JPH09249006A - 偏平空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

偏平空気入りラジアルタイヤ

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JPH09249006A
JPH09249006A JP9001476A JP147697A JPH09249006A JP H09249006 A JPH09249006 A JP H09249006A JP 9001476 A JP9001476 A JP 9001476A JP 147697 A JP147697 A JP 147697A JP H09249006 A JPH09249006 A JP H09249006A
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JP
Japan
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tire
distance
bead filler
pneumatic radial
carcass layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9001476A
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English (en)
Inventor
Masakazu Niwa
正和 丹羽
Tsuneo Yanase
恒雄 柳瀬
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ断面高さが90mm以下の超偏平タイ
ヤにおいて、その偏平タイヤに基づく操縦安定性を低下
させることなく耐久性を向上するようにした偏平空気入
りラジアルタイヤを提供する。 【解決手段】 アンダートレッドゴム1bの端部を前記
カーカス層の折り返し部3aの内側へ延長し、アンダー
トレッドゴム延長部とサイドウォール部2との間に前記
カーカス層折り返し部3aを挟み込み、該折り返し部端
末Xと前記アンダートレッドゴム延長部端末Bとの距離
cおよび該アンダートレッドゴム延長部端末Bと前記ビ
ードフィラー外端Yとの距離dをそれぞれ6mm以上に
し、前記アンダートレッドゴム延長部の厚さを0.5〜
1.0mmの薄肉にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ断面高さが
90mm以下の超偏平な空気入りラジアルタイヤに関
し、さらに詳しくは偏平タイヤに基づく操縦安定性を低
下させることなく耐久性を向上した偏平空気入りラジア
ルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ断面高さが90mmを下回
る超偏平な空気入りラジアルタイヤの構造は、図3又は
図4に示すようになっていた。すなわち、カーカス層3
がビード部6においてビードコア6aの周りにタイヤ内
側から外側にビードフィラー6bを包み込むように折り
返されてビードフィラー6bの外端Yを越えてトレッド
部1の延長端部の近くまで巻き上げられている。図4で
は、ビードフィラー6bの外側に補強層10が配設され
ている。したがって、トレッド部1のアンダートレッド
ゴム1bの延長部端末Bとカーカス層折り返し部3aの
端末Xが近づいて、アンダートレッドゴム1bとカーカ
ス層折り返し部3aとの剛性が大きく異なる両材料が近
すぎる構造となっているため、その境界域に応力集中を
招いて耐久性が低下しやすくなっていた。
【0003】このような欠点を解消する対策として、図
5又は図6に示すように、ビードフィラー6bの断面高
さを短くし、トレッド部1のアンダートレッドゴム1b
の延長部端末Bとカーカス層折り返し部3aの端末Xと
の距離を離すようにした提案がなされている。図6で
は、ビードフィラー6bの外側に補強層10が配設され
ている。しかし、ビードフィラー6bの断面高さを短く
するとサイド剛性が低下するため、それに伴って偏平タ
イヤの優れた特性である操縦安定性が低下してしまうと
いう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、タイ
ヤ断面高さが90mm以下の超偏平タイヤにおいて、そ
の偏平タイヤに基づく操縦安定性を低下させることなく
耐久性を向上するようにした偏平空気入りラジアルタイ
ヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する本発
明は、カーカス層の両端部をそれぞれ左右のビードコア
の周りにタイヤ内側から外側にビードフィラーを包み込
むように折り返し、該カーカス層の外周に複数枚のベル
ト層とベルトカバー層とを配置し、トレッド部をアンダ
ートレッドゴムとキヤップトレッドゴムの積層構造に
し、かつタイヤ断面高さが90mm以下である偏平空気
入りラジアルタイヤにおいて、前記アンダートレッドゴ
ムの端部を前記カーカス層の折り返し部の内側へ延長
し、該延長部とサイドウォール部との間に前記カーカス
層折り返し部を挟み込み、該折り返し部端末と前記アン
ダートレッドゴム延長部端末との距離cおよび該アンダ
ートレッドゴム延長部端末と前記ビードフィラー外端と
の距離dをそれぞれ6mm以上にし、前記アンダートレ
ッドゴム延長部の厚さを0.5〜1.0mmの薄肉にし
たことを特徴とするものである。
【0006】このようにカーカス層折り返し部をアンダ
ートレッドゴム延長部とサイドウォール部との間に挟み
込み、しかも該折り返し部端末とアンダートレッドゴム
延長部端末との距離cおよび該アンダートレッドゴム延
長部端末とビードフィラー外端との距離dをそれぞれ6
mm以上にして、剛性の異なる材料の端末同志を十分に
離間させ、しかもアンダートレッドゴム延長部の厚さを
薄肉にしたため応力集中を緩和させ、耐久性を向上する
ことができる。しかも、このような離間をビードフィラ
ーを短縮することなく構成するため、偏平タイヤ本来の
操縦安定性を低下させることがない。
【0007】また、さらに、ビードフィラーの外側にビ
ードフィラー外端を越えて補強層を配設し、該補強層と
カーカス層の折り返し部とでアンダートレッドゴム延長
部を挟み込むことにより、ビードフィラーが補強される
のでサイド剛性が高まるから、いっそう操縦安定性を高
めることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態にもとづ
き本発明を具体的に説明する。図1は、本発明のタイヤ
断面高さが90mm以下である空気入りタイヤの一例を
示すもので、左右のビード部6のタイヤ外径側に連なっ
て左右のサイドウォール部2が延設され、この左右のサ
イドウォール部間にタイヤ周方向に延在するトレッド部
1が設けられている。そのトレッド部1は、外層側のキ
ャップトレッドゴム1aと内側層のアンダートレッドゴ
ム1bとの2層構造となっている。
【0009】カーカス層3は、タイヤ周方向に対するコ
ード角度が実質的に90°の1層からなり、両端部がそ
れぞれ左右のビードコア6aの周りにタイヤ内側から外
側に略三角断面形状のビードフィラー6bを包み込むよ
うに折り返されてカーカス層折り返し部3aを形成して
いる。カーカス層3の外周には上下2層のベルト層4が
配置されている。ベルト層4を構成する補強コードは、
ラジアル方向に対し30°〜75°をなし、かつ層間で
互いに交差している。
【0010】このベルト層4の外周にはその両端末部ま
で覆うように複数のベルトカバー層5が配置されてい
る。ベルトカバー層5は、補強コードがタイヤ周方向に
対し実質的に0°の角度で巻回されて構成されている。
上記トレッド層1のアンダートレッドゴム1bは、両端
部を薄肉に形成すると共に、その薄肉部の端末をタイヤ
最大幅近くまで延長している。他方、カーカス層折り返
し部3aの端末Xは、アンダートレッドゴム1bの薄肉
部端末の外側をタイヤ最大幅を越えてショルダー近傍に
まで延長し、サイドウォール部2とアンダートレッドゴ
ム1bの薄肉部との間に挟まれるようになっている。
【0011】上述したタイヤ構成において、カーカス層
折り返し部3aの端末Xと、アンダートレッドゴム1b
の延長部端末Bとの距離cおよびアンダートレッドゴム
1bの延長部端末Bとビードフィラー6bの外端Yとの
距離dは、それぞれ6mm以上になるように設定されて
いる。上記距離c、dが、それぞれ6mm未満である
と、剛性の異なる両材料が近すぎて応力を集中しやすく
なるため、それぞれの端末にセパレーションが発生しや
すくなる。
【0012】また、アンダートレッドゴム1bの延長部
は境界Aから先が薄肉に変化し、その薄肉部の厚さが
0.5〜1.0mmでの範囲に設定されている。0.5
mm未満では薄くなりすぎて製造上困難であり、また
1.0mm超では、蓄熱しやすくなるため、この部分に
セパレーションが発生して耐久性が低下する。また、ベ
ルトカバー層5の端部Zと、アンダートレッドゴム1b
の延長部が薄肉に変化する境界Aとの距離bは、8〜2
2mmに設定し、またその境界Aからビードフィラー6
aの外端Yまでの距離aは、12mm以上で、タイヤ断
面高さの45%以下に設定するのが望ましい。
【0013】距離bが8mm未満ではベルト層5の端末
にセパレーションを起こしやすくなり耐久性の低下とな
る。また、22mm超の距離にすることはタイヤ断面高
さ90mm以下のタイヤにおいては、距離aの確保を困
難にし、ひいては距離c、dを6mm以上にすることを
難しくする。また、距離aは、距離c、dに対してa≧
c+dの関係となっているので、12mm未満では距離
c、dを6mm以上にできなくなり、またタイヤ断面高
さの45%超にするとビードフィラー6bの高さを十分
に確保できなくなり、操縦安定性を低下させることにな
る。
【0014】さらに、本発明においては、図1に示され
るタイヤ構造を有すると共に、図2に示されるようにビ
ードフィラー6bの外側にビードフィラー外端Yを越え
て補強層10を配設し、補強層10とカーカス層3の折
り返し部3aとでアンダートレッドゴム1bの延長部を
挟み込むようにしてもよい。このように補強層10を配
することによりビードフィラー6bが補強されるのでサ
イド剛性が高まるから、いっそう操縦安定性を高めるこ
とが可能となる。
【0015】図2において、カーカス層折り返し部3a
の端末Xと補強層10の上端Tとの距離eは、6.0m
m以上、好ましくは8.0mm以上であるのがよい。ま
た、補強層10の上端Tとアンダートレッドゴム1bの
延長部端末Bとの距離fは、6.0mm以上、好ましく
は8.0mm以上であるのがよい。e+f=cである。
【0016】補強層10としては、通常、ビード部の補
強に用いられるものを用いればよい。例えば、補強層1
0は、ナイロンコード等の有機繊維コード又はスチール
コードをコートゴムに埋設してシート状としたものであ
る。この補強層10をビードフィラー6bの外側に配設
したときの補強層10のタイヤラジアル方向に対するコ
ード角度は30°〜75°であればよい。
【0017】
【実施例】
実施例1 タイヤサイズを225/35R17(タイヤ断面高さ:
79mm)、タイヤ構造を図1、距離bを8mmとする
構成を共通として、距離c、dおよびビードフィラー高
さをそれぞれ異ならせた本発明タイヤ1、2を製作し
た。また、比較のため、同一タイヤサイズで、タイヤ構
造をそれぞれ図2ならびに図3にし、ビードフィラー高
さ、トレッド端部Bとカーカス層折り返し部の端部Xと
の距離B−X、カーカス層折り返し部の端部Xとビード
フィラー外端Yとの距離X−Yをそれぞれ表1のように
異ならせた従来タイヤ1、2を製作した。
【0018】これら4種類のタイヤについて下記に示す
耐久性試験ならびにコーナリングパワーの測定を行い、
表1に示す結果を得た。表1から、本発明のタイヤ1、
2は、いずれも従来タイヤ1、2に比べ、コーナリング
パワーが同等あるいはそれ以上であるが、セパレーショ
ンの発生がなく、耐久性に優れていることが分かる。
【0019】耐久性試験:各試験タイヤをリムサイズ1
7×8JJのリムに装着し、空気圧240kPaにし
て、ドラム径1707mmの試験機にて、速度を82k
m/hとし、最大荷重の88%から2時間毎に13%ず
つ荷重を増加して32時間走行したのち、試験タイヤを
カットし、内部のセパレーションの有無を評価した。
【0020】コーナリングパワー:試験タイヤを17×
8JJのリムに装着し、空気圧200kPa、荷重4.
0kN、速度10km/hにて室内フラットベルト式試
験機により走行させたときのコーナリングパワーを測定
した。評価は、従来タイヤ1の測定値を100とする指
数で示し、指数値が大きいほど優れていることを意味す
る。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2 タイヤサイズを225/35R17(タイヤ断面高さ:
79mm)、タイヤ構造を図1、アンダートレッドゴム
の延長部の厚さを0.7mm、距離bを10mmとする
構成を共通とし、距離cおよび距離dをそれぞれ表2に
示すように変化させた本発明タイヤ3〜6と比較タイヤ
1〜4を製作した。
【0023】これらのタイヤについて実施例1と同じ耐
久性試験を行い、表2の結果を得た。距離c、dをそれ
ぞれ6mm以上とした本発明タイヤ3〜6は、いずれも
セパレーションの発生がなかったが、距離c、dの少な
くとも一方が6mm未満の比較タイヤ1〜4は、いずれ
もセパレーションを発生していることが分かる。
【0024】
【表2】
【0025】実施例3 タイヤサイズを225/35R17(タイヤ断面高さ:
79mm)、タイヤ構造を図2、距離bを8mmとする
構成を共通として、距離e、f、ビードフィラー高さ、
および補強層の幅をそれぞれ異ならせた本発明タイヤ
7、8を製作した。また、比較のため、同一タイヤサイ
ズで、タイヤ構造をそれぞれ図4ならびに図6にし、ビ
ードフィラー高さ、補強層の幅、トレッド端部Bとカー
カス層折り返し部の端部Xとの距離B−X、カーカス層
折り返し部の端部Xと補強層の上端Tとの距離eをそれ
ぞれ表3のように異ならせた従来タイヤ3、4を製作し
た。ここで、補強層は、2+2(0.25)のコード構
造のスチールコードをエンド数40本/5cmでコート
ゴムに埋設してなるシートである。
【0026】これら4種類のタイヤについて実施例1と
同じ耐久性試験ならびにコーナリングパワーの測定を行
い、表3の結果を得た。本発明タイヤ7、8は、いずれ
も従来タイヤ3、4に比べ、コーナリングパワーが同等
あるいはそれ以上であるが、セパレーションの発生がな
く、耐久性に優れていることが分かる。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】上述したように、タイヤ断面高さ90m
m以下の超偏平タイヤにおいて、カーカス層折り返し部
をアンダートレッドゴム延長部とサイドウォール部との
間に挟み込み、しかも該折り返し部端末とアンダートレ
ッドゴム延長部端末との距離cを6.0mm以上にし、
さらに該アンダートレッドゴム延長部端末とビードフィ
ラー外端との距離dを6mm以上にして、剛性の異なる
材料端を十分に離間させ、あるいはビードフィラー外端
と該アンダートレッドゴム延長部端末との間にコード補
強層を介在させ、該コード補強層端末と前記折り返し部
端末とアンダートレッドゴム延長部端末との距離eおよ
びfを6mm以上にし、しかもアンダートレッドゴム延
長部の厚さを0.5〜1.0mmの薄肉にしたことによ
り、応力集中を緩和させ、耐久性を向上することができ
る。
【0029】しかも、このような離間をビードフィラー
を短縮することなく構成するため、偏平タイヤ本来の操
縦安定性を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏平空気入りラジアルタイヤの一例の
子午線方向半断面図である。
【図2】本発明の偏平空気入りラジアルタイヤの別例の
要部を示す子午線方向半断面図である。
【図3】従来の偏平空気入りラジアルタイヤの一例の子
午線方向要部断面図である。
【図4】従来の偏平空気入りラジアルタイヤの別例の子
午線方向要部断面図である。
【図5】従来の偏平空気入りラジアルタイヤの他例の子
午線方向要部断面図である。
【図6】従来の偏平空気入りラジアルタイヤのさらに他
例の子午線方向要部断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部 X カーカス層折り返
し部端末 1a キャップトレッドゴム Y ビードフィラー外
端 1b アンダートレッドゴム Z ベルトカバー層端
部 2 サイドウォール部 A アンダートレッドゴム延長部が薄 3 カーカス層 肉に変化する境界 3a カーカス層折り返し部 B アンダートレッド
ゴム延長部端末 4 ベルト層 5 ベルトカバー層 6 ビード部 6a ビードコア 6b ビードフィラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 15/06 B60C 15/06 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーカス層の両端部をそれぞれ左右のビ
    ードコアの周りにタイヤ内側から外側にビードフィラー
    を包み込むように折り返し、該カーカス層の外周に複数
    枚のベルト層とベルトカバー層とを配置し、トレッド部
    をアンダートレッドゴムとキヤップトレッドゴムの積層
    構造にし、かつタイヤ断面高さが90mm以下である偏
    平空気入りラジアルタイヤにおいて、前記アンダートレ
    ッドゴムの端部を前記カーカス層の折り返し部の内側へ
    延長し、該延長部とサイドウォール部との間に前記カー
    カス層折り返し部を挟み込み、該折り返し部端末と前記
    アンダートレッドゴム延長部端末との距離cを6mm以
    上にし、前記アンダートレッドゴム延長部の厚さを0.
    5〜1.0mmの薄肉にした偏平空気入りラジアルタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 前記アンダーゴム延長部端末と前記ビー
    ドフィラー外端との距離dを6mm以上にし、前記ベル
    トカバー層の端部から前記アンダートレッドゴム延長部
    が薄肉に変化する境界までの距離bを8〜22mmにし
    た請求項1に記載の偏平空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記アンダーゴム延長部端末と前記ビー
    ドフィラー外端との距離dを6mm以上にし、前記アン
    ダートレッドゴム延長部が薄肉に変化する境界から前記
    ビードフィラー外端までの距離aを12mm以上、タイ
    ヤ断面高さの45%以下にした請求項1または2に記載
    の偏平空気入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ビードフィラーの外側にビードフィ
    ラー外端を越えて補強層を配設し、該補強層とカーカス
    層の前記折り返し部とで前記アンダートレッドゴム延長
    部を挟み込んだ請求項1記載の偏平空気入りラジアルタ
    イヤ。
  5. 【請求項5】 前記ベルトカバー層の端部から前記アン
    ダートレッドゴム延長部が薄肉に変化する境界までの距
    離bが8〜22mmである請求項4に記載の偏平空気入
    りラジアルタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記アンダートレッドゴム延長部が薄肉
    に変化する境界から前記ビードフィラー外端までの距離
    aが12mm以上、タイヤ断面高さの45%以下である
    請求項4記載の偏平空気入りラジアルタイヤ。
JP9001476A 1996-01-12 1997-01-08 偏平空気入りラジアルタイヤ Pending JPH09249006A (ja)

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JP9001476A JPH09249006A (ja) 1996-01-12 1997-01-08 偏平空気入りラジアルタイヤ

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JP424796 1996-01-12
JP8-4247 1996-01-12
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Cited By (3)

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