JP2558728Y2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

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JP2558728Y2 JP1991108492U JP10849291U JP2558728Y2 JP 2558728 Y2 JP2558728 Y2 JP 2558728Y2 JP 1991108492 U JP1991108492 U JP 1991108492U JP 10849291 U JP10849291 U JP 10849291U JP 2558728 Y2 JP2558728 Y2 JP 2558728Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器等を離れた位
置から操作する遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機、ビデオテー
プレコーダ(以下VTR)、衛星放送チューナ(BSチ
ューナ)等は、離れた位置から操作を可能にする遠隔操
作装置を具備するものが多くなっている。一般的に、こ
の遠隔操作装置は、遠隔操作信号を例えば赤外線のよう
な光の形態でテレビジョン受像機、VTR、BSチュー
ナ等の遠隔操作被制御機器に伝送している。例えば赤外
線を用いて遠隔操作信号を伝送する場合、混信による誤
動作が殆んど発生しない。これに対して、電波や音波を
用いて遠隔操作信号を伝送する場合、外部からの電波や
音波等によって誤動作が発生する。ゆえに、遠隔操作信
号を伝送するには、例えば赤外線のような光を用いるこ
とが多い。
【0003】上記遠隔操作装置で、赤外線を送信する赤
外線送信部は、例えばガリウム・ひ素(GaAs)をP
N接合した発光ダイオード(以下、LEDとする)に約
1mAの順方向電流を流すことにより、波長が約950 n
m の赤外線を放射させることができる。その赤外線を断
続(変調)して、すなわち、“0”と“1”のディジタ
ル遠隔操作信号を遠隔操作被制御機器に送ることによっ
て遠隔操作を行う。
【0004】上記遠隔操作装置と遠隔操作被制御機器と
の距離は、ユーザの使用状態によって異なり、一律では
ない。例えばテレビジョン受像機をユーザが見ていると
き、そのテレビジョン受像機とユーザが手に持つ(ある
いはユーザの手の届く範囲にある。)遠隔操作装置との
距離は、1〜2m位のときもあれば、5〜10m位に長
くなるときもある。この距離は、テレビジョン受像機が
設置してある部屋の広さやユーザの使用状況によって変
化する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、光の形態で
遠隔操作信号を伝送する遠隔操作信号は、光出力が距離
の2乗に反比例して減衰するため、10m以上の伝達は
無理である。例えば、家電製品の小売店のショールー
ム、病院等のロビー等で例えばテレビジョン受像機を遠
隔操作する際、遠隔操作装置と遠隔操作被制御機器であ
るテレビジョン受像機との距離が10mを越えることが
あり、遠隔操作信号を光信号の形態で送信する遠隔操作
装置は、遠隔操作被制御機器であるテレビジョン受像機
を遠隔操作できない。また、光信号は直進するため、遠
隔操作装置と遠隔操作被制御機器との間に障害物がある
と遠隔操作被制御機器を遠隔操作することができない。
【0006】さらに、例えば同じメーカ(会社)の複数
のテレビジョン受像機を非常に近い距離で並べている状
況においては、遠隔操作したい1セットのテレビジョン
受像機以外のテレビジョン受像機をも遠隔操作装置して
しまうことがある。
【0007】そこで、本考案は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、遠隔操作装置と遠隔操作被制御
機器との距離及び状況が、遠隔操作信号として用いられ
る光の伝達限度を越えるものであっても、遠隔操作可能
である遠隔操作装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る遠隔操作装
置は、上記課題を解決するために、電気信号を伝送する
伝送ラインの接続の有無により、装置自体の発光部から
の光による遠隔操作信号の送信をオン/オフする遠隔操
作信号出力端子を設けてなり、上記遠隔操作信号出力端
子は上記伝送ラインの一端が接続されると、上記発光部
からの上記光による遠隔操作信号の送信を停止し、上記
伝送ラインの他端に設けた他の発光部から上記電気信号
に応じた光による遠隔操作信号を送信する。
【0009】
【作用】遠隔操作信号出力端子は、伝送ラインの一端が
接続されると、装置自体の発光部からの上記光による遠
隔操作信号の送信を停止し、上記伝送ラインの他端に設
けた他の発光部から上記電気信号に応じた光による遠隔
操作信号を送信するので、遠隔操作装置の近傍にある電
子機器を誤作動させることがない。また、遠隔操作の対
象とする電子機器には、出力の半減、又は減衰を抑えた
遠隔操作信号を送信できる。
【0010】
【実施例】以下に本考案に係る遠隔操作装置の実施例を
図面を参照しながら説明する。先ず、図1は、本考案に
係る遠隔操作装置の実施例の回路図である。図1におい
て、本考案に係る遠隔操作装置の実施例は、キー操作が
行われるキー操作部11と、このキー操作部11で押圧
されたキー入力を検出するキー読み込み部12と、この
キー読み込み部12で検出されたキー入力に対応した遠
隔操作信号を生成する遠隔操作信号生成回路13と、上
記キー読み込み部12で検出されたキー入力に対応した
表示を表示ドライブ14を介して表示する表示素子15
と、上記遠隔操作信号生成回路13からの遠隔操作信号
が抵抗R11を介して供給される第1のトランジスタ29
と、この第1のトランジスタ29から供給される制御信
号により赤外線を発生する第1のLED30と、この第
1のLED30のアノードに接触子31cが接続され、
接触子31bが抵抗R12を介して正電源+Bに接続さ
れ、アース端子31aが後述する第2のトランジスタ3
2のコレクタに接続されるジャック31と、このジャッ
ク31に挿入されたときにチップ18bが上記接触子3
1bと接触し、導体部18aが上記アース端子31aと
接触するプラグ18と、このプラグ18に伝送ライン2
1で接続される第2のLED22と、上記入力端子16
からの遠隔操作信号が上記プラグ18を上記ジャック3
1に挿入したときに抵抗R13を介して供給される第2の
トランジスタ32とを有する。
【0011】この実施例で、上記プラグ18を上記ジャ
ック31に挿入しない状態のとき、接触子31cは、接
触子31bと接触しており、上記第1のLED30は正
電源+Bと抵抗R12を介して接続され、上記第1のトラ
ンジスタ29から供給される制御電流を赤外線に変換し
発光する。一方、上記プラグ18をジャック31に挿入
した状態のとき、接触子31bはプラグ18のチップ1
8bと接触し、上方に押し上げられ接触子31cから離
れる。また、上記アース端子31aは、プラグ18の導
体部18aと接触する。この状態では、上記第1のLE
D30は、正電源+Bと接続されず、開放状態となる
が、上記第2のLED22は、伝送ライン配線21と抵
抗R12を介して正電源+Bに接続され、上記第2のトラ
ンジスタ32とも接続される。つまり、上記第2のトラ
ンジスタ32からの制御電流がLED22に供給され、
該制御電流に応じた出力の赤外線が上記LED22から
発光される。
【0012】ここで、図2に示すように、第2のLED
22は、伝送ライン21により遠隔操作被制御機器40
の受光部41の近くまで延長される。この伝送ライン2
1は、電気的な遠隔操作信号を上記第2のLED22ま
で伝送し、電気的な遠隔操作信号が供給された上記第2
のLED22は、近くの遠隔操作被制御機器40の受光
部41に赤外線の形態で遠隔操作信号を伝送することに
なる。そして、この第2の実施例では、プラグ18をジ
ャック31に挿入したときには、LED22のみが発光
する。
【0013】上記ジャック31は、遠隔操作装置に設け
られて遠隔操作信号を電気的に伝送する伝送ライン21
を接続するための遠隔操作信号出力端子であり、設けら
れる位置は、上記プラグ18の挿入を考慮すればどこで
もよい。
【0014】なお、この実施例のなかで、伝送ライン2
1に接続された上記第2のLED22は、遠隔操作被制
御機器40の受光部41の近くまで延長されるとした
が、これは、受光部41に赤外線を直接伝送できる位置
に上記第2のLED22を固定するということである。
【0015】その固定の方法は、前述したように第2の
LED22を出射端が開放又は透明とされたLED固定
筐体23に収納するか、以下図3に示すように第2のL
ED22を遠隔操作被制御機器40の受光部41に吸着
する。
【0016】図3のAは、透明ゴムの吸板71に内部が
空洞となっている胴体部72を結合し、該胴体部72の
空洞に上記第2のLED22を挿入した様子を示してい
る。また、図3Bは、上記透明ゴムの吸板71を遠隔操
作被制御機器40の受光部41に空気を逃がし吸着さ
せ、固定させた状態を示している。このような状態で、
上記LED22を遠隔操作被制御機器40の受光部41
に固定させると、例えば、同じメーカ(会社)の複数の
テレビジョン受像機を非常に近い距離で並べている状況
でも遠隔操作したい1セットのテレビジョン受像機だけ
を遠隔操作することが容易となる。
【0017】以上により、本発明に係る遠隔操作装置の
実施例は、遠隔操作信号を電気的に伝送する伝送ライン
を接続するための遠隔操作信号出力端子であるジャック
を設けてなり、このジャックに伝送ラインが接続された
プラグを挿入することにより、遠隔操作被制御機器の受
光部の近くにLEDを位置させることができる。したが
って、遠隔操作信号の遠距離伝送が可能となり、赤外線
が届かない位置にある遠隔操作被制御機器のいわゆるリ
モートコントロールが可能となり、さらに狭い範囲のな
かに同一メーカの遠隔操作被制御機器が並べられていて
も容易にその内の一だけをリモートコントロールでき
る。
【0018】さらに、上記ジャックに上記プラグが挿入
されている場合には、遠隔操作装置自体の発光部からは
遠隔操作信号が送信されないので、近傍にある電子機器
を誤作動させることがない。また、遠隔操作の対象とす
る複数の内の一の上記遠隔操作被制御機器には、出力の
半減、又は減衰を抑えた遠隔操作信号を送信できる。
【0019】なお、上記プラグをジャックに挿入しない
ときには、赤外線送信部に設けられているLEDだけか
ら赤外線の形態で遠隔操作信号が発せられる。
【0020】
【考案の効果】本考案に係る遠隔操作装置は、電気信号
を伝送する伝送ラインの接続の有無により、装置自体の
発光部からの光による遠隔操作信号の送信をオン/オフ
する遠隔操作信号出力端子を設けてなり、上記遠隔操作
信号出力端子は上記伝送ラインの一端が接続されると、
上記発光部からの上記光による遠隔操作信号の送信を停
止し、上記伝送ラインの他端に設けた他の発光部から上
記電気信号に応じた光による遠隔操作信号を送信するの
で、遠隔操作装置と遠隔操作被制御機器との距離及び状
況が、遠隔操作信号として用いられる光の伝達限度を越
えるものであっても、遠隔操作可能とする。また、装置
自体の発光部からの上記光による遠隔操作信号の送信を
停止し、上記伝送ラインの他端に設けた他の発光部から
上記電気信号に応じた光による遠隔操作信号を送信する
ので、遠隔操作装置の近傍にある電子機器を誤作動させ
ることがない。また、遠隔操作の対象とする電子機器に
は、出力の半減、又は減衰を抑えた遠隔操作信号を送信
できる。もちろん、上記遠隔操作信号出力端子に上記伝
送ラインの一端が接続されていないときには、装置自体
に設けられている発光部だけから赤外線の形態で電子機
器に遠隔操作信号が発せられるので、従来通りの遠隔操
作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る遠隔操作装置の実施例の回路図で
ある。
【図2】本考案に係る遠隔操作装置の実施例と遠隔操作
被制御機器との外観図である。
【図3】本考案に係る遠隔操作装置の実施例の第2のL
EDを遠隔操作被制御機器の受光部に固定する方法を示
す図である。
【符号の説明】
11・・・・・キー操作部 12・・・・・キー読み込み部 13・・・・・遠隔操作信号生成部 17・・・・・ジャック 18・・・・・プラグ 30・・・・・第1の発光ダイオード 21・・・・・伝送ライン 22・・・・・第2の発光ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/13 10/135 10/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部から光による遠隔操作信号を電子
    機器の受光部に送信してこの電子機器を遠隔操作する遠
    隔操作装置において、 電気信号を伝送する伝送ラインの接続の有無により、上
    記発光部からの上記光による遠隔操作信号の送信をオン
    /オフする遠隔操作信号出力端子を設けてなり、 上記遠隔操作信号出力端子は上記伝送ラインの一端が接
    続されると、上記発光部からの上記光による遠隔操作信
    号の送信を停止し、上記伝送ラインの他端に設けた他の
    発光部から上記電気信号に応じた光による遠隔操作信号
    を送信することを特徴とする遠隔操作装置。
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