JPH09244972A - 赤外線信号伝送装置 - Google Patents

赤外線信号伝送装置

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JPH09244972A
JPH09244972A JP8047467A JP4746796A JPH09244972A JP H09244972 A JPH09244972 A JP H09244972A JP 8047467 A JP8047467 A JP 8047467A JP 4746796 A JP4746796 A JP 4746796A JP H09244972 A JPH09244972 A JP H09244972A
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JP
Japan
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signal
speed signal
infrared
low
signal transmission
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JP8047467A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yasuda
勇一 安田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • H04B10/1143Bidirectional transmission

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数や消費電力それにサイズをそれぞれ
増大させずに、赤外線信号の送信範囲を拡大させるよう
にした赤外線信号伝送装置を提供する。 【解決手段】 高速信号伝送用赤外線発光素子9と、全
体的に広い指向性を持つように配置した複数個の低速信
号伝送用赤外線発光素子11〜13と、コンピュータ1
5から伝送される高速信号(データ信号)によって高速
信号伝送用赤外線発光素子9を駆動する高速信号駆動回
路6と、コンピュータ15から伝送される低速信号(リ
モコン信号)によって複数個の低速信号伝送用赤外線発
光素子11〜13を同時に駆動する低速信号駆動回路
と、低速信号によって高速信号駆動回路6を駆動するよ
うに配置された論理手段5とを備える。リモコン信号の
供給時、低速信号伝送用赤外線発光素子11〜13とと
もに、高速信号伝送用赤外線発光素子9からも赤外線信
号が送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線信号伝送装
置に係わり、特に、コンピュータに接続され、コンピュ
ータとの間で高速信号を赤外線信号により送受信し、か
つ、コンピュータからの低速信号を広い指向性の赤外線
信号により送信するようにした赤外線信号伝送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、赤外線信号伝送装置は、有線接
続によりコンピュータに結合されて使用されるもので、
1個の高速信号伝送用赤外線発光素子及び高速信号受光
素子と、全体的に広い指向性を持つように分散して配置
された複数個の低速信号伝送用赤外線発光素子とを備え
ている。そして、高速信号伝送用赤外線発光素子は、コ
ンピュータから伝送されてきた高速信号、例えば、デー
タ信号を赤外線信号として他のコンピュータ等に送信
し、高速信号受光素子は、他のコンピュータ等が送信し
た赤外線信号を受信し、受信した赤外線信号をデータ信
号としてコンピュータに伝送し、また、複数個の低速信
号伝送用赤外線発光素子は、コンピュータから伝送され
てきた低速信号、例えば、テレビジョン(TV)やビデ
オテープレコーダ(VTR)をリモートコントロールす
るリモートコントロール信号(リモコン信号)を同じく
赤外線信号としてTVやVTRに送信する。
【0003】図2は、既知の赤外線信号伝送装置の構成
の一例を示す斜視図であり、また、図3は、図2に図示
された既知の赤外線信号伝送装置の内部構成の一例を示
すブロック構成図である。
【0004】図2に示されるように、赤外線信号伝送装
置20は、4つの側面と上下面の6つの面からなる略直
方体形状の筐体21と、筐体21の1つの側面に並列的
に配置された高速信号伝送用赤外線発光素子22及び高
速信号受光素子23と、他の3つの側面にそれぞれ配置
された第1乃至第3の低速信号伝送用赤外線発光素子2
4、25、26とを備え、有線接続27によってコンピ
ュータ28に結合されている。この場合、他のコンピュ
ータ(例えば、ノート型パーソナルコンピュータ)29
がコンピュータ28の近傍に配置され、コンピュータ2
8と他のコンピュータ29との間で赤外線信号を用いた
データ通信が行われるように構成されている。
【0005】また、図3に示されるように、赤外線信号
伝送装置20は、図2に図示された高速信号伝送用赤外
線発光素子22、高速信号受光素子23、第1乃至第3
の低速信号伝送用赤外線発光素子24、25、26の他
に、コントローラ30と、高速信号用変復調回路31
と、高速信号駆動回路32と、高速信号受信回路33
と、低速信号用復調回路34と、低速信号駆動回路35
とを備えている。
【0006】そして、コントローラ30は、有線接続2
7によってコンピュータ28に結合されるとともに、高
速信号用変復調回路31の入力端子及び低速信号用復調
回路34の入力端子に接続される。高速信号用変復調回
路31は、出力端子が高速信号駆動回路32の入力端子
に接続され、入力端子が高速信号受信回路33の出力端
子に接続される。低速信号用復調回路34は、出力端子
が低速信号駆動回路35の入力端子に接続される。高速
信号駆動回路32は、出力端子が高速信号伝送用赤外線
発光素子22に接続され、高速信号受信回路33は、入
力端子が高速信号受光素子23に接続される。低速信号
駆動回路35は、出力端子が直列接続された第1乃至第
3の低速信号伝送用赤外線発光素子24、25、26に
接続される。
【0007】前記構成による赤外線信号伝送装置20
は、次のように動作する。
【0008】始めに、コンピュータ28と他のコンピュ
ータ(例えば、ノート型パーソナルコンピュータ)29
との間でデータ通信を行う場合には、コンピュータ28
側から有線接続27を通して赤外線信号伝送装置20側
に通信すべきデータを含んだ伝送信号を供給し、コント
ローラ30は供給された伝送信号を判別して高速信号用
変復調回路31に供給し、高速信号用変復調回路31は
供給された伝送信号を復調する。高速信号駆動回路32
は復調信号によって高速信号伝送用赤外線発光素子22
を駆動し、高速信号伝送用赤外線発光素子22からデー
タ信号を含んだ第1の赤外線信号を他のコンピュータ2
9に向かって送信する。一方、他のコンピュータ29側
からデータ信号を含んだ第2の赤外線信号が送信される
と、高速信号受光素子23は第2の赤外線信号を受光
し、高速信号受信回路33は第2の赤外線信号に対応し
た電気信号を発生し、高速信号用変復調回路31に供給
する。高速信号用変復調回路31は供給された電気信号
を変調し、所要の伝送信号に変換した後、コントローラ
30に供給する。コントローラ30は、供給された伝送
信号を判別し、有線接続27を通してこの伝送信号をコ
ンピュータ28に供給する。このようにして、コンピュ
ータ28と他のコンピュータ29との間においては、第
1及び第2の赤外線信号によるデータ通信が行われる。
【0009】次に、コンピュータ28からTVまたはV
TR(いずれも図示なし)に対してリモコン信号を供給
する場合には、コンピュータ28側から有線接続27を
通して赤外線信号伝送装置20側にリモコン信号を含む
伝送信号を供給し、コントローラ30は供給された伝送
信号を判別して低速信号用復調回路34に供給し、低速
信号用復調回路34は供給された伝送信号を復調する。
低速信号駆動回路35は、復調信号によって第1乃至第
3の3個の低速信号伝送用赤外線発光素子24、25、
26を駆動し、これら3個の低速信号伝送用赤外線発光
素子24、25、26からリモコン信号を含んだ赤外線
信号がTVまたはVTRに向かって送信伝送され、TV
またはVTRにおける所要の制御操作が行われるもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる既知の赤外線信
号伝送装置20において、データ信号を赤外線信号に載
せて送受信する場合は、赤外線信号の送り先または赤外
線信号の発信先が特定されていることから、赤外線信号
を送受信する高速信号伝送用赤外線発光素子22及び高
速信号受光素子23は、赤外線信号の送り先または赤外
線信号の発信先方向に対して鋭い指向性を有するもので
ある。
【0011】これに対し、リモコン信号を赤外線信号に
載せて送信する場合は、通常、赤外線信号の送り先が特
定されていないことから、赤外線信号を送信する低速信
号伝送用赤外線発光素子は、四方八方に向かう指向性を
有するように、複数個、例えば、図2及び図3に図示さ
れているように、第1乃至第3の3個の低速信号伝送用
赤外線発光素子24、25、26を用いる必要がある。
【0012】ところで、既知の赤外線信号伝送装置20
は、第1乃至第3の3個の低速信号伝送用赤外線発光素
子24、25、26を用いたとしても、せいぜい、赤外
線信号伝送装置20から見て、3個の低速信号伝送用赤
外線発光素子24、25、26がそれぞれ配置されてい
る3つの方向に対して、リモコン信号を含んだ赤外線信
号の送信範囲をカバーしているに過ぎず、残りの1つの
方向、即ち、高速信号伝送用赤外線発光素子22及び高
速信号受光素子23が配置されている方向へのリモコン
信号を含んだ赤外線信号の送信範囲までカバーすること
ができないという問題がある。
【0013】もっとも、既知の赤外線信号伝送装置20
において、高速信号伝送用赤外線発光素子22及び高速
信号受光素子23が配置されている方向に新たに第4の
低速信号伝送用赤外線発光素子を配置すれば、かかる問
題を解決することはできるが、第4の低速信号伝送用赤
外線発光素子を新たに配置することにより、部品点数が
増大したり、消費電力が増大したりするだけでなく、赤
外線信号伝送装置20のサイズも若干大きくならざるを
得ず、その結果、赤外線信号伝送装置20においては、
その製造コストが上昇してしまうという新たな問題が生
じるようになる。
【0014】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、部品点数や消費電力それにサイズを増
大させずに、赤外線信号の送信範囲を拡大させるように
した赤外線信号伝送装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のため、
赤外線信号伝送装置は、高速信号駆動回路の入力側に2
つの入力端子と1つの出力端子を有する論理手段を配置
し、この論理手段の一方の入力端子を高速信号の供給路
に接続するとともに、他方の入力端子を低速信号の供給
路に接続し、論理手段の1つの出力端子を高速信号駆動
回路の入力端子に接続する手段を設けている。
【0016】かかる手段を採用すれば、コンピュータか
らの低速信号の供給時、即ち、コンピュータからリモコ
ン信号を含んだ伝送信号が供給された時、リモコン信号
は、既知の赤外線信号伝送装置と同様に、低速信号用復
調回路から低速信号駆動回路を通して複数個の低速信号
伝送用赤外線発光素子に供給され、これら複数個の低速
信号伝送用赤外線発光素子からそれぞれリモコン信号を
載せた赤外線信号が送信されるとともに、低速信号用復
調回路から論理手段及び高速信号駆動回路を通して高速
信号伝送用赤外線発光素子に供給され、高速信号伝送用
赤外線発光素子からもリモコン信号を載せた赤外線信号
が送信されるので、わざわざ、低速信号伝送用赤外線発
光素子の配置数を増やさなくても、赤外線信号の送信範
囲をこれまでのものよりも拡大することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による1つの実施の形態に
おいて、赤外線信号伝送装置は、少なくとも1個の高速
信号伝送用赤外線発光素子と、広い指向性を持つように
配置した少なくとも1個の低速信号伝送用赤外線発光素
子と、コンピュータから伝送される高速信号によって高
速信号伝送用赤外線発光素子を駆動する高速信号駆動回
路と、同じくコンピュータから伝送される低速信号によ
って低速信号伝送用赤外線発光素子を同時に駆動する低
速信号駆動回路と、低速信号によって高速信号駆動回路
も合わせて駆動するように配置された論理手段とを備え
ている。この場合、論理手段としては、2入力論理和回
路が用いられ、論理和回路の一方の入力端子を高速信号
伝送路に結合し、他方の入力端子を低速信号伝送路に結
合し、論理和回路の出力を高速信号駆動回路に結合す
る。
【0018】また、かかる実施の形態において、赤外線
信号伝送装置は、高速信号伝送用赤外線発光素子に並置
した少なくとも1個の高速信号受光素子と、高速信号受
光素子で得られた高速信号をコンピュータに伝送する高
速信号伝送手段とを備えている。
【0019】そして、コンピュータ側から赤外線信号伝
送装置側に伝送されるデータ信号等の高速信号は、高速
信号駆動回路を介して高速信号伝送用赤外線発光素子を
駆動し、高速信号伝送用赤外線発光素子から他のコンピ
ュータに向かって高速信号(データ信号)を載せた第1
の赤外線信号が送信される。一方、他のコンピュータ側
から高速信号(データ信号)を載せた第2の赤外線信号
が高速信号受光素子に向かって送信され、高速信号受光
素子で第2の赤外線信号が受光された後、高速信号(デ
ータ信号)が高速信号伝送手段を介してコンピュータ側
に伝送される。この結果、コンピュータと他のコンピュ
ータとの間では、第1及び第2の赤外線信号を用いたデ
ータ信号の通信(データ通信)が行われる。
【0020】また、コンピュータ側から赤外線信号伝送
装置側に伝送されるリモートコントロール信号(リモコ
ン信号)等の低速信号は、低速信号駆動回路を介して少
なくとも1個の低速信号伝送用赤外線発光素子を駆動
し、低速信号伝送用赤外線発光素子からテレビジョン
(TV)またはビデオテープレコーダ(VTR)に向け
に低速信号(リモコン信号)を載せた赤外線信号が送信
される。これと同時に、低速信号駆動回路から論理手段
(論理和回路)を介して高速信号伝送用赤外線発光素子
を駆動し、高速信号伝送用赤外線発光素子からもテレビ
ジョン(TV)またはビデオテープレコーダ(VTR)
に向けに低速信号(リモコン信号)を載せた赤外線信号
が送信される。
【0021】このように、かかる実施の形態によれば、
コンピュータからの低速信号の供給時、即ち、コンピュ
ータからリモコン信号を含んだ伝送信号が供給された
時、リモコン信号は、既知の赤外線信号伝送装置と同様
に、低速信号駆動回路を通して少なくとも1個の低速信
号伝送用赤外線発光素子に供給され、低速信号伝送用赤
外線発光素子からそれぞれリモコン信号を載せた赤外線
信号を送信させることができるだけでなく、リモコン信
号は、論理手段及び高速信号駆動回路を通して高速信号
伝送用赤外線発光素子に供給され、高速信号伝送用赤外
線発光素子からもリモコン信号を載せた赤外線信号を送
信させることができるので、低速信号伝送用赤外線発光
素子の配置数を増加による使用部品点数の増大や消費電
力の増大、それにサイズの増大を伴うことなく、赤外線
信号の送信範囲をこれまでのものよりも拡大することが
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】図1は、本発明による赤外線信号伝送装置
の一実施例を示すブロック構成図である。
【0024】図1に示されるように、赤外線信号伝送装
置1は、コントローラ2と、高速信号用変復調回路3
と、低速信号用復調回路4と、2入力論理和回路(論理
手段)5と、高速信号駆動回路6と、高速信号受信回路
7と、低速信号駆動回路8と、高速信号伝送用赤外線発
光素子9と、高速信号受光素子10と、第1の低速信号
伝送用赤外線発光素子11と、第2の低速信号伝送用赤
外線発光素子12と、第3の低速信号伝送用赤外線発光
素子13とを備えている。
【0025】そして、コントローラ2は、有線接続14
によってコンピュータ15に結合されるとともに、高速
信号用変復調回路3の入力端子及び低速信号用復調回路
4の出力端子に接続される。高速信号用変復調回路3
は、出力端子が論理和回路5の一方の入力端子に接続さ
れ、入力端子が高速信号受信回路7の出力端子に接続さ
れる。低速信号用復調回路4は、出力端子が論理和回路
5の他方の入力端子及び低速信号駆動回路8の入力端子
に接続される。高速信号駆動回路6は、入力端子が論理
和回路5の出力端子に接続され、出力端子が高速信号伝
送用赤外線発光素子9に接続される。高速信号受信回路
7は、入力端子が高速信号受光素子10に接続される。
低速信号駆動回路8は、出力端子が直列接続された第1
乃至第3の低速信号伝送用赤外線発光素子11、12、
13に接続される。また、赤外線信号伝送装置1の近傍
には、高速信号伝送用赤外線発光素子9及び高速信号受
光素子10との間で赤外線信号による送受信が可能な他
のコンピュータ(例えば、ノート型パーソナルコンピュ
ータ)16が配置される。
【0026】また、赤外線信号伝送装置1における筐体
(図示なし)の構造や、高速信号伝送用赤外線発光素子
9及び高速信号受光素子10、それに第1乃至第3の低
速信号伝送用赤外線発光素子11、12、13の配置の
状態は、いずれも、図2に図示されている既知の赤外線
信号伝送装置20における筐体21の構造や、高速信号
伝送用赤外線発光素子22及び高速信号受光素子23、
それに第1乃至第3の低速信号伝送用赤外線発光素子2
4、25、26の配置の状態と同じであって、4つの側
面と上下面の6つの面からなる略直方体形状の筐体を備
え、この筐体の1つの側面に高速信号伝送用赤外線発光
素子9及び高速信号受光素子10が並列的に配置され、
他の3つの側面にそれぞれ第1乃至第3の低速信号伝送
用赤外線発光素子11、12、13が配置されているも
のである。
【0027】前記構成による本実施例の赤外線信号伝送
装置1は、次のように動作する。
【0028】第1に、コンピュータ15と他のコンピュ
ータ(例えば、ノート型パーソナルコンピュータ)16
との間で赤外線信号を用いたデータ通信を行う場合に
は、コンピュータ15側から有線接続14を通して赤外
線信号伝送装置1側に通信すべきデータを含んだ伝送信
号を供給し、コントローラ2は、供給された伝送信号を
判別して高速信号用変復調回路3に供給し、高速信号用
変復調回路3は、供給された伝送信号を復調し、復調信
号を論理和回路5の一方の入力端子に供給する。このと
き、論理和回路5においては、他方の入力端子に低速信
号用復調回路4から復調信号が供給されないので、高速
信号用変復調回路3から供給された復調信号を通過さ
せ、高速信号駆動回路6に供給する。高速信号駆動回路
6は、供給された復調信号によって高速信号伝送用赤外
線発光素子9を駆動し、高速信号伝送用赤外線発光素子
9からデータ信号を含んだ第1の赤外線信号を他のコン
ピュータ16に向かって送信する。一方、他のコンピュ
ータ16側からデータ信号を含んだ第2の赤外線信号が
送信されると、高速信号受光素子10は、この第2の赤
外線信号を受光し、高速信号受信回路33は、第2の赤
外線信号に対応した電気信号を発生し、高速信号用変復
調回路3に供給する。高速信号用変復調回路3は、供給
された電気信号を変調し、所要の伝送信号に変換した
後、コントローラ2に供給する。コントローラ2は、供
給された伝送信号を判別し、有線接続14を通してこの
伝送信号をコンピュータ15側に供給する。かかる一連
の動作により、コンピュータ14と他のコンピュータ1
6との間において、第1及び第2の赤外線信号によるデ
ータ通信が行われる。
【0029】第2に、コンピュータ14から図示されて
いないテレビジョン(TV)またはビデオテープレコー
ダ(VTR)に対してリモコン信号を含んだ赤外線信号
を送信する場合には、コンピュータ15側から有線接続
14を通して赤外線信号伝送装置1側にリモコン信号を
含んだ伝送信号を供給し、コントローラ2は、供給され
た伝送信号を判別して低速信号用復調回路4に供給し、
低速信号用復調回路34は、供給された伝送信号を復調
し、復調信号を論理和回路5の他方の入力端子と低速信
号駆動回路8に供給する。このとき、論理和回路5にお
いては、一方の入力端子に高速信号用復調回路3から復
調信号が供給されないので、低速信号用変復調回路4か
ら供給された復調信号を通過させ、高速信号駆動回路6
に供給する。高速信号駆動回路6は、供給された復調信
号によって高速信号伝送用赤外線発光素子9を駆動し、
高速信号伝送用赤外線発光素子9からリモコン信号を含
んだ第1の赤外線信号がTVまたはVTRに向かって送
信伝送される。また、かかる動作に並行して、低速信号
駆動回路8は、供給された復調信号により第1乃至第3
の3個の低速信号伝送用赤外線発光素子11、12、1
3を同時に駆動し、これら3個の低速信号伝送用赤外線
発光素子11、12、13からリモコン信号を含んだ第
2の赤外線信号がTVまたはVTRに向かって送信伝送
され、これら第1及び第2の赤外線信号の送信伝送によ
って、TVまたはVTRにおける所要の制御操作が行わ
れるものである。
【0030】このように、本実施例によれば、低速信号
伝送用赤外線発光素子だけでなく、少なくとも1個の高
速信号伝送用赤外線発光素子からもリモコン信号を載せ
た赤外線信号を送信できるので、わざわざ、低速信号伝
送用赤外線発光素子の配置数を増やさなくても、赤外線
信号の送信範囲をこれまでのものよりも拡大することが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コンピュータからの低速信号の供給時、即ち、コ
ンピュータからリモコン信号を含んだ伝送信号の供給時
に、リモコン信号は、既知の赤外線信号伝送装置と同様
に、低速信号駆動回路を通して複数個の低速信号伝送用
赤外線発光素子に供給され、これら複数個の低速信号伝
送用赤外線発光素子からそれぞれリモコン信号を載せた
赤外線信号を送信させることができるだけでなく、リモ
コン信号は、論理手段及び高速信号駆動回路を通して1
個の高速信号伝送用赤外線発光素子に供給され、1個の
高速信号伝送用赤外線発光素子からもリモコン信号を載
せた赤外線信号を送信させることができるので、低速信
号伝送用赤外線発光素子の配置数を増加による使用部品
点数の増大や消費電力の増大、それにサイズの増大を伴
うことなく、赤外線信号の送信範囲をこれまでのものよ
りも拡大させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による赤外線信号伝送装置の一実施例を
示すブロック構成図である。
【図2】既知の赤外線信号伝送装置の構成の一例を示す
斜視図である。
【図3】図2に図示された既知の赤外線信号伝送装置の
内部構成の一例を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 赤外線信号伝送装置 2 コントローラ 3 高速信号用変復調回路 4 低速信号用復調回路 5 2入力論理和回路(論理手段) 6 高速信号駆動回路 7 高速信号受信回路 8 低速信号駆動回路 9 高速信号伝送用赤外線発光素子 10 高速信号受光素子 11 第1の低速信号伝送用赤外線発光素子 12 第2の低速信号伝送用赤外線発光素子 13 第3の低速信号伝送用赤外線発光素子 14 有線接続 15 コンピュータ 16 他のコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個の高速信号伝送用赤外線
    発光素子と、広い指向性を持つように配置した少なくと
    も1個の低速信号伝送用赤外線発光素子と、コンピュー
    タから伝送される高速信号によって前記高速信号伝送用
    赤外線発光素子を駆動する高速信号駆動回路と、前記コ
    ンピュータから伝送される低速信号によって前記低速信
    号伝送用赤外線発光素子を同時に駆動する低速信号駆動
    回路と、前記低速信号によって前記高速信号駆動回路も
    合わせて駆動するように配置された論理手段とを備える
    ことを特徴とする赤外線信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の赤外線信号伝送装置に
    おいて、前記高速信号伝送用赤外線発光素子に並置され
    る少なくとも1個の高速信号受光素子と、前記高速信号
    受光素子で得られた高速信号をコンピュータに伝送する
    高速信号伝送手段とを備えることを特徴とする赤外線信
    号伝送装置。
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