JPH09247258A - 電話機及び電話交換システム - Google Patents

電話機及び電話交換システム

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JPH09247258A
JPH09247258A JP5031596A JP5031596A JPH09247258A JP H09247258 A JPH09247258 A JP H09247258A JP 5031596 A JP5031596 A JP 5031596A JP 5031596 A JP5031596 A JP 5031596A JP H09247258 A JPH09247258 A JP H09247258A
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JP
Japan
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reservation
telephone
call
time
input
Prior art date
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Application number
JP5031596A
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English (en)
Inventor
Shigeo Arieda
樹雄 有枝
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5031596A priority Critical patent/JPH09247258A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話を掛ける予定がある場合にも、確実に正
確な予定日時に相手先に電話をすることができる電話機
および電話交換システムを得る。 【解決手段】 電話回線(図示せず)に接続され、通話
動作を行うための電話回路1と、電話回路1に信号を入
力するためのキー2と、内部動作全体の制御を行うため
のCPU14と、キー2に入力された発信予約とその発
信予約を実行するべき予定日時とを格納するための予約
処理手段41及びメモリ5と、CPU14の制御によ
り、発信予約が登録されている旨を予定日時に知らせる
ための時計制御手段16及び表示手段13と、発信予約
の予定日時に相手先に自動的に発信を行うための自動発
信処理手段42とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話機及び電話
交換システムに関し、特に、予約機能を有する電話機及
び電話交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の電話機の構成を示すブロ
ック図である。図14において、1は通話動作等を行う
ための電話回線に接続された電話回路で、2はユーザが
電話回路1に電話番号を入力(ダイヤル)するためのプ
ッシュボタン式のキーで、3は現在の日時を表示するた
めの液晶ディスプレイ等の表示手段であり、キー2によ
って相手先の電話番号等が入力された場合にはその内容
も表示する。4はこれら全ての制御を統括するためのC
PUで、5はCPU4で処理された保持が必要とされる
データを記憶するためのメモリである。
【0003】動作について説明する。図15は、従来に
おいて、後日電話を掛ける予定が発生し、その結果に至
るまでのユーザの動作の経緯を示した流れ図である。図
15に示すように、後日電話を掛ける予定がある(ステ
ップS1)場合には、まず、現在の日時が、ステップS
1における電話を掛ける予定の日時以降になっているか
否かが問題となり(ステップS2)、予定の日時をすで
に超過していた場合は、予定の電話を掛け忘れた(ステ
ップS3)という結果となる。ステップS2において、
現在の日時が予定の日時であれば、ステップS1で発生
した予定をユーザが覚えているか否かが問題となり(ス
テップS4)、ユーザが覚えていない場合は、予定の電
話を掛け忘れる(ステップS3)という結果になり、覚
えていれば、メモの有無の判定となる(ステップS
5)。メモをしていないため相手先の電話番号がわから
ない場合は、結果的に予定の電話を掛け忘れる(ステッ
プS3)という結果となり、発信先のメモが有る場合
は、ユーザはそのメモを見ながら(ステップS6)、キ
ー2に対する手入力によるダイヤルがなされ(ステップ
S7)、予定通り電話を掛けたことになる(ステップS
8)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来は
電話を掛ける予定があるときは、メモを紙面上に記録す
るか、または、発信者であるユーザの記憶に留めていた
が、ユーザがメモを見忘れたり、うっかり物忘れしたと
き等には、予定の電話のかけ忘れが生じてしまうという
問題があった。
【0005】また、ユーザがその予定を覚えているにも
かかわらず、その予定を思い出した時点の日時がすでに
予定の日時を経過していた場合や、メモを取り損なっ
た、または、メモを無くした等により、相手先の電話番
号が分からない場合には、結果的に予定の日時に発信を
怠る結果となり、電話を待っている相手先の着信者に迷
惑をかけるという問題があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、予約機能と自動発信機能とを有
し、メモ等を残さなくても、掛け忘れを防止することが
できる電話機および電話交換システムを得ることを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電話機
は、電話回線に接続され、通話動作を行うための電話回
路と、電話回路に信号を入力するための入力手段と、内
部動作全体の制御を行うための制御手段と、入力手段に
入力された発信予約とその発信予約を実行するべき予定
日時とを格納するための予約登録手段と、制御手段の制
御により、発信予約が登録されている旨を予定日時に知
らせるためのタイマー手段とを備えている。
【0008】また、タイマー手段からの信号に基づき、
予定日時に自動的に発信予約の相手先に発信を行うため
の自動発信手段を備えている。
【0009】また、タイマー手段が、発信予約が登録さ
れている旨を予定日時に知らせるとともに、予定日時以
後には入力手段により指定された一定時間間隔で発信予
約が登録されている旨を繰り返し知らせるものであっ
て、予定日時及び一定時間間隔でタイマー手段により発
信予約が知らされ、その都度、それに対する応答信号が
入力手段に入力されたときに、タイマー信号からの信号
に基づいて発信予約の相手先に自動的に発信を行うため
の一定時間間隔自動発信手段を備え、もって、入力手段
により指定された一定時間間隔で発信予約の相手先に定
期的に自動発信を行う。
【0010】また、予約登録手段に格納されている発信
予約の実行を取りやめたいときに、その発信予約の内容
を予約登録手段から削除するための予約解除手段を備え
ている。
【0011】この発明に係わる電話交換システムは、電
話交換装置とその電話交換装置に接続された電話端末と
を備えた電話交換システムであって、電話端末に設けら
れるとともに電話回線に接続され、通話動作を行うため
の電話回路と、電話端末に設けられ、電話回路に信号を
入力するための入力手段と、電話交換装置及び電話端末
のいずれか一方に設けられ、電話交換システム全体の内
部動作の制御を行うための制御手段と、電話交換装置及
び電話端末のいずれか一方に設けられ、入力手段に入力
された発信予約とその発信予約を実行するべき予定日時
とを格納するための予約登録手段と、電話交換装置及び
電話端末のいずれか一方に設けられ、制御手段の制御に
より、発信予約が登録されている旨を電話端末を介して
予定日時に知らせるためのタイマー手段とを備えてい
る。
【0012】また、電話端末が少なくとも2つあって、
予約登録手段が、発信予約を入力した電話端末において
その発信予約を実行させるための第一のパラメータ予約
を登録する第一予約登録部と、発信予約を入力した電話
端末以外の入力手段により指定された他の電話端末にお
いてその発信予約を実行させるための第二のパラメータ
予約を登録する第二予約登録部とを備えて、タイマー手
段が、第一予約登録部に登録された第一のパラメータ予
約については、発信予約が入力された電話端末において
発信予約が登録されている旨を知らせ、第二予約登録部
に登録された第二のパラメータ予約については、指定さ
れた電話端末において発信予約が登録されている旨を知
らせる。
【0013】また、タイマー手段からの信号に基づき、
発信予約による発信を行うべき電話端末において、上記
予定日時に自動的に上記発信予約による発信を実行する
ための自動発信手段を備えている。
【0014】また、タイマー手段が、予定日時に、発信
予約が登録されている旨を、発信予約による発信を行う
べき電話端末において知らせるとともに、予定日時以後
には、入力手段により指定された一定時間間隔で上記発
信予約が登録されている旨を繰り返し知らせるものであ
って、予定日時及び一定時間間隔でタイマー手段により
発信予約が知らされ、その都度、それに対する応答信号
が発信予約による発信を行うべき電話端末の入力手段に
入力されたときに、タイマー信号からの信号に基づい
て、発信予約の相手先に自動的に発信を行うための一定
時間間隔自動発信手段を備え、もって、入力手段により
指定された一定時間間隔で発信予約の相手先に定期的に
自動発信を行う。
【0015】また、予約登録手段に格納されている発信
予約の実行を取りやめたいときに、その発信予約の内容
を予約登録手段から削除するための予約解除手段を備え
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の電話機を示すブロック図
である。図1において、13は、現在の日時を表示し、
また、キー2によって相手先の電話番号等が入力された
場合にはその内容をも表示するための液晶ディスプレイ
等の表示手段であり、予約登録と自動発信時等の確認を
ユーザに促すためのメッセージも表示するものである。
14は、電話交換システムの内部動作の全ての制御を統
括するとともに、予約登録を行うためのCPUである。
CPU14内には、予約処理、すなわち、予約登録およ
び予約解除を行うための予約処理手段41と、登録され
た予約の予定日時に自動的に相手先への発信を行うため
の自動発信手段42とが付加されている。この予約処理
手段41により予約登録される内容はCPU14を介し
てメモリ5内に記憶される。15は、エラー音や確認音
等を発生するためのブザーまたはベル等の音発生手段で
ある。16は、現在の日時および予約登録された予定日
時の管理を行うための時計制御手段である。他の構成に
ついては、図14の従来例と同じであるため、同一符号
にて示し、ここではその説明は省略する。
【0017】図2は、図1の電話機における予約登録動
作を示した流れ図であり、図3は図2の予約登録動作で
登録された予約を取り消すための予約解除動作を示した
流れ図である。図4は、図2の予約登録動作で登録され
た時刻に自動発信を行う自動発信動作を示した流れ図で
ある。
【0018】まず、図2の予約登録動作について説明す
る。特定の予定日時を定めて電話予約をしようとすると
き、図示のような予約登録動作が開始される(ステップ
S11)。まず、所定の予約コードが、キー2(図1)
のキーをユーザが押すことにより入力される(ステップ
S12)と、CPU14(図1)がそれを検知して、予
約処理手段41(図1)が動作し、メモリ5(図1)内
に他の予約が登録されているか否かが確認される(ステ
ップS13)。他の予約が登録されていなければ、ステ
ップS14の日付・時刻(以下、日時とする)の入力動
作へ進むが、既に他の予約が登録されている場合には、
その登録内容を表示手段13(図1)に表示する(ステ
ップS15)。ユーザが、ステップS15で表示した登
録内容を確認して、その日時や電話番号の変更の要否を
判断する(ステップS16)。変更が必要ないと判断し
た場合には、以前からある予約が引き続き有効となり、
上記のステップS12において今回入力した予約コード
の予約登録は取消になる(ステップS18)。なお、こ
こで、ステップS12において入力する予約コードは、
製造工程において予め設定された固定のものでもよい
が、ユーザによって任意に設定できるようにしておいて
もよい。また、キー2に予約ボタンを設けておき、その
予約ボタンをユーザが押した場合に、予約コードが入力
されたとCPU14が判断するようにしておいてもよ
い。
【0019】ステップS16で登録内容の変更を行いた
い場合や、ステップS13でそれ以前の登録が無かった
場合には、ステップS14の日時の入力を行う。この入
力された日時と現在の日時とを比較して(ステップS1
7)、予約日時が現在の日時以前である場合は、音発生
手段15(図1)からエラー音を発生した(ステップS
19)後に、予約登録取消となり(ステップS18)、
誤った予約日時が入力されることをチェックする。予約
日時が現在日時以降であれば、音発生手段15(図1)
から確認音を発生する(ステップS20)。続いて、電
話を掛ける予定の相手先の電話番号をキー2により入力
すると(ステップS21)、再び確認音が発生し(ステ
ップS22)、一回の予約登録動作が終了する(ステッ
プS23)。
【0020】次に、図3の予約解除動作について説明す
る。図2の予約登録動作において登録した予約を解除し
て無効としようとするとき、図3に示されるような予約
登録動作が開始される(ステップS31)。キー2を介
して所定の予約解除コードが入力されると、「カイジョ
シマシタ」という確認表示が表示手段13に表示される
とともに音発生手段15により確認音が発生されて(ス
テップS33)、予約が解除され、予約解除動作が終了
する(ステップS34)。
【0021】次に、図4の自動発信動作について説明す
る。この自動発信動作は、図2の予約登録動作において
登録した予約につき、その予定日時に予定の相手先に自
動的に発信を行うものである。上述したように、予約登
録された予定日時および相手先の電話番号はメモリ5内
に記憶されており、CPU14は、内蔵された時計制御
手段16により、予定日時と現在日時とを絶えず比較
し、これが一致した場合は、自動発信動作が開始される
(ステップS41)。開始と同時に、音発生手段15に
よる呼出音と「ヨヤク 54702811」といった予
約発信動作が開始される旨と相手先の電話番号とが表示
手段13に表示されて(ステップS42)、自動発信動
作開始の確認動作が起こり、ユーザに予約した予定日時
の到来とその内容を知らせる。この状態において、所定
時間を経過してもオフフック(ユーザが受話器を上る動
作)がない場合(ステップS43)は、ステップS42
の呼出音と表示とが停止し(ステップS44)、自動発
信は取り止めになる(ステップS45)。
【0022】ステップS43において、所定時間内にユ
ーザがオフフックした場合には、CPU14内の自動発
信処理手段42が自動的に予約登録された相手先の電話
番号へダイヤルを始める(ステップS46)。この動作
後、所定時間内に直ちにオンフック(受話器を下す)す
れば(ステップS47)、通常の発信の取りやめと同様
にステップS46の自動ダイヤルが中止され(ステップ
S48)、自動発信は取り止めになる(ステップS4
5)。ステップS47においてユーザがオフフックをし
たまま待機している場合には、自動ダイヤルが完結され
相手先との通話へ至る(ステップS49)。
【0023】ここで、キー2は、電話回路1に信号を入
力するための入力手段を構成しており、CPU14は、
電話機の内部動作全体の制御を行うための制御手段を構
成しており、予約処理手段41及びメモリ5が、入力手
段であるキー2に入力された発信予約とその発信予約を
実行するべき予定日時とを格納するための予約登録手段
を構成しており、時計制御手段16及び表示手段13
が、制御手段であるCPU14の制御により、発信予約
が登録されている旨をその予定日時以前に知らせるため
のタイマー手段を構成している。また、自動発信処理手
段42が、タイマー手段を構成している時計制御手段1
6からの信号に基づき、その予定日時に自動的に予約発
信を実行するための自動発信手段を構成している。予約
処理手段41は、また、予約登録手段を構成しているメ
モリ5に格納されている予約内容の実行を取りやめたい
ときに、その予約内容をメモリ5内から削除するための
予約解除手段をも構成している。
【0024】以上のように、この実施の形態によれば、
予め予定日時と相手先の電話番号とを登録しておけば、
あいまいな記憶やメモに頼らずとも正確かつ確実に予定
の電話を掛けることができる。また、予定日時に至るま
での間、気に止めて置かなくても他の作業等が出来、時
間に拘わらずに済む利点もある。さらに、予定日時には
自動発信動作により即座にダイヤルがなされるので、使
い勝手が良いという効果が得られ、利用価値および利便
性が高まるという利点がある。このように、この実施の
形態においては、電話を掛ける予定が発生した場合に、
予定日時における相手先へのかけ忘れを防止することが
でき、相手先へ迷惑をけることの低減が図れ、ユーザは
安心して他の作業を行うことができる。
【0025】実施の形態2.上述した図1の実施の形態
1におけるメモリ5においては予約登録が一つまでしか
できない例について説明したが、この実施の形態におい
ては予約登録が所定の複数個まで登録することができ
る。全体の構成については、基本的に図1の実施の形態
と同様であるため、ここでは図1を参照するとともに、
その説明も省略する。
【0026】この実施の形態における動作について説明
する。本実施の形態における電話機の動作を図5の流れ
図に示す。尚、実施の形態1の動作における図2の予約
登録動作の流れ図と一部だけが異なる為、図5において
は、変更箇所のみ図示し同一部分は省略している。図5
において、ステップS12までの動作は実施の形態1の
図2のステップS12までと同様で、ステップS51以
降が異なる。本実施の形態における予約登録動作におい
ては、まず、ステップS51において、これまでに発生
した予約登録量が一杯になっているか否か判別する。す
なわち、すでに登録されている予約登録の個数が、登録
可能な所定の個数以下か否かを確認する。このとき、こ
れ以上の予約登録を受け付けることが出来ない場合に
は、音発生手段15によりエラー音を発生させて(ステ
ップS52)、予約登録取消となる(ステップS5
3)。ステップS51において、まだ登録余地があれ
ば、すなわち、すでに登録されている予約登録の個数が
登録可能な所定の個数以下であれば、図2の実施の形態
1のステップS13以降と同様の動作となる。
【0027】本実施の形態では、実施の形態1と同様の
効果を得ることができるとともに、さらに、上述の実施
の形態1の場合には、予約登録が一つ発生すると、その
予定日時が到来するまで、他の予約が発生してもこれを
従来の方法で対処せざるを得なかったが、この実施の形
態においては、予約登録を複数個可能にすることで、従
来の方法にて対処せざるを得ないようなケースを少なく
することができ、さらに利用度が向上する効果がある。
【0028】実施の形態3.図6は、本実施の形態にお
ける電話交換システムの構成を示したブロック図であ
る。図6に示されるように、この実施の形態における電
話交換システムは、電話端末6a、6bおよび/または
6cと電話交換装置7とから構成されている。CPU1
4、メモリ5、予約処理手段41及び自動発信処理手段
42は、上述した実施の形態1では電話機内に配してい
たが、この実施の形態においては、それらを電話交換装
置7内に配して、複数の電話端末6a、6b及び6cで
これらを共用する。ここで言う電話端末6a、6b及び
6cとは、電話交換装置7に接続された電話機のことで
あり、電話端末6a、6bおよび6cは互いに同一構造
のもので、実施の形態1と同じ電話回路1、キー2、表
示手段13及び音発生手段15を有している。この実施
の形態においては、電話交換装置7内に、時計制御手段
16が設けられており、各電話端末6a、6及び6cは
電話交換装置7内の一つの時計で予約自動発信が制御さ
れている。
【0029】動作について説明する。本実施の形態にお
ける電話交換システムにおける動作は、実施の形態1と
比較すれば、構成要素の一部が電話機内から電話交換装
置内へ移ってはいるものの、ユーザから見た動作および
全体としての動作は実施の形態1と全く同様となること
から、図2、図3及び図4の流れ図を参照して、ここで
は説明は省略する。
【0030】この実施の形態においては、図6に示すよ
うに、CPU14、メモリ5、予約処理手段41及び自
動発信処理手段42を電話機内から電話交換装置7内へ
移し、各電話端末6a、6及び6cでこれを共用するこ
とで、各電話端末6a、6及び6cが各々この機関を余
分に持たなくてもよくなることになり、各電話端末6
a、6及び6cを構成している電話機の構造を簡素化す
ることができるという効果を奏する。また、この実施の
形態においては、上述したように、電話交換装置7内
に、時計制御手段16が設けられているため、各電話端
末6a、6及び6cは電話交換装置7内の一つの時計で
予約自動発信が制御されている。実施の形態1ではユー
ザが誤動作により各電話機内の時計の現在日時を狂わせ
てしまった場合には、それに基づいて動作する予約発信
の時刻も狂い、誤った日時に動作してしまうが、この実
施の形態では、電話交換装置7内の一時計で動作を行う
ため、時刻が狂う危険性が少なくなり、誤った日時に動
作してしまう誤動作を防ぐことができるとともに、同じ
電話交換装置7内の電話端末6a、6b及び6c間での
動作時刻は予約発信者とその着信者とで全く同じとなり
動作精度が向上するという効果が得られる。
【0031】なお、この実施の形態においては、CPU
14、メモリ5、予約処理手段41及び自動発信処理手
段42を電話機内から電話交換装置7内へ移した例につ
いて説明したが、その場合に限らず、実施の形態1で説
明したようなCPU14、メモリ5、予約処理手段41
及び自動発信処理手段42を有する電話機を電話端末と
して用いるようにしてもよい。その場合には、電話交換
機は、図6に示した電話交換機7のように、CPU14
等のそれらの構成は持たずに、電話端末から入力される
信号の交換を行う交換機能のみを有するものを用いれば
よい。また、電話交換システムをこのような構成にした
場合には、上記の実施の形態1と同様の効果を得ること
ができる。
【0032】実施の形態4.図7は、本実施の形態にお
ける電話交換システムの動作を示した流れ図である。全
体の構成としては、図6の電話交換システムと基本的に
同じであるため、ここでは、図6を参照するとともに、
その説明は省略する。
【0033】本実施の形態において説明する動作は、実
施の形態1で説明した予約登録動作とは別個に行うこと
が可能で、実施の形態1で説明した動作と併用できる動
作となっている。ここでは、実施の形態1で説明した動
作を第一のパラメータ予約と呼び、本実施の形態におけ
る動作を第二のパラメータ予約と呼ぶ。第一のパラメー
タ予約と第二のパラメータ予約は各々個別に予約登録す
ることができるもので、以下、第一のパラメータ予約に
関しては実施の形態1の説明を参照することとし、ここ
では、第二のパラメータ予約に関してのみ説明する。こ
こで、第一のパラメータ予約は、自電話端末6aにおい
て登録した予約登録を自電話端末6aが実行するもので
あったが、第二のパラメータ予約は、自電話端末6aに
おいて登録した予約登録を、同一の電話交換装置7に接
続されている他の電話端末6bまたは6cが実行するも
のであるという点が大きく異なっている。図7及び図8
は、本実施の形態の動作を流れ図で示したものだが、図
2及び図3と同一部分については一部省略しているが、
一部については同一符号を付して示している。説明につ
いても、第一のパラメータ予約と同一部分は省略し、異
なる部分についてだけ以下説明する。
【0034】図7は、第二のパラメータ予約の動作を示
した流れ図で、ステップS12は図2におけるステップ
S12と同一動作であるが、ここでは第二のパラメータ
予約のための第一のパラメータ予約のための予約コード
とは異なる所定の予約コードの入力となり、仮に図6の
電話端末6aから本動作を行ったとすると、第一のパラ
メータ予約ではこの後ステップS3の判定へ進むが、第
二のパラメータ予約においては、ステップS21で内線
番号がキー2により入力される(ステップS61)。こ
こで、この内線番号とは、図6に示すような同一の電話
交換装置7に接続されている他の電話端末6bまたは6
cの内線番号のことを言う。次に、ステップS62にお
いて、この入力された内線番号を持つ電話端末が存在す
るか否かの判定を行い(ステップS62)、存在しなけ
れば、音発生手段15によりエラー音が発生され(ステ
ップS19)、本予約動作は登録されずに、ステップS
18の予約登録取消へ至る。ステップS62で、入力さ
れた内線番号が存在すれば、音発生手段15により確認
音を発生させた(ステップS63)後に、第一のパラメ
ータ予約と同様に、ステップS13へと進み、図2のス
テップS13以降と同様の動作が行われるため、以下の
説明は省略する。
【0035】次に、本実施の形態における電話交換シス
テムの予約解除動作について説明する。予約解除動作
も、図8に示す流れ図のごとく、ステップS32で第二
のパラメータ予約の解除のための所定の解除コードをキ
ー2により入力し、続いて、ステップS71において、
上述の図7のステップS61で登録したところの内線番
号を入力する。次に、この内線番号の電話端末が存在す
るか否かを判断し(ステップS72)、存在しないとき
は、音発生手段15によりエラー音を発生し(ステップ
S73)、予約解除動作は行われずに終了する(ステッ
プS74)。ステップS72でその内線番号が存在する
となった場合は、表示手段13における確認表示、及
び、音発生手段15による確認音発生がなされ(ステッ
プS33)、予約解除動作が終了する(ステップS3
4)。
【0036】次に、この実施の形態における電話交換シ
ステムの自動発信動作について説明すれば、上述した図
4の流れ図の動作と基本的に同一であるが、この実施の
形態においては、この動作が行われる電話端末が、上述
の図7のステップS61で入力した内線番号を有する相
手先の電話端末6a、6bまたは6cとなる点が異な
る。すなわち、本実施の形態においては、第一のパラメ
ータ予約のように、予約登録を自電話端末6a(または
6bまたは6c)から登録して自電話端末6a(または
6bまたは6c)を動作させるのではなく、ユーザは自
電話端末6aから同じ電話交換装置7に接続された他の
電話端末6bまたは6cに対して自動発信動作を行うこ
とが出来る。
【0037】ここで、この実施の形態においては、予約
登録手段である予約処理手段41とメモリ5とが、発信
予約を入力した電話端末においてその発信予約を実行さ
せるための第一のパラメータ予約を登録する第一予約登
録部(図示せず)と、発信予約を入力した電話端末以外
の上記入力手段により指定された他の電話端末において
その発信予約を実行させるための第二のパラメータ予約
を登録する第二予約登録部(図示せず)とを備えてお
り、タイマー手段である時計制御手段16と表示手段1
3とが、第一予約登録部に登録された第一のパラメータ
予約については、発信予約が入力された電話端末におい
て発信予約が登録されている旨を知らせ、第二予約登録
部に登録された第二のパラメータ予約については、指定
された電話端末において発信予約が登録されている旨を
知らせる。
【0038】このように、この実施の形態によれば、電
話を掛けたときに相手が不在の場合、後日改めて電話を
掛け連絡を図らなくてはならないが、しかしながら、何
時に戻って来るかわからない相手に対して何度も電話を
掛けなくてはならなくなってしまう不便が生じる。そこ
で、第二のパラメータ予約を使い、相手の電話端末に対
して自分が電話を掛けてほしい日時を登録して置くこと
で、何度も自分から電話を掛けなくても登録した日時に
相手が戻って来ていれば電話連絡をとることができると
いう効果を奏する。
【0039】実施の形態5.図9は、本実施の形態にお
ける電話交換システムの構成を示したブロック図であ
り、上述の実施の形態3の図6と同一の部分には同一符
号を付している。6d及び6eは、電話交換装置7に属
するシステム携帯電話端末で、電話端末6a、6b及び
6cと同様に、内線番号が付与されており、上述したよ
うな一連の予約発信動作が行われる。本実施の形態にお
ける電話交換システムは、電話端末6a、6b及び6
c、電話交換装置7、システム携帯電話端末6d及び6
eから構成されている。
【0040】図10及び図11に動作を示すが、図2及
び図4の動作と同一部分については同一符号により示す
かまたは省略している。本実施の形態において説明する
動作は上述の実施の形態1に付加した動作で、実施の形
態1では予約された予定日時になると呼出音と自動発信
が生じるが、本実施の形態は、この後に一定時間毎に呼
出音及び自動発信が繰り返されるものである。以下、そ
の詳細を説明する。
【0041】図10は、本実施の形態における予約登録
動作を示したもので、図2と同一の符号が付されている
部分は同じ動作を示している。ステップS20以前の動
作は、図2と同一なので説明は省略する。ステップS8
1における間隔時間とは、上述した呼出音及び自動発信
を行う実行時間の周期の間隔を意味するもので、この実
施の形態においては、一定時間毎に周期的に呼出音及び
自動発信を行うため、それらを行うための間隔時間をユ
ーザがキー2により入力する(ステップS81)。次
に、ステップS82で、この入力された間隔時間が正し
い値であるか否かの判断を行い、24時間以上の値がス
テップS81で入力された場合には、音発生手段15に
よりエラー音が発生し(ステップS19)、予約登録は
行われずに終了する(ステップS18)。ステップS8
2において、入力された間隔時間が24時間未満で正し
いと判定された場合は、音発生手段15により確認音が
発生され(ステップS83)、ステップS21以降は実
施の形態1のステップS21以降と同じになる。
【0042】この実施の形態における予約解除動作は、
実施の形態1の図3と同様であるため、ここでは、図示
及び説明は省略する。
【0043】次に、この実施の形態における自動発信動
作について説明する。図11に示すように、上述の予約
登録が行われた後、予約の予定日時になると、予約自動
発信動作が開始される。S41〜S49の動作は、実施
の形態1と同じである。ステップS49の自動発信終
了、または、ステップS45の自動発信中止のどちらか
の結果となって、一回の自動発信動作が終了したとき、
この実施の形態においては、上述の図10の予約登録動
作のステップS81で登録した間隔時間を経て、その時
間経過が認識されると(ステップ91)、再び、ステッ
プS41に戻り、自動発信動作の開始が行われ、以降、
自動発信動作は一定時間を経て周期的に継続して行わ
れ、予約解除動作を行うまで繰り返される。
【0044】これら予約登録動作、自動発信動作、予約
解除動作の動作例を図12のタイムチャートを用いて説
明する。図12の右矢印の横軸線は時間の経過を示すも
ので、そこに交わる縦線T1〜T5は各動作を示したも
のである。T1は上述した予約登録動作で、T2は、T
1で登録された予定日時に起きた自動発信動作である。
T3は、T2の時点から一定時間Tcが経過した後に行
われる2回目の自動発信動作である。この一定時間Tc
は上述した間隔時間であり、T1の時点においてユーザ
が登録したものである。T4は、T3の時点から一定時
間Tcが経過した後に行われる3回目の自動発信動作で
ある。T5は、T4の時点から一定時間Tcが経つ前に
行われる予約解除動作である。この予約解除動作がT4
の時点から一定時間Tcが経つ前に行われると一連の本
実施の形態における動作が終了する。
【0045】ここで、この実施の形態においては、タイ
マー手段である時計制御手段16及び表示手段13と
が、予定日時に、発信予約が登録されている旨を、発信
予約による発信を行うべき電話端末において知らせると
ともに、予定日時以後には、入力手段であるキー2によ
り指定された一定時間間隔(すなわち、図10のステッ
プS81の間隔時間)で発信予約が登録されている旨を
繰り返し知らせるものであって、自動発信処理手段42
が、予定日時及び一定時間間隔でタイマー手段により発
信予約が知らされ、その都度、それに対する応答信号が
発信予約による発信を行うべき電話端末の入力手段(こ
の場合の入力手段は、電話端末の受話器のフック)に入
力されたときに、タイマー信号からの信号に基づいて、
発信予約の相手先に自動的に発信を行うための一定時間
間隔自動発信手段を構成している。なお、この一定時間
間隔自動発信手段は、上記実施の形態1で説明した図1
の電話機にも適用することができる。
【0046】例えば、工場やビル内の警備において、巡
回する警備員や警備箇所から1時間毎といった具合に一
定時間毎に警備本部に電話連絡を行う必要が有る場合、
実施の形態1においては自動発信動作が1度限りになっ
てしまい、実施の形態2では予約登録が面倒であり、か
つ、登録量に制限が生じてしまい、うまく利用すること
ができない。そこで、定時連絡の遅れや漏れ等の不備が
起こる可能性があるという問題がある。しかしながら、
この実施の形態における電話交換システムにおいては、
一定間隔で繰り返し自動発信を行うことが出来るため、
図9に示したような電話端末6a、6b及び6cやシス
テム携帯電話端末6d及び6eを持つ警備員等の者が正
確に警備本部等に自動的に電話を掛けられることがで
き、連絡の不備防止の効果が得られる。
【0047】実施の形態6.図13に本実施の形態の構
成を示すが、図6及び図9と同一部分については同一符
号を付して示し、ここではその説明は省略する。図13
において、43はCPU14内に設けられた自動発信記
録処理手段であり、8はこの自動発信記録処理手段で処
理された結果を表示するディスプレイ8aを有したパー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンとする。)で、電
話交換装置7に接続されているものである。
【0048】本実施の形態における動作は、上述の実施
の形態5の動作に付け加えたものであるため、追加分の
動作のみを説明し、それ以外はここでは説明を省略す
る。実施の形態5の動作を行ったとき、その動作を記録
しパソコン8へ出力するものである。その詳細について
説明すれば、電話端末6a、6b及び6cもしくはシス
テム携帯電話端末6d及び6eが自動発信動作を行った
際、自動発信が行われたのか、または、行われずに終わ
ったのかを、毎回、電話端末6a〜6e毎に記録してい
くもので、自動発信が行われても相手先との通話が成立
したか、非成立であったかの記録も行う。この記録され
たデータはパソコン8へ出力され、ディスプレイ8aの
画面等に表示される。
【0049】上述した実施の形態5から得られる効果と
して述べたように、実施の形態5が警備業務等に利用さ
れ、その記録を管理する必要がある場合には、警備管理
者等が自動発信の都度にその結果を手書きで紙面に残さ
ねばならず、警備業務の負担が増加する。しかしなが
ら、本実施の形態6のごとく、その記録を電話交換装置
7が自動的に記録処理し、パソコン8に出力すること
で、警備業務の軽減が図れる効果がある。また、この記
録データをパソコン8に蓄積し検索処理を行えば、過去
の記録も容易に引き出すことができ、利用度及び利便性
は向上する。
【0050】
【発明の効果】本発明の電話機によれば、電話回線に接
続され、通話動作を行うための電話回路と、電話回路に
信号を入力するための入力手段と、内部動作全体の制御
を行うための制御手段と、入力手段に入力された発信予
約とその発信予約を実行するべき予定日時とを格納する
ための予約登録手段と、制御手段の制御により、発信予
約が登録されている旨を予定日時に知らせるためのタイ
マー手段とを備えているので、予め予定日時と相手先電
話番号とを登録しておけば、あいまいな記憶やメモに頼
らずとも、正確な日時に確実に相手先に予定の電話を掛
けることができ、予定日時に至るまでの間気に止めてお
かなくてもよいので、他の作業等に集中することがで
き、さらに、電話を待っている相手先へ掛け忘れて迷惑
をかけてしまうことを防止することができるという効果
を奏する。
【0051】また、タイマー手段からの信号に基づき、
予定日時に自動的に発信予約の相手先に発信を行うため
の自動発信手段を備えているので、予定日時に自動的に
相手先へダイヤルなされるので、使い勝手がよく、利便
性が高いという効果を奏する。
【0052】また、タイマー手段が、発信予約が登録さ
れている旨を予定日時に知らせるとともに、予定日時以
後には入力手段により指定された一定時間間隔で発信予
約が登録されている旨を繰り返し知らせるものであっ
て、予定日時及び一定時間間隔でタイマー手段により発
信予約が知らされ、その都度、それに対する応答信号が
入力手段に入力されたときに、タイマー信号からの信号
に基づいて発信予約の相手先に自動的に発信を行うため
の一定時間間隔自動発信手段を備え、もって、入力手段
により指定された一定時間間隔で発信予約の相手先に定
期的に自動発信を行うようにしたので、定周期で同じ相
手先に電話を掛けなければならない場合に、確実にその
周期で忘れずに電話を掛けることができるという効果を
奏する。
【0053】また、予約登録手段に格納されている発信
予約の実行を取りやめたいときに、その発信予約の内容
を予約登録手段から削除するための予約解除手段を備え
ているので、予約内容の実行を取りやめたいときには速
やかにその予約の解除を行うことができるという効果を
奏する。
【0054】また、この発明に係わる電話交換システム
は、電話交換装置とその電話交換装置に接続された電話
端末とを備えた電話交換システムであって、電話端末に
設けられるとともに電話回線に接続され、通話動作を行
うための電話回路と、電話端末に設けられ、電話回路に
信号を入力するための入力手段と、電話交換装置及び電
話端末のいずれか一方に設けられ、電話交換システム全
体の内部動作の制御を行うための制御手段と、電話交換
装置及び電話端末のいずれか一方に設けられ、入力手段
に入力された発信予約とその発信予約を実行するべき予
定日時とを格納するための予約登録手段と、電話交換装
置及び電話端末のいずれか一方に設けられ、制御手段の
制御により、発信予約が登録されている旨を電話端末を
介して予定日時に知らせるためのタイマー手段とを備え
ているので、予め予定日時と相手先電話番号とを登録し
ておけば、あいまいな記憶やメモに頼らずとも、正確な
日時に確実に相手先に予定の電話を掛けることができ、
予定日時に至るまでの間気に止めておかなくてもよいの
で、他の作業等に集中することができ、さらに、電話を
待っている相手先へ掛け忘れて迷惑をかけてしまうこと
を防止することができるという効果を奏する。さらに、
制御手段を電話交換装置内に設けるようにしたので、電
話端末の構造を簡素化することができるという効果を奏
する。
【0055】また、電話端末が少なくとも2つあって、
予約登録手段が、発信予約を入力した電話端末において
その発信予約を実行させるための第一のパラメータ予約
を登録する第一予約登録部と、発信予約を入力した電話
端末以外の入力手段により指定された他の電話端末にお
いてその発信予約を実行させるための第二のパラメータ
予約を登録する第二予約登録部とを備えて、タイマー手
段が、第一予約登録部に登録された第一のパラメータ予
約については、発信予約が入力された電話端末において
発信予約が登録されている旨を知らせ、第二予約登録部
に登録された第二のパラメータ予約については、指定さ
れた電話端末において発信予約が登録されている旨を知
らせるようにしたので、第二パラメータ予約を用いて、
相手先の電話端末に対して、自分が電話を掛けてほしい
日時を登録しておけば、何度も自分から電話を掛けなく
ても登録した日時に相手が戻って来ていれば電話連絡を
取ることができるという効果を奏する。
【0056】また、タイマー手段からの信号に基づき、
発信予約による発信を行うべき電話端末において、上記
予定日時に自動的に上記発信予約による発信を実行する
ための自動発信手段を備えているので、予定日時に自動
的に相手先へダイヤルなされるので、使い勝手がよく、
利便性が高いという効果を奏する。
【0057】また、タイマー手段が、予定日時に、発信
予約が登録されている旨を、発信予約による発信を行う
べき電話端末において知らせるとともに、予定日時以後
には、入力手段により指定された一定時間間隔で上記発
信予約が登録されている旨を繰り返し知らせるものであ
って、予定日時及び一定時間間隔でタイマー手段により
発信予約が知らされ、その都度、それに対する応答信号
が発信予約による発信を行うべき電話端末の入力手段に
入力されたときに、タイマー信号からの信号に基づい
て、発信予約の相手先に自動的に発信を行うための一定
時間間隔自動発信手段を備え、もって、入力手段により
指定された一定時間間隔で発信予約の相手先に定期的に
自動発信を行うようにしたので、定周期で同じ相手先に
電話を掛けなければならない場合に、確実にその周期で
忘れずに電話を掛けることができるという効果を奏す
る。
【0058】また、予約登録手段に格納されている発信
予約の実行を取りやめたいときに、その発信予約の内容
を予約登録手段から削除するための予約解除手段を備え
ているので、予約内容の実行を取りやめたいときには速
やかにその予約の解除を行うことができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における電話機の構成
を示したブロック図である。
【図2】 実施の形態1の電話機における予約登録動作
を示す流れ図である。
【図3】 実施の形態1の電話機における予約解除動作
を示す流れ図である。
【図4】 実施の形態1の電話機における自動発信動作
を示す流れ図である。
【図5】 実施の形態2の電話機における予約登録動作
を示す流れ図である。
【図6】 実施の形態3における電話交換システムの構
成を示したブロック図である。
【図7】 実施の形態4における電話交換システムの予
約登録動作を示す流れ図である。
【図8】 実施の形態4における電話交換システムの予
約解除動作を示す流れ図である。
【図9】 実施の形態5における電話交換システムの構
成を示したブロック図である。
【図10】 実施の形態5における電話交換システムの
予約登録動作を示す流れ図である。
【図11】 実施の形態5における電話交換システムの
自動発信動作を示す流れ図である。
【図12】 実施の形態5における電話交換システムの
予約登録、自動発信及び予約解除の一連の動作を示すタ
イムチャート図である。
【図13】 実施の形態6における電話交換システムの
構成を示したブロック図である。
【図14】 従来の電話機の構成を示したブロック図で
ある。
【図15】 従来の後日電話を掛ける予定がある場合の
ユーザの動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 電話回路、2 キー、3,13 表示手段、4,1
4 CPU、5 メモリ、6a,6b,6c 電話端
末、6d,6e システム携帯電話端末、7 電話交換
装置、8 パソコン、15 音声発声手段、16 時計
制御手段、41予約処理手段、42 自動発信処理手
段、43 自動発信記録処理手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続され、通話動作を行うた
    めの電話回路と、 上記電話回路に信号を入力するための入力手段と、 内部動作全体の制御を行うための制御手段と、 上記入力手段に入力された発信予約とその発信予約を実
    行するべき予定日時とを格納するための予約登録手段
    と、 上記制御手段の制御により、上記発信予約が登録されて
    いる旨を上記予定日時に知らせるためのタイマー手段と
    を備えたことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 上記タイマー手段からの信号に基づき、
    上記予定日時に自動的に上記発信予約の相手先に発信を
    行うための自動発信手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 上記タイマー手段が、上記発信予約が登
    録されている旨を上記予定日時に知らせるとともに、上
    記予定日時以後には上記入力手段により指定された一定
    時間間隔で上記発信予約が登録されている旨を繰り返し
    知らせるものであって、 上記予定日時及び上記一定時間間隔で上記タイマー手段
    により上記発信予約が知らされ、その都度、それに対す
    る応答信号が上記入力手段に入力されたときに、上記タ
    イマー信号からの信号に基づいて上記発信予約の相手先
    に自動的に発信を行うための一定時間間隔自動発信手段
    を備え、 もって、上記入力手段により指定された一定時間間隔で
    上記発信予約の相手先に定期的に自動発信を行うことを
    特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
  4. 【請求項4】 上記予約登録手段に格納されている上記
    発信予約の実行を取りやめたいときに、その発信予約の
    内容を上記予約登録手段から削除するための予約解除手
    段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の電話機。
  5. 【請求項5】 電話交換装置とその電話交換装置に接続
    された電話端末とを備えた電話交換システムであって、 上記電話端末に設けられるとともに電話回線に接続さ
    れ、通話動作を行うための電話回路と、 上記電話端末に設けられ、上記電話回路に信号を入力す
    るための入力手段と、 上記電話交換装置及び上記電話端末のいずれか一方に設
    けられ、上記電話交換システム全体の内部動作の制御を
    行うための制御手段と、 上記電話交換装置及び上記電話端末のいずれか一方に設
    けられ、上記入力手段に入力された発信予約とその発信
    予約を実行するべき予定日時とを格納するための予約登
    録手段と、 上記電話交換装置及び上記電話端末のいずれか一方に設
    けられ、上記制御手段の制御により、上記発信予約が登
    録されている旨を上記電話端末を介して上記予定日時に
    知らせるためのタイマー手段とを備えた電話交換システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記電話端末が少なくとも2つあって、 上記予約登録手段が、 発信予約を入力した電話端末においてその発信予約を実
    行させるための第一のパラメータ予約を登録する第一予
    約登録部と、 発信予約を入力した電話端末以外の上記入力手段により
    指定された他の電話端末においてその発信予約を実行さ
    せるための第二のパラメータ予約を登録する第二予約登
    録部とを備えて、 上記タイマー手段が、上記第一予約登録部に登録された
    第一のパラメータ予約については、発信予約が入力され
    た上記電話端末において上記発信予約が登録されている
    旨を知らせ、上記第二予約登録部に登録された第二のパ
    ラメータ予約については、上記指定された電話端末にお
    いて上記発信予約が登録されている旨を知らせることを
    特徴とする請求項5記載の電話交換システム。
  7. 【請求項7】 上記タイマー手段からの信号に基づき、
    上記発信予約による発信を行うべき電話端末において、
    上記予定日時に自動的に上記発信予約による発信を実行
    するための自動発信手段を備えたことを特徴とする請求
    項5または6に記載の電話交換システム。
  8. 【請求項8】 上記タイマー手段が、上記予定日時に、
    上記発信予約が登録されている旨を、上記発信予約によ
    る発信を行うべき電話端末において知らせるとともに、
    上記予定日時以後には、上記入力手段により指定された
    一定時間間隔で上記発信予約が登録されている旨を繰り
    返し知らせるものであって、 上記予定日時及び上記一定時間間隔で上記タイマー手段
    により上記発信予約が知らされ、その都度、それに対す
    る応答信号が上記発信予約による発信を行うべき電話端
    末の上記入力手段に入力されたときに、上記タイマー信
    号からの信号に基づいて、上記発信予約の相手先に自動
    的に発信を行うための一定時間間隔自動発信手段を備
    え、 もって、上記入力手段により指定された一定時間間隔で
    上記発信予約の相手先に定期的に自動発信を行うことを
    特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の電話交
    換システム。
  9. 【請求項9】 上記予約登録手段に格納されている上記
    発信予約の実行を取りやめたいときに、その発信予約の
    内容を上記予約登録手段から削除するための予約解除手
    段を備えたことを特徴とする請求項5ないし8のいずれ
    かに記載の電話交換システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001103132A (ja) * 1999-09-27 2001-04-13 Nec Corp 電話装置
KR20010090060A (ko) * 2001-08-31 2001-10-18 안명훈 스케줄 관리 전화기

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