JP2632564B2 - エアレススプレー式道路区画線塗布装置 - Google Patents

エアレススプレー式道路区画線塗布装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は道路区画線施工に用いる小型エアレススプレ
ー式ペイント塗布機に用いる。
(従来の技術) エアレススプレー式道路区画線の塗布は、高圧ペイン
トポンプ(エアレスポンプ)にて加圧したペイントを、
走行台車等に付設したペイントガン先端のノズルから扇
形状にスプレーしながら走行し、区画線を形成する構成
となっている。ゆえに区画線の巾は扇形状の拡散角度
と、ノズルの路面よりの高さによって決定される。然る
にこの扇形状の拡散角度はペイントの塗布圧力によって
変化するため、一定巾の区画線を施工するには圧力の安
定が不可欠である。しかし現実にはポンプの特性上、吐
出量の少ない時は圧力が高く、吐出量が大きい場合は圧
力は低くなる。即ち道路区画線の塗布に本システムを用
いる場合、スプレーを停止した状態では吐出量がゼロと
なるため圧力が高くなり、スプレー開始時は区画線巾は
広く、その後圧力が低下安定して一定巾となる。しかし
区画線は非常に見苦しい状態となる。この対策として吐
出管(高圧側)に背圧弁を設け、規定の圧力となった時
ペイントの一部をリーケイジさせて吐出管内の圧力をス
プレー直前、およびスプレー中を通じて一定とする方法
も考えられるが、背圧弁が大型になること、構造が複雑
になること、さらにコスト高となること等の理由により
小型の簡易型道路区画線塗布装置としては不向きとな
り、一般的にはあまり利用されていないのが現状であ
る。一般によく用いられている簡易道路区画線塗布装置
は、前述の不具合点を無視した塗布装置が多用されてい
る。
又本装置は工事終了時や塗色変更時には、ペイント管
部全体をシンナー等の洗浄液で洗浄する必要があるが、
前述の多用されている方法では、第5図に示した様にリ
ターンバルブ19を開いて、エアレスポンプエ4を運転す
れば、吸入ストレーナー2、吸入管3、エアレスポンプ
4、同吐出管6、リターンバルブ19、リターン管11は洗
浄出来るが、圧力の脈動を軽減させるために設けられた
アキュムレーター5の内部を洗浄するためには、リター
ンバルブ19を閉じて、実動時と同様の状態で行わねばな
らず、スプレーガン8を作動させてノズル9より高圧に
なった洗浄液(シンナー等)を噴射することが必要とな
るので、静電気による火災発生の危険性や、さらに環境
上大きな問題となるため、十分な洗浄を行うことが困難
であった。
(発明が解決しようとする問題点) 前述した様に、現在多用されているエアレススプレー
式道路区画線塗布装置においては、小型かつ安価に製造
するため (1)区画線の引き始めの線巾はその後の線巾と比較し
広くなっており、外観上見苦しい区間線となる。
(2)工事終了時又は塗色変更時必要となる装置内の洗
浄においては、低圧側、高圧側と分けて洗浄するため、
時間がかかると同時に高圧側洗浄時、ノズルよりシンナ
ー洗浄液を噴出させるため、火災発生等の危険が生ず
る。
等の問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本装置が有するリターンバルブを蓄圧の役目をするア
キュムレーターの吐出側に設けること(一般にはエアレ
スポンプとアキュムレーター間に設けられている)、さ
らに該リターンバルブに圧力上昇時ペイントをリーケイ
ジさせるための小孔を設けることにより容易にかつ安価
に前記問題点を解決することが出来る。
(実施例) 本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図は本装置全体の側面図、第2図はその平面図で
ある。第3図は本発明のブロック構成図である。図で、
1はペイントタンク、2は吸入ストレーナー、3は吸入
管、4はエアレスポンプ、5は蓄圧の役目をするアキュ
ムレーター、6はエアレスポンプ4の吐出管、即ちアキ
ュムレーター5の吸入管、7はアキュムレーターの吐出
管、8はスプレーガン、9はノズル、10はリターンバル
ブ、11はリターン管を示す。第4図は本発明に用いられ
るリターンバルブの縦断面の概要を示す。図で12はバル
ブ本体、13は袋ナット、14は弁棒、14aは弁棒14に設け
られた小孔、14bは同じく横穴である。15は弁棒押え金
具、16はハンドル、17は弁座、18はパッキンである。又
第4図における矢印はペイントの流れ方向を示したもの
である。第5図は現在多用されているエアレススプレー
式道路区画線塗布装置の例を示すブロック構成図であ
る。図で19は一般に使用されているリターンバルブを示
し、他の記号は第3図と同様のものを示す。
つぎに動作につき説明する。第3図において、リター
ンバルブ10を開放にし、エアレスポンプ4を作動させて
ポンプ作用によりペイントは吸入ストレーナー2、吸入
管3を通りエアレスポンプ4に吸込まれ、つづいて高圧
部各管6、7、リターンバルブ10を介してリターン管11
に排出され、ペイントタンク1に戻される。この状態が
安定した後、リターンバルブ10を閉じると6、7の各
管、およびスプレーガン8の圧力は規定値まで上昇す
る。この場合第4図が示すように、リターンバルブ10の
弁棒14には小孔14a、および横穴14bがもうけられている
ためペイントを噴射しない場合においても、常にペイン
トは小孔14a、横穴14bを介してリターン管11に排出され
ており、従って噴射停止時の圧力の過上昇は著しく制限
される。即ちペイント噴射前の圧力と噴射中の圧力差は
大きく低減され、区画線巾の乱れを押えることが出来
る。又該リターンバルブ10はアキュムレーター5の吐出
管7に接続されているため、工事終了後、又は塗色変更
時、装置全体を洗浄する際においても、ペイントの代り
に、洗浄液(シンナー等)をいれ、エアレスポンプ4を
作動させた後、リターンバルブ10を閉じた状態にするの
みで、小孔14aより線液はペイントタンク1へ戻るので
洗浄液は循環され十分な洗浄が行える。しかもこの時洗
浄液は高圧となっているためアキュムレーター5の内部
も同時に洗浄が出来る。尚この場合においてもリターン
バルブ10以降の管路、スプレーガン8、ノズル9の洗浄
は残るが、この場合はリターンバルブ10を開いて圧力を
下げた状態でスプレーガン8を作動すれば洗浄が出来る
ため危険な作業は回避出来る。第5図に示された現在多
用されている装置においては、該リターンバルブ19の前
述の様な小孔もなく、又エアレスポンプ4の吐出管6に
接続されているため、単に始動時のエアー抜きの作用、
低圧側の洗浄した期待出来ず、洗浄においても高圧部に
於ける洗浄は不十分なものとなる。
(発明の効果) 以上述べた様に、本発明は簡単かつ安価な手段で従来
のエアレススプレー式道路区画線塗布装置の下記欠点を
解消させることが出来る。
(1)リターンバルブに小孔を設けることにより塗布開
始時と塗布中における区画線巾をほぼ一定に、かつ安定
に塗布させることが出来る。
(2)リターンバルブをアキュムレーター吐出側に設置
することにより1項と合せて、工事終了時、又は塗色変
更時の洗浄を安全に、かつ短時間に行うことが出来る。
(3)リターンバルブが僅かな変更で前述の効果が期待
出来、従って小型、かつ安価な手段で目的を達成するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置全体の側面図、第2図はその平面図であ
る。 第3図は本発明ブロック構成図、第4図は本発明に使用
されるリターンバルブの縦断面の概要図、第5図は現在
多用されているエアレススプレー式道路区画線塗布装置
のブロック構成図である。 1……ペイントタンク、2……吸入ストレーナー 3……吸入管、4……エアレスポンプ 5……アキュムレーター、6、7……吐出管 8……スプレーガン、9……ノズル 10……リターンバルブ、11……リターン管 19……従来のリターンバルブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路区画線施工に用いるエアレススプレー
    式塗布装置において、ペイントの高圧部にリターンバル
    ブを設け、該リターンバルブの内部に高圧ペイントの一
    部逃すための小孔(リーケイジ孔)を有する事を特徴と
    するエアレススプレー式道路区画線塗布装置。
  2. 【請求項2】ペイントの高圧管部のリターンバルブ設置
    位置を、アキュムレーターの吐出口以降に設けた請求範
    囲1項の要件を満たすエアレススプレー式道路区画線塗
    布装置。
JP27907988A 1988-11-04 1988-11-04 エアレススプレー式道路区画線塗布装置 Expired - Fee Related JP2632564B2 (ja)

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