JPH09243025A - 輻射型加熱装置のラジアントボックスおよびその製造方 法 - Google Patents

輻射型加熱装置のラジアントボックスおよびその製造方 法

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JPH09243025A
JPH09243025A JP4917096A JP4917096A JPH09243025A JP H09243025 A JPH09243025 A JP H09243025A JP 4917096 A JP4917096 A JP 4917096A JP 4917096 A JP4917096 A JP 4917096A JP H09243025 A JPH09243025 A JP H09243025A
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radiant
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box
radiant box
bodies
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JP4917096A
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Atsushi Takahashi
淳 高橋
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炉圧による変形に強い輻射型加熱装置のラジ
アントボックスの提供および安価な製造方法を提供す
る。 【解決手段】 輻射型加熱装置に使用されるラジアント
ボックスおよびその製造方法において、平行に配置され
た一対の平面板1、2の両端部に凸面が外側を向くよう
に半割り筒状体3、4が固着された輻射型加熱装置のラ
ジアントボックスである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輻射型加熱装置
に使用されるラジアントボックスおよびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板を焼鈍するラインにおいては、鋼板
の酸化を防止するために、無酸化雰囲気中で鋼板を加熱
するようにしている。このための加熱装置には、輻射型
加熱装置を使用するのが一般的である。輻射型加熱装置
のうち、輻射伝熱を行なわせる輻射装置としては、チュ
ーブ型(以下ラジアントチューブという)および箱型
(以下ラジアントボックスという)が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した輻射型加熱装
置として、ラジアントボックスを使用する場合、炉圧に
よりラジアントボックスが変形し破壊するので、ラジア
ントボックスの寿命が短いという問題点があった。
【0004】これは、図2(a)に示すように、断面が
矩形で上下左右の板厚tが同一のラジアントボックス2
1に、炉圧22が作用すると、図2(b)に示すよう
に、ラジアントボックス21が変形し、その曲げモーメ
ントがラジアントボックス21の短辺21aに集中し、
短辺21aに最大応力が集中するからである。
【0005】したがって、短辺21aを平面とするので
はなくて、凸曲面とすれば応力の集中を防止できるので
あるが、このような構造のラジアントボックスを一体的
に製造しようとすると製造費が高くなるという問題点が
あった。
【0006】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、ラジアントボ
ックスの短辺に応力が集中しないラジアントボックスの
提供および安価に製造することのできる輻射型加熱装置
のラジアントボックスの製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する第
一の手段は、輻射型加熱装置に使用されるラジアントボ
ックスにおいて、平行に配置された一対の平面板の両端
部に凸面が外側を向くように半割り筒状体が固着された
輻射型加熱装置のラジアントボックスである。
【0008】前述の第一の手段によれば、ラジアントボ
ックスの両端部を半割り筒状体としたので応力集中が緩
和され、また、半割り筒状体であるので、製作が安価で
ある。
【0009】前述の課題を解決する第二の手段は、輻射
型加熱装置に使用されるラジアントボックスの製造方法
において、一対の平面板を平行に配置し、この一対の平
面板の相対する一対の辺の近傍に、半割り筒状体を曲面
が外側を向くように配置し、これら一対の平面板と一対
の半割り筒状体を固着してなる輻射型加熱装置のラジア
ントボックス製造方法である。
【0010】前述の第二の手段によれば、一対の平面板
と一対の半割り筒状体を溶接等の固着手段で接続する製
造方法であるので、製造が容易であり、ラジアントボッ
クスの短辺に応力の集中しないラジアントボックスが安
価に製造できる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の輻射型加
熱装置のラジアントボックスの構造およびその製造方法
を、図1(a)〜(c)により説明する。このラジアン
トボックス製造方法は、図1(a)に示すように、ラジ
アントボックスの被加熱物と対面する位置には、一対の
平面板1および2を平行に配置し、この一対の平面板1
および2の被加熱物の進行方向と直交する二つの辺1
a、2aおよび1b、2bの近傍には、半割り筒状体3
および4を曲面が外側を向くように配置し、これら一対
の平面板1および2と一対の半割り筒状体3および4
を、図1(b)に示すように、溶接等で固着して接続す
る。そして、一対の平面板1および2と一対の半割り筒
状体3および4で囲まれた筒体5の一端部には、図1
(c)に示すように、エンドプレート6を、他端部には
バーナー取付部7を有するエンドプレート8を取り付け
て、ラジアントボックスを完成させるのである。
【0012】本発明の半割り筒状体3は、パイプを半割
りにしたものが用いられので既存のパイプが使用でき特
別な加工を要しない。また、固着手段は溶接の他に、鋳
込みによる接合でもよい。
【0013】本発明の輻射型加熱装置のラジアントボッ
クスおよびその製造方法は、前述の通りであるので、平
面板1および2の板厚t1 と半割り筒状体3および4の
板厚t2 とを、加熱条件に応じて適宜選択することによ
り、より一層炉圧により変形しにくいラジアントボック
スを製造することができる。
【0014】
【発明の効果】この発明により、炉圧により容易に変形
しない安価な輻射型加熱装置のラジアントボックスを製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のラジアントボックスの構造お
よびその製造方法を示す説明図であり、(a)は、平面
板と半割りパイプを配置した斜視図、(b)は平面板と
半割りパイプを溶接した斜視図、(c)はエンドプレー
トを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】炉圧によるラジアントボックスの変形を説明す
る説明図であり、(a)は変形前のラジアントボックス
の横断面図、(b)は変形後のラジアントボックスの横
断面図である。
【符号の説明】
1 平面板 2 平面板 3 半割り筒状体 4 半割り筒状体 5 筒体 6 エンドプレート 7 バーナー取付部 8 エンドプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻射型加熱装置に使用されるラジアント
    ボックスにおいて、平行に配置された一対の平面板の両
    端部に凸面が外側を向くように半割り筒状体が固着され
    た輻射型加熱装置のラジアントボックス。
  2. 【請求項2】 輻射型加熱装置に使用されるラジアント
    ボックスの製造方法において、一対の平面板を平行に配
    置し、この一対の平面板の相対する一対の辺の近傍に、
    半割り筒状体を曲面が外側を向くように配置し、これら
    一対の平面板と一対の半割り筒状体を固着してなる輻射
    型加熱装置のラジアントボックス製造方法。
JP04917096A 1996-03-06 1996-03-06 輻射型加熱装置のラジアントボックスおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3189664B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174403A (ja) * 1999-10-28 2002-06-21 Stein Heurtey 加熱装置

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