JPH06250952A - 情報電子機器 - Google Patents

情報電子機器

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Publication number
JPH06250952A
JPH06250952A JP5039613A JP3961393A JPH06250952A JP H06250952 A JPH06250952 A JP H06250952A JP 5039613 A JP5039613 A JP 5039613A JP 3961393 A JP3961393 A JP 3961393A JP H06250952 A JPH06250952 A JP H06250952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
signal
data
receiving element
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP5039613A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Sato
輝夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5039613A priority Critical patent/JPH06250952A/ja
Publication of JPH06250952A publication Critical patent/JPH06250952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信データ量の大小に応じて通信距離を可変設
定できる情報電子機器を提供する。 【構成】受光素子として数10KHz受信用と数100
KHz受信用の複種類を並設する。この各受光素子の各
々の受信周波数と同一の周波数に設定された複種類のデ
ータ変調用副搬送波のうちの何れか一つに選択的に切り
換えるとともに各受光素子を択一的に切り換える切換手
段を設ける。多量のデータ信号の通信時に、切換手段で
数100KHzの副搬送波および当該周波数受信用受光
素子に切り換えると、通信距離は短いが多量のデータを
比較的短時間で通信できる。極めて少量のデータ信号の
通信時に、切換手段で数10KHzの副搬送波および当
該周波数受信用受光素子に切り換えると、通信距離を比
較的長く設定でき、通信データ量が極めて少量であるこ
とから通信時間も長くなることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キー入力したデータ信
号またはメモリに記憶しているデータ信号を所定周波数
の副搬送波で変調した後に赤外線光による光信号に変換
して相互間で通信を行なう赤外線通信機能を備えた、例
えば電子手帳、電子メモ、パーメナルコンピュータ、ワ
ードプロセッサおよびオーディオ・ビデオ機器等の情報
電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子手帳、電子メモ、パーメナル
コンピュータ、ワードプロセッサおよびオーディオ・ビ
デオ機器等の情報電子機器において、自体のメモリに記
憶しているデータを赤外線光を利用して他の機器に転送
できる赤外線通信機能を備えたものが出現しており、斯
かる機能を備えた情報電子機器は、一般に図4に示すよ
うな構成になっている。即ち、装置全体を制御する中央
処理装置(1)、データ入力用のキー入力部(2)、制
御用プログラムが予め記憶されたROM(3)、種々の
データが記憶されるRAM(4)、キー入力部(2)に
よる入力データ或いはRAM(4)に記憶のデータを表
示する表示部(5)および電源部(6)の本来の構成の
他に、赤外線通信機能を得るための構成として、中央処
理装置(1)からの出力信号に基づき発光制御される一
般的な通信用ダイオードである赤外線発光ダイオード
(7)と、赤外線光による光信号を受光して光電変換す
る受光素子(8)とが設けられている。尚、中央処理装
置(1)は、通信機能を備えたものであり、データ信号
と副搬送波とを出力信号として出力できる機能と、デー
タ信号を入力できる機能とを有する一般的なマクロコン
ピュータである。
【0003】そして、データ信号を送信する場合、中央
処理装置(1)からは、本来の信号である図6(a)に
示すようなディジタルのデータ信号と、中央処理装置
(1)の基本周波数を所定周波数に分周することにより
作成された同図(b)に示すような副搬送波とが、出力
信号として出力されるとともに、データ信号が副搬送波
で変調された同図(c)に示すような出力信号により赤
外線発光ダイオード(7)が発光制御され、データ信号
が赤外線光による光信号として送信される。尚、副搬送
波で変調しているのは、赤外線発光ダイオード(7)が
発光すると発熱して発光効率が低下する特性を有してい
るので、副搬送波により間欠的にデューティ駆動させる
ことによって赤外線発光ダイオード(7)の発光効率の
低下を防止するためである。
【0004】また、受光素子(8)は、図5に示すよう
に、フォトダイオード(8a)、オペアンプ(8b)、
シュミットトリガ回路(8c)、定電圧回路(8d)お
よび出力トランジスタ(8e)等を1チップに集積化し
た構成になっており、フォトダイオード(8a)が入射
した光信号を光電変換し、その電気信号をオペアンプ
(8b)で増幅した後に、ヒステリシスを有するシュミ
ットトリガ回路(8c)により波形整形し、その信号で
出力トランジスタ(8e)を駆動して得られる信号を受
信信号として中央処理装置(1)に対し出力する。ま
た、この受光素子(8)には副搬送波を除去するフイル
タ機能を内蔵しており、受信信号は図7に示すように副
搬送波を除去してデータ信号そのものに復調される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、赤外線を利
用した一般的な通信機器であるテレビジョン受像機やオ
ーディオ・ビデオ機器におけるリモコンでは、送信デー
タ量が約300bit程度であって非常に少ないので、
副搬送波を比較的低い周波数の約40KHzに設定する
ことにより、送信距離が約10mとこの種の機器として
は長く設定されている。実際には、一般に1bitを約
1.2msecにしているため、1秒間の通信で823
bitのデータ信号の送,受信が可能である。
【0006】一方、前述の電子手帳等の情報電子機器で
は、メモリに記憶された数Mbitの膨大な量のデータ
信号の通信を行なうので、通信時間の関係から副搬送波
を約500KHzの高い周波数に設定している。これ
は、例えば1Mbitの量のデータ信号をリモコンと同
じように約40KHzの周波数の副搬送波で変調して送
信すれば、1Mbit÷(823bit/sec)=1
215secもの通信時間が必要となって到底実用化に
至らないためである。
【0007】然し乍ら、副搬送波の周波数が約500K
Hzと高いために、光信号を受信して電気信号に変換す
る受光素子(8)のオペアンプ(8b)のゲインが低下
してしまい、通信距離が約1mと極めて短いものになっ
ている。そのため、単なるケーブルレス通信(短距離通
信)としての機能に止まってしまい、実使用時において
頻繁に発生する電子手帳や電子メモ等の表示部(5)の
表示画面に表示中のデータのみの送信時やメモ程度のデ
ータの送信時にも、送信データ量が極めて少ないにも拘
わらず通信距離が約1m程度と短いため、相手方機器に
近接してから送信しなければならない欠点がある。
【0008】そこで本発明は、送信データ量の大小に応
じて送信距離を可変できる情報電子機器を提供すること
を技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を達成するための技術的手段として、情報電子機器を次
のように構成した。即ち、入力したデータ信号またはメ
モリに記憶しているデータ信号を所定周波数の副搬送波
で変調した後に赤外線光による光信号に変換して送信す
るとともに、光信号を受光素子により受光して光電変換
した入力信号を前記メモリに記憶する赤外線通信機能を
備えた情報電子機器において、前記受光素子として数1
0KHz受信用と数100KHz受信用の複種類を並設
し、この各受光素子の各々の受信周波数と同一の周波数
に設定された複種類の副搬送波のうちの何れか一つに選
択的に切り換えるとともに前記各受光素子を択一的に切
り換える切換手段を設けたことを特徴として構成されて
いる。
【0010】
【作用】多量のデータ信号の通信を行なう場合には、数
100KHzの周波数の副搬送波に切り換えるととも
に、数100KHz受信用の受光素子に切り換えること
により、通信距離は短いが比較的短い通信時間で多量の
データ信号の通信を行なえる。一方、電子手帳や電子メ
モ等の表示部の表示画面に表示中のデータのみの送信時
やメモ程度のデータの送信時等のように極めて少量のデ
ータ信号の通信を行なう場合には、数10KHzの周波
数の副搬送波に切り換えるとともに、数10KHz受信
用の受光素子に切り換えることにより、通信距離を比較
的長く設定することができる。しかも、副搬送波の周波
数が低いが、通信データ信号が極めて少量であることか
ら通信時間が長くなることがなく、不都合は生じない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面を
参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例のブロ
ック構成図を示し、同図において、図4と同一若しくは
同等のものには同一の符号を付してその説明を省略し、
次に相違する点についてのみ説明する。受信回路部に、
500KHz受信用受光素子(9)と40KHz受信用
受光素子(10)との二種の受信用素子を設けるととも
に、この両受光素子(9),(10)を切換信号により
択一的に切り換える切換回路(11)を設ける。尚、切
換回路(11)は、2個のアンドゲート(A1),(A
2)とインバータ(I)とにより構成されている。ま
た、図示していないがキー入力部(2)にモード切換キ
ーを設け、このモード切換キーで500KHz送,受信
モードを設定した時に切換信号がハイレベルとなり、且
つ40KHz送,受信モードを設定した時に切換信号が
ローレベルとなるよう中央処理装置(1)がコントロー
ルする。このとき同時に、赤外線発光ダイオード(7)
への副搬送波も同様に切り換えるよう中央処理装置
(1)においてコントロールされる。
【0012】そして、RAM(4)に記憶されている多
量のデータ信号を送信または受信する通信を行なう場合
は、モード切換キーにより500KHz送,受信モード
を設定すると、送信に際しては中央処理装置(1)から
出力される500KHzの副搬送波によりデータ信号が
変調され、この出力信号により赤外線発光ダイオード
(7)が発光駆動されて赤外線光による光信号が送信さ
れる。一方、受信に際しては中央処理装置(1)から出
力されるハイレベルの切換信号により切換回路(11)
の一方のアンドゲート(A1)のみが開かれ、500K
Hz受信用受光素子(9)で光電変換された電気信号が
中央処理装置(1)に入力される。従って、通信距離は
従来と同様に1m程度と短いが、多量のデータ信号の通
信を比較的短時間で行なうことができる。
【0013】また、電子手帳や電子メモ等の表示部
(5)の表示画面に表示中のデータのみやメモ程度のデ
ータの極めて少量のデータ信号の通信を行なう場合、モ
ード切換キーにより40KHz送,受信モードを設定す
ると、送信に際しては中央処理装置(1)から出力され
る40KHzの副搬送波によりデータ信号が変調され、
この出力信号により赤外線発光ダイオード(7)が発光
駆動されて赤外線光による光信号が送信される。一方、
受信に際しては中央処理装置(1)から出力されるロー
レベルの切換信号が切換回路(11)のインバータ
(I)で反転されて他方のアンドゲート(A2)のみが
開かれ、40KHz受信用受光素子(10)で光電変換
された電気信号が中央処理装置(1)に入力される。従
って、通信距離を10程度と長くすることができる。こ
の時、副搬送波の周波数が低いが、通信データ信号が極
めて少量であることから通信時間が長くなることがな
く、不都合は生じない。
【0014】図2は本発明の他の実施例の要部を示し、
切換回路(12)を、各受光素子(9),(10)の各
々の電源ラインに個々にスイッチング用トランジスタ
(Q1),(Q2)を介挿接続するとともに、前述と同
様の切換信号により直接またはインバータ(I)を介し
て両トランジスタ(Q1),(Q2)を択一的にオンさ
せる構成としたものである。この実施例では、何れか一
方の受光素子(9)または(10)を通電しない状態に
できるため、前記実施例に比し省電力化を図れる利点が
ある。
【0015】図3は本発明の更に他の実施例の要部を示
し、各受光素子(9),(10)を中央処理装置(1)
の入力端子にそれぞれ直接接続し、この両入力信号を中
央処理装置(1)の内部で前述のモード切換キーの設定
に応じて切り換えるようにしたものである。この実施例
では、前記各実施例に比較して回路構成の簡略化を図れ
る利点がある。
【0016】尚、本発明は前記実施例にのみ限定される
ものではなく、請求の範囲を逸脱しない限り種々の変形
をも包含するものである。例えば、前記実施例で示した
40KHzおよび500KHzの周波数は一般的な数値
を示したに過ぎず、他の周波数を選定してもよいことは
勿論であり、また、3種類以上の周波数を設定すること
もできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の情報電子機器によ
ると、受光素子として数10KHz受信用と数100K
Hz受信用の複種類を並設し、この各受光素子の各々の
受信周波数と同一の周波数に設定された複種類の副搬送
波のうちの何れか一つに選択的に切り換えるとともに前
記各受光素子を択一的に切り換える切換手段を設けた構
成としたので、多量のデータ信号の通信を行なう場合に
は、数100KHzの周波数の副搬送波に切り換えると
ともに、数100KHz受信用の受光素子に切り換える
ことにより、通信距離は短いが多量のデータ信号を比較
的短い時間で通信を行なえる。一方、電子手帳や電子メ
モ等の表示部の表示画面に表示中のデータのみの送信時
やメモ程度のデータの送信時等のように極めて少量のデ
ータ信号の通信を行なう場合には、数10KHzの周波
数の複搬送波に切り換えるとともに、数10KHz受信
用の受光素子に切り換えることにより、通信距離を比較
的長く設定することができる利点があり、しかも、副搬
送波の周波数が低いにも拘わらず通信データ信号が極め
て少量であることから通信時間が長くなることがなく、
不都合は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部のブロック構成図で
ある。
【図3】本発明の更に他の実施例のブロック構成図であ
る。
【図4】従来機器のブロック構成図である。
【図5】同上、受光素子の電気回路図である。
【図6】(a)〜(c)はデータ信号、副搬送波および
出力信号の各波形図である。
【図7】同上、入力信号の波形図である。
【符号の説明】
4 RAM(メモリ) 9,10 受光素子 11,12 切換回路(切換手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したデータ信号またはメモリに記憶
    しているデータ信号を所定周波数の副搬送波で変調した
    後に赤外線光による光信号に変換して送信するととも
    に、光信号を受光素子により受光して光電変換した入力
    信号を前記メモリに記憶する赤外線通信機能を備えた情
    報電子機器において、前記受光素子として数10KHz
    受信用と数100KHz受信用の複種類を並設し、この
    各受光素子の各々の受信周波数と同一の周波数に設定さ
    れた複種類の副搬送波のうちの何れか一つに選択的に切
    り換えるとともに前記各受光素子を択一的に切り換える
    切換手段を設けたことを特徴とする情報電子機器。
JP5039613A 1993-03-01 1993-03-01 情報電子機器 Pending JPH06250952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039613A JPH06250952A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 情報電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039613A JPH06250952A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 情報電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06250952A true JPH06250952A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12557964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5039613A Pending JPH06250952A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 情報電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH06250952A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583908B1 (en) 1998-04-07 2003-06-24 Minolta Co., Ltd. Device provided with an optical communications function and optical communication system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583908B1 (en) 1998-04-07 2003-06-24 Minolta Co., Ltd. Device provided with an optical communications function and optical communication system

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