JPH09248735A - 水溶性切削油を霧状に噴射して真鍮を加工する方法 - Google Patents
水溶性切削油を霧状に噴射して真鍮を加工する方法Info
- Publication number
- JPH09248735A JPH09248735A JP9293796A JP9293796A JPH09248735A JP H09248735 A JPH09248735 A JP H09248735A JP 9293796 A JP9293796 A JP 9293796A JP 9293796 A JP9293796 A JP 9293796A JP H09248735 A JPH09248735 A JP H09248735A
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- JP
- Japan
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- cutting oil
- oil
- soluble cutting
- solenoid valve
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄機に使用されるトリクロルエタンが、西
暦1995年末に全廃が決定しているため、加工品の洗
浄をしなくてもよい真鍮の切削方法を実施する。 【構成】 エアコンプレッサー(1)と、圧送タンク
(2)と、電磁弁(3)と、自動スプレーガン(4)
と、電磁弁潤滑油(5)を配管して、真鍮に水溶性切削
油を霧状に噴射し切削することを特徴とする。
暦1995年末に全廃が決定しているため、加工品の洗
浄をしなくてもよい真鍮の切削方法を実施する。 【構成】 エアコンプレッサー(1)と、圧送タンク
(2)と、電磁弁(3)と、自動スプレーガン(4)
と、電磁弁潤滑油(5)を配管して、真鍮に水溶性切削
油を霧状に噴射し切削することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC旋盤等に使用する
水溶性切削油を自動スプレーガンにより、霧状にして真
鍮を切削加工する方法である。
水溶性切削油を自動スプレーガンにより、霧状にして真
鍮を切削加工する方法である。
【0002】
【従来の技術】従来、電動ポンプを使用して、切削油を
真鍮にかける方法と、圧送タンクと電磁弁を組み合わせ
たオイルジェッターとエアコンプレッサーを接続して切
削油を真鍮にかける方法があった。
真鍮にかける方法と、圧送タンクと電磁弁を組み合わせ
たオイルジェッターとエアコンプレッサーを接続して切
削油を真鍮にかける方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ) 電動ポンプを使用して、切削油を真鍮にかける
方法は、加工品に切削油とキリコが付着するので、洗浄
する必要があった。 (ロ) 水溶性切削油を圧送する加工方法については、
水溶性切削油が霧状ではないので、材料にかかる部分と
かからない部分があった。また、市販されているオイル
ジェッターは、噴出量の微調節ができなかった。 (ハ) 電動ポンプを使用して、切削油を真鍮にかける
方法は、切削油の噴出量が多量であるために、NC旋盤
からのオイル洩れがあった。 (ニ) 当社では、加工品の洗浄にトリクロルエタンを
使用しているが、トリクロルエタンは、西暦1995年
末には全廃が決定しているので、それに変わる対策が必
要であった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
があった。 (イ) 電動ポンプを使用して、切削油を真鍮にかける
方法は、加工品に切削油とキリコが付着するので、洗浄
する必要があった。 (ロ) 水溶性切削油を圧送する加工方法については、
水溶性切削油が霧状ではないので、材料にかかる部分と
かからない部分があった。また、市販されているオイル
ジェッターは、噴出量の微調節ができなかった。 (ハ) 電動ポンプを使用して、切削油を真鍮にかける
方法は、切削油の噴出量が多量であるために、NC旋盤
からのオイル洩れがあった。 (ニ) 当社では、加工品の洗浄にトリクロルエタンを
使用しているが、トリクロルエタンは、西暦1995年
末には全廃が決定しているので、それに変わる対策が必
要であった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】エアコンプレッサー
(1)と、圧送タンク(2)と、電磁弁(3)と、自動
スプレーガン(4)と、電磁弁潤滑油(5)を図1のよ
うに配管する。本発明は、以上のような構成よりなる水
溶性切削油の自動霧吹き装置を使用した真鍮の切削加工
方法である。
(1)と、圧送タンク(2)と、電磁弁(3)と、自動
スプレーガン(4)と、電磁弁潤滑油(5)を図1のよ
うに配管する。本発明は、以上のような構成よりなる水
溶性切削油の自動霧吹き装置を使用した真鍮の切削加工
方法である。
【0005】
【作用】エアコンプレッサーを使用して、圧送タンクか
ら水溶性切削油を自動スプレーガンまで送る。一方、エ
ア圧力で自動スプレーガン内部のピストンを動かして、
水溶性切削油を霧状にして噴射する。
ら水溶性切削油を自動スプレーガンまで送る。一方、エ
ア圧力で自動スプレーガン内部のピストンを動かして、
水溶性切削油を霧状にして噴射する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。エ
アコンプレッサー(1)と、圧送タンク(2)と、電磁
弁(3)と、自動スプレーガン(4)と、電磁弁潤滑油
(5)を図1のように配管して、NC旋盤に取り付け
る。これを使用する時は、圧送タンクに水溶性切削油を
入れてしっかり蓋をする。そして、NC旋盤のプログラ
ムの中に、電磁弁作動命令を入れて起動ボタンを押す。
プログラム進行時に、電磁弁を開けという命令をCPU
が読み取れば、水溶性切削油は霧状になって真鍮に付着
する。それから、電磁弁を閉じよという命令をCPUが
読み取れば、水溶性切削油は自動スプレーガンから噴射
しなくなる。
アコンプレッサー(1)と、圧送タンク(2)と、電磁
弁(3)と、自動スプレーガン(4)と、電磁弁潤滑油
(5)を図1のように配管して、NC旋盤に取り付け
る。これを使用する時は、圧送タンクに水溶性切削油を
入れてしっかり蓋をする。そして、NC旋盤のプログラ
ムの中に、電磁弁作動命令を入れて起動ボタンを押す。
プログラム進行時に、電磁弁を開けという命令をCPU
が読み取れば、水溶性切削油は霧状になって真鍮に付着
する。それから、電磁弁を閉じよという命令をCPUが
読み取れば、水溶性切削油は自動スプレーガンから噴射
しなくなる。
【0007】
(イ) 水溶性切削油の噴出量が少ない為、加工品に水
溶性切削油とキリコが付着しなくなったので、洗浄しな
くてもよくなった。 (ロ) 自動スプレーガンに液量調節機能があるので、
切削油噴出量の微調節ができるようになった。 (ハ) NC旋盤からのオイル洩れがなくなった。 (ニ) 加工品の洗浄をする必要がなくなったので、ト
リクロルエタンが全廃になっても、当社の日常業務に支
障をきたさなくなった。
溶性切削油とキリコが付着しなくなったので、洗浄しな
くてもよくなった。 (ロ) 自動スプレーガンに液量調節機能があるので、
切削油噴出量の微調節ができるようになった。 (ハ) NC旋盤からのオイル洩れがなくなった。 (ニ) 加工品の洗浄をする必要がなくなったので、ト
リクロルエタンが全廃になっても、当社の日常業務に支
障をきたさなくなった。
【図1】本発明の配管図である。
【図2】本発明の実施例を示す配管図である。
1 エアコンプレッサー 2 圧送タンク 3 電磁弁 4 自動スプレーガン 5 電磁弁潤滑油
Claims (1)
- 【請求項1】 エアコンプレッサー(1)と、圧送タン
ク(2)と、電磁弁(3)と、自動スプレーガン(4)
と、電磁弁潤滑油(5)を図1のように配管して、水溶
性切削油を霧状にし真鍮に吹きつけて切削する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9293796A JPH09248735A (ja) | 1996-03-10 | 1996-03-10 | 水溶性切削油を霧状に噴射して真鍮を加工する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9293796A JPH09248735A (ja) | 1996-03-10 | 1996-03-10 | 水溶性切削油を霧状に噴射して真鍮を加工する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09248735A true JPH09248735A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=14068402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9293796A Pending JPH09248735A (ja) | 1996-03-10 | 1996-03-10 | 水溶性切削油を霧状に噴射して真鍮を加工する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09248735A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999061163A1 (fr) * | 1998-05-25 | 1999-12-02 | Fuji Koeki Co., Ltd. | Dispositif de pulverisation de liquide et procede de decoupe |
US6460831B2 (en) | 1996-11-29 | 2002-10-08 | Fuji Bc Engineering Co., Ltd. | Cutting liquid coater |
US6773212B2 (en) | 2000-10-26 | 2004-08-10 | Fuji Koeki Co., Ltd. | Cutting-oil coater and cutting device |
CN103712784A (zh) * | 2012-09-29 | 2014-04-09 | 北京航天发射技术研究所 | 阀门、气动装置负载性能与喷水水动力学特性检测装置 |
CN109048469A (zh) * | 2018-10-18 | 2018-12-21 | 吴灏 | 一种金属切削机碎屑排屑回收装置 |
-
1996
- 1996-03-10 JP JP9293796A patent/JPH09248735A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6460831B2 (en) | 1996-11-29 | 2002-10-08 | Fuji Bc Engineering Co., Ltd. | Cutting liquid coater |
US6679484B2 (en) | 1996-11-29 | 2004-01-20 | Fuji Bc Engineering Co., Ltd. | Cutting liquid coater |
WO1999061163A1 (fr) * | 1998-05-25 | 1999-12-02 | Fuji Koeki Co., Ltd. | Dispositif de pulverisation de liquide et procede de decoupe |
US6659370B1 (en) | 1998-05-25 | 2003-12-09 | Fuji Bc Engineering Co., Ltd. | Liquid spray device and cutting method |
US6773212B2 (en) | 2000-10-26 | 2004-08-10 | Fuji Koeki Co., Ltd. | Cutting-oil coater and cutting device |
CN103712784A (zh) * | 2012-09-29 | 2014-04-09 | 北京航天发射技术研究所 | 阀门、气动装置负载性能与喷水水动力学特性检测装置 |
CN103712784B (zh) * | 2012-09-29 | 2016-08-03 | 北京航天发射技术研究所 | 阀门、气动装置负载性能与喷水水动力学特性检测装置 |
CN109048469A (zh) * | 2018-10-18 | 2018-12-21 | 吴灏 | 一种金属切削机碎屑排屑回收装置 |
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