JPH09247719A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH09247719A
JPH09247719A JP5442196A JP5442196A JPH09247719A JP H09247719 A JPH09247719 A JP H09247719A JP 5442196 A JP5442196 A JP 5442196A JP 5442196 A JP5442196 A JP 5442196A JP H09247719 A JPH09247719 A JP H09247719A
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JP
Japan
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center
power failure
terminal
pbx
side network
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JP5442196A
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Hiroto Uhara
裕人 宇原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末側網制御装置からセンター側システムへ
の一斉停電報知を防止する。 【解決手段】 PBX1で地域停電を検出すると、端末
側網制御装置7を呼び出して、地域停電であることを報
知するとともにセンター6へ停電を報知するための発呼
を停止させる。1台目に呼び出した端末側網制御装置7
だけには、センター6に地域停電であることを報知する
ように発呼指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅のPBX
等の交換機に通信回線を介して接続された複数の端末装
置に対して、一般加入電話回線(公衆網)を介してノー
リンギング通信によってガス、水道等の自動検針やテレ
コントロールといった双方向にデータの送受信を行うデ
ータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の集合住宅あるいはビル等では、配
線等の設備費の削減、工事期間の短縮等から構内交換機
(PBX)が設けられている。
【0003】そして、電話回線を利用した遠隔通信によ
り各戸の端末装置のデータ、例えばガスメータの検針情
報を読み込んでセンター側システム(以下、センターと
称する)で収集するPBXを用いたノーリンギング通信
によるデータ通信システムが多く普及してきている。
【0004】すなわち、ガス、水道等のメータや電話機
等の端末機器が接続された端末装置が一般加入電話回線
に接続されたPBXに内線を介して接続されることによ
り端末側システムが構成され、センターと端末側システ
ムのPBXとが接続され、双方向にデータ通信するもの
である。
【0005】この端末装置では、電源として各戸のAC
コンセントから供給されるAC電源が使用され、停電時
に対応するために内部にバックアップ用電池が備えられ
ている。なお、ACコンセントから端末装置への電源の
供給は、端末装置に接続されている電源供給用のプラグ
をACコンセントに差し込むことにより行われている。
そして、端末装置にAC電源が供給されなくなった場合
すなわち停電である場合、端末装置では電源をAC電源
から電池に切換えるとともに、一律にセンターに対して
停電が発生したことを報知する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、各端末装
置がセンターに対して一律に停電の報知を行うシステム
にあっては、地域停電が生じた場合複数の端末装置から
センターに対して一斉に停電の報知が行われる。そのた
め、PBXの内線およびセンターの回線が輻輳し、各端
末装置に接続されている電話機が使用できにくくなる。
また、センターが話中となり、他の端末装置からの報知
を受信できないという問題があった。
【0007】もし、ここで上記のような問題を回避する
ため端末装置に停電が発生してもセンターに停電を報知
しないシステムにすると、各戸のユーザーが端末装置の
電源のAC電源用ブレーカをオフした場合、あるいはA
Cコンセントから端末装置の電源供給用のプラグが抜け
た場合、ユーザーに対する注意等のセンターでの対応が
行えない。しかも、その間端末装置では、電源がAC電
源から電池に切換わることになり、不必要にバックアッ
プ用電池が消費され、電池の寿命が短くなってしまう。
さらに、ユーザーが長期間外出するときにはブレーカー
がオフされるが、電源が切換わってガス等が使用されて
いないのにメータの検針が行われたり、ACコンセント
にはAC電源が供給されているのにプラグ抜けで電池に
切換わったりして、電池の不必要な消費が生じる。
【0008】本発明は、上記に鑑み、端末装置からセン
ターへの一斉の停電の報知を防止し、システムの運営を
円滑に行えるデータ通信システムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、複数の端末装置が同一建物内、同一敷地内あるい
は一つの市町村といった同一地域内に設置された交換機
に内線、電話回線等の通信回線を介して接続され、セン
ターが公衆網を介して交換機に接続され、端末装置とセ
ンターとの間でデータの送受信を行うデータ通信システ
ムにおいて、地域停電が発生したとき各端末装置の発呼
によるセンターへの停電発生の一斉報知を規制する発呼
規制手段を設けたものである。発呼規制手段として、地
域停電の発生を検出した交換機から各端末装置に停電発
生を報知する機能と、端末装置からセンターへの発呼を
停止する機能とをもたせる。これによって、端末装置に
て自己の停電が地域停電によるものであることを認識で
き、センターに一斉に停電報知をするといったことがな
くなる。
【0010】さらに、交換機から直接的にあるいは交換
機によって指示された任意の端末装置からセンターに停
電発生を報知する報知手段を設ける。これによって、セ
ンターには特定のところからしか停電の報知がされない
ので、どの地域で発生した地域停電であるか認識でき
る。
【0011】そして、端末装置に停電が発生した場合、
交換機から停電発生が報知されるのを端末装置にて一定
時間監視する監視手段と、前記一定時間を経過しても報
知されないときセンターに停電発生を報知するように端
末装置から発呼する発呼手段とを設ける。これによっ
て、センターにて地域停電であるのか端末装置の単独の
停電であるのかが把握できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)本実施形態のデータ通信システム
は、図3に示すように、一つの集合住宅内に設置された
PBX1に内線により複数の端末装置2を接続して端末
側システム3が構成され、端末側システム3が電話回線
(公衆網)により端末側の電話局4およびセンター側の
電話局5を介してセンター6と接続されている。
【0013】前記PBX1は、構内交換機としての機能
の他にAC電源の供給状態を常時監視して停電を検出す
る機能と、停電を検出したとき電源を停電用の補助電源
に切換える機能とを有している。そして、AC電源が通
常故意にオフされないように管理されており、そのため
PBX1のAC電源がオフになるということは、地域停
電が発生したときである。
【0014】前記端末装置2は、PBX1の内線に接続
されている端末側網制御装置7と、端末側網制御装置7
に接続されたガス等のメータ8、電話機9とからなる。
そして、端末側網制御装置7は、図4に示すように、そ
れ自身の制御を司る制御部10と、メータ8からの信号
を制御部10に読み込むメータインターフェース(I/
F)11、アナログ信号とデジタル信号とを変換するモ
デム部12、センター6からのノーリンギング信号を受
信するノーリンギング受信部13、PBX1あるいは電
話機9が接続される電話回線I/F14、ACコンセン
トに接続するプラグを備えたACアダプタ15に接続さ
れた電源I/F16、電源I/F16と停電時の補助用
電源であるバックアップ用電池17と定電圧回路部18
とが接続された電源切換部19が設けられている。
【0015】前記電源切換部19は、端末側網制御装置
7の停電、すなわちAC電源の供給が停止したことを認
識すると、リレー等により電源をバックアップ用電池1
7に切換えるもので、それとともに制御部10にAC電
源がオフしたことを伝える機能も有している。ここで、
AC電源の供給が停止する原因としては、地域停電、A
Cアダプタ15のプラグがACコンセントから抜けるこ
と、あるいはAC電源のブレーカーがオフされることで
ある。
【0016】前記制御部10は、CPU、RAMやRO
Mのメモリ、タイマー等を備え、PBX1を介してセン
ター6とデータ通信する機能と、接続されたメータ8の
検針情報を読み込む機能と、受信した信号がセンター6
からの通信であるか否かを判別する機能と、センター6
からである判別をしたとき電話機9を内線から切り離す
機能と、電源切換部19からの出力によりAC電源のオ
フが伝えられたとき停電であることを認識する機能とを
有する。
【0017】さらにPBX1には、地域停電が発生した
とき各端末側網制御装置7の発呼によるセンター6への
停電発生の一斉報知を規制する発呼規制手段と、PBX
1によって指示された任意の端末側網制御装置7からセ
ンター6に停電発生を報知させる報知手段とが設けられ
ている。
【0018】前記発呼規制手段は、PBX1が地域停電
の発生を検出したときPBX1がすべての端末側網制御
装置7を順番に呼び出し回線接続を行い地域停電である
ことを報知する機能と、任意の1台の端末側網制御装置
7(例えば、最初に呼び出す1台目の端末側網制御装置
7)を除く他の端末側網制御装置7からセンター6への
発呼停止を命令する機能とを有する。ここで、任意の端
末側網制御装置7は、PBX1によって予めセンター6
に報知するように設定されており、1台目のものに限ら
ず何台目かのものであってもよい。
【0019】前記報知手段は、PBX1が端末側網制御
装置7を呼び出して応答があったとき報知するように予
め設定された端末側網制御装置7であるか否かをPBX
1で判別する機能と、予め設定された端末側網制御装置
7であるときその端末側網制御装置7に地域停電が発生
していることをセンター6へ報知するように発呼指示を
行う機能とを有している。
【0020】また、端末装置2には、端末側網制御装置
7に停電が発生してこれを認識した場合、PBX1から
停電発生が報知されるのを一定時間監視する監視手段
と、一定時間を経過しても報知がないときセンター6に
停電発生を報知するように端末発呼する発呼手段とが設
けられている。
【0021】前記監視手段は、端末側網制御装置7にお
いて停電を検出したとき制御部10の内部タイマーを起
動して呼び出し監視期間である一定時間を計時する機能
と、この一定時間内にPBX1から地域停電であること
が報知されたか否かを検出する機能とを有している。こ
こで、一定時間とは、PBX1が順番に端末側網制御装
置7を呼び出し、すべての端末側網制御装置7に地域停
電を報知できる時間以上に設定された時間であって、予
め制御部10内部のメモリに設定されている。
【0022】前記発呼手段は、一定時間内にPBX1か
らの地域停電の報知がない場合、端末側網制御装置7か
らセンター6に発呼し単独の停電であることを報知する
機能を有する。これによって、センター6では、地域停
電ではないと判断でき、端末側網制御装置7の単独の停
電であると判別できる。
【0023】上記構成において、まず地域停電が発生し
たときのPBX1の動作を図1に基づいて説明する。地
域停電が発生すると、PBX1においてその停電が検出
され(S1)、PBX1では電源が補助電源に切換えら
れる。このとき、端末側網制御装置7でも停電が検出さ
れており、電源がバックアップ用電池17に切換えら
れ、制御部10の内部タイマーが起動されて一定時間の
計時が開始される。そして、PBX1は、内線に接続さ
れている端末側網制御装置7に対してノーリンギング呼
び出しを行う(S2)。
【0024】PBX1はノーリンギング呼び出しを行っ
た後、呼び出した端末側網制御装置7の応答を監視する
(S3)。このとき、呼び出した端末側網制御装置7が
ユーザーの電話中等で呼び出しても応答しなかった場
合、この端末側網制御装置7に対する呼び出しは後送り
にし、次の端末側網制御装置7を呼び出す(S4)。
【0025】そして、端末側網制御装置7が応答した場
合、それが1台目に呼び出した端末側網制御装置7であ
るかチェックする(S5)。1台目の端末側網制御装置
7であった場合、データ通信によりコマンド等で端末側
網制御装置7に対して地域停電が発生したことを報知す
るとともに、センター6に対して地域停電が発生したこ
とを知らせるように発呼指示を行う(S6)。
【0026】2台目以降の端末側網制御装置7であった
場合、停電の報知のみを行う(S7)。そして、PBX
1は接続されている端末側網制御装置7のすべてに対し
て停電の報知を行うまで上記の動作を繰り返す(S
8)。なお、上記の動作は、端末側網制御装置7に設定
された一定時間内に必ず終了する。
【0027】次に、端末側網制御装置7において停電が
検出されたときの端末側網制御装置7の動作を図2に基
づいて説明する。端末側網制御装置7においてACアダ
プタ15からのAC電源の供給が断たれた場合、電源切
換部19が電源をバックアップ用電池17に切り換え、
それと同時にAC電源がオフしたことを制御部10に伝
える。これによって、端末側網制御装置7は停電である
ことを認識する(S9)。そして、端末側網制御装置7
の制御部10は内部タイマーを起動して一定時間計時を
開始し、それとともにPBX1から呼び出しがあるか監
視を行う(S10)。そして、端末側網制御装置7は、
呼び出しがあると応答のためにオフフックして(S1
1)、PBX1よりデータを受信した後オンフックする
(S12)。オンフックした後、制御部10は受信した
データが地域停電の報知であるかを確認する(S1
3)。
【0028】地域停電の報知でない場合、そのデータに
従った通常の処理を行い、再度PBX1からの呼び出し
の監視を行う。受信データが停電の報知であった場合、
さらにセンター6への停電の報知のための発呼指示の有
無をチェックする(S14)。その発呼指示がない場合
は通常動作に戻る。停電を検出した端末側網制御装置7
が予め設定された端末側網制御装置7であると、センタ
ー6への発呼指示があった場合は、センター6への発呼
を行い、センター6に対して地域停電が発生したことを
報知する(S15)。
【0029】また、PBX1からの呼び出しがない場合
は制御部10の内部タイマーが一定時間を計時し終わっ
たかを監視する(S16)。こうして、一定時間内にP
BX1からの呼び出しがない場合、制御部10は地域停
電ではなく単独の停電が発生したと判断し、センター6
に端末側網制御装置7の単独の停電であることを報知す
る(S17)。このとき、端末側網制御装置7は自己を
示すセンター6に認識される固有の識別子(例えば、番
号あるいは記号)を付加して送信する。これにより、セ
ンター6ではある特定の端末側網制御装置7に単独の停
電が発生したことを認識でき、それがどの端末側網制御
装置7であるかも知り得る。また、それが認識される
と、その端末側網制御装置7にノーリンギング呼び出し
によりデータ通信を行いコマンド等を送り、その端末側
網制御装置7に停電であることの表示あるいは音声等に
よって、ユーザーに注意または警告する。さらに、ユー
ザーが長期間外出するためにブレーカーを切ることによ
り停電が発生する場合もあり、このときにはメータの検
針は不要となるので、その端末側網制御装置7に接続さ
れているメータの検針を停止させるとよく、不必要な電
池の消耗がなくなる。
【0030】このように、地域停電が発生した場合、P
BX1が各端末側網制御装置7に地域停電が発生したこ
とを報知するとともに、特定の端末側網制御装置7を除
く端末側網制御装置7からセンター6へ発呼しないよう
に規制することにより、地域停電発生による端末側網制
御装置7の一斉報知を防止でき、センター6では特定の
端末側網制御装置7からの報知によってある地域におい
て地域停電が発生したことを知ることができる。また、
一斉報知の防止により、PBX1の内線およびセンター
6の回線が輻輳し、端末側網制御装置7を設置している
内線の電話機9が使用できにくくなったり、他の端末側
網制御装置7からのデータ通信をセンター6が話中で受
信できなくなるということを防止でき、システムの運営
を円滑に行える。
【0031】さらに、端末側網制御装置7において停電
が検出されたとき一定時間内にPBX1からの地域停電
の報知があるかを監視し、一定時間を経過しても報知さ
れない場合にはセンター6に端末側網制御装置7の単独
の停電であると報知するので、センター6では端末側網
制御装置7に単独に発生した停電の情報を無駄なく確実
に得ることができる。そのため、端末側網制御装置7を
設置しているユーザーに迅速にACコンセントが抜けて
いる、あるいはブレーカーがオフされているといったこ
とを注意したり警告でき、無駄なバックアップ用電池1
7の消耗を防止でき、正常な状態に復帰させることがで
きる。さらに、その端末側網制御装置7のメータの検針
を停止する等の待機状態にすることにより、不必要なバ
ックアップ用電池17の消耗が防げ、電池の寿命を延ば
せる。
【0032】ここで、図5に示すように、PBX1の内
線にPBX1を介さずセンター6に接続される電話回線
をもったサブセンター20を設け、該サブセンター20
が自らの停電の有無によって端末側網制御装置7のAC
電源が供給されなくなった場合の発呼規制およびセンタ
ー6への報知動作を制御するデータ通信システムも考え
られるが、このシステムでは、サブセンター20を導入
するための費用が発生するとともに、端末側網制御装置
7はセンター6とサブセンター20の電話番号を記憶す
る必要があり、電話番号を記憶するためのメモリが余分
に必要になりコストが高くなる。本実施形態では、この
ようなサブセンター20を必要とせず、比較的システム
を安価に構築できる。
【0033】(第二の実施形態)第一の実施形態では、
PBX1で地域停電を検出した場合、端末側網制御装置
7を呼び出して、予め設定された端末側網制御装置7か
らセンター6へ地域停電であることを報知させている。
しかし、予め設定された端末側網制御装置7のユーザー
が長電話をしていると、長時間PBX1とその端末側網
制御装置7とが接続できないことになり、センター6へ
の地域停電の報知が遅れることが考えられる。
【0034】そこで、本実施形態では、地域停電を検出
したPBX1が直接センター6に地域停電であることを
報知するようにしている。なお、端末側システム3の構
成については第一の実施形態と同じであり、説明を省略
する。
【0035】ここで、停電時の動作について、図6,7
に基づいて説明する。まず、地域停電が発生しPBX1
において停電が検出されると(S20)、PBX1はセ
ンター6に発呼し地域停電であることを報知する(S2
1)。次に、端末側網制御装置7に対してノーリンギン
グ呼び出しを行う(S22)。
【0036】PBX1はノーリンギング呼び出しを行っ
た後、呼び出した端末側網制御装置7の応答を監視する
(S23)。そして、応答があればその端末側網制御装
置7に地域停電であることを報知し(S24)、応答が
なければ次の端末側網制御装置7を呼び出す(S2
5)。そして、PBX1は接続されているすべての端末
側網制御装置7に対して地域停電の報知を行うまで上記
の動作を繰り返す(S26)。
【0037】一方、端末側網制御装置7では、第一の実
施形態の場合と同じ動作が行われ、PBX1から地域停
電の報知を受けた後はセンター6に報知することなく通
常動作に戻る。
【0038】このように、地域停電を検出したPBX1
が直接的にセンター6に地域停電であることを報知する
ことにより、端末側網制御装置7を介して間接的に報知
する場合よりもセンター6では即座に地域停電を認識で
き、停電による検針の異常がないかのチェックを行うと
いった対応が迅速になる。
【0039】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。交換機
としては、集合住宅のPBXに限らずある地域を管轄す
る電話局に設置された交換機でもよく、より広い範囲を
カバーできることになる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、交換機に接続された複数の端末装置からの発呼
によるセンターへの停電発生の一斉報知を規制すること
により、地域停電発生時に各端末装置からセンターへの
停電報知のための発呼がなくなり、交換機の内線および
センターの回線が輻輳し、端末装置に接続されている電
話機が使用できにくくなったり、センターにおいて他の
端末装置からのデータを話中のため受信できないという
ことを防止でき、システムの運営を円滑に行える。
【0041】また、地域停電の発生を検出した交換機か
ら各端末装置に停電発生を報知して、端末装置からセン
ターへの発呼を停止させることにより、サブセンターと
いった特別の装置を必要とせず、既存の設備を利用でき
るので、比較的システムを安価に構築できる。
【0042】さらに、交換機から直接的にあるいは交換
機によって指示された任意の端末装置からセンターに停
電発生を報知することにより、決められた一か所から報
知されるので、センターでどこの地域に停電が発生して
いるかを確実に認識でき、停電に対する適切な対応をと
ることができる。また、各端末装置からセンターへ報知
するときの電話料金を節約できる。
【0043】そして、端末装置に停電が発生した場合、
交換機から停電発生が報知されるのを端末装置にて一定
時間監視し、一定時間を経過しても報知されないときセ
ンターに停電発生を報知するように端末装置から発呼す
ることにより、センターにおいて地域停電なのか端末装
置の単独の停電なのか確実に認識できる。
【0044】しかも、どの端末装置が停電しているのか
がわかり、その端末装置を設置しているユーザーに注意
したり警告したりでき、不注意による停電ならば即座に
解決でき、また故障等の異常状態によるものならば、重
大な事故を未然に防ぐことが可能となる。また、どの端
末装置に単独の停電が発生したのか認識することができ
るので、ガス等のメータの検針を停止して端末装置を待
機状態にすることでバックアップ用電池の不必要な消耗
を低減でき、電池の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態の停電発生時のPBXの動作を
示すフローチャート
【図2】同じく停電発生時の端末側網制御装置の動作を
示すフローチャート
【図3】同じくデータ通信システムの全体構成図
【図4】端末装置の構成図
【図5】サブセンターを設けたデータ通信システムの全
体構成図
【図6】第二の実施形態の停電発生時のPBXの動作を
示すフローチャート
【図7】同じく停電発生時の端末側網制御装置の動作を
示すフローチャート
【符号の説明】
1 PBX 2 端末装置 6 センター 7 端末側網制御装置 10 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置が同一地域内に設置され
    た交換機に通信回線を介して接続され、センター側シス
    テムが公衆網を介して前記交換機に接続され、前記端末
    装置と前記センター側システムとの間でデータの送受信
    を行うデータ通信システムにおいて、地域停電が発生し
    たとき各端末装置の発呼による前記センター側システム
    への停電発生の一斉報知を規制する発呼規制手段が設け
    られたことを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 発呼規制手段は、地域停電の発生を検出
    した交換機から各端末装置に停電発生を報知する機能
    と、前記端末装置からセンター側システムへの発呼を停
    止する機能とを有せしめられたことを特徴とする請求項
    1記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 交換機から直接的にあるいは交換機によ
    って指示された任意の端末装置からセンター側システム
    に停電発生を報知する報知手段が設けられたことを特徴
    とする請求項1または2記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 端末装置に停電が発生した場合、交換機
    から停電発生が報知されるのを前記端末装置にて一定時
    間監視する監視手段と、前記一定時間を経過しても報知
    されないときセンター側システムに停電発生を報知する
    ように前記端末装置から発呼する発呼手段とが設けられ
    たことを特徴とする請求項1または2記載のデータ通信
    システム。
JP5442196A 1996-03-12 1996-03-12 データ通信システム Pending JPH09247719A (ja)

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