JPH09248480A - 堆積物の破砕及び若しくは搬出装置と、該装置の運搬装置 - Google Patents
堆積物の破砕及び若しくは搬出装置と、該装置の運搬装置Info
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- JPH09248480A JPH09248480A JP5638796A JP5638796A JPH09248480A JP H09248480 A JPH09248480 A JP H09248480A JP 5638796 A JP5638796 A JP 5638796A JP 5638796 A JP5638796 A JP 5638796A JP H09248480 A JPH09248480 A JP H09248480A
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- main body
- suction hose
- drum
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- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】炉外より遠隔操作される移動車と、移動車に
担持され、モータにより回転駆動されてスケール層を破
砕する破砕ドラムを有する炉内スケールの破砕装置にお
いて、丈の低い入口でも運搬装置を用いて容易に搬出入
できるようにする。 【解決手段】移動車を炉外からの遠隔操作により走行す
るクローラタイプの走行部1と、走行部上に取外し可能
に装着される本体6とより構成し、本体6より更に破砕
ドラム12を取外しできるようにする。運搬装置は、台
車と、台車に昇降かつ前後左右動可能に支持されるフォ
ーク爪より構成し、フォーク爪に本体6或いは破砕ドラ
ム12を載せて運搬する。本体或いは破砕ドラムの運搬
時の高さは、破砕装置の高さよりも低くされる。
担持され、モータにより回転駆動されてスケール層を破
砕する破砕ドラムを有する炉内スケールの破砕装置にお
いて、丈の低い入口でも運搬装置を用いて容易に搬出入
できるようにする。 【解決手段】移動車を炉外からの遠隔操作により走行す
るクローラタイプの走行部1と、走行部上に取外し可能
に装着される本体6とより構成し、本体6より更に破砕
ドラム12を取外しできるようにする。運搬装置は、台
車と、台車に昇降かつ前後左右動可能に支持されるフォ
ーク爪より構成し、フォーク爪に本体6或いは破砕ドラ
ム12を載せて運搬する。本体或いは破砕ドラムの運搬
時の高さは、破砕装置の高さよりも低くされる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば製鉄所の加
熱炉や均熱炉などの炉内に堆積するスケール、石油関連
施設のタンク内に堆積するスラッジ、養鶏場や養豚場等
の畜舎或いは牛馬等の厩舎に堆積する糞尿や藁等が堆積
して形成される堆積物(本明細書では、これらを単に
「堆積物」という)を破砕及び若しくは破砕した堆積物
を搬出する装置と、該装置を例えば、加熱炉や均熱炉な
どの炉、石油関連施設のタンク、畜舎や厩舎等の構造物
(本明細書では、これらを単に「構造物」という)内に
持込み或いは持ち出すために使用される運搬装置に関す
る。
熱炉や均熱炉などの炉内に堆積するスケール、石油関連
施設のタンク内に堆積するスラッジ、養鶏場や養豚場等
の畜舎或いは牛馬等の厩舎に堆積する糞尿や藁等が堆積
して形成される堆積物(本明細書では、これらを単に
「堆積物」という)を破砕及び若しくは破砕した堆積物
を搬出する装置と、該装置を例えば、加熱炉や均熱炉な
どの炉、石油関連施設のタンク、畜舎や厩舎等の構造物
(本明細書では、これらを単に「構造物」という)内に
持込み或いは持ち出すために使用される運搬装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】加熱炉や均熱炉を例にとっていえば、こう
した炉では、酸化したスケールが剥離して炉床に堆積
し、このために炉内の燃焼状況が悪化し、スラブの偏熱
の原因となったり、圧延後の寸法精度及び形状不良を伴
うようになる。そこで、従来は炉床に堆積したスケール
を除去するために、炉の補修など休炉時を利用してツル
ハシや削岩機を用い、炉内に堆積するスケール層を掘削
して除去しているが、特開平7−146084号に示さ
れるように、スケール層上を移動する移動車と、移動車
に回転可能に軸支される破砕ドラムよりなり、破砕ドラ
ムをモータにより回転駆動させて、破砕ドラムより突設
される破砕爪をスケール層に食い込ませて掘り起こすこ
とによりスケール層を破砕剥離する装置も知られる。ま
た破砕したスケールを搬出する装置として、特開平6−
240324号には、炉内を移動する移動車に炉外のバ
キュームカーに接続される吸引ホースの吸込口を取付
け、破砕したスケールを吸引搬出する装置が提案されて
いる。
した炉では、酸化したスケールが剥離して炉床に堆積
し、このために炉内の燃焼状況が悪化し、スラブの偏熱
の原因となったり、圧延後の寸法精度及び形状不良を伴
うようになる。そこで、従来は炉床に堆積したスケール
を除去するために、炉の補修など休炉時を利用してツル
ハシや削岩機を用い、炉内に堆積するスケール層を掘削
して除去しているが、特開平7−146084号に示さ
れるように、スケール層上を移動する移動車と、移動車
に回転可能に軸支される破砕ドラムよりなり、破砕ドラ
ムをモータにより回転駆動させて、破砕ドラムより突設
される破砕爪をスケール層に食い込ませて掘り起こすこ
とによりスケール層を破砕剥離する装置も知られる。ま
た破砕したスケールを搬出する装置として、特開平6−
240324号には、炉内を移動する移動車に炉外のバ
キュームカーに接続される吸引ホースの吸込口を取付
け、破砕したスケールを吸引搬出する装置が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】構造物に出入りするた
めに設けられる入口には、構造物によって高さが低く、
また入口近くに障害物のあるものもあり、上述するよう
な破砕装置や吸引搬出装置をそのまゝ構造物内に持ち込
むことができないものがある。本発明は、丈の低い入口
でも、また入口近くに障害物があるような構造物内へも
持込み、或いは持ち出すことが可能な破砕及び若しくは
破砕した堆積物を吸引搬出する装置と、該装置を構造物
内に出し入れするための運搬装置を提供しようとするも
のである。
めに設けられる入口には、構造物によって高さが低く、
また入口近くに障害物のあるものもあり、上述するよう
な破砕装置や吸引搬出装置をそのまゝ構造物内に持ち込
むことができないものがある。本発明は、丈の低い入口
でも、また入口近くに障害物があるような構造物内へも
持込み、或いは持ち出すことが可能な破砕及び若しくは
破砕した堆積物を吸引搬出する装置と、該装置を構造物
内に出し入れするための運搬装置を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題の解決手段】本発明の破砕装置はそのため、構造
物内の堆積物上を移動する移動車と、該移動車に担持さ
れ、モータにより回転駆動されて堆積物を破砕する破砕
ドラムを有する破砕装置において、移動車を走行部と、
走行部に設けた被係合部に抜き差し可能に係合する係合
部を有し、走行部上に取外し可能に装着されると共に、
破砕ドラムを支持する本体とより構成し、走行部と破砕
ドラムを支持する本体とに分離できるようにしたもので
ある。
物内の堆積物上を移動する移動車と、該移動車に担持さ
れ、モータにより回転駆動されて堆積物を破砕する破砕
ドラムを有する破砕装置において、移動車を走行部と、
走行部に設けた被係合部に抜き差し可能に係合する係合
部を有し、走行部上に取外し可能に装着されると共に、
破砕ドラムを支持する本体とより構成し、走行部と破砕
ドラムを支持する本体とに分離できるようにしたもので
ある。
【0005】本装置によれば、入口の高さが低く、破砕
装置をそのまゝでは構造物内に持ち込むことできないと
きには、本体を走行部より取外し、丈を低くして破砕ド
ラムを取付けたまゝの本体と走行部が別々に構造物内に
持ち込まれるようにされる。別の破砕装置は、構造物内
の堆積物上を移動する移動車と、該移動車に担持され、
モータにより回転駆動されて堆積物を破砕する破砕ドラ
ムを有する破砕装置において、破砕ドラムを取り外して
分離できるようにしたものである。
装置をそのまゝでは構造物内に持ち込むことできないと
きには、本体を走行部より取外し、丈を低くして破砕ド
ラムを取付けたまゝの本体と走行部が別々に構造物内に
持ち込まれるようにされる。別の破砕装置は、構造物内
の堆積物上を移動する移動車と、該移動車に担持され、
モータにより回転駆動されて堆積物を破砕する破砕ドラ
ムを有する破砕装置において、破砕ドラムを取り外して
分離できるようにしたものである。
【0006】破砕ドラムは、移動車の前方或いは後方に
設けられているため、破砕ドラムを取り外すと、破砕装
置の全長が短くなる。したがって小回りが利くようにな
るため、入口近くに障害物があっても回り込んで入口よ
り出入りできるようになる。更に別の破砕装置では、移
動車より取り外した本体より更に破砕ドラムが取外しで
きるようにされ、移動車と本体と破砕ドラムの三者に分
離できるようにされる。
設けられているため、破砕ドラムを取り外すと、破砕装
置の全長が短くなる。したがって小回りが利くようにな
るため、入口近くに障害物があっても回り込んで入口よ
り出入りできるようになる。更に別の破砕装置では、移
動車より取り外した本体より更に破砕ドラムが取外しで
きるようにされ、移動車と本体と破砕ドラムの三者に分
離できるようにされる。
【0007】本装置によれば、本体より破砕ドラムを分
離することができ、これにより個々のものが軽量化され
るため持運びが容易となるほか、破砕ドラムの丈が本体
より高く、破砕ドラムを取り付けたまゝでは本体を入口
に通すことが出来ないか、通すことが困難である場合、
本体より更に破砕ドラムを取り外すことによって、本体
及び破砕ドラムを縦向き或いは横向きにして個々に入口
に通すことが可能になるか、又は容易になる。また本体
が走行部より前後にはみ出す場合も、三者に分割するこ
とにより、一層小回りが利くようになる。
離することができ、これにより個々のものが軽量化され
るため持運びが容易となるほか、破砕ドラムの丈が本体
より高く、破砕ドラムを取り付けたまゝでは本体を入口
に通すことが出来ないか、通すことが困難である場合、
本体より更に破砕ドラムを取り外すことによって、本体
及び破砕ドラムを縦向き或いは横向きにして個々に入口
に通すことが可能になるか、又は容易になる。また本体
が走行部より前後にはみ出す場合も、三者に分割するこ
とにより、一層小回りが利くようになる。
【0008】堆積物の吸引搬出装置は、上記装置の本体
に破砕ドラムに代えて構造物外の真空吸引装置に接続さ
れる吸引ホースを取付けたものである。すなわち本発明
に係わる搬出装置は、構造物内の堆積物上を移動する移
動車と、移動車に担持され、構造物外の真空吸引装置に
接続される吸引ホースとよりなり、構造物内に堆積する
堆積物を構造物外へ吸引搬出する装置において、移動車
を走行部と、走行部に設けた被係合部に抜き差し可能に
係合する係合部を有し、走行部上に取外し可能に装着さ
れると共に、吸引ホースを取付する本体とより構成し、
走行部と吸引ホースを担持する本体とに分離して丈の低
い入口でも出入りできるようにしたもので、好ましい別
の搬送装置においては、吸引ホースが更に本体より取外
しできるようにされ、本体の丈をより低くすると共に、
小回りが利くようにされる。
に破砕ドラムに代えて構造物外の真空吸引装置に接続さ
れる吸引ホースを取付けたものである。すなわち本発明
に係わる搬出装置は、構造物内の堆積物上を移動する移
動車と、移動車に担持され、構造物外の真空吸引装置に
接続される吸引ホースとよりなり、構造物内に堆積する
堆積物を構造物外へ吸引搬出する装置において、移動車
を走行部と、走行部に設けた被係合部に抜き差し可能に
係合する係合部を有し、走行部上に取外し可能に装着さ
れると共に、吸引ホースを取付する本体とより構成し、
走行部と吸引ホースを担持する本体とに分離して丈の低
い入口でも出入りできるようにしたもので、好ましい別
の搬送装置においては、吸引ホースが更に本体より取外
しできるようにされ、本体の丈をより低くすると共に、
小回りが利くようにされる。
【0009】本装置においても、小回りができるように
することのみを目的とする場合には、吸引ホースのみを
取外しできるようにしてもよい。堆積物の破砕及び吸引
搬出は、移動車に破砕ドラムと真空吸引装置に接続され
る吸引ホースを担持し、一つの装置で堆積物の破砕と、
破砕した堆積物の吸引搬出が行えるようにするのが望ま
しい。こうした堆積物の破砕及び吸引搬出装置において
も、移動車は走行部と、破砕ドラム及び吸引ホースを取
着する本体とに分離され、好ましい装置においては、破
砕ドラム及び吸引ホースが更に本体より取外して分離で
きるようにされ、丈を低くすると共に小回りが利くよう
にされる。
することのみを目的とする場合には、吸引ホースのみを
取外しできるようにしてもよい。堆積物の破砕及び吸引
搬出は、移動車に破砕ドラムと真空吸引装置に接続され
る吸引ホースを担持し、一つの装置で堆積物の破砕と、
破砕した堆積物の吸引搬出が行えるようにするのが望ま
しい。こうした堆積物の破砕及び吸引搬出装置において
も、移動車は走行部と、破砕ドラム及び吸引ホースを取
着する本体とに分離され、好ましい装置においては、破
砕ドラム及び吸引ホースが更に本体より取外して分離で
きるようにされ、丈を低くすると共に小回りが利くよう
にされる。
【0010】上述の各装置において、移動車すなわち走
行部は、遠隔操作されるか又は制御装置により自動制御
され、或いは運転者に操縦されて自走するか、牽引装置
に牽引され、本体を取り外したのちの走行部を入口より
出入りさせるときにも、自走或いは牽引されて入口より
出入りするが、本体は持ち運ばねばならない。本体の持
ち運びは、破砕ドラムや吸引ホースを取り外して軽量化
してから、人力によって行うこともできるが、好ましく
は運搬装置によって破砕ドラムや吸引ホースを取り付け
たまゝ、或いは破砕ドラムや吸引ホースを取り外して個
々に搬出入できるようにされる。
行部は、遠隔操作されるか又は制御装置により自動制御
され、或いは運転者に操縦されて自走するか、牽引装置
に牽引され、本体を取り外したのちの走行部を入口より
出入りさせるときにも、自走或いは牽引されて入口より
出入りするが、本体は持ち運ばねばならない。本体の持
ち運びは、破砕ドラムや吸引ホースを取り外して軽量化
してから、人力によって行うこともできるが、好ましく
は運搬装置によって破砕ドラムや吸引ホースを取り付け
たまゝ、或いは破砕ドラムや吸引ホースを取り外して個
々に搬出入できるようにされる。
【0011】この運搬装置は、コロ、車輪、クローラ、
ソリ等を備えた台車と、台車と上下並びに前後動可能に
支持され、破砕装置或いは吸引搬出装置或いは走行部よ
り取外して分離された本体を支持するフォーク部とで構
成され、フォーク部は上下並びに前後動のほか、好まし
くは更に左右動できるように構成される。いづれにして
もフォーク部に支持される本体を含め、装置全体の高さ
は破砕装置或いは破砕ドラムに代えて吸引ホースを担持
した吸引搬出装置の高さより低くなるようにされる。
ソリ等を備えた台車と、台車と上下並びに前後動可能に
支持され、破砕装置或いは吸引搬出装置或いは走行部よ
り取外して分離された本体を支持するフォーク部とで構
成され、フォーク部は上下並びに前後動のほか、好まし
くは更に左右動できるように構成される。いづれにして
もフォーク部に支持される本体を含め、装置全体の高さ
は破砕装置或いは破砕ドラムに代えて吸引ホースを担持
した吸引搬出装置の高さより低くなるようにされる。
【0012】運搬装置の走行は、例えば破砕装置或いは
吸引搬出装置の走行部に取付けるか或いは構造物内に設
置した巻取り装置の巻取りによって行われるが、コロ、
車輪、クローラを駆動する動力装置を設けて構造物外よ
り遠隔操作するか、又はマイコン制御し、或いは運転者
が搭乗して直接操縦され、自走できるようにしてもよ
い。運搬時においては、フォーク部に本体を支持し、フ
ォーク部を下げて低くした状態で巻取り装置により牽引
され、或いは自走して構造物内に進入する。そして先に
構造物内に乗り入れて待機する走行部に隣接して停止す
る。ついでフォーク部で本体を持ち上げて前進させ、走
行部上で本体の係合部と走行部の被係合部を位置決めし
て係合させ、本体を走行部上に装着する。装着後はフォ
ーク部を後退させて本体より離脱させる。本体より分離
した破砕ドラム或いは吸引ホースを取り付けるときも同
様、フォーク部に破砕ドラム或いは吸引ホースの吸込口
を支持した状態で構造物内に入り、本体に近付いて上下
並びに前後動して位置調整し、本体との取付けを行う。
吸引搬出装置の走行部に取付けるか或いは構造物内に設
置した巻取り装置の巻取りによって行われるが、コロ、
車輪、クローラを駆動する動力装置を設けて構造物外よ
り遠隔操作するか、又はマイコン制御し、或いは運転者
が搭乗して直接操縦され、自走できるようにしてもよ
い。運搬時においては、フォーク部に本体を支持し、フ
ォーク部を下げて低くした状態で巻取り装置により牽引
され、或いは自走して構造物内に進入する。そして先に
構造物内に乗り入れて待機する走行部に隣接して停止す
る。ついでフォーク部で本体を持ち上げて前進させ、走
行部上で本体の係合部と走行部の被係合部を位置決めし
て係合させ、本体を走行部上に装着する。装着後はフォ
ーク部を後退させて本体より離脱させる。本体より分離
した破砕ドラム或いは吸引ホースを取り付けるときも同
様、フォーク部に破砕ドラム或いは吸引ホースの吸込口
を支持した状態で構造物内に入り、本体に近付いて上下
並びに前後動して位置調整し、本体との取付けを行う。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、炉内スケール層
の破砕装置について示すもので、炉外から遠隔操作され
て自走するクローラタイプの走行部1と、走行部上に設
けられて水平に旋回可能であり、図示省略したモータに
より回転するターンテーブル状の旋回部2と、走行部上
に取着される牽引用手動ウィンチ3と、旋回部2の軸心
に設けた嵌合孔4に上方より抜き差し可能に差し込まれ
る軸状の凸部5を有する本体6と、本体6に俯仰可能に
支持され、図示省略したエアシリンダーにより俯仰する
アーム7と、モータ8により回転駆動されてスケール層
を破砕する破砕爪車9を備え、一側にアーム端に嵌合し
てボルト止めされる角パイプ状の取付け部11を突設し
た破砕ドラム12とよりなっており、図2に示すよう
に、走行部1と本体6と破砕ドラム12とに分離できる
ようにしてある。本体6にはまた、炉外のバキュームカ
ーに接続される可撓性の吸引ホース40が担持され、前
側部はアーム7と共に俯仰すると共に、先端に破砕爪車
9の背後に位置する吸引口43を有し、破砕爪車9で破
砕したスケールを炉外へ吸引搬出できるようにしてあ
る。そして本体6の前後におけるジョイント部41、4
2で取り外して前側部と、本体6に担持される部分と、
バキュームカーに繋がる部分とに分離できるようにして
ある。破砕装置は以上のように、入口で支えて炉内へ搬
入できないときには、走行部1と本体6と破砕ドラム1
2を分離して炉内へ個々に搬入し、炉内で組み立てを行
う。走行部1と本体6と破砕ドラム12を炉内で組み立
てゝスケール層の破砕装置として機能させ、更に破砕装
置と一体化した吸引搬出送装置とによりスケールの破砕
搬送作業を行う好適な実施の形態として、本体6には図
示しないが、各装置の頭脳となる制御装置を内蔵して、
走行部1の走行制御や破砕ドラム12のモータ8の駆動
制御、更には旋回部2を左右に旋回させて破砕爪車9の
首振りを行うモータ、高さ位置制御に用いられ、アーム
7の俯仰機能を有するシリンダーの制御を行うようにさ
れる。制御位置が上述の各装置を制御するために、制御
装置と各装置とは制御ケーブルで連結され、制御ケーブ
ルは本体6や破砕ドラム12を取り外す際の障害となら
ないようにコネクターで連結されて分離できるようにさ
れ、構造物内の環境、炉の場合、炉内の高温環境に対応
できるように、各装置には熱対策が講じられている。ま
た、スケール層を掘削破砕して行く際には、破砕爪車9
で炉床を損傷する恐れがあるので、これを防ぐために本
体6には破砕爪車9の後部直下を撮影するテレビカメラ
を備え、掘削破砕状況を監視できるようにする。
の破砕装置について示すもので、炉外から遠隔操作され
て自走するクローラタイプの走行部1と、走行部上に設
けられて水平に旋回可能であり、図示省略したモータに
より回転するターンテーブル状の旋回部2と、走行部上
に取着される牽引用手動ウィンチ3と、旋回部2の軸心
に設けた嵌合孔4に上方より抜き差し可能に差し込まれ
る軸状の凸部5を有する本体6と、本体6に俯仰可能に
支持され、図示省略したエアシリンダーにより俯仰する
アーム7と、モータ8により回転駆動されてスケール層
を破砕する破砕爪車9を備え、一側にアーム端に嵌合し
てボルト止めされる角パイプ状の取付け部11を突設し
た破砕ドラム12とよりなっており、図2に示すよう
に、走行部1と本体6と破砕ドラム12とに分離できる
ようにしてある。本体6にはまた、炉外のバキュームカ
ーに接続される可撓性の吸引ホース40が担持され、前
側部はアーム7と共に俯仰すると共に、先端に破砕爪車
9の背後に位置する吸引口43を有し、破砕爪車9で破
砕したスケールを炉外へ吸引搬出できるようにしてあ
る。そして本体6の前後におけるジョイント部41、4
2で取り外して前側部と、本体6に担持される部分と、
バキュームカーに繋がる部分とに分離できるようにして
ある。破砕装置は以上のように、入口で支えて炉内へ搬
入できないときには、走行部1と本体6と破砕ドラム1
2を分離して炉内へ個々に搬入し、炉内で組み立てを行
う。走行部1と本体6と破砕ドラム12を炉内で組み立
てゝスケール層の破砕装置として機能させ、更に破砕装
置と一体化した吸引搬出送装置とによりスケールの破砕
搬送作業を行う好適な実施の形態として、本体6には図
示しないが、各装置の頭脳となる制御装置を内蔵して、
走行部1の走行制御や破砕ドラム12のモータ8の駆動
制御、更には旋回部2を左右に旋回させて破砕爪車9の
首振りを行うモータ、高さ位置制御に用いられ、アーム
7の俯仰機能を有するシリンダーの制御を行うようにさ
れる。制御位置が上述の各装置を制御するために、制御
装置と各装置とは制御ケーブルで連結され、制御ケーブ
ルは本体6や破砕ドラム12を取り外す際の障害となら
ないようにコネクターで連結されて分離できるようにさ
れ、構造物内の環境、炉の場合、炉内の高温環境に対応
できるように、各装置には熱対策が講じられている。ま
た、スケール層を掘削破砕して行く際には、破砕爪車9
で炉床を損傷する恐れがあるので、これを防ぐために本
体6には破砕爪車9の後部直下を撮影するテレビカメラ
を備え、掘削破砕状況を監視できるようにする。
【0014】図3〜図5は、上記本体6及び破砕ドラム
12の運搬装置について示すもので、車輪21を備えた
台車22と、台車22の前端に固着されるアーチ状のフ
レーム23と、図5に示すようにフレーム23の左右に
向かい合せに形成されるコ形断面の昇降用ガイド24に
両端をそれぞれにスライド可能に嵌合して昇降する上下
一対の凹レール状のガイド25と、ガイド25に左右動
可能に嵌合する角形のブロック26と、ブロック26の
前面下部に向かい合せにして突設される一対のL形の前
後用ガイド27と、両ガイド27に前後動可能に装着さ
れ、前面下部にフォーク爪28を一対側方に突設した取
付板29と、一端を台車22に自在継手により軸着した
エアシリンダー33と、取付板29より突設され、かつ
ブロック26に形成した孔32にスライド可能に嵌挿し
てエアシリンダー33のピストンロッド31端に自在継
手により連結されるロッド30と、フレーム23の天井
部に捩込まれ、下端をガイド25に回動可能に軸着した
昇降用スクリュー35と、ガイド24に形成した縦孔3
6を通してガイド25の一側の支承部37に捩込まれ、
先端をブロック側端面に回動可能に軸着した左右調整用
スクリュー38とよりなっている。
12の運搬装置について示すもので、車輪21を備えた
台車22と、台車22の前端に固着されるアーチ状のフ
レーム23と、図5に示すようにフレーム23の左右に
向かい合せに形成されるコ形断面の昇降用ガイド24に
両端をそれぞれにスライド可能に嵌合して昇降する上下
一対の凹レール状のガイド25と、ガイド25に左右動
可能に嵌合する角形のブロック26と、ブロック26の
前面下部に向かい合せにして突設される一対のL形の前
後用ガイド27と、両ガイド27に前後動可能に装着さ
れ、前面下部にフォーク爪28を一対側方に突設した取
付板29と、一端を台車22に自在継手により軸着した
エアシリンダー33と、取付板29より突設され、かつ
ブロック26に形成した孔32にスライド可能に嵌挿し
てエアシリンダー33のピストンロッド31端に自在継
手により連結されるロッド30と、フレーム23の天井
部に捩込まれ、下端をガイド25に回動可能に軸着した
昇降用スクリュー35と、ガイド24に形成した縦孔3
6を通してガイド25の一側の支承部37に捩込まれ、
先端をブロック側端面に回動可能に軸着した左右調整用
スクリュー38とよりなっている。
【0015】図1に示す破砕装置を炉内に運び込むた
め、走行部1より本体6を、更に本体6より破砕ドラム
12を取り外して分離し、それぞれ個々に炉内に運び込
むときには、先ず走行部1を遠隔操作により炉内に入れ
ておく。次に上述の運搬装置を用いて本体6及び破砕ド
ラム12を炉内に次のようにして搬入する。先ず運搬装
置のフォーク爪28を本体6に近付ける。そして昇降用
スクリュー35の上端にレンチを連結し、レンチ操作に
よりスクリューを回転させてガイド25を降下させ、取
付板29より突設されるフォーク爪28を降下させる。
ついでエアシリンダー33の制御用切換え弁(図示しな
い)を切り換えてフォーク爪28を前進させ、本体下に
差込んだのち、レンチ操作によりスクリュー35を上記
と逆に回転させ、ガイド25を上昇させてフォーク爪2
8により本体6を若干持ち上げる。次にフレーム前面に
突設した金具39に炉内に入れておいた走行部1のウィ
ンチ3より引き出したワイヤ(図示省略)を連結し、ウ
ィンチ操作により運搬装置を牽引して炉内に引込む。運
搬装置が走行部1に達すると、レンチ操作によりスクリ
ュー35を回転させてガイド25を上昇させ、本体6を
走行部1上に持ち上げる。次に切換弁の切換えによりエ
アシリンダー33を作動させてフォーク爪28に担持し
た本体6を走行部上に前進させ、切換弁操作により位置
調整して凸部5を旋回部2の嵌合孔4に合わせる。この
際、左右方向の位置調整が必要なときには、スクリュー
38をレンチ操作により回動してブロック26を左右動
させ、本体6の左右方向の位置調整を行う。
め、走行部1より本体6を、更に本体6より破砕ドラム
12を取り外して分離し、それぞれ個々に炉内に運び込
むときには、先ず走行部1を遠隔操作により炉内に入れ
ておく。次に上述の運搬装置を用いて本体6及び破砕ド
ラム12を炉内に次のようにして搬入する。先ず運搬装
置のフォーク爪28を本体6に近付ける。そして昇降用
スクリュー35の上端にレンチを連結し、レンチ操作に
よりスクリューを回転させてガイド25を降下させ、取
付板29より突設されるフォーク爪28を降下させる。
ついでエアシリンダー33の制御用切換え弁(図示しな
い)を切り換えてフォーク爪28を前進させ、本体下に
差込んだのち、レンチ操作によりスクリュー35を上記
と逆に回転させ、ガイド25を上昇させてフォーク爪2
8により本体6を若干持ち上げる。次にフレーム前面に
突設した金具39に炉内に入れておいた走行部1のウィ
ンチ3より引き出したワイヤ(図示省略)を連結し、ウ
ィンチ操作により運搬装置を牽引して炉内に引込む。運
搬装置が走行部1に達すると、レンチ操作によりスクリ
ュー35を回転させてガイド25を上昇させ、本体6を
走行部1上に持ち上げる。次に切換弁の切換えによりエ
アシリンダー33を作動させてフォーク爪28に担持し
た本体6を走行部上に前進させ、切換弁操作により位置
調整して凸部5を旋回部2の嵌合孔4に合わせる。この
際、左右方向の位置調整が必要なときには、スクリュー
38をレンチ操作により回動してブロック26を左右動
させ、本体6の左右方向の位置調整を行う。
【0016】凸部5が旋回部2の嵌合孔4に位置決めさ
れたのち、レンチ操作によりスクリュー35を上記と逆
に回転させてガイド25を降下し、突部5を嵌合孔4に
嵌合させて本体6を走行部1の旋回部2上に装着する。
装着後はフォーク爪28を後退させ、本体6より離脱さ
せる。その後、運搬装置を炉外に設置したウィンチの操
作により牽引し、炉外へ搬出する。
れたのち、レンチ操作によりスクリュー35を上記と逆
に回転させてガイド25を降下し、突部5を嵌合孔4に
嵌合させて本体6を走行部1の旋回部2上に装着する。
装着後はフォーク爪28を後退させ、本体6より離脱さ
せる。その後、運搬装置を炉外に設置したウィンチの操
作により牽引し、炉外へ搬出する。
【0017】次に破砕ドラム12を運搬装置により炉内
に同様にして搬入する。そして取付け部11の向きをア
ーム7に合せ、位置決めしたのち、フォーク爪28を前
進させ、かつ上昇させながら破砕ドラム12の取付け部
11をアーム端に嵌合させる。嵌合後、ボルトを差込
み、アーム端に取付け部11を連結する。上述する例で
は、破砕ドラム12を本体6より分離して個々に炉内に
搬入させるようにしているが、炉内への搬入に支障を生
じないときには本体に破砕ドラムを取り付けたまゝ搬入
される。
に同様にして搬入する。そして取付け部11の向きをア
ーム7に合せ、位置決めしたのち、フォーク爪28を前
進させ、かつ上昇させながら破砕ドラム12の取付け部
11をアーム端に嵌合させる。嵌合後、ボルトを差込
み、アーム端に取付け部11を連結する。上述する例で
は、破砕ドラム12を本体6より分離して個々に炉内に
搬入させるようにしているが、炉内への搬入に支障を生
じないときには本体に破砕ドラムを取り付けたまゝ搬入
される。
【0018】上述の例ではまた、スクリュー35、38
はレンチ操作により回転するようにしているが、モータ
を内蔵した携帯用の駆動装置によって、或いはスクリュ
ー35、38にそれぞれ減速機付きモータを連結して各
スクリューを動力により回転させるようにしてもよい。
上述の例ではまた、運搬装置はウィンチにより牽引され
るようになっているが、動力装置を設けて遠隔操作する
かマイコン制御し、或いは運転者に操縦されて自走でき
るようにしてもよい。
はレンチ操作により回転するようにしているが、モータ
を内蔵した携帯用の駆動装置によって、或いはスクリュ
ー35、38にそれぞれ減速機付きモータを連結して各
スクリューを動力により回転させるようにしてもよい。
上述の例ではまた、運搬装置はウィンチにより牽引され
るようになっているが、動力装置を設けて遠隔操作する
かマイコン制御し、或いは運転者に操縦されて自走でき
るようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1、3又は5記載の装置によ
れば、本体を走行部より取り外して分離できるようにし
たので、装置全体では入口の天井に支えて入らないよう
な場合でも、本体を取り外して分離し、走行部と本体を
個々に搬入することにより持込みが可能となる。
うな効果を奏する。請求項1、3又は5記載の装置によ
れば、本体を走行部より取り外して分離できるようにし
たので、装置全体では入口の天井に支えて入らないよう
な場合でも、本体を取り外して分離し、走行部と本体を
個々に搬入することにより持込みが可能となる。
【0020】請求項2記載の装置のように、走行部より
突出する破砕ドラムを取り外すことができるようにすれ
ば、装置の全長を短くできて小回りが利くようになり、
入口近くに障害物があっても回り込んで搬出入ができる
ようになる。請求項4記載の装置のように、吸引ホース
を取り外して分離できるようにすれば、動きやすくなっ
て小回りが利くようになり、入口近くに障害物があって
も回り込んで容易に搬出入できるようになる。
突出する破砕ドラムを取り外すことができるようにすれ
ば、装置の全長を短くできて小回りが利くようになり、
入口近くに障害物があっても回り込んで搬出入ができる
ようになる。請求項4記載の装置のように、吸引ホース
を取り外して分離できるようにすれば、動きやすくなっ
て小回りが利くようになり、入口近くに障害物があって
も回り込んで容易に搬出入できるようになる。
【0021】請求項6記載の装置のように、本体より更
に破砕ドラムを取り外して分離できるようにすれば、本
体及び破砕ドラム共軽量化され、持ち運びが容易にな
る。請求項7記載の装置のように、本体より更に吸引ホ
ースを取り外すことができるようにすれば、本体及び吸
引ホース共動き易くなり持ち運びが容易になる。請求項
8記載の装置のように、本体より破砕ドラム及び吸引ホ
ースを取り外すことができるようにすれば、本体、破砕
ドラム及び吸引ホースが共に軽量化され、持ち運びが容
易にできるようになる。
に破砕ドラムを取り外して分離できるようにすれば、本
体及び破砕ドラム共軽量化され、持ち運びが容易にな
る。請求項7記載の装置のように、本体より更に吸引ホ
ースを取り外すことができるようにすれば、本体及び吸
引ホース共動き易くなり持ち運びが容易になる。請求項
8記載の装置のように、本体より破砕ドラム及び吸引ホ
ースを取り外すことができるようにすれば、本体、破砕
ドラム及び吸引ホースが共に軽量化され、持ち運びが容
易にできるようになる。
【0022】請求項9記載の装置によれば、取り外した
個々の装置の搬出入を行うことができると共に、組み付
けや取外しも容易にできるようになる。請求項10記載
の装置のように、フォーク部を左右動可能にすれば、本
体、破砕ドラム或いは吸引ホースを取り付ける際の位置
決めが容易にできるようになる。
個々の装置の搬出入を行うことができると共に、組み付
けや取外しも容易にできるようになる。請求項10記載
の装置のように、フォーク部を左右動可能にすれば、本
体、破砕ドラム或いは吸引ホースを取り付ける際の位置
決めが容易にできるようになる。
【0023】請求項11記載の装置によれば、搬出入が
容易となる。
容易となる。
【図1】破砕装置の側面図。
【図2】本体及び破砕ドラムを取り外した状態を示す分
解斜視図。
解斜視図。
【図3】運搬装置の斜視図。
【図4】同装置の断面図。
【図5】同装置の断面図。
1・・走行部 2・・旋回部 3・・牽引用手動ウィンチ 4・・嵌合孔 5・・凸部 6・・本体 7・・アーム 8・・モータ 9・・破砕爪車 11・・取付け部 12・・破砕ドラム 21・・車輪 22・・台車 23・・フレーム 24・・昇降用ガイド 25・・ガイド 26・・ブロック 27・・前後用ガ
イド 28・・フォーク爪 29・・取付板 31・・ピストンロッド 32・・孔 33・・エアシリンダー 35・・昇降用ス
クリュー 36・・縦孔 37・・支承部 38・・左右調整用スクリュー 39・・金具 40・・吸引ホース 41、42・・ジ
ョイント部 43・・吸引口
イド 28・・フォーク爪 29・・取付板 31・・ピストンロッド 32・・孔 33・・エアシリンダー 35・・昇降用ス
クリュー 36・・縦孔 37・・支承部 38・・左右調整用スクリュー 39・・金具 40・・吸引ホース 41、42・・ジ
ョイント部 43・・吸引口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27D 23/02 F27D 23/02 // C21C 5/28 C21C 5/28 D (72)発明者 本多 勉 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 (72)発明者 森 雅宏 広島県呉市中通1丁目3番16号 日新工機 株式会社内 (72)発明者 鍛冶 昇 広島県呉市中通1丁目3番16号 日新工機 株式会社内 (72)発明者 百岳 武彦 福岡県北九州市小倉北区金鶏町6−29 (72)発明者 井上 義雄 福岡県北九州市小倉南区湯川4−21−14 (72)発明者 栗秋 純一 広島県呉市東畑1丁目2−18−102 (72)発明者 村島 弘芳 福岡県北九州市小倉北区金鶏町5番5− 307
Claims (11)
- 【請求項1】構造物内の堆積物上を移動する移動車と、
該移動車に担持され、モータにより回転駆動されて堆積
物を破砕する破砕ドラムを有する破砕装置において、移
動車を走行部と、走行部に設けた被係合部に抜き差し可
能に係合する係合部を有し、走行部上に取外し可能に装
着されると共に、破砕ドラムを支持する本体とより構成
してなる破砕装置。 - 【請求項2】構造物内の堆積物上を移動する移動車と、
該移動車に担持され、モータにより回転駆動されて堆積
物を破砕する破砕ドラムを有する破砕装置において、破
砕ドラムを取り外して分離できるようにしてなる破砕装
置。 - 【請求項3】構造物内の堆積物上を移動する移動車と、
移動車に担持され、構造物外の真空吸引装置に接続され
る吸引ホースとよりなり、構造物内に堆積する堆積物を
構造物外へ吸引搬出する装置において、移動車を走行部
と、走行部に設けた被係合部に抜き差し可能に係合する
係合部を有し、走行部上に取外し可能に装着されると共
に、吸引ホースを担持する本体とより構成してなる堆積
物の搬出装置。 - 【請求項4】構造物内の堆積物上を移動する移動車と、
移動車に担持され、構造物外の真空吸引装置に接続され
る吸引ホースとよりなり、構造物内に堆積する堆積物を
構造物外へ吸引搬出する装置において、吸引ホースを取
外すことができるようにしてなる搬出装置。 - 【請求項5】構造物内の堆積物上を移動する移動車と、
移動車に担持され、モータにより回転駆動されて堆積物
を破砕する破砕ドラム及び構造物外の真空吸引装置に接
続される吸引ホースとよりなり、構造物内に堆積する破
砕物の破砕と、破砕した堆積物の吸引搬出を行う破砕搬
出装置において、移動車を走行部と、走行部に設けた被
係合部に抜き差し可能に係合する係合部を有し、走行部
上に取外し可能に装着されると共に、破砕ドラム及び吸
引ホースを担持した本体とより構成した破砕搬出装置。 - 【請求項6】破砕ドラムが本体に取外し可能である請求
項1記載の破砕装置又は請求項5記載の破砕搬出装置。 - 【請求項7】吸引ホースが本体に取外し可能である請求
項3記載の搬出装置又は請求項5記載の破砕搬出装置。 - 【請求項8】破砕ドラム及び吸引ホースが取外し可能で
ある請求項5記載の破砕搬出装置。 - 【請求項9】コロ、車輪、クローラ或いはソリ等を備え
た台車と、台車に上下並びに前後動可能に支持され、請
求項1、3又は5記載の装置の走行部より取り外した本
体、該本体より取り外した破砕ドラム又は吸引ホースの
うち、少なくとも一つを支持するフォーク部とよりなる
運搬装置。 - 【請求項10】フォーク部は更に左右動可能である請求
項9記載の運搬装置。 - 【請求項11】自走可能である請求項9記載の運搬装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5638796A JPH09248480A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 堆積物の破砕及び若しくは搬出装置と、該装置の運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5638796A JPH09248480A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 堆積物の破砕及び若しくは搬出装置と、該装置の運搬装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09248480A true JPH09248480A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13025843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5638796A Pending JPH09248480A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 堆積物の破砕及び若しくは搬出装置と、該装置の運搬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09248480A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040040128A (ko) * | 2002-11-06 | 2004-05-12 | 주식회사 포스코 | 복사부 내부 점검 및 지금 제거 장치 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP5638796A patent/JPH09248480A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040040128A (ko) * | 2002-11-06 | 2004-05-12 | 주식회사 포스코 | 복사부 내부 점검 및 지금 제거 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |