JP2581401Y2 - カセット - Google Patents
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- JP2581401Y2 JP2581401Y2 JP11279091U JP11279091U JP2581401Y2 JP 2581401 Y2 JP2581401 Y2 JP 2581401Y2 JP 11279091 U JP11279091 U JP 11279091U JP 11279091 U JP11279091 U JP 11279091U JP 2581401 Y2 JP2581401 Y2 JP 2581401Y2
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- Japan
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- welding
- case
- flat
- rib
- bosses
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/50—General aspects of joining tubular articles; General aspects of joining long products, i.e. bars or profiled elements; General aspects of joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; General aspects of joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
- B29C66/51—Joining tubular articles, profiled elements or bars; Joining single elements to tubular articles, hollow articles or bars; Joining several hollow-preforms to form hollow or tubular articles
- B29C66/54—Joining several hollow-preforms, e.g. half-shells, to form hollow articles, e.g. for making balls, containers; Joining several hollow-preforms, e.g. half-cylinders, to form tubular articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C65/00—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
- B29C65/02—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
- B29C65/08—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure using ultrasonic vibrations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/01—General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
- B29C66/05—Particular design of joint configurations
- B29C66/10—Particular design of joint configurations particular design of the joint cross-sections
- B29C66/11—Joint cross-sections comprising a single joint-segment, i.e. one of the parts to be joined comprising a single joint-segment in the joint cross-section
- B29C66/114—Single butt joints
- B29C66/1142—Single butt to butt joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/01—General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
- B29C66/05—Particular design of joint configurations
- B29C66/302—Particular design of joint configurations the area to be joined comprising melt initiators
- B29C66/3022—Particular design of joint configurations the area to be joined comprising melt initiators said melt initiators being integral with at least one of the parts to be joined
- B29C66/30221—Particular design of joint configurations the area to be joined comprising melt initiators said melt initiators being integral with at least one of the parts to be joined said melt initiators being point-like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/01—General aspects dealing with the joint area or with the area to be joined
- B29C66/32—Measures for keeping the burr form under control; Avoiding burr formation; Shaping the burr
- B29C66/322—Providing cavities in the joined article to collect the burr
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2017/00—Carriers for sound or information
- B29L2017/008—Tapes
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、磁気テープなどのテー
プ状の記録再生用媒体を内装したオーディオ、ビデオな
どのテープカセット或いはデジタルコンパクトカセット
若しくはディスク状の記録再生媒体を内装したディスク
カートリッジに関するものである。
プ状の記録再生用媒体を内装したオーディオ、ビデオな
どのテープカセット或いはデジタルコンパクトカセット
若しくはディスク状の記録再生媒体を内装したディスク
カートリッジに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のテープカセット或いはディスクカ
ートリッジにおいて、上ケースと下ケースとを結合して
ケース匣体とするものでは、上下両ケースにそれぞれ結
合筒体を設けて、該結合筒体に取付ネジなどのビス止め
或いは溶着などの固着手段でテープやディスクなどの記
録媒体を収納してカセットとすることが知られている。
ートリッジにおいて、上ケースと下ケースとを結合して
ケース匣体とするものでは、上下両ケースにそれぞれ結
合筒体を設けて、該結合筒体に取付ネジなどのビス止め
或いは溶着などの固着手段でテープやディスクなどの記
録媒体を収納してカセットとすることが知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この従来の上下ケース
を一体結合するタイプのケース匣体のカセットでは、結
合筒体の突き合わせ接合面が、上下ケースの凹凸部で嵌
合する形態が多いので、ビス止め結合では組立性が極め
て悪く、超音波溶着では超音波振動時に位置ずれを起こ
し、結合不良や結合力のバラツキが多く、しかも溶着を
強くするため溶着用リブを外周にはみ出すまで融着する
と、融け出したものがはみ出して外観を悪化して、また
外周へのはみ出しをなくすと、結合強度が弱くなってし
まうし、上下ケースを重ねた時に位置決めをしても位置
決めずれや傾きが生じて精度よく結合できず、その上溶
着加工時にホーンの押込み量を安定させにくくバラツキ
が多くなって、溶着不足や溶着加工不良で位置決めずれ
や、傾きが生じて精度よく結合できず、外形寸法のずれ
が生じやすく信頼性の上でも品質管理上問題があった。
本考案は、これら従来の欠点を排除し、上下ケースの結
合が適確にでき、記録再生用媒体の回転走行に対する信
頼性と組立性とを著しく向上でき、カセット匣体の位置
決め精度を良好にして結合強度増大を可能として体裁良
好で、生産性を大幅に高められるカセットを提供するこ
とを目的としたものである。
を一体結合するタイプのケース匣体のカセットでは、結
合筒体の突き合わせ接合面が、上下ケースの凹凸部で嵌
合する形態が多いので、ビス止め結合では組立性が極め
て悪く、超音波溶着では超音波振動時に位置ずれを起こ
し、結合不良や結合力のバラツキが多く、しかも溶着を
強くするため溶着用リブを外周にはみ出すまで融着する
と、融け出したものがはみ出して外観を悪化して、また
外周へのはみ出しをなくすと、結合強度が弱くなってし
まうし、上下ケースを重ねた時に位置決めをしても位置
決めずれや傾きが生じて精度よく結合できず、その上溶
着加工時にホーンの押込み量を安定させにくくバラツキ
が多くなって、溶着不足や溶着加工不良で位置決めずれ
や、傾きが生じて精度よく結合できず、外形寸法のずれ
が生じやすく信頼性の上でも品質管理上問題があった。
本考案は、これら従来の欠点を排除し、上下ケースの結
合が適確にでき、記録再生用媒体の回転走行に対する信
頼性と組立性とを著しく向上でき、カセット匣体の位置
決め精度を良好にして結合強度増大を可能として体裁良
好で、生産性を大幅に高められるカセットを提供するこ
とを目的としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、上ケースと下
ケースとからなるカセット匣体内に記録再生用媒体を備
えたカセットにおいて、上下ケースを超音波溶着によっ
て組立てる溶着ボスを上下ケースに対向して設け、該溶
着ボスの接合面を平坦な溶着接合面として対面させ、一
方の平坦溶着接合面に溶着用リブを錐状に突設すると共
に、該錐状溶着用リブの溶融部の一部を保有しうる切欠
部が他方の平坦溶着接合面に、該平坦溶着接合面の前記
錐状溶着用リブに対応する位置近くから外側端部にわた
って設けられているものである。
ケースとからなるカセット匣体内に記録再生用媒体を備
えたカセットにおいて、上下ケースを超音波溶着によっ
て組立てる溶着ボスを上下ケースに対向して設け、該溶
着ボスの接合面を平坦な溶着接合面として対面させ、一
方の平坦溶着接合面に溶着用リブを錐状に突設すると共
に、該錐状溶着用リブの溶融部の一部を保有しうる切欠
部が他方の平坦溶着接合面に、該平坦溶着接合面の前記
錐状溶着用リブに対応する位置近くから外側端部にわた
って設けられているものである。
【０００５】
【作用】上ケースと１と下ケース２とを重ね合わせて超
音波溶着にて結合するのに、ケースにある溶着ボスを互
に対向突き合わせて、接合面にある錐状溶着用リブをホ
ーンによって溶融しつつ圧接し溶着結合するが、溶着ボ
スを上下ケースに対向して設け、該溶着ボスの接合面を
平坦な溶着接合面として対面させ、一方の平坦溶着接合
面に溶着用リブを錐状に突設すると共に、該錐状溶着用
リブの溶融部の一部を保有しうる切欠部が他方の平坦溶
着接合面に、該平坦溶着接合面の前記錐状溶着用リブに
対応する位置近くから外側端部にわたって設けてあるの
で、該錐状溶着用リブが溶融し、流れても切欠部に流れ
込み易く、ケース内部へはみ出すことがなく、しかも外
側へ流れ出したものは切欠部内に納まるので、外側面へ
のはみ出しをなくし外観品位を良好にし、結合強度も安
定して出すことができ、しかも外形寸法はずれをもなく
すことができる。
音波溶着にて結合するのに、ケースにある溶着ボスを互
に対向突き合わせて、接合面にある錐状溶着用リブをホ
ーンによって溶融しつつ圧接し溶着結合するが、溶着ボ
スを上下ケースに対向して設け、該溶着ボスの接合面を
平坦な溶着接合面として対面させ、一方の平坦溶着接合
面に溶着用リブを錐状に突設すると共に、該錐状溶着用
リブの溶融部の一部を保有しうる切欠部が他方の平坦溶
着接合面に、該平坦溶着接合面の前記錐状溶着用リブに
対応する位置近くから外側端部にわたって設けてあるの
で、該錐状溶着用リブが溶融し、流れても切欠部に流れ
込み易く、ケース内部へはみ出すことがなく、しかも外
側へ流れ出したものは切欠部内に納まるので、外側面へ
のはみ出しをなくし外観品位を良好にし、結合強度も安
定して出すことができ、しかも外形寸法はずれをもなく
すことができる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１乃至図５例のテープカ
セットで説明すると、上ケース１と下ケース２とからな
るカセット匣体内に記録再生用媒体のテープ４を巻装し
た一対のハブ３をハブ嵌装用周壁部８に回転可能に備
え、該ハブ３、３間のテープ走行経路に配備されるテー
プガイド５を上ケース１または下ケース２と一体に成形
し、かつ上下ケース１、２を超音波溶着によって組立て
る溶着ボス６、７を対向して設け、該溶着ボス６、７の
平坦な溶着接合面１６、１７を対向させ、一方の平坦溶
着接合面１６に溶着用リブ９を錐状に備えると共に、他
方の平坦溶着接合面１７に前記錐状溶着用リブ９の溶融
部の一部を保有しうる切欠部１０を設けてテープカセッ
トとしてある。
セットで説明すると、上ケース１と下ケース２とからな
るカセット匣体内に記録再生用媒体のテープ４を巻装し
た一対のハブ３をハブ嵌装用周壁部８に回転可能に備
え、該ハブ３、３間のテープ走行経路に配備されるテー
プガイド５を上ケース１または下ケース２と一体に成形
し、かつ上下ケース１、２を超音波溶着によって組立て
る溶着ボス６、７を対向して設け、該溶着ボス６、７の
平坦な溶着接合面１６、１７を対向させ、一方の平坦溶
着接合面１６に溶着用リブ９を錐状に備えると共に、他
方の平坦溶着接合面１７に前記錐状溶着用リブ９の溶融
部の一部を保有しうる切欠部１０を設けてテープカセッ
トとしてある。
【０００７】この場合、前記溶着ボス６、７としては、
一方の前記平坦溶着接合面１６の中央に円錐状または角
錐状の溶着用リブ９を突設したものと、該錐状溶着用リ
ブ９に対面する他方の溶着ボス７の平坦溶着接合面１７
に、該平坦溶着接合面１７の一部と外側端部とにかかり
溶着リブ９に当接しない位置に設けた切欠部１０のある
ものとから組合わせてあって、溶着による平坦溶着接合
面１６、１７での外側への溶融部材のはみ出しを防止
し、ケース外形寸法はずれをなくすように配慮されてい
る。
一方の前記平坦溶着接合面１６の中央に円錐状または角
錐状の溶着用リブ９を突設したものと、該錐状溶着用リ
ブ９に対面する他方の溶着ボス７の平坦溶着接合面１７
に、該平坦溶着接合面１７の一部と外側端部とにかかり
溶着リブ９に当接しない位置に設けた切欠部１０のある
ものとから組合わせてあって、溶着による平坦溶着接合
面１６、１７での外側への溶融部材のはみ出しを防止
し、ケース外形寸法はずれをなくすように配慮されてい
る。
【０００８】前記溶着ボス６、７としては、ケースのコ
ーナーに備えられた円筒体からなるものであって、相手
側の溶着ボスとの突き合わせ面を平坦な溶着面とした平
坦溶着接合面１６、１７とし、しかも溶着ボスは円錐に
限らず、正３角錐、正４角錐、正６角錐または正８角錐
などの多角錐の結合用ボスに形成して一体形成できるよ
うになっている。さらに前記上ケース１及び下ケース２
は補強リブ１１を複数条備え、かつ前記コーナー部にも
テープ規制用リブ１５を長くして設け、上下ケースの結
合用の溶着ボス６、７を突設してある。なお、前記補強
リブ１１の幅をケース肉厚より細くすると成形時の樹脂
流れが良好になり残留歪が小さく寸法精度、耐熱性に優
れる。
ーナーに備えられた円筒体からなるものであって、相手
側の溶着ボスとの突き合わせ面を平坦な溶着面とした平
坦溶着接合面１６、１７とし、しかも溶着ボスは円錐に
限らず、正３角錐、正４角錐、正６角錐または正８角錐
などの多角錐の結合用ボスに形成して一体形成できるよ
うになっている。さらに前記上ケース１及び下ケース２
は補強リブ１１を複数条備え、かつ前記コーナー部にも
テープ規制用リブ１５を長くして設け、上下ケースの結
合用の溶着ボス６、７を突設してある。なお、前記補強
リブ１１の幅をケース肉厚より細くすると成形時の樹脂
流れが良好になり残留歪が小さく寸法精度、耐熱性に優
れる。
【０００９】図中、１２は窓孔で必要に応じケースに設
けられる。１３は指掛部、１４は記録再生用の操作部と
なるヘッドハウス部で嵌挿孔、支持壁、開口との組合せ
で構成されている。１８はハブ軸孔、１９は溶融部、２
２はパッド、２３はシールド板、２４はシートである。
けられる。１３は指掛部、１４は記録再生用の操作部と
なるヘッドハウス部で嵌挿孔、支持壁、開口との組合せ
で構成されている。１８はハブ軸孔、１９は溶融部、２
２はパッド、２３はシールド板、２４はシートである。
【００１０】図１乃至図５の実施例では、テープカセッ
トの例であるが、フロッピディスクなどディスクカート
リッジでの上下ケースのタイプにも有効に用いられる。
またケース内に必要に応じ設けられるセンターボス２
０、その他のボスに前記と同様な溶着リブと切欠部とを
備えて、さらに結合強度を高め、ねじれ強度も高めるこ
ともできる。
トの例であるが、フロッピディスクなどディスクカート
リッジでの上下ケースのタイプにも有効に用いられる。
またケース内に必要に応じ設けられるセンターボス２
０、その他のボスに前記と同様な溶着リブと切欠部とを
備えて、さらに結合強度を高め、ねじれ強度も高めるこ
ともできる。
【００１１】図６及び図７の実施例では、デジタルコン
パクトカセット（ＤＣＣ）タイプのテープカセットの例
で、下ケース２に形成された駆動軸挿入孔１８とケース
位置決め用孔２５と、キャップスタン挿入孔２６並びに
前面開口部２７とを開閉するそれぞれの窓孔２８、２９
のある断面コ字状のシャッタ３０をスライドエリア３１
内に摺動自在に備えてあり、上下ケース１、２を超音波
溶着によって組立てる溶着ボス３６、３６を対向して設
け、該溶着ボス３６に溶着用リブ３９と、この溶着用リ
ブ３９の溶融部の一部を保有しうる切欠部４０とを溶着
ボスに設けてある。
パクトカセット（ＤＣＣ）タイプのテープカセットの例
で、下ケース２に形成された駆動軸挿入孔１８とケース
位置決め用孔２５と、キャップスタン挿入孔２６並びに
前面開口部２７とを開閉するそれぞれの窓孔２８、２９
のある断面コ字状のシャッタ３０をスライドエリア３１
内に摺動自在に備えてあり、上下ケース１、２を超音波
溶着によって組立てる溶着ボス３６、３６を対向して設
け、該溶着ボス３６に溶着用リブ３９と、この溶着用リ
ブ３９の溶融部の一部を保有しうる切欠部４０とを溶着
ボスに設けてある。
【００１２】
【考案の効果】本考案は、上下ケースを超音波溶着によ
って組立てる溶着ボスを上下ケースに対向して設け、該
溶着ボスの接合面を平坦な溶着接合面として対面させ、
一方の平坦溶着接合面に溶着用リブを錐状に突設すると
共に、該錐状溶着用リブの溶融部の一部を保有しうる切
欠部が他方の平坦溶着接合面に、該平坦溶着接合面の前
記錐状溶着用リブに対応する位置近くから外側端部にわ
たって設けられていることにより、溶着用リブを溶着
し、流れても切欠部に流れ込み易く、ケース内部へはみ
出すことがなく、しかも外側へ流れ出したものは切欠部
内に納まるので、溶着ボス外側へのはみ出しを防止し、
外形寸法はずれもなくすことができるし、超音波溶着加
工の溶着を強くしても融け出しても溶融部がケース内部
にはみ出すことがなく切欠部に入って見た目も良く外観
品位も著しく向上できると共に、溶着加工時にホーンの
押込み量を安定し、バラツキがなく溶着ボス同志の結合
強度も大きくでき、カセットケース匣体を構成する上下
ケースの結合固着がセンターボスで位置決めしても精度
よく適確にでき、溶着のズレや傾きを防止して安定のあ
る条件を出すことができ、カセット構成に対する信頼性
と組立性とを著しく向上でき、カセット匣体を精度と強
度増大とを可能として体裁良好に生産することができ
る。
って組立てる溶着ボスを上下ケースに対向して設け、該
溶着ボスの接合面を平坦な溶着接合面として対面させ、
一方の平坦溶着接合面に溶着用リブを錐状に突設すると
共に、該錐状溶着用リブの溶融部の一部を保有しうる切
欠部が他方の平坦溶着接合面に、該平坦溶着接合面の前
記錐状溶着用リブに対応する位置近くから外側端部にわ
たって設けられていることにより、溶着用リブを溶着
し、流れても切欠部に流れ込み易く、ケース内部へはみ
出すことがなく、しかも外側へ流れ出したものは切欠部
内に納まるので、溶着ボス外側へのはみ出しを防止し、
外形寸法はずれもなくすことができるし、超音波溶着加
工の溶着を強くしても融け出しても溶融部がケース内部
にはみ出すことがなく切欠部に入って見た目も良く外観
品位も著しく向上できると共に、溶着加工時にホーンの
押込み量を安定し、バラツキがなく溶着ボス同志の結合
強度も大きくでき、カセットケース匣体を構成する上下
ケースの結合固着がセンターボスで位置決めしても精度
よく適確にでき、溶着のズレや傾きを防止して安定のあ
る条件を出すことができ、カセット構成に対する信頼性
と組立性とを著しく向上でき、カセット匣体を精度と強
度増大とを可能として体裁良好に生産することができ
る。
【図１】本考案の実施例を示し、上下ケースを分離して
内側を示す展開平面図である。
内側を示す展開平面図である。
【図２】図１の実施例のケースコーナー部の分離状態の
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図３】図２のＩ−Ｉ線における拡大縦断面図である。
【図４】図３の結合状態を示す縦断面図である。
【図５】図１の実施例の分離状態の斜視図である。
【図６】本考案の他の実施例の下ケースの内部を示す平
面図である。
面図である。
【図７】図６の実施例の使用状態の底部を示す斜視図で
ある。
ある。
１ 上ケース ２ 下ケース ３ ハブ ４ テープ ５ テープガイド ６ 溶着ボス ７ 溶着ボス ９ 溶着用リブ １０ 切欠部 １１ リブ １６ 溶着接合面 １７ 溶着接合面
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−107816（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭50−16644（ＪＰ，Ｂ１) 「プラスチック加工技術便覧」第758 頁 図３・11（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）参照 昭和50年７月30日第２版 日刊工業新聞 社発行 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 23/087 505
Claims (1)
- 【請求項１】 上ケース１と下ケース２とからなるカセ
ット匣体内に記録再生用媒体を備えたカセットにおい
て、上下ケース１、２を超音波溶着によって組立てる溶
着ボス６、７を上下ケース１、２に対向して設け、該溶
着ボス６、７の接合面を平坦な溶着接合面１６、１７と
して対面させ、一方の平坦溶着接合面１６に溶着用リブ
９を錐状に突設すると共に、該錐状溶着用リブ９の溶融
部の一部を保有しうる切欠部１０が他方の平坦溶着接合
面１７に、該平坦溶着接合面１７の前記錐状溶着用リブ
９に対応する位置近くから外側端部にわたって設けられ
ていることを特徴とするカセット。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11279091U JP2581401Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | カセット |
| GB9225296A GB2262276B (en) | 1991-12-09 | 1992-12-03 | Tape cassette |
| GB9512596A GB2289670B (en) | 1991-12-09 | 1992-12-03 | Tape cassette |
| US08/272,620 US5626305A (en) | 1991-12-09 | 1994-07-11 | Tape cassette having ribs and window |
| HK79596A HK79596A (en) | 1991-12-09 | 1996-05-09 | Tape cassette |
| HK107996A HK107996A (en) | 1991-12-09 | 1996-06-27 | Tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11279091U JP2581401Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | カセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559668U JPH0559668U (ja) | 1993-08-06 |
| JP2581401Y2 true JP2581401Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=14595585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11279091U Expired - Fee Related JP2581401Y2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-27 | カセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581401Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11279091U patent/JP2581401Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 「プラスチック加工技術便覧」第７５８頁 図３・１１（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）参照 昭和５０年７月３０日第２版 日刊工業新聞社発行 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559668U (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980519 |
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