JPS60243208A - 高炉小羽口取替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高炉に取付けである小羽口を取外し、新しいも
のと交換する際に使用する高炉小羽口取替装置に関する
。

従来、高炉の小羽口を交換する場合には、小羽口の後端
部に、チェンブロック等によって吊下げられた゛引出し
部材の先端を係止し、多人数で引張ったり、衝撃を加え
たりして取外し、また取外しと逆の手順によって新しい
ものを取付けている。

′しかじ上記取替作業は、高炉を停止した短時間ｇ休風
時に行なわなければならないため、高熱にさらされる悪
環境下での人手を要する危険な作業となっていた。

そのりめ、本出願人は、この問題を解ｉすべく種々研究
貴重ね１、先に小人数でかつ安全に小羽口の７ｉ：換が
出来る装置を出願した（特公昭４９−７２８４）。

しかし、上記装置はキャタピラ走行で、旋回部、リンク
機構、回転される引抜きロッド等を有するため大形とな
り、小羽口に対する芯が出しにくく、それを誘導する人
手が運転者の他に必要となり、限られた作業床での小廻
りがきかず、また、休風は短時間で、その間に各種作業
が同時に行なわれるため、互に邪魔さなる。また、構造
が複雑のため高価となり、さらに、小羽口を引抜く時の
強い力を受ける金具を炉体に設けなければならない等の
不都合があった。

不発明は、上記の欠点を解消すべく研究を進めた靭未発
明されたもので、ステアリング自在な車輪によって自走
する台車の上に、上下動、左右動。

俯仰自在、かつ伸縮自在なフレームおよびビームを設け
、上記フレーム先端左右側部に突張り部材を設け、また
、上記ビーム先端には、左右両側に操作杆によって回動
され小羽口に係止される小羽口係止アームが取付けられ
、下部には小羽目サポートを有する係上部が設けられて
いる比較的小形に構成された高炉小羽口取替装置である
。

以下本発明を図面を参照して説明する。

第１図ないし第４図は、本発明に係る高炉小羽口取替装
置の一実施例を示すもので第１図および８２図は、取替
装量の側面図および平面図である。

図中符号１はステアリング自在なタイヤ２によって、バ
ッテリーを駆−源として自走する台車である。この台車
１の上面左右両側には、サポート３によって補強された
ガイドボール４，４が垂■に固定されている。このガイ
ドポール４，４には、第３図および第４図に取付は部分
の詳細平面図および縦断面図を示すように、筒状保合部
材５，５が上下方向の摺動自在に嵌着されている。この
筒状保合部材５，５には、左右両側に後方に平行して突
出するキープ、プレトロ、６が取付けられたフレーム板
７の左右端部が固定さｎている。上記キーププレート６
．６には、左右方向に平行な上下の横行シャフト８．８
が取付けられている。これら筒状保合部＠５　、５．フ
レーム板７．キーププレート６．６、横行シャフト８，
８によってスライドフレーム９が構成されている。この
スライドフレーム９は、下部が台車１の上面に取付けら
ｎた油圧シリンダ１０．１０によって上下動されるよう
になっている。

また、上記下横性シャフト８ことは筒状のｍ動部材１１
ａが左右方向の摺動自在に嵌着されている。

この摺動部材１−１ａの両端には、前後方向の平行な支
持板体１１ｂ、ｉｌｂが取付けられ、この支されている
。これら支持板体１１ｂ、１１ｂの前端縁は、上記横行
シャフト８，８に平行かつ近接した板体ｌｉｄによって
連結固定さｎている。この板体ｌｉｄの下部中央には、
後方に垂直に゛突出するブラケットｌｉｅ＞ｊ設けられ
、このブラケットｌｉｅは、上記下槽動部材１１Ｍにも
固定され。

さらに後方に突出している。上記上下の摺動部材１１ａ
、支持板体１１ｂ、ｌｌｂ、板体１１Ｃおよびブラケッ
トｌｉｅによってスライドサポート１１が構成されてい
る。このスライドサポート１１は油圧シリンダ１２によ
って左右方向に移動されるようになっている。

また、上記ブツシュＩＩＣ，ｌｉｅの間の上横性シャフ
ト８には、中間下部に取付はブラケット１３、後端下部
に駆動ブラケット１４ａが設けられた、前後方向に延在
す育成角筒状のフレーム１４が、開口端を前にして、上
記取付はブラケット１３が回動自在かつ左右方向の移動
が阻止されて取付けられている。上記ブラケット１１ｅ
および駆動ブラケット１４ａの間には、油圧シリンダ１
５が設けられている。また上記フレーム１４の前端部左
右には、左右に張り出し、前方に突出する突張り部材１
６の基部が固定されている。

上記フレーム１４′の前端開口部には、角筒状のビーム
１７が摺動自在に挿入されアーム機構１８が構成されて
いる。上記フレーム１４の後端およびビーム１７の前端
との間には、アーム機構１８を伸縮する油圧シリンダ１
９が設けられている。

上記ビーム１７の先端には、左右に突出するピン２０ａ
、２０ａ、および下部に先端部が前方に突出するととも
に、前後方向に移動自在な油圧シリンダよりなる小羽口
サポート２０ｂを有する係止部２０が取付けられている
。また上記ピン２０ａ。

２０ａには、先端部に上および下を向いた係止突起２１
ａ、２２ａが固定された小羽口係止アーム２１．２２の
後部がそれぞれ回動自在に取付けられている。こむら小
羽口係止アーム２１．２２の基端部には、操作杆２３，
２４の先端が取付けられている。これら操作杆２３．２
４の前部は、後述する小羽口の冷却水通水管を避けて、
適宜屈曲されており、また、後部は上記フレームに前後
方向の移動自在に取付けられている。これら操作杆を前
後に動かすことによって、上記小羽口係止アーム２１．
２２が上方および下方からほぼ水平位置まで、所定の角
度の間を回動するようになっている。

なお１図中符号２５は油圧シリンダ等の油圧作動機構を
駆動する油圧ユニット、２６は台車１の走行動力等とな
るバッテリーの電気部、２７は電動機、２８は運転操作
部、２９は照明ライト、３０はアーム機構１８の短縮を
制限するストッパーガイドパイプである。また第５図は
、上記小羽口取替装置によって着脱される小羽口３１の
斜視図で通常２５０ｋｇ程度の鋼塊である。第６図は小
羽口３１を高炉本体３２の大羽口３３に取付けた状態を
示す平面図である。この小羽口３１の後端部には、上記
係止突起２１ａ、２２ａを引掛ける引掛は孔３４が穿設
された係止突部３５，３５が固定さｎている。また上記
小羽０３１には冷却水の通水孔３６が設けられ、この通
水孔３６には通水管３７が接続されている。

次に以上のように構成された本発明に係る高炉小羽゛口
取替装置の使用方法を説明する。

先ず、台車を走行させてアーム機構１８の先端を大羽口
３３に挿入するとともに突部り部材１６の先端を大羽口
３３の外縁に近接させる。次いでアーム機＃１８の伸長
、スライドフレーム９の上下方向の移動およびスライド
サポート１１の左右方向の移動によって係止部２０を小
羽口３１に対して適正に位置させる。その後、操作杆２
．３．２４を引いて小羽口係止アーム２１を上方に２２
を下方に回動させ、係止突起２１！、２２ａを小羽口３
１の係止突部引掛は孔３４．３４に嵌合する。

この場合、上記操作杆２３，２４は小羽口３１の通水管
３７を避ける゛ような形状となっているので、容易に操
作することが出来る。

次にアーム機構１８を短縮する。この場合、突張り部材
１６は大羽口の外縁に当接した状態でビーム１７がフレ
ーム１４内部に引込まれ、操作杆２３．２４はフレーム
１４に沿って後退するので。

小羽口３１は大羽口３３方向に引抜かれる。この引抜作
業は、小羽口周囲にスラップ等が付着しているため強大
な力を必要とするが、その力は突張り部材１６に支えら
れるので台車１が小羽口３１方向に引付けられることは
ない。引抜かれた／ＪＳ羽口３１は、小羽口係止アーム
２１．２２によって支持されるとともに、後縁下部が油
圧シリンダよりなる小羽口サポート２０ｂの伸縮によっ
て当接支持されるので、小羽口のいかなる姿勢にも対応
出来、安定に保持される。次いで台車１を後退させ、小
羽口３１を大羽口３３の外に取出した後、台車１を所定
の場所に走行させ、油圧シリンダ１５を伸長してアーム
機構１８の先端を下げ、係止する場合と逆の操作によっ
て上記小羽口３１を外す。

新しい小羽口３１を取付ける場合には、上記説明と同様
にして係止部２０に小羽口を係止し、小羽口３１の位置
を調整しビーム１７を突出させて小羽口３１を大羽口３
３の先端に取付ける。この場合、タイヤ２をブレーキ止
めして押込むが、引抜く場合と異なり大きな力を必要と
しないのでブレーキによる台車１の停止力によって押込
むことが出来る。

以上述べたように、本発明に係る高炉羽口取替装置は、
比較的小形で装置後端の運転操作部に搭乗した作業員の
運転操作によって、小羽口に対する先端係上部の位置を
、ｌ１４１整して容易に芯出しし。

小羽口に係止出来、また大羽口の外縁に突張り部材の先
端を当接することによって、小羽口の引抜きの際に必要
とする強大な力が１台車の停止力とは殆んど無関係に静
圧で引抜くので、打跡が小羽口につかず、また抜いた状
態で小羽口が安定に保持されるので運搬が可能となり、
高熱の悪環境における危険を伴なう困難な作業が、比較
的簡単な装置によって容易に安全かつ迅速に出来る等の
長所を有す。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は、本発明゛に係る高炉小羽口枢替
装置の一実施例を示すもので、第１図は側面図％第２図
は平面図、第３図は取付は部分の平面図、第４図は第３
図のｒｖ−ｒｖｍ視断面断面図５図は、小羽口の斜視図
、第６図は、高炉の大羽口に小羽口を取付けた状態を示
す水平断面図である。 １・・・・・・台車、２・・・・・・タイヤ、３・・・
・・・サポート、４・・・・・・ガイドポール、５・・
・・・・筒状係合部材、６・旧・・キーププレート、７
・・・・・・フレーム板、８・・・・・・横行シャフト
、９・・・・・・スライドフレーム、１０・・・・・・
油圧シリンダ、１１・・・・・・スライドサポート、１
１ａ・・・・・・摺動部材、ｌｌｂ・・・・・・支持板
体％　ＩＩＣ・・・・・・ブツシュ％　ｌｉｄ・・・・
・・板体、１１ｅ・・・・・・ブラケット、１２・・・
・・・油田シリンダ、１３・・・・・・取付はブラケッ
ト、１４・・・・・・フレーム、１４ａ・・・・・・駆
動ブラケット、１５・・・・・・油圧シリンダ％　１６
・・−・・・突張り部材、１７・・・・・・ビーム、１
８・・・・・・アーム機構、１９・・・・・・油圧シリ
ンダ、２０・・・・・・係止部％２０ａ・・・・・・ピ
ン、２０ｂ・・・・・・小羽口サポート（油圧シリンダ
）。 ２１．２２・・・・・・小羽口係止アーム、２１ａ・・
・・・・上を向いた保止突起、２２Ｊｌ・・・・・・下
を向いた係止突起、２３，２４・・・・・・操作杆、２
５・・・・・・油圧ユニット　２６−−−−−−電気器
機・２７°”°゛°°電動機・　２８°°。 ・・・率転操作郁、２９・・・・・・照明ライト、３０
・・・・・・ストッパーガイドパイプ、３１・・・・・
・小羽口、３２・・・・・・高炉本体、３３・・・・・
・大羽口、３．４・・・・・・引掛は孔。 ３５・・・・・・係止突部、３６・・・・・・通水孔、
３７・・・・・・通水管。 第３図 第５図 ５り 第６図 ス２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ステアリング自在な自走台車（１）と、この台車（１）
   の上部左右番と固定されたガイドポール（４）と、これ
   らガイドボール（４）の間に上下方向の摺動自在に取付
   けられ、油圧シリンダ（１０）によって上下動されるス
   ライドフレーム（９）と、このスライドフレーム　３゜
   （９）に左右方向の移動自在に取付けられ、油圧シリン
   ダ（１２）によって左右動されるスライドサポート（１
   １）と、このスライドサポート（１１）に回動自在に取
   付けられ、油圧シリンダ（１５）によって回動され、か
   つ前端両側に左右に張り出す突張り部材（１６）が、　
   設けられた有底筒状のフレーム（１４）と、このフレー
   ム（１４）の前開口端より摺動自在に嵌合され、上記フ
   レーム≦１４）の底部に一端が固定された油圧シリンダ
   （１９）によって前後方向に移動されるビーム（１７）
   と、このビーム（１７）の先端に取付けられ、左右側部
   にそれぞれ回動自在に小羽口係止アーム（２１，２２）
   が取付けられ、下部の前方に突出した油圧シリンダより
   なる小羽口サポート（２０ｂ）を有する係止部（２０）
   と、上記小羽口係止アーム（２１゜２２）の基部に先端
   が取付けられ、上記ビーム（１７）右よびフレーム（１
   ４）に沿って設けられ、上記左右の小羽口係止アーム（
   ２１，２２）をそれぞれ逆方向に回動させる左右の操作
   杆（２３，２４）とを具備してなる高炉小羽口取替装置
   。