JPH09247364A - カラースキャナ装置 - Google Patents
カラースキャナ装置Info
- Publication number
- JPH09247364A JPH09247364A JP8056461A JP5646196A JPH09247364A JP H09247364 A JPH09247364 A JP H09247364A JP 8056461 A JP8056461 A JP 8056461A JP 5646196 A JP5646196 A JP 5646196A JP H09247364 A JPH09247364 A JP H09247364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ccd
- color
- green
- light
- red
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 赤、緑、青の発光ダイオードを主走査方向に
順番に複数配置した光源と、赤、緑、青のCCD列を持
つカラースキャナ装置において、赤、緑、青のCCD列
の出力電圧は、発光ダイオードの光量の指向特性によ
り、出力電圧レベルが異なっている。このCCD出力電
圧を合わせるため、増幅器を使用して画像データの出力
としている。このため、例えば赤と青の画像データは、
緑の画像データと比較すると解像度が落ちるということ
になり、高画質の画像データを得る阻害要因となってい
る。 【解決手段】 カラースキャナ装置の光源に、赤、緑、
青のLEDを主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各
色のLEDを副走査方向にずらして配置した光源を使用
することにより、高画質な画像が得られるカラースキャ
ナ装置の提供する。
順番に複数配置した光源と、赤、緑、青のCCD列を持
つカラースキャナ装置において、赤、緑、青のCCD列
の出力電圧は、発光ダイオードの光量の指向特性によ
り、出力電圧レベルが異なっている。このCCD出力電
圧を合わせるため、増幅器を使用して画像データの出力
としている。このため、例えば赤と青の画像データは、
緑の画像データと比較すると解像度が落ちるということ
になり、高画質の画像データを得る阻害要因となってい
る。 【解決手段】 カラースキャナ装置の光源に、赤、緑、
青のLEDを主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各
色のLEDを副走査方向にずらして配置した光源を使用
することにより、高画質な画像が得られるカラースキャ
ナ装置の提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラースキャナ装
置に関するものであり、特に赤、緑、青の発光ダイオー
ドを主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各色の発光
ダイオードを副走査方向にCCDのライン間隔分ずらし
て配置した光源を使用することにより、高画質な画像が
得られるカラースキャナ装置を提供する。
置に関するものであり、特に赤、緑、青の発光ダイオー
ドを主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各色の発光
ダイオードを副走査方向にCCDのライン間隔分ずらし
て配置した光源を使用することにより、高画質な画像が
得られるカラースキャナ装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の構成図を示す。図中、3
0は画像を得ようとする用紙、31は光源、32はミラ
ー、33は3ラインカラーCCD、34は増幅器であ
る。画像を得ようとする用紙30に、赤、緑、青の発光
ダイオードを主走査方向に順番に複数配置した光源31
から光を照射する。用紙30からの反射光はミラー32
と記載されていないレンズを経て3ラインカラーCCD
33に入力され、電気信号に変換される。3ラインカラ
ーCCD33の各色の出力電圧の最大値は、発光ダイオ
ードの照射の指向性により異なっており、増幅器34は
各色の最大出力電圧を一定の値にするように3ラインカ
ラーCCD33の出力電圧を増幅した後、記載されてい
ないA/Dコンバータの入力とするため、更に出力電圧
を増幅して、画像データの出力としている。
0は画像を得ようとする用紙、31は光源、32はミラ
ー、33は3ラインカラーCCD、34は増幅器であ
る。画像を得ようとする用紙30に、赤、緑、青の発光
ダイオードを主走査方向に順番に複数配置した光源31
から光を照射する。用紙30からの反射光はミラー32
と記載されていないレンズを経て3ラインカラーCCD
33に入力され、電気信号に変換される。3ラインカラ
ーCCD33の各色の出力電圧の最大値は、発光ダイオ
ードの照射の指向性により異なっており、増幅器34は
各色の最大出力電圧を一定の値にするように3ラインカ
ラーCCD33の出力電圧を増幅した後、記載されてい
ないA/Dコンバータの入力とするため、更に出力電圧
を増幅して、画像データの出力としている。
【0003】この明細書において、「3ラインカラーC
CD」という用語は、電荷結合素子(CCD)を読取り
画像の主走査方向の1列分の画像が獲得できるように1
列配置したものを、赤、緑、青の3色の画像データが得
られるように3列に配置したものを指す。
CD」という用語は、電荷結合素子(CCD)を読取り
画像の主走査方向の1列分の画像が獲得できるように1
列配置したものを、赤、緑、青の3色の画像データが得
られるように3列に配置したものを指す。
【0004】また、「発光ダイオード」をこれ以降か
ら、LEDと記す。
ら、LEDと記す。
【0005】図4は従来の構成図で示した光源の詳細図
である。図中、40はプリント板、41は赤、緑、青の
LEDである。プリント板40上に、赤、緑、青のLE
Dを主走査方向に順番に複数配置したものである。
である。図中、40はプリント板、41は赤、緑、青の
LEDである。プリント板40上に、赤、緑、青のLE
Dを主走査方向に順番に複数配置したものである。
【0006】図5は従来の構成図で示した3ラインカラ
ーCCDの詳細図である。図中、50は3ラインカラー
CCD、51は赤色を受光するためのCCD列、52は
緑色を受光するためのCCD列、53は青色を受光する
ためのCCD列、54はCCDのライン間隔である。赤
色と緑色のCCDのライン間隔と緑色と青色のCCDの
ライン間隔は同じになるようにCCDを配置している。
ーCCDの詳細図である。図中、50は3ラインカラー
CCD、51は赤色を受光するためのCCD列、52は
緑色を受光するためのCCD列、53は青色を受光する
ためのCCD列、54はCCDのライン間隔である。赤
色と緑色のCCDのライン間隔と緑色と青色のCCDの
ライン間隔は同じになるようにCCDを配置している。
【0007】図6はLEDの光量分布図である。図中、
黒く塗り潰されている部分である60がLEDの光量分
布を示し、角度は分布の数値を示す。光量の分布は強い
指向性があることがわかる。この図では、LEDの中心
である0°から10°離れた位置では、LEDの光量は
半減することを示している。
黒く塗り潰されている部分である60がLEDの光量分
布を示し、角度は分布の数値を示す。光量の分布は強い
指向性があることがわかる。この図では、LEDの中心
である0°から10°離れた位置では、LEDの光量は
半減することを示している。
【0008】図7は従来の構成図で示した3ラインカラ
ーCCDの各色の最大出力電圧図である。図中、71は
赤色を受光するためのCCDの最大出力電圧、72は緑
色を受光するためのCCDの最大出力電圧、73は青色
を受光するためのCCDの最大出力電圧である。緑色を
受光するためのCCDの最大出力電圧72は、図3の光
源31の緑のLEDの光量が最大に受光できるように、
図3の3ラインカラーCCD33の緑色を受光するため
のCCD列52を光量分布の中心(0°)となるように
調整してある。このため、赤色を受光するためのCCD
列51と青色を受光するためのCCD列53は、光量分
布の中心(0°)からずれることになり、LEDの光量
分布の最大光量を使用することができない。したがっ
て、赤色と青色を受光するためのCCD列の最大出力電
圧71、73は、緑色を受光するためのCCD列の最大
出力電圧72より小さくなる。
ーCCDの各色の最大出力電圧図である。図中、71は
赤色を受光するためのCCDの最大出力電圧、72は緑
色を受光するためのCCDの最大出力電圧、73は青色
を受光するためのCCDの最大出力電圧である。緑色を
受光するためのCCDの最大出力電圧72は、図3の光
源31の緑のLEDの光量が最大に受光できるように、
図3の3ラインカラーCCD33の緑色を受光するため
のCCD列52を光量分布の中心(0°)となるように
調整してある。このため、赤色を受光するためのCCD
列51と青色を受光するためのCCD列53は、光量分
布の中心(0°)からずれることになり、LEDの光量
分布の最大光量を使用することができない。したがっ
て、赤色と青色を受光するためのCCD列の最大出力電
圧71、73は、緑色を受光するためのCCD列の最大
出力電圧72より小さくなる。
【0009】そして、赤、緑、青のCCD列の出力電圧
を合わせるため、増幅器34を使用して画像データの出
力としている。
を合わせるため、増幅器34を使用して画像データの出
力としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来技術では、赤、緑、青のCCD列の出力電圧を
合わせるため、増幅器34を使用して画像データの出力
としている。このため、赤と青の画像データは、緑の画
像データと比較するとS/N比が落ちることになり、高
画質の画像データを得る阻害要因となっている。
示す従来技術では、赤、緑、青のCCD列の出力電圧を
合わせるため、増幅器34を使用して画像データの出力
としている。このため、赤と青の画像データは、緑の画
像データと比較するとS/N比が落ちることになり、高
画質の画像データを得る阻害要因となっている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
問題点を考慮してなされたもので、カラースキャナ装置
の光源に、赤、緑、青のLEDを主走査方向に順番に複
数配置し、かつ、各色のLEDを副走査方向にCCDの
ライン間隔分ずらして配置した光源を使用することによ
り、高画質な画像が得られるカラースキャナ装置の提供
を目的とする。
問題点を考慮してなされたもので、カラースキャナ装置
の光源に、赤、緑、青のLEDを主走査方向に順番に複
数配置し、かつ、各色のLEDを副走査方向にCCDの
ライン間隔分ずらして配置した光源を使用することによ
り、高画質な画像が得られるカラースキャナ装置の提供
を目的とする。
【0012】
【発明の実施の形態】カラースキャナ装置の光源を、
赤、緑、青のLEDを主走査方向に順番に複数配置し、
かつ、各色のLEDを副走査方向にCCDのライン間隔
分ずらして配置した光源とする。これにより、LEDの
光量分布の最大光量を使用することができ、高画質な画
像データを得ることが可能となる。
赤、緑、青のLEDを主走査方向に順番に複数配置し、
かつ、各色のLEDを副走査方向にCCDのライン間隔
分ずらして配置した光源とする。これにより、LEDの
光量分布の最大光量を使用することができ、高画質な画
像データを得ることが可能となる。
【0013】
【実施例】図1から図2に、この発明のカラースキャナ
装置の一実施例を示す。
装置の一実施例を示す。
【0014】図1はこの発明の構成図である。図中、1
0は画像を得ようとする用紙、11は光源、12はミラ
ー、13は3ラインカラーCCD、14は増幅器であ
る。画像を得ようとする用紙10に、赤、緑、青のLE
Dを主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各色のLE
Dを副走査方向にCCDのライン間隔分ずらして配置し
た光源11から光を照射する。用紙からの反射光はミラ
ー12と記載されていないレンズを経て3ラインカラー
CCD13に入力され、電気信号に変換される。増幅器
14は記載されていないA/Dコンバータの入力とする
ため、3ラインカラーCCD13の出力電圧を増幅し
て、画像データの出力としている。
0は画像を得ようとする用紙、11は光源、12はミラ
ー、13は3ラインカラーCCD、14は増幅器であ
る。画像を得ようとする用紙10に、赤、緑、青のLE
Dを主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各色のLE
Dを副走査方向にCCDのライン間隔分ずらして配置し
た光源11から光を照射する。用紙からの反射光はミラ
ー12と記載されていないレンズを経て3ラインカラー
CCD13に入力され、電気信号に変換される。増幅器
14は記載されていないA/Dコンバータの入力とする
ため、3ラインカラーCCD13の出力電圧を増幅し
て、画像データの出力としている。
【0015】図2はこの発明の光源の詳細図である。図
中、20はプリント板、21は赤色のLED、22は緑
色のLED、23は青色のLED、24はLED列幅で
ある。プリント板20上に、赤、緑、青のLED21、
22、23を主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各
色のLEDを副走査方向にLED列幅24ずらして配置
したものである。なお、LED列幅24は図5のCCD
ライン間隔54と同じ長さとする。
中、20はプリント板、21は赤色のLED、22は緑
色のLED、23は青色のLED、24はLED列幅で
ある。プリント板20上に、赤、緑、青のLED21、
22、23を主走査方向に順番に複数配置し、かつ、各
色のLEDを副走査方向にLED列幅24ずらして配置
したものである。なお、LED列幅24は図5のCCD
ライン間隔54と同じ長さとする。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記に説明したような形態
で実施され、以下の効果がある。カラースキャナ装置の
光源を、赤、緑、青のLEDを主走査方向に順番に複数
配置し、かつ、各色のLEDを副走査方向にCCDのラ
イン間隔分ずらして配置した光源とする。これにより、
赤、緑、青のLEDの光量分布の最大光量を使用するこ
とができ、赤と青のCCD出力電圧を緑のCCD出力電
圧と同レベルに近づけることが可能となり、高画質な画
像データを得ることが可能となる。
で実施され、以下の効果がある。カラースキャナ装置の
光源を、赤、緑、青のLEDを主走査方向に順番に複数
配置し、かつ、各色のLEDを副走査方向にCCDのラ
イン間隔分ずらして配置した光源とする。これにより、
赤、緑、青のLEDの光量分布の最大光量を使用するこ
とができ、赤と青のCCD出力電圧を緑のCCD出力電
圧と同レベルに近づけることが可能となり、高画質な画
像データを得ることが可能となる。
【図1】 この発明の構成図である。
【図2】 この発明の光源の詳細図である。
【図3】 従来の構成図である。
【図4】 従来の構成図で示した光源の詳細図である。
【図5】 従来の構成図で示した3ラインカラーCCD
の詳細図である。
の詳細図である。
【図6】LEDの光量分布図である。
【図7】従来の構成図で示した3ラインカラーCCDの
各色の最大出力電圧図である。
各色の最大出力電圧図である。
11 光源
Claims (1)
- 【請求項1】 赤、緑、青の発光ダイオードを主走査方
向に順番に複数配置し、かつ、各色の発光ダイオードを
副走査方向にCCDのライン間隔分ずらして配置した光
源(11)を持つことを特徴とするカラースキャナ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056461A JPH09247364A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | カラースキャナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056461A JPH09247364A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | カラースキャナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247364A true JPH09247364A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13027748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8056461A Pending JPH09247364A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | カラースキャナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247364A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006098468A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-21 | Ricoh Company, Ltd. | 照明装置、照明方法、画像読取装置、画像読取方法、画像形成装置及び画像形成方法 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP8056461A patent/JPH09247364A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006098468A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-21 | Ricoh Company, Ltd. | 照明装置、照明方法、画像読取装置、画像読取方法、画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2006295914A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 照明装置、照明方法、画像読取装置、画像読取方法、画像形成装置及び画像形成装置 |
US8169672B2 (en) | 2005-03-18 | 2012-05-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image scanning device and illuminating device that divide a light beam from a light source into multiple light beams and direct the multiple light beams to a target |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3990437B2 (ja) | カラーイメージセンサユニット及び前記センサユニットを用いた画像読み取り装置及びその制御方法 | |
US7349129B2 (en) | Controller for photosensor array with multiple different sensor areas | |
US4930008A (en) | Scanner for reading color image | |
EP0948191A3 (en) | Scanner illumination | |
EP0785671B1 (en) | Image reading apparatus | |
USRE43511E1 (en) | Device and method for digitizing a serialized scanner output signal | |
US7023591B2 (en) | Image scanning apparatus, storage medium for storing controlling procedure of image scanning apparatus, and control program for image scanning apparatus | |
JPH09247364A (ja) | カラースキャナ装置 | |
JP4013402B2 (ja) | 画像読み取り装置 | |
JPS6128260B2 (ja) | ||
JP4418130B2 (ja) | 撮像装置 | |
GB2169167A (en) | Obtaining monochromatic images from colour originals | |
JPH04249966A (ja) | カラー図形入力装置 | |
JP2004289289A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
JPH114326A (ja) | 撮像装置 | |
JP2004172836A (ja) | 画像読み取り装置 | |
JPH0879492A (ja) | 走査方式 | |
JPH04223761A (ja) | 画像読み取り装置 | |
JPH06225316A (ja) | カラー光電変換装置 | |
JPH09247359A (ja) | カラー画像読み取り装置 | |
JP2004056158A (ja) | 画像読取装置 | |
JPS6298963A (ja) | 原稿読取装置 | |
JPH0470255A (ja) | 画像入力装置 | |
JPH1141411A (ja) | スキャナ | |
JPH0693729B2 (ja) | 多色画像読み取り装置 |