JPH09243247A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH09243247A
JPH09243247A JP8048850A JP4885096A JPH09243247A JP H09243247 A JPH09243247 A JP H09243247A JP 8048850 A JP8048850 A JP 8048850A JP 4885096 A JP4885096 A JP 4885096A JP H09243247 A JPH09243247 A JP H09243247A
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refrigerator
vegetable compartment
vegetable
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JP8048850A
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Katsumi Shimizu
克美 清水
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
    • F25D25/025Drawers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の冷蔵庫の密閉型の野菜室4に野菜を保
存するときには、冷気が容器の外側を循環するため、冷
気が野菜から水分を奪うことなく間接的に冷却するが、
野菜室からの野菜の出し入れに時には、冷蔵庫外の空気
が野菜室内に流入すると、野菜室の熱容量は小さいため
野菜室の温湿度条件が著しく変動する。 【解決手段】 野菜室4内に、野菜を収納する容器21
と、該容器21を密閉する蓋24と、野菜室4と容器2
1との間に冷気を流通して容器21内を冷却する空間と
を備える冷蔵庫において、容器21を金属製材料にて構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関し、特に
野菜の鮮度を保持して長期保存する野菜室を備える冷蔵
庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫を図13に示して説明す
る。図13において、冷蔵庫の内部は、上から冷凍室
1、冷蔵室2、チルド室3、野菜室4に分けられてい
る。また、冷凍室1と冷蔵室2とは区切り壁5により区
切られ、冷蔵室2とチルド室3とは仕切板6で区切ら
れ、さらに、チルド室3と野菜室4とは仕切板7で区切
られている。なお、それぞれの庫内温度は、冷凍室1は
−18℃、冷蔵室2は3℃、チルド室3は1℃、野菜室
4は約5℃程度にそれぞれ保たれる。また、冷却器8は
冷凍室1内の奥側に配設されている。
【0003】また、図14は従来の冷蔵庫の冷凍サイク
ルを示しており、冷凍サイクルは圧縮機50、凝縮器5
1、絞り弁52、蒸発器53から構成される。そして、
圧縮機50で圧縮された冷媒は凝縮器51、絞り弁52
を通り蒸発器53で蒸発することにより蒸発器53がマ
イナス30℃程度まで冷却される。
【0004】そして、冷凍室1は冷却器8で発生した冷
気を庫内ファン9で循環させることにより冷却される。
他方、冷蔵室2、チルド室3、野菜室4は冷却器8で発
生した冷気が冷気ダクト10を通して、それぞれに送り
込まれて冷却される。なお、冷却器8は比較的小型であ
り、その表面温度は約−20℃と低温である。そして、
冷却器8の低温の表面部分に空気が接触すると霜が付着
する。すなわち、冷却器8が冷蔵庫内から流れ込む空気
から湿気を絶えず奪い取り、乾燥した空気を生成し冷蔵
庫内を乾燥させて、冷蔵庫内部が乾燥した状態に維持さ
れる。
【0005】また、野菜室4は、その内部に引き出し可
能に設けらた樹脂製の容器11を備え、冷却器8で発生
した冷気が容器11内に直接流入しないように、該冷気
を容器11外側と野菜室4との間の空間に循環させるこ
とにより、野菜が間接的に冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は上記の
ように構成するため、大量の水分が含まれている野菜
を、冷蔵室2に裸の状態で保存すると、冷却器8による
乾燥した冷気で水分の蒸散作用を受けて野菜が乾燥し、
著しく萎れた状態となって鮮度が低下する。
【0007】一方、野菜を野菜室4に保存するときに
は、冷気が容器11の外側を循環するため、冷気が野菜
から水分を奪うことなく間接的に冷却するが、野菜室4
からの野菜の出し入れに時には、野菜室4から容器11
を引き出すため、冷蔵庫外の空気が野菜室4内に流入す
ると、野菜室4の熱容量は小さいため野菜室4の温湿度
条件が著しく変動するという欠点があった。
【0008】本発明は、このような課題を解決するもの
で、野菜室内を高湿度の条件を安定に確保し、かつ、野
菜室内の熱容量を大きくして温度変化を小さくし、野菜
室内で野菜や果物の長期保存ができる冷蔵庫を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、野菜室内に、野菜を収納す
る容器と、該容器を密閉する蓋と、該野菜室と該容器と
の間に冷気を流通して該容器内を冷却する空間とを備え
る冷蔵庫において、上記容器を金属製材料にて構成する
ものである。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、上記容器に蓄冷部材を配設するも
のである。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明に加えて、上記容器の表面を被覆する樹脂
膜を備えてなるものである。
【0012】そして、請求項4に記載の発明は、請求項
1記載の発明に加えて、上記野菜室表面に蓄冷部材を備
えてなるものである。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、野菜室内
に、野菜を収納する容器と、該容器を密閉する蓋と、該
野菜室と該容器との間に冷気を流通して該容器内を冷却
する空間とを備える冷蔵庫において、上記容器に蓄冷部
材を配設するものである。
【0014】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
2または5に記載の発明に加えて、上記容器を外箱と内
箱とから構成し、上記蓄冷部材は、該外箱と該内箱との
間に形成する空間と、該空間内に収容する蓄冷剤とから
なるものである。
【0015】そして、請求項7に記載の発明は、請求項
1または5に記載の発明に加えて、上記野菜室表面を冷
却する冷媒配管を備えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の各実施形態を図1乃至図
13を用いて詳細に説明する。本発明の冷蔵庫の構成に
ついては、野菜室以外の部分は、従来からの構成と同様
であり、同一部分の説明は省略する。
【0017】[第1の実施形態]本発明の冷蔵室の第1
実施形態は、図1に示すように構成するものである。図
1において、21は野菜室4の扉20の内側に取り付け
る容器であり、容器21内に野菜を収納する。また、枠
部22が容器21を保持しており、枠部22は上から見
てコ字状の形状であり、扉20の内側に取り付ける。さ
らに、枠部22の外側には、車輪23を設けており、車
輪23は野菜室11を構成する箱状の壁面の左右に形成
された凸状部を移動する。なお、25は扉20の把手で
ある。
【0018】また、容器21は熱伝導の良いアルミニウ
ム、銅などの金属材料にて構成すると共に、扉20を冷
蔵庫本体から引き出したときに、容器21内に冷気が進
入するのを防止するために、容器21の上面を覆う蓋2
4を設ける。なお、蓋24は枠部22の後端部に一端を
開閉可能に支持している。そして、上記容器21を野菜
室4内に収納することにより、冷却器8で発生した冷気
が容器21外側と野菜室4内面との間の空間を循環して
野菜を間接的に冷却する。
【0019】なお、容器21を金属製材料にて形成する
のは、容器21の外部に流れる熱交換器8からの冷気に
より、容器21を早く冷却し、容器21の表面の温度分
布の幅をできる限り小さくするためである。例えば、容
器21の表面の温度を3℃で一定に保ったとき、自然対
流により容器21内も同様の温度になる。また、容器2
1の蓋24であるが、これは蓋の機能として容器内への
冷気の流入防止用であるので、この材質については樹脂
であっても、熱伝導の良いアルミニウム、銅などの金属
材料であってもよい。以上のような構成にすることで、
容器21内への冷気の循環がなく閉鎖空間として形成さ
れることから、容器21内を高湿度状態に保つことが可
能になる。
【0020】こうして、野菜の最適貯蔵条件を満たす環
境が確保される。例えば、樹脂成型品からなる扉20を
設けた内容積70リットルのステンレス製の容器21
と、ステンレス製の蓋24を備え、野菜を入れて設置し
た状態で冷却した場合、容器21内の初期温度20℃、
初期湿度60%の条件が24時間経過後では温度2〜4
℃の安定した状態になる。
【0021】また、従来の冷蔵庫でのファンによる冷気
循環方式では野菜に含まれる水分が循環する冷気により
奪われ蒸散し、葉部分が萎れて鮮度が悪化する。しかし
ながら、本実施形態ではこの萎れの要因となる冷気の循
環がないため、自然対流による冷気が容器の周囲を循環
することになり、野菜から水分を奪う量が少なくなり鮮
度が保持される。これは、容器内に収納された野菜の重
量変化にも大きく現れる。
【0022】ほとんどの野菜においては、重量90%水
分が占めており、特に葉野菜では容器内の空気と接する
面積が大きいため、容器内の空気の循環量が多いほど、
水分の蒸散による重量減少が著しくなる。例えば、本実
施形態に基づく野菜室と従来の冷蔵庫の冷蔵室にホウレ
ンソウを保存したときの重量変化を図2に示す。
【0023】従来の冷蔵庫の冷蔵室に保存された野菜で
は、図2(ロ)の如く水分の蒸散により重量が急激に減
少して、可食機関が約2日間と大幅に短いが、本実施形
態の野菜庫に保存された野菜では図2(イ)に示す如く
重量減少が小さく、可食期間も約20日にまで延長され
た。このように本実施形態では、野菜の鮮度を保ちなが
ら長期保存が可能になる。
【0024】[第2の実施形態]本発明の冷蔵庫の第2
の実施形態は図3及び図4に示すように構成するもので
ある。図3及び図4において、30は樹脂製で野菜を収
納する容器、31は容器30の内面に配設する蓄冷部材
である。また、容器30の外面に蓄冷部材31を配設し
てもよい。なお、蓄冷部材31は、樹脂製もしくは、金
属製で中空の蓄冷容器と、蓄冷容器内に収納する蓄冷剤
とから構成する。そして、蓄冷剤の材質としては、塩化
物、安定剤、ゼラチン化剤等を混合してゲル化(凝固)
させたものを用い、蓄冷剤は容器30内での形状維持や
蓄冷特性の安定化を考慮して形成する。ここで、蓄冷部
材31を使用する理由は、野菜室4と容器30の外部と
の間の空間に流れる冷気が容器30の壁面を冷却し、容
器30内を自然対流により冷却する場合に、容器30の
壁面の温度分布の幅をできる限り小さくするためであ
る。
【0025】そして、容器31は上面に蓋32を有し、
蓋32は容器31の上面後端部に一端を開閉可能に支持
している。そして、蓋32の機能として容器30内への
冷気の流入防止用であるので、この材質については樹脂
であっても熱伝導の良いアルミニウム、銅などの材料で
あってもよい。
【0026】以上のような構成にすることで、冷却器か
らの冷気は容器30の外周部を流れ、容器30を介して
蓄冷部材31も冷却する。この時、冷蔵庫が設定温度に
達したとき、あるいは除霜モードに入ったときなどに、
容器30内の温度が上昇しようとする。しかしながら、
容器30内に蓄冷部材31を配設しているため、蓄冷部
材31が吸熱し容器30内の温度上昇を防止する。さら
に、容器30内への直接冷気の循環がなく、閉鎖空間と
して形成されることから容器30内を高湿度状態に保つ
ことが可能になる。
【0027】[第3の実施形態]本発明の第3の実施形
態は図5及び図6に示すように構成するものである。図
5において、野菜室4の内表面には、熱伝導製の良い金
属製の箱体41を配設し、該箱体41の内部には、野菜
を収納する樹脂製の容器42を引き出し可能に収納す
る。また、蓋43は容器42の上面を覆って密閉し、箱
体41内部に収納される。さらに、扉44は容器42の
側面に取り付け、野菜室4を密閉する。また、蓋43で
あるが、これは蓋の機能として容器内への冷気の流入防
止用であるので、この材質については樹脂であっても熱
伝導の良いアルミニウム、銅などの材料であってもよ
い。
【0028】そして、冷却器8からの冷気は箱体41と
野菜室4との間の空間を流れ、箱体41と容器42とを
冷却する。この時、冷蔵庫が設定温度に達したとき、あ
るいは除霜モードに入ったときなど、野菜室4内の温度
が上昇しようとする。しかしながら、箱体41が熱伝導
製がよい金属製材料にて構成されているため、金属によ
る蓄冷効果により、箱体41が容器42内の温度上昇を
防止する。さらに、容器42内への冷気の循環がなく、
閉鎖空間として形成されることから容器42内を高湿度
状態に保つことが可能になる。
【0029】[第4の実施形態]本発明の第4の実施形
態を図7乃至図9に基づいて説明する。図7において、
第4の実施形態の冷凍サイクルは、圧縮機50、凝縮器
51、絞り弁52、蒸発器53、補助蒸発器54で構成
する。そして、補助蒸発器54の冷媒配管56を野菜室
4の壁面部に分配配設することにより、冷風による冷却
だけではなく、冷媒配管56により野菜室4内部を直接
冷却するものである。
【0030】図8に示す断面図において、冷蔵庫本体の
野菜室4の内表面には、金属製の箱体55を配設し、箱
体55と野菜室4内表面との間に、補助蒸発器54に接
続される冷媒配管56を配設する。そして、野菜室4内
には、樹脂製の容器57を配設し、容器57には開閉自
在な蓋58を配設する。なお、容器の蓋58であるが、
これは蓋の機能として容器内への冷気の流入防止用であ
るので、この材質については樹脂であっても熱伝導の良
いアルミニウム、銅などの材料であってもよい。そし
て、野菜室4の扉59は容器57の側面に取り付ける。
【0031】また、図9に示すように、野菜室4には、
その内表面に箱体55を配設し、野菜室4の外表面に
は、冷媒が循環する冷媒配管56を配設している。
【0032】上記のような構成であれば、図7に示すよ
うに、圧縮機50で圧縮された冷媒は、凝縮器51、絞
り弁52を通り蒸発器53で蒸発することにより蒸発器
53をマイナス30℃程度まで冷却するが、冷媒の一部
は補助蒸発器54を0℃程度に冷却する。
【0033】この時、冷蔵庫が設定温度に達したとき、
あるいは除霜モードに入ったときなど野菜室4内の温度
が上昇しようとするが、野菜室4の内表面を熱伝導性が
よい金属製の箱体55で形成し、補助蒸発器54に接続
した冷媒配管56が箱体55を冷却するため、箱体55
による蓄冷効果により、容器57内の温度上昇を防止す
ることができる。さらに、容器内への冷気の循環がな
く、閉鎖空間として形成されることから容器内を高湿度
状態に保つことが可能になる。
【0034】[第5の実施形態]本発明の冷蔵庫の第5
の実施形態は図10に示すように構成するものである。
図10は容器60の断面図であり、アルミニウム、銅等
の熱伝導性の良い材料にて形成する金属製材料62を屈
曲形成し、金属製材料62の内表面及び外表面に樹脂膜
61を形成して、容器60を構成する。また、蓋43は
容器60を密閉し、野菜室扉64は容器60の側面に取
り付けられ、野菜室4を密閉する。
【0035】以上のような構成にすることで、容器60
が金属製材料62により蓄冷効果を有するだけでなく、
冷却器からの冷気が直接金属製材料62に触れることが
ないので、容器60の表面部が結露することがなく、容
器60内への冷気の循環がなく閉鎖空間として形成され
ることから、容器60内を高湿度状態に保つことが可能
になる。
【0036】[第6の実施形態]本発明の冷蔵庫の第6
の実施形態は図11に示すように構成するものである。
図11は容器70の断面図であり、容器70は、樹脂製
の外箱71と、樹脂製の内箱72にて構成し、外箱71
と内箱72との間に空間を形成し、この空間に蓄冷剤7
3を封入する。そして、蓄冷剤73の材質としては、塩
化物、安定剤、ゼラチン化剤等を混合してゲル化(凝
固)させたものを用いる。さらに、蓋74は容器70を
密閉し、野菜室扉75は容器70の側面に取り付けら
れ、野菜室4を密閉する。なお、上記内箱70及び外箱
71を、金属にて形成しても良い。
【0037】以上のような構成にすることで、冷却器か
らの冷気は野菜室と容器70との間の空間を流れ、外箱
71と内箱72との間に封入した蓄冷剤70を冷却す
る。この時、冷蔵庫が設定温度に達したとき、あるいは
除霜モードに入ったときなど野菜室4内の温度が上昇し
ようとする。しかしながら、蓄冷剤70が吸熱するた
め、容器70内の温度上昇を防止する。さらに、容器7
0内への冷気の循環がなく閉鎖空間として形成されるこ
とから、容器内を高湿度状態に保つことが可能になる。
【0038】[第7の実施形態]本発明の冷蔵庫の第7
の実施形態は図12に示すように構成するものである。
図12に示すように、野菜室4の内壁に蓄冷部材80を
貼付するものである。なお、蓄冷部材31は、樹脂製も
しくは、金属製で中空の蓄冷容器と、蓄冷容器内に収納
する蓄冷剤とから構成する。そして、蓄冷剤の材質とし
ては、塩化物、安定剤、ゼラチン化剤等を混合してゲル
化(凝固)させたものを用いる。なお、第7の実施形態
で用いる野菜を収納する容器は、樹脂製、金属製いずれ
を用いてもよいが、第3の実施形態で示した樹脂製の容
器42を用いる。
【0039】そして、容器42と蓄冷剤80との間の空
間に冷気が循環し、蓄冷部材80と容器42とを冷却す
る。この時、冷蔵庫が設定温度に達したとき、あるいは
除霜モードに入ったときなど野菜室4内の温度が上昇し
ようとする。しかしながら、野菜室4の内表面に蓄冷部
材80を貼付してるため、蓄冷効果により、蓄冷部材8
0が容器内の温度上昇を防止する。さらに、容器内への
冷気の循環がなく、閉鎖空間として形成されることから
容器内を高湿度状態に保つことが可能になる。
【0040】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は上記のように構成する
ものであり、請求項1記載の発明によれば、野菜室内
に、野菜を収納する容器と、該容器を密閉する蓋と、該
野菜室と該容器との間に冷気を流通して該容器内を冷却
する空間とを備える冷蔵庫において、上記容器を金属製
材料にて構成するため、容器内は上記空間を流通する冷
気により効率良く冷却され、さらに、蓋を有する構成と
し、かつ、容器が樹脂に比べて熱容量が大きい金属製て
あるので、容器内部の温度変動が少なくなり、容器内に
収容する野菜、果物等を長期間保存することができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記容器に蓄冷部材を配設するため、蓄冷部材により容器
内の温度変動が少なくなり、野菜、果物等を長期間保存
することができる。
【0042】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
上記容器の表面を被覆する樹脂膜を備えるため、温度の
変動時に容器への結露を防止することができる。
【0043】そして、請求項4に記載の発明によれば、
上記野菜室表面に蓄冷部材を備えるため、蓄冷部材によ
り容器内の温度変動が少なくなり、野菜、果物等を長期
間保存することができる。さらに、蓄冷部材は野菜室表
面に備えるため、容器自体の重さを軽くすることがで
き、容器の出し入れが容易となる。
【0044】また、請求項5に記載の発明によれば、野
菜室内に、野菜を収納する容器と、該容器を密閉する蓋
と、該野菜室と該容器との間に冷気を流通して該容器内
を冷却する空間とを備える冷蔵庫において、上記容器に
蓄冷部材を配設するため、蓄冷部材により容器内の温度
変動が少なくなり、野菜、果物等を長期間保存すること
ができる。
【0045】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
上記容器を外箱と内箱とから構成し、上記蓄冷部材は、
該外箱と該内箱との間に形成する空間と、該空間内に収
容する蓄冷剤とからなるため、容器内の蓄冷部材の蓄冷
効果により、容器内の温度変動が少なくなり、容器内の
温度変動を最小限に抑えることになる。
【0046】そして、請求項7に記載の発明によれば、
上記野菜室表面を冷却する冷媒配管を備えるため、野菜
室内を確実に冷却できるため。また、冷媒配管は野菜室
表面を冷却するだけなので、容器を局所的に冷却するこ
とがないため、容器内の温度を一定に保ちやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の第1の実施形態の容器と扉の
斜視図である。
【図2】野菜室における保存日数に対する野菜の重量変
化を示す特性図である。
【図3】本発明の冷蔵庫の第2の実施形態の容器の上方
斜視図である。
【図4】図3の容器の横断断面図である。
【図5】本発明の冷蔵庫の第3の実施形態の容器の側断
面図である。
【図6】図5の容器を収納する野菜室の斜視図である。
【図7】本発明の冷蔵庫の第4の実施形態の冷凍サイク
ルの説明図である。
【図8】本発明の冷蔵庫の第4の実施形態の野菜室の側
断面図である。
【図9】図8の補助蒸発器を備えた野菜室の上方斜視図
である。
【図10】本発明の冷蔵庫の第5の実施形態の容器の断
面図である。
【図11】本発明の冷蔵庫の第6の実施形態の容器の断
面図である。
【図12】本発明の冷蔵庫の第7の実施形態の野菜室の
斜視図である。
【図13】従来の冷蔵庫の側断面図である。
【図14】従来の冷蔵庫の冷凍サイクルの説明図であ
る。
【符号の説明】
8 冷却器 11 野菜容器 20 扉 21 容器 24 蓋 30 容器 31 蓄冷部材 32 蓋 41 内箱 42 容器 43 蓋 54 補助蒸発器 56 冷媒配管 57 容器 58 蓋 60 容器 61 樹脂膜 70 容器 71 外箱 72 内箱 73 蓄冷剤 80 蓄冷部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜室内に、野菜を収納する容器と、該
    容器を密閉する蓋と、該野菜室と該容器との間に冷気を
    流通して該容器内を冷却する空間とを備える冷蔵庫にお
    いて、 上記容器を金属製材料にて構成することを特徴とする冷
    蔵庫。
  2. 【請求項2】 上記容器に蓄冷部材を配設することを特
    徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 上記容器の表面を被覆する樹脂膜を備え
    ること特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 上記野菜室表面に蓄冷部材を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 野菜室内に、野菜を収納する容器と、該
    容器を密閉する蓋と、該野菜室と該容器との間に冷気を
    流通して該容器内を冷却する空間とを備える冷蔵庫にお
    いて、 上記容器に蓄冷部材を配設することを特徴とする冷蔵
    庫。
  6. 【請求項6】 上記容器を外箱と内箱とから構成し、上
    記蓄冷部材は、該外箱と該内箱との間に形成する空間
    と、該空間内に収容する蓄冷剤とからなることを特徴と
    する請求項2または5に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 上記野菜室表面を冷却する冷媒配管を備
    えることを特徴とする請求項1または5に記載の冷蔵
    庫。
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