施
工する業者と埋設管を施工する業者が異なることが多
く、このような場合には数cm程度のずれは発生するも
のであり、さらにこれを防ぐためにたてといの位置をず
らしたりするのは困難であり、建物の壁面に突出した部
分があるなど、建物の構造によっては施工ができないこ
ともあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係る埋
設管継手は、差込み筒と底面に垂設して埋設管の内部に
差し込む落水筒から構成されるが、この落水筒を底面の
中心よりわずかにずらした位置に形成したものである。
すなわち埋設管継手をたてといを中心に回転させて、適
切な位置で使用することを可能としたものである。
【0009】
【作用】すなわち、地上に突出した埋設管の位置がたて
といに対して多少ずれている場合、そのずれに対応した
方向に埋設管継手を回転させ、落水筒を適宜な位置にも
ってくることにより埋設管Eに接続できるものとなる。
【0010】たてといを中心として埋設管継手を回転さ
せることにより、底面の中心からずらした位置に垂設さ
れた落水筒の位置を変えることができ、、これによって
落水筒が適正な位置である埋設管の真上に配置され、た
てといからの雨水を確実に排水することができるものと
なる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に示した一実施例により本発
明を詳説する。図1は本発明に係る雨とい用の埋設管継
手Aを下方より見たときの斜視図であり、図2は実際に
施工したときの側面断面図を示す。
【0012】埋設管継手Aは厚さ0.8mmないし1.
2mm程度のステンレス鋼板やパイプなどをプレス成形
などによって製作され、図示例では1.0mmのものを
使用し、下部が幅広となっている略円筒形状に形成して
ある。埋設管継手Aは差込み筒1、及びその下部に曲面
部16を介して下部が広がった形状をなし、下端にはカ
バー部11が延設されている。
【0013】曲面部16とカバー部11の間の内部には
底面12が設けられ、この底面12には落水筒14が中
央よりずれた位置に垂設されている。すなわち図2の如
く底面12の周端縁から落水筒13の外周面の距離W1
とW2は異なるものとなっている。このずれの量はたと
えばW1が20mmとし、W2を40mmとするなどが
考えられるが、この数値はたてといや埋設管の太さなど
との関係で任意に設定できるものである。
【0014】また下端の帯状のカバー部11は埋設管と
の隙間からゴミが入ったり雨水が飛散したりすることを
防止するものであるが、下端は施工したときに地面に達
する程度の幅であるのが外観も良好となり望ましいもの
である。
【0015】一方、たてといBを挿入する差込み筒1の
上端縁は、内方に向かって幅数ミリの縁部15が内方に
折曲され、上端縁の補強を図ると共に、たてといBを差
し込んだり位置の調整でずらしたりする時に、たてとい
の表面や塗装面などを保護する役目も兼ねているもの。
【0016】図3(a)、(b)、(c)、は施工した
ときの壁面Cからの距離を模式的に表したものである
が、たてといを中心に埋設管継手を回転させたときの落
水筒13の位置を表している。
【0017】図3(a)は標準的な位置に落水筒13を
もってきたものであり、壁面Cからの距離W3は底面1
2の中心と一致している。図3(b)は90度右方向に
回転させて落水筒13の位置を壁面に近接させてW4と
したものであり、図3(c)は反対に壁面Cから離れた
位置であるW5として施工したものである。
【0018】施工するに際しては、壁面に施工したたて
といBの下端を差込み筒1の内部に差し込むと共に、地
面Dより突出した埋設管Eに落水筒13が挿入出来る位
置に埋設管継手Aを回転させて、落水筒13を埋設管E
の内部に差し込んで施工するものである。
【0019】図2は施工が完了したときの側面断面図を
示すが、施工後の納まりも十分で外観も良好となり、た
てといBから落下する雨水もすべて排水管Cの内部に排
水されその機能も十分に果たせるものである。
【0020】
【発明の効果】上記したように本発明に係るたてとい用
の埋設管継手は、建物の壁面とたてとい、及び埋設管の
位置関係が異なるときにも埋設管継手を回転させ適合す
る位置に合わせるだけで容易にして確実に施工できるも
のである。ものとなる。
【0021】すなわち、埋設管継手の底面には中心より
ずらした位置に落水筒が垂設されており、埋設管継手の
上部に差込み施工されるたてといを中心に回転させるこ
とにより落水筒の位置の調整ができる構造となっている
ものである。またこのような排水機能と共に、施工後に
たてといと埋設管との接続部分の外観も良好となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明に係る実施例である埋設管継手を下方
から見たときの斜視図を示し、
【図2】は同上の埋設管継手を施工したときの側面断面
図、
【図3】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同上の埋設
管継手の方向を壁面に対して回転させて変えて施工した
ときの平面図を示す。 A・・・埋設管カバー B・・・たてとい C・・・壁面 D・・・地面 E・・・埋設管 1・・・差込み筒 11・・カバー部 12・・底面 13・・落水筒 14・・挿入口 15・・縁部 16・・曲面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】たてといを挿入するための差込み筒と、該
    差込み筒の下部の底面に埋設管に挿入するための落水筒
    を形成して構成され、上記落水筒が底面の中央よりやや
    ずらした位置に垂設されてなることを特徴とする埋設管
    継手。
JP8570896A 1996-03-14 1996-03-14 埋設管継手 Pending JPH09250215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8570896A JPH09250215A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 埋設管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8570896A JPH09250215A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 埋設管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09250215A true JPH09250215A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13866334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8570896A Pending JPH09250215A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 埋設管継手

Country Status (1)

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JP (1) JPH09250215A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003373A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 パナソニック株式会社 免震建物の縦樋構造、及び継手ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018003373A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 パナソニック株式会社 免震建物の縦樋構造、及び継手ユニット

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