JP3428585B2 - 自転車の内装変速ハブ - Google Patents

自転車の内装変速ハブ

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JP3428585B2
JP3428585B2 JP2001000032A JP2001000032A JP3428585B2 JP 3428585 B2 JP3428585 B2 JP 3428585B2 JP 2001000032 A JP2001000032 A JP 2001000032A JP 2001000032 A JP2001000032 A JP 2001000032A JP 3428585 B2 JP3428585 B2 JP 3428585B2
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哲也 樋野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/14Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears
    • B62M11/16Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears built in, or adjacent to, the ground-wheel hub

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車変速機に関
し、特に、遊星ギア機構を用いた内装変速ハブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】典型的な自転車の内装変速ハブは、ハブ
軸と、ハブ軸に対し回転自在に支持される駆動体と、ハ
ブ軸に対し回転自在に支持される出力部材とを備えてい
る。駆動体は、通常、ペダルクランクに接続されたチェ
ーンからの駆動力を受けるようスプロケットに装着され
ており、出力部材は、通常、ホイールリムに接続される
ことでホイールスポークに接続されるハブシェルであ
る。遊星ギア機構は、通常、駆動体とハブシェルとの間
に配置されており、変速機の駆動比を変える複数の伝達
経路を経由して駆動体からハブシェルに回転力を伝達す
る。例えば、3段変速ハブでは、遊星ギア機構は、ハブ
軸に対し回転自在に支持された第1サンギア及び第2サ
ンギアと、ハブ軸に対し回転自在に支持され第1及び第
2サンギアと係合する中間ギアユニットと、中間ギアユ
ニットに係合するリングギアと有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遊星ギア機構において
ギア比が変わると、通常、ハブ軸に対する第1及び第2
サンギアの回転が選択的に停止する。このため、通常、
第1サンギアは第1サンギアとハブ軸との間に介在する
連結部材によりハブ軸に連結されることとなり、また、
第2サンギアは第2サンギアとハブ軸との間に介在する
他の連結部材によりハブ軸に連結されることとなる。両
方の作用を実行するために、時々、1つの連結部材が用
いられる。この連結部材は、通常、ハブ軸に沿ってスラ
イドする細長い部材の形態を採り、まず第1サンギアの
第1ストッパーとハブ軸の第1ストッパーとに係合し、
次いで第2サンギアの第2ストッパーとハブ軸の第2ス
トッパーとに係合するよう連結部材はハブ軸に沿ってス
ライドする。細長い部材の幅が第1サンギアの第1スト
ッパーと第2サンギアの第2ストッパーとの間の距離よ
り短い場合、細長い部材は、第1及び第2サンギアの両
方から係合解除し、これにより、駆動体とハブシェルと
の間の駆動力伝達経路が遮断され、ハブシェルが惰性で
回転してしまう。
【0004】本発明の目的は、変速機構が時間を要さず
に変速され、これにより駆動体が空転するのを抑えるこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自転車の内装
変速ハブに向けられており、サンギアに選択的に係合す
る連結部材は、1つのギアから他のギアに変速された場
合にハブが惰性で回転するのを抑える。本発明の一実施
形態では、自転車の内装変速ハブは、自転車フレームに
変速機を保持するための、軸芯を有するハブ軸と、ハブ
軸に対し回転自在に保持される駆動体と、ハブ軸に対し
回転自在に支持される出力部材と、遊星ギア機構とを備
えている。遊星ギア機構は、ハブ軸に対し回転自在に支
持され、軸芯方向に移動可能なサンギアと、ハブ軸に対
し回転自在に支持された遊星ギアキャリアと、遊星ギア
キャリアに回転自在に支持され、サンギアに係合する遊
星ギアと、遊星ギアと係合するリングギアとを含んでい
る。サンギアは、ハブ軸に回転不能に連結される第1位
置とハブ軸から係合解除される第2位置との間で軸芯方
向に移動する。第1停止部材及び第2停止部材は、互い
に第1幅だけ離れてハブ軸に配置され、補助停止部材は
サンギアに配置されている。サンギア及び補助停止部材
の少なくとも一方は、ハブ軸から第2位置に向けてサン
ギアを押す表面を有している。
【0006】本発明の他の実施形態では、自転車の内装
変速ハブは、自転車フレームに変速機を保持するため
の、軸芯を有するハブ軸と、ハブ軸に対し回転自在に支
持される駆動体と、ハブ軸に対し回転自在に支持される
出力部材と、駆動体と出力部材との間に配置された遊星
ギア機構とを含んでいる。遊星ギア機構は、ハブ軸に対
し回転自在に支持された第1サンギアと、ハブ軸に対し
回転自在に支持された第2サンギアと、ハブ軸に対し回
転自在に支持され、第1サンギア及び第2サンギアに係
合する中間ギアユニットと、中間ギアユニットと係合す
るリングギアとを有している。
【0007】この実施形態では、ハブ軸に対し第1サン
ギア及び第2サンギアの少なくとも一方に選択的に回転
不能に連結されるために、サンギア停止機構が設けられ
ている。サンギア停止機構は、互いに第1幅だけ離れた
第1停止部材及び第2停止部材を有しており、第1停止
部材及び第2停止部材は、ハブ軸に連結されている。サ
ンギア停止機構はまた、第1サンギア及び第2サンギア
に連結された補助停止ユニットを有している。補助停止
ユニットは、第1停止部材及び第2停止部材の少なくと
も一方に選択的に係合するよう第1停止部材と第2停止
部材との間を移動するとともに、第1停止部材及び第2
停止部材の少なくとも一方に係合し、その一部は第1幅
より大きい第2幅を有している。
【0008】さらに他の実施形態では、第1停止部材及
び第2停止部材はハブ軸に連結されるとともに、補助停
止ユニットは、第1サンギアとハブ軸との間に配置され
た第1補助部材と、第2サンギアとハブ軸との間に配置
された第2補助停止部材とを有しており、軸芯方向に移
動する。切換動作を確実にするために、第1停止部材、
第2停止部材及び補助停止部材の少なくとも1つは、補
助停止ユニットを選択的に係合された第1停止部材また
は第2停止部材から離れるよう押す表面を有している。
【0009】
【発明の詳細な説明】図1は本発明による自転車ハブ変
速機10の一実施形態を示す一部切断図であり、図2は
高速位置での変速機10の縦断面図である。変速機10
は、軸芯Xに沿って延びる、変速機10を自転車フレー
ム18に保持するためのハブ軸14を含んでいる。ベア
リング支持面26,28を有するベアリングレース2
2,24は、それぞれ軸14にねじ付けて取り付けられ
ており、ロックナット32,36と共に固定されてい
る。変速起動ロッド40は軸14内に形成された中心孔
44内に滑り込むよう配置されており、変速起動ロッド
40の内側端52に保持されたシフトキー48は、後述
する方法でギア比を切り換えるために軸14に形成され
たスロット56を通って外周側に延びている。
【0010】内周ベアリング支持面64と外周ベアリン
グ支持面67とを有する駆動体60は、ベアリング支持
面28,64の間に配置されたボールベアリング68に
よりハブ軸14に対し回転自在に支持されている。駆動
体60は、通常のラチェット及び歯止め機構を用いた周
知のワンウェイクラッチ(フリーホイール)装置76を
介してチェーン駆動スプロケット72を支持しており、
これにより、駆動スプロケット72が片方の回転方向に
のみ駆動体60に駆動的に係合している。駆動体60の
内周面には、後述する理由から複数のギア停止歯78が
形成されている。
【0011】ハブシェル80の形態での出力部材は、内
周ベアリング支持面84,88を有しており、これによ
り、ハブシェル80は、ベアリング支持面26,84の
間に配置されたボールベアリング92とベアリング支持
面67,88の間に配置されたボールベアリング96と
により軸14に回転自在に支持されている。ハブシェル
80の内周面はまた、リングギア98を形成する円周方
向に並んだ複数の歯を含んでいる。ハブシェル80は、
周知の方法でホイールスポーク(図示せず)に取り付け
られたハブフランジ100,104を含んでおり、ハブ
フランジ100,104はそれぞれスポーク取付孔10
8,112を有している。
【0012】遊星ギア機構120は、駆動体60とハブ
シェル80との間の駆動力伝達経路内に配置されてお
り、回転力を複数の駆動力伝達経路を介して駆動体60
からハブシェル80に伝達し、これにより駆動(ギア)
比を変えるためのものである。遊星ギア機構120は、
軸14に対し回転自在に支持された第1サンギア124
と、軸14及び第1サンギア124に対し回転自在に支
持された別個独立の第2サンギア128と、軸14に対
し回転自在に支持された中間ギアユニット132とを有
しており、中間ギアユニット128は、第1サンギア1
24,第2サンギア128及びリングギア98に係合し
ている。中間ギアユニット132は、本実施形態では駆
動体60を有する1部材として形成された遊星ギアキャ
リア136を含んでいる。小径遊星ギア140は、大径
遊星ギア144を有する1つの部材として形成されてお
り、両遊星ギア140,144は、遊星ギア軸148に
より遊星ギアキャリア136に回転自在に支持されてい
る。小径遊星ギア140は、第1サンギア124に係合
し、大径遊星ギア144は、第2サンギア128及びリ
ングギア98に係合している。図示しないが、3つのこ
れらの遊星ギア/軸ユニットは、周知の方法で遊星ギア
キャリア136により円周方向に支持されている。
【0013】第1サンギア124は、第1サンギア12
4が第2サンギア128に当接するよう、第1サンギア
124に形成された接当面158と軸14に配置された
接当面162との間に配置されたコイルスプリング15
4により第2サンギア128に向けて付勢されている。
同様に、第2サンギア128は、ベアリングレース24
に配置された接当面168と円筒状スラストベアリング
178の第1端174との間に配置されたコイルスプリ
ング166により第1サンギア124に向けて別個独立
に付勢されている。スラストベアリング178の他端
は、第2サンギア128の側面186に対し当接してい
る。スプリング154は、スプリング166より大きい
バネ力を有している。
【0014】スプライン形状を有する複数の第1サンギ
ア停止部材190は、軸14の外周面に円周方向に形成
されており、第1サンギア124の内周面に移動不能に
かつ円周方向に一体に形成された同じくスプライン形状
を有する複数の補助停止部材194に選択的に係合す
る。同様に、スプライン形状を有する複数の第2サンギ
ア停止部材198は、軸14の外周面に円周方向に形成
されており、第2サンギア128の内周面に移動不能に
かつ円周方向に一体に形成された同じくスプライン形状
を有する複数の補助停止部材202に選択的に係合す
る。
【0015】第2サンギア128の内周面はまた、シフ
トキー48に係合するための溝210を含んでいる。こ
れにより、変速起動部材40が右方に移動すると、第2
サンギア128は右側に移動し、第1サンギア124は
スプリング154の付勢力により第2サンギア128に
追従して右側に移動する。変速起動部材40が左方に移
動すると、第2サンギア128は、左方に移動すると同
時に第1サンギア124を左方に押す。
【0016】図2〜5は変速機の動作を示し、図2は高
速位置での変速機10を示し、図3は中速位置での変速
機10を示し、図5は低速位置での変速機10を示す。
変速機10が図2に示す高速位置にある場合、第1サン
ギア停止部材190は第1サンギア124の補助停止部
材194に係合し、これにより、第1サンギア124が
軸14に回転不能に連結される。第2サンギア停止部材
198は、第2サンギア128の補助停止部材202か
ら係合解除され、これにより、第2サンギア128は自
由に回転する。この結果、駆動力は、大径遊星ギア14
4及びリングギア98を介して、第1サンギア124及
び小径遊星ギア140の歯の数により決定された比率で
駆動体60からハブシェル80に伝達される。
【0017】変速機10は、変速起動ロッド40が右方
に移動することにより図3に示す中速位置となり、これ
により、第1サンギア停止部材190が第1サンギア1
24の補助停止部材194から係合解除して第1サンギ
ア124が自由に回転し、第2サンギア停止部材198
が第2サンギア128の補助停止部材202に係合して
第2サンギア128が軸14に回転不能に連結される。
この結果、駆動力は駆動体60から大径遊星ギア144
及びリングギア98を介してハブシェル80に、第2サ
ンギア128及び大径遊星ギア144の歯の数により決
定された比率で伝達される。
【0018】図5に示すように、補助停止部材194,
202の外側端間の距離Dは、第1サンギア停止部材1
90の内側端と第2サンギア停止部材198との間の距
離dより大きい。これにより、図2に示す高速位置か
ら、第1サンギア124及び第2サンギア128の両方
が軸14に対し自由に回転可能な図3に示す中速位置に
変速されるまでの時間がなくなる。したがって、ハブシ
ェル80は、高速位置から中速位置に変速される場合に
惰性的に回転しないようになる。第1サンギア124の
補助停止部材194は、軸X方向に傾斜した図4A〜4
Cに示すテーパ面220を有しており、これにより、第
1サンギア124及び第2サンギア128の両方が軸1
4に確実に常に連結しないようになる。したがって、補
助停止部材194が高速位置から図4A、4Bに示すよ
う右側まで移動するにつれ、テーパ面220は、補助停
止部材194の矢印A方向の回転動作を矢印B方向の軸
方向の動きに変換してするための駆動面として機能し、
図4Cに示すように補助停止部材194を第1サンギア
停止部材190から確実に係合解除させる。
【0019】変速機10は、変速起動ロッド40がさら
に右方に移動すると図5に示す低速位置となり、これに
より、第2サンギア停止部材198は第2サンギア12
8の補助停止部材202から係合解除され、第2サンギ
ア128は自由に回転する。第1サンギア停止部材19
0は、第1サンギア124の補助停止部材194から係
合解除した状態を維持し、これにより、第1サンギア1
24は自由回転を続ける。しかしながら、この場合、第
2サンギア128は大径遊星ギア144と駆動体60の
遊星ギア停止歯78との両方に係合する。この結果、駆
動力は、駆動体60から大径遊星ギア144及びリング
ギア98を経由して駆動体60から1:1の駆動比でハ
ブシェル80に直接伝達される。
【0020】第2サンギア128が図3に示す位置から
図5に示す位置までの変速を完了させるのを確実にする
ため、第2サンギア128の補助停止部材202は図6
A〜6Cに示すようテーパ面224を有しており、テー
パ面224は、補助停止部材202の矢印A方向の回転
力を矢印B方向の軸方向の動きに変換するための駆動面
として機能し、補助停止部材202を第2サンギア停止
部材198から確実に係合解除させる。
【0021】上述の説明は、本発明の種々の実施形態の
記述であり、本発明の精神及び範囲を逸脱しないのであ
れば更なる実施形態が採用されてもよい。例えば、第1
サンギア124及び第2サンギア128は、第1サンギ
ア停止部材190及び第2サンギア停止部材198が軸
X方向に移動した状態で軸X方向に静止した状態を維持
してもよい。いずれの実施形態においても、テーパ面2
20,224の如く機能するテーパ面は、第1サンギア
停止部材190及び/または第2サンギア停止部材19
8のみに若しくはテーパ面220,224にさらに形成
されてもよく、または、サンギアの外周面の歯に形成さ
れてもよい。本発明は、サンギアの図における左方への
動きに同様に適用してもよい。本発明は、ハブシェル8
0に回転不能に連結されたサンギア、及び/または、別
個独立の遊星ギアに回転不能に連結されたサンギアを有
するハブに適用されてもよい。種々の構成部品の大き
さ、形状、位置、向きは変更されてもよい。1つの部材
の機能は、2つの部材によって、またその2つが逆にな
って発揮されてもよい。一実施形態における全ての利点
が同時に必要となるわけではない。単独でまたは他の特
徴との組み合わせで先行技術から独立した各特徴は、そ
のような特徴により具現化された構造及び/または機能
の概念を含む、出願人による更なる発明の独立した記述
と考えられるべきである。したがって、本発明の範囲
は、開示された構成、または特定の構成若しくは特徴の
明白な最初の焦点により限定されるものではない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、変速機構が時間を要さ
ず変速されるため、駆動体が空転するのを抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自転車ハブ変速機の一実施形態を
示す一部切断図。
【図2】高速位置での自転車ハブ変速機の縦断面図。
【図3】中速位置での自転車ハブ変速機の縦断面図。
【図4】図4A〜図4Cは、ハブ軸の第1サンギア停止
部材から第1サンギアが係合解除するのを示す詳細図。
【図5】低速位置での自転車ハブ変速機の縦断面図。
【図6】図6A〜図6Cは、ハブ軸の第2サンギア停止
部材から第2サンギアが係合解除するのを示す詳細図。
【符号の説明】
10 変速機 14 ハブ軸 18 自転車フレーム 60 駆動体 80 ハブシェル 98 リングギア 120 遊星ギア機構 124 第1サンギア 128 第2サンギア 132 中間ギアユニット 190 第1サンギア停止部材 198 第2サンギア停止部材 X 軸芯 d 第1幅 D 第2幅

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯を有するハブ軸と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される駆動体と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される出力部材と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される第1サンギア
    と、前記ハブ軸に対し回転自在に支持される第2サンギ
    アと、前記ハブ軸に対し回転自在に支持されるとともに
    前記第1サンギアと前記第2サンギアとに係合する中間
    ギアユニットと、前記中間ギアユニットと係合するリン
    グギアとを含む遊星ギア機構と、 前記ハブ軸に対し前記第1サンギア及び第2サンギアの
    少なくとも一方に選択的に回転不能に連結するサンギア
    停止機構とを備え、 前記サンギア停止機構は、前記ハブ軸 に連結され、互いに第1幅だけ離れて前記ハ
    ブ軸に配置された第1停止部材及び第2停止部材と、前記第1サンギア及び第2サンギア に連結され、前記第
    1停止部材及び第2停止部材の少なくとも一方に選択的
    に係合するよう前記第1停止部材と前記第2停止部材と
    の間を移動するとともに前記第1停止部材及び第2停止
    部材の少なくとも一方に係合し、その一部が前記第1幅
    より大きい第2幅を有している補助停止ユニットとを有
    する、 自転車の内装変速ハブ。
  2. 【請求項2】前記第1停止部材、前記第2停止部材及び
    前記補助停止ユニットの少なくとも1つは、前記補助停
    止部材を前記選択的に係合された第1停止部材及び第2
    停止部材から離れるよう押す表面を有している、請求項
    1に記載の内装変速ハブ。
  3. 【請求項3】前記補助停止ユニットは、前記第1サンギ
    アに連結された第1補助停止部材と、前記第2サンギア
    に連結された第2補助停止部材とを含んでいる、請求項
    に記載の内装変速ハブ。
  4. 【請求項4】前記補助停止ユニットは前記軸芯の方向に
    移動する、請求項に記載の内装変速ハブ。
  5. 【請求項5】前記第1補助停止部材は前記第1サンギア
    と前記ハブ軸との間に配置され、前記第2補助停止部材
    は前記第2サンギアと前記ハブ軸との間に配置されてい
    る、請求項に記載の内装変速ハブ。
  6. 【請求項6】前記第1サンギア及び第2サンギアを前記
    軸芯方向に移動させるよう前記ハブ軸内に配置される作
    動部材をさらに備えている、請求項に記載の内装変速
    ハブ。
  7. 【請求項7】前記第1補助部材停止部材は前記第1サン
    ギアの内周面と前記ハブ軸との間に配置され、前記第2
    補助停止部材は前記第2サンギアの内周面と前記ハブ軸
    との間に配置されている、請求項に記載の内装変速ハ
    ブ。
  8. 【請求項8】前記第1補助停止部材は前記第1サンギア
    に移動不能に装着され、前記第2補助停止部材は前記第
    2サンギアに移動不能に連結されている、請求項に記
    載の内装変速ハブ。
  9. 【請求項9】前記第1補助停止部材は前記第1サンギア
    と一体であり、前記第2補助停止部材は前記第2サンギ
    アと一体である、請求項に記載の内装変速ハブ。
  10. 【請求項10】前記第1停止部材及び前記第1補助停止
    部材の少なくとも一方は、前記第1補助停止部材を前記
    第1サンギアの回転力に反応して前記第1停止部材から
    離れるよう押す表面を有している、請求項に記載の内
    装変速ハブ。
  11. 【請求項11】前記第1サンギアは前記第2サンギアと
    別体である、請求項に記載の内装変速ハブ。
  12. 【請求項12】前記第1サンギアは前記第2サンギアに
    対し回転する、請求項11に記載の内装変速ハブ。
  13. 【請求項13】前記第1サンギアを前記第2サンギアに
    向けて付勢するための付勢機構をさらに備えている、請
    求項12に記載の内装変速ハブ。
  14. 【請求項14】前記第1サンギアは前記第2サンギアに
    当接している、請求項13に記載の内装変速ハブ。
  15. 【請求項15】軸芯を有するハブ軸と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される駆動体と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される出力部材と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持されるサンギアと、前
    記ハブ軸に対し回転自在に支持されるとともに前記サン
    ギアに係合する中間ギアユニットと、前記中間ギアユニ
    ットと係合するリングギアとを含む遊星ギア機構と、 前記ハブ軸に対し前記サンギアを選択的に回転不能に連
    結するサンギア停止機構とを備え、 前記サンギア停止機構は、前記ハブ軸 に連結され、互いに第1幅だけ離れて前記ハ
    ブ軸に配置された第1停止部材及び第2停止部材と、前記サンギア に連結され、前記第1停止部材及び第2停
    止部材の少なくとも一方に選択的に係合するよう前記第
    1停止部材と前記第2停止部材との間を移動する補助停
    止ユニットとを有しており、 前記第1停止部材、前記第2停止部材及び前記補助停止
    ユニットの少なくとも1つは、サンギアの回転力に反応
    して前記補助停止ユニットを前記選択的に係合された第
    1停止部材及び第2停止部材から離れるよう押す表面を
    有する、 自転車の内装変速ハブ。
  16. 【請求項16】軸芯を有するハブ軸と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される駆動体と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される出力部材と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される第1サンギア
    と、前記ハブ軸に対し回転自在に支持される第2サンギ
    アと、前記ハブ軸に対し回転自在に支持されるとともに
    前記第1サンギアと前記第2サンギアとに係合する中間
    ギアユニットと、前記中間ギアユニットと係合するリン
    グギアとを含む遊星ギア機構と、 前記ハブ軸に対し前記第1サンギア及び第2サンギアの
    少なくとも一方に選択的に回転不能に連結するサンギア
    停止機構とを備え、 前記サンギア停止機構は、前記ハブ軸 に連結され、互いに第1幅だけ離れて前記ハ
    ブ軸に配置された第1停止部材及び第2停止部材と、前記第1サンギア及び第2サンギア に連結され、前記第
    1停止部材及び第2停止部材の少なくとも一方に選択的
    に係合するよう前記第1停止部材と前記第2停止部材と
    の間を移動する補助停止ユニットとを有しており、 前記第1停止部材、前記第2停止部材及び前記補助停止
    ユニットの少なくとも1つは、前記第1サンギア及び第
    2サンギアの回転力に反応して前記補助停止ユニットを
    前記選択的に係合された第1停止部材及び第2停止部材
    から離れるよう押す表面を有している、 自転車の内装変速ハブ。
  17. 【請求項17】軸芯を有するハブ軸と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される駆動体と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される出力部材と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持されるとともに前記軸
    芯方向に移動可能なサンギアと、前記ハブ軸に対し回転
    自在に支持される遊星ギアキャリアと、前記遊星ギアキ
    ャリアに回転自在に支持されるとともに前記サンギアに
    係合する遊星ギアと、前記遊星ギアと係合するリングギ
    アとを含み、前記サンギアが、前記サンギアが前記ハブ
    に回転不能に連結される第1位置と前記サンギアが前
    ハブ軸から連結解除される第2位置との間で前記軸芯
    方向に移動する遊星ギア機構と、互いに第1幅だけ離れて前記ハブ軸に配置された第1停
    止部材及び第2停止部材 と、前記サンギア に配置された補助停止部材とを備え、前記第1停止部材及び第2停止部材 、及び前記補助停止
    部材の少なくとも一方は前記第2位置に向けて前記サン
    ギアを前記ハブ軸から離れるよう押す表面を有してい
    る、 自転車の内装変速ハブ。
  18. 【請求項18】軸芯を有するハブ軸と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される駆動体と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持される出力部材と、 前記ハブ軸に対し回転自在に支持されるとともに前記軸
    芯方向に移動可能なサンギアと、前記ハブ軸に対し回転
    自在に支持される遊星ギアキャリアと、前記遊星ギアキ
    ャリアに回転自在に支持されるとともに前記サンギアに
    係合する遊星ギアと、前記中間ギアユニットと係合する
    リングギアとを有し、前記サンギアが、前記サンギアが
    前記ハブ軸に回転不能に連結される第1位置と前記サン
    ギアが連結部材に回転不能に連結される第2位置との間
    で前記軸芯方向に移動するとともに、前記連結部材は、
    前記駆動体、前記遊星ギアキャリア及び出力部材の1つ
    である遊星ギア機構と、互いに第1幅だけ離れて前記ハブ軸に配置された第1停
    止部材及び第2停止部材 と、前記サンギア に配置される補助停止部材とを備え、前記第1停止部材及び第2停止部材 、及び前記補助停止
    部材の少なくとも一方は前記サンギアを前記ハブ軸から
    離れるよう前記連結部材に向けて押す表面を有してい
    る、 自転車の内装変速ハブ。
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