JPH0344284Y2 - - Google Patents

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JPH0344284Y2
JPH0344284Y2 JP1985046002U JP4600285U JPH0344284Y2 JP H0344284 Y2 JPH0344284 Y2 JP H0344284Y2 JP 1985046002 U JP1985046002 U JP 1985046002U JP 4600285 U JP4600285 U JP 4600285U JP H0344284 Y2 JPH0344284 Y2 JP H0344284Y2
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liquid
valve
pipe
sprayed
air supply
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、熱間鍜造を行う金型に高粘度の潤
滑油を塗布するような場合に主として用いられる
高粘度潤滑液等の噴霧装置に関する。
〔従来の技術〕
熱間鍜造を行う場合、その金型に鍜造に先立つ
て潤滑油を塗布する必要がある。上記潤滑油は非
常に高粘度であるため、従来においては、作業員
がいわゆる手作業で潤滑油を金型に塗布してい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のような、作業員の手作業によ
る潤滑油の塗布では、時間と手間がかかり、手作
業能率が低い不満があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、送液手段を備えたタンクに、噴霧
口を有する送液パイプを連結し、上記送液パイプ
に開閉弁を設け、上記開閉弁と噴霧口の間の送液
パイプに、上記開閉弁から所定量の液が送り込ま
れかつ上記開閉弁が閉じられた際に、上記送液パ
イプへ高圧気体を送り込む送気装置を連設して、
金型に対する潤滑油の機械塗りを可能にし、上記
従来の問題点を解決したものである。
〔作用〕
送液パイプの開閉弁を開けてタンク内の噴霧対
象液を送液手段によつて噴霧口に向けて送り、適
量の噴霧対象液が送液パイプに対する送気装置の
連設部分を通過したら直ちに開閉弁を閉じ、送気
装置から送液パイプ内に空気等の気体を高圧で吹
き込む。この気体の吹込みにより、上記適量の噴
霧対象液は送液パイプを流れ、上記圧力気体の作
用により噴霧口から霧状になつて勢いよく噴出さ
れ、目的とする金型等に塗布される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
添付図面はこの考案の一実施例を示すもので、
図において1は高粘度潤滑液等の噴霧対象液Oを
収容するタンクである。このタンク1の上部に
は、送液手段2が送気パイプ3を介して連結さ
れ、さた底部には、送液パイプ(チユーブ)4が
連結されている。送液パイプ3には、圧力計5を
備えた減圧弁6と手動バルブ7が設けられ、送液
パイプ4には手動バルブ8と電磁開閉弁9が設け
られるとともに、送液パイプ4の自由端には噴霧
口10が設けられている。なお、図の噴霧口10
は噴霧ノズルによつて構成されているが、噴霧対
象液Oの種類、或いは送液パイプ4の太さ等によ
つては、ノズルを用いずに送液パイプ4の管端を
そのまま開口させておくだけでも噴霧対象液Oを
霧状にして噴射することができる。
上記電磁開閉弁9と噴霧口10の間の送液パイ
プ4に、送気装置11の送気パイプ12が連結さ
れている。送気装置11は、送気パイプ12に設
けられた電磁開閉弁13の開放により高圧力の気
体を送気パイプ12を通じて送液パイプ4に圧入
し、送液パイプ4内の噴霧対象液Oを噴霧口10
から霧状にして噴射することができる構成となつ
ている。
しかして14は、タンク1の上部に設けられた
噴霧対象液Oの注入パイプ、15は注入パイプ1
4に設けられた手動バルブである。
次に上記のように構成された高粘度潤滑油等の
噴霧装置の使用方法を作用とともに説明する。
金型等に対する高粘度潤滑油等の塗布作業に当
り、まず、手動バルブ15を閉じ、他の手動バル
ブ7,8を開けて準備する。
これが済んだら、送液手段2を作動させ、送気
パイプ3を通じて空気をタンク1内に圧入してタ
ンク1の内圧を所定の圧力に高め、電磁開閉弁9
を開放する。この操作によつて、タンク1内の噴
霧対象液Oは送液パイプ4を噴霧口10に向つて
流れる。噴霧対象液が送液パイプ4に対する送気
パイプ12の連結部分Tを適量通過したら電磁開
閉弁9を閉じ、他の電磁開閉弁13を開ける。
これによつて送気装置11から高圧の気体が送
液パイプ4に流れ、上記において連結部分Tを通
過した噴霧対象液を噴霧口10から噴出させる。
この際、噴霧口10から噴出される噴霧対象液は
上記高圧気体の作用によつて霧状になつて金型等
の面にすみずみまで過不足なく均一に付着され
る。
なお、参考までに述べると、図の実施例のもの
においては、電磁開閉弁9,13の開閉はタイマ
(図示せず)によつて制御され、また送液パイプ
4には内径が8mmのチユーブが用いられるととも
に、電磁開閉弁9の開放時間は0.5秒、他の電磁
開閉弁13は電磁開閉弁9が閉じるとすぐに2.5
秒間開くように設定されている。上記は噴霧対象
液の種類や塗布面の広さ等によつて大きく変化す
るので、これに限られないことは言うまでもな
い。
また、図の送液手段2には、コンプレツサ等の
送気装置が用いられていが、送液ポンプ4に設け
たり、重力により噴霧対象液を送液パイプ4に流
す方式等を単独、或いは併用するかたちで用いる
こともできる。送液手段2がコンプレツサ等であ
る場合においては、送気装置11と一緒にするこ
ともできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の噴霧装置は、
一次操作として噴霧対象液の所定量を、送気装置
の前に送り出し、その限られた1回分の噴霧対象
液のみを圧力気体によつて噴霧口から噴射させる
ものであるから、無理なく、的確かつ迅速に高粘
度の噴霧対象液の金型等に塗布することができ
る。しかも、噴霧対象液の圧送に働いた圧力気体
は、最後に噴霧対象液を霧状にするので、きわめ
て合理的であり、金型等のすみずみまで均一にこ
れを塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る高粘度潤滑液等の噴霧
装置の一実施例を示す配管系統図である。 1……タンク、2……送液手段、4……送液パ
イプ、9……開閉弁、10……噴霧口、11……
送気装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送液手段を備えたタンクに、噴霧口を有する送
    液パイプを連結し、上記送液パイプに開閉弁を設
    け、上記開閉弁と噴霧口の間の送液パイプに、上
    記開閉弁から所定量の液が送り込まれかつ上記開
    閉弁が閉じられた際に、上記送液パイプへ高圧気
    体を送り込む送気装置を連設したことを特徴とす
    る高粘度潤滑液等の噴霧装置。
JP1985046002U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0344284Y2 (ja)

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JP1985046002U JPH0344284Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP1985046002U JPH0344284Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61163062U JPS61163062U (ja) 1986-10-09
JPH0344284Y2 true JPH0344284Y2 (ja) 1991-09-18

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JPH0783914B2 (ja) * 1987-01-06 1995-09-13 日産自動車株式会社 熱間鍛造方法
JP2002282743A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Satoerekkusu:Kk フィトンチッド抽出液の圧送噴霧装置
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JPS5813958Y2 (ja) * 1975-05-09 1983-03-18 タテヤマアルミニウムコウギヨウ カブシキガイシヤ フキツケトソウニオケルトリヨウノキヨウキユウソウチ

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