JPH09242843A - 駆動伝達切換機構 - Google Patents

駆動伝達切換機構

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Publication number
JPH09242843A
JPH09242843A JP8055826A JP5582696A JPH09242843A JP H09242843 A JPH09242843 A JP H09242843A JP 8055826 A JP8055826 A JP 8055826A JP 5582696 A JP5582696 A JP 5582696A JP H09242843 A JPH09242843 A JP H09242843A
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JP
Japan
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gear
drive transmission
drive
idler
swing
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Pending
Application number
JP8055826A
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English (en)
Inventor
Naomasa Kimura
直雅 木村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切換動作方向の制約を受けることなく、又、
駆動モータの大容量化を招くことなく、駆動伝達の切換
動作を確実に行うことができる駆動伝達切換機構を提供
すること。 【構成】 正・逆転駆動される駆動ギヤG1 と、該駆動
ギヤG1 に噛合するとともに駆動ギヤG1 との間に回動
自在に設けられた連結アーム1を介して揺動する揺動ギ
ヤG2 と、第1位置と第2位置にそれぞれ設けられた第
1アイドラギヤG3 及び第2アイドラギヤG4 を有し、
前記駆動ギヤG1 の正・逆転に伴って前記揺動ギヤG2
が揺動してこれが前記第1アイドラギヤG3 又は第2ア
イドラギヤG4 に選択的に噛合することによって駆動伝
達経路を切り換える駆動伝達切換機構において、前記揺
動ギヤG2 を前記第1及び第2アイドラギヤG4 ,G4
の何れにも噛合しない中立状態に保持する引っ張りバネ
(付勢手段)8と、中立状態において揺動ギヤG2 に係
合してこれに回転負荷を与える係合突起部(係合手段
を)7c含んで構成される切換補助手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揺動ギヤを利用し
て回転方向に応じて駆動伝達経路を切り換える駆動伝達
切換機構に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる駆動伝達切換機構の従来例を図1
0(a),(b)に示す。
【0003】即ち、図10(a),(b)は例えば複写
機等の画像形成装置の駆動系に組み込まれている駆動伝
達切換機構の構成図であり、該駆動伝達切換機構は、不
図示の正・逆転可能な駆動モータによって正・逆転駆動
される駆動ギヤG1 と、該駆動ギヤG1 に噛合するとと
もに駆動ギヤG1 との間に回動自在に設けられた連結ア
ーム101を介して揺動する揺動ギヤ(切換ギヤ)G2
と、第1位置と第2位置にそれぞれ設けられた第1アイ
ドラギヤG3 及び第2アイドラギヤG4 を含んで構成さ
れている。
【0004】而して、不図示の駆動モータの正転に基づ
いて駆動ギヤG1 が図10(a)に示すように矢印b方
向(反時計方向)に回転駆動されると、この駆動ギヤG
1 の駆動力によって前記揺動ギヤG2 は固定軸102を
中心として矢印方向(時計方向)に回転する同時に連結
アーム101に規制されながら駆動ギヤG2 の固定軸1
02を中心として反時計方向に揺動して第1アイドラギ
ヤG3 に噛合し、駆動ギヤG1 の回転を第1アイドラギ
ヤG3 に伝達してこれを同方向(反時計方向)に回転駆
動する。
【0005】上記状態において駆動モータが逆転する
と、駆動ギヤG1 も図10(b)に示すように矢印a方
向(時計方向)に逆転駆動され、この駆動ギヤG1 の駆
動力によって揺動ギヤG2 は固定軸102を中心として
矢印方向(反時計方向)に回転する同時に連結アーム1
01に規制されながら固定軸102を中心として時計方
向に揺動して第1アイドラギヤG3 から離れて第2アイ
ドラギヤG4 に噛合、駆動ギヤG1 の回転を第2アイド
ラギヤG4 に伝達してこれを同方向(時計方向)に回転
駆動する。
【0006】以上のように駆動モータの正・逆転に応じ
て駆動伝達経路を切り換えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駆動伝達切換機構には以下のような問題があった。
【0008】即ち、駆動ギヤG1 の基準ピッチ円半径を
r、揺動ギヤG2 の基準ピッチ円半径をR、揺動ギヤG
2 の質量をm、重力加速度をg、揺動ギヤG2 の空転ト
ルクをTG 、駆動ギヤG1 の駆動力をP、とするとき、
例えば揺動ギヤG2 が図10(b)に示すように第2ア
イドラギヤG4 に噛合している状態から駆動ギヤG1
逆転させて図10(a)に示すように揺動ギヤG2 の噛
合を第2アイドラギヤG4 から第1アイドラギヤG3
切り換えるためには、連結アーム101が受ける固定軸
102を中心とする反時計回りのモーメントMが正(M
>0)であることが必要である。つまり、次式が成立す
る必要がある。
【0009】
【数1】 M=P・r−m・g(R+r)・cosθ>0 …(1) P=TG /R …(2) ∴TG >(m・g(R+r)・cosθ)/r …(3) を満たすことが必要となる。尚、θは揺動ギヤG2 (連
結アーム101)の揺動角である。
【0010】従って、斯かる駆動伝達切換機構を或る動
力伝達系に組み込む場合は、揺動ギヤG2 (連結アーム
101)の揺動角θを可能な限り90°に近い値に設定
して(3)式中のcosθの値を小さく抑えることによ
って切換動作を容易に行うことができるように工夫した
り、揺動ギヤG2 の空転トルクTG を意図的に上げる手
段を講じることによって確実に切換動作が行われるよう
にしていた。このため、切換動作方向を設計上自由に選
択できなかったり、揺動ギヤG2 の空転トルクTG を意
図的に上げることによって駆動系のトルクが上昇し、結
果的により大きな起動トルクを発生し得る大容量の駆動
モータを使用しなければならない等の問題があった。
【0011】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、切換動作方向の制約を受ける
ことなく、又、駆動モータの大容量化を招くことなく、
駆動伝達の切換動作を確実に行うことができる駆動伝達
切換機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、正・逆転駆動される駆動ギ
ヤと、該駆動ギヤに噛合するとともに駆動ギヤとの間に
回動自在に設けられた連結アームを介して揺動する揺動
ギヤと、第1位置と第2位置にそれぞれ設けられた第1
アイドラギヤ及び第2アイドラギヤを有し、前記駆動ギ
ヤの正・逆転に伴って前記揺動ギヤが揺動してこれが前
記第1アイドラギヤ又は第2アイドラギヤに選択的に噛
合することによって駆動伝達経路を切り換える駆動伝達
切換機構において、前記揺動ギヤを前記第1及び第2ア
イドラギヤの何れにも噛合しない中立状態に保持する付
勢手段と、中立状態において揺動ギヤに係合してこれに
回転負荷を与える係合手段を含んで構成される切換補助
手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記揺動ギヤの揺動中心を中心として揺動
可能な切換補助部材を設け、該切換補助部材に中立状態
において前記揺動ギヤの歯面に係合する係合突起部を形
成し、該係合突起部で前記係合手段を構成したことを特
徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、切換補助部材を固設し、中立状態において
互いに係合する係合突起を前記切換補助部材と前記揺動
ギヤにそれぞれ突設し、両係合突起で前記係合手段を構
成したことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、前記付勢手段を、前記連結アームと
前記切換補助部材との間に介設したことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記付勢手段を引っ張りバネで構成したこ
とを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1〜4又は
5記載の駆動伝達切換機構を画像形成装置のシート材給
送装置又は原稿移動式画像形成装置の原稿移動系に用い
ることを特徴とする。
【0018】本発明に係る駆動伝達切換機構において
は、揺動ギヤが第1又は第2アイドラギヤの何れか一方
に噛合している状態では、切換補助手段を構成する付勢
手段によって揺動ギヤを中立状態へ戻そうとする復元力
が作用しているため、駆動伝達の切り換えに際して駆動
ギヤが逆転を開始した瞬間に揺動ギヤは付勢手段の復元
力によってアイドラギヤから速やかに離間して中立状態
に戻される。そして、中立状態においては、切換補助手
段を構成する係合手段によって揺動ギヤの回転が阻止さ
れてこれに回転負荷が与えられるため、この回転負荷を
受けて揺動ギヤは容易に揺動して他方のアイドラギヤに
確実に噛合する。
【0019】従って、本発明によれば、駆動ギヤの正・
逆転に連動して揺動ギヤのアイドラギヤとの噛合を切換
補助手段によって必要最小限の力で容易に切り換えるこ
とができるため、揺動ギヤや連結アーム等の揺動部材の
自重に伴う切換動作の信頼性低下や揺動ギヤの揺動角度
等の設計上の制約、更には駆動モータの大容量化を招く
ことなく、駆動伝達経路を容易、且つ、確実に切り換え
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0021】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る駆動伝達切換機構の正面図、図2は図1のA
−A線断面図、図3(a)〜(e)は同駆動伝達切換機
構の作用説明図である。
【0022】本実施の形態に係る駆動伝達切換機構は、
例えば複写機、レーザビームプリンタ、印刷機等の画像
形成装置のシート材給送装置の駆動系に組み込まれるも
のであって、これは不図示の正・逆転可能な駆動モータ
によって正・逆転駆動される駆動ギヤG1 と、該駆動ギ
ヤG1 に噛合するとともに駆動ギヤG1 との間に回動自
在に設けられた連結アーム1を介して揺動する揺動ギヤ
(切換ギヤ)G2 と、第1位置と第2位置にそれぞれ設
けられた第1アイドラギヤG3 及び第2アイドラギヤG
4 を含んで構成されている。
【0023】上記駆動ギヤG1 は水平な固定軸2に回転
自在に支承されており、又、前記第1アイドラギヤG
3 、第2アイドラギヤG4 は前記揺動ギヤG2 の上下の
第1位置と第2位置にそれぞれに配されており、これら
は水平な固定軸3,4によってそれぞれ回転自在に支承
されている。そして、固定軸2,3,4は図2に示す固
定プレート5に固定されている。
【0024】又、前記連結アーム1は、その一端が前記
固定軸2に揺動可能に連結されており、その中間部に固
定された揺動軸6には前記揺動ギヤG2 が回転自在に支
承されている。従って、揺動ギヤG2 は揺動軸6を中心
として回転するとともに、駆動ギヤG1 に噛合しながら
固定軸2を中心として揺動可能に構成されている。尚、
連結アーム1の他端には突起1aが突設されており、該
突起1aは前記固定プレート5に形成された円弧状のガ
イド溝5a(図1に鎖線にて表示)に摺動自在に係合さ
れている。
【0025】而して、駆動ギヤG1 を支承する前記固定
軸2には切換補助板7が揺動自在に連結されている。こ
の切換補助板7は固定軸2を中心とする扇形状に成形さ
れており、その中央部には矩形の開口部7aが形成され
ており、この開口部7aに前記揺動軸6の端部が臨んで
いる。そして、切換補助板7の開口部7aの長手方向両
端部にはフック7bが形成されており、これらのフック
7bには、揺動軸6を貫通して連結アーム1の長さ方向
に配された引っ張りバネ8の両端部が掛けられている。
又、この切換補助板7の円弧状の外径部中央には、図1
に示すように揺動ギヤG2 が第1及び第2アイドラギヤ
3 ,G4 の何れにも噛合していない中立状態において
揺動ギヤG2 の歯面に係合する係合突起部7cが揺動ギ
ヤG2 側に突設されている。
【0026】而して、付勢手段を構成する前記引っ張り
バネ8と係合手段を構成する上記係合突起部7cが切換
補助手段を構成するが、該切換補助手段を備える駆動伝
達切換機構の作用を図3(a)〜(e)に基づいて説明
する。
【0027】図3(a)に示すように不図示の駆動モー
タによって駆動ギヤG1 が反時計方向に回転駆動される
と、該駆動ギヤG1 に噛合する揺動ギヤG2 は、揺動軸
6を中心として逆方向(時計方向)に回転しながら、駆
動ギヤG1 からの駆動力によって連結アーム1と共に固
定軸2を中心として反時計方向に第2位置に向かって揺
動して第2アイドラギヤG4 に噛合する。すると、駆動
ギヤG1 の回転は揺動ギヤG2 を経て第2アイドラギヤ
4 に伝達され、第2アイドラギヤG4 が駆動ギヤG1
と同方向(反時計方向)に回転駆動される。このとき、
引っ張りバネ8と揺動軸6を介して連結アーム1に連結
された切換補助板7も連結アーム1と共に固定軸2を中
心として同方向に揺動し、図示のように固定軸2に当接
して静止するが、その後も揺動ギヤG2 と連結アーム1
が更に揺動することによって揺動軸6が切換補助板7に
対して移動するため、引っ張りバネ8は揺動軸6によっ
て引っ張られて図示のように変形し、揺動ギヤG2 を図
1及び図3(c)に示す中立状態へ戻す方向の復元力
(付勢力)P2 を発生する。尚、揺動ギヤG2 と第2ア
イドラギヤG4 との軸間距離は、連結アーム1に突設さ
れた突起1aが前述のように固定プレート5に形成され
たガイド溝5aに係合することによって常に一定に保た
れている。
【0028】而して、揺動ギヤG2 には、これの第2ア
イドラギヤG4 との噛合を解除する方向に復元力P2
作用するが、該揺動ギヤG2 の第2アイドラギヤG4
の噛合状態が維持されるためには、連結アーム1の固定
軸2を中心とする反時計方向のモーメントMが正(M>
0)となるように引っ張りバネ8の仕様を設定する必要
がある。つまり、揺動ギヤG2 が時計方向に回転してい
るときにこれが駆動ギヤG1 から受ける接線方向の駆動
力をP1 、引っ張りバネ8の復元力の駆動ギヤG1 と揺
動ギヤG2 の軸間線分に垂直な方向の成分をP2 、揺動
ギヤG2 の自重による固定軸2の回りのモーメントをM
1 、連結アーム1の自重による固定軸2の回りのモーメ
ントをM2 、切換補助板7の自重による固定軸2の回り
のモーメントをM3 とすると、次式が満足されるように
引っ張りバネ8の仕様を設定する必要がある。
【0029】
【数2】 M=(P1 ・R+M1 +M2 +M3 )−P2 (R+r)>0 …(4) ∴P2 <(P1 ・R+M1 +M2 +M3 )/(R+r) …(5) 次に、駆動モータの回転の反転により駆動ギヤG1 の回
転方向が反時計方向から時計方向へ切り換えられると、
図3(b),(c)に示すように、揺動ギヤG2 は連結
アーム1と連動して固定軸2を中心として第2位置から
第1位置に向かって揺動を開始する。
【0030】而して、駆動ギヤG1 の反時計方向の回転
が停止した瞬間においては、揺動ギヤG2 が駆動ギヤG
1 から受けていた駆動力P1 が消失する(P1 =0)。
従って、図3(a)に示すように揺動ギヤG2 が第2ア
イドラギヤG4 に噛合している状態から揺動ギヤG2
第2アイドラギヤG1 から切り離してこれを第1位置側
へ揺動せしめるためには、連結アーム1の固定軸2を中
心とする反時計方向のモーメントMが負(M<0)とな
るように引っ張りバネ8の仕様を設定する必要がある。
即ち、前記(4)式においてP1 =0としてM<0とな
る条件を求めれば、次式が得られる。
【0031】
【数3】 M=M1 +M2 +M3 −P2 (R+r)<0 …(6) ∴P2 >(M1 +M2 +M3 )/(R+r) …(7) 従って、上記(7)式が満たされるように引っ張りバネ
8の仕様(バネ定数等)を設定すれば、該引っ張りバネ
8の復元力P2 を受けて揺動ギヤG2 は連結アーム1及
び切換補助板7と共に図3(b)に示す状態から図3
(c)に示す中立状態に戻される。この中立状態におい
ては、前述のように切換補助板7に設けられた係合突起
部7cが揺動ギヤG2 の歯面に係合して揺動ギヤG2
回転を阻止する。
【0032】而して、図3(c)に示す中立状態におい
て不図示の駆動モータの反転した駆動力が駆動ギヤG1
に伝達され、該駆動ギヤG1 が逆転(時計方向の回転)
を開始すると、揺動ギヤG2 は切換補助板7に設けられ
た係合突起部7cによって回転が阻止されているため、
該揺動ギヤG2 には一定の負荷トルクが発生し、その反
力として揺動ギヤG2 は駆動ギアG1 から回転負荷とし
て接線力P3 を受ける。
【0033】従って、図3(c)に示す中立状態から揺
動ギヤG2 が第1位置側に向かって揺動するためには、
連結アーム1の固定軸2を中心とする反時計回りのモー
メントMが負(M<0)となる必要があり、次式を満足
するように引っ張りバネ8と係合突起部7cの仕様を設
定する必要がある。
【0034】
【数4】 M=M1 +M2 +M3 −P3 ・R<0 …(8) ∴P3 >(M1 +M2 +M3 )/R …(9) 而して、揺動ギヤG2 の回転が係合突起部7cによって
阻止されたまま駆動ギヤG1 に時計方向の回転力が伝達
され続けると、揺動ギヤG2 は接線力P3 によって連結
アーム1及び切換補助板7と共に図3(c)に示す中立
状態から固定軸2を中心として時計方向に回動し、図3
(c)に示す状態に至る。この動作を更に詳細に説明す
ると、切換補助板7の係合突起部7cが揺動ギヤG2
歯面に係合している間は揺動ギヤG2 は上述の揺動を行
うが、係合突起部7cの揺動ギヤG2 との係合状態が解
除されと直ちに揺動ギヤG2 は第1アイドラギアG3
噛合する。従って、図3(d)に示す状態に速やかに移
行し、駆動ギヤG1 の時計方向方向の回転が揺動ギヤG
2 を介して第1アイドラギヤG3 に伝達される状態への
移行が終了する。
【0035】そして、揺動ギヤG2 が第1アイドラギヤ
3 に一旦噛合すると、図3(e)に示すように、その
後は下流側の負荷で発生する接線力P4 が揺動ギヤG2
に作用する。従って、この接線力P4 による連結アーム
1の固定軸2を中心とする時計方向のモーメント(第1
アイドラギヤG3 の負荷により発生するモーメント)を
4 、引っ張りバネ8の復元力の駆動ギヤG1 と揺動ギ
ヤG2 の軸間線分に垂直な方向の成分をP2 とすると、
モーメントM4 は他のモーメントM1 ,M2 ,M3 に比
べて十分に大きいため、次式で表される連結アーム1の
固定軸2を中心とする反時計方向のモーメントMは負
(M<0)となる。
【0036】
【数6】 M=M1 +M2 +M3 +P2 (R+r)−M4 <0 …(10) 従って、揺動ギヤG2 は第1アイドラギヤG3 と噛合す
る第1位置に付勢され続け、駆動ギヤG1 の時計方向の
回転は揺動ギヤG2 を介して第1アイドラギヤG3 に伝
達され、該第1アイドラギヤG3 が駆動ギヤG1 と同方
向(時計方向)に回転駆動される。
【0037】以上のように、本実施の形態に係る駆動伝
達切換機構においては、駆動ギヤG1 の正・逆転よって
揺動ギヤG2 が揺動して第1アイドラギヤG3 又は第2
アイドラギヤG4 に選択的に噛合することによって、駆
動伝達経路が切り換えられる。
【0038】次に、本実施の形態に係る駆動伝達切換機
構を利用した画像形成装置のシート材給送装置の構成と
作用を図4(a),(b)及び図5(a)〜(d)に基
づいて説明する。尚、図4(a),(b)はシート材給
送装置の側面図、図5(a)〜(d)はシート材給送装
置の作用説明図(図4に示すシート材給送装置を裏側か
ら見た図)であり、これらの図においては図1乃至図3
に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0039】このシート材給送装置は、図4において時
計方向に回転してシート材Sを給送する給紙ローラ10
と、該給紙ローラ10に付勢されて分離ニップ部を形成
する分離パッド12と、給送ローラ10と同期して同軸
上を回転する中板カム13と、該中板カム13にその一
部が係合されて圧縮バネ14により付勢された回動可能
な中板11とを備えている。尚、給紙ローラ10は、回
転軸9に関して偏心した非円形形状に成形されている。
【0040】以上の構成を有するシート材給送装置が給
送スタンバイ状態にあるときには、図4(b)に示すよ
うに、給紙ローラ10は分離パッド12から離間した状
態に保たれ、中板11は中板カム13のカム面によって
給送ローラ10から遠ざかる位置に退避している。
【0041】而して、不図示の制御部からの給送スター
ト信号に従って動作を開始した不図示の駆動モータの回
転によって給送ローラ10が時計方向の回転を開始する
と、該給送ローラ10は図4(b)に示す状態から略半
回転した図4(a)に示す状態に至る。この間、給送ロ
ーラ10及び中板カム13の回転に伴い、中板11は給
送ローラ10に対して押圧位置に到達し、積層されたシ
ート材Sを給送ローラ10との間で狭持してシート材S
の給送を行う。そして、給送されたシート材Sは分離パ
ッド12と給送ローラ10から成るニップ部を通過する
ことで重送を防止され、確実に1枚ずつ給送される。
【0042】ところで、上記シート材Sの給送におい
て、該シート材Sを給送する時間的インターバルと給送
ローラ10の回転数が一致しないときには、給送ローラ
10は或る角度回転しては停止することにより、給送イ
ンターバルと該給送ローラ10の1回転動作とが同期す
るように制御される必要がある。この同期制御を前述の
駆動伝達切換機構を利用して行うが、その場合の作用を
図5(a)〜(f)に基づいて以下に説明する。
【0043】シート材給送スタート前は図5(a)に示
す状態にあり、揺動ギヤG2 は第2アイドラギヤG4
噛合している。そして、不図示の駆動モータの回転によ
り図5(b)に示すように駆動ギヤG1 が時計方向の回
転を始めると、連結アーム1が固定軸2を中心に時計方
向に揺動し、図示のように揺動ギヤG2 が第1アイドラ
ギアG3 に噛合する。これにより給送ローラ10と直結
する給紙ギヤ15が図5(b)において反時計方向に回
転駆動される。
【0044】ここで、上記給紙ギヤ15は欠歯ギヤ形状
に成形されており、これは図5(c)に示す状態で回転
が停止する。
【0045】続いて、次なる給紙タイミングになる前に
駆動モータは反転し、該駆動モータから駆動ギヤG1
伝達される回転は時計方向から反時計方向に切り換えら
れる。すると、図5(d)に示すように、揺動ギヤG2
は連結アーム1と共に固定軸2を中心として反時計方向
に揺動して第2アイドラギヤG4 に噛合し、該第2アイ
ドラギアG4 を介して給紙ギヤ15を反時計方向に回転
駆動し、図5(a)に示すシート材給送前の状態に至っ
て停止する。
【0046】而して、本実施の形態に係る駆動伝達切換
機構においては、揺動ギヤG2 が第1アイドラギヤG3
又は第2アイドラギヤG4 の何れか一方に噛合している
状態では、引っ張りバネ8によって揺動ギヤG2 を中立
状態へ戻そうとする復元力が作用しているため、駆動伝
達の切り換えに際して駆動ギヤG1 が逆転を開始した瞬
間に揺動ギヤG2 は引っ張りバネ8の復元力によってア
イドラギヤG3 (又はG4 )から速やかに離間して中立
状態に戻される。そして、中立状態においては、切換補
助板7の係合突起部7cによって揺動ギヤG2 の回転が
阻止されてこれに回転負荷が与えられるため、この回転
負荷を受けて揺動ギヤG2 は容易に揺動して他方のアイ
ドラギヤG4 (又はG3 )に確実に噛合する。
【0047】従って、本実施の形態によれば、駆動ギヤ
1 の正・逆転連動して揺動ギヤG2 のアイドラギヤG
3 ,G4 との噛合を切換補助手段によって必要最小限の
力で容易に切り換えることができるため、揺動ギヤG2
や連結アーム1等の揺動部材の自重に伴う切換動作の信
頼性低下や揺動ギヤG2 の揺動角度等の設計上の制約を
伴うことがなく、又、不図示の駆動モータの大容量化を
招くことがない。このため、当該駆動伝達切換機構を設
計上の制約を伴うことなく任意の装置の駆動伝達系に容
易に組み込んで駆動伝達経路の切り換えに有用に供する
ことができる。
【0048】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図6乃至図8に基づいて説明する。尚、図6は本
発明の実施の形態2に係る駆動伝達切換機構の正面図、
図7は図6の矢視B方向の図、図8(a)〜(f)は同
駆動伝達切換機構の作用説明図であり、これらの図にお
いては図1乃至図3に示したと同一要素には同一符号を
付しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0049】本実施の形態は、中立状態において揺動ギ
ヤG2 に回転負荷を与えるための係合手段を揺動ギヤG
2 の側面を利用して設けたものであって、本実施の形態
では切換補助板7は固定されている。
【0050】即ち、図6及び図7に示すように、切換補
助板7は固定されており、該切換補助板7と連結アーム
1とは、揺動ギヤG2 と連結アーム1を中立状態に維持
するための引っ張りバネ8によって直接連結されてい
る。即ち、引っ張りバネ8は、切換補助板7の端部に突
設されたフック7bと連結アーム1の端部に形成された
円孔1bにその両端部がそれぞれ掛けられて張設されて
おり、これは揺動ギヤG2 と連結アーム1を中立状態に
復元せしめるための復元力を発生する。
【0051】又、切換補助板7には係合突起7dが揺動
ギヤG2 の側面に向かって突設されており、揺動ギヤG
2 の切換補助板7に対向する側面には複数の係合突起1
6が突設され、両係合突起7d,16は係合手段を構成
しており、揺動ギヤG2 が第1及び第2アイドラギヤG
3 ,G4 の何れにも噛合しない中立状態においては、両
係合突起7d,16が互いに係合して揺動ギヤG2 の回
転が阻止され、該揺動ギヤG2 に所定の回転負荷が付与
される。
【0052】次に、本実施の形態に係る駆動伝達切換機
構の作用を図8(a)〜(f)に基づいて説明する。
【0053】図8(a)は駆動ギヤG1 が反時計方向に
回転駆動されて揺動ギヤG2 が第2アイドラギヤG4
噛合している状態を示すが、このように揺動ギヤG2
第2アイドラギヤG4 に噛合している状態では、切換補
助板7の係合突起7dと揺動ギヤG2 の側面に突設され
た係合突起16は係合せず、揺動ギヤG2 は自由に回転
して第2アイドラギヤG4 を駆動ギヤG1 の回転方向と
同方向(反時計方向)に回転駆動する。
【0054】次に、駆動ギヤG1 の回転が逆転してその
回転方向が反時計方向から時計方向に切り換わったと
き、図8(b)に示すように引っ張りバネ8の復元力に
よって揺動ギヤG2 は第2アイドラギヤG4 から離間
し、固定軸2を中心として時計方向に揺動する。する
と、図8(c)に示すように、揺動ギヤG2 の係合突起
16と切換補助板7の突起7dとが互いに係合して揺動
ギヤG2 の回転が阻止される。このため、図8(d),
(e)に示すように揺動ギヤG2 は連結アーム1と共に
固定軸2を中心として時計方向に揺動し、図8(f)に
示すように第1アイドラギヤG3 に噛合し、該第1アイ
ドラギヤG3 を駆動ギヤG1 の回転方向と同方向(時計
方向)に回転駆動する。尚、揺動ギヤG2 が第1アイド
ラギヤG3 に噛合すると、切換補助板7の係合突起7d
と揺動ギヤG2 の係合突起16との係合が解除され、揺
動ギヤG2 は自由に回転して前述のように第1アイドラ
ギアG3を回転駆動し、ここに切換動作が終了する。
【0055】次に、本実施の形態に係る駆動伝達切換機
構を利用した原稿台移動式画像形成装置の駆動伝達系を
図9に基づいて説明する。尚、図9は原稿台移動式画像
形成装置の駆動伝達系の一部を示す側面図であり、本図
においては図6乃至図8において示したと同一要素には
同一符号を付している。
【0056】図9に示す駆動伝達系に設けられた駆動伝
達切換機構は、大小異径の段ギヤG31,G32で構成され
る第1アイドラギアG3 と同じく大小異径の段ギヤ
41,GG42で構成される第2アイドラギヤ4 を有して
おり、これらの第1及び第2アイドラギヤG3 ,G4
各大径側のギヤG31,G41は共に原稿台駆動ギヤ17に
噛合している。尚、原稿台駆動ギヤ17は、不図示の原
稿台とプラテンガラスと一体のラックギヤ18に噛合し
てこれを駆動するよう構成されている。
【0057】而して、図9に示すように駆動ギヤG1
反時計方向に回転駆動されて揺動ギヤG2 が第1アイド
ラギヤG3 の小径側のギヤG32に噛合している状態で
は、駆動ギヤG1 の回転は揺動ギヤG2 を介して原稿台
駆動ギヤ17に伝達され、該原稿台駆動ギヤ17が反時
計方向に増速されて回転駆動されるため、ラックギヤ1
8は図示矢印方向(左方向)に早い速度で直線移動せし
められる。
【0058】そして、駆動ギヤG1 が逆転されてその回
転方向が時計方向に切り換えられると、揺動ギヤG2
連結アーム1と共に固定軸2を中心として時計方向に揺
動し、図9に鎖線にて示すように第2アイドラギヤG4
の小径側ギヤG42に噛合するため、原稿台駆動ギヤ17
が減速されて時計方向に回転し、従って、該原稿台駆動
ギヤ17に噛合するラックギヤ18の移動方向も反転
し、該ラックギヤ18は破線矢印方向(右方向)に遅い
速度で直線移動せしめられる。
【0059】以上説明した原稿台移動式画像形成装置の
駆動伝達系においても本実施の形態に係る駆動伝達切換
機構が採用されているため、第1及び第2アイドラギヤ
3,G4 の配置に制約を伴うことがなく、これらを自
由に配置することができる。従って、第1及び第2アイ
ドラギヤG3 ,G4 を段ギヤG31,G32、G41,G42
してこれらの歯数をそれぞれ自在に設定することによっ
て、前述のようにラックギヤ18の増速又は減速を自由
に行うこともできる。その他、本実施の形態においても
前記実施の形態1と同様の効果が得られることは勿論で
ある。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、正・逆転駆動される駆動ギヤと、該駆動ギヤに
噛合するとともに駆動ギヤとの間に回動自在に設けられ
た連結アームを介して揺動する揺動ギヤと、第1位置と
第2位置にそれぞれ設けられた第1アイドラギヤ及び第
2アイドラギヤを有し、前記駆動ギヤの正・逆転に伴っ
て前記揺動ギヤが揺動してこれが前記第1アイドラギヤ
又は第2アイドラギヤに選択的に噛合することによって
駆動伝達経路を切り換える駆動伝達切換機構において、
前記揺動ギヤを前記第1及び第2アイドラギヤの何れに
も噛合しない中立状態に保持する付勢手段と、中立状態
において揺動ギヤに係合してこれに回転負荷を与える係
合手段を含んで構成される切換補助手段を設けたため、
切換動作方向の制約を受けることなく、又、駆動モータ
の大容量化を招くことなく、駆動伝達の切換動作を確実
に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る駆動伝達切換機構
の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る駆動伝達切換機構
の作用説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る駆動伝達切換機構
を備えるシート材給送装置の側面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る駆動伝達切換機構
を備えるシート材給送装置の作用説明図(図4に示すシ
ート材給送装置を裏側から見た図)である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る駆動伝達切換機構
の正面図である。
【図7】図6の矢視B方向の図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る駆動伝達切換機構
の作用説明図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る駆動伝達切換機構
を備える原稿台移動式画像形成装置の駆動伝達系の一部
を示す側面図である。
【図10】従来の駆動伝達機構の構成図である。
【符号の説明】
1 連結アーム 2 固定軸 7 切換補助板(切換補助部材) 7c 係合突起部(係合手段) 7d,16 係合突起(係合手段) 8 引っ張りバル(付勢手段) G1 駆動ギヤ G2 揺動ギヤ G3 第1アイドラギヤ G4 第2アイドラギヤ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正・逆転駆動される駆動ギヤと、該駆動
    ギヤに噛合するとともに駆動ギヤとの間に回動自在に設
    けられた連結アームを介して揺動する揺動ギヤと、第1
    位置と第2位置にそれぞれ設けられた第1アイドラギヤ
    及び第2アイドラギヤを有し、前記駆動ギヤの正・逆転
    に伴って前記揺動ギヤが揺動してこれが前記第1アイド
    ラギヤ又は第2アイドラギヤに選択的に噛合することに
    よって駆動伝達経路を切り換える駆動伝達切換機構にお
    いて、 前記揺動ギヤを前記第1及び第2アイドラギヤの何れに
    も噛合しない中立状態に保持する付勢手段と、中立状態
    において揺動ギヤに係合してこれに回転負荷を与える係
    合手段を含んで構成される切換補助手段を設けたことを
    特徴とする駆動伝達切換機構。
  2. 【請求項2】 前記揺動ギヤの揺動中心を中心として揺
    動可能な切換補助部材を設け、該切換補助部材に中立状
    態において前記揺動ギヤの歯面に係合する係合突起部を
    形成し、該係合突起部で前記係合手段を構成したことを
    特徴とする請求項1記載の駆動伝達切換機構。
  3. 【請求項3】 切換補助部材を固設し、中立状態におい
    て互いに係合する係合突起を前記切換補助部材と前記揺
    動ギヤにそれぞれ突設し、両係合突起で前記係合手段を
    構成したことを特徴とする請求項1記載の駆動伝達切換
    機構。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段は、前記連結アームと前記
    切換補助部材との間に介設されることを特徴とする請求
    項2又は3記載の駆動伝達切換機構。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は引っ張りバネで構成され
    ることを特徴とする請求項4記載の駆動伝達切換機構。
  6. 【請求項6】 画像形成装置のシート材給送装置又は原
    稿移動式画像形成装置の原稿移動系に用いられることを
    特徴とする請求項1〜4又は5記載の駆動伝達切換機
    構。
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