JPH09246375A - 配線形成方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

配線形成方法および半導体装置の製造方法

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JPH09246375A
JPH09246375A JP4967296A JP4967296A JPH09246375A JP H09246375 A JPH09246375 A JP H09246375A JP 4967296 A JP4967296 A JP 4967296A JP 4967296 A JP4967296 A JP 4967296A JP H09246375 A JPH09246375 A JP H09246375A
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insulating film
wiring
etching
layer wiring
hole
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JP4967296A
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English (en)
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Katsushi Oshika
克志 大鹿
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 配線用溝とスルーホールを1回のエッチング
で形成するとともに、1回の金属堆積と化学的機械研磨
で配線とスルーホール部を形成して工程を短縮し、コス
トの低減を図る。 【解決手段】 Fラジカルでドライエッチング可能な絶
縁膜(SiN、SiO2)6,9間に、一部が開口して
開口部10を有するFラジカルでドライエッチング不可
能なストッパ絶縁膜(AlN、Al23 )7を配置し
た後、Fラジカルでドライエッチング加工する際に、上
層の絶縁膜9をエッチングしてストッパ絶縁膜7に至る
配線用溝11と、上層の絶縁膜から開口部を通って下層
の絶縁膜を貫通するスルーホール13を同時に形成し、
その後、CuをCVD法などにより埋込むとともに化学
的機械研磨によって上層から研磨して、配線用溝11内
およびスルーホール13内にのみ金属を残すことで、上
層配線12とスルーホール部14を同時に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線形成方法および
半導体装置の製造方法に関し、特に、微細配線加工が必
要な半導体集積回路装置の製造における配線形成方法に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置の製造におけ
る配線の形成は、ホトレジストをマスクとして金属膜を
ドライエッチング加工することによって形成されてい
る。
【0003】半導体集積回路装置の配線としては、一般
にアルミニウム(Al)が使用されているが、配線の微
細化に伴い、Al配線でのエレクトロマイグレーション
による信頼性の低下が懸念されている。
【0004】最近、前記Al配線に代わり、エレクトロ
マイグレーション耐性を有する銅(Cu)による配線技
術が開発されている。ドライエッチングによる従来の方
法は、Cuの反応生成物を気化させるために、基板を高
温250〜300度に加熱しながら加工する必要がある
こと、異方エッチングが難しいことなどの問題点があ
る。
【0005】また、Cu配線を実現する方法として、ダ
マシン(damascene)法が知られている。ダマシン法につ
いては、たとえば、日経BP社発行「日経マイクロデバ
イス」1995年7月号、同年7月1日発行、P120〜P127に
記載されている。
【0006】この文献には、「ダマシン・プロセスのプ
ロセス・フローは以下の通り。まず, 下層との接続のた
めのホールを埋め込んだ後に, メタル配線の膜厚分だけ
絶縁膜を堆積する。次に, この絶縁膜を露光技術とエッ
チング技術によって加工して, メタル配線となる溝を形
成する。この溝のある絶縁膜上にメタル材料を成膜,最
後に溝以外のところに付いたメタル材料をCMPで除去
する。このプロセスでは, メタルを成膜後にCMPで研
磨するので, この後の絶縁膜の形成面は常に平坦にな
る。」旨記載されている。
【0007】また、前記文献には、配線用溝とホール
(スルーホール)用溝を順次加工した後、メタル材料を
埋め込み、その後化学的機械研磨(CMP)によって平
坦化して、配線とスルーホール部を同時に形成するデュ
アル・ダマシン(dual-damascene) 法について記載され
ている。
【0008】このデュアル・ダマシン法は以下の通りと
なっている。
【0009】(a)酸化膜上にエッチング・ストッパを
堆積させる。
【0010】(b)前記エッチング・ストッパを選択的
に除去するとともに、前記エッチング・ストッパをエッ
チング用マスクとして前記酸化膜を所定深さまでエッチ
ングして配線用溝を形成する。
【0011】(c)前記エッチング・ストッパ上に選択
的にフォト・レジストを形成するとともに、前記フォト
・レジストをマスクとしてエッチングを行い、ホールを
形成する。このホール形成時のエッチングにおいて、前
記エッチング・ストッパに被われた酸化膜部分はエッチ
ングされない。
【0012】(d)前記ホールおよび配線用溝を金属材
料で埋め込むとともに、CMPによって前記エッチング
・ストッパの表面高さ以上の金属材料を除去してホール
部(スルーホール部)および配線を形成する。
【0013】一方、前記文献には、階層化した4層配線
(2例)や5層配線の構造例が開示されている。各導体
層は、ブロック内や隣接するブロック間の配線(X,Y
方向)、専用電源層、電源と接地の併用層、バスやクロ
ック向け配線(X,Y方向)、専用接地層、バスやクロ
ック向け配線と電源,接地の併用層を形成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアル・ダマ
シン法は、スルーホール(コンタクト穴)と配線用溝に
同時に金属材料を充填した後、余分の金属材料部分をC
MPによって研磨除去することによって、スルーホール
部と配線を同時に形成するため、ダマシン法に比較して
工程が短縮され、半導体装置の製造コストの低減が図れ
る。
【0015】しかし、従来のデュアル・ダマシン法で
は、配線用溝の形成とホール形成の2回に亘って処理コ
ストの高いドライエッチングが行われる。
【0016】また、従来のデュアル・ダマシン法では、
配線用溝の深さは、酸化膜のエッチングによって制御す
ることから、エッチング時間等のエッチング条件が微妙
に変化すると、配線用溝の深さがばらつき、配線の厚さ
がばらついて配線抵抗が変動する。
【0017】また、配線用溝の深さのばらつきは層間絶
縁膜の厚さのばらつきとなり寄生容量が変動する。
【0018】本発明の目的は、スルーホールと上層配線
用の配線用溝を同時に形成し、かつスルーホール部と配
線(上層配線)を同時に形成する配線形成方法および半
導体装置の製造方法を提供するものである。
【0019】本発明の他の目的は、上層配線と下層配線
との間の絶縁膜のの厚さを一定に形成できる配線形成方
法および半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0020】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0022】(1)第1のエッチング種によってエッチ
ングされる絶縁膜の中層に、一部に開口部を有しかつ前
記第1のエッチング種によってエッチング不可能な材質
からなるストッパ絶縁膜を配置した後、第1のエッチン
グ種で前記絶縁膜を表面からエッチングして前記ストッ
パ絶縁膜の表面が底となる配線用溝と、前記配線用溝に
連なり前記ストッパ絶縁膜の開口部よりも下の絶縁膜部
分を貫通するスルーホールを同時に形成し、その後、前
記配線用溝およびスルーホールを埋め込むように前記絶
縁膜上に金属膜を堆積させ、ついで前記金属膜を化学的
機械研磨によって研磨して、前記配線用溝内およびスル
ーホール内にのみ金属を残すことによって配線およびス
ルーホール部を同時に形成する。前記絶縁膜は第1のエ
ッチング種(Fラジカル)でドライエッチング可能なS
iN膜やSiO2 膜などからなり、前記ストッパ絶縁膜
はイオンミリングやClラジカルやBrラジカルでエッ
チング可能なAlN膜や、Al23 膜などからなって
いる。
【0023】(2)絶縁膜に貫通状態で埋め込まれた下
層配線と、前記絶縁膜および下層配線上に形成される層
間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成されかつ絶縁膜に
貫通状態で埋め込まれた上層配線と、前記層間絶縁膜に
選択的に設けられたスルーホールに充填され前記所定の
下層配線部分と前記所定の上層配線部分を電気的に接続
する導体からなるスルーホール部とを含む配線構造を有
する半導体装置の製造方法であって、前記下層配線およ
び絶縁膜の上に第1のエッチング種によってエッチング
される層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜上
に第1のエッチング種によってエッチングされないスト
ッパ絶縁膜を選択的に形成する工程と、前記ストッパ絶
縁膜および露出する層間絶縁膜上に第1のエッチング種
によってエッチングされる上層配線形成用の絶縁膜を形
成する工程と、前記上層配線形成用の絶縁膜上に選択的
にエッチング用マスクを設けた後このエッチング用マス
クをマスクとして第1のエッチング種によって前記上層
配線形成用絶縁膜と前記ストッパ絶縁膜に被われない層
間絶縁膜部分をエッチングして前記ストッパ絶縁膜の表
面に到達する上層配線形成用溝と前記下層配線の表面に
到達するスルーホールを同時に形成する工程と、前記ス
ルーホールおよび上層配線形成用溝に導体を充填してス
ルーホール部および上層配線を形成する工程とを有す
る。前記ストッパ絶縁膜には、スルーホール形成のため
の開口部を設けておき、この開口部部分の上層配線形成
用の絶縁膜および層間絶縁膜のエッチングによってスル
ーホールを形成する。前記層間絶縁膜は第1のエッチン
グ種(Fラジカル)でドライエッチング可能なSiN膜
やSiO2 膜などからなり、前記ストッパ絶縁膜はイオ
ンミリングやClラジカルやBrラジカルでエッチング
可能なAlN膜や、Al23 膜などからなっている。
前記上層配線形成用溝およびスルーホールを形成した
後、半導体基板の主面側全域にAl,Au,Cuなどの
金属による金属膜を形成し、その後化学的機械研磨によ
って前記金属膜を研磨して前記上層配線形成用溝内およ
びスルーホール内にのみ金属を残すことによって前記上
層配線および前記スルーホール部を同時に形成する。
【0024】前記(1)の配線形成方法によれば、
(a)第1のエッチング種によってエッチングされる絶
縁膜の中層に第1のエッチング種ではエッチングされな
いストッパ絶縁膜を介在させ、かつ前記ストッパ絶縁膜
にスルーホール形成のための開口部を設けておくことか
ら、第1のエッチング種による1回のエッチングで深さ
の異なる配線用溝とスルーホールが同時に形成でき、か
つ1回の金属の堆積と化学的機械研磨による1回の配線
形成方法によって配線およびスルーホール部が同時に形
成できる。すなわち、前記配線用溝およびスルーホール
の形成においては、絶縁膜上に設けたエッチング用マス
クをマスクとして絶縁膜をエッチングしてストッパ絶縁
膜の表面が底となる配線用溝と、前記配線用溝に連通し
かつ前記開口部の下の絶縁膜を貫通するスルーホールを
同時に形成できる。したがって、工程短縮によって配線
形成コストの低減が達成できる。
【0025】(b)前記配線用溝の底はストッパ絶縁膜
によって形成されるため、配線用溝の深さが一定とな
り、配線の厚さが一定となる。また、配線の下のストッ
パ絶縁膜およびストッパ絶縁膜の下の絶縁膜部分の厚さ
は常に一定となり、寄生容量が一定する。
【0026】前記(2)の手段によれば、(a)いずれ
も第1のエッチング種によってエッチングされる層間絶
縁膜と上層配線形成用の絶縁膜との間に第1のエッチン
グ種ではエッチングされないストッパ絶縁膜を介在さ
せ、かつ前記ストッパ絶縁膜にスルーホール形成のため
の開口部を設けておくことから、第1のエッチング種に
よる1回のエッチングで深さの異なる上層配線形成用の
配線用溝とスルーホールが同時に形成できる。すなわ
ち、上層配線形成用の絶縁膜上に設けたエッチング用マ
スクをマスクとして上層配線形成用の絶縁膜をストッパ
絶縁膜の表面までエッチングすることによって配線用溝
が形成され、前記開口部に対応する部分の上層配線形成
用絶縁膜およびその下の層間絶縁膜を下層配線の表面に
まで到達するようにエッチングすることによってスルー
ホールが形成できる。
【0027】(b)1回のエッチングによって同時に形
成された前記配線用溝およびスルーホールには、金属の
堆積と化学的機械研磨による1回の配線形成方法によっ
て上層配線およびスルーホール部が同時に形成できる。
【0028】(c)前記配線用溝の底はストッパ絶縁膜
によって形成されるため、配線用溝の深さが一定とな
る。
【0029】(d)配線用溝の深さが一定となることか
ら、配線(上層配線)の厚さが一定となる。また、上層
配線の下のストッパ絶縁膜および層間絶縁膜の厚さは常
に一定となり、寄生容量が一定する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0031】本実施形態の配線形成方法は、第1のエッ
チング種によってエッチングされる絶縁膜の中層に、一
部に開口部を有しかつ前記第1のエッチング種によって
エッチング不可能な材質からなるストッパ絶縁膜を配置
した後、第1のエッチング種で前記絶縁膜を表面からエ
ッチングして前記ストッパ絶縁膜の表面が底となる配線
用溝と、前記配線用溝に連なり前記ストッパ絶縁膜の開
口部よりも下の絶縁膜部分を貫通するスルーホールを同
時に形成し、その後、前記配線用溝およびスルーホール
を埋め込むように前記絶縁膜上に金属膜を堆積させ、つ
いで前記金属膜を化学的機械研磨によって研磨して、前
記配線用溝内およびスルーホール内にのみ金属を残すこ
とによって配線およびスルーホール部を同時に形成す
る。前記絶縁膜は第1のエッチング種(Fラジカル)で
ドライエッチング可能なSiN膜やSiO2 膜などから
なり、前記ストッパ絶縁膜はイオンミリング、Clラジ
カルやBrラジカルでエッチング可能なAlN膜や、A
23 膜などからなっている。
【0032】以下、本発明を半導体装置の製造方法に適
用した具体例について説明する。図1は本発明の一実施
形態である半導体装置の製造方法によって製造された半
導体装置を示す模式的断面図である。図2乃至図6は本
実施形態の半導体装置の製造方法に係わる図であり、図
2は半導体基板の主面側に下層配線を形成した状態を示
す模式的断面図、図3は層間絶縁膜およびストッパ絶縁
膜を形成した状態を示す模式的断面図、図4はストッパ
絶縁膜に開口部を形成した状態を示す模式的断面図、図
5は上層配線形成用の絶縁膜を形成した状態を示す模式
的断面図、図6は配線用溝およびスルーホールを形成し
た状態を示す模式的断面図、図7は配線形成用金属膜を
形成した状態を示す模式的断面図である。
【0033】本実施形態1の半導体装置は、図1に示す
ように、シリコンからなる半導体基板1の主面に絶縁膜
2を有している。前記絶縁膜2の上には埋め込み(像
眼)構造の下層配線3が形成されている。すなわち、前
記下層配線3は、前記絶縁膜2上に形成された絶縁膜4
に設けた配線用溝5内にのみ金属、たとえば、Cuを充
填(像眼)することによって形成されている。すなわ
ち、配線用溝5を形成した絶縁膜4上に、配線用溝5を
埋め込むように厚くCuを形成した後、化学的機械研磨
によって絶縁膜4上のCuを研磨することにより下層配
線3を形成する。したがって、下層配線3の上面と絶縁
膜4の上面とは同一の面となり、全体で同一の平坦面と
なっている。
【0034】前記半導体基板1には、図示しないが、バ
イポーラトランジスタやMOSFET(Metal Oxide Se
miconductor Field-Effect-Transistor)等の能動素子や
抵抗等の受動素子が形成されている。そして、前記下層
配線は直接または図示しない電極を介して各素子の導電
型領域に電気的に接続される構造となっている。
【0035】前記下層配線3および絶縁膜4上には層間
絶縁膜6,ストッパ絶縁膜7および配線形成用の絶縁膜
9が順次積層形成されている。前記層間絶縁膜6および
絶縁膜9は、第1のエッチング種によってエッチングさ
れる材質で形成されている。たとえば、前記層間絶縁膜
6および絶縁膜9は、第1のエッチング種(Fラジカ
ル)でドライエッチング可能なSiN膜やSiO2 膜な
どからなっている。前記層間絶縁膜6は、たとえば、
0.6μm程度の厚さとなり、前記絶縁膜9は後述する
上層配線と同じ厚さとなっている。
【0036】また、前記ストッパ絶縁膜7は第1のエッ
チング種ではエッチングされず第2のエッチング種によ
ってエッチングされる材質で形成されている。たとえ
ば、前記ストッパ絶縁膜7は、イオンミリング、Clラ
ジカルやBrラジカルでエッチング可能なAlN膜や、
Al23 膜などからなっている。ストッパ絶縁膜7の
厚さは、たとえば、0.01μm以下程度と薄くなって
いる。このストッパ絶縁膜7のスルーホール形成部分に
対応する部分には、エッチングによって開口部10が設
けられている。
【0037】また、前記絶縁膜9にはストッパ絶縁膜7
の表面に到達する配線用溝11が形成されている。この
配線用溝11内には金属が埋め込まれて上層配線12が
形成されている。
【0038】また、前記配線用溝11はストッパ絶縁膜
7に設けられた開口部10に重なるように設けられてい
る。前記開口部10に対応する層間絶縁膜6部分はエッ
チングされてスルーホール13が設けられている。この
スルーホール13には金属が充填されてスルーホール部
14が形成されている。前記スルーホール部14は、そ
れぞれ接触する下層配線3と上層配線12を電気的に接
続する。
【0039】前記上層配線12とスルーホール部14は
同時に一体的に形成されている。すなわち、半導体基板
1の主面側全域にAl,Au,Cuなどの金属による金
属膜を形成する。これによって前記配線用溝11および
スルーホール13にも金属が隙間なく充填される。その
後、化学的機械研磨によって前記金属膜を研磨して前記
配線用溝11内およびスルーホール13内にのみ金属を
残留させて上層配線12およびスルーホール部14を形
成する。
【0040】つぎに、図1に示す半導体装置部分の製造
方法について説明する。
【0041】最初に、図2に示すようにシリコンからな
る半導体基板1を用意する。この半導体基板1には、図
示はしないが既にバイポーラトランジスタやMOSFE
T等の能動素子や抵抗等の受動素子が形成されている。
また、前記半導体基板1の主面には選択的に絶縁膜2が
設けられている。そして、絶縁膜2が設けられない領域
には、各素子の所定導電型領域が露出したり、あるいは
各素子の所定導電型領域に電気的に接続される電極が設
けられている。
【0042】前記絶縁膜2上には絶縁膜4に貫通状態で
埋め込まれた下層配線3が形成される。すなわち、前記
半導体基板1の主面側全域に絶縁膜4を形成した後、前
記絶縁膜4を選択的にエッチングして配線用溝5を形成
し、その後、半導体基板1の主面全域に、たとえばCu
を堆積して金属膜20を形成する。前記金属膜20は前
記配線用溝5を完全に埋め込むように厚く形成する。
【0043】ついで、化学的機械研磨によって絶縁膜4
の表面高さ以上の金属膜部分を除去して下層配線3を形
成する。これによって半導体基板1の主面側は平坦な面
になる。また、前記下層配線3は、半導体基板1の主面
表層部分に形成された各素子の所定導電型領域に直接ま
たは電極を介して電気的に接続される。
【0044】つぎに、前記下層配線3および絶縁膜4の
上、すなわち、半導体基板1の主面上に第1のエッチン
グ種によってエッチングされる層間絶縁膜6を形成する
とともに、前記層間絶縁膜6上に第1のエッチング種に
よってエッチングされないストッパ絶縁膜7を選択的に
形成する。具体的には、図3に示すように、半導体基板
1の主面上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法に
よって層間絶縁膜6とストッパ絶縁膜7を積層形成す
る。前記層間絶縁膜6は、Fラジカルでドライエッチン
グ可能なSiN、SiO2 などで形成され、たとえば、
厚さ0.6μm程度となっている。
【0045】前記ストッパ絶縁膜7は、Fラジカルでド
ライエッチング不可能で、イオンミリング、Clラジカ
ルやCrラジカルによるドライエッチングによってエッ
チング可能なAlN、Al23 などからなり、厚さは
0.01μm以下程度と極めて薄くなっている。
【0046】つぎに、図4に示すように、ホトレジスト
膜21をストッパ絶縁膜7上に形成した後、常用のリソ
グラフィ技術によってパターニングしてエッチングマス
クを形成する。そして、このホトレジスト膜21をエッ
チングマスクとしてエッチングを行い、ストッパ絶縁膜
7を部分的に除去して開口部10を形成する。ストッパ
絶縁膜7はFラジカルでドライエッチング不可能な絶縁
膜であることから、イオンミリング法、Clラジカルに
よるドライエッチング法によってエッチングを行う。前
記開口部10はスルーホール形成部分に設けられ、前記
下層配線3上に重なる。
【0047】この際、Fラジカルでドライエッチング不
可能なストッパ絶縁膜7は、0.01μm以下程度と非
常に薄いため、前記ホトレジスト膜21は、0.3μm
以下程度に薄くすることが可能である。これによって、
ホトレジスト膜21の形状ばらつきの影響が小さくな
り、エッチング加工ばらつきは小さくなる。
【0048】つぎに、前記ホトレジスト膜21を除去し
た後、図5に示すように、前記半導体基板1の主面全域
に上層配線形成用の絶縁膜9を形成する。この絶縁膜9
は、後に形成される配線用溝に金属を充填して配線を形
成するためのものであることから、配線の厚さと同じ厚
さに形成される。
【0049】また、絶縁膜9は、第1のエッチング種
(Fラジカル)でドライエッチング可能な材質、すなわ
ち、SiNやSiO2 で形成される。
【0050】これによって、前記層間絶縁膜6および絶
縁膜9と、前記ストッパ絶縁膜7とは、前記層間絶縁膜
6および絶縁膜9が第1のエッチング種(Fラジカル)
でドライエッチング可能な絶縁膜(SiNやSiO2
ど)となり、前記ストッパ絶縁膜7が第1のエッチング
種(Fラジカル)でドライエッチング不可能な絶縁膜
(AlNやAl23 など)となることから、第1のエ
ッチング種(Fラジカル)によるドライエッチングにお
いて完全なエッチング選択比を得ることができる。
【0051】つぎに、前記上層配線形成用の絶縁膜9の
上に、選択的にエッチング用マスクを設けた後、このエ
ッチング用マスクをマスクとして第1のエッチング種
(Fラジカル)によって前記絶縁膜9と前記ストッパ絶
縁膜7に被われない層間絶縁膜6部分をエッチングし
て、前記ストッパ絶縁膜7の表面に到達する上層配線形
成用の配線用溝11と、一部の配線用溝11と連通しか
つ前記下層配線3の表面に到達するスルーホール13を
同時に形成する。
【0052】すなわち、図6に示すように、前記絶縁膜
9上に常用のリソグラフィ技術によって所望のパターン
を有するホトレジスト膜22を形成する。その後、前記
ホトレジスト膜22をエッチング用マスクとして第1の
エッチング種(Fラジカル)でドライエッチングを行
う。
【0053】前記絶縁膜9の下層のストッパ絶縁膜7は
エッチングストッパとして作用することから、所定部分
の絶縁膜9をエッチングすることによってストッパ絶縁
膜7の表面が底となる配線用溝11が形成される。ま
た、一部の配線用溝11の底にあたる部分に前記ストッ
パ絶縁膜7を一部開口した開口部10が設けられている
ことから、前記開口部10に露出する層間絶縁膜6も連
続してエッチングされることになり、前記下層配線3の
表面に到達するスルーホール13が形成されることにな
る。これにより、1回のドライエッチングによって、中
層のストッパ絶縁膜7の開口部10を利用することによ
って、同時に深さの異なる溝(穴)が形成できる。
【0054】つぎに、図7に示すように、前記配線用溝
11およびスルーホール13を完全に埋め込むようにホ
トレジスト膜22(半導体基板1の主面)上にCVD法
によってAl,Au,Cuなどからなる金属を堆積させ
て金属膜23を形成する。本実施形態では、金属膜23
はCuによって形成する。その後、化学的機械研磨によ
って絶縁膜9の表面高さ以上の金属膜部分を除去し、図
1に示すように、前記配線用溝11およびスルーホール
13内にのみ金属を残してスルーホール部14および上
層配線12を形成する。
【0055】これによって、配線が形成される。
【0056】本実施形態の半導体装置の製造方法によれ
ば、下層配線3の上の層間絶縁膜6上に上層配線12を
形成する際、上層配線12を形成するための配線用溝1
1および上層配線12と前記下層配線3を電気的に接続
するためのスルーホール部14を形成するためのスルー
ホール13を、1回のドライエッチングによって同時に
形成でき、従来のような複数回のドライエッチングが不
要となる。また、スルーホール部14および上層配線1
2の形成も、1回のCVD法による金属膜23の形成と
化学的機械研磨によって形成でき、従来のような複数回
のCVD法による金属膜の形成と化学的機械研磨とはな
らない。したがって、工程短縮によって半導体装置の製
造コストの低減を達成することができる。
【0057】本実施形態の半導体装置の製造方法によれ
ば、前記配線用溝11の底はストッパ絶縁膜7によって
決定されるため、配線用溝11が形成される絶縁膜9の
厚さを正確に形成しておけば、エッチングによって配線
用溝11の深さが変動しなくなり、常に一定の深さの配
線用溝11を形成することができるようになる。これ
は、前記配線用溝11に埋め込まれて形成される上層配
線12の厚さを常に一定にできることと、上層配線12
と下層配線3との間の絶縁膜(層間絶縁膜6およびスト
ッパ絶縁膜7)の厚さを一定にすることができることに
なる。したがって、配線抵抗や寄生容量が変動しなくな
る。
【0058】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない、たとえ
ば、エッチングはウエットエッチングで行ってもよい。
また、前記上層配線を化学的機械研磨に代えてエッチバ
ック法で形成してもよい。
【0059】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0060】(1)第1のエッチング種によってエッチ
ングされる絶縁膜の中層に、一部に開口部を有しかつ前
記第1のエッチング種によってエッチング不可能な材質
からなるストッパ絶縁膜を配置した後、第1のエッチン
グ種で前記絶縁膜を表面からエッチングして前記ストッ
パ絶縁膜の表面が底となる配線用溝と、前記配線用溝に
連なり前記ストッパ絶縁膜の開口部よりも下の絶縁膜部
分を貫通するスルーホールを同時に形成し、その後、前
記配線用溝およびスルーホールを埋め込むように前記絶
縁膜上に金属膜を堆積させ、ついで前記金属膜を化学的
機械研磨によって研磨して、前記配線用溝内およびスル
ーホール内にのみ金属を残すことによって配線およびス
ルーホール部を同時に形成することから、従来いずれも
複数回必要としたドライエッチングやCVD法による金
属膜の形成と化学的機械研磨が1回となり、工程短縮に
よる半導体装置の製造コストの低減が達成できる。
【0061】(2)上層配線が形成される配線用溝の底
はストッパ絶縁膜によって規定される結果、配線用溝の
深さが一定となり、配線の厚さや下層配線と上層配線の
間の絶縁膜の厚さが一定となり、配線抵抗や寄生容量が
一定となり、半導体装置の電気特性が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である半導体装置の製造方
法によって製造された半導体装置を示す模式的断面図で
ある。
【図2】本実施形態1の半導体装置の製造において、半
導体基板の主面側に下層配線を形成した状態を示す模式
的断面図である。
【図3】本実施形態1の半導体装置の製造において、層
間絶縁膜およびストッパ絶縁膜を形成した状態を示す模
式的断面図である。
【図4】本実施形態1の半導体装置の製造において、ス
トッパ絶縁膜に開口部を形成した状態を示す模式的断面
図である。
【図5】本実施形態1の半導体装置の製造において、上
層配線形成用の絶縁膜を形成した状態を示す模式的断面
図である。
【図6】本実施形態1の半導体装置の製造において、配
線用溝およびスルーホールを形成した状態を示す模式的
断面図である。
【図7】本実施形態1の半導体装置の製造において、配
線形成用金属膜を形成した状態を示す模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…絶縁膜、3…下層配線、4…絶縁
膜、5…配線用溝、6…層間絶縁膜、7…ストッパ絶縁
膜、9…絶縁膜、10…開口部、11…配線用溝、12
…上層配線、13…スルーホール、14…スルーホール
部、20…金属膜、21,22…ホトレジスト膜、23
…金属膜。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のエッチング種によってエッチング
    される絶縁膜の中層に、一部に開口部を有しかつ前記第
    1のエッチング種によってエッチング不可能な材質から
    なるストッパ絶縁膜を配置した後、第1のエッチング種
    で前記絶縁膜を表面からエッチングして前記ストッパ絶
    縁膜の表面が底となる配線用溝と、前記配線用溝に連な
    り前記ストッパ絶縁膜の開口部よりも下の絶縁膜部分を
    貫通するスルーホールを同時に形成し、その後、前記配
    線用溝およびスルーホールを埋め込むように前記絶縁膜
    上に金属膜を堆積させ、ついで前記金属膜を化学的機械
    研磨によって研磨して、前記配線用溝内およびスルーホ
    ール内にのみ金属を残すことによって配線およびスルー
    ホール部を同時に形成することを特徴とする配線形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜はFラジカルでドライエッチ
    ング可能なSiN膜やSiO2 膜などからなり、前記ス
    トッパ絶縁膜はイオンミリングやClラジカルやBrラ
    ジカルでエッチング可能なAlN膜や、Al23 膜な
    どからなることを特徴とする請求項1記載の配線形成方
    法。
  3. 【請求項3】 絶縁膜に貫通状態で埋め込まれた下層配
    線と、前記絶縁膜および下層配線上に形成される層間絶
    縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成されかつ絶縁膜に貫通
    状態で埋め込まれた上層配線と、前記層間絶縁膜に選択
    的に設けられたスルーホールに充填され前記所定の下層
    配線部分と前記所定の上層配線部分を電気的に接続する
    導体からなるスルーホール部とを含む配線構造を有する
    半導体装置の製造方法であって、前記下層配線および絶
    縁膜の上に第1のエッチング種によってエッチングされ
    る層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜上に第
    1のエッチング種によってエッチングされないストッパ
    絶縁膜を選択的に形成する工程と、前記ストッパ絶縁膜
    および露出する層間絶縁膜上に第1のエッチング種によ
    ってエッチングされる上層配線形成用の絶縁膜を形成す
    る工程と、前記上層配線形成用の絶縁膜上に選択的にエ
    ッチング用マスクを設けた後このエッチング用マスクを
    マスクとして第1のエッチング種によって前記上層配線
    形成用絶縁膜と前記ストッパ絶縁膜に被われない層間絶
    縁膜部分をエッチングして前記ストッパ絶縁膜の表面に
    到達する上層配線形成用溝と前記下層配線の表面に到達
    するスルーホールを同時に形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁膜に貫通状態で埋め込まれた下層配
    線と、前記絶縁膜および下層配線上に形成される層間絶
    縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成されかつ絶縁膜に貫通
    状態で埋め込まれた上層配線と、前記層間絶縁膜に選択
    的に設けられたスルーホールに充填され前記所定の下層
    配線部分と前記所定の上層配線部分を電気的に接続する
    導体からなるスルーホール部とを含む配線構造を有する
    半導体装置の製造方法であって、前記下層配線および絶
    縁膜の上に第1のエッチング種によってエッチングされ
    る層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜上に第
    1のエッチング種によってエッチングされないストッパ
    絶縁膜を選択的に形成する工程と、前記ストッパ絶縁膜
    および露出する層間絶縁膜上に第1のエッチング種によ
    ってエッチングされる上層配線形成用の絶縁膜を形成す
    る工程と、前記上層配線形成用の絶縁膜上に選択的にエ
    ッチング用マスクを設けた後このエッチング用マスクを
    マスクとして第1のエッチング種によって前記上層配線
    形成用絶縁膜と前記ストッパ絶縁膜に被われない層間絶
    縁膜部分をエッチングして前記ストッパ絶縁膜の表面に
    到達する上層配線形成用溝と前記下層配線の表面に到達
    するスルーホールを同時に形成する工程と、前記スルー
    ホールおよび上層配線形成用溝に導体を充填してスルー
    ホール部および上層配線を形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記層間絶縁膜はFラジカルでドライエ
    ッチング可能なSiN膜やSiO2 膜などからなり、前
    記ストッパ絶縁膜はイオンミリングやClラジカルやB
    rラジカルでエッチング可能なAlN膜や、Al23
    膜などからなることを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記上層配線形成用溝およびスルーホー
    ルを形成した後、半導体基板の主面側全域にAl,A
    u,Cuなどの金属による金属膜を形成し、その後化学
    的機械研磨によって前記金属膜を研磨して前記上層配線
    形成用溝内およびスルーホール内にのみ金属を残すこと
    によって前記上層配線および前記スルーホール部を同時
    に形成することを特徴とする請求項3乃至請求項5のい
    ずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
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