JPH09249985A - 電極板搬送装置の位置決め構造 - Google Patents

電極板搬送装置の位置決め構造

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JPH09249985A
JPH09249985A JP8307896A JP8307896A JPH09249985A JP H09249985 A JPH09249985 A JP H09249985A JP 8307896 A JP8307896 A JP 8307896A JP 8307896 A JP8307896 A JP 8307896A JP H09249985 A JPH09249985 A JP H09249985A
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美紹 前田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電極板昇降時の作業効率を向上させ、同時
に、傷,打痕のない品質の良い金属板を製造することが
できる電極板搬送装置。 【解決手段】 吊垂装置16に取り付けられた少なくと
も2本のガイドロッド18と、電解槽30に隣接して且
つ吊垂装置16のガイドロッド18に対応して設けられ
た係合部材と、ガイドロッド18の下端部及び係合部材
の上端部に設けられ、両者の係合初期段階では該ガイド
ロッド18の水平方向のズレを許容すると共に係合最終
段階では該ガイドロッド18の水平方向のズレを修正し
て両者の位置決めを精密に行う位置決め手段18a,3
2とを備えて構成されてなる、多数の電極板22を吊り
下げた吊垂装置16を電解槽30の上方まで水平移動
し、その位置で吊垂装置16を昇降して電極板22を電
解槽30の所定位置に挿入し又は抜き出しする電極板搬
送装置10の位置決め構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気分解により電
極面に金属を析出するのに用いられる電解槽に多数の電
極板を供給排出する電極板搬送装置に係り、特に、多数
の電極板を吊り下げた吊垂装置を電解槽の上方まで水平
移動し、その位置で吊垂装置を昇降して電極板を電解槽
の所定位置に挿入し又は抜き出しする電極板搬送装置の
位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電極板搬送装置は、例えば、特公
昭56−4152号に記載されたものがある。この電極
板搬送装置は、図6に示されているように、ワイヤ−W
により昇降する吊り枠50に、フック52、54を介し
て電極板56を吊り下げるようにしたものである。尚、
電極板56にはアノ−ド側のものとカソ−ド側のものの
二種類がある。これら二種類の電極板は、四角形の平板
状であり、上部がフック52、54を掛けられるような
形状に形成されている。そして、これらの電極板56
は、同一の電解槽58内にアノ−ド側電極56とカソ−
ド側電極56とが交互に配列されている。これら多数の
電極板を電解槽58内に供給または受取するとき、吊り
枠50の下部に一定間隔に多数配設されたフックにより
吊り、吊り枠50全体を上部のワイヤ−Wで吊って昇降
するようになっている。
【0003】吊り枠50の昇降機構及び水平移動機構に
ついては、通常、ワイヤ−Wを巻上げ機等で昇降し、こ
の巻上げ機を搭載したフレームが設備上方に設置された
レ−ル上を水平移動するようになっている。巻上げ機を
搭載したフレームを移動させるための水平移動手段は、
位置制御手段により所定位置に停止することができるよ
うになっており、この位置制御手段により電解槽58上
方の所定位置に移動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電極板搬送装置
では、前述のように、吊り枠50がワイヤ−Wで吊られ
ている。従って、吊り枠50が水平移動を停止した後、
吊り枠50の揺れが電極板56に伝わったり、又、水平
移動手段の停止位置に誤差を生ずることがあった。この
ため、吊り枠50が下降したときに電極板56を電解槽
58の縁に接触させたり、揺れた複数の電極板56同志
が当たって電極面に傷,打痕を付けてしまう等の欠点が
あった。又、電極板56が揺れながら配置されると電極
板56の配置間隔が一定とならず、このことにより、電
極板56間にフック52、54を挿入して掛ける時、フ
ック52、54が電極板56に当たってしまい挿入でき
なかったり、フック52、54が電極板56を傷付けし
まうという欠点があった。
【0005】そして、電極板56の配置間隔が一定とな
らなかった場合には、人手によりカソード側の電極板5
6aをアノード側の電極板56bに押しつけてフック5
2、54を挿入するスペースを作っていた。図6(b)
に示した例では、アノード側の電極板56bの耳部の厚
さが標準の24mmである場合に、31mmの間隔が必
要なカソード側の電極板56aとアノード側の電極板5
6bの耳部との間がそれより小さくなることがあり、そ
の場合には作業員がその場所まで出向いて人手で修正し
ていた。このように、従来技術においては、電極板56
間の間隔を修正する作業やフック52、54を電極板5
6に掛けるとき、あるいは、電極板56を置く時の修正
作業を人手に頼らなければならず、作業効率が悪いとい
う欠点を有していた。
【0006】又、電極板搬送装置に電極板56を供給し
又はそれから電極板56を受け取る電極板供給受取位置
のコンベヤ等においても、上記と同様に電極板56及び
吊り枠50の揺れや水平移動手段の停止位置の誤差によ
り、コンベアに正しく電極板56を置くことができない
などの欠点があった。
【0007】本発明は、上記の従来技術の問題に鑑み、
複数の電極板を一定間隔に精度良く電解槽の所定位置に
挿入し又はそれから抜き出しすることができ、このこと
によって、人手で調節していた電極板56の間隔を等ピ
ッチで配されたフックから精度良くそのまま降ろせるよ
うにして電極板昇降時の作業効率を向上させ、同時に、
傷,打痕のない品質の良い金属板を製造することができ
る電極板搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は、多数の電極板を吊り下げた吊垂装置を電
解槽の上方まで水平移動し、その位置で吊垂装置を昇降
して電極板を電解槽の所定位置に挿入し又は抜き出しす
る電極板搬送装置の位置決め構造であって、吊垂装置に
取り付けられた少なくとも2本のガイドロッドと、電解
槽に隣接して且つ吊垂装置のガイドロッドに対応して設
けられた係合部材と、ガイドロッドの下端部及び係合部
材の上端部に設けられ、両者の係合初期段階では該ガイ
ドロッドの水平方向のズレを許容すると共に係合最終段
階では該ガイドロッドの水平方向のズレを修正して両者
の位置決めを精密に行う位置決め手段とを備えて構成さ
れてなる電極板搬送装置の位置決め構造を提供する。
【0009】上記発明の好ましい実施形態では、位置決
め手段は、ガイドロッドの下端面に設けられた円錐状の
凹部と、そして、係合部材の上面に設けられ円錐状の凹
部と補合する形状の円錐状の凸部とから構成されてい
る。
【0010】上記発明の他の好ましい実施形態では、ガ
イドロッドは、吊垂装置に対して上下方向にスライド可
能に取り付けられている。
【0011】上記発明のさらに他の好ましい実施形態で
は、電極板搬送装置に電極板を供給し又はそれより電極
板を受け取る電極板供給受取位置のコンベヤ等に隣接し
て断面逆V形状の凸状レ−ルを配置すると共に、ガイド
ロッドの下端面に、凸状レ−ルと補合する形状の溝を形
成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる電極板搬送
装置について、図示された好ましい実施形態に基いて説
明する。
【0013】図1は、本発明に係わる電極板搬送装置の
一実施形態の概略を示す斜視図である。
【0014】電極板搬送装置10において、吊垂装置1
6は上面の4箇所の吊り部材14の部分でワイヤ−Wに
より水平に吊り下げられている。ワイヤ−Wの上方に
は、図示されていないが、ワイヤ−Wを巻き上げる巻上
げ機と、この巻上げ機を搭載したフレームをレ−ル上で
複数並列配置された電解槽30の縦方向X又は横方向Y
(図1においては横方向Yにのみ連続して複数の電解槽
30を描いた)に水平移動する水平移動手段と、巻上げ
機を搭載したフレームを所望の電解槽30の上方に位置
するレ−ル上の所定位置に停止させる位置制御手段とが
備えられている。そして、電極板搬送装置10は、下方
の電解槽30の所定位置とコンベヤ40上の電極板供給
受取位置との間で吊垂装置16を垂直(図のZ方向)及
び水平移動させるものである。このコンベヤ40上で
は、複数の電極板22が所定間隔で且つ両側縁が揃うよ
うにして垂直に立てて搬送され、電極板供給受取位置P
において電極板搬送装置10に受け渡しされる。
【0015】吊垂装置16の下部には、カソ−ド側電極
を掛けるためのカソ−ドフックF1が吊垂装置16の長
手方向に2列に多数定間隔に設けられており、この外側
にアノ−ド側電極を掛けるためのアノ−ドフックF2が
同様にして同数設けられている。カソ−ドフックF1
は、図示されていない吊垂装置16内の昇降手段と水平
移動手段により、吊垂装置16に対する上下移動と吊垂
装置16の長手方向への水平移動が可能となっている。
カソ−ドフックF1とアノ−ドフックF2は、下端部が
電極板22を掛けるために鍵形に曲げられた形状をして
おり、吊垂装置16内に備えられた図示されていない旋
回機構により90度回転し、前記した鍵形の下端部を電
極板22に掛けることができるようになっている。
【0016】吊垂装置16の長手方向の両端部近傍に
は、一対となるガイドロッド18が夫々スライド軸受1
2により上下方向にスライド自在に取付けられている。
図2及び図3に示されるように、吊垂装置16に固定さ
れるブラケット12a内には、上側に4個及び下側に4
個の上側ロ−ラ12b,下側ロ−ラ12cが組み込まれ
ている。上側ロ−ラ12b,下側ロ−ラ12cのそれぞ
れは、回転軸が水平を向くようにして、従って、転がり
面が互いに対向するように配置されており、上ロ−ラ軸
受12d及び下ロ−ラ軸受12eにより回転自在に支持
されてブラケット12aに取付けられている。尚、この
スライド軸受12とガイドロッド18の機構は、リニア
ガイドとガイドレ−ルとからなる直線運動案内機構に置
き換えることができる。
【0017】図4に示されるように、ガイドロッド18
の上端部には、ガイドロッド18がスライド軸受12か
ら抜け落ちないようにする凸部24aを有するストッパ
24が設けられる。このストッパ24は、貫通穴26に
ボルト26aを通してナット26bで締結することによ
りガイドロッド18に固定されている。ガイドロッド1
8の上端面には、吊りボルト28が締め付けられてお
り、電極板搬送装置10のメンテナンス等のときにガイ
ドロッド18をワイヤ−等で吊り上げてスライド軸受1
2から引き抜くことができるようにしてある。又、ガイ
ドロッド18の下端面には、その空間が上方に向って漸
次狭くなる円錐形状の凹部18aと逆V字形の溝18b
とが形成されており、後述する電解槽30側の凸部材3
2およびコンベヤ40側の凸状レ−ル42と嵌合できる
ようになっている。凹部18aの内面頂部は円柱形状の
逃げ穴18cが形成されており、凸部材32と嵌合した
ときに小異物等を逃がしてがたつきのないようにしてい
る。円錐形状の凹部18aと凸部材32とは円錐状の面
全体で接触するため、位置決めが容易且つ正確に行うこ
とができる。凹部18aの形状は、凸部材32との関係
で種々の形状とすることができ、例えば、円柱状として
もガイドロッド18と凸部材32との位置決めを行うこ
とができる。尚、ガイドロッド18の材質には、腐食及
び摩耗を防ぐためにクロムメッキされた炭素鋼材を使用
している。
【0018】次に、隣接して多数配置された電解槽30
について説明する。
【0019】電解槽30は、希硫酸等の電解液を溜める
槽であり、底面に設けられた脚34により床にがたつき
なく置かれている。図示された実施形態においては、横
方向にのみ連続して複数の電解槽30を描いてあるが、
もちろん、縦方向にも複数列配置することができる。
【0020】各電解槽30内には、電極板搬送装置10
により吊り下ろされた多数の電極板22が配置される。
尚、これらの電極板22には、アノ−ド側電極とカソ−
ド側電極の2種類があり、この2種類の電極板が同一の
電解槽30内に一定間隔で交互に多数枚配置される。電
解槽30の側面を形成している対向する一対の側板30
a,30bの上縁には、上方に突出する凸部材32a,
32bが固定されている。尚、この凸部材32は、各電
解槽30に2個ずつ配置されており、吊垂装置16が下
降してきたときガイドロッド18と軸心が一致するよう
に構成されている。
【0021】この凸部材32は、図5に示されるよう
に、上部がガイドロッド18の凹部18aと嵌合するよ
うに円錐形状をしている。凸部材32の材質にはステン
レス鋼材を使用している。尚、本実施形態で、凸部材3
2は、円錐形状に形成したが、半球状に形成してもよ
い。この場合、ガイドロッド18側の凹部18aも半球
状に形成すればよい。
【0022】次に、コンベヤ40側の構造について説明
する。
【0023】図1に示されるように、電極板22を吊垂
装置16に供給し又はそれから受け取りするコンベヤ4
0に隣接する床上には、吊垂装置16の長手方向に平行
に凸状レ−ル42が設置されている。この凸状レ−ル4
2の形状は、図5に良く示されているように、断面形状
をガイドロッド18の溝18bに倣った逆V字形に形成
しており、吊垂装置16の下降時にガイドロッド18の
溝18bと嵌合するようにしている。尚、コンベヤ40
は、多数の電極板22を上面に所定間隔に立設支持し得
る構造のものであればどのようなものであっても良く、
図示されていないが、多数の電極板22の両側縁を揃え
る案内手段を備えている。
【0024】次に、本実施形態の作用及び効果について
説明する。
【0025】本実施形態は、以上説明したように構成さ
れているので、複数並列設置された電解槽30の内の所
望の電解槽30の上方までフレームを水平移動した後、
巻上げ機を作動してワイヤ−Wを延ばし吊垂装置16を
下降させる。これにより、先ず、ガイドロッド18の凹
部18aが選択された電解槽30の凸部材32に嵌まり
始める。このとき、凹部18a及び凸部材32は共に円
錐形状である為、ガイドロッド18が凸部材32の軸心
に対して水平方向に多少位置がずれて挿入された場合で
も、ガイドロッド18の下降に従って凸部材32の中心
線上に修正される。又、凸部材32の頂部に小異物が付
着していた場合でも、小異物は逃げ穴18cに逃げる
為、ガイドロッド18ががたつくことはない。
【0026】このように、吊垂装置16を電解槽30に
対して正確に降下させることができるため、複数の電極
板22を定間隔に安定させて電解槽30に挿入すること
ができる。又、電解槽30内に精度良く定間隔に配置す
ることができる為、電極板22間の電流効率を向上する
ことができる。本実施形態では、1%以上電流効率が向
上するものと見込むことができる。
【0027】前述のように、ガイドロッド18は、スラ
イド軸受12内の上下各4個ずつの上側ロ−ラ12bと
下側ロ−ラ12cとにより支持されており、必要に応じ
てスライド軸受12部分でスライド可能とされている
為、メンテナンス時に吊垂装置16の下面からガイドロ
ッド18を引っ込めて、吊垂装置16を所定の場所に置
いておくことができる。
【0028】さらに、電極板搬送装置10に電極板22
を供給し又はそれから受け取るコンベヤ40では、ガイ
ドロッド18下端の溝18bが凸状レ−ル42と嵌まり
合い、ガイドロッド18がスライドして吊垂装置16を
コンベヤ40に対して所望の位置に正確に案内する。こ
のため、上記電解槽30側での動作と同様に電極板22
の供給受取動作を安定確実にし作業効率を向上すること
ができる。なお、凸状レ−ル42の代わりに凸部材32
と同一の凸部材を、コンベヤ40に隣接して配置して
も、同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】本発明の電極板搬送装置では、電解槽の所
定位置上方から吊垂装置全体が下降してゆくと、先ず、
位置決め手段により、ガイドロッドの下端面と係合部材
の上端面とが係合し始める。両者の係合初期段階では、
ガイドロッドの水平方向のズレを許容すると共に係合最
終段階では該ガイドロッドの水平方向のズレを修正して
両者の位置決めを精密に行うから、吊垂装置の電解槽の
上方における停止位置は比較的ルーズであっても、最終
的にはガイドロッドと係合部材とは精密に位置決めさ
れ、従って、吊垂装置に吊り下げられた多数の電極板は
電解槽の中に精密位置制御されて挿入することができ
る。
【0031】又、電極板間の間隔を修正したりフックを
電極板に掛けるときの人手による修正作業が短縮され、
作業効率を向上することができる。
【0032】又、電極板が安定して昇降するため、複数
の電極板が揺れてぶつかり電極面に傷,打痕を付けてし
まうことがない。又、電極板間にフックを挿入するとき
電極板を傷付けることがない。そして、これらのことに
より、表面に傷,打痕のない品質のよい析出金属板を製
造することができる。
【0033】又、電解槽内に電極板を精度良く一定間隔
に且つ狭い間隔で配置できる為、電極板間の電流効率が
向上する。そして、このことにより設備消費電力を削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる電極板搬送装置の一実施形態
の概略を示す斜視図である。
【図2】 図1に示されたスライド軸受の構造を示す平
面図である。
【図3】 図2に示されたスライド軸受の正面図であ
る。
【図4】 図1に示されたガイドロッドの構造を示す側
面図である。
【図5】 本発明に係わる電極板搬送装置の位置決め手
段の一実施形態を示すもので、(a)はガイドロッドの
凹部と凸部材との嵌合を示す側面図であり、(b)はガ
イドロッドの溝と凸状レ−ルとの嵌合を示す側面図であ
る。
【図6】 従来の電極板搬送装置を示す正断面図及び平
面図である。
【符号の説明】
10 電極板搬送装置 12 スライド軸受 16 吊垂装置 18 ガイドロッド 18a 凹部 18b 溝 22 電極板 30 電解槽 32 凸部材 42 凸状レ−ル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の電極板を吊り下げた吊垂装置を電
    解槽の上方まで水平移動し、その位置で吊垂装置を昇降
    して電極板を電解槽の所定位置に挿入し又は抜き出しす
    る電極板搬送装置の位置決め構造であって、 前記吊垂装置に取り付けられた少なくとも2本のガイド
    ロッドと、 前記電解槽に隣接して且つ前記吊垂装置のガイドロッド
    に対応して設けられた係合部材と、 前記ガイドロッドの下端部及び前記係合部材の上端部に
    設けられ、両者の係合初期段階では該ガイドロッドの水
    平方向のズレを許容すると共に係合最終段階では該ガイ
    ドロッドの水平方向のズレを修正して両者の位置決めを
    精密に行う位置決め手段と、 を備えて構成されてなる電極板搬送装置の位置決め構
    造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記ガイドロッド
    の下端面に設けられた円錐状の凹部と、そして、前記係
    合部材の上面に設けられ前記円錐状の凹部と補合する形
    状の円錐状の凸部とから構成されてなる請求項1に記載
    の電極板搬送装置の位置決め構造。
  3. 【請求項3】 前記ガイドロッドは、前記吊垂装置に対
    して上下方向にスライド可能に取り付けられてなる請求
    項1又は2に記載の電極板搬送装置の位置決め構造。
  4. 【請求項4】 前記電極板搬送装置に電極板を供給し又
    はそれより電極板を受け取る電極板供給受取位置のコン
    ベヤ等に隣接して断面逆V形状の凸状レ−ルを配置する
    と共に、前記ガイドロッドの下端面に、前記凸状レ−ル
    と嵌まり合うように上方に向って漸次狭くなる溝を形成
    してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の電極板搬
    送装置の位置決め構造。
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