JPH04333800A - 覆工材搬送装置 - Google Patents
覆工材搬送装置Info
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- JPH04333800A JPH04333800A JP3131998A JP13199891A JPH04333800A JP H04333800 A JPH04333800 A JP H04333800A JP 3131998 A JP3131998 A JP 3131998A JP 13199891 A JP13199891 A JP 13199891A JP H04333800 A JPH04333800 A JP H04333800A
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- conveyor
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- lining
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド機の後端部のセ
グメント覆工作業部にまで、既に施工された覆工内を通
じて覆工材を搬送する装置に関するものである。
グメント覆工作業部にまで、既に施工された覆工内を通
じて覆工材を搬送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド機においては、油圧ユニットや
制御盤などの付属設備、裏込剤注入設備等は台車上に設
置されてあり、該台車はシールド機の後方覆工内をシー
ルド機と共に移動する一方、シールド機の後方内ではエ
レクターによってセグメント覆工を行っている。このた
め、トンネル内を通じてセグメント等の覆工材をエレク
ターを配設している覆工作業部にまで搬送する必要があ
り、従来から前記台車内を覆工材搬入路に使用して覆工
材を供給している。
制御盤などの付属設備、裏込剤注入設備等は台車上に設
置されてあり、該台車はシールド機の後方覆工内をシー
ルド機と共に移動する一方、シールド機の後方内ではエ
レクターによってセグメント覆工を行っている。このた
め、トンネル内を通じてセグメント等の覆工材をエレク
ターを配設している覆工作業部にまで搬送する必要があ
り、従来から前記台車内を覆工材搬入路に使用して覆工
材を供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、後続台車にはシールド機の操作に必要な各種付
属設備や裏込剤注入設備等を配設してあり、この台車内
に覆工材搬入路を設けると、作業員の通路や掘削土砂の
排出管路等の確保に著しい制約が生じ、作業能率が低下
するばかりでなく、安全面の上からも問題がある。また
、台車内では覆工材をストックしておくことができず、
覆工作業部に覆工材を供給するのに手間取って作業能率
を低下させるという問題点がある。本発明はこのような
問題点を根本的に解消し得る覆工材搬送装置の提供を目
的とするものである。
ように、後続台車にはシールド機の操作に必要な各種付
属設備や裏込剤注入設備等を配設してあり、この台車内
に覆工材搬入路を設けると、作業員の通路や掘削土砂の
排出管路等の確保に著しい制約が生じ、作業能率が低下
するばかりでなく、安全面の上からも問題がある。また
、台車内では覆工材をストックしておくことができず、
覆工作業部に覆工材を供給するのに手間取って作業能率
を低下させるという問題点がある。本発明はこのような
問題点を根本的に解消し得る覆工材搬送装置の提供を目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の覆工材搬送装置は、シールド機の後方覆工
内に該シールド機と一体的に移動する後続台車を配設し
、この後続台車の下方空間部における覆工内周面上に覆
工材搬送コンベアを該後続台車と共に移動可能に配設し
、この搬送コンベアの搬送始端部と終端部とを後続台車
の前後下方から夫々突出させた構造を有しているもので
ある。
に、本発明の覆工材搬送装置は、シールド機の後方覆工
内に該シールド機と一体的に移動する後続台車を配設し
、この後続台車の下方空間部における覆工内周面上に覆
工材搬送コンベアを該後続台車と共に移動可能に配設し
、この搬送コンベアの搬送始端部と終端部とを後続台車
の前後下方から夫々突出させた構造を有しているもので
ある。
【0005】そして、請求項2に記載しているように、
後続台車の前後部側に、前記搬送コンベアの搬送終端部
上からシールド機後方内に配設したエレクターに覆工材
を移送させる前部クレーンと、トンネル内を通じて搬送
されてくる覆工材を搬送コンベアの搬送始端部上に移載
させる後部クレーンとを夫々配設してある。
後続台車の前後部側に、前記搬送コンベアの搬送終端部
上からシールド機後方内に配設したエレクターに覆工材
を移送させる前部クレーンと、トンネル内を通じて搬送
されてくる覆工材を搬送コンベアの搬送始端部上に移載
させる後部クレーンとを夫々配設してある。
【0006】
【作用】トンネル後方から運搬されている覆工材は、後
部クレーンによって後続台車の後端から後方に突出して
いる搬送コンベアの搬送始端部上に移載され、該搬送コ
ンベアによって後続台車の下方空間を通じてシールド機
側に搬送される。この搬送コンベア上に覆工材を次々と
供給して貯蔵しておき、エレクターによる覆工作業時に
後続台車の前端から突出した該搬送コンベアの搬送終端
部上の覆工材を前部クレーンにより吊り下げてエレクタ
ーに供給すると共に、次の覆工材を搬送終端部側に移動
させて待機させる。なお、前部クレーンを排してエレク
ターにより搬送コンベアの搬送終端部上の覆工材を直接
、取り込むようにしてもよい。
部クレーンによって後続台車の後端から後方に突出して
いる搬送コンベアの搬送始端部上に移載され、該搬送コ
ンベアによって後続台車の下方空間を通じてシールド機
側に搬送される。この搬送コンベア上に覆工材を次々と
供給して貯蔵しておき、エレクターによる覆工作業時に
後続台車の前端から突出した該搬送コンベアの搬送終端
部上の覆工材を前部クレーンにより吊り下げてエレクタ
ーに供給すると共に、次の覆工材を搬送終端部側に移動
させて待機させる。なお、前部クレーンを排してエレク
ターにより搬送コンベアの搬送終端部上の覆工材を直接
、取り込むようにしてもよい。
【0007】このように、後続台車の下方空間部を利用
して搬送コンベアにより覆工材をシールド機側に搬送す
るので、後続台車内の空間を広く使用できて、小口径の
トンネル施工であっても作業員通路や土砂搬出管路等の
確保が可能となり、又、作業の安全性を維持し得るもの
である。
して搬送コンベアにより覆工材をシールド機側に搬送す
るので、後続台車内の空間を広く使用できて、小口径の
トンネル施工であっても作業員通路や土砂搬出管路等の
確保が可能となり、又、作業の安全性を維持し得るもの
である。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
ると、1はそのスキンプレート1aの後端部内にエレク
ター2を配設しているシールド機であって、そのエレク
ター2によって組立られたセグメント覆工3内に、油圧
ユニットや制御盤などの付属設備、裏込剤注入設備10
等を設置している数台の後続台車4、4を直列に連結し
た状態で配設してあり、前部後続台車4をシールド機1
に連結部材5を介して一体に連結してシールド機1に牽
引させるようにしてある。
ると、1はそのスキンプレート1aの後端部内にエレク
ター2を配設しているシールド機であって、そのエレク
ター2によって組立られたセグメント覆工3内に、油圧
ユニットや制御盤などの付属設備、裏込剤注入設備10
等を設置している数台の後続台車4、4を直列に連結し
た状態で配設してあり、前部後続台車4をシールド機1
に連結部材5を介して一体に連結してシールド機1に牽
引させるようにしてある。
【0009】後続台車4は、図2及び図3に示すように
、その下面両側端前後部にセグメント覆工3の下部内周
面上を転動する車輪14を回転自在に軸支してある、又
、前部後続台車4の上端中央部には吊レール15を固定
して該吊レール15の前端部を前記エレクター2に向か
って台車の前端から突出させてあり、この吊レール15
にクレーン16を走行自在に装備してある。なお、後続
台車4はセグメント覆工3内に敷設されるレール上を走
行させるようにしてもよい。
、その下面両側端前後部にセグメント覆工3の下部内周
面上を転動する車輪14を回転自在に軸支してある、又
、前部後続台車4の上端中央部には吊レール15を固定
して該吊レール15の前端部を前記エレクター2に向か
って台車の前端から突出させてあり、この吊レール15
にクレーン16を走行自在に装備してある。なお、後続
台車4はセグメント覆工3内に敷設されるレール上を走
行させるようにしてもよい。
【0010】6は後続台車4の左右車輪間におけるセグ
メント覆工3の下部内周面上に移動可能に配設した覆工
材搬送コンベアで、両側部をセグメント覆工3の内周面
に沿って斜め上方に屈曲させていると共にその前後両端
部における覆工材搬送始端部6aと終端部6bとを後続
台車4の前後下方から夫々突出させた状態にして、後続
台車4と一体的に移動させるように構成してある。この
一体移動は、図においては後続台車4と覆工材搬送コン
ベア6との前部間を連結金具17によって連結すること
により行っているが、該搬送コンベア6を後続台車4と
同様にシールド機1に連結することにより一体に移動さ
せるようにしてもよい。
メント覆工3の下部内周面上に移動可能に配設した覆工
材搬送コンベアで、両側部をセグメント覆工3の内周面
に沿って斜め上方に屈曲させていると共にその前後両端
部における覆工材搬送始端部6aと終端部6bとを後続
台車4の前後下方から夫々突出させた状態にして、後続
台車4と一体的に移動させるように構成してある。この
一体移動は、図においては後続台車4と覆工材搬送コン
ベア6との前部間を連結金具17によって連結すること
により行っているが、該搬送コンベア6を後続台車4と
同様にシールド機1に連結することにより一体に移動さ
せるようにしてもよい。
【0011】搬送コンベア6は、その下面に長さ方向に
適宜間隔毎に軸支したローラ形状の車輪7によってトン
ネル長さ方向に移動可能となっていると共に上面には長
さ方向に小間隔毎に多数本の覆工材搬送ローラ8を回転
自在に軸支してなるものであり、図6、図7に示すよう
に、長さ方向に複数分割されてある。
適宜間隔毎に軸支したローラ形状の車輪7によってトン
ネル長さ方向に移動可能となっていると共に上面には長
さ方向に小間隔毎に多数本の覆工材搬送ローラ8を回転
自在に軸支してなるものであり、図6、図7に示すよう
に、長さ方向に複数分割されてある。
【0012】即ち、長方形状の台枠の両側対向面間の上
下部に、夫々複数個の車輪7と複数本のローラ8を長さ
方向に一定間隔毎に軸支してなるローラ台9を図5に示
すように中央部と両側部とに配して一組の搬送コンベア
部を構成し、これを複数台、前後連結具18によって順
次直列に連結すると共に中央のローラ台9と両側のロー
ラ台9とを互いに適宜な接続材19によって一体に連結
して搬送コンベア6が構成されてある。
下部に、夫々複数個の車輪7と複数本のローラ8を長さ
方向に一定間隔毎に軸支してなるローラ台9を図5に示
すように中央部と両側部とに配して一組の搬送コンベア
部を構成し、これを複数台、前後連結具18によって順
次直列に連結すると共に中央のローラ台9と両側のロー
ラ台9とを互いに適宜な接続材19によって一体に連結
して搬送コンベア6が構成されてある。
【0013】さらに、直列に連結した中央部のローラ台
9において、数台毎のローラ台と後続台車4の後端から
突出した最後部のローラ台とを駆動ローラ台9aとして
ある。この駆動ローラ台9aは、各ローラ8の中心軸の
一端に固着したスプロケットホイール20間にチエーン
21を掛け渡し、最前端のローラを台枠内に設置した外
部からの遠隔操作により作動する駆動モータ22によっ
て回転させることにより全てのローラ8を一斉に同一方
向に回転駆動するように構成してある。
9において、数台毎のローラ台と後続台車4の後端から
突出した最後部のローラ台とを駆動ローラ台9aとして
ある。この駆動ローラ台9aは、各ローラ8の中心軸の
一端に固着したスプロケットホイール20間にチエーン
21を掛け渡し、最前端のローラを台枠内に設置した外
部からの遠隔操作により作動する駆動モータ22によっ
て回転させることにより全てのローラ8を一斉に同一方
向に回転駆動するように構成してある。
【0014】11は後続台車4の後方側のセグメント覆
工3内に配設した自走台車で、セグメント覆工3の下部
内周面上に枕木23を架設し、この枕木23上に敷設し
たレール24、24上をモータ26によって車輪25を
回転させることにより走行可能となっており、その上端
両側部に固定した吊レール27、27間に横架している
移動梁28にクレーン12を横移動可能に配設してある
。この自走台車11の前端から前記吊レール27、27
を適宜長さ突出させてあり、この吊レール上を移動する
クレーン12によって前記後続台車4から後方に突出し
た搬送コンベア6上にセグメント等の覆工材(以下、セ
グメント13とする) を移載させるようにしてある。
工3内に配設した自走台車で、セグメント覆工3の下部
内周面上に枕木23を架設し、この枕木23上に敷設し
たレール24、24上をモータ26によって車輪25を
回転させることにより走行可能となっており、その上端
両側部に固定した吊レール27、27間に横架している
移動梁28にクレーン12を横移動可能に配設してある
。この自走台車11の前端から前記吊レール27、27
を適宜長さ突出させてあり、この吊レール上を移動する
クレーン12によって前記後続台車4から後方に突出し
た搬送コンベア6上にセグメント等の覆工材(以下、セ
グメント13とする) を移載させるようにしてある。
【0015】29、29は上記レール24、24間の枕
木23上に敷設した挟幅レールで、自走台車11の脚部
間の空間を通じて牽引車30によりトロ台車31を走行
させるようにしてある。なお、枕木23やレール24、
29等は、シールド機1の掘進に従って敷設される。図
中、32はシールド機1の推進ジャッキ、33、34は
送排泥管である。
木23上に敷設した挟幅レールで、自走台車11の脚部
間の空間を通じて牽引車30によりトロ台車31を走行
させるようにしてある。なお、枕木23やレール24、
29等は、シールド機1の掘進に従って敷設される。図
中、32はシールド機1の推進ジャッキ、33、34は
送排泥管である。
【0016】このように構成したので、シールド機1の
掘進に従って組立、施工されたセグメント覆工3内にト
ンネル後方からトロ台車31によってセグメント13を
自走台車11の後端側まで運搬すると、該トロ台車31
上のセグメント13は自走台車11のクレーン12によ
って吊り下げられて前方に搬送され、搬送コンベア6の
搬送始端部6a上に次々と移載される。
掘進に従って組立、施工されたセグメント覆工3内にト
ンネル後方からトロ台車31によってセグメント13を
自走台車11の後端側まで運搬すると、該トロ台車31
上のセグメント13は自走台車11のクレーン12によ
って吊り下げられて前方に搬送され、搬送コンベア6の
搬送始端部6a上に次々と移載される。
【0017】搬送コンベア6a上に移載されたセグメン
ト13は、搬送ローラ8の回転によって後続台車4の下
方空間部側に送り込まれ、次に移載されるセグメント1
3によって後押しされながら搬送コンベア6上を前方に
移動し、次の駆動ローラ台9a上に達すると、再びその
ローラ台9aの積極回転するローラ8によって搬送コン
ベア6上を前進する。こうして、搬送コンベア6の搬送
始端部6a上に自走台車11側から供給されたセグメン
ト13を多数、搬送コンベア6の搬送始端部6aから終
端部6bにまで載置した状態でストックしておく。
ト13は、搬送ローラ8の回転によって後続台車4の下
方空間部側に送り込まれ、次に移載されるセグメント1
3によって後押しされながら搬送コンベア6上を前方に
移動し、次の駆動ローラ台9a上に達すると、再びその
ローラ台9aの積極回転するローラ8によって搬送コン
ベア6上を前進する。こうして、搬送コンベア6の搬送
始端部6a上に自走台車11側から供給されたセグメン
ト13を多数、搬送コンベア6の搬送始端部6aから終
端部6bにまで載置した状態でストックしておく。
【0018】一方、シールド機1によって掘削されるト
ンネル壁面には、シールド機1のテール部内でエレクタ
ー2によってセグメント覆工3される。即ち、後続台車
4の前端から突出した搬送コンベア6の終端部6b上の
セグメント13を後続台車4に配設しているクレーン1
6によって吊り下げてエレクター2に移し、該エレクタ
ー2を使用してセグメントの組立てを行う。
ンネル壁面には、シールド機1のテール部内でエレクタ
ー2によってセグメント覆工3される。即ち、後続台車
4の前端から突出した搬送コンベア6の終端部6b上の
セグメント13を後続台車4に配設しているクレーン1
6によって吊り下げてエレクター2に移し、該エレクタ
ー2を使用してセグメントの組立てを行う。
【0019】搬送コンベア6の搬送終端部6bから最前
部のセグメント13が取り出されると、搬送コンベア6
の適所の駆動ローラ台9aを駆動してセグメント13列
を前方に移動させて次の最前部のセグメント13を搬送
終端部6b上に送り出し、再び、クレーン16によって
エレクター2に移してセグメント覆工作業を行う。又、
セグメント覆工3の進行に従って減少する搬送コンベア
6上のセグメントに応じて、該搬送コンベア6の搬送始
端部6a上にセグメント13を補充する。
部のセグメント13が取り出されると、搬送コンベア6
の適所の駆動ローラ台9aを駆動してセグメント13列
を前方に移動させて次の最前部のセグメント13を搬送
終端部6b上に送り出し、再び、クレーン16によって
エレクター2に移してセグメント覆工作業を行う。又、
セグメント覆工3の進行に従って減少する搬送コンベア
6上のセグメントに応じて、該搬送コンベア6の搬送始
端部6a上にセグメント13を補充する。
【0020】こうして、シールド機1の掘進に従って掘
削されたトンネル壁面に該シールド機1と一体的に移動
するエレクター2によりセグメントの組立てを行うと共
に、後続台車4並びに搬送コンベア6をエレクター2と
同様にシールド機1と一体的に前進させて後続台車4上
の機器によるシールド機1の操作と搬送コンベア6によ
るセグメント13の搬送、供給を行いながらセグメント
覆工3を行う。
削されたトンネル壁面に該シールド機1と一体的に移動
するエレクター2によりセグメントの組立てを行うと共
に、後続台車4並びに搬送コンベア6をエレクター2と
同様にシールド機1と一体的に前進させて後続台車4上
の機器によるシールド機1の操作と搬送コンベア6によ
るセグメント13の搬送、供給を行いながらセグメント
覆工3を行う。
【0021】以上の実施例においては、搬送コンベア6
上にセグメント13を供給するクレーン12は自走台車
11に設けているが、図8に示すように、後部後続台車
4側に設けてもよい。即ち、該後続台車4の上端両側部
に固定した吊レール35、35間に横架している移動梁
36にクレーン12を横移動可能に配設し、その吊レー
ル35、35を後続台車4の後方から適宜長さ突出させ
て、吊レール上を移動するクレーン12により、トロ台
車31上からセグメント13を吊り下げ、該後続台車4
の下方空間から後方に突出している搬送コンベア6の搬
送始端部6a上にセグメント13を移載させるようにし
てもよい。
上にセグメント13を供給するクレーン12は自走台車
11に設けているが、図8に示すように、後部後続台車
4側に設けてもよい。即ち、該後続台車4の上端両側部
に固定した吊レール35、35間に横架している移動梁
36にクレーン12を横移動可能に配設し、その吊レー
ル35、35を後続台車4の後方から適宜長さ突出させ
て、吊レール上を移動するクレーン12により、トロ台
車31上からセグメント13を吊り下げ、該後続台車4
の下方空間から後方に突出している搬送コンベア6の搬
送始端部6a上にセグメント13を移載させるようにし
てもよい。
【0022】この場合、自走台車11を必要とすること
なくトロ台車31からクレーン12を介して搬送コンベ
ア6にセグメント13を供給することができる。なお、
シールド機1は、送排泥管33、34による泥水式シー
ルド掘削機を示しているが、土圧工法や加泥式工法用の
シールド機であってもよい。
なくトロ台車31からクレーン12を介して搬送コンベ
ア6にセグメント13を供給することができる。なお、
シールド機1は、送排泥管33、34による泥水式シー
ルド掘削機を示しているが、土圧工法や加泥式工法用の
シールド機であってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の覆工材搬送装置に
よれば、シールド機の後方覆工内に該シールド機と一体
的に移動する後続台車を配設し、この後続台車の下方空
間部における覆工内周面上に覆工材搬送コンベアを該後
続台車と共に移動可能に配設し、この搬送コンベアの搬
送始端部と終端部とを後続台車の前後下方から夫々突出
させているので、トンネル内を通じてシールド機側に搬
送されてくる多数の覆工材を、一旦、該搬送コンベア上
に貯蔵しておくことができと共に、後続台車内の空間を
広く使用することができて、小口径のトンネル施工であ
っても作業員通路や土砂搬出管路等の確保が可能となり
、又、作業の安全性を維持し得るものである。
よれば、シールド機の後方覆工内に該シールド機と一体
的に移動する後続台車を配設し、この後続台車の下方空
間部における覆工内周面上に覆工材搬送コンベアを該後
続台車と共に移動可能に配設し、この搬送コンベアの搬
送始端部と終端部とを後続台車の前後下方から夫々突出
させているので、トンネル内を通じてシールド機側に搬
送されてくる多数の覆工材を、一旦、該搬送コンベア上
に貯蔵しておくことができと共に、後続台車内の空間を
広く使用することができて、小口径のトンネル施工であ
っても作業員通路や土砂搬出管路等の確保が可能となり
、又、作業の安全性を維持し得るものである。
【0024】さらに、搬送コンベアの搬送始端部と終端
部とを後続台車の前後下方から夫々突出させているから
、該搬送コンベアの搬送始端部上への覆工材の供給、並
びに搬送終端部からの覆工材の取り出しが円滑に行える
ものであり、その上、後続台車並びに搬送コンベアがシ
ールド機と一体に前進可能となっているので、シールド
機によるトンネルの掘進と覆工材の組立てが同時であっ
ても、覆工材をシールド機内の覆工作業部に直ちに搬送
コンベアの搬送終端部側から連続的に補給することがで
き、覆工作業が能率よく行えるものである。
部とを後続台車の前後下方から夫々突出させているから
、該搬送コンベアの搬送始端部上への覆工材の供給、並
びに搬送終端部からの覆工材の取り出しが円滑に行える
ものであり、その上、後続台車並びに搬送コンベアがシ
ールド機と一体に前進可能となっているので、シールド
機によるトンネルの掘進と覆工材の組立てが同時であっ
ても、覆工材をシールド機内の覆工作業部に直ちに搬送
コンベアの搬送終端部側から連続的に補給することがで
き、覆工作業が能率よく行えるものである。
【図1】覆工材搬送装置を備えたシールド機全体の簡略
縦断側面図、
縦断側面図、
【図2】図1におけるAーA線の拡大縦断正面図、
【図
3】図1におけるBーB線の拡大縦断正面図、
3】図1におけるBーB線の拡大縦断正面図、
【図4】
図1におけるCーC線の拡大縦断正面図、
図1におけるCーC線の拡大縦断正面図、
【図5】搬送
コンベアのローラ台の縦断正面図、
コンベアのローラ台の縦断正面図、
【図6】その中央ロ
ーラ台の連結状態を示す簡略平面図、
ーラ台の連結状態を示す簡略平面図、
【図7】その縦断側面図、
【図8】本発明の別な実施例を示す簡略縦断側面図。
1 シールド機
2 エレクター
3 セグメント覆工
4 後続台車
6 搬送コンベア
6a 搬送始端部
6b 搬送終端部
8 搬送ローラ
12 クレーン
13 セグメント
16 クレーン
Claims (2)
- 【請求項1】 シールド機の後方覆工内に該シールド
機と一体的に移動する後続台車を配設し、この後続台車
の下方空間部における覆工内周面上に覆工材搬送コンベ
アを該後続台車と共に移動可能に配設し、この搬送コン
ベアの搬送始端部と終端部とを後続台車の前後下方から
夫々突出させていることを特徴とする覆工材搬送装置。 - 【請求項2】 後続台車の前後部側に、前記搬送コン
ベアの搬送終端部上からシールド機後方内に配設したエ
レクターに覆工材を移送させる前部クレーンと、トンネ
ル内を通じて搬送されてくる覆工材を搬送コンベアの搬
送始端部上に移載させる後部クレーンとを夫々配設して
いることを特徴とする請求項1記載の覆工材搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131998A JP2538446B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 覆工材搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131998A JP2538446B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 覆工材搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04333800A true JPH04333800A (ja) | 1992-11-20 |
JP2538446B2 JP2538446B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=15071168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3131998A Expired - Fee Related JP2538446B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 覆工材搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538446B2 (ja) |
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1991
- 1991-05-07 JP JP3131998A patent/JP2538446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2538446B2 (ja) | 1996-09-25 |
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