JPH09249891A - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JPH09249891A
JPH09249891A JP5947896A JP5947896A JPH09249891A JP H09249891 A JPH09249891 A JP H09249891A JP 5947896 A JP5947896 A JP 5947896A JP 5947896 A JP5947896 A JP 5947896A JP H09249891 A JPH09249891 A JP H09249891A
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gly
ala
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val
ser
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Shinobu Takahashi
忍 高橋
Makoto Makino
誠 牧野
Masataka Shiobara
正隆 塩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温においても油汚れに対して優れた洗浄力
を有するリパーゼを配合した洗剤組成物の提供。 【解決手段】 アニオン界面活性剤を10〜50重量%、ア
ルカリビルダーを20〜50重量%、亜硫酸塩を1〜10重量
%、及び配列番号1のアミノ酸配列を有するリパーゼを
0.05〜5重量%含有する洗剤組成物により、低温におい
ても油汚れに対して優れた洗浄力を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、低温で優れた油汚
れ洗浄力を有するリパーゼを配合した洗剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の洗剤組成物は、洗浄性能にほとん
ど寄与しない増量剤(通常はぼう硝が用いられる)を組
成物中に添加し、かつこれを噴霧乾燥等することによっ
て嵩密度0.3g/cc程度のビーズ状中空粒子として製造
していた。しかし、このような洗剤は、界面活性剤濃度
が低く、かつ比重が軽く、かさばるため、輸送コストが
かさみ、保管及び陳列にもかなりのスペースが必要であ
った。また、一般家庭においても置き場所に困ったり、
嵩高いため計量しにくいなどの欠点があった。そこで、
洗剤の使用量を少なく(洗浄液30L当り25g)して
も洗浄能力が変わらない高嵩密度粒状洗剤が開発された
(特開昭60-96698号公報)。最近では、洗剤の使用量を
さらに少なくした高嵩密度粒状洗剤(洗浄液30L当り
20g)が開発され、粒状洗剤の市場において主流にな
ってきている。これらの高嵩密度粒状洗剤組成物は、洗
浄力をいっそう向上させるために酵素が配合されてい
る。これは、洗浄されにくい汚垢成分中のタンパク質及
び脂質、特にトリグリセライドを洗浄するためである。
一般に、タンパク質に対してタンパク質分解酵素(プロ
テアーゼ)、及び脂質に対して脂質分解酵素(リパー
ゼ)を配合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、汚れ除去は、
温度が低下すると悪くなるという問題があった。特に、
従来のリパーゼ(ノボ社製の商品名『リポラーゼ』)を
添加した洗剤組成物は、低温における脂質(油汚れ)の
洗浄力が必ずしも十分ではなかった。そこで、本発明
は、低温においても油汚れに対して優れた洗浄力を有す
るリパーゼを配合した洗剤組成物を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、配列番号1の
アミノ酸配列を有するリパーゼを洗剤に配合することに
より、低温における油汚れ洗浄力を向上させたものであ
る。すなわち、本発明は、アニオン界面活性剤を10〜
50重量%、アルカリビルダーを20〜50重量%、亜
硫酸塩を1〜10重量%、及び配列番号1のアミノ酸配
列を有するリパーゼを0.05〜5重量%含有すること
を特徴とする洗剤組成物により、上記課題を解決するも
のである。以下、本発明について、さらに詳細に説明す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるアニオン界面
活性剤としては、脂肪酸低級アルキルエステルスルホン
酸塩(平均炭素鎖長8〜18)、直鎖または分岐アルキ
ル(平均炭素鎖長8〜18)ベンゼンスルホン酸塩、長
鎖アルキル(平均炭素鎖長10〜20)スルホン酸塩、
長鎖オレフィン(平均炭素鎖長10〜20)スルホン酸
塩、長鎖モノアルキル(平均炭素鎖長10〜20)硫酸
エステル塩、ポリオキシエチレン(平均重合度1〜1
0)長鎖アルキル(平均炭素鎖長10〜20)エーテル
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン(平均重合度3〜
30)アルキル(平均炭素鎖長6〜12)フェニルエー
テル硫酸エステル塩、長鎖モノアルキル、ジアルキルま
たはセスキアルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンモノ
アルキル、ジアルキルまたはセスキアルキルリン酸塩等
が挙げられる。
【0006】これらのアニオン界面活性剤は、対イオン
としてナトリウムイオン及びカリウムイオン等のアルカ
リ金属イオンを用いたアルカリ金属塩、並びにアミン塩
及びアンモニウム塩等の形態で用いることができる。ま
た、塩ではなく、酸の状態で添加して、使用してもよ
い。これらのうち、洗浄力、及び特に優れた耐硬水性の
点から、脂肪酸低級アルキルエステルスルホン酸塩が好
ましい。特に、洗浄液中の酵素の安定性が良好となるこ
とから、この脂肪酸低級アルキルエステルスルホン酸塩
を、最終洗剤組成物中に1%以上配合することが好まし
い。より好ましくは、5〜15%含有させるのが好まし
い。また、他のアニオン界面活性剤と併用することも好
ましい。次に、脂肪酸低級アルキルエステルのスルホン
酸塩について説明する。脂肪酸低級アルキルエステルの
スルホン酸塩は、典型的には以下の式(I)で表され
る。また、これはα−スルホ脂肪酸エステル塩とも呼ば
れている。
【0007】
【化1】 (R1 :アルキル基、 R2 :C1-3 の低級アルキル基、 M :対イオン。)
【0008】対イオンとしては、式(I)の化合物が水
溶性となるものを用いる。代表的には、対イオンはアル
カリ金属イオンであるのがよく、特にナトリウムイオン
が好ましい。飽和脂肪酸低級アルキルエステルのスルホ
ン酸塩は、エステル交換または脂肪酸のエステル化によ
り所定炭素数の脂肪酸低級アルキルエステルを得た後、
通常のスルホン化装置を用いて、無水硫酸等のスルホン
化剤と反応させ、必要に応じて熟成、漂白を行ったの
ち、中和することによって得られる。また、脂肪酸のス
ルホン化物を低級アルキルエステル化することによって
も得られる。また、不飽和脂肪酸低級アルキルエステル
のスルホン酸塩も用いられる。この塩は、不飽和脂肪酸
等を出発原料として、上記と同様に製造される。脂肪酸
低級アルキルエステルのスルホン酸塩の原料脂肪酸とし
て、牛脂、ヤシ油、パーム油などから誘導される動植物
起源の所定炭素数の脂肪酸や、合成脂肪酸が用いられ
る。アニオン界面活性剤の配合量は、最終組成物の10
〜50重量%であるのがよい。これは、10重量%未満
では最終洗剤組成物の洗浄力が不十分であり、一方50
重量%を越えると洗浄力が飽和に達するからである。ア
ニオン界面活性剤の配合量は、好ましくは最終組成物の
20〜45重量%であり、より好ましくは最終組成物の
25〜40重量%である。
【0009】本発明に用いるアルカルビルダーとして、
アルカリ金属塩の水溶性塩が挙げられ、炭酸カリウム及
び炭酸ナトリウム等が挙げられる。特に、低温溶解性の
点から、炭酸カリウムと炭酸ナトリウムとを併用するこ
とが好ましい。この際、炭酸カリウム/炭酸ナトリウム
の重量比を60/40〜10/90とするのが好まし
く、より好ましくは50/50〜20/80の範囲とす
るのがよい。また、アルカリビルダーの配合量は、最終
洗剤組成物の20〜50重量%で含有させるのがよい。
これは、20重量%未満では、洗浄力が不十分であり、
50重量%を越えると、洗浄力が飽和に達するからであ
る。好ましくは20〜40重量%、より好ましくは25
〜35重量%であるのがよい。
【0010】本発明に用いる亜硫酸塩としては、具体的
には、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、及び亜硫酸
水素ナトリウム等のアルカリ金属塩である。この亜硫酸
塩を、最終洗剤組成物に1〜10重量%、好ましくは1
〜5重量%含有させるのがよい。
【0011】本発明に用いる、低温で優れた脂質(油汚
れ)洗浄力を有するリパーゼは、配列番号1で表される
アミノ酸配列を有する。これは、起源がHumicola属であ
るリパーゼのアミノ酸配列(配列番号2)の第118番
目アミノ酸残基(アスパラギン酸)をロイシンに置換し
たものである。このリパーゼは、ノボノルディスク社か
ら『リポラーゼEX』の商品名で販売されている。この
配列番号1で表されるリパーゼ(以下、リポラーゼE
X)は、耐アルカリ性に優れ、従来よりも比活性が高い
リパーゼである。これを洗剤組成物に添加すると、従来
のリパーゼより、低温における油汚れの除去が飛躍的に
向上する。このリポラーゼEX(配列番号1)を、最終
洗剤組成物に0.05重量%〜5重量%、好ましくは
0.1重量%〜2重量%配合する。0.05重量%未満
では、低温での洗浄力が不十分である一方、5重量%を
越えると洗浄力が飽和に達するからである。
【0012】リポラーゼEX(配列番号1)の他に、さ
まざまな酵素を併用することもできる。例えば、加水分
解酵素、酸化酵素、還元酵素などである。このうち、プ
ロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ等の加水分解酵素
が望ましい。プロテアーゼとして、市販のアルカラー
ゼ、エスペラーゼ、サビナーゼ、デュラザイム、マキサ
ターゼ、マキサカル、マキサペム、ピュラフェクト、オ
プティクリーン、オプティクリーンMプラス、オプティ
マーゼ、ビオサム、カズサーゼ、等が挙げられる。ま
た、特公平03−79987号記載の菌株であるバチル
ス・エスピー(Bacillus sp.)Y株(微工研菌寄第80
88号)、バチルス・エスピー(Bacillus sp.)P株
(微工研菌寄第8090号)、バチルス・エスピー(Ba
cillus sp.)K株(微工研菌寄第8091号)、バチル
ス・エスピー(Bacillus sp.)X株(微工研菌寄第80
92号)より産生されるアルカリプロテアーゼ、又は上
記記載の菌株より産生されるアルカリプロテアーゼをコ
ードする遺伝子を発現させることにより得られるアルカ
リプロテアーゼを用いてもよい。
【0013】本発明の、アニオン界面活性剤、アルカリ
ビルダー、亜硫酸塩、及びリパーゼを含有する洗剤組成
物は、次のような方法により製造することができる。即
ち、アニオン界面活性剤、アルカリビルダー、及び亜硫
酸塩等を含有する、固形分50〜70%となる水性スラ
リーを形成する。得られたスラリーを前述の特開昭60-9
6698号公報等に記載されるように、ニーダー等で混練
し、混練物をカッターミルタイプ等の粉砕機で粉砕、造
粒し、さらに得られた造粒物を平均粒径10μm以下の
水不溶性微粉体でコーティングする。コーティングされ
た造粒物とリパーゼとを粉体ブレンドすることにより、
最終洗剤組成物を得る。また、上記のスラリーを噴霧乾
燥し、この噴霧乾燥品をノニオン界面活性剤等と混練
し、粉砕、造粒し、得られた造粒物とリパーゼとを粉体
ブレンドすることによっても最終洗剤組成物を得ること
ができる。
【0014】この噴霧乾燥品と混練するノニオン界面活
性剤として、種々のものを使用することができる。例え
ば、炭素数8〜18の1級または2級アルコールにエ
チレンオキサイドを平均4〜50モル付加させたEO付
加型ノニオン界面活性剤、炭素数8〜18の1級また
は2級アルコールにエチレンオキサイドを平均4〜50
モル、プロピレンオキサイドを平均3〜15モル付加さ
せたEO−PO付加型ノニオン界面活性剤、炭素数6
〜16の脂肪酸とグルコースなどの糖類とから得られる
糖−脂肪酸エステル型ノニオン界面活性剤、炭素数6
〜16のアルコールとグルコースなどの糖類とから得ら
れる糖−アルコールエーテル型ノニオン界面活性剤など
の一種又は二種以上の混合物を使用するのがよい。
【0015】本発明の洗剤組成物には、上記のアニオン
界面活性剤、アルカリビルダー、亜硫酸塩、及びリパー
ゼ、並びにノニオン界面活性剤の他に、さまざまな添加
剤を含有させることができる。この添加剤としては、ゼ
オライト、硫酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム
やピロリン酸ナトリウムのような無機ビルダー;クエン
酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ニ
トリロ三酢酸塩、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル
酸ナトリウム−無水マレイン酸ナトリウム共重合物、ポ
リアセタールカルボキシレート等のカルシウムイオン捕
捉ビルダー;珪酸塩等のアルカリビルダー;カルボキシ
メチルセルロース、ポリエチレングリコール等の再汚染
防止剤;石鹸等のすすぎ改良剤;パラトルエンスルホン
酸塩、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、
尿素などの粘度調整剤;プロテアーゼ、リパーゼ、セル
ラーゼ、アミラーゼ(特にアルカリ雰囲気において活性
を有するアルカリリパーゼ等)などの酵素;第4級アン
モニウム塩、ベントナイト等の柔軟付与剤;漂白剤、蛍
光剤、香料、色素などが挙げられる。
【0016】なお、上記の製法において、添加剤を添加
する時期は特に限定されず、水性スラリー中に添加して
もよく、噴霧乾燥後の造粒時に添加してもよい。また、
造粒後に粉体ブレンドしてもよい。ただし、酵素、漂白
剤は、熱により失活あるいは分解するため、造粒時に添
加するか又は造粒後に粉体混合するのが好ましい。熱に
よる失活を防ぐために、造粒後に粉体混合するのがより
好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の洗剤組成物によれば、従来のリ
パーゼを添加した洗剤組成物と比較して、低温での油汚
れに対する洗浄力が特に優れている洗剤組成物を提供す
ることができる。以下に、実施例を挙げて本発明を詳細
に説明する。
【0018】
【実施例】後述の表−1及び表−2に示した各成分のう
ち、プロテアーゼ、並びにリポラーゼ(ノボ ノルディ
スク社製(配列番号2))及び/又はリポラーゼEXを
除いた各成分を用いて、固形分60%の洗剤水性スラリ
ーを調製した。この洗剤水性スラリーを向流式噴霧乾燥
塔を用いて熱風温度240℃で水分5%になるように乾
燥して噴霧乾燥品を得た。この噴霧乾燥品は、平均粒径
350μm、嵩密度0.35g/ccであった。
【0019】次に、上記乾燥品、水、炭酸カリウムを、
連続ニーダー(栗本鉄工所製、KRCニーダー#2型)
に導入し、緻密で均一な混練物を得た。このニーダーの
排出口に径5mmの孔80個を有した多孔板(厚さ10
mm)を設置し、混練物を約5mmφx10mmの円筒
状ペレットとした。得られたペレットを2倍量(流量
比)の15℃の冷却空気とともに粉砕機(スピードミ
ル、ND−10型、岡田精工)へと導入した。このと
き、同時に粉砕助剤として微粉砕炭酸ナトリウムをペレ
ット100重量部に対して5重量部添加した。
【0020】粉砕機は長さ10cmのカッターをクロス
4段で有しており、3000rpmで回転し、スクリー
ンは360度パンチングメタルからなっている。この粉
砕機を連続で3段接続し、各段スクリーンの穴径を1段
目:3.5mm,2段目:2mm、3段目:1.5mm
とした。粉砕機を3段通過した粒子を冷却空気から分離
した。得られた生成物に表−1に記載された量のリポラ
ーゼEX及び/又はリポラーゼ並びにプロテアーゼを配
合して、表−1に示した組成を有する高嵩密度粒状洗剤
組成物を得た。これは、平均粒径500μm、嵩密度
0.8g/ccであった。この高嵩密度粒状洗剤組成物
の低温での油汚れ洗浄力を、次の方法により測定した。
【0021】油汚れ洗浄力評価方法 油汚れ汚垢布の作成方法(泥/トリオレイン汚垢布) 結晶性鉱物であるカオリナイト、バーミキュライトなど
を主成分とする粘土を200℃で30時間乾燥したもの
を無機汚垢として使用した。850ccの水に無機汚垢
30gを加えてポリトロンで分散させながらトリオレイ
ン20gを加えて安定な汚垢浴を作った。この汚垢浴中
に10cm×20cmの所定の清浄布(日本油化学協会
指定綿布60番)を浸漬したのち、ゴム製2本ロールで
水を絞り、汚垢の付着量を均一化した。この汚垢布を1
05℃で30分乾燥したのち、汚垢布の両面を左右25
回づつラビングした。これを5cm×5cmに裁断して
反射率が45±2の範囲のものを汚垢布に供した。この
ようにして泥/トリオレイン汚垢布を作成した。
【0022】洗浄力評価 U.S.Testing社のTerg−o−tomet
erを使用し、これに洗浄濃度が0.083%となるよ
うな洗剤溶液を900ml調製した。この溶液に上記汚
垢布10枚とメリヤス布を入れて浴比を30倍に合わ
せ、15℃で4時間浸漬した後、120rpm、10分
間洗浄した。その後すすぎ、乾燥工程終了後、反射率を
測定し洗浄力を求めた。なお、洗浄力の評価は、汚垢布
10枚の平均値で行った。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、Rは、カール・ツアイス社製のE
LREPHO反射率計によって測定される反射率(%)
である。
【0025】
【表1】 表−1 実 施 例 比 較 例 1 2 3 4 1 2 3 4 LAS*1 20 20 α−SF*2 5 5 石けん 5 5 ゼオライト 20 20 蛍光剤 0.3 0.3 水分(%) 7 炭酸ナトリウム 20 25 20 20 10 20 20 20 炭酸カリウム 10 5 10 10 5 10 10 10 亜硫酸ナトリウム 2 2 3 3 2 0 2 2 プロテアーゼ 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 リポラーゼ − − − − - − − 0.5 リポラーゼEX 0.5 0.5 0.5 1.0 0.5 0.5 − − 油汚れ洗浄力% 60 60 61 75 40 32 28 45 *1:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(R:C11-13 ) *2:α−スルホ脂肪酸塩メチルエステルナトリウム(脂肪酸残基:C14-16
【0026】
【表2】 表−2 実 施 例 比 較 例 5 6 7 8 5 6 7 8 LAS*1 10 10 AOS*2 10 10 AS*3 5 5 石けん 5 5 ゼオライト 20 20 蛍光剤 0.3 0.3 水分(%) 7 炭酸ナトリウム 15 15 15 15 8 15 15 15 炭酸カリウム 15 15 15 15 7 15 15 15 亜硫酸ナトリウム 1 2 3 3 2 0 2 2 プロテアーゼ 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 リパーゼSP − − − − - − 0.5 - リパーゼウルトラ 0.5 0.5 0.5 1.0 0.5 0.5 − − 油汚れ洗浄力% 54 56 57 66 35 28 41 22 *1:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(R:C11-13 ) *2:α−オレフィンスルホン酸カリウム(R:C14-18 ) *3:アルコールサルフェート(R:C14-16
【0027】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:291 配列の型:アミノ酸 トポロジー:線状 配列の種類:タンパク質 配列 Met Arg Ser Ser Leu Val Leu Phe Phe Val Ser Ala Trp Thr Ala Leu 1 5 10 15 Ala Ser Pro Ile Arg Arg Glu Val Ser Gln Asp Leu Phe Asn Gln Phe 20 25 30 Asn Leu Phe Ala Gln Tyr Ser Ala Ala Ala Tyr Cys Gly Lys Asn Asn 35 40 45 Asp Ala Pro Ala Gly Thr Asn Ile Thr Cys Thr Gly Asn Ala Cys Pro 50 55 60 Glu Val Glu Lys Ala Asp Ala Thr Phe Leu Tyr Ser Phe Glu Asp Ser 65 70 75 80 Gly Val Gly Asp Val Thr Gly Phe Leu Ala Leu Asp Asn Thr Asn Lys 85 90 95 Leu Ile Val Leu Ser Phe Arg Gly Ser Arg Ser Ile Glu Asn Trp Ile 100 105 110 Gly Asn Leu Asn Phe Leu Leu Lys Glu Ile Asn Asp Ile Cys Ser Gly 115 120 125 Cys Arg Gly His Asp Gly Phe Thr Ser Ser Trp Arg Ser Val Ala Asp 130 135 140 Thr Leu Arg Gln Lys Val Glu Asp Ala Val Arg Glu His Pro Asp Tyr 145 150 155 160 Arg Val Val Phe Thr Gly His Ser Leu Gly Gly Ala Leu Ala Thr Val 165 170 175 Ala Gly Ala Asp Leu Arg Gly Asn Gly Tyr Asp Ile Asp Val Phe Ser 180 185 190 Tyr Gly Ala Pro Arg Val Gly Asn Arg Ala Phe Ala Glu Phe Leu Thr 195 200 205 Val Gln Thr Gly Gly Thr Leu Tyr Arg Ile Thr His Thr Asn Asp Ile 210 215 220 Val Pro Arg Leu Pro Pro Arg Glu Phe Gly Tyr Ser His Ser Ser Pro 225 230 235 240 Glu Tyr Trp Ile Lys Ser Gly Thr Leu Val Pro Val Thr Arg Asn Asp 245 250 255 Ile Val Lys Ile Glu Gly Ile Asp Ala Thr Gly Gly Asn Asn Gln Pro 260 265 270 Asn Ile Pro Asp Ile Pro Ala His Leu Trp Tyr Phe Gly Leu Ile Gly 275 280 285 Thr Cys Leu 290
【0028】配列番号:2 配列の長さ:291 配列の型:アミノ酸 トポロジー:線状 配列の種類:タンパク質 配列 Met Arg Ser Ser Leu Val Leu Phe Phe Val Ser Ala Trp Thr Ala Leu 1 5 10 15 Ala Ser Pro Ile Arg Arg Glu Val Ser Gln Asp Leu Phe Asn Gln Phe 20 25 30 Asn Leu Phe Ala Gln Tyr Ser Ala Ala Ala Tyr Cys Gly Lys Asn Asn 35 40 45 Asp Ala Pro Ala Gly Thr Asn Ile Thr Cys Thr Gly Asn Ala Cys Pro 50 55 60 Glu Val Glu Lys Ala Asp Ala Thr Phe Leu Tyr Ser Phe Glu Asp Ser 65 70 75 80 Gly Val Gly Asp Val Thr Gly Phe Leu Ala Leu Asp Asn Thr Asn Lys 85 90 95 Leu Ile Val Leu Ser Phe Arg Gly Ser Arg Ser Ile Glu Asn Trp Ile 100 105 110 Gly Asn Leu Asn Phe Asp Leu Lys Glu Ile Asn Asp Ile Cys Ser Gly 115 120 125 Cys Arg Gly His Asp Gly Phe Thr Ser Ser Trp Arg Ser Val Ala Asp 130 135 140 Thr Leu Arg Gln Lys Val Glu Asp Ala Val Arg Glu His Pro Asp Tyr 145 150 155 160 Arg Val Val Phe Thr Gly His Ser Leu Gly Gly Ala Leu Ala Thr Val 165 170 175 Ala Gly Ala Asp Leu Arg Gly Asn Gly Tyr Asp Ile Asp Val Phe Ser 180 185 190 Tyr Gly Ala Pro Arg Val Gly Asn Arg Ala Phe Ala Glu Phe Leu Thr 195 200 205 Val Gln Thr Gly Gly Thr Leu Tyr Arg Ile Thr His Thr Asn Asp Ile 210 215 220 Val Pro Arg Leu Pro Pro Arg Glu Phe Gly Tyr Ser His Ser Ser Pro 225 230 235 240 Glu Tyr Trp Ile Lys Ser Gly Thr Leu Val Pro Val Thr Arg Asn Asp 245 250 255 Ile Val Lys Ile Glu Gly Ile Asp Ala Thr Gly Gly Asn Asn Gln Pro 260 265 270 Asn Ile Pro Asp Ile Pro Ala His Leu Trp Tyr Phe Gly Leu Ile Gly 275 280 285 Thr Cys Leu 290

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニオン界面活性剤を10〜50重量
    %、アルカリビルダーを20〜50重量%、亜硫酸塩を
    1〜10重量%、及び配列番号1のアミノ酸配列を有す
    るリパーゼを0.05〜5重量%含有することを特徴と
    する洗剤組成物。
JP5947896A 1996-03-15 1996-03-15 洗剤組成物 Pending JPH09249891A (ja)

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JP5947896A JPH09249891A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 洗剤組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023225459A2 (en) 2022-05-14 2023-11-23 Novozymes A/S Compositions and methods for preventing, treating, supressing and/or eliminating phytopathogenic infestations and infections

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WO2023225459A2 (en) 2022-05-14 2023-11-23 Novozymes A/S Compositions and methods for preventing, treating, supressing and/or eliminating phytopathogenic infestations and infections

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