JPH09243638A - タンパク質検出法 - Google Patents

タンパク質検出法

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JPH09243638A
JPH09243638A JP9043318A JP4331897A JPH09243638A JP H09243638 A JPH09243638 A JP H09243638A JP 9043318 A JP9043318 A JP 9043318A JP 4331897 A JP4331897 A JP 4331897A JP H09243638 A JPH09243638 A JP H09243638A
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alkyl
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JP9043318A
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James P Albarella
ジェームズ・ピー・アルバレラ
Sally E Cahill
サリー・イー・カーヒル
Gary M Johnson
ゲーリー・エム・ジョンソン
Michael J Pugia
マイケル・ジェイ・プジア
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Bayer Corp
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Bayer AG
Bayer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンパク質誤差指示薬を用いてヒト血清アル
ブミンを選択的に測定する方法および試験具の提供。 【解決手段】 エステル基、アクリレート基、ケトン基
またはカーボネート基である結合基を介して、アルキル
と、アルキレンもしくは炭水化物繰り返しサブ単位を含
むポリマー主鎖とが結合しているポリマーを使用するヒ
ト血清アルブミンの測定方法並びにそれを含む試験具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、タンパク質誤差指示薬及び緩衝
剤を含む試験系の使用による、水性流体、例えば尿中の
タンパク質の検出に関する。
【0002】尿試料中のタンパク質の存在の測定は、腎
臓、循環系及び中枢神経系に影響するいくつかの病状の
診断において重要である。尿中タンパク質は、特に糖尿
病及び腎臓疾患の診断に関連して、定性的かつ定量的に
測定する必要がしばしばある。糖尿病に関与する支配的
な尿タンパク質は、分析においてもっとも一般的に探求
されるタンパク質であるアルブミンである。
【0003】尿中タンパク質の存在を測定するための種
々の方法が既知であり、そのもっとも簡便なものは、タ
ンパク質誤差指示薬及び緩衝剤を含浸させた吸収性試験
片を少量の尿で湿らせることを含む。タンパク質誤差指
示薬は、タンパク質の存在下で置換されて検出可能な変
色を示すイオン性基を含有するpH指示薬である。これ
は、pH変化の影響のもとで指示薬が受けるであろうもの
と同じ変色である。したがって、pHの増大が、タンパク
質が存在しないときにも、指示薬において変色を引き起
こし、それにより、偽陽性の結果をもたらすおそれがあ
るため、緩衝剤を試験系に含めてそのようなpH増を避け
ることが重要である。
【0004】フェノールスルホンフタレイン染料のよう
なタンパク質誤差指示薬の結合に基づくタンパク質検出
方法は、比較的非特異的なタンパク質測定手段である。
本発明は、タンパク質誤差指示薬の結合に基づく方法の
特異性を高めるため、特定の競合的抑制剤の使用を含
む。
【0005】米国特許第5,187,104号明細書
は、タンパク質検出法におけるDIDNT染料の使用を
論じ、色増強性ポリマーを試薬と併用することを述べて
いる。挙げられている特定のポリマーは、ポリプロピレ
ングリコール類、ポリ(プロピレンエーテルカーボネー
ト)及びポリビニルエーテル類である。同様に言及され
ているものは、Bayer 社のKOK10,002という名
称のポリエーテルカーボネート、Bayer 社から商品名Fe
noil D4030のもとで市販されている1,6−ジメ
チル−4−ノニルフェノールのプロピレンオキシド及び
エチレンオキシド付加物ならびにBASF社からLutona
l ISOという名称で市販されているポリビニルエーテ
ルである。
【0006】米国特許第5,124,266号明細書に
は、尿中のタンパク質に用いるための試験片であって、
タンパク質誤差指示薬及び緩衝剤を含有する吸収性キャ
リヤマトリックスを重合ウレタンベースの化合物で処理
して、バックグラウンド色の発生に対する抵抗を与え、
それにより感度を改善した試験片の使用が開示されてい
る。
【0007】Pugia らへの米国特許第5,424,12
5号明細書には、緩衝剤が試薬パッドから流れ出すこと
を防ぐための結合剤としてのポリビニルアルコール及び
ポリ(ビニルカルボン酸)の使用が記載されている。し
かし、この方法の、1種のタンパク質に対する特異性を
別のタンパク質に対する特異性よりも増す、又は変化さ
せるこれらのポリマーの能力は論じられていない。
【0008】金属キレート化染料に基づくタンパク質試
験に関連するポリビニルアルコールの使用が、Y. Fujit
i により、Bunseki (32) 379-386 (1983) に記載されて
いる。この引用例は、ポリビニルアルコール及びポリビ
ニルピロリドンを、独立気泡(unicell)形成に適当な非
イオン界面活性剤として記載しているが、アルブミンに
対する特異性における増大を何も述べていない。
【0009】タンパク質誤差指示薬のタンパク質への結
合に対する長鎖アルキル基の影響に関していくつかの研
究が実施されてきた。タンパク質誤差指示薬の結合に対
する長鎖アルキルカルボン酸、例えばパルミチン酸の影
響が、Kragh-Hansenにより、Biophysics Acta, (365),
360-371 (1974)に記載されている。パルミテートは、
アルブミンに対するフェノールレッドの結合に対して穏
やかな抑制効果を有することが証明された。他のタンパ
ク質は研究されなかった。これに基づいたとしても、長
鎖アルキル基が特異性を変化させるとは予見できないで
あろう。
【0010】他の研究は、長鎖アルキルスルホン酸、例
えばドデシル硫酸ナトリウムが、タンパク質誤差指示薬
の結合に影響することを示した。MacartらによりClinic
a Chimica Acta (141), 77-84,(1984)に記載されてい
る研究及びPeriniらによりClinica Chimica Acta (14
3), 321-3238, (1984)に記載されている研究は、ドデ
シル硫酸ナトリウムがクーマシーブリリアントブルー
(CBB)の種々のタンパク質に対する感度の差を均等
化し、アルブミンに関する試験の特異性を低下させるこ
とを示した。この結果に基づいても、長鎖アルキル基が
アルブミンに対する系の特異性を低下させると予見する
であろう。
【0011】本発明は、水性試験サンプル中のヒト血清
アルブミンの半定量的分析であって、このタンパク質を
含有する疑いのある流体を、タンパク質と接触したとき
検出可能な変色を起こすタンパク質誤差指示薬染料を含
む試験試薬と接触させることによって実施される分析方
法に関する。本明細書には、式Aで示される競合的抑制
剤を試験試薬に加える工程を含む改良を開示する。
【0012】
【化3】
【0013】式中、
【0014】
【化4】
【0015】は結合基であり、ここで、A及びBは、単
結合又は酸素であり、したがって、Aが酸素であり、B
が単結合であるとき、ポリマーはポリ(ビニルアルカノ
エート)であり、Aが単結合であり、Bが酸素であると
き、ポリマーはポリ(アクリル酸アルキル)であり、A
が酸素であり、Bが酸素であるとき、ポリマーはポリ
(ビニルアルキルカーボネート)であり、Aが単結合で
あり、Bが単結合であるとき、ポリマーはポリ(ビニル
アルキルケトン)である。R置換基は、水素0〜10個
がヒドロキシル基によって置換されている、炭素原子1
〜20個の直鎖、分岐状又は環式のアルキル基であり、
ポリマー主鎖は、非反応性ブロック単位と共重合されう
るアルキレン、炭水化物、例えばセルロースもしくはグ
ルコアミン又はアクリルアミド繰返しサブ単位を含み、
結合基を介してポリマー繰返しサブ単位に結合したアル
キル基の数は理論上の最大値の10%〜90%の範囲で
ある。
【0016】本発明によると、特定のポリマー抑制剤
が、考慮されるタンパク質誤差指示薬試験におけるタン
パク質に対するそのタンパク質誤差指示薬の応答を減ら
すということが見いだされた。ヒト血清アルブミン(H
SA)に対するタンパク質誤差指示薬の応答を、尿中に
普通に見いだされる他のタンパク質に対する応答よりも
低い程度に抑制する特定のポリマーが、HSAの濃度を
測定するための試薬に望ましい添加物である。その理由
は、そのような系が、HSAに対する特異性の増大をも
たらすからである。本発明に有用であるこれらのポリマ
ー抑制剤は、式Aによって示されるものである。この式
によって示されるポリマーは、ポリ(ビニルアルカノエ
ート)、ポリ(アクリル酸アルキル)、ポリ(ビニルア
ルキルカーボネート)又はポリ(ビニルアルキルケト
ン)であることができる。本発明に有用であることが見
いだされた種々のポリマーを表5に示す。ポリ(ビニル
アルカノエート)の場合、すなわち、前記式中、Aが酸
素であり、Bが単結合である場合、表5に示すもの以外
の具体的なポリマーには、アルキル基(アルカノエート
基)がシクロヘキサノエート、トランス−5−デカノエ
ート、10−ヒドロキシデカノエート及び5−ヒドロキ
シデカノエートが挙げられるが、これらに限定されな
い。ポリ(アクリル酸アルキル)を使用するとき、すな
わちAが単結合であり、Bが酸素であるとき、表5に示
すもの以外の適当なポリマーには、アルキル基がオクチ
ル、シクロヘキシル、ジシクロヘキシル及び5−メチル
ヘキシルであるものがある。表5に示すものに加えて、
特定のポリ(ビニルアルキルカーボネート)、すなわ
ち、A及びBがいずれも酸素である前記式のポリマーに
は、アルキル基がノナデシル、デシル、4−ヒドロキシ
ヘプチル及びシクロペンチルであるものがあり、A及び
Bがいずれも単結合であるポリ(ビニルケトン)は、ア
ルキル基、例えばブチル、デシル、ネオデシル及びオク
タデシルならびに表5に示すものを含む。これらのポリ
マーの分子量は本発明におけるそれらの有用性にとって
決定的ではないが、重合度(n)の範囲が約20〜4
0,000であるものが、HSA分子の表面に付着する
能力のため、好ましい。
【0017】本発明の一つの態様は、尿中HSAを検出
するための分析試験片であって、適当なタンパク質誤差
指示薬と、適当な緩衝剤と、ポリマー抑制剤とを含浸さ
せた吸収性担体を含む試験片に関する。適当なタンパク
質誤差指示薬には、テトラブロモフェノールブルー(T
BPB)、5′,5″−ジニトロ−3′,3″−ジヨー
ド−3,4,5,6−テトラブロモフェノールスルホン
フタレイン(DIDNTB)、クーマシーブリリアント
ブルー、ファストグリーンFCF、ライトグリーンS
F、ピロガロールレッド及びピロカテコールバイオレッ
トがある。加えて、米国特許第5,279,790号明
細書に開示されたメロシアニン及びニトロもしくはニト
ロソ置換された多ハロゲン化フェノールスルホンフタレ
イン類を用いてもよい。
【0018】試験片の吸収性担体は、好ましくはろ紙で
ある。吸収性担体として有用である他の材料には、フェ
ルト、多孔質セラミック片及び紡織もしくは艶消しガラ
ス繊維、例えば米国特許第3,846,247号明細書
に記載のものがある。同じく好適なものは、木、布、ス
ポンジ材料及び粘土質、例えば米国特許第3,552,
928号明細書に記載されたものがある。あるいはま
た、吸収性担体は、非孔質材料、例えばポリマー膜又は
ガラスであってもよい。
【0019】試験片の調製においては、吸収性担体を、
タンパク質誤差指示薬と、緩衝剤と、ポリマー抑制剤と
の溶液で含浸させる。この含浸は通常、二重浸漬法によ
って実施する。最初の浸漬液は、緩衝剤を溶解させた水
又は水/極性有機溶剤の混合液を含む。乾燥させたの
ち、試験片を、通常は約0.2〜5.0mMの濃度でタン
パク質誤差指示薬を溶解させた有機溶剤と、ポリマー抑
制剤との第二の溶液に浸漬する。
【0020】浸漬し、乾燥させたのち、試験片は、通常
それらを尿サンプルに浸漬し、指示薬における変色から
生じる応答を読む工程を含む使用の準備ができる。読取
りは、手作業によって、又は、より正確な定量のために
は反射分光計の使用によって実施する。
【0021】検定を実施するときのpHは、試薬配合物に
使用される特定の染料に依存する。特定の染料と最も適
合性である緩衝剤は既知であり、通例の実験によって容
易に決定することができる。
【0022】
【実施例】本発明を実施する方法を以下の実施例によっ
てさらに説明する。これらの実施例及びそこに含まれる
データは、前記の一般構造によって示されるポリマーを
使用して、ヒト血清アルブミン(HSA)に関する染料
結合方法の特異性を高める好適性を実証する。この方法
は、尿中HSA測定の診断的価値を高め、腎臓の健康状
態のより正確な評価を可能にする。
【0023】実施例I 増大する濃度のいくつかのタイプのポリマー添加物及び
非ポリマー添加物の存在下で、フェノールスルホンフタ
レイン染料〔5′,5″−ジニトロ−3′,3″−ジヨ
ード−3,4,5,6−テトラブロモフェノールスルホ
ンフタレイン(DIDNTB)〕のHSA特異性を測定
した。また、特定の長鎖置換アルカン類を試験した。試
験した添加物の一般構造を以下の式Iに示す。
【0024】
【化5】
【0025】測定は次のようにして実施した。
【0026】Alhstrom 204ろ紙の2回の含浸によってD
IDNTBタンパク質試薬を製造した。1回目の含浸
は、酒石酸を緩衝剤として含有し、メチルレッドをバッ
クグラウンド染料として含有する水性エタノール混合液
を用いて実施した。pHを2.1に調節した。2回目の含
浸は、DIDNTB指示薬染料及び色増強ポリマーとし
てLutanol M40(ポリビニルメチルエーテル)を含有
するトルエン/テトラヒドロフラン混合液を用いて実施
した。
【0027】水溶性添加物、例えばポリ(ビニルアルコ
ール)、ポリ(ビニルスルホン酸)及びポリ(2−アク
リルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸)を
第一の混合液に加え、水不溶性の添加物、例えばデカノ
ール、デカン酸、ヘキサデカン酸、ポリ(ステアリン酸
ビニル)、ポリ(スチレン/マレイン酸無水物)及びポ
リ(4−スチレンスルホン酸ナトリウム)を第二の混合
液に加えた。
【0028】混合溶液を使用してろ紙を含浸し、各含浸
ののち、ろ紙を105℃で7分間乾燥させた。得られた
乾燥試薬を試薬片に加工し、それを、ヒト血清アルブミ
ン0もしく30mg/dL 又は別の尿タンパク質40mg/dL
を含有する尿に浸漬したのち、Bayer 社Diagnostics か
らのClinitek-200+ 反射分光光度計で試験した。各浸漬
溶液の詳細を表3に示す。
【0029】HSAを加える前に、尿サンプルを、10
KDa (キロダルトン)の分子量分画を有する限外ろ過膜
に通してろ過して、自然に発生するタンパク質を除い
た。免疫HSA検定及び上記に引用したPeriniらによっ
て記載されたクーマシーブリリアントブルー(CBB)
法を使用して、175の臨床サンプルを選別して、アル
ブミンを欠くが、他の尿タンパク質を含有する試料を得
ることにより、尿サンプル中の全タンパク質を測定し
た。175の試料のうち、4個が、10を超える全タン
パク質/HSA比を有するものとして同定された。1個
のサンプルは242の比を有していた。これらの尿を貯
留し、CBB法によって陰性の尿で40mg/dL に希釈
し、免疫HSA検定によって1.2mg/dL 未満に希釈し
た。Clinitek-200+ 計器上で、1000×610nmでの
反射率%/690nmでの反射率%の結果として試薬応答
率を測定した。陰性の尿とタンパク質含有尿との差をタ
ンパク質応答とみなした。この実験によって生成された
データを表1に示す。この表では、ポリマー又は置換ア
ルカン添加物を欠く対照配合のタンパク質応答を、ポリ
マー又はアルカンを含有する配合のそれと比較して、応
答における変化%を測定した。負の数値は、タンパク質
応答のより大きな損失を示す。
【0030】これらの添加物の存在下でのHSA応答
を、他の尿タンパク質、例えばタム・ホースフォール糖
タンパク質、ベンス・ジョーンズタンパク質、α−1−
ミクログロブリン、ヘモグロビン及び種々の低分子量タ
ンパク質断片の場合の応答と比較した。添加物を0.1
%(w/w)濃度で使用して、すべての場合に計測可能
なHSA応答を許容した。得られたデータを表2に示
す。0.1%濃度は、添加物の10〜20μM 濃度にな
り、試験したタンパク質の4.4μM 濃度を超えてい
た。ポリ(ステアリン酸ビニル)だけが、HSAを抑制
した以上に他の尿タンパク質を抑制し、このポリマーが
アルブミンに対するフェノールスルホンフタレイン法の
特異性を増すことを示した。その結果、ポリ(ステアリ
ン酸ビニル)は、尿中のHSAを測定するフェノールス
ルホンフタレイン法の特異性を増す。他の添加物は、効
果なし、すなわち対照の10%以内の効果しかなかった
か、表1から判断できるように、HSAと他の尿タンパ
ク質とを同等な程度に抑制したかのいずれかであった。
6mMの置換アルカン類、例えばデカノール、デカン酸及
びヘキサデカン酸の存在がタンパク質応答に影響を与え
なかったため、ポリ(ステアリン酸ビニル)の効果をポ
リマーのアルキル基のせいだけにすることはできないと
判断することができる。
【0031】
【表1】
【0032】ポリ(ステアリン酸ビニル)だけが、HS
Aに対する感度を低下させるよりもHSA以外の尿タン
パク質に対するタンパク質誤差指示薬の感度を低下さ
せ、効果的な抑制剤として選択された。スルホン酸、ア
ルキル基又は芳香族基を含有するポリマーは、表1に示
したように、HSA及び他の尿タンパク質の両方に対し
て同等に感度の損失を引き起こした。ポリ(ビニルスル
ホン酸)及びポリ(4−スチレンスルホン酸ナトリウ
ム)が、HSA及び他の尿タンパク質に対する感度の最
大の損失を引き起こした。感度の損失は、ポリマー濃度
の増大とともに増大した。他方、ヒドロキシル基又はカ
ルボン酸基を含有するポリマーは、表2に示すように、
高い濃度でさえ、HSA又は他の尿タンパク質のいずれ
に対しても感度の損失を引き起こさなかった。これらの
結果は、いくつかのポリマーがタンパク質指示薬のタン
パク質応答を減らすことができることを示す。しかし、
ポリマーが特異性を改善するのに効果を示すためには、
HSA応答は、他のタイプのタンパク質に対する応答よ
りも小さな程度にしか影響を受けるべきではない。
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】実施例II 式IIに示す一連のアルキルポリマーの存在及び非存在下
でのDIDNTB染料の特異性を測定した。
【0036】
【化6】
【0037】この実施例を一般的な実施と関連づけるた
めに、DIDNTB染料の特異性を、タンパク質試薬に
通常使用される他のポリマーとで評価した。これらのポ
リマーは、Lutanol M40(米国特許第5,424,2
15号明細書に記載)、KOK10071ポリマー(米
国特許第5,424,215号明細書に記載)及びポリ
(ビニルアルコール)であった。これらのポリマーは、
アルブミンに対するDIDNTB染料の特異性を増大し
なかった。KOK10071及びLutanol M40ポリマ
ーは、すべてのタンパク質に対して試験の感度を増大さ
せたが、PVAは有意な効果を示さなかった。これは、
米国特許第5,187,104号明細書及び第5,42
4,125号明細書の教示に基づいて予見できた。これ
らのポリマーを比較することによって得られたデータを
表4に示す。
【0038】
【表4】
【0039】エーテル、エステル、アクリレート及びカ
ーボネートである結合基をもつアルキルポリマーの4種
の基を、通常に使用されるポリマーを含む対照配合に加
えることによって比較した。これらの配合物のアルブミ
ン(HSA)、ヘモグロビン(Hb)、トランスフェリ
ン(TRANS)及びリゾチーム(LYS)の感度を表
5に比較する。ヘモグロビン、トランスフェリン又はリ
ゾチームに対する感度の低下(すなわち、0%)と、H
SAに対する感度の比較的小さな低下(すなわち、≧1
00%が理想)により、HSA特異性の増大が示され
た。
【0040】
【表5】
【0041】表5から、エーテル類が染料の特異性に影
響しなかったことが判断できる。リゾチーム感度の低下
によって示されたように、エステル類、アクリレート
類、ケトン類及びカーボネート類はすべて特異性を改善
し、HSA感度は一定であるか比較的わずかしか低下し
なかった。最良の特異性は、ヘキサノエート、ネオデカ
ノエート及びデカノエート基の場合に見られた。これら
の基をもつポリマーはまた、ヘモグロビン及びトランス
フェリン感度をも低下させた。エステルアルキル基をも
つ炭水化物ポリマー主鎖及びヒドロキシル基を含有する
分岐状アルキル基もまた効果的であった。
【0042】表5に示す応答は、アルキルポリマーを欠
く対照配合物とで比較したものであり、測定結果におけ
る偏差を考慮して、10%を超える効果だけを有意なも
のとみなした。すべての配合物は、Lutanol 、KOK及
びPVAを、表4に述べる濃度で含有していた。
【0043】実施例IIの実験手順は、実施例Iにおける
ような、ろ紙の2回の含浸を含む。最初の含浸は、クエ
ン酸緩衝剤及び結合ポリマーとしてのPVAを含有する
水性エタノール混合液を用いて実施し、混合物のpHを
2.1に調節した。第二の含浸は、タンパク質指示薬染
料(DIDNTB)及び色増強ポリマー(Lutanol M4
0及びKOK10071)を含有するトルエン混合液を
用いて実施した。この混合溶液を使用してろ紙を含浸さ
せた。各含浸後にろ紙を105℃で7分間乾燥させた。
試薬組成物中の成分の機能、好ましい濃度及び許容可能
範囲を表6にまとめる。
【0044】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲーリー・エム・ジョンソン アメリカ合衆国、インデイアナ州、46514、 エルクハート、カーシュナー 1554 (72)発明者 マイケル・ジェイ・プジア アメリカ合衆国、インデイアナ州、46530、 グレンジャー、パディントン・ドライブ 14342

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒト血清アルブミン及び他のタンパク質
    を含有する疑いがある水性試験サンプルを、ヒト血清ア
    ルブミンに関して半定量的に分析するための、それらの
    タンパク質を含有する疑いのある流体を、それらのタン
    パク質と接触したとき検出可能な変色を起こすタンパク
    質誤差指示薬染料と緩衝剤とを含む試薬と接触させるこ
    とによって実施する方法において、 式 【化1】 (式中、 【化2】 は結合基であり、ここで、 A及びBは単結合又は酸素であり、したがって、Aが酸
    素であり、Bが単結合であるとき、ポリマーはポリ(ビ
    ニルアルカノエート)であり、Aが単結合であり、Bが
    酸素であるとき、ポリマーはポリ(アクリル酸アルキ
    ル)であり、Aが酸素であり、Bが酸素であるとき、ポ
    リマーはポリ(ビニルアルキルカーボネート)であり、
    Aが単結合であり、Bが単結合であるとき、ポリマーは
    ポリ(ビニルアルキルケトン)であり、 Rは、水素0〜10個がヒドロキシル基によって置換さ
    れている、炭素原子1〜20個の直鎖、分岐状又は環式
    のアルキル基であり、 ポリマー主鎖は、非反応性ブロック単位と共重合されう
    るアルキレン又は炭水化物繰返しサブ単位を含み、 結合基を介してポリマー繰返しサブ単位に結合したアル
    キル基の数は理論上の最大値の10%〜90%の範囲で
    ある)で示されるポリマーである競合的抑制剤を試薬に
    加える工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ポリマー主鎖が繰返しアルキレン単位か
    らなる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 繰返しアルキレン単位がエチレン、プロ
    ピレン又はブチレンである、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ポリマー主鎖が繰返し炭水化物単位から
    なる、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 繰返し炭水化物単位がセルロース又はグ
    ルコサミンである、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 非反応性ブロック単位がビニルアルコー
    ル、エチレンオキシド、プロピレングリコール、ビニル
    エチルエーテル、ビニルメチルエーテル、マレイン酸無
    水物、アクリル酸、アジペート又はカーボネートであ
    る、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 タンパク質誤差指示薬がフェノールスル
    ホノフタレイン染料である、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 タンパク質誤差指示薬がテトラブロモフ
    ェノールブルー、5′,5″−ジニトロ−3′,3″−
    ジヨード−3,4,5,6−テトラブロモフェノールス
    ルホンフタレイン、クーマシーブリリアントブルー、フ
    ァストグリーンFCF、ライトグリーンSF、ピロガロ
    ールレッド又はピロカテコールバイオレットである、請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 競合的抑制剤がポリ(ビニルアルカノエ
    ート)である、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリ(ビニルアルカノエート)がポリ
    (ヘキサン酸ビニル)、ポリ(ネオデカン酸ビニル)又
    はポリ(デカン酸ビニル)である、請求項9記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 競合的抑制剤がポリ(アクリル酸アル
    キル)である、請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 ポリ(アクリル酸アルキル)がポリ
    (アクリル酸ヘキシル)又はポリ(アクリル酸デシル)
    である、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 競合的抑制剤がポリ(ビニルアルキル
    カーボネート)である、請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 ポリ(ビニルアルキルカーボネート)
    がポリ(ビニルイソブチルカーボネート)である、請求
    項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 競合的抑制剤がポリ(ビニルアルキル
    ケトン)である、請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 ポリ(ビニルアルキルケトン)がポリ
    (メチルビニルケトン)である、請求項15記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 水性流体が尿である、請求項1記載の
    方法。
  18. 【請求項18】 尿中のヒト血清アルブミンの半定量的
    測定に用いる試験具であって、タンパク質誤差指示薬染
    料、緩衝剤及び請求項1記載の競合的抑制剤を中に吸収
    した吸収性担体を含む試験具。
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