JPH09245455A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH09245455A
JPH09245455A JP4974496A JP4974496A JPH09245455A JP H09245455 A JPH09245455 A JP H09245455A JP 4974496 A JP4974496 A JP 4974496A JP 4974496 A JP4974496 A JP 4974496A JP H09245455 A JPH09245455 A JP H09245455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower half
cartridge
synthetic resin
link protrusion
coupling
Prior art date
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Pending
Application number
JP4974496A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiki Kobayashi
大樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4974496A priority Critical patent/JPH09245455A/ja
Publication of JPH09245455A publication Critical patent/JPH09245455A/ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカートリッジは、上,下ハーフを溶着
で結合していたために、上記溶着した部分が剥れやすい
という欠点があったのでこれを解決する。 【解決手段】 ディスクカートリッジ1は、ディスク2
を上ハーフ11と下ハーフ12を結合することにより構
成したカートリッジ3に収納することにより構成されて
いる。上記上ハーフ11と下ハーフ12を、異なる合成
樹脂により形成する。上記上ハーフ11と下ハーフ12
のうちの一方のハーフ12は、結合突起挿入穴13…1
3を有し、他方のハーフ12は、上記結合突起挿入穴1
3…13に挿入して先端を拡径することにより、上,下
ハーフ11,12を結合する結合突起14…14を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ用或は
コンピュータの外部記憶媒体等として広く使用されてい
るディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジとして、図7に示
すように、光ディスクや光磁気ディスク等のディスク1
01をカートリッジ102に回転自在に収納したものが
知られている。上記カートリッジ102は、上ハーフ1
03と下ハーフ104を結合することにより構成されて
いる。上記上ハーフ103と下ハーフ104は、合成樹
脂で作られていて、図8に示したように、上ハーフ10
3の結合用凸部105の先端に設けた溶着リブ106を
下ハーフ104の結合用凸部107の先端に押付けて、
超音波を加えることにより、上記溶着リブ106等を溶
かして、上記上,下ハーフ103,104の結合用凸部
105,107を溶着するようになっている。図1にお
いて、108が溶着部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディスクカ
ートリッジは、カートリッジ102を構成する上ハーフ
103と下ハーフ104を溶着部108によって結合し
ていたために次に述べるような問題点があった。
【0004】(1)上ハーフ103と下ハーフ104を
溶着するために、これら上,下ハーフ103,104を
同じ合成樹脂或は互いに溶着可能な合成樹脂で形成しな
ければならない。このため、上ハーフ103と下ハーフ
104のうちのいずれか一方のハーフを耐衝撃性に優れ
た合成樹脂で形成し、他方のハーフを耐衝撃性は多少劣
るが安価な合成樹脂で形成するということが困難になる
場合がある。
【0005】(2)落下時の衝撃等で溶着部108が所
謂剥れを起こしやすく、カートリッジとしての信頼性に
欠ける場合がある。反面、溶着によって上,下ハーフ1
03,104を結合した場合には、内部のディスク10
2を取出したい場合に上,下ハーフ103,104を分
離分解するのが容易でない。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを上
ハーフと下ハーフを結合することにより構成したカート
リッジに収納してなるディスクカートリッジにおいて、
上記上ハーフと下ハーフを、異なる合成樹脂で形成する
とともに、上記上ハーフと下ハーフのうちの一方のハー
フには、結合突起挿入穴を設け、他方のハーフには、上
記結合突起挿入穴に挿入して先端を拡径することによ
り、上,下ハーフを結合する結合突起を設けることによ
り、上記結合突起を結合突起挿入穴に挿入してその先端
部を上記結合突起挿入穴から突出させたのち、上記先端
部を上記結合突起挿入穴の径よりも拡径させて、つまり
カシメて、上,下ハーフを結合する構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明のディスクカートリ
ッジを図1〜図6を参照して説明する。図1は、ディス
クカートリッジ1の分解斜視図である。上記ディスクカ
ートリッジ1は、光ディスク又は光磁気ディスク等のデ
ィスク2と、該ディスク2を回転自在に収納している合
成樹脂製のカートリッジ3と、該カートリッジ3にスラ
イド可能に取付けられていて、上記カートリッジ3に設
けた開口部15,16,17を開閉するシャッター4
と、該シャッター4を上記開口部を閉塞する位置にロッ
クしているシャッターロック部材5と、上記カートリッ
ジ3にスライド可能に取付けられている誤消去防止部材
6を備えている。
【0009】上記ディスク2は、信号記録面を設けたデ
ィスク基板7の中央部に磁性を有する金属製のハブ8を
取付けることにより形成されていて、上記ハブ8を利用
することにより、記録再生装置(図示省略)にマグネッ
トチャッキングされるようになっている。
【0010】上記カートリッジ3は、上ハーフ11と下
ハーフ12を結合することにより構成されている。上記
下ハーフ12は、ポリカーボネートやABS樹脂等の耐
衝撃性に優れた合成樹脂により四角形の浅皿状所謂シェ
ル状に作られていて、四隅部には、次に説明する上シェ
ル11に設けた結合突起14…14を挿入する結合突起
挿入穴13…13が設けられているとともに、中央部に
はチャッキング用の開口部15が、一側にはピックアッ
プ用の開口部16が設けられている。
【0011】図2に示したように、上記結合突起挿入穴
13は、下ハーフ12の内面(上面)側に位置する小径
穴部13aと、該小径穴部13aに連通して下ハーフ1
2の外面(下面)側に位置する大径穴部(座ぐり穴部)
13bとからなっている。
【0012】上記上ハーフ11は、ポリスチレンやGP
(general purpose ポリスチレン)樹脂等の比較的安価
な合成樹脂によって上記下ハーフ12と同様に四角形の
シェル状に作られていて、内面側の四隅部にはボス状の
結合突起14…14が突設されているとともに、上記下
ハーフ11のピックアップ用の開口部16に対向する位
置には開口部17が形成されている。そして、上ハーフ
11を下ハーフ12上に重ね合わせると、上記結合突起
14…14が上記結合突起13…13が上記結合突起挿
入穴13…13に嵌まり込むようになっている。
【0013】上記結合突起14は、上ハーフ11の内面
から突出した大径軸部14aと、該大径軸部14aの先
端面から突出する小径軸部14bとからなっている。上
記大径軸部14aは、上記結合突起挿入穴13の小径穴
部13bよりも大径に形成され、上記小径軸部14b
は、上記小径穴部13aよりも小径に形成されている。
【0014】そして、図3の(A)に示したように上ハ
ーフ11を下ハーフ12上に重ね合わせると(上,下ハ
ーフ11,12の周壁11a,12aの先端面を突き合
わせた状態にすると、結合突起14の小径軸部14bの
先端が上記結合突起挿入穴13の大径穴部13b内に突
出する。そこで、上記結合突起14の小径軸部14bの
先端に超音波或は熱溶着機のホーン21を当てて、上記
小径軸部14bの先端を変形させて、図3の(B)に示
したように小径軸部14bの先端に上記小径穴部13a
よりも大径の頭部18を形成すれば、該頭部18と上記
大径軸部14aの先端面との間に、上記下ハーフ12の
小径穴部13aの周縁部が挾着され、上ハーフ11と下
ハーフ12は結合された状態になるのである。
【0015】図4〜図5は、結合突起14の変形例を示
す。この変形例においては、結合突起14を所謂割ピン
状に形成した場合を示す。上記結合突起14は、上ハー
フ11の内面から突出した大径軸部14aと、該大径軸
部14aの先端面から突出する小径軸部14bと、該小
径軸部14bの先端部の外周に設けられた仮止用の膨出
部14cを備えている。上記仮止用の膨出部14cは、
スリット(切割り)14dによって縮径可能になってい
る。
【0016】そして、上記結合突起14の膨出部14c
の先端を結合突起14の小径穴部13aに当てて押し込
むと、上記スリット14dによって上記膨出部14cが
内周側に撓んで縮径して、上記小径穴部13a内に侵入
し、しかるのち該小径穴部13aから抜け出ると図5の
(A)に示したように上記膨出部14cは、自づと拡径
して上ハーフ11を下ハーフ12に仮止めする。しかる
のち、上記結合突起14の先端に超音波或は熱溶着機の
ホーン21を当てて、上記膨出部14cを変形させて、
縮径しても上記小径軸穴13aから抜け出ることのない
頭部18を形成すれば、上ハーフ11と下ハーフ12は
結合された状態になるのである。この変形例のように結
合突起14を割ピン状にすれば、万一、頭部18の形成
に失敗したような場合でもスリット14dを利用するこ
とにより、ビスを使用しての結合も容易になる。また、
上,下ハーフ11,12は仮止め、つまり仮結合された
状態になるので溶着作業も容易になる。
【0017】なお、実施の形態においては、上ハーフ1
1を比較的安価なポリスチレンやGP樹脂で形成し、下
ハーフ12をポリカーボネートやABS樹脂で形成した
場合を示したがこれとは逆に、上ハーフ11をポリカー
ボネートやABS樹脂で形成し、下ハーフ12をポリス
チレンやGP樹脂で形成してもよい。また、実施の形態
では、結合突起14…14を上ハーフ11に形成した場
合を示した下ハーフ11に形成し、上ハーフ11に結合
突起挿入穴13を設けてもよいし、上,下ハーフ11,
12に、それぞれ結合突起挿入穴13…13と結合突起
14…14を設けてもよい。また、実施の形態では、一
方のハーフをポリカーボネートやABS樹脂等の耐衝撃
性に優れた合成樹脂で形成し、他方のハーフを上記合成
樹脂よりも比較的安価なポリスチレンやGP樹脂で形成
した場合を示したが、上,下ハーフを構成する合成樹脂
は上記のものに限定されない。また、結合突起14の先
端に形成される頭部18の形状も図4や図7のような丸
形のものに限定されず、例えば図6に示したように皿状
のものであってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジには次に
述べるような効果がある。
【0019】(1)請求項1のディスクカートリッジ
は、上ハーフと下ハーフを異なる合成樹脂で形成したの
で、上,下ハーフの機能等に合わせてその材料を選択す
ることによって、より安価で、より性能のよいカートリ
ッジを提供することが可能になる。
【0020】(2)請求項2および3のディスクカート
リッジは、上,下ハーフのいずれか一方のハーフ例えば
寸法精度等が上ハーフよりもより要求される下ハーフを
耐衝撃性に優れたポリカーボネートやABS樹脂で形成
することにより、他方のハーフを安価なポリスチレン樹
脂等で形成した場合でもカートリッジに要求される寸法
精度や耐衝撃性を確保することが容易になる。
【0021】(3)請求項4のディスクカートリッジ
は、耐衝撃性に優れた合成樹脂で形成したハーフに結合
突起を設けたので、結合突起も耐衝撃性に優れたものに
なり、上,下ハーフの結合強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクカートリッジの分解斜視図。
【図2】要部の断面図。
【図3】(A)と(B)は、組立工程図。
【図4】結合突起の変形例の断面図。
【図5】(A)と(B)は、組立工程図。
【図6】頭部の変形例の断面図。
【図7】従来例の断面図。
【図8】溶着前の断面図。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、2…ディスク、3…カート
リッジ、11…上ハーフ、12…下ハーフ、13…結合
突起挿入穴、14…結合突起。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを上ハーフと下ハーフを結合す
    ることにより構成したカートリッジに収納してなるディ
    スクカートリッジにおいて、 上記上ハーフと下ハーフは、異なる合成樹脂により形成
    されているとともに、 上記上ハーフと下ハーフのうちの一方のハーフは、結合
    突起挿入穴を有し、他方のハーフは、上記結合突起挿入
    穴に挿入して先端を拡径することにより、上,下ハーフ
    を結合する結合突起を有していることを特徴とするディ
    スクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上ハーフと下ハーフのうちのいずれか一方のハーフは、
    他方のハーフよりも耐衝撃性に優れた合成樹脂で形成さ
    れているディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 耐衝撃性に優れた合成樹脂は、ポリカーボネイト又はA
    BS樹脂であるディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 耐衝撃性に優れた合成樹脂で形成されたハーフに結合突
    起が設けられているディスクカートリッジ。
JP4974496A 1996-03-07 1996-03-07 ディスクカートリッジ Pending JPH09245455A (ja)

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JP4974496A JPH09245455A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 ディスクカートリッジ

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JP4974496A JPH09245455A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 ディスクカートリッジ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643096B2 (en) * 2000-04-14 2003-11-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette having improved positioning

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643096B2 (en) * 2000-04-14 2003-11-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette having improved positioning
US6804084B2 (en) 2000-04-14 2004-10-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette having reduced friction against tape reels
US6855285B2 (en) 2000-04-14 2005-02-15 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040406

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02