JPH10336291A - 自動音量減衰装置 - Google Patents
自動音量減衰装置Info
- Publication number
- JPH10336291A JPH10336291A JP14203797A JP14203797A JPH10336291A JP H10336291 A JPH10336291 A JP H10336291A JP 14203797 A JP14203797 A JP 14203797A JP 14203797 A JP14203797 A JP 14203797A JP H10336291 A JPH10336291 A JP H10336291A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電話が懸かってきた場合にその近傍にあるＡ
Ｖ機器の音量を速やかに減衰させて通話を良好にする自
動音量減衰装置を提供する。 【構成】 自動音量減衰装置１０は、電話回線Ｋの電話
機Ｔが懸かって来たことを検知する検知手段１と、当該
電話機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器（テレ
ビ２やステレオ３）の音量減衰のリモコンコードＣを設
定する設定手段４と、前記検知手段１の出力ＶOUT に応
じて前記設定されたリモコンコードをパルス発生するリ
モコンコード出力手段５と、前記音量減衰のリモコンコ
ードを当該オーディオビジュアル機器（２、３）のリモ
コン送信手段と同じ送信手段にて送信するリモコンコー
ド送信手段６と、から構成されていて、電話機Ｔが懸か
って来た場合に、自動的に音量減衰のリモコンコードが
当該ＡＶ機器の受光部に送信されて音量を減衰させる。
Ｖ機器の音量を速やかに減衰させて通話を良好にする自
動音量減衰装置を提供する。 【構成】 自動音量減衰装置１０は、電話回線Ｋの電話
機Ｔが懸かって来たことを検知する検知手段１と、当該
電話機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器（テレ
ビ２やステレオ３）の音量減衰のリモコンコードＣを設
定する設定手段４と、前記検知手段１の出力ＶOUT に応
じて前記設定されたリモコンコードをパルス発生するリ
モコンコード出力手段５と、前記音量減衰のリモコンコ
ードを当該オーディオビジュアル機器（２、３）のリモ
コン送信手段と同じ送信手段にて送信するリモコンコー
ド送信手段６と、から構成されていて、電話機Ｔが懸か
って来た場合に、自動的に音量減衰のリモコンコードが
当該ＡＶ機器の受光部に送信されて音量を減衰させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電話が懸かってきた
場合にその近傍にあるテレビやステレオ等の所謂オーデ
ィオビジュアル機器（ＡＶ機器と略称する）の音量を速
やかに減衰させて通話を良好にする自動音量減衰装置に
関する。
場合にその近傍にあるテレビやステレオ等の所謂オーデ
ィオビジュアル機器（ＡＶ機器と略称する）の音量を速
やかに減衰させて通話を良好にする自動音量減衰装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】現在製品化されているテレビ、ビデオ、
ラジオ、ステレオ等の所謂ＡＶ機器にはほぼ全製品に赤
外線、超音波もしくは電波を利用したリモートコントロ
ール装置（略してリモコン装置）が付属している。
ラジオ、ステレオ等の所謂ＡＶ機器にはほぼ全製品に赤
外線、超音波もしくは電波を利用したリモートコントロ
ール装置（略してリモコン装置）が付属している。
【０００３】このリモコン装置によってＡＶ機器のスイ
ッチのＯＮ／ＯＦＦ、音量調整、選局その他殆どの機器
操作が数メートル離れた人の手元でできるようになって
いる。
ッチのＯＮ／ＯＦＦ、音量調整、選局その他殆どの機器
操作が数メートル離れた人の手元でできるようになって
いる。
【０００４】ところで、狭い日本家屋では居間に置かれ
たＡＶ機器の比較的近くに電話機が置かれていることが
多い。
たＡＶ機器の比較的近くに電話機が置かれていることが
多い。
【０００５】したがって電話が懸かって来た場合に、受
話器をとるとテレビやステレオの音量が大きくて電話相
手先の言葉がよく聞き取れないことがある。
話器をとるとテレビやステレオの音量が大きくて電話相
手先の言葉がよく聞き取れないことがある。
【０００６】この場合テレビやステレオを見聴きしてい
る他の同居人に音量を下げてもらうか、自分でリモート
コントロール装置を取ってきてスイッチＯＦＦのボタン
操作または音量減衰のボタン操作を行うことが通常であ
り、予めテレビやステレオの音量を下げて受話器を取る
準備のいい小まめな人は皆無であろう。
る他の同居人に音量を下げてもらうか、自分でリモート
コントロール装置を取ってきてスイッチＯＦＦのボタン
操作または音量減衰のボタン操作を行うことが通常であ
り、予めテレビやステレオの音量を下げて受話器を取る
準備のいい小まめな人は皆無であろう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一々他
人に頼んでリモコン装置を操作してもらうのは面倒であ
り、一人の場合は頼む人もいないので自分でリモコン装
置またはＡＶ機器本体の操作をしなければならないとい
う面倒がある。
人に頼んでリモコン装置を操作してもらうのは面倒であ
り、一人の場合は頼む人もいないので自分でリモコン装
置またはＡＶ機器本体の操作をしなければならないとい
う面倒がある。
【０００８】さらに、ＡＶ機器のリモコン装置は何処に
置いたか失念することもあり、捜す手間が生じる。
置いたか失念することもあり、捜す手間が生じる。
【０００９】何れにしても受話器を取った最初の時点で
の電話相手の会話はＡＶ機器の音でかき消されて聞き取
れないことになるが、従来の電話機はもとより、ＡＶ機
器自身も上記問題点を解決する有効な手立ては講じられ
ておらず、上記問題点を解決する単体の装置も未だ発明
されていない。
の電話相手の会話はＡＶ機器の音でかき消されて聞き取
れないことになるが、従来の電話機はもとより、ＡＶ機
器自身も上記問題点を解決する有効な手立ては講じられ
ておらず、上記問題点を解決する単体の装置も未だ発明
されていない。
【００１０】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、電話が懸かって来た場合に自動的に速やかに周辺
にあるＡＶ機器の音量を下げて電話相手の会話を聴き易
くする全く新しい発想の自動音量減衰装置を提供するも
のである。
あり、電話が懸かって来た場合に自動的に速やかに周辺
にあるＡＶ機器の音量を下げて電話相手の会話を聴き易
くする全く新しい発想の自動音量減衰装置を提供するも
のである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、 （１）電話機が懸かって来たことを検知する検知手段
と、当該電話機の近傍にあるオーディオビジュアル機器
の音量減衰のリモコンコードを設定する設定手段と、前
記検知手段の出力に応じて前記設定されたリモコンコー
ドをパルス発生するリモコンコード出力手段と、前記音
量減衰のリモコンコードを当該オーディオビジュアル機
器のリモコン送信手段と同じ送信手段にて送信するリモ
コンコード送信手段と、から構成されていることを特徴
とする自動音量減衰装置を提供することにより、上記課
題を解決する。
と、当該電話機の近傍にあるオーディオビジュアル機器
の音量減衰のリモコンコードを設定する設定手段と、前
記検知手段の出力に応じて前記設定されたリモコンコー
ドをパルス発生するリモコンコード出力手段と、前記音
量減衰のリモコンコードを当該オーディオビジュアル機
器のリモコン送信手段と同じ送信手段にて送信するリモ
コンコード送信手段と、から構成されていることを特徴
とする自動音量減衰装置を提供することにより、上記課
題を解決する。
【００１２】（２）また、特に検知手段として電話機の
着信信号を電気的に検知する検知回路を備えて成ること
を特徴とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提供
することにより、上記課題を解決するものである。。
着信信号を電気的に検知する検知回路を備えて成ること
を特徴とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提供
することにより、上記課題を解決するものである。。
【００１３】（３）また、特に検知手段として電話機の
呼び鈴音を検知する音検知回路を備えて成ることを特徴
とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提供するこ
とにより、上記課題を解決する。
呼び鈴音を検知する音検知回路を備えて成ることを特徴
とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提供するこ
とにより、上記課題を解決する。
【００１４】（４）また、特にリモコンコードの設定手
段として、メモリ装置に予め各製造メーカーの各種オー
ディオビジュアル機器の音量減衰のリモコンコードを記
憶して、当該電話機の近傍にあるオーディオビジュアル
機器の音量減衰リモコンコードを始めに選択設定するこ
とを特徴とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提
供することにより、上記課題を解決するものである。
段として、メモリ装置に予め各製造メーカーの各種オー
ディオビジュアル機器の音量減衰のリモコンコードを記
憶して、当該電話機の近傍にあるオーディオビジュアル
機器の音量減衰リモコンコードを始めに選択設定するこ
とを特徴とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提
供することにより、上記課題を解決するものである。
【００１５】（５）さらに、特にリモコンコードの設定
手段として、予め当該電話機の近傍にあるオーディオビ
ジュアル機器のリモコン送信機で音量減衰のリモコンコ
ードを発してこれを読み取りメモリ装置に記憶させるこ
とを特徴とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提
供することにより、上記課題を解決する。
手段として、予め当該電話機の近傍にあるオーディオビ
ジュアル機器のリモコン送信機で音量減衰のリモコンコ
ードを発してこれを読み取りメモリ装置に記憶させるこ
とを特徴とする上記（１）記載の自動音量減衰装置を提
供することにより、上記課題を解決する。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動音量減衰装置の
実施の形態を図面を用いて説明する。
実施の形態を図面を用いて説明する。
【００１７】なお、テレビやステレオ等のＡＶ機器のリ
モコン装置は送信手段として、超音波、赤外線、電波が
送信媒体として利用されているが、最近のリモコン装置
は殆どが赤外線によるものであるので、以下、赤外線に
よるリモコン装置の場合の実施の形態を主に説明する。
モコン装置は送信手段として、超音波、赤外線、電波が
送信媒体として利用されているが、最近のリモコン装置
は殆どが赤外線によるものであるので、以下、赤外線に
よるリモコン装置の場合の実施の形態を主に説明する。
【００１８】図１は本発明に係る自動音量減衰装置の構
成を説明するためのシステム概念図である。
成を説明するためのシステム概念図である。
【００１９】図２は本発明に係る着信信号を電気的に検
知する検知手段と赤外線を送信手段とする自動音量減衰
装置の構成を説明するためのシステム概念図である。
知する検知手段と赤外線を送信手段とする自動音量減衰
装置の構成を説明するためのシステム概念図である。
【００２０】図３はリモコン制御の原理を説明するため
の図である。
の図である。
【００２１】先ず、本願発明に係る自動音量減衰装置１
０の基本構成は図１に示されるように、電話回線Ｋの電
話機Ｔが懸かって来たことを検知する検知手段１と、当
該電話機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器（テ
レビ２やステレオ３）の音量減衰のリモコンコードＣを
設定する設定手段４と、前記検知手段１の出力ＶOUTに
応じて前記設定されたリモコンコードＣをパルス発生す
るリモコンコード出力手段５と、前記音量減衰のリモコ
ンコードＣを当該オーディオビジュアル機器２のリモコ
ン送信手段と同じ送信手段にて送信するリモコンコード
送信手段６と、から構成されている。
０の基本構成は図１に示されるように、電話回線Ｋの電
話機Ｔが懸かって来たことを検知する検知手段１と、当
該電話機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器（テ
レビ２やステレオ３）の音量減衰のリモコンコードＣを
設定する設定手段４と、前記検知手段１の出力ＶOUTに
応じて前記設定されたリモコンコードＣをパルス発生す
るリモコンコード出力手段５と、前記音量減衰のリモコ
ンコードＣを当該オーディオビジュアル機器２のリモコ
ン送信手段と同じ送信手段にて送信するリモコンコード
送信手段６と、から構成されている。
【００２２】上記検知手段としては、特に電話機Ｔの着
信信号Ｓを電気的に検知する検知回路１１を備える手段
が最も低コストで電気回路構成が簡単にできる。例えば
図２に示されるように、電話回線Ｋの着信信号Ｓのパル
ス電圧Ｖｓを当該電話回線Ｋに接続したフォト・カップ
ラー１２で検知してその出力を増幅器１４（ノートン・
アンプや汎用オペアンプ）で増幅してＶOUTを出力する
構成が妥当する。
信信号Ｓを電気的に検知する検知回路１１を備える手段
が最も低コストで電気回路構成が簡単にできる。例えば
図２に示されるように、電話回線Ｋの着信信号Ｓのパル
ス電圧Ｖｓを当該電話回線Ｋに接続したフォト・カップ
ラー１２で検知してその出力を増幅器１４（ノートン・
アンプや汎用オペアンプ）で増幅してＶOUTを出力する
構成が妥当する。
【００２３】また、他の検知手段としては、上記着信信
号Ｓ自身ではなく、着信信号Ｓを受けて電話機Ｔの呼び
鈴音が発せられた時にその呼び鈴音（振動を含む）を電
話機Ｔの近傍ないし接して設けられたマイクロフォン
（圧電素子等）で拾って電気信号に変換して適当な帯域
フィルタを介して呼び鈴音の有無を正確に検知する音
（振動）検知回路を備える検知手段も有効である。その
構成は図２のフォト・カップラー１２をマイクロフォン
で置換すればよい。
号Ｓ自身ではなく、着信信号Ｓを受けて電話機Ｔの呼び
鈴音が発せられた時にその呼び鈴音（振動を含む）を電
話機Ｔの近傍ないし接して設けられたマイクロフォン
（圧電素子等）で拾って電気信号に変換して適当な帯域
フィルタを介して呼び鈴音の有無を正確に検知する音
（振動）検知回路を備える検知手段も有効である。その
構成は図２のフォト・カップラー１２をマイクロフォン
で置換すればよい。
【００２４】次に、前記リモコンコード設定手段４とリ
モコンコード出力手段５とリモコン送信手段６を説明す
るにつき前提としてリモコン装置の原理について概説す
る。
モコンコード出力手段５とリモコン送信手段６を説明す
るにつき前提としてリモコン装置の原理について概説す
る。
【００２５】図３から判るように、例えばテレビリモコ
ン装置１６の内部には電池（図示略）とリモコン送信用
マイクロコンピュータ１７と出力増幅トランジスタ回路
１８と赤外線発光ダイオード１９が内蔵されていて、各
ボタンＢに対応したリモコンコードＣがＲＯＭメモリＭ
１に記憶されており、音量減衰のボタン（音量−）を押
すと送信レジスタＲ１にそのコード情報が送られて対応
するパルス信号Ｐとしてこれを変調回路１５４０ｋＨｚ
の搬送波で変調して赤外線発光ダイオード１９から赤外
線（波長は０．９４ｎｍ）で送信されるようになってい
る。
ン装置１６の内部には電池（図示略）とリモコン送信用
マイクロコンピュータ１７と出力増幅トランジスタ回路
１８と赤外線発光ダイオード１９が内蔵されていて、各
ボタンＢに対応したリモコンコードＣがＲＯＭメモリＭ
１に記憶されており、音量減衰のボタン（音量−）を押
すと送信レジスタＲ１にそのコード情報が送られて対応
するパルス信号Ｐとしてこれを変調回路１５４０ｋＨｚ
の搬送波で変調して赤外線発光ダイオード１９から赤外
線（波長は０．９４ｎｍ）で送信されるようになってい
る。
【００２６】一方、テレビ受像機２０側は、この赤外線
をピンフォトダイオード２１で受けて増幅器２２で増幅
してパルス信号Ｐ′に変換し、リモコン解読用マイクロ
コンピュータ２５の送信レジスタＲ２に収納して内蔵す
るＲＯＭメモリＭ２に予め記憶されたリモコンコードＣ
と比較してリモコン装置からの当該音量減衰の命令を了
解し、制御用マイクロコンピュータ２６に該命令を伝送
する。制御用マイクロコンピュータ２６は上記音量減衰
の場合はボリューム２７を制御し、電源切替の場合はス
イッチ２８を、チャンネル切替の場合はチューナー２９
を各制御するのである。
をピンフォトダイオード２１で受けて増幅器２２で増幅
してパルス信号Ｐ′に変換し、リモコン解読用マイクロ
コンピュータ２５の送信レジスタＲ２に収納して内蔵す
るＲＯＭメモリＭ２に予め記憶されたリモコンコードＣ
と比較してリモコン装置からの当該音量減衰の命令を了
解し、制御用マイクロコンピュータ２６に該命令を伝送
する。制御用マイクロコンピュータ２６は上記音量減衰
の場合はボリューム２７を制御し、電源切替の場合はス
イッチ２８を、チャンネル切替の場合はチューナー２９
を各制御するのである。
【００２７】ここに上記リモコンコードは「１」、
「０」の２進コードであり、実際は１０〜４０桁の数字
の組み合わせが用いられている。例えば２４桁コードの
場合、これを３分割して最初の８桁（２8＝２５６）で
２５６のメーカーを区別し、次の８桁で２５６種の製
品、残りの８桁で各製品の２５６のボタンを割り付ける
ことがなされる。
「０」の２進コードであり、実際は１０〜４０桁の数字
の組み合わせが用いられている。例えば２４桁コードの
場合、これを３分割して最初の８桁（２8＝２５６）で
２５６のメーカーを区別し、次の８桁で２５６種の製
品、残りの８桁で各製品の２５６のボタンを割り付ける
ことがなされる。
【００２８】なお、図３にはボタンコードのみを４桁の
２進コードで表して、テレビのチャンネル４ｃＨ、５ｃ
Ｈ、６ｃＨ、音量＋、音量−、電源の各ボタンに対応す
るコード例を示した。
２進コードで表して、テレビのチャンネル４ｃＨ、５ｃ
Ｈ、６ｃＨ、音量＋、音量−、電源の各ボタンに対応す
るコード例を示した。
【００２９】以上詳述した上記リモコン装置１６を前提
にして、図１におけるリモコンコードＣを設定する設定
手段４は、先ずリモコン装置１６におけるマイクロコン
ピュータ１７の内蔵メモリＭ１と同様に送信用マイクロ
コンピュータ１７のメモリＭ１に予め各製造メーカーの
各種オーディオビジュアル機器の音量減衰のリモコンコ
ードのみ（数百種のコードデータになる）を記憶して、
当該電話機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器
（テレビ２やステレオ３）の所定の音量減衰リモコンコ
ードを始めに使用者がメモリＭ１から選択設定する手段
（プリセット型）が最も操作としては簡便な方法といえ
る。
にして、図１におけるリモコンコードＣを設定する設定
手段４は、先ずリモコン装置１６におけるマイクロコン
ピュータ１７の内蔵メモリＭ１と同様に送信用マイクロ
コンピュータ１７のメモリＭ１に予め各製造メーカーの
各種オーディオビジュアル機器の音量減衰のリモコンコ
ードのみ（数百種のコードデータになる）を記憶して、
当該電話機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器
（テレビ２やステレオ３）の所定の音量減衰リモコンコ
ードを始めに使用者がメモリＭ１から選択設定する手段
（プリセット型）が最も操作としては簡便な方法といえ
る。
【００３０】また、他の設定手段として、予め当該電話
機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器（２、３）
の自身のリモコン送信機１６で音量減衰のリモコンコー
ドを発してこれを本自動音量減衰装置１０に設けたピン
フォトダイオードで読み取りマイクロコンピュータのメ
モリに書き込み記憶させる手段（学習型）が採用可能で
ある。この方法は別途受光部が必要となるが、確実に当
該ＡＶ機器の音量減衰のリモコンコードを設定できるの
で最も汎用性に富むといえる。
機Ｔの近傍にあるオーディオビジュアル機器（２、３）
の自身のリモコン送信機１６で音量減衰のリモコンコー
ドを発してこれを本自動音量減衰装置１０に設けたピン
フォトダイオードで読み取りマイクロコンピュータのメ
モリに書き込み記憶させる手段（学習型）が採用可能で
ある。この方法は別途受光部が必要となるが、確実に当
該ＡＶ機器の音量減衰のリモコンコードを設定できるの
で最も汎用性に富むといえる。
【００３１】次に、リモコンコード出力手段５とリモコ
ン送信手段６は前述のリモコン装置１６と同様なので説
明は省略する。
ン送信手段６は前述のリモコン装置１６と同様なので説
明は省略する。
【００３２】但し、当該電話機Ｔの近傍にあるＡＶ機器
がひとつではなく２つ以上在る場合は、各機器の音量減
衰コードを順次発する必要がある。この点、本自動音量
減衰装置は３つ程度のリモコンコードを順次送信する構
成とすることが望ましいであろう。また、音量減衰の程
度は十分にゼロの値に近くに減衰する程度であればよい
が、予め設定するか使用者が任意に設定可能にすること
も望ましいであろう。具体的には１〜５秒間の送信が妥
当する。
がひとつではなく２つ以上在る場合は、各機器の音量減
衰コードを順次発する必要がある。この点、本自動音量
減衰装置は３つ程度のリモコンコードを順次送信する構
成とすることが望ましいであろう。また、音量減衰の程
度は十分にゼロの値に近くに減衰する程度であればよい
が、予め設定するか使用者が任意に設定可能にすること
も望ましいであろう。具体的には１〜５秒間の送信が妥
当する。
【００３３】尚、念のために付言すれば上記自動音量減
衰装置１０は単体の製品が一応想定されるが、ＡＶ機器
に付属する製品または電話機に内蔵ないし付属するもの
として実現されうることは言うまでもない。
衰装置１０は単体の製品が一応想定されるが、ＡＶ機器
に付属する製品または電話機に内蔵ないし付属するもの
として実現されうることは言うまでもない。
【００３４】
【発明の効果】本発明に係る自動音量減衰装置は上記の
ように構成されているため、電話が懸かって来た場合に
自動的に速やかに周辺にあるＡＶ機器の音量を下げて電
話相手の会話を聴き易くするという優れた効果を有す
る。
ように構成されているため、電話が懸かって来た場合に
自動的に速やかに周辺にあるＡＶ機器の音量を下げて電
話相手の会話を聴き易くするという優れた効果を有す
る。
【図１】 本発明に係る自動音量減衰装置の構成を説明
するためのシステム概念図である。
するためのシステム概念図である。
【図２】 本発明に係る着信信号を電気的に検知する検
知手段と赤外線を送信手段とする自動音量減衰装置の構
成を説明するためのシステム概念図である。
知手段と赤外線を送信手段とする自動音量減衰装置の構
成を説明するためのシステム概念図である。
【図３】 ＡＶ機器のリモコン制御の原理を説明するた
めの図である。
めの図である。
１ 検知手段 ２ テレビ受像機 ３ ステレオ ４ リモコンコード設定手段 ５ リモコンコード出力手段 ６ リモコンコード送信手段 １０ 自動音量減衰装置 １１ 検知回路 １２ フォト・カップラー １４ 増幅器 １６ テレビリモコン装置 １７ リモコン送信用マイクロコンピュータ １８ 出力増幅トランジスタ回路 １９ 赤外線発光ダイオード ２０ テレビ受像機 ２１ ピンフォトダイオード ２５ リモコン解読用マイクロコンピュータ ２６ 制御用マイクロコンピュータ ２７ ボリューム ２８ スイッチ ２９ チューナー Ｂ ボタン Ｍ１、Ｍ２ ＲＯＭメモリ Ｃ リモコンコード Ｒ１、Ｒ２ 送信レジスタ Ｐ、Ｐ′ パルス信号 Ｔ 電話機 Ｋ 電話回線 Ｓ 着信信号 Ｖｓ パルス電圧 Ｖｏｕｔ 検知手段の出力
Claims (5)
- 【請求項１】 電話機が懸かって来たことを検知する検
知手段と、当該電話機の近傍にあるオーディオビジュア
ル機器の音量減衰のリモコンコードを設定する設定手段
と、前記検知手段の出力に応じて前記設定されたリモコ
ンコードをパルス発生するリモコンコード出力手段と、
前記音量減衰のリモコンコードを当該オーディオビジュ
アル機器のリモコン送信手段と同じ送信手段にて送信す
るリモコンコード送信手段と、から構成されていること
を特徴とする自動音量減衰装置。 - 【請求項２】 検知手段として、電話機の着信信号を電
気的に検知する検知回路を備えて成ることを特徴とする
請求項１記載の自動音量減衰装置。 - 【請求項３】 検知手段として、電話機の呼び鈴音を検
知する音検知回路を備えて成ることを特徴とする請求項
１記載の自動音量減衰装置。 - 【請求項４】 リモコンコードの設定手段として、メモ
リ装置に予め各製造メーカーの各種オーディオビジュア
ル機器の音量減衰のリモコンコードを記憶して、当該電
話機の近傍にあるオーディオビジュアル機器の音量減衰
リモコンコードを始めに選択設定することを特徴とする
請求項１記載の自動音量減衰装置。 - 【請求項５】 リモコンコードの設定手段として、予め
当該電話機の近傍にあるオーディオビジュアル機器のリ
モコン送信機で音量減衰のリモコンコードを発してこれ
を読み取りメモリ装置に記憶させることを特徴とする請
求項１記載の自動音量減衰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14203797A JPH10336291A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 自動音量減衰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14203797A JPH10336291A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 自動音量減衰装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10336291A true JPH10336291A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15305917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14203797A Pending JPH10336291A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 自動音量減衰装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10336291A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7650145B2 (en) | 1999-11-12 | 2010-01-19 | Sony Corporation | Telephone set, communication adaptor, home appliance control method, and program recording medium |
| WO2017217286A1 (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | コニカミノルタ株式会社 | 通話機器およびケアサポートシステム |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14203797A patent/JPH10336291A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7650145B2 (en) | 1999-11-12 | 2010-01-19 | Sony Corporation | Telephone set, communication adaptor, home appliance control method, and program recording medium |
| WO2017217286A1 (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | コニカミノルタ株式会社 | 通話機器およびケアサポートシステム |
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