JPH07115400A - 赤外光を用いたデータ受信装置 - Google Patents

赤外光を用いたデータ受信装置

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JPH07115400A
JPH07115400A JP5262246A JP26224693A JPH07115400A JP H07115400 A JPH07115400 A JP H07115400A JP 5262246 A JP5262246 A JP 5262246A JP 26224693 A JP26224693 A JP 26224693A JP H07115400 A JPH07115400 A JP H07115400A
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JP
Japan
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semiconductor light
light receiving
receiving element
infrared light
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Application number
JP5262246A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Kashiwagi
基志 柏木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各種電子機器に搭載されるワイヤ
レスリモコンや情報機器同士でのデータ通信等に利用さ
れる赤外光を用いたデータ受信装置において、消費電力
が増大することなく、常に良好な通信状態を得ることを
目的とする。 【構成】 半導体発光素子34から放射される赤外線光
信号Sを半導体受光素子36にて受光受信し、その受信
データが正常か否かをCPU40により判定し、受信デ
ータ異常と判定された場合には、ラッチ回路41に対す
るラッチデータを順次変更セットし、減衰器43におけ
る減衰量を変化させることで、スイッチングレギュレー
タ42から上記半導体受光素子36に対する逆印加電圧
を次第に昇圧させてその受光感度を上昇させ、上記CP
U40にて受信データが正常判定された際に、そのとき
の逆印加電圧及び受信感度を維持してデータ通信を行な
う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に搭載さ
れるワイヤレスリモコンや情報機器同士でのデータ通信
等に利用される赤外光を用いたデータ受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線光信号を用いてワイヤレス
でデータ通信を行なうデータ送受信装置は、映像・音響
機器のリモコン等、家電製品に多用されている。また、
最近では、電子手帳や小型電子式計算機等の情報機器に
も搭載され、該情報機器同士でのワイヤレスのデータ通
信に使用されている。
【0003】図3は電子手帳同士における赤外線光信号
を利用したデータ通信状態を示す図である。図4は赤外
光を用いたデータ送受信装置における従来の送受信回路
の構成を示す図である。
【0004】すなわち、例えば一方の機器の送信回路2
1から半導体発光素子22により放射された赤外線光信
号Sは、他方の機器の半導体受光素子23で受光受信さ
れ、トランジスタ24を介してアンプ25に供給され増
幅される。
【0005】ここで、上記赤外線光信号による送受光通
信距離を延ばすためには、上記半導体受光素子23に対
する逆印加電圧をできるだけ高くし、その受光感度を高
める必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の赤外光を用いたデータ送受信回路のように、その半
導体受光素子23に対する逆印加電圧を単に高くしたま
まの状態では、消費電力が大きくなり、特に、電池電源
により駆動される電子機器では、その連続使用可能時間
が短くなる問題がある。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
消費電力が増大することなく、常に良好な通信状態を得
ることが可能になる赤外光を用いたデータ受信装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る赤外光を用いたデータ受信装置は、筐体の一側面に赤
外線光信号を用いてデータ受信を行なうための受光部を
設けたもので、上記受光部に設けられ上記赤外線光信号
を受光する半導体受光素子と、この半導体受光素子の逆
印加電圧を該半導体受光素子に対する上記赤外線光信号
の受光強度に応じて変化させる電圧制御手段とを備えて
構成したものである。
【0009】また、電圧制御手段は、受信データの異常
を検出する異常検出手段と、受信データの異常が検出さ
れた際に逆印加電圧を最小レベルから増加させる電圧可
変手段から構成されるものである。
【0010】
【作用】つまり、赤外線光信号の受光強度に対応して、
常に正常な受信データが得られるよう、半導体受光素子
に印加する逆電圧を最小レベルを基準として変化させる
ことで、消費電力が最小限に抑制されることになる。
【0011】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の赤外光を用いたデータ受信装置
を搭載した一対の電子手帳における送信部及び受光部の
構成を示す回路図である。
【0012】一方の電子手帳31aの発光部32には、
送信回路33が備えられ、この送信回路33からの送信
データは、半導体発光素子34から赤外線光信号Sとし
て放射される。
【0013】他方の電子手帳31bの受光部35には、
半導体受光素子36が設けられ、一方の電子手帳31a
の半導体発光素子34から放射された赤外線光信号Sが
受光受信される。
【0014】上記半導体受光素子36における受光信号
は、FET37を介してアンプ38に供給されて増幅さ
れる。そして、アンプ38を介して増幅された受光信号
は、A/D変換部39によりデジタルデータに変換され
CPU40に与えられる。
【0015】上記CPU40は、上記半導体受光素子3
6による受光信号に対応するデジタルデータをデコード
すると共に、そのデコードされた受信データが正常なデ
ータか異常なデータかを判定するもので、このCPU4
0では、上記受信データの正常/異常判定に基づいてラ
ッチ回路41に対するラッチデータがセットされる。
【0016】一方、電子手帳31bの受光部35には、
スイッチングレギュレータ42が備えられる。このスイ
ッチングレギュレータ42は、上記半導体受光素子36
に対し逆電圧を印加するもので、このスイッチングレギ
ュレータ42の出力段には、5つの抵抗器R1 〜R5 及
び4つのON/OFFトランジスタT1 〜T4 を並列に
組合せた減衰器43が設けられる。
【0017】上記減衰器43における各トランジスタT
1 〜T4 は、上記ラッチ回路41にラッチセットされる
データ“1”/“0”に応じてON/OFFされるもの
で、例えばラッチ回路41にラッチデータ“1111”
がセットされ、各トランジスタT1 〜T4 がONするこ
とでその減衰量が最小になると、上記スイッチングレギ
ュレータ42から半導体受光素子36に印加される逆電
圧も最小になり、その受光感度も最小に設定される。
【0018】また、例えば上記ラッチ回路41にラッチ
データ“0000”がセットされ、各トランジスタT1
〜T4 がOFFすることでその減衰量が最大になると、
上記スイッチングレギュレータ42から半導体受光素子
36に印加される逆電圧も最大になり、その受光感度も
最大に設定される。
【0019】ここで、上記CPU40によりラッチ回路
41にラッチされるデータは、データ受信開始初期に際
し“1111”にセットされ、半導体受光素子36の感
度は最小レベルに設定されるが、例えば電子手帳31
a,31b間の通信距離が長く、半導体受光素子36に
受光される赤外線光信号Sが強度不足で、その受信デー
タがCPU40において異常であると判定された場合に
は、上記ラッチデータは“0111”→“0011”→
“0001”→“0000”と上記受信データの正常判
定がなされるまで順次変化され、半導体受光素子36に
対する逆印加電圧は次第に昇圧されてその受信感度が上
昇制御される。
【0020】次に、上記構成による赤外光を用いたデー
タ受信装置を搭載した一対の電子手帳における送受信動
作について説明する。図2は上記赤外光を用いたデータ
受信装置による受信状態設定処理を示すフローチャート
である。
【0021】すなわち、例えば一方の電子手帳31aか
ら他方の電子手帳31bへ赤外線光信号によるワイヤレ
スのデータ転送を行なう際に、受信側電子手帳31bが
データ受信モードに設定されると、まず、CPU40に
よりラッチ回路41のラッチデータが“1111”にセ
ットされ、スイッチングレギュレータ42から半導体受
光素子36に印加される逆電圧が最小レベルに設定され
る(ステップS1)。
【0022】この場合、上記半導体受光素子36の受光
感度は最小になるもので、ここで、一方の電子手帳31
aの半導体発光素子34から放射された赤外線光信号S
が他方の電子手帳31bの半導体受光素子36に受光さ
れ、その受光信号がA/D変換部39によりデジタルデ
ータに変換されてCPU40に与えられた際に、例えば
電子手帳31a,31b間の通信距離が短く、半導体受
光素子36に受光される赤外線光信号Sの強度が十分
で、その受信データ(所定の初期コードデータ)がCP
U40において正常であると判定された場合には、該半
導体発光素子36の受光感度は上記最小レベルのまま維
持され、データ通信が継続される(ステップS2,S3
→S4)。
【0023】一方、上記半導体受光素子36の受信感度
が最小に設定された状態で、例えば電子手帳31a,3
1b間の通信距離が長く、半導体受光素子36に受光さ
れる赤外線光信号Sが強度不足で、その受信データがC
PU40において異常であると判定された場合には、ラ
ッチ回路41に対するラッチデータが上記“1111”
から“0111”に変更セットされる(ステップS1,
S2,S3→S5)。
【0024】この場合、トランジスタT1 がOFFとな
りスイッチングレギュレータ42から半導体受光素子3
6に対する逆印加電圧が1ステップ昇圧され、該半導体
受光素子36の受光感度は上昇される(ステップS
5)。
【0025】こうして、上記半導体受光素子36に対す
る逆印加電圧が1ステップ昇圧され、その受信感度が上
昇された状態で、再びCPU40にて受信データが異常
であると判定された場合には、ラッチ回路41に対する
ラッチデータが上記“0111”からさらに“001
1”に変更セットされる(ステップS6→S2,S3→
S5)。
【0026】この場合、トランジスタT1 ,T2 がOF
Fとなりスイッチングレギュレータ42から半導体受光
素子36に対する逆印加電圧がさらに1ステップ昇圧さ
れ、該半導体受光素子36の受光感度は上昇される(ス
テップS5)。
【0027】こうして、上記半導体発光素子36の受信
感度がさらに上昇されたことにより、CPU40におい
て受信データが正常であると判定された場合には、該半
導体発光素子36の受光感度はそのまま維持され、デー
タ通信が継続される(ステップS6→S2,S3→S
4)。
【0028】一方、上記CPU40において受信データ
の正常判定がなされないまま、ラッチ回路41に対する
ラッチデータが“0000”となり、半導体受光素子3
6に対する逆印加電圧が最大レベルにまで昇圧設定され
た場合には、図示しない表示部に対しエラーメッセージ
が表示され、赤外線光信号Sの強度が弱すぎ受信不能で
あることがユーザに報知される(ステップS2,S3→
S5,S6→S7)。
【0029】したがって、上記構成の赤外光を用いたデ
ータ受信装置によれば、半導体発光素子34から放射さ
れる赤外線光信号Sを半導体受光素子36にて受光受信
し、その受信データが正常か否かをCPU40により判
定し、受信データ異常と判定された場合には、ラッチ回
路41に対するラッチデータを順次変更セットし、減衰
器43における減衰量を変化させることで、スイッチン
グレギュレータ42から上記半導体受光素子36に対す
る逆印加電圧を次第に昇圧させてその受光感度を上昇さ
せ、上記CPU40にて受信データが正常判定された際
に、そのときの逆印加電圧及び受信感度を維持してデー
タ通信を行なうようにしたので、上記半導体受光素子3
6に対する逆印加電圧を、赤外線光信号Sが正常に受光
受信でき得る最小のレベルに設定することができ、消費
電力が最小限に抑制されるようになる。
【0030】よって、特に、電池電源により駆動される
電子手帳の連続使用可能時間を延長することができる。
尚、上記実施例では、電子手帳31a,31b相互間の
通信距離が長くなり、赤外線光信号Sの受光強度が弱く
なる場合についての受信状態設定処理について説明した
が、上記通信距離に変化がなくとも、例えば赤外線光信
号Sの放射強度自体が弱くなってその受光強度が弱くな
った場合にも、上記同様の作用効果を得ることができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、赤外線光
信号の受光強度に対応して、常に正常な受信データが得
られるよう、半導体受光素子に印加する逆電圧を最小レ
ベルを基準として変化させることで、消費電力を最小限
に抑制するので、消費電力が増大することなく、常に良
好な通信状態を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる赤外光を用いたデー
タ受信装置を搭載した一対の電子手帳における送信部及
び受光部の構成を示す回路図。
【図2】上記赤外光を用いたデータ受信装置による受信
状態設定処理を示すフローチャート。
【図3】電子手帳同士における赤外線光信号を利用した
データ通信状態を示す図。
【図4】赤外光を用いたデータ送受信装置における従来
の送受信回路の構成を示す図。
【符号の説明】
31a,31b…電子手帳、32…発光部、33…送信
回路、34…半導体発光素子、35…受光部、36…半
導体受光素子、37…FET、38…アンプ、39…A
/D変換部、40…CPU、41…ラッチ回路、42…
スイッチングレギュレータ、43…減衰器、R1 〜R5
…抵抗器、T1 〜T4 …トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 V 7170−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の一側面に赤外線光信号を用いてデ
    ータ受信を行なうための受光部を設けた赤外光を用いた
    データ受信装置において、 上記受光部に設けられ上記赤外線光信号を受光する半導
    体受光素子と、 この半導体受光素子の逆印加電圧を該半導体受光素子に
    対する上記赤外線光信号の受光強度に応じて変化させる
    電圧制御手段と、を具備したことを特徴とする赤外光を
    用いたデータ受信装置。
  2. 【請求項2】 上記電圧制御手段は、上記半導体受光素
    子に受光された赤外線光信号に基づき受信データの異常
    を検出する異常検出手段と、この異常検出手段により受
    信データの異常が検出された際に上記逆印加電圧を最小
    レベルから増加させる電圧可変手段とからなることを特
    徴とする請求項1記載の赤外光を用いたデータ受信装
    置。
JP5262246A 1993-10-20 1993-10-20 赤外光を用いたデータ受信装置 Pending JPH07115400A (ja)

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JP5262246A JPH07115400A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 赤外光を用いたデータ受信装置

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JPH07115400A true JPH07115400A (ja) 1995-05-02

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JP (1) JPH07115400A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100297146B1 (ko) * 1998-01-30 2001-09-26 가네꼬 히사시 감쇠 회로를 구비하는 적외선 신호 수신기
JP2009219074A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Taiyo Yuden Co Ltd 可視光通信方法及びその装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100297146B1 (ko) * 1998-01-30 2001-09-26 가네꼬 히사시 감쇠 회로를 구비하는 적외선 신호 수신기
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