JPH0924860A - トレ−ラにおける操舵装置の非常用安全装置 - Google Patents

トレ−ラにおける操舵装置の非常用安全装置

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JPH0924860A
JPH0924860A JP20144295A JP20144295A JPH0924860A JP H0924860 A JPH0924860 A JP H0924860A JP 20144295 A JP20144295 A JP 20144295A JP 20144295 A JP20144295 A JP 20144295A JP H0924860 A JPH0924860 A JP H0924860A
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JP
Japan
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steering
hydraulic
hydraulic cylinder
trailer
fixing
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JP20144295A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kinoshita
佳裕 木下
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NIPPON TOREKUSU KK
Original Assignee
NIPPON TOREKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トレ−ラの操舵装置がフリ−になった場合、
操舵装置を機械的に固定して、油圧的に切り離すことに
より走行が可能な非常用安全装置を提供する。 【解決手段】 トレ−ラの後部車軸の両側に、車輪を回
動自在に枢着し、車軸の中央に操舵盤を回動自在に枢着
し、回転腕と操舵盤とを回動自在に連結することによっ
てトラクタ−の回転変位を油圧配管を通じて操舵用油圧
シリンダ−の伸縮変位に変換し、操舵用油圧シリンダ−
の伸縮変位を操舵盤に伝達し、操舵盤の変位は後輪に伝
達され、後輪を変位させるとともに、操舵盤に係脱自在
に係合して操舵盤を固定する固定盤と、固定盤を回動す
る固定シリンダ−とを備えた操舵装置において、操舵用
油圧シリンダ−及び固定用油圧シリンダ−を作動させる
油圧ユニットとは別に、固定用油圧シリンダ−を作動す
る油圧ポンプ、電動モ−タ−、油圧配管、等の油圧ユニ
ットを設ける操舵装置の非常用安全装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトレ−ラにおける操舵装
置の制御装置に関するもので、さらに詳しくはトレ−ラ
の操舵装置に何らかの異常が発生した場合は、操舵装置
の作動しない通常のトレ−ラとして走行するトレ−ラに
おける操舵装置の非常用安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、重量物を運搬するために後部に
複数の車軸を備えたトレ−ラは、トラクタ−の回転変位
に応じてトレ−ラの後部の複数の車軸も変位して、滑ら
かに回転するように操舵装置を備えているが、このトレ
−ラの後部の複数の車軸の構造は例えば本出願人による
特願平5−204741に示されるように、車軸の両側
に回転腕を介して車輪を回動自在に枢着し、該車軸の中
央に操舵盤を回動自在に枢着し、該回転腕と該操舵盤と
を連結ロッドで回動自在に連結することによってリンク
機構を構成して前記トラクタ−の回転変位を油圧配管を
通じて該車軸の中央の操舵盤に伝達し、この操舵盤の変
位はリンク機構により左右の後輪に伝達され、これによ
り左右の後輪を変位させるとともに、カ−ブのない道路
を高速で直進するには前記の操舵装置は不要であるか
ら、前記の操舵盤を固定するために該操舵盤に係脱自在
に係合して操舵盤を固定する固定盤と、この固定盤を回
動する固定シリンダ−とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧操舵装置において、トレ−ラ側のシステムに何らかの
異常がおきた場合、操舵装置がフリ−になって走行不能
となり、又前記の固定用油圧シリンダ−を作動させるに
は通常は電気信号を送り作動させているが、バッテリ−
エリヤ、コントロ−ラの故障になった場合は使用できな
い問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記のような状況になっ
た場合でも操舵装置を機械的に固定(ロック)して、油
圧的には制御部と切り離すことにより独立した油圧回路
によって通常のトレ−ラとして走行が可能なトレ−ラに
おける操舵装置の非常用安全装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、トラクタ−にキングピンを軸として回動自在に連結
され、牽引されて走行するトレ−ラの後部車軸の両側
に、回転腕を介して車輪を回動自在に枢着し、該車軸の
中央に操舵盤を回動自在に枢着し、該回転腕と該操舵盤
とを連結棒で回動自在に連結することによってリンク機
構を構成し、前記トラクタ−の回転変位を油圧配管を通
じて操舵用油圧シリンダ−の伸縮変位に変換し、該操舵
用油圧シリンダ−の伸縮変位を該車軸の中央の該操舵盤
に伝達し、この操舵盤の変位はリンク機構により左右の
後輪に伝達され、これにより左右の後輪を変位させると
ともに、該操舵盤に係脱自在に係合して操舵盤を固定す
る固定盤と、この固定盤を回動する固定シリンダ−とを
備えたトレ−ラの操舵装置において、前記の操舵用油圧
シリンダ−及び固定用油圧シリンダ−を作動させる油圧
ユニットとは別に、該固定用油圧シリンダ−を作動する
油圧ポンプ、電動モ−タ−、油圧配管、等の油圧ユニッ
トを設けたことを特徴とするトレ−ラにおける操舵装置
の非常用安全装置を提供する。
【0006】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する
と、図1はトラクタ−の回転に応じて本実施例によるト
レ−ラの後部の車輪が回転している状態を示し、図2は
本発明による油圧ユニットを組み込んだ油圧配管図を示
す。
【0007】図1に示されるように、操舵装置を備えた
トレ−ラ10は、トラクタ−12の回転と共に回転する
キングピン14を介して回動自在に連結され、このトラ
クタ−12の回転変位は油圧配管16(特願平5−47
531に示されるような構造)を通じて操舵用油圧シリ
ンダ−18に伝達されて後部の操舵盤20を回転させる
よう構成され、一方トレ−ラ10の後部の複数の車軸2
2,22の構造は図1に示されるように、車軸22の両
側に回転腕24,24を介して車輪26,26を左右に
回動自在に枢着し、該車軸22の中央に後部操舵盤20
を回動自在に枢着し、該回転腕24と該操舵盤20とを
連結ロッド28で回動自在に連結することによってリン
ク機構を構成するよう構成されているので、トラクタ−
12の回転変位に応じてトレ−ラ10の後部の複数の車
輪26,26も変位して滑らかに回転する。
【0008】さらに、後部の操舵盤20の回転変位は連
結ロッド30によって前部の操舵盤32に伝達され、こ
の前部の操舵盤32の回転により後部と同様に前部の複
数の車輪26,26も変位して滑らかに回転する。
【0009】さらに、走行中でも操舵盤を固定出来るこ
とを目的として、図1に示すように、前部の操舵盤32
に凹部を形成し、この凹部に固定用油圧シリンダ−34
の伸縮によって軸36を中心として回動する制御盤38
を系合させることによって操舵盤32の回転を停止し、
これによってリンク機構で連結された他の操舵装置の部
分も固定して、トレ−ラの操舵装置を固定するよう構成
している。
【0010】図2の本発明による安全装置を備えた油圧
配管図によれば、トレ−ラ10の操舵時に操舵用油圧シ
リンダ−18の伸縮変位を制御し、出力に差圧が発生す
る特性を有する制御弁40が配管42,44で該操舵用
油圧シリンダ−18と連結し、該制御弁40と電気モ−
タ−46の作動により回転する油圧ポンプ48とが配管
50,52で連結し、リリ−フ弁54の入口が配管50
に連結し、余分の油が配管52を経て油タンク56に流
入し、該配管50,52から分岐した配管に固定用油圧
シリンダ−34を連結し、この固定用油圧シリンダ−3
4には手動弁86と切り替え弁70とが連結し、この切
り替え弁70は該操舵用油圧シリンダ−18に連結され
た切り替え弁72と連結している。
【0011】制御弁40の入力配管50には入力持の差
圧を検知する圧力センサ−63が設けられ、出力配管4
2,44には出力時の差圧を検知する圧力センサ−6
2,64を装着し、該圧力センサ−62,64が検知し
た差圧を電気信号として電子制御装置66に送られ、該
電子制御装置66はこのデ−タに基づいて該電気モ−タ
46に電気信号を送るよう構成している。
【0012】さらに固定用スイッチ68をONにしてお
けば、操舵装置の固定時に固定シリンダ−34を作動さ
せると、センサ−62,64に差圧が発生しなくても切
り替え弁70を切り替えてモ−タ−46の回転数を上げ
て充分な油圧を発生することができ、72はその場合の
シリンダ−18をとめる切り替え弁で、74はバック時
の信号を伝えるリレ−回路で、センサ−62,64に差
圧が発生しなくても切り替え弁70を切り替えてモ−タ
−46の回転数を上げて充分な油圧を発生することがで
き、76は電子制御装置66のバッテリ−である。
【0013】上記のような従来の油圧操舵装置におい
て、トレ−ラ側のシステムに何らかの異常がおきた場
合、操舵装置がフリ−になって走行不能となり、又前記
の固定用油圧シリンダ−を作動させるには通常は電気信
号を送り作動させているが、バッテリ−エリヤ、コント
ロ−ラの故障になった場合は使用できない問題があった
【0014】本発明は上記の油圧配管に該固定用油圧シ
リンダ−34を作動させる電動モ−タ−80とこの電動
モ−タ−80により作動する油圧ポンプ82,手動ポン
プ78、リリ−フ弁84、油タンク83を既に組み込ま
れている油圧ユニットと別に設け、これによって上記の
ような状況になった場合でも操舵装置を機械的に固定
(ロック)して、油圧的には制御部と切り離すことによ
り独立した油圧回路によって通常のトレ−ラとして走行
が可能にしたものである。
【0015】
【発明の効果】以上により、本発明によればバッテリ−
エリヤ、コントロ−ラの故障になった場合でも操舵装置
を機械的に固定(ロック)して、油圧的には制御部と切
り離すことにより独立した油圧回路によって通常のトレ
−ラとして走行が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタ−の回転に応じて本実施例によるトレ
−ラの後部の車輪が回転している状態を示す。
【図2】本発明による電子制御装置を備えた油圧配管図
を示す。
【符号の説明】
10 トレ−ラ 12 トラクタ− 14 キングピン 16 油圧配管 18 操舵用油圧シリンダ− 20 後部の操舵盤 22 車軸 24 回転腕 26 車輪 28 連結ロッド 30 連結ロッド 32 前部の操舵盤 34 固定用油圧シリンダ− 36 軸 38 制御盤 40 制御弁 42 配管 44 配管 46 電気モ−タ− 48 油圧ポンプ 50 配管 52 配管 54 リリ−フ弁 56 油タンク 60 ソレノイド弁 62 圧力センサ− 63 圧力センサ− 64 圧力センサ− 66 電子制御装置 68 固定用スイッチ 70 切り替え弁 72 切り替え弁 74 リレ−回路 76 バッテリ− 78 手動ポンプ 80 電動モ−タ− 82 油圧ポンプ 83 油タンク 84 リリ−フ弁 86 手動弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ−にキングピンを軸として回動
    自在に連結され、牽引されて走行するトレ−ラの後部車
    軸の両側に、回転腕を介して車輪を回動自在に枢着し、
    該車軸の中央に操舵盤を回動自在に枢着し、該回転腕と
    該操舵盤とを連結棒で回動自在に連結することによって
    リンク機構を構成し、前記トラクタ−の回転変位を油圧
    配管を通じて操舵用油圧シリンダ−の伸縮変位に変換
    し、該操舵用油圧シリンダ−の伸縮変位を該車軸の中央
    の該操舵盤に伝達し、この操舵盤の変位はリンク機構に
    より左右の後輪に伝達され、これにより左右の後輪を変
    位させるとともに、該操舵盤に係脱自在に係合して操舵
    盤を固定する固定盤と、この固定盤を回動する固定シリ
    ンダ−とを備えたトレ−ラの操舵装置において、前記の
    操舵用油圧シリンダ−及び固定用油圧シリンダ−を作動
    させる油圧ユニットとは別に、該固定用油圧シリンダ−
    を作動する油圧ポンプ、電動モ−タ−、油圧配管、等の
    油圧ユニットを設けたことを特徴とするトレ−ラにおけ
    る操舵装置の非常用安全装置。
JP20144295A 1995-07-13 1995-07-13 トレ−ラにおける操舵装置の非常用安全装置 Pending JPH0924860A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030084320A (ko) * 2002-04-26 2003-11-01 현대자동차주식회사 연료 전지 차량의 보기류 시스템
CN102937118A (zh) * 2012-11-13 2013-02-20 淮北重科矿山机器有限公司 手自一体化刮泥耙液压升降装置
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