JP2860660B2 - 新規な潜血検出用試験片。 - Google Patents

新規な潜血検出用試験片。

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JP2860660B2
JP2860660B2 JP1053329A JP5332989A JP2860660B2 JP 2860660 B2 JP2860660 B2 JP 2860660B2 JP 1053329 A JP1053329 A JP 1053329A JP 5332989 A JP5332989 A JP 5332989A JP 2860660 B2 JP2860660 B2 JP 2860660B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、尿、吐物、胃腸内容物、脳髄液、糞便等の
如き体液及び体排出物(排泄物を含む)中の血液の定性
及び定量に有用な改良された潜血検出用試験片に関す
る。
「発明の背景」 体液及び体排出物(排泄物を含む。以下同じ。)中の
潜血の検出並びにその多寡を知ることは疾病の判断、予
後の経過を観察する上で貴重な資料を与え、現在臨床医
学上欠くことの出来ない重要な検査の一つとなってい
る。即ち、潰瘍及び癌など粘膜のびらんを伴う疾病では
胃内容物及び吐物に血液が認められ、糞便中にも潜在性
血液がしばしば見られる。また、発疹チフス、壊血病、
紫斑病、脳出血、腎炎、腎臓結石、身体の大部分にわた
る火傷或は種々の溶血性毒素の作用などにより、尿中に
も血液成分或は補血分子族が排出される。臨床医学の見
地からすれば、このような体液或は体排出物中の血液を
顕微鏡的識別では検出出来ないほど微々たる量であって
も確実に察知できる高感度な潜血検出法が要求される。
このような体液或は生体排出物中の潜血検出法として
は、これまでに種々の方法が知られているが、現在主と
して行われている方法は、血液成分であるヘモグロビ
ン、ミオグロビン或はそれらの分解産物が、酸素源から
受容体に酸素を移動させるのを解媒する能力を有するこ
とを利用したもので、受容体が染料プレーカーサーであ
れば、それが酸化状態になるまでは無色であるが酸化さ
れた状態では発色する性質を利用して、その発現した色
調から血液成分であるヘモグロビン或はその分解産物等
の存在を検知し出血の有無を、更にはその多寡を知るも
のである。色変化の速さ、色の濃さまたは密度は、存在
する血液の定量手段となる。
しかしながら、これらの試験法は、測定用器具或は装
置を必要とし、操作が煩雑である等の欠点を有するた
め、これに代って初心者にも簡易に測定出来る診断用試
験紙法が開発されている。
ところが、従来の潜血検出用試験紙の多くは溶血検体
(ヘモグロビン又はミオグロビン)での呈色速度及び感
度は満足のいくものであったが、非溶血検体(赤血球)
での呈色速度は遅く、また、感度も十分であるとは言い
難く、溶血検体と非溶血検体とでは呈色に差が認められ
ると言う問題点があった。
「発明の目的」 本発明は、上記した如き現状に鑑みなされたもので、
溶血検体のみならず非溶血検体の場合に於いても高感度
の測定が可能な新規な潜血検出用試験片を提供すること
を目的とする。
「発明の構成」 本発明は、血液中に存在する補血分子族の存在で色変
化をともなって酸化される指示薬、該指示薬を酸化する
のに有効な酸化剤、pHを4〜7の範囲に維持する緩衝
剤、感度を上げる為の賦活剤、及び試験片を用いる測定
に於いて使用可能な溶血活性の高いサポニンを、紙、セ
ルロース、化学繊維、合成樹脂製織布及び不織布から選
択される吸収性担体に含浸させて成る体液及び体排出物
中の潜血検出用試験片である。
即ち、本発明者らは、調製が容易で溶血検体のみなら
ず非溶血検体に対しても感度の高い測定が可能な潜血検
出用試薬組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、血
液中に存在する補血分子族の存在で色変化をともなって
酸化される指示薬、該指示薬を酸化するのに有効な酸化
剤、pHを4〜7の範囲に維持する緩衝剤、感度を上げる
為の賦活剤を含んでなる自体公知の潜血検出用試薬組成
物にサポニン(細胞溶解素)を添加して試験片を作製す
ることによりその目的を達成し得ることを見出し本発明
を完成するに至った。
本発明の潜血検出用試験片は、自体公知の潜血検出用
試験片の調製方法に準じて容易にこれを調製し得る。
即ち、血液中に存在する補血分子族の存在で色変化を
ともなって酸化される指示薬、該指示薬を酸化するのに
有効な酸化剤、緩衝剤、賦活剤及びサポニン等の本発明
に係る潜血検出用試験片を構成する各試薬類を、常法に
より、紙、セルロース、化学繊維、合成樹脂製織布及び
不織布から選択される吸収性担体に1乃至数回に分けて
含浸、乾燥させる。これを適当な大きさに切断し、ディ
スクとする、或は適当な大きさに切断したものを、更
に、適当な支持体上に、両面接着テープ等を用いて固定
化し、スティックとする等は任意である。
サポニンは、植物界に広く分布する配糖体であり、ス
テロイド又はトリテルペノイドを非糖部とする一群の化
合物の総称であり、共通した性質としては、水溶液は持
続性の起泡性をもち、溶血作用を示す。
ステロイド系サポニンの具体例としては、例えば、ジ
ギトニン、ソラニン、サルササポニン、オスラジン、チ
モサポニン、アモノニン、カンモニン、サポトキシン、
ジオスシン、ジトニン、スズランサポニン類、スミロニ
ン、チゴニン、トコロサポトキシン、トリリン、トリラ
リン、ユッコニン等が挙げられ、また、トリテルペノイ
ド系サポニンの具体例としては、例えば、チャサポニン
類、ツバキサポニン類、パナキロン、ムクロジサポニ
ン、ホウレンソウサポニン、エスクリン等が挙げられる
が、いずれもこれらに限定されるものではない。
これら本発明に係るサポニンは、夫々、単独で用いて
も良いし、二種以上適宜組み合わせて用いてもよく、そ
の使用濃度としては、該検出用試薬液中に溶解可能な範
囲であれば特に限定されるものではないが、通常0.01〜
5w/v%、好ましくは0.05〜2.0w/v%の範囲で添加され
る。
一方、溶血作用を有することが知られている化合物で
あっても、例えばラウリル硫酸ナトリウム等の陰イオン
界面活性剤等では、試験紙上で溶血活性が低いため、試
験紙上で溶血作用を発現させるためには濃度をかなり高
くせねばならないが、そのような濃度でこれらを用いた
場合には、逆に呈色阻害が認められ、不都合が生ずる。
即ち、溶血作用を有する化合物であっても溶血活性の低
い化合物の場合には、本発明の目的に用いることはでき
ない。
本発明の潜血検出用試験片で用いられる他の試薬類、
即ち、指示薬(色素)、酸化剤、緩衝剤等は、特に本発
明の為に選択されたものである必要はなく既存の潜血検
出用試験片に於いて用いられている指示薬(色素)、酸
化剤、緩衝剤等が何ら支障なく支持することができる。
即ち、指示薬(色素)としては、血液成分であるヘモ
グロビン、ミオグロビン或いはその分解産物の存在下で
色変化を伴って酸化されるものであればいずれにてもよ
く、例えば、アニリン類、フェノール類、o−トルイジ
ン、p−トルイジン、o−フェニレンジアミン、N,N′
−ジメチル−p−フェニレンジアミン、N,N′−ジエチ
ル−p−フェニレンジアミン、p−アニシジン、ジアニ
シジン、o−トリジン、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、α−ナフトール、β−ナフトー
ル、カテコール、グアヤコール、ピロガロール等が挙げ
られる。
また、酸化剤としては、例えば有機ハイドロパーオキ
サイドがその代表的なものとして挙げられるが、その具
体例としては、例えば、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、
パラメンタンハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチル
ヘキサン−2,5−ジハイドロパーオキサイド等が挙げら
れる。
また、ハイドロパーオキサイドは一般に不安定で、特
に他物質との接触によりそれ自身分解したり、或は他物
質を変質させたりすることが多いので、通常は、これ
を、例えばカプセル化物質等によりマイクロカプセルと
するなどして他物質と隔離した状態にして使用するが、
このような目的で用いられるカプセル化物質としては、
例えばゼラチン、アルギン酸ナトリウム、カラゲニン、
アラビアゴム、カゼイン、アルブミン等の蛋白質や多糖
類等が挙げられる。
しかしながら、カプセル化物質は特にこれらに限定さ
れるものではなく、また他の物質との隔離の方法も所謂
マイクロカプセル化に限定されるものでないことは言う
までもない。
本発明に於いて用いられる、感度を高める為の賦活剤
としては、例えばアクリジン、塩酸アクリジン、2−メ
トキシアクリジン、7,8−ベンゾキノリン、キノリン、
6−メトキシキノリン、4,6−ジメチルキノリン、6−
メチルキノリン、7−メチルキノリン、2,6−ジメチル
キノリン、2−メチルキノリン等が挙げられる。
また、緩衝剤としては、例えば酒石酸、リン酸、フタ
ル酸、クエン酸、酢酸塩等、pHを4〜7の範囲に維持す
る緩衝剤が挙げられるが、これら緩衝剤の種類や検出組
成物中の濃度については、使用する色素に応じて、適宜
選択して用いるべきであることは言うまでもない。
本発明の新規な試験片は種々の形態で用いることが可
能である。即ち、該組成物を構成する各試薬類を、水、
適当な有機溶剤或はこれらの混合溶剤に溶解したものを
含浸液とし、これに吸収性担体を浸漬させて、試験類を
含浸、乾燥させた後、適当な大きさに切断してディスク
としたり、適当な支持体上に固定化してスティックとす
る等任意であることは先に述べたとおりである。
吸収性担体としては、紙、セルロース、化学繊維、合
成樹脂製織布及び不織布が挙げられる。
吸収性担体を保持させる支持体としては、例えば、ガ
ラス繊維、ポリ塩化ビニル、テフロン、ポリスチレン、
ポリビニルアセタール、アセチルセルロース、ニトロセ
ルロース、ポリ塩化ビニリデン及びポリプロピレン等の
合成高分子化合物のシート或はこれらをコーティングし
た厚紙等が挙げられる。
これら吸収性担体及び支持体の大きさ、寸法等につい
ては特に制約はなく、通常この種目的に用いられている
大きさ、寸法に準じたものを用いることで足りる。
また、吸収性担体の支持体への接着方法に関しても、
接着剤を使用する方法、接着テープを使用する方法等、
通常この種の分野で行われているいずれの方法で行って
もよく特別な方法は必要としない。
以下に実施例を示すが本発明はこれら実施例により何
ら限定されるものではない。
「実施例」 実施例1. (1)検体尿の調製 i)等張尿の調製 プール尿に浸透圧計(FISKE社製)で浸透圧を測定し
ながら塩化ナトリウム或は蒸留水を加えて0.9%生理食
塩水と等張な液を調製した。
ii)検体尿の調製 10mlのメスフラスコに血液を0.1ml添加し、i)で調
製した等張尿を加えて全容10mlとした。これを上記等張
尿を用いて、血液濃度が2万倍希釈となるように調製し
たものを非溶血検体とした。また、溶血検体は、血液0.
1mlを等張尿で全容10mlとする代りに蒸留水で全容10ml
とした以外は非溶血検体の調製法に準じてこれを調製し
た。
(2)含浸液の調製 〔第I液〕 アラビアゴムの30%水溶液600mlを60℃に加熱し、こ
れにクメンハイドロパーオキサイド40gを加え更にゼラ
チン5%を含む0.5Mクエン酸緩衝液(pH5)300mlを加え
て60℃に保った後、これを水冷し、サポニン(チャサポ
ニン)1gを含む0.5Mクエン酸緩衝液(pH5)300mlを加え
て第I液とした。
〔第II液〕
o−トリジン3gと6−メトキシキノリン0.5gをクロロ
ホルム1に溶解し、第II液とした。
(3)試験片の作成 第I液にクロマト用紙を浸漬し、試液を含浸させた
後、乾燥器に入れて60〜80℃で乾燥させた。次いで、こ
れを第II液に浸漬し、更に試液を含浸させた後、再度こ
れを乾燥させた。このようにして作製した試験紙を6mm
角の正方形に切断し、両面テープを用いてポリ塩化ビニ
ルシート(6mm×8cm)に貼り付け試験片とした。
(4)呈色度の測定 検体尿に試験片を瞬時浸漬し、10秒毎の呈色を色彩色
差計(ミノルタ社製,CR−121)で、測定した。
尚、呈色状況は、陰性尿の呈色の間隔色度(L.a.b)
の測定数値を基準とし、呈色の度合を感覚色度差(△Ea
b)で表わした。結果を表1に示す。
比較例1. 実施例1の第I液からサポニンを除いたものを第I液
とした以外は実施例1と全く同様にして含浸液の調製及
び試験片の作製を行い、実施例1と全く同様にして呈色
度の測定を行った。結果を表1に併せて示す。
数値は、陰性尿での色度を基準とした時の色度差(△
Eab)である。
表1から明らかな如く、サポニンを添加した場合(実
施例1)は、サポニン無添加の場合(比較例1)と比べ
て、非溶血検体の色度差の値が総体に高くなり、その結
果溶血検体と非溶血検体での色度差の値の差が総体に小
さくなっていることが判る。
即ち、従来の試験紙では、溶血検体と非溶血検体での
呈色差が大きかったが、サポニンの添加により、非溶血
検体での呈色が促進され、溶血検体との呈色差が改善さ
れ、これまで以上に判定が明確になることが判る。
実施例2. 実施例1に於いて、チャサポニンをジギトニンに代え
ても全く同様の結果が得られた。
実施例3. 実施例1に於いて、チャサポニンをチゴニンに代えて
も全く同様の結果が得られた。
実施例4. 実施例1に於いて、第II液調製時に、6−メトキシシ
ノリン0.5gを用いる代わりに6−メチルキノリン0.45g
を使用した以外は、実施例1と同様にして含浸液の調製
及び試験片の作製を行い、実施例1と全く同様にして呈
色度の測定を行ったところ実施例1と全く同様の結果が
得られた。
実施例5 実施例1に於いて、第II液調製時に、6−メトキシシ
ノリン0.5gを用いる代わりに、アクリジン0.55gを使用
した以外は、実施例1を同様にして含浸液の調製及び試
験片の作製を行い、実施例1と全く同様にして呈色度の
測定を行ったところ実施例1と全く同様の結果が得られ
た。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明は、高感度で且つ精度の高い
測定が可能な潜血検出用試験片を提供するものであり、
従来の潜血検出用試験片では避けられなかった非溶血検
体測定時の呈色感度の低下を著しく低減せしめた点に顕
著な効果を奏する発明であり、斯業に貢献するところ極
めて大なる発明である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−143396(JP,A) 特開 昭63−101745(JP,A) 特開 昭57−52863(JP,A) 特開 昭60−115863(JP,A) 特表 昭61−502280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 33/48 - 33/98

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血液中に存在する補血分子族の存在で色変
    化をともなって酸化される指示薬、該指示薬を酸化する
    のに有効な酸化剤、pHを4〜7の範囲に維持する緩衝
    剤、感度を上げる為の賦活剤、及びサポニンを、紙、セ
    ルロース、化学繊維、合成樹脂製織布及び不織布から選
    択される吸収性担体に含浸させて成る、体液及び体排出
    物中の潜血検出用試験片。
  2. 【請求項2】サポニンがジキトニン、ソラニン、サルサ
    サポニン、オスラジン、チモサポニン、ジオスシン、ジ
    トニン、アモノニン、サポトキシン、カンモニン、スズ
    ランサポニン類、スミロニン、チゴニン、トコロサポト
    キシン、トリリン、トリラリン、ユッコニン、チャサポ
    ニン類、ツバキサポニン類、パナキロン、ムクロジサポ
    ニン、ホウレンソウサポニン、エスクリンである請求項
    (1)に記載の試験片。
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