JPH09249181A - 逆転ブレーキ装置付き内装ハブ - Google Patents

逆転ブレーキ装置付き内装ハブ

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JPH09249181A
JPH09249181A JP8058784A JP5878496A JPH09249181A JP H09249181 A JPH09249181 A JP H09249181A JP 8058784 A JP8058784 A JP 8058784A JP 5878496 A JP5878496 A JP 5878496A JP H09249181 A JPH09249181 A JP H09249181A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/14Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears
    • B62M11/16Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears built in, or adjacent to, the ground-wheel hub

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  • Transmission Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全ての変速段において、逆転ブレーキ装置に対
して一定の操作トルクとなる逆転ブレーキ装置付き内装
ハブの構造を提供すること 【解決手段】逆転動力の伝達開始時に、ギヤ枠の周方向
に形成された凹部(70)内に係合しているクラッチ体(6)
の係合部(67)を逆転動力によりリングギヤ(54)の周方向
に形成されたセレーション(54a) に向かって移動させて
セレーションと係合させるための傾斜ガイド面(70)が凹
部の逆転方向側の側面に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハブ軸と、前記ハ
ブ軸に回転可能に支持されている駆動体とハブ胴と、前
記駆動体とハブ胴との間の動力伝達を行う遊星ギヤ機構
と、前記駆動体と前記遊星ギヤ機構との間の動力伝達を
切り換えるために軸方向に移動可能なクラッチ体とから
なる逆転ブレーキ装置付き内装ハブであって、前記クラ
ッチ体は係合部を備えており、前記遊星ギヤ機構のギヤ
枠には前記係合部と動力伝達可能に係合する複数の凹部
が周方向に形成されており、前記遊星ギヤ機構のリング
ギヤには前記係合部と動力伝達可能に係合するセレーシ
ョンが前記凹部に対向するように形成され、その際第1
変速段は前記係合部が前記凹部に係合することにより作
り出され、第2変速段は前記係合部が前記セレーション
に係合することにより作り出されているものにに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述した逆転ブレーキ装置付き内装ハブ
は、例えばドイツ特許公報2337725号から知られ
ている。この内装ハブは、3段変速タイプであり、駆動
体と連結されている軸方向移動可能なクラッチ体がギヤ
枠と連結され、駆動体からの正転動力がこのギヤ枠に設
けられた遊星ギヤからリングギヤを経てハブ胴へ伝達さ
れることにより高速段が生み出され、さらにクラッチ体
がリングギヤと連結され、駆動体からの正転動力がこの
リングギヤから直接ハブ胴へ伝達されることにより中速
段が生み出され、クラッチ体がリングギヤと連結される
とともに駆動体からの正転動力がこのリングギヤ、遊星
ギヤ、ギヤ枠を経てハブ胴へ伝達されることにより低速
段が生み出される。逆転ブレーキ装置は、コースターブ
レーキとも呼ばれているよく知られた構造のもので、各
変速段において、駆動体からの逆転動力は、ギヤ枠に設
けているブレーキ円錘体を軸方向に移動させ、このブレ
ーキ円錘体の軸方向の移動がブレーキシュを拡径させ、
制動作用が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の逆転ブ
レーキ装置付き内装ハブでは、自転車に制動をかけるた
めペダルを逆転することで駆動体に逆転動力を与える
際、その時に設定されている変速段に応じて駆動体から
ギヤ枠への逆転動力の伝達経路が異なり、結果的に逆転
ブレーキ装置に対する操作トルクが異なることとなる。
本発明の目的は、全ての変速段において、逆転ブレーキ
装置に対して一定の操作トルクとなる逆転ブレーキ装置
付き内装ハブの構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による逆転ブレーキ装置付き内装ハブでは、
逆転動力の伝達開始時に、ギヤ枠の周方向に形成された
凹部内に係合しているクラッチ体の係合部を逆転動力に
よりリングギヤの周方向に形成されたセレーションに向
かって移動させて前記セレーションと係合させる強制移
動手段が備えられている。この構成によれば、ペダルを
逆転することで駆動体に逆転動力を与える際、クラッチ
体がギヤ枠に連結している変速段に設定されていても、
強制的に逆転動力を用いてリングギヤに連結し直され
る。これにより、逆転動力の伝達開始前に、つまり通常
走行時において、どの変速段に設定されていようとも駆
動体つまりクラッチ体にに逆転動力が与えられるとクラ
ッチ体がリングギヤと連結されることになり、逆転動力
はリングギヤを介してギヤ枠に伝達され、結果として同
じ操作トルクが逆転ブレーキ装置に与えられる。
【0005】本発明の好適な実施形態において、前記強
制移動手段はギヤ枠の凹部の逆転方向側の側面が係合部
の逆転駆動にともなって係合部をリングギヤのセレーシ
ョンに向かって移動させる傾斜ガイド面であり、この傾
斜ガイド面が凹部の逆転方向側の側面に形成されてい
る。この傾斜ガイド面が、前記凹部に係合している係合
部の逆転方向の力を分解してリングギヤの方への力の成
分を生じさせ、係合部がリングギヤのセレーションに係
合するまで、クラッチ体を軸方向に移動させる。この傾
斜ガイド面は、ギヤ枠の凹部の逆転方向側の側面を加工
することにより簡単に形成することができる。
【0006】さらに、この傾斜ガイド面の好適な実施形
態として、傾斜ガイド面を第1傾斜面と第2傾斜面とか
ら構成することが提案されるが、その際逆転動力伝達時
に前記係合部が前記第1傾斜面を経て前記第2傾斜面を
摺動し、前記第2傾斜面によって前記セレーション内に
押し込められるように前記第1傾斜面と前記第2傾斜面
が形成されている。つまり、逆転動力伝達時にクラッチ
体の係合部がギヤ枠からリングギヤに移動する際、まず
第1傾斜面を摺動してリングギヤに接触し、その後クラ
ッチ体は第2傾斜面からリングギヤのセレーションに入
り込む力を受けながらセレーションと係合部の位置関係
が揃うの待ってセレーション内に入り込んでいく。さら
に、係合部のセレーション内への入り込みを確実なもの
とするために、第2傾斜面から次の凹部までの周方向の
長さをセレーションの周方向ピッチより大きく設定し、
このことにより逆転動力伝達時に係合部が第2傾斜面か
ら次の凹部までの面とセレーションの山部の先端との間
に挟まれている間に前記係合部は前記セレーションに入
り込んで係合することができる。
【0007】本発明の好適な実施形態において、第2傾
斜面の傾きを前記第1傾斜面の傾きより大きいくするな
らば、係合部をセレーション内に押し込む段階において
リングギヤ方向へのより大きな力を生み出すことができ
るにもかかわらず、傾斜ガイド面全体の周方向の長さ、
つまり傾斜ガイド面が占有する中心角をできるだけ小さ
くすることができる。このことは、径の小さなギヤ枠に
傾斜ガイド面をもつ凹部を設ける際に好都合となる。も
ちろん、ギヤ枠に傾斜ガイド面のために十分なスペース
が確保できる場合は第1傾斜面と第2傾斜面の傾きを同
じにし、その加工を容易にすることも理にかなったこと
である。
【0008】さらに、クラッチ体の係合部がリングギヤ
のセレーション内へ入り込み易くするために、本発明の
さらに好適な実施形態では、リングギヤを軸方向に移動
可能とするとともに、このリングギヤをギヤ枠に向かっ
て弾性付勢している。この構成により、逆転動力伝達時
に係合部が傾斜ガイド面とセレーションの山部の先端と
の間に挟まれた場合リングギヤが付勢力に抗して逃げる
ことができるので、互いにこじり合うことなく、係合部
はセレーションと係合部の位置関係が揃うの待ってセレ
ーション内にスムーズに入り込んでいくことができる。
【0009】本発明による内装ハブを3段変速ハブに適
用する場合の1つの実施形態として、係合部が第1変速
段を作り出す位置とは異なる位置で凹部に係合すること
により中間変速段が作り出され、第1変速段は高速段
で、前記第2変速段は低速段で、前記中間変速段は中速
段であり、かつ高速段においてクラッチ体からの動力は
ギヤ枠からリングギヤを介してハブ胴に伝達され、中速
段においてクラッチ体からの動力はギヤ枠を介して直接
ハブ胴に伝達され、低速段においてクラッチ体からの動
力はリングギヤからギヤ枠を介してハブ胴に伝達される
ものが提案される。この場合は、高速段と中速段におい
て逆転がかかった時、クラッチ体の係合部がギヤ枠から
リングギヤに移動する。
【0010】さらに別な実施形態として、係合部が第2
変速段を作り出す位置とは異なる位置でセレーションに
係合することにより中間変速段が作り出され、第1変速
段は高速段で、第2変速段は低速段で、中間変速段は中
速段であり、かつ前記高速段においてクラッチ体からの
動力はギヤ枠からリングギヤを介してハブ胴に伝達さ
れ、前記中速段においてクラッチ体からの動力はリング
ギヤを介して直接ハブ胴に伝達され、前記低速段におい
てクラッチ体からの動力はリングギヤからギヤ枠を介し
てハブ胴に伝達されるものも提案される。この場合は、
高速段においてのみ逆転がかかった時、クラッチ体の係
合部がギヤ枠からリングギヤに移動する。本発明による
その他の特徴と利点は、以下図面を用いた発明の実施の
形態の説明で明らかになるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示された本発明による逆転
ブレーキ装置付き内装ハブのひとつの実施の形態は、3
段変速内装ハブである。さらに各変速段における主要部
材の動作が理解しやすいようにブロックダイヤグラムと
主要部材の模式図が各変速段別に図2から図7に示され
ている。
【0012】この内装ハブ1は、自転車フレームに固定
される軸芯Xをもつハブ軸2と、軸芯X回りで回転可能
にハブ軸2に支持されている駆動体3及びハブ胴4と、
この駆動体3とハブ胴4との間の動力伝達を行う遊星ギ
ヤ機構5と、この遊星ギヤ機構5による駆動体3とハブ
胴4との間の動力伝達経路を選択的に切り換えるクラッ
チ体6と、逆転ブレーキ装置としてそれ自体は公知のロ
ーラブレーキ8とを備えている。
【0013】この内装ハブ1の入力部として機能する駆
動体3は、チェインによって伝達される動力を受けるス
プロケット31を外周面に設けている。さらに、駆動体
3とハブ軸2との間には駆動体2の内周面に形成された
アウターレース部32とハブ軸2に形成されたインナー
レース部21とそれらの間に配置されるボール12とか
らなる第1ボール軸受機構11が備えられている。
【0014】この内装ハブの出力部として機能するハブ
胴4は、その外周面に自転車用車輪のスポーク(図示せ
ず)を連結するための一対のハブ鍔41を形成してい
る。さらに、ハブ胴4と駆動体3との間にはハブ胴4の
内周面に形成されたアウターレース部43と駆動体3の
外周面に形成されたインナーレース部33とそれらの間
に配置されるボール14とからなる第2ボール軸受機構
13が備えられている。なお、ハブ軸2に固定されてい
るブレーキアーム80とハブ胴4との間にも同様な第3
ボール軸受機構15が備えられている。
【0015】遊星ギヤ機構5はハブ軸の外周面に形成さ
れた太陽ギヤ51と、この太陽ギヤ51と噛み合うよう
に周方向に分布配置された3個の遊星ギヤ53と、この
遊星ギヤ53をギヤ軸55を用いて回転可能に支持して
いる円筒状のギヤ枠52と、この遊星ギヤ53と噛み合
うリングギヤ54とから構成されている。ギヤ枠52の
詳細は図8と図9に、リングギヤ54の詳細は図10と
図11に示されている。
【0016】リングギヤ54の一方の端部には自転車の
駆動方向の回転を伝達するワンウエイクラッチとして機
能する爪クラッチ16が設けられている。この爪クラッ
チ16は、それ自体は公知であり、ハブ胴4の内周面に
形成されたラチェット歯44に噛み合う揺動爪16a
と、この揺動爪16aを揺動可能にリングギヤ54に取
り付ける支持ピン16bと、この揺動爪16aを係合方
向に付勢する爪バネ16cから構成されている。ギヤ枠
52とハブ軸2との間には、自転車の駆動方向の回転を
伝達するワンウエイクラッチとして機能するローラクラ
ッチ17が設けられている。つまり、遊星ギヤ機構5か
らハブ胴4への動力の伝達は、爪クラッチ16を介して
のリングギヤ54からハブ胴4への伝達経路と、ローラ
クラッチ17を介してのギヤ枠52からハブ胴4への伝
達経路の2つラインがある。
【0017】前述した2つの伝達経路の切り換えは軸芯
X方向で第1位置と中間位置と第2位置の3つの位置に
設定されるクラッチ体6によって行われる。この目的の
ため、クラッチ体6はハブ軸3上を回転可能でかつ軸芯
Xに沿って移動可能である。クラッチ体6は、この実施
の形態では、筒状に形成された2つの部材、つまり第1
クラッチ部材60と第2クラッチ部材65とに分割構成
されている。この分割されたクラッチ体6の詳細は図1
2と図13に示されている。両部材のトルク伝達可能な
連結のため、第1クラッチ部材60の一端にはインナー
スプライン部61が、第2クラッチ部材65の一端には
アウタースプライン部66が設けられており、これらの
スプライン部61と66が係合することにより、両部材
60と65はトルク伝達が可能なように一体化される。
【0018】第1クラッチ部材60の他端には、駆動体
3の内周面に形成されたインナースプライン部34と係
合するアウタースプライン部62が設けられており、こ
れにより第1クラッチ部材60は、駆動体3に対して軸
芯X方向に移動可能であるとともに一体回転する。第2
クラッチ部材65の他端には、径方向外方に突き出した
係合部67が周方向に4つ分布配置されている。この係
合部67は、クラッチ体6の軸芯X方向に位置に応じ
て、リングギヤ54の内周面に周方向に分布形成された
軸方向溝状の12個のセレーション54a、又はギヤ枠
の内周面に周方向に分布形成された軸方向溝状の4個の
凹部70に係合する。より詳しく述べると、クラッチ体
6が第1位置と中間位置に位置する場合係合部67はギ
ヤ枠の凹部70に係合しており、さらにクラッチ体6が
図1に関して右方向に移動して第2位置に位置する場合
係合部67はリングギヤ54のセレーション54aに係
合する。さらに、第2クラッチ部材65の外周面には、
揺動爪16aと相互作用する段部68が設けられてい
る。この段部68は、クラッチ体6が第1位置より右方
向に移動して中間位置に達した場合揺動爪16aに作用
して揺動爪16aを倒し、揺動爪16aとラチェット歯
44との係合を解除する。この段部68の形状は、中間
位置より第2位置までのクラッチ体6の移動範囲におい
て段部68が揺動爪16aに作用して揺動爪16aの倒
れを維持するように設定されている。
【0019】クラッチ体6の係合部67とギヤ枠の凹部
70とリングギヤ54のセレーション54aの関係を図
5、6、7を用いて説明する。この図は、説明のための
模式図であり、凹部70とセレーション54aの形状
は、実際は周方向に配置されているにもかかわらず、こ
こでは展開された形で図示されている。図面の矢印は、
自転車の駆動方向を示しており、この方向の回転はこの
明細書ではしばしば正転と呼ばれ、反対方向の回転は逆
転と呼ばれる。
【0020】凹部70は、実質的に逆転方向側の側面を
構成する第1傾斜面71と第2傾斜面72、正転方向側
の側面74、及び底面73と、面取り部75と、さらに
先端の平坦面76とから形成されている。第1傾斜面7
1と第2傾斜面は、後で詳しく説明する強制移動手段と
しての傾斜ガイド面7を構成している。クラッチ体6が
第1位置に位置する場合係合部67は図5の実線で示す
aの位置でギヤ枠52と接当し、駆動体3の正転動力を
ギヤ枠52に伝達する。クラッチ体6が中間位置に位置
する場合係合部67は図6の実線で示すbの位置でギヤ
枠52と接当し、駆動体3の正転動力をギヤ枠52に伝
達する。クラッチ体6が第2位置に位置する場合係合部
67は図7の実線で示すcの位置でリングギヤ54と接
当し、駆動体3の正転転力をリングギヤ54に伝達す
る。
【0021】係合部67がギヤ枠52に接当している状
態で、ブレーキングのためペダルを逆転させ、結果的に
係合部67が駆動方向と逆に回転すると、係合部67は
第1傾斜面71に接当し、その傾斜により軸芯方向に沿
ってリングギヤ54の方に摺動する。さらに第2傾斜面
72まで摺動すると、リングギヤ54と接触し、場合に
よって平坦部76にまで入り込んでセレーション54a
に一致する位相関係になるまで摺動し、最後にセレーシ
ョン54a内に入り込み、駆動体3の逆転転力をリング
ギヤ54に伝達する。係合部67が第2傾斜面72と平
坦部76を摺動する間に係合部67がセレーション54
aに一致する位相関係を得るため、第2傾斜面72と平
坦部76の周方向距離:D1はセレーション54aの周
方向ピッチ:D2より大きく設定されている。この実施
例では第2傾斜面72の傾斜角は第1傾斜面71の傾斜
角より大きく設定しているが、凹部70の周方向分布の
スペースがとれれば、図14に示すように第2傾斜面7
2の傾斜角と第1傾斜面71の傾斜角を同一としても良
い。逆転動力伝達前の、つまり通常走行時のクラッチ体
6の位置にかかわらず、強制移動手段7の働きでリング
ギヤ54を介して伝達された逆転動力は、ローラブレー
キ8に伝達され、それ自体公知のプロセスでハブ胴を制
動する。
【0022】図番54bはリングギヤ54をギヤ枠52
の方に付勢している付勢バネであり、これにより係合部
67がリングギヤ5押し付ける状態であってもリングギ
ヤ5は右方向に逃げることができるので、係合部67は
スムーズにセレーション54aに入り込むことができ
る。図番69は、クラッチ体6をギヤ枠方向に付勢して
いる付勢バネであり、図番9はクラッチ体6を軸方向に
操作移動操作する操作体であり、図示されていない変速
ケーブルによって変速操作装置と接続されている。
【0023】次に上述した形態の逆転ブレーキ装置付き
3段変速内装ハブの作用を説明する;高速段は、クラッ
チ体6を第1位置に設定することにより実現できるが、
この状態は図2と図5に示されている。チェインを介し
て駆動体3で受け取られた正転動力は、クラッチ体6を
介して、クラッチ体6の係合部67と係合しているギヤ
枠52に伝達される。爪クラッチ16の揺動爪16aは
爪バネ16cによりラチェット歯44に係合しているの
で、ギヤ枠52に与えられた正転動力は遊星ギヤ53と
太陽ギヤ51の働きで増速されてリングギヤ54に伝達
され、さらに爪クラッチ16を経てハブ胴4に伝達され
る。ハブ胴4の速度はギヤ枠52の速度より大きいの
で、ローラクラッチ17はオーバーランニングする。こ
の状態でブレーキングのためにペダルを逆回転すると、
係合部67が凹部70に形成された傾斜ガイド面7の第
1傾斜面71に接当し、この第1傾斜面71を摺動し、
さらに第2傾斜面に移行して摺動し、リングギヤ54の
セレーション54aに入り込む。セレーション54aに
入り込んだ係合部67は、リングギヤ54に逆転動力を
伝達し、さらにこの逆転動力は遊星ギヤ53を介してギ
ヤ枠52に伝達される。ギヤ枠52が逆転駆動するとロ
ーラブレーキ17が作動し、ハブ胴を制動する。
【0024】中速段は、クラッチ体6を第1位置と第2
位置との間に位置する中間位置に設定することにより実
現できるが、この状態は図3と図6に示されている。チ
ェインを介して駆動体3で受け取られた正転動力は、ク
ラッチ体6を介して、なおもクラッチ体6の係合部67
と係合したままであるギヤ枠52に伝達される。爪クラ
ッチ16の揺動爪16aは第2クラッチ部材65の段部
68によってラチェット歯44から離脱させられている
ので、ギヤ枠52に与えられた正転動力はそのままロー
ラクラッチ17を経てハブ胴4に伝達される。この状態
でブレーキングのためにペダルを逆回転すると、高速段
の時と同様に係合部67が凹部70に形成された傾斜ガ
イド面7の第1傾斜面71に接当し、この第1傾斜面7
1を摺動し、さらに第2傾斜面に移行して摺動し、リン
グギヤ54のセレーション54aに入り込む。セレーシ
ョン54aに入り込んだ係合部67は、リングギヤ54
に逆転動力を伝達し、さらにこの逆転動力は遊星ギヤ5
3を介してギヤ枠52に伝達され、ローラブレーキ17
が作動し、ハブ胴を制動する。
【0025】低速段は、クラッチ体6を第2位置に設定
することにより実現できるが、この状態は図4と図7に
示されている。チェインを介して駆動体3で受け取られ
た正転動力は、クラッチ体6を介して、クラッチ体6の
係合部67と係合したリングギヤ54に伝達される。爪
クラッチ16の揺動爪16aは第2クラッチ部材65の
段部68によってラチェット歯44から離脱させられた
ままであるので、リングギヤ54に与えられた正転動力
は遊星ギヤ53と太陽ギヤ51の働きで減速されてギヤ
枠52に伝達され、ローラクラッチ17を経てハブ胴4
に伝達される。この状態でブレーキングのためにペダル
を逆回転すると、すでにリングギヤ54のセレーション
54aに入り込んでいる係合部67は、そのままリング
ギヤ54に逆転動力を伝達し、さらにこの逆転動力は遊
星ギヤ53を介してギヤ枠52に伝達され、ローラブレ
ーキ17が作動し、ハブ胴を制動する。以上のことか
ら、内装ハブ1では、変速位置が高速段、中速段、低速
段のいずれの位置であっても、ブレーキングのために逆
転駆動すると、常にクラッチ体6はリングギヤ54に係
合するため、均一なトルクで逆転ブレーキ装置8を作動
させることができる。
【0026】[別実施形態]図15〜20には、本発明
による逆転ブレーキ装置付き3段変速内装ハブの別実施
形態が示されている。先の実施形態では、高速段におい
てクラッチ体からの動力はギヤ枠からリングギヤを介し
てハブ胴に伝達され、中速段においてクラッチ体からの
動力はギヤ枠を介して直接ハブ胴に伝達され、低速段に
おいてクラッチ体からの動力はリングギヤからギヤ枠を
介してハブ胴に伝達されていたが、この実施形態では、
高速段においてクラッチ体からの動力はギヤ枠からリン
グギヤを介してハブ胴に伝達され、中速段においてクラ
ッチ体からの動力はリングギヤを介して直接ハブ胴に伝
達され、低速段においてクラッチ体からの動力はリング
ギヤからギヤ枠を介してハブ胴に伝達される。従って、
高速段において、逆転駆動された場合のみ、クラッチ体
6の係合部67は強制移動手段である傾斜ガイド面7に
よって移動させられ、リングギヤ54のセレーション5
4aに入り込む。
【0027】構成部材に関して、この実施形態は、先の
実施形態に比べ、実質的にはほとんど同一であるが、中
間位置においてクラッチ体6の係合部67がリングギヤ
54のセレーション54aと係合するように、ギヤ枠5
2、リングギヤ54、クラッチ体6の形状寸法が変更さ
れている点と、クラッチ体6が第2位置に移動させられ
た場合のみ、第2クラッチ部材65の段部68が爪クラ
ッチ16の揺動爪16aに作用して、揺動爪16aとラ
チェット歯44の係合を解除するようにクラッチ体6の
形状寸法が変更されている点で異なっている。このこと
から、各部材の図番は先の実施形態と同じ図番を用いて
いる。
【0028】次にこの別実施形態の逆転ブレーキ装置付
き3段変速内装ハブの作用を説明する;高速段は、クラ
ッチ体6を第1位置に設定することにより実現できる
が、この状態は図15と図18に示されている。正転動
力も逆転動力もその伝達経路も先の実施形態のものと同
じであり、その説明は省略する。
【0029】中速段は、ここでも、クラッチ体6を第1
位置と第2位置との間に位置する中間位置に設定するこ
とにより実現できるが、この状態は図16と図19に示
されている。チェインを介して駆動体3で受け取られた
正転動力は、クラッチ体6を介して、クラッチ体6の係
合部67と係合したリングギヤ54に伝達される。爪ク
ラッチ16の揺動爪16aは、中間位置での第2クラッ
チ部材65の段部68とは接触しないので、ラチェット
歯44と係合したままである。このため、リングギヤ5
4に与えられた正転動力はそのまま爪クラッチ16を経
てハブ胴4に伝達される。この状態でブレーキングのた
めにペダルを逆回転すると、すでにリングギヤ54のセ
レーション54aに入り込んでいる係合部67は、その
ままリングギヤ54に逆転動力を伝達し、さらにこの逆
転動力は遊星ギヤ53を介してギヤ枠52に伝達され、
ローラブレーキ17が作動し、ハブ胴を制動する。
【0030】低速段も、クラッチ体6を第2位置に設定
することにより実現できるが、この状態は図17と図2
0に示されている。この位置において、爪クラッチ16
の揺動爪16aは第2クラッチ部材65の段部68によ
ってラチェット歯44から離脱させられる。このため、
正転動力も逆転動力もその伝達経路も先の実施形態のも
のと同じであり、その説明は省略する。
【0031】以上のことから、この別実施形態の内装ハ
ブ1でも、変速位置が高速段、中速段、低速段のいずれ
の位置であっても、ブレーキングのために逆転駆動する
と、常にクラッチ体6はリングギヤ54に係合するた
め、均一なトルクで逆転ブレーキ装置8を作動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による逆転ブレーキ装置付き内装ハブの
第1実施形態の断面側面図
【図2】高速段に設定された図1による内装ハブのブロ
ックダイヤグラム
【図3】中速段に設定された図1による内装ハブのブロ
ックダイヤグラム
【図4】低速段に設定された図1による内装ハブのブロ
ックダイヤグラム
【図5】高速段に設定された内装ハブの凹部とセレーシ
ョンと係合部の位置関係を示す模式図
【図6】中速段に設定された内装ハブの凹部とセレーシ
ョンと係合部の位置関係を示す模式図
【図7】低速段に設定された内装ハブの凹部とセレーシ
ョンと係合部の位置関係を示す模式図
【図8】ギヤ枠の断面側面図
【図9】ギヤ枠の平面図
【図10】リングギヤの断面側面図
【図11】リングギヤの平面図
【図12】クラッチ体の断面側面図
【図13】クラッチ体の平面図
【図14】傾斜ガイド面の変形例を示す模式図
【図15】図2に対応する本発明による逆転ブレーキ装
置付き内装ハブの第2実施形態のブロックダイヤグラム
【図16】図3に対応する本発明による逆転ブレーキ装
置付き内装ハブの第2実施形態のブロックダイヤグラム
【図17】図4に対応する本発明による逆転ブレーキ装
置付き内装ハブの第2実施形態のブロックダイヤグラム
【図18】図5に対応する本発明による逆転ブレーキ装
置付き内装ハブの第2実施形態の模式図
【図19】図6に対応する本発明による逆転ブレーキ装
置付き内装ハブの第2実施形態の模式図
【図20】図7に対応する本発明による逆転ブレーキ装
置付き内装ハブの第2実施形態の模式図
【符号の説明】
1 内装ハブ 2 ハブ軸 3 駆動体 4 ハブ胴 5 遊星ギヤ機構 52 ギヤ枠 70 凹部 54 リングギヤ 54a セレーション 6 クラッチ体 67 係合部 7 強制移動手段 71 第1傾斜面 72 第2傾斜面 8 逆転ブレーキ装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブ軸と、 前記ハブ軸に回転可能に支持されている駆動体とハブ胴
    と、 前記駆動体とハブ胴との間の動力伝達を行う遊星ギヤ機
    構と、 前記駆動体と前記遊星ギヤ機構との間の動力伝達を切り
    換えるために軸方向に移動可能なクラッチ体と、 からなる逆転ブレーキ装置付き内装ハブであって、 前記クラッチ体は係合部を備えており、前記遊星ギヤ機
    構のギヤ枠には前記係合部と動力伝達可能に係合する複
    数の凹部が周方向に形成されており、前記遊星ギヤ機構
    のリングギヤには前記係合部と動力伝達可能に係合する
    セレーションが前記凹部に対向するように形成され、そ
    の際第1変速段は前記係合部が前記凹部に係合すること
    により作り出され、第2変速段は前記係合部が前記セレ
    ーションに係合することにより作り出されているものに
    おいて、 逆転動力の伝達開始時に、前記凹部内で係合している前
    記係合部を逆転動力により前記セレーションに向かって
    移動させて前記セレーションと係合させる強制移動手段
    が備えられていることを特徴とする逆転ブレーキ装置付
    き内装ハブ。
  2. 【請求項2】前記強制移動手段は前記凹部の逆転方向側
    の側面が前記係合部の逆転駆動にともなって前記係合部
    を前記セレーションに向かって移動させる傾斜ガイド面
    であり、この傾斜ガイド面が前記凹部の逆転方向側の側
    面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    逆転ブレーキ装置付き内装ハブ。
  3. 【請求項3】前記傾斜ガイド面は第1傾斜面と第2傾斜
    面とを備えており、その際逆転動力伝達時に前記係合部
    が前記第1傾斜面を経て前記第2傾斜面を摺動し、前記
    第2傾斜面によって前記セレーション内に押し込められ
    るように前記第1傾斜面と前記第2傾斜面が形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の逆転ブレーキ装
    置付き内装ハブ。
  4. 【請求項4】前記第1傾斜面と前記第2傾斜面は同じ傾
    きを有し、前記第1傾斜面から前記第2傾斜面へ連続的
    に移行していることを特徴とする請求項3に記載の逆転
    ブレーキ装置付き内装ハブ。
  5. 【請求項5】前記第2傾斜面の傾きは前記第1傾斜面の
    傾きより大きいことを特徴とする請求項3に記載の逆転
    ブレーキ装置付き内装ハブ。
  6. 【請求項6】前記第2傾斜面から次の凹部までの周方向
    の長さは前記セレーションの周方向ピッチより大きく設
    定されており、このことにより逆転時には前記係合部が
    前記第2傾斜面と前記セレーションの山部の先端との間
    に挟まれて前記第2傾斜面を摺動する間に前記係合部は
    前記セレーションに入り込んで係合することを特徴とす
    る請求項3〜5に記載の逆転ブレーキ装置付き内装ハ
    ブ。
  7. 【請求項7】前記リングギヤは軸方向に移動可能であ
    り、前記ギヤ枠に向かって弾性付勢されていることを特
    徴とする請求項1〜6に記載の逆転ブレーキ装置付き内
    装ハブ。
  8. 【請求項8】前記係合部が第1変速段を作り出す位置と
    は異なる位置で前記凹部に係合することにより中間変速
    段が作り出され、前記第1変速段は高速段で、前記第2
    変速段は低速段で、前記中間変速段は中速段であり、か
    つ前記高速段においてクラッチ体からの動力はギヤ枠か
    らリングギヤを介してハブ胴に伝達され、前記中速段に
    おいてクラッチ体からの動力はギヤ枠を介して直接ハブ
    胴に伝達され、前記低速段においてクラッチ体からの動
    力はリングギヤからギヤ枠を介してハブ胴に伝達される
    ことを特徴とする請求項1〜7に記載の逆転ブレーキ装
    置付き内装ハブ。
  9. 【請求項9】前記係合部が第2変速段を作り出す位置と
    は異なる位置で前記セレーションに係合することにより
    中間変速段が作り出され、前記第1変速段は高速段で、
    前記第2変速段は低速段で、前記中間変速段は中速段で
    あり、かつ前記高速段においてクラッチ体からの動力は
    ギヤ枠からリングギヤを介してハブ胴に伝達され、前記
    中速段においてクラッチ体からの動力はリングギヤを介
    して直接ハブ胴に伝達され、前記低速段においてクラッ
    チ体からの動力はリングギヤからギヤ枠を介してハブ胴
    に伝達されることを特徴とする請求項1〜7に記載の逆
    転ブレーキ装置付き内装ハブ。
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