JPH09250168A - 建物の外壁材の取付け構造 - Google Patents

建物の外壁材の取付け構造

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JPH09250168A
JPH09250168A JP5910696A JP5910696A JPH09250168A JP H09250168 A JPH09250168 A JP H09250168A JP 5910696 A JP5910696 A JP 5910696A JP 5910696 A JP5910696 A JP 5910696A JP H09250168 A JPH09250168 A JP H09250168A
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JP
Japan
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building
unit
wall material
frame
attached
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Withdrawn
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JP5910696A
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English (en)
Inventor
Hirochika Nakashiyouya
博規 中庄谷
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水切り部材を取り付けなくても水切り効果が
得られる建物の外壁材の取付け構造を提供する。 【解決手段】 バルコニユニット17の床フレーム21に取
り付けられた外壁パネル12B の取付け構造であって、バ
ルコニユニット17の外壁パネル12B は、その下端面31が
床フレーム21の下端面32よりもTだけ下側に位置するよ
うに床フレーム21に取り付けられている。また、基礎上
に載置された建物ユニットのユニットフレームに取り付
けられた外壁パネルは、その下端面にこの下端面の長手
方向に沿った下向きの凹部が形成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁材の取
付け構造に関し、例えばユニット式建物に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、工場で建物を構成する居室等を建物
ユニットとして作製しておき、現場にこれらの建物ユニ
ットを輸送して建築するようにしたユニット式建物が施
工されている。前記建物ユニットは、床パネル、天井パ
ネル、前記床パネルと天井パネルの間に立設された柱、
外壁パネル等を備えて構成されたものである。
【0003】このようなユニット式建物には、バルコニ
が設けられたものもある。そして、このバルコニもバル
コニユニットとして工場で作製されたものが、現場にお
いて建物本体を構成する建物ユニットに取り付けられ
る。図7に示すように、このバルコニユニット51は、複
数のフレーム52で組み立てられた床フレーム53に外壁パ
ネル54が取り付けられて構成されている。この外壁パネ
ル54の下端面には、水切り部材55が取り付けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記水切り部材55は、
通常、現場において、建物ユニットに設置されたバルコ
ニユニット51の外壁パネル54に取り付けている。しか
し、このような水切り部材55の取付け作業は、作業に手
間がかかるため、現場作業の低減化を図ろうとするユニ
ット式建物の目的にそぐわないという問題があった。な
お、建物ユニットに設けられている外壁パネルの下端面
にも水切り部材が取り付けられているが、工場における
取付け作業であっても、工数が増えて建物ユニットの作
製効率を落としていた。
【0005】そこで、本発明は、水切り部材を取り付け
なくても水切り効果が得られる建物の外壁材の取付け構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図面を参照して説明する
と、図4に示すように、本発明の第1発明は、建物の骨
組み21を構成する構造材19に外壁材12B が取り付けられ
た建物の外壁材の取付け構造であって、前記外壁材12B
を、その下端面31が前記前記構造材19の下端面32よりも
下側に位置させて前記構造材19に取り付けたことを特徴
とする。
【0007】前記外壁材の種類は任意でよく、軽量気泡
コンクリート(ALC)パネル、サイディングパネル等
を使用できる。前記外壁材の下端面を前記構造材の下端
面よりどの程度下側に位置させるかは任意であるが、本
構成により、水切り部材を取り付けなくても充分な水切
り効果が得られる程度であればよい。
【0008】本発明の第2発明に係る建物の外壁材の取
付け構造は、第1発明において、図1に示すように、前
記建物は、複数の建物ユニットが組み合わせて建てられ
るユニット式建物10であり、各建物ユニット11は、構造
材となる複数のフレーム35,36で組み立てられたユニッ
トフレーム18を有することを特徴とする。前記ユニット
フレームは、建物ユニットの種類に応じて、フレームに
より箱型等に組み立てられたものである。
【0009】本発明の第3発明に係る建物の外壁材の取
付け構造は、第2発明において、図4に示すように、前
記外壁材12B は、バルコニユニット17のユニットフレー
ム21に取り付けられた外壁材であることを特徴とする。
【0010】本発明の第4発明は、図5に示すように、
建物の骨組みを構成する構造材35に外壁材12A が取り付
けられた建物の外壁材の取付け構造であって、下端面31
にこの下端面31の長手方向に沿った下向きの凹部33が形
成されている外壁材12A を、前記構造材35に取り付けた
ことを特徴とする。前記凹部の幅及び深さは任意でよい
が、この凹部によって、水切り部材を取り付けなくても
充分な水切り効果が得られる程度であればよい。
【0011】本発明の第5発明に係る建物の外壁材の取
付け構造は、第4発明において、図1に示すように、前
記建物は、複数の建物ユニットが組み合わせて建てられ
るユニット式建物10であり、各建物ユニット11は、構造
材となる複数のフレーム35,36で組み立てられたユニッ
トフレーム18を有することを特徴とする。
【0012】本発明の第6発明に係る建物の外壁材の取
付け構造は、第5発明において、図5に示すように、前
記外壁材12A は、基礎13上に載置された建物ユニット11
のユニットフレーム18に取り付けられた外壁材12A であ
ることを特徴とする。
【0013】本発明の第7発明に係る建物の外壁材の取
付け構造は、第5発明において、図6に示すように、前
記外壁材12C は、バルコニユニット17のユニットフレー
ム21に取り付けられた外壁材であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜5を参照して本発明の第1
実施形態に係るユニット式建物10における外壁パネル12
A,12B の取付け構造を説明する。図1に示すように、前
記ユニット式建物11は、基礎13上に設置された6個の建
物ユニット11よりなる1階部分14、この1階部分14の上
に設置された6個の建物ユニット11よりなる2階部分1
5、軒先ユニット16、2階の中央の建物ユニット11に取
り付けられたバルコニユニット17等を備えて構成されて
いる。
【0015】前記建物ユニット11は、骨組みであるユニ
ットフレーム18に床面材、天井面材(図示せず)、外壁
パネル12,12Aが取り付けられて構成されたものである。
このユニットフレーム18は、構造材である梁35と柱36に
より箱型に組み立てられている。なお。建物ユニット11
の1側面部は、複数枚の外壁パネル12,12Aで構成されて
いてもよい。図2に示すように、前記バルコニユニット
17は、フレーム19が四角形に組まれたユニットフレーム
である床フレーム21に床面材22が張られ、正面側と両側
面側にそれぞれ外壁パネル12B が取り付けられている。
これらの外壁パネル12B は、軽量気泡コンクリート(A
LC)製である。
【0016】前記床フレーム21内には、バルコニに降っ
た雨水を流すための排水パイプ23が設けられており、こ
の排水パイプ23は裏当て補強板24によりフレーム19に保
持されている。図3に示すように、この裏当て補強板24
は、第1部材25と、この第1部材25の一端部にこの部材
25と直交する方向に固定された第2部材26とを有する。
第1部材25は、フレーム19の外側面に固定されており、
また建物ユニット12側のユニットフレーム18に取り付け
られるものである。第2部材26は、排水パイプ23が挿通
される孔部27を有しており、フレーム19の内側面に固定
されている。前記排水パイプ23用の孔部27の位置は、ユ
ニット式建物10の外壁に設けられた縦樋28への連結位置
に正確に対応している。
【0017】一方、フレーム19の第2部材26の孔部27と
対向する部分には、この孔部27より水平方向に長めの四
角形の開口部29が形成されている。この開口部29の大き
さは任意であるが、縦樋28と連結される排水パイプ23を
所定位置に設けるための裏当て補強板24に対して、バル
コニユニット17の水平方向の位置調整を支障なく行うこ
とができる大きさである必要がある。
【0018】図4に示すように、前記バルコニユニット
17の外壁パネル12B は、その下端面31が床フレーム21の
下端面32よりもTだけ下側に位置するように床フレーム
21に取り付けられている。このための外壁パネル12B と
しては、通常の外壁パネルと比べて、外壁パネル12B の
下端面31がフレーム19の下端面32より突出している分T
だけ長いものであればよい。このTの長さは任意である
が、突出分Tによって水切り効果が得られる程度であ
る。
【0019】一方、図5に示すように、基礎13上に載置
された建物ユニット11のユニットフレーム18の梁35に取
り付けられた外壁パネル12A は、下端面31にこの下端面
31の長手方向に沿った下向きの凹部33が形成されたもの
である。この凹部33は、側面四角形であり、その幅と深
さは、この凹部33によって充分な水切り効果が得られる
程度とすればよい。
【0020】上記実施形態に係る外壁パネル12A,12B の
取付け構造は、予め工場で前記構造の建物ユニット11と
バルコニユニット17を作製しておき、現場において通常
通り、これらのユニット11,17 を組み合わせてユニット
式建物10を建てることにより得られる。
【0021】本実施形態に係る外壁パネル12A,12B の取
付け構造によれば、従来の水切り部材を取り付けなくて
も充分な水切り効果が得られる。従って、従来のような
現場での水切り部材の取付け作業が不要となるため、ユ
ニット式建物の目的とする現場作業の低減化に役立つ。
【0022】また、この取付け構造に必要なバルコニユ
ニット17用の外壁パネル12B は、通常の外壁パネルより
若干長いだけであり、製造工程は従来と同様であるた
め、実施が容易である。更に、基礎13上に載置された建
物ユニット11用の外壁パネル12A についても、下端面31
に凹部33を形成しておくだけでよいため、製造が容易で
ある。また、工場における建物ユニット11の作製作業に
おいて、従来のような水切り部材の取付け作業が不要で
あるため、作製作業の簡易化が実現できる。
【0023】次に、図6を参照して、本発明の第2実施
形態に係る外壁パネル12C の取付け構造を説明する。本
実施形態に係るバルコニユニット17のユニットフレーム
18に取り付けられた外壁パネル13C は、下端面31にこの
下端面31の長手方向に沿った下向きの凹部33が形成され
たものである。この凹部33も、前記外壁パネル12A の凹
部33と同様の形状を有する。本構造によっても、第1実
施形態と同様に、従来の水切り部材がなくても充分な水
切り効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る建物の外壁材の取付け構造
によれば、水切り部材を取り付けなくても水切り効果が
得られ、現場作業の低減化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るバルコニユニット
を含むユニット式建物の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るバルコニユニットの斜視図
である。
【図3】第1実施形態に係るバルコニユニットの要部拡
大斜視図である。
【図4】第1実施形態に係るバルコニユニットの外壁パ
ネルの取付け構造を示す断面図である。
【図5】第1実施形態に係る建物ユニットの外壁パネル
の取付け構造を示す断面図である。
【図6】第2実施形態に係るバルコニユニットの外壁パ
ネルの取付け構造を示す断面図である。
【図7】従来例に係るバルコニユニットの外壁パネルの
取付け構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ユニット式建物 11 建物ユニット 12,12A,12B,12C 外壁パネル 13 基礎 17 バルコニユニット 18 ユニットフレーム 19 フレーム 21 床フレーム 31 外壁パネルの下端面 32 床フレームの下端面 33 外壁パネルの凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/30 E04C 2/30 D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の骨組みを構成する構造材に外壁材
    が取り付けられた建物の外壁材の取付け構造であって、 前記外壁材を、その下端面が前記前記構造材の下端面よ
    りも下側に位置させて前記構造材に取り付けたことを特
    徴とする建物の外壁材の取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記建物は、複数の建物ユニットが組み
    合わせて建てられるユニット式建物であり、各建物ユニ
    ットは、構造材となる複数のフレームで組み立てられた
    ユニットフレームを有することを特徴とする請求項1に
    記載の建物の外壁材の取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記外壁材は、バルコニユニットのユニ
    ットフレームに取り付けられた外壁材であることを特徴
    とする請求項2に記載の建物の外壁材の取付け構造。
  4. 【請求項4】 建物の骨組みを構成する構造材に外壁材
    が取り付けられた建物の外壁材の取付け構造であって、 下端面にこの下端面の長手方向に沿った下向きの凹部が
    形成されている外壁材を、前記構造材に取り付けたこと
    を特徴とする建物の外壁材の取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記建物は、複数の建物ユニットが組み
    合わせて建てられるユニット式建物であり、各建物ユニ
    ットは、構造材となる複数のフレームで組み立てられた
    ユニットフレームを有することを特徴とする請求項4に
    記載の建物の外壁材の取付け構造。
  6. 【請求項6】 前記外壁材は、基礎上に載置された建物
    ユニットのユニットフレームに取り付けられた外壁材で
    あることを特徴とする請求項5に記載の建物の外壁材の
    取付け構造。
  7. 【請求項7】 前記外壁材は、バルコニユニットのユニ
    ットフレームに取り付けられた外壁材であることを特徴
    とする請求項5に記載の建物の外壁材の取付け構造。
JP5910696A 1996-03-15 1996-03-15 建物の外壁材の取付け構造 Withdrawn JPH09250168A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002201714A (ja) * 2000-10-25 2002-07-19 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002201714A (ja) * 2000-10-25 2002-07-19 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物

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Effective date: 20030603