JPH09244618A - トレンドグラフ表示方法およびその表示装置 - Google Patents

トレンドグラフ表示方法およびその表示装置

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JPH09244618A
JPH09244618A JP5599196A JP5599196A JPH09244618A JP H09244618 A JPH09244618 A JP H09244618A JP 5599196 A JP5599196 A JP 5599196A JP 5599196 A JP5599196 A JP 5599196A JP H09244618 A JPH09244618 A JP H09244618A
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trend graph
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time
average value
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JP5599196A
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Inventor
Yasuko Morita
安子 森田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある期間の収集データの最大値・最小値
を自動的に求めてトレンドグラフとともに表示すること
にある。 【解決手段】 時系列的なデータを収集し収集データ記
憶手段21に記憶するデータ収集手段25と、外部から
入力される検索開始時刻と検索終了時刻とをもつ検索指
定範囲を取り込んで記憶する検索指定範囲データ取得手
段26と、この検索指定範囲に基づく各収集データを取
り出してトレンドグラフ表示する第1の表示編集処理手
段29と、前記検索指定範囲に基づく各収集データの前
後の関係から最大値および最小値を求めて記憶する最大
値・最小値処理決定手段27,28と、前記収集データ
のトレンドグラフ表示上に前記記憶された検索指定範
囲、最大値および最小値をマルチウインドウ表示するよ
うに編集し表示する第2の表示編集処理手段29とを設
けたトレンドグラフ表示装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラント設
備、公共設備等の各監視対象機器からデータを収集して
表示するトレンドグラフ表示方法およびその表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工場内における各種プラント設
備の監視、或いはビルの防犯網監視、水道設備やトンネ
ル設備のごとき公共設備の監視等においては、所定の周
期ごとに予め特定される監視対象機器からデータを収集
し、必要なときに収集データを表示するトレンドグラフ
表示が利用されている。
【0003】このようなトレンドグラフ表示は、オペレ
ータが常時監視せずに、必要なときに過去の時間にさか
のぼって収集データを読み出して表示するので、オペレ
ータが希望する過去のある一定期間のデータがどのよう
に変化しているか、或いは監視対象機器がどのような動
作状態となっているか等を詳細に把握でき、また同一監
視対象機器の時間的経過の収集データを比較することに
より、監視対象機器の異常時の解析等に役立つものであ
る。
【0004】ところで、従来、オペレータが収集データ
の最大値および最小値を把握する場合、収集データをト
レンドグラフ表示するとともに、過去の時間方向にスク
ロールしながら所要とする期間の収集データのトレンド
グラフを表示し、その時間的前後の関係から直観的、感
覚的に最大値、最小値等を読み取ったり、また平均値を
把握する場合、オペレータがトレンドグラフ表示を移動
させつつ、必要な2点間をピックアップし、これら2点
間の収集データから平均値を計算する方法をとってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
トレンドグラフ表示装置は、オペレータ自身がその都度
収集データをスクロールさせながら所要とするデータを
検索するので、次のような問題点が指摘されている。 (1) 検索したい範囲までトレンドグラフ表示を移動
させなければならず、収集データの検索に時間がかかる
こと。また、最大値、最小値を把握する場合、常にオペ
レータがトレンドグラフ表示の動きを見ながら最大値、
最小値等を決定し読み取る必要があり、また決定された
最大値、最小値等が画面上に表示されないので、データ
解析上,非常に不便であること。 (2) また、ある期間内の収集データの変化を見ると
き、オペレータは当該期間内のトレンドグラフ表示を行
った後、各収集データの平均値を求め、さらに平均値と
各指示時刻ごとのトレンドデータとの差分を計算し記録
することから、差分を求めるのに時間がかかり、作業の
煩雑化およびデータ解析に時間がかかる問題がある。 (3) 最大値、最小値、平均値等を求めたとしても、
それらのデータがトレンドグラフ表示上に表示されない
ので、各時刻ごとの収集データと最大値、最小値、平均
値との関係が不明であり、データ解析作業が非能率的と
なる問題がある。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、所要期間の時系列的な収集データの中から最大値お
よび最小値、平均値、最大値罫線・最小値罫線等を求め
て表示するトレンドグラフ表示方法を提供することにあ
る。
【0007】さらに、本発明においては、簡単な操作で
所要期間の時系列的な収集データの中から最大値および
最小値、平均値、最大値罫線・最小値罫線、平均値罫線
を迅速、かつ、容易に求めて表示し、プラント等の動作
状態やデータ解析の効率化を図るトレンドグラフ表示方
法およびその表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1,3,6に対応する発明は、時系列的な収
集データをトレンドグラフ表示するトレンドグラフ表示
方法において、例えばプラントの各監視対象機器ごとに
時系列的に監視用データを収集するとともに、この収集
データの中から検索開始時刻と検索終了時刻とをもつ検
索指定範囲に基づく収集データを抽出し、この抽出した
収集データに対するトレンドグラフ表示を行う一方、各
収集時刻の収集データの前後関係を比較しつつ最大値お
よび最小値を自動的に求め、或いは検索指定範囲に基づ
く収集データから平均値を自動的に求めた後、検索指定
範囲内の最大値および最小値または平均値を記憶する。
なお、平均値を求めた場合には、この平均値と外部から
指示されるトレンドグラフ表示上のある指示時刻の収集
データとの差分を自動的求め、同様に記憶する。
【0009】そして、検索指定範囲を含む最大値・最小
値または平均値を前記トレンドグラフ表示上にマルチウ
インドウ表示するので、検索指定範囲内の収集データの
最大値および最小値または平均値,差分を迅速に表示で
き、またトレンドグラフ上の各収集データと最大値・最
小値または平均値との関係が明確になり、迅速にデータ
の解析を行うことが可能となる。
【0010】さらに、最大値・最小値罫線または平均値
罫線の表示要求があったとき、既に記憶されている検索
指定範囲内の収集データの最大値および最小値または平
均値を用い、或いは検索指定範囲に基づく収集データの
最大値および最小値または平均値を求め、前記トレンド
グラフ上の最大値および最小値または平均値に相当部分
に最大値・最小値罫線または平均値罫線を表示するの
で、トレンドグラフ表示の各収集データと最大値・最小
値罫線または平均値罫線との差が明確となり、監視対象
機器の動作状態やプラントの状態をより詳細に分析でき
る。
【0011】次に、請求項2,4,5に対応する発明
は、時系列的な収集データをトレンドグラフ表示するト
レンドグラフ表示装置において、外部から入力される検
索開始時刻と検索終了時刻とをもつ検索指定範囲を取り
込んで記憶する検索指定範囲データ取得手段と、この時
系列的な収集データの中から前記検索指定範囲に基づく
各収集データの前後の関係から最大値および最小値を求
めて記憶する最大値・最小値処理決定手段と、前記収集
データのトレンドグラフ表示上に前記記憶された検索指
定範囲、最大値および最小値をマルチウインドウ表示す
るように編集し表示する表示編集処理手段とを設けたト
レンドグラフ表示装置である。
【0012】さらに、トレンドグラフ表示上に平均値お
よび差分をマルチウインドウ表示する場合、外部から入
力される検索指定範囲を取り込んで記憶する検索指定範
囲データ取得手段と、この時系列的な収集データの中か
ら検索指定範囲に基づく収集データの平均値を求めて記
憶する平均値演算手段と、外部から指示される指示時刻
の収集データと平均値演算手段で求めた平均値とから前
記指示時刻の差分を求めて記憶する指示時刻差分演算手
段と、前記記憶された検索指定範囲、平均値および指示
時刻の差分を、前記収集データのトレンドグラフ表示上
にマルチウインドウ表示するように編集し表示する表示
編集処理手段とを設けた構成とする。
【0013】なお、差分演算手段として、外部からトレ
ンドグラフの山・谷部分の指示時刻を順次指示するもの
であれば、山・谷部分の指示時刻ごとに当該指示時刻の
収集データと平均値演算手段で求めた平均値とから各指
示時刻の山・谷部分の差分を求めるとともに、各指示時
刻ごとに求めた山・谷部分の差分を、トレンドグラフの
該当する山・谷部分に表示するように編集し表示するの
で、トレンドグラフの各山・谷部分の変化が明確とな
り、相対的関係が詳細に分かり、プラント等の動作状態
やデータ解析を効率的に行うことができる。
【0014】なお、マルチウインドウ表示としては、検
索指定範囲、最大値、最小値の表示だけでなく、例えば
検索指定範囲の他、時刻・最大値、時刻・最小値の関係
を同時に表示すれば、検索指定範囲内において何れの時
刻にどの程度の最大値・最小値を示したかを一目瞭然に
判断できる。
【0015】さらに、トレンドグラフ表示上に平均値罫
線を表示するだけでなく、外部から指定されたトレンド
グラフ山・谷部分の収集データと平均値との間に縦ライ
ンを表示し、各縦ラインと平均値罫線との交点に、指示
時刻の収集データと平均値との差分を順次表示する形態
であってもよい。このような表示形態の場合には、時間
経過に対する収集データの変化状態やデータの詳細な解
析に大きく貢献する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法・装置を適用す
る一般的なシステムの構成例およびそのシステムの中の
発明の要部をもつ監視装置の構成例について図1および
図2を参照して説明する。
【0017】図1は本発明方法および装置を適用するシ
ステムの構成例を示す図である。同図において1,1,
…はヒューマン・インターフェース機能を有する監視装
置であって、これら複数の監視装置1,1,…はそれぞ
れ伝送路2を介して制御装置3,3と相互にデータを授
受する構成となっている。この制御装置3は、予めプロ
セス等の監視対象を含む例えばセンサやモータ等の監視
対象機器を識別するタグ名をもち、各タグ名に対応する
監視対象機器4から所定の周期ごとに例えば流体の流量
やモータ回転数等のデータを時系列的に収集し、さらに
これら収集データを用いてトレンドグラフ表示を行い、
或いは収集データを監視装置1に伝送し、当該監視装置
1側においても同様に時系列的な収集データを用いてト
レンドグラフ表示を行う構成となっている。
【0018】従って、トレンドグラフ表示装置として
は、以下、原則的に監視装置1の適用例として説明する
が、制御装置3に適用してもよいものである。制御装置
3に適用する場合には、各現場でプロセス等の監視対象
を含む監視対象機器4の動作状態等を迅速に把握でき、
監視装置1から指示を受けることなく、異常時または手
動制御モード切換えによって必要な処置を迅速、かつ、
適切に講ずることができる。
【0019】図2は図1に示すシステムの中の発明の要
部,つまりトレンドグラフ表示方法およびその表示装置
をもつ監視装置のハードウェア構成を示す図である。こ
のトレンドグラフ表示装置は、プログラムデータに従っ
てトレンドグラフを作成し表示するデータ演算処理部1
1と、監視対象機器を含むプラント設備等の監視画面や
時系列的な収集データに基づいてトレンドグラフ表示を
行うCRT表示部12と、このCRT表示部12に表示
される画面を操作するタッチパネル13と、前記CRT
表示部12の画面展開や指示データを入力するオペレー
タズキーボードである。
【0020】また、トレンドグラフ表示装置は、例えば
各制御装置3,…の収集データなどを取り込んで記憶
し、他の監視装置1,…などと共有使用するシステム共
有メモリ15と、制御装置3またはシステム共有メモリ
15からタグ名を含む時系列的な収集データを取り込ん
で記憶しその他必要なデータを記憶するハードディスク
などの記憶部16と、最大値,最小値など処理中および
処理結果のデータを記憶する処理データ記憶部17とが
設けられている。 (第1の実施の形態)図3は本発明に係わるトレンドグ
ラフ表示方法およびトレンドグラフ表示装置の第1の実
施の形態を示す機能ブロック図である。
【0021】このトレンドグラフ表示方法は、各監視対
象機器から時系列的なデータを収集し、これら収集デー
タをトレンドグラフ表示する方法であって、特に外部か
ら検索開始時刻と検索終了時刻とをもつ検索指定範囲の
指示データを受けたとき、前記収集データの中から検索
指定範囲に基づく収集データを取り出し、この検索指定
範囲に基づく収集データの前後の関係から最大値および
最小値を求めた後、この最大値および最小値を、既にC
RT表示部に表示されているトレンドグラフ表示上にマ
ルチウインドウ表示することにより、迅速、容易に検索
指定範囲に基づく収集データの最大値および最小値を把
握可能とするものである。
【0022】一方、トレンドグラフ表示装置において
は、タグ名ごとに時系列的な収集データを記憶する収集
データ記憶手段21と、最大値・最小値を決定する最大
・最小処理用プログラムや表示処理用プログラムを記憶
する最大・最小処理用プログラム記憶手段22と、マル
チウインドウ表示に必要な画素を有し、マルチウインド
ウ表示用データを記憶するマルチウインドウ用記憶手段
23と、トレンドグラフ表示部12に表示する画像表示
データを記憶する表示データ記憶手段24と、データ演
算処理部11とによって構成されている。
【0023】データ演算処理部11は、制御装置3,…
から伝送路2を通して伝送されてくるタグ名を含む時系
列的な収集データを順次取り込んで前記収集データ記憶
手段21に記憶するとか、或いは制御装置3,…または
システム共通メモリ15にデータ要求またはアクセスを
行って、タグ名を含む時系列的な収集データを順次取り
込んで収集データ記憶手段21に記憶する,データ送受
信機能をもつデータ収集手段25と、オペレータによっ
てオペレータズキーボード14その他の入力手段から入
力される検索開始時刻および検索終了時刻をもつ検索指
定範囲データを取り込んで処理データ記憶手段17の所
定のエリアに記憶する検索指定範囲データ取得手段26
と、最大・最小処理用プログラム記憶手段22に記憶さ
れる最大・最小処理用プログラムおよび検索指定範囲デ
ータに基づき、当該検索指定範囲のうちの検索開始時刻
から所定の周期ごとに収集される前後の収集データの大
小関係を順次比較し、最も大きい値をもって最大値デー
タと決定し、処理データ記憶手段17の所定のエリアに
記憶する最大値処理決定手段27と、同じく最大・最小
処理用プログラムおよび検索指定範囲データに基づき、
当該検索指定範囲のうちの検索開始時刻から所定の周期
ごとに収集される前後の収集データの大小関係を順次比
較し、最も小さい値をもって最小値データと決定し、処
理データ記憶手段17の所定の記憶エリアに記憶する最
小値処理決定手段28と、前記プログラム記憶手段22
の表示処理用プログラムに基づき、処理データ記憶手段
17に記憶される検索指定範囲(検索開始時刻・検索終
了時刻)、最大値データ、最小値データを読み出して所
定の記憶エリアをもつマルチウインドウ用記憶手段23
に記憶した後、この記憶データを既に表示データ記憶手
段24に記憶されるトレンドグラフの所定座標に上書き
するように書き込む表示編集処理手段29とが設けられ
ている。この表示編集処理手段29によって編集処理さ
れたトレンドグラフおよび最大値・最小値等のデータは
CRT表示部12に例えば図4に示すような状態で表示
される。
【0024】図4(a)はCRT表示部12の表示例、
同図(b)は検索指定範囲、最大値・最小値等をマルチ
ウインドウ表示するデータ配置例を示す図である。図4
において31はタグ名,グラフレンジ,データの種類等
を表示するタグ表示部、32はトレンドグラフ表示部、
32aは時系列的な収集データのトレンドグラフ、33
はトレンドグラフ表示上に検索指定範囲、最大値・最小
値等を表示するマルチウインドウ表示部、34は最大値
・最小値の検索を指示する専用キー,タッチキーまたは
マウスによるピックアップ部等の最大/最小検索操作キ
ーを意味する。前記マルチウインドウ表示部33には図
4(b)に示す検索指定範囲、最大値・最小値等のデー
タが表示される。
【0025】次に、以上のような実施形態のトレンドグ
ラフ表示装置の動作について図5を参照して説明する。
先ず、最大/最小検索操作キー34を操作すると、最大
値/最小値検索要求有りと判断し(ST1)、メニュー
表示またはメッセージ表示によりタグ名、検索開始時刻
および検索終了時刻の入力を要求する。オペレータは、
オペレータズキーボード14その他の入力手段にてタグ
名、検索開始時刻および検索終了時刻を入力すると、検
索指定範囲データ取得手段26がタグ名、検索開始時刻
および検索終了時刻を取り込み(ST2)、処理データ
記憶手段17に登録する。
【0026】ここで、表示編集処理手段29は、前記検
索開始時刻と検索終了時刻との間、または当該時刻近傍
のCRT表可能な時刻範囲の収集データを取り出し、表
示データ記憶手段24に格納した後、CRT表示部12
に図4(a)に示すようなトレンドグラフ32aを表示
する。
【0027】この状態において最大値処理決定手段27
では、最大・最小処理用プログラム記憶手段22に記憶
されている最大・最小処理用プログラムに基づいて検索
開始時刻と検索終了時刻との間の収集データから最大値
を求めるが、この最大値を求める手法として種々ある
が、例えば検索開始時刻から所定のデータ収集周期また
はオペレータ入力またはプログラムで定めた時間ごとに
収集される前後の収集データの大小関係を比較し、小さ
い値を順次捨てながら、最も大きい値を選択して最大値
データを決定し(ST3)、処理データ記憶手段17の
所定の記憶エリアに登録する。
【0028】引き続き、最小値処理決定手段28におい
て、最大・最小処理用プログラム、検索開始時刻・検索
終了時刻を用いて、検索開始時刻から所定のデータ収集
周期またはオペレータ入力またはプログラムで定めた時
間ごとに収集された前後の収集データの大小関係を比較
し、大きい値を順次捨てながら、最も小さい値を選択し
て最小値データを決定し(ST4)、同様に処理データ
記憶手段17の所定の記憶エリアに登録する。
【0029】なお、最大値処理決定手段27と最小値処
理決定手段28との処理順序は前述とは逆でもよい。つ
まり、先に最小値処理決定手段28の最小値処理を実施
し、その後、最大値処理決定手段27の最大値処理を実
施してもよい。
【0030】以上のようにして最大値および最小値を求
めたならば、表示編集処理手段29を実行する。この表
示編集処理手段29は、処理データ記憶手段17に記憶
される検索指定範囲(検索開始時刻・検索終了時刻)、
最大値データ、最小値データを読み出して所定の記憶エ
リアをもつマルチウインドウ用記憶手段23に記憶した
後、このマルチウインドウ用記憶手段23の記憶データ
を表示データ記憶手段24のトレンドグラフ上に上書き
し、CRT表示部12に表示する(ST5)。
【0031】従って、以上のような実施形態のトレンド
グラフ表示方法およびその表示装置によれば、検索開始
時刻および検索終了時刻を入力すれば、検索開始時刻と
検索終了時刻との間の収集データから最大値および最小
値を自動的に検索するので、オペレータがトレンドグラ
フを移動させながら視覚的に確認し検索するといった煩
雑さがなくなり、迅速、かつ、正確に最大値および最小
値を検索できる。また、最大値および最小値を自動的に
検索した後、これら最大値・最小値等をトレンドグラフ
表示上にマルチウインドウで表示するので、検索指定範
囲の最大値および最小値が一目瞭然に把握でき、しかも
検索指定範囲の最大値および最小値から収集データ、ひ
いてはプラント,監視対象機器の動作状態の変動幅を容
易に把握できる。
【0032】なお、検索開始時刻・検索終了時刻は、単
に時刻だけの指定でなく、収集データ記憶手段21の記
憶容量および収集データの収集記憶期間等に応じて、年
号や日を含めて指定するものである。また、マルチウイ
ンドウ表示部33には検索指定範囲、最大値、最小値を
表示したが、例えば図6に示すように最大値時刻・最大
値、最小値時刻・最小値の関係を同時に表示すれば、何
れの時刻にどの程度の最大値・最小値となったかを一目
瞭然に分かり、プラントや監視対象機器の傾向,状況を
より迅速に把握できる。 (第2の実施の形態)図7は本発明に係わるトレンドグ
ラフ表示方法およびその表示装置の第2の実施形態を示
す機能ブロック図である。
【0033】このトレンドグラフ表示方法は、各監視対
象機器から時系列的なデータを収集し、これら収集デー
タをトレンドグラフ表示する方法であって、特に外部か
ら検索開始時刻と検索終了時刻とをもつ検索指定範囲の
指示データを受けたとき、前記収集データの中から検索
指定範囲に基づく収集データを取り出し、この検索指定
範囲に基づく収集データの平均値を求めた後、この平均
値を、既にCRT表示部に表示されているトレンドグラ
フ表示上にマルチウインドウ表示することにより、迅
速、容易に検索指定範囲に基づく収集データの平均値を
把握可能とするものである。
【0034】一方、トレンドグラフ表示装置は、時系列
的な収集データを記憶する収集データ記憶手段41と、
平均値・差分処理プログラム記憶手段42と、マルチウ
インドウ表示に必要な画素を有し、マルチウインドウ表
示用データを記憶するマルチウインドウ用記憶手段43
と、CRT表示部12に表示する表示データを記憶する
表示データ記憶手段44と、データ演算処理部11とに
よって構成されている。
【0035】このデータ演算処理部11は、制御装置
3,…から伝送路2を通して伝送されてくるタグ名を含
む時系列的な収集データを順次取り込んで収集データ記
憶手段41に記憶するとか、或いは制御装置3,…また
はシステム共通メモリ15にデータ要求またはアクセス
を行って、タグ名を含む時系列的な収集データを順次取
り込んで収集データ記憶手段41に記憶するデータ送受
信機能をもつデータ収集手段45と、オペレータによる
オペレータズキーボード14その他の入力手段から検索
開始時刻および検索終了時刻の検索指定範囲データが入
力されると、その検索指定範囲データを取り込んで処理
データ記憶手段17の所定の記憶エリアに記憶する検索
指定範囲データ取得手段46と、差分処理プログラムに
基づいて検索指定範囲内の収集データの平均値を求めて
処理データ記憶手段17に記憶する平均値演算手段47
と、オペレータによるオペレータズキーボード14その
他の入力手段から入力される指定時刻の収集データと平
均値との差分を求めて処理データ記憶手段17に記憶す
る指定時刻差分演算手段48と、この処理データ記憶手
段17に記憶される検索指定範囲データ、平均値および
差分等を用いてマルチウインドウ用記憶手段43に編集
記憶し、かつ、この記憶手段43の記憶データを、既に
表示データ記憶手段44に記憶されるトレンドグラフ表
示上に上書きするように編集記憶する表示編集処理手段
49とが設けられている。この表示編集処理手段49に
よって編集処理されたトレンドグラフおよび平均値、差
分等データはCRT表示部12に例えば図8(a),
(b)に示すような状態で表示される。
【0036】この図8(a)において50は専用キー、
タッチスイッチまたはマウス等の差分検索操作キー、5
1は種々の入力手段で入力される指定時刻に基づいてト
レンドグラフ表示の時間軸にそって移動するカーソルで
あり、前記マルチウインドウ表示部33には図8(b)
のようなデータが表示される。
【0037】次に、以上のような実施の形態のトレンド
グラフ表示装置の動作について図9を参照して説明す
る。先ず、差分検索操作キー50を操作すると、差分操
作要求有りと判断し、図9に示すような処理を実行す
る。オペレータは、差分検索操作キー50を操作した
後、メニュー表示またはメッセージ表示によりタグ名、
検索開始時刻および検索終了時刻をもつ検索指定範囲デ
ータを入力すると、検索指定範囲データ取得手段46で
は、タグ名を含む検索指定範囲データを取り込んで処理
データ記憶手段17の所定記憶エリアに登録する(ST
11)。ここで、表示編集処理手段49では、前記検索
開始時刻と検索終了時刻との間、または当該時刻近傍の
CRT表示可能な時刻範囲の収集データを取り出し(S
T12)、表示データ記憶手段44に格納した後、CR
T表示部12に図8(a)に示すようなトレンドグラフ
32aを表示する。
【0038】しかる後、平均値演算手段47は、平均値
処理用プログラムを用いて、タグ名・検索指定範囲デー
タに属する収集データの平均値データを計算し(ST1
3)、処理データ記憶手段17の所定記憶エリアに記憶
する。
【0039】さらに、オペレータがタッチパネル13、
マウスまたはオペレータズキーボード14その他の入力
手段を用いて時間軸方向にカーソル51を移動させなが
ら所要の時刻を指定すると、指定時刻差分演算手段48
では、差分処理プログラムを用いて、カーソル指定時刻
が検索指定範囲内であるか否かを判断し(ST14)、
検索指定範囲内であれば、指定時刻および指定時刻の収
集データ(カーソル現在値)を取り出し、処理データ記
憶手段17に記憶するとともに、当該収集データと平均
値との差分を計算し(ST15)、この計算結果の差分
データを処理データ記憶手段17の所定記憶エリアに記
憶する。一方、ステップST14においてカーソル指定
時刻が検索指定範囲外で有れば、平均値を求めるが、当
該平均値が範囲外のデータである旨のマーク例えば??
?のデータを付し(ST16)、処理データ記憶手段1
6の所定記憶エリアに記憶する。
【0040】このようにして指定時刻の差分を求めたな
らば、引き続き、表示編集処理手段49を実行する。こ
の表示編集処理手段49では、処理データ記憶手段17
の所定エリアに記憶される検索指定範囲データ、平均
値、指定時刻、指定時刻の収集データ、差分等のデータ
を取り出し、所定の順序でマルチウインドウ用記憶手段
43に記憶した後、このマルチウインドウ用記憶手段4
3の記憶内容を、表示データ記憶手段44の所定に座標
位置に上書きし、CRT表示部12に表示する(ST1
7)。
【0041】従って、以上のような実施形態のトレンド
グラフ表示装置によれば、検索開始時刻および検索終了
時刻を入力すれば、検索開始時刻と検索終了時刻との間
の収集データの平均値を自動的に求めた後、オペレータ
がトレンドグラフのある時刻を指定すれば、その時刻の
収集データと平均値とから差分を求めた後、トレンドグ
ラフ表示と同時に平均値および差分データをマルチウイ
ンドウ表示するので、特に計算せずに迅速に所要とする
時刻の差分を求めて表示でき、よってデータ解析をスム
ーズに行うことができ、指定時刻、カーソル指定時刻の
現在値、さらには指定時刻が検索指定範囲外のときには
その旨のデータを付して表示するので、さらにデータ解
析引いては監視対象機器の状況を的確に把握でき、デー
タ解析に非常に有効となる。
【0042】なお、上記実施の形態においては、マルチ
ウインドウ表示部33に指定時刻だけの差分を表示する
ようにしたが、例えば指定時刻差分演算手段48におい
て、タッチスイッチ、マウスまたはカーソル時刻指定キ
ー52その他の入力手段からトレンドグラフ32aの山
・谷部分を順次指定し、平均値とこれら山・谷部分の収
集データとの差分を求めて処理データ記憶手段17に記
憶した後、図10に示すようにトレンドグラフ32aの
指定された山・谷部分に平均値に対する差分×××を表
示するとか、或いは山・谷部分に平均値に対する差分×
××をマルチウインドウ用記憶手段43に順次記憶し、
マルチウインドウ表示する形態でもよい。
【0043】また、既に平均値を求めているので、図1
0に示すようにトレンドグラフ32a上に平均値罫線5
3を表示するような形態であってもよく、このとき、図
11に示すように指定された山・谷部分の収集データと
平均値との間に縦ラインを表示するとともに、各縦ライ
ンと平均値罫線53との交点に求めた差分を順次表示す
る形態であってもよい。このような表示形態によれば、
時刻変化における収集データの変化状態やデータの詳細
な解析に大きく貢献できる。
【0044】(第3の実施の形態)図12は本発明に係
わるトレンドグラフ表示装置におけるトレンドグラフ表
示方を説明する図である。
【0045】この実施形態は、第1の実施形態および第
2の実施形態の両方の機能構成をもち、最大値/最小値
や平均値を求めつつ、最大値/最小値罫線や平均値罫線
の要求があれば、トレンドグラフ32aに最大値/最小
値罫線や平均値罫線を表示するものである。従って、図
3および図7と同一部分には同一符号を付して説明す
る。
【0046】具体的には、第1の実施形態および第2の
実施形態では、検索指定範囲の最大値/最小値や平均値
を求めると、各検索指定範囲ごとの最大値/最小値や平
均値を順次,処理データ記憶手段17その他の記憶手段
の所定記憶エリアに順次記憶する。
【0047】この状態においてオペレータがメニュー表
示、メッセージ表示に基づき、或いはオペレータ自身に
よってオペレーターズキーボード14その他の入力手段
から検索指定範囲の指示の下に罫線表示要求および最大
値/最小値または平均値の何れの罫線表示要求かを指示
する。そこで、罫線表示要求があれば、罫線表示要求有
りと判断した後(ST21)、罫線表示要求が最大値/
最小値、或いは平均値の何れかに基づくものであるか判
断する(ST22)。最大値/最小値の罫線要求の場
合、処理データ記憶手段17その他の記憶手段の記憶内
容から検索指定範囲の最大値/最小値が既に検索済みの
状態にあるかを判断する(ST23)。
【0048】検索済みの場合には、当該検索指定範囲と
最大値/最小値データとを取得し(ST24)、検索指
定範囲に属する収集データのトレンドグラフ32aを編
集処理してCRT表示部12に表示し、また、トレンド
グラフ32aの最大値/最小値相当位置から当該トレン
ドグラフ32aの片側方向または図13に示すように両
側方向に最大値罫線56および最小値罫線57を延長す
るような画像編集処理を行って表示データ記憶手段24
に記憶し、CRT表示部12に表示する(ST25)。
【0049】一方、ステップST23において検索指定
範囲の最大値/最小値が未だ検索済みでないとき、当該
検索指定範囲データを取り込んで処理データ記憶手段1
7その他の記憶手段に記憶した後(ST26)、この検
索指定範囲データを図3の最大値処理決定手段27およ
び最小値処理決定手段28の実行によって前記検索指定
範囲に基づく最大値/最小値を決定し(ST27)、処
理データ記憶手段17その他の記憶手段に記憶する。そ
して、検索指定範囲に属する収集データのトレンドグラ
フ32aを編集処理してCRT表示部12に表示し、ま
たトレンドグラフ32aの最大値/最小値相当位置から
トレンドグラフ32aの片側方向または両側方向に最大
値罫線56および最小値罫線57を延長するような画像
編集処理を行って表示データ記憶手段24に記憶し、C
RT表示部12に表示する(ST25)。図13はトレ
ンドグラフ32a上に最大値罫線51および最小値罫線
52を表示した例である。
【0050】なお、トレンドグラフ32aに最大値罫線
56および最小値罫線57の他、当該最大値罫線56、
最小値罫線57の何れかの端部に、決定された最大値×
××58および最小値×××59を表示する構成で有っ
てもよい。
【0051】さらに、前記ステップST22において平
均値罫線表示要求であるとき、処理データ記憶手段17
その他の記憶手段の所定記憶エリアから検索指定範囲の
平均値が計算済みか否かを判断する(ST31)。
【0052】計算済みの場合には、当該検索指定範囲
(平均値計算範囲)と平均値データとを取得し(ST3
2)、検索指定範囲に属する収集データのトレンドグラ
フ32aを編集処理してCRT表示部12に表示し、さ
らにトレンドグラフ32a上の平均値相当位置に平均値
罫線60を引くように画像編集処理を行って表示用画像
データ記憶手段24に記憶し、CRT表示部12に表示
する(ST33)。
【0053】さらに、ステップST31において検索指
定範囲の平均値が未だ計算済みでないとき、当該検索指
定範囲データを取り込んで処理データ記憶手段17その
他の記憶手段に記憶した後(ST34)、この検索指定
範囲データを図7の平均値演算手段47の実行によって
前記検索指定範囲に基づく平均値を計算し(ST3
5)、処理データ記憶手段17その他の記憶手段に記憶
する。そして、検索指定範囲に属する収集データのトレ
ンドグラフ32aを編集処理してCRT表示部12に表
示し、さらにトレンドグラフ32a上の平均値相当位置
に平均値罫線60を引くように画像編集処理を行って表
示データ記憶手段44に記憶し、CRT表示部12に表
示する(ST33)。図14はトレンドグラフ32a上
に平均値罫線60表示した例である。
【0054】この場合にも平均値罫線60の一方端部に
計算された平均値×××61を表示する構成で有っても
よい。従って、この実施の形態によれば、検索指定範囲
の下に最大値/最小値、或いは平均値の罫線表示要求を
行うと、検索指定範囲のトレンドグラフ32a上に最大
値/最小値、或いは平均値の罫線を自動的に表示するの
で、最大値/最小値、平均値と各収集データとの関係が
画面から容易に把握でき、さらに最大値/最小値罫線、
平均値罫線の端部に最大値/最小値、平均値を記述する
ことにより最大値/最小値、平均値と各収集データとの
数値的関係も明確になり、データの解析を効率的に行う
ことができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏することができる。請求項1の
発明では、迅速、かつ、容易に検索指定範囲内の収集デ
ータの最大値および最小値を表示することができる。
【0056】請求項2の発明では、検索指定範囲内の収
集データの最大値および最小値を自動的に求め、この求
めた最大値および最小値を収集データのトレンドグラフ
上にマルチウインドウ表示するので、迅速に最大値およ
び最小値を求めることができ、しかも各収集データと最
大値および最小値との関係を容易に把握できる。
【0057】請求項3の発明では、迅速、かつ、容易に
検索指定範囲内の収集データの平均値および差分を表示
することができる。請求項4の発明では、検索指定範囲
内の収集データの平均値を求めた後、その平均値に対す
る差分を求め、この求めた平均値および指示時刻の差分
を収集データのトレンドグラフ上にマルチウインドウ表
示するので、迅速に平均値および差分を求めることがで
き、しかも指示時刻の差分を表示するので、順次指示時
刻を指示しながら平均値に対する収集データの差分を明
確化でき、データ分析等の効率を上げることができる。
【0058】請求項5の発明では、トレンドグラフの表
示の山・谷部分に差分を表示するので、平均値に対する
山・谷部分の変化の大きさが明確となり、データ分析等
の効率を上げることができる。
【0059】請求項6の発明では、検索指定範囲内にお
ける収集データのトレンドグラフの最大値・最小値相当
位置または平均値相当位置に罫線を表示することがで
き、各収集データの関係が明確となり、データ分析等の
効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるトレンドグラフ表示方法およ
びその表示装置を適用するシステムの構成図。
【図2】 図1に示す監視装置のハード構成を示す図。
【図3】 請求項1,2に係わる発明の一実施形態を示
す機能ブロック図。
【図4】 図3に示す実施形態によって得られる最大値
および最小値の表示例を示す図。
【図5】 最大値および最小値を検索表示する処理例を
示すフローチャート。
【図6】 図3に示す実施形態によって得られる最大値
および最小値の他の表示例を示す図。
【図7】 請求項3,4に係わる発明の一実施形態を示
す機能ブロック図。
【図8】 図7に示す実施形態によって得られる平均値
の表示例を示す図。
【図9】 平均値を検索表示する処理例を示すフローチ
ャート。
【図10】 請求項5に係わる発明の実施形態を説明す
る平均値の表示例を示す図。
【図11】 平均値のさらに他の表示例を示す図。
【図12】 請求項5に係わる発明の一実施形態を説明
するフローチャート。
【図13】 図12に示す処理によって得られる最大値
・最小値罫線の表示例を示す図。
【図14】 図12に示す処理によって得られる平均値
罫線の表示例を示す図。
【符号の説明】
1…監視装置 3…制御装置 11…データ演算処理部 12…CRT表示部 26,46…検索指定範囲データ取得手段 27…最大値処理決定手段 28…最小値処理決定手段 29,49…表示編集処理手段 47…平均値演算手段 48…指示時刻差分演算手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列的な収集データをトレンドグラフ
    表示するトレンドグラフ表示方法において、 前記収集データの中から検索開始時刻と検索終了時刻と
    をもつ検索指定範囲に基づく収集データの最大値および
    最小値を求めるとともに、この最大値および最小値を前
    記トレンドグラフ表示とともに表示することを特徴とす
    るトレンドグラフ表示方法。
  2. 【請求項2】 時系列的な収集データをトレンドグラフ
    表示するトレンドグラフ表示装置において、 外部から入力される検索開始時刻と検索終了時刻とをも
    つ検索指定範囲を取り込んで記憶する検索指定範囲デー
    タ取得手段と、 この時系列的な収集データの中から前記検索指定範囲に
    基づく各収集データの前後の関係から最大値および最小
    値を求めて記憶する最大値・最小値処理決定手段と、 前記収集データのトレンドグラフ表示上に前記記憶され
    た検索指定範囲、最大値および最小値をマルチウインド
    ウ表示するように編集し表示する表示編集処理手段と、 を備えたことを特徴とするトレンドグラフ表示装置。
  3. 【請求項3】 時系列的な収集データをトレンドグラフ
    表示するトレンドグラフ表示方法において、 前記収集データの中から検索開始時刻と検索終了時刻と
    をもつ検索指定範囲に基づく収集データの平均値を求め
    るとともに、外部から指示される指示時刻の前記収集デ
    ータと前記平均値との差分を求めた後、この平均値およ
    び差分を前記トレンドグラフ表示とともに表示すること
    を特徴とするトレンドグラフ表示方法。
  4. 【請求項4】 時系列的な収集データをトレンドグラフ
    表示するトレンドグラフ表示装置において、 外部から入力される検索開始時刻と検索終了時刻とをも
    つ検索指定範囲を取り込んで記憶する検索指定範囲デー
    タ取得手段と、 この時系列的な収集データの中から前記検索指定範囲に
    基づく前記収集データの平均値を求めて記憶する平均値
    演算手段と、 外部から指示される指示時刻の収集データと前記平均値
    演算手段で求めた平均値とから前記指示時刻の差分を求
    めて記憶する指示時刻差分演算手段と、 前記記憶された検索指定範囲、平均値および指示時刻の
    差分を、前記収集データのトレンドグラフ表示上にマル
    チウインドウ表示するように編集し表示する表示編集処
    理手段と、 を備えたことを特徴とするトレンドグラフ表示装置。
  5. 【請求項5】 時系列的な収集データをトレンドグラフ
    表示するトレンドグラフ表示装置において、 外部から入力される検索開始時刻と検索終了時刻とをも
    つ検索指定範囲を取り込んで記憶する検索指定範囲デー
    タ取得手段と、 この時系列的な収集データの中から前記検索指定範囲に
    基づく前記収集データの平均値を求めて記憶する平均値
    演算手段と、 外部から指示される前記トレンドグラフの山・谷部分の
    指示時刻ごとに当該指示時刻の収集データと前記平均値
    演算手段で求めた平均値とから前記各指示時刻の山・谷
    部分の差分を求めてそれぞれ記憶する指定時刻差分演算
    手段と、 この指定時刻差分演算手段によって求めた各指示時刻の
    差分を、前記収集データのトレンドグラフの該当する山
    ・谷部分に表示するように編集し表示する表示編集処理
    手段と、 を備えたことを特徴とするトレンドグラフ表示装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項2,4に記載されるトレンド
    グラフ表示装置において、最大値・最小値罫線または平
    均値罫線の罫線表示要求があったとき、既に記憶されて
    いる検索指定範囲内の収集データの最大値および最小値
    または平均値を用い、或いは検索指定範囲に基づく収集
    データの最大値および最小値または平均値を求めた後、
    前記トレンドグラフ上の最大値・最小値相当位置または
    平均値相当部分から最大値・最小値罫線または平均値罫
    線を表示することを特徴とするトレンドグラフ表示方
    法。
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