JPH09241622A - 防汚加工剤組成物 - Google Patents

防汚加工剤組成物

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JPH09241622A
JPH09241622A JP7825496A JP7825496A JPH09241622A JP H09241622 A JPH09241622 A JP H09241622A JP 7825496 A JP7825496 A JP 7825496A JP 7825496 A JP7825496 A JP 7825496A JP H09241622 A JPH09241622 A JP H09241622A
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JP
Japan
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group
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fluorine
water
oil
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JP7825496A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
浩一 山口
Hirobumi Kinoshita
博文 木下
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維等を処理した場合に、撥水性、撥油性、
汚れの離脱性等の性能に優れ、しかもこれらの性能の耐
久性にも優れた防汚加工剤組成物の提供。 【解決手段】 (A)フッ素系撥水撥油剤、及び(B)
シランカップリング剤を含有する防汚加工剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維に付着した汚
れを除去し易くする防汚加工剤組成物に関し、さらに詳
しくは、防汚効果に優れた防汚加工剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維や織物に撥水撥油性を付与
し、かつ繊維等に付着した汚れを洗濯等により除去し易
くする防汚加工剤として、フルオロアルキル基を含有す
るアクリ酸エステル又はメタクリル酸エステル[以下、
アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルを総括し
て(メタ)アクリル酸エステルという]、ポリオキシア
ルキレングリコールのモノ(メタ)アクリル酸エステ
ル、及びアクリロニトリル又はメタクリロニトリルの共
重合体が知られている(特公昭52−35033号公報
参照)。また、繊維の汚れの離脱性能、洗濯を重ねた場
合における汚れの離脱性能の耐久性(以下、耐久性とい
う)、該加工剤で処理された繊維の柔軟性等を向上させ
ることを目的に、フルオロアルキル基を含有する(メ
タ)アクリル酸エステルと、ポリオキシアルキレングリ
コールのジ(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体か
らなる防汚加工剤が提案されている(特公昭63−47
4号公報参照)。しかし、これらの防汚加工剤は耐久性
が未だ不十分であり、満足する性能を有するまでには至
っていない。また、フルオロアルキル基を含有する(メ
タ)アクリル酸エステルと、これと重合し得る種々の化
合物との共重合体からなる防汚加工剤について耐久性が
検討されているが、十分に耐久性が改善されたものは上
市されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、繊維
等を処理した場合に、撥水性、撥油性、汚れの離脱性等
の性能に優れるのみならず、これらの性能の耐久性にも
優れた防汚加工剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)フッ素
系撥水撥油剤、及び(B)シランカップリング剤を含有
する防汚加工剤組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。(A)フッ素系撥水撥油剤 本発明の組成物に使用するフッ素系撥水撥油剤として
は、例えば、フルオロアルキル基を有するアクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルからなる群から選ば
れる少なくとも1種、即ち、(メタ)アクリル酸エステ
ルと、該成分と重合可能なエチレン性不飽和二重結合
を有する化合物との共重合体が挙げられ、代表的なもの
としては該成分と、下記一般式(1): CH2 =CR1 CO−(OR2 n −R3 (1) (式中、R1 は水素原子又はメチル基であり、R2 はア
ルキレン基であり、R3はヒドロキシル基又はアルコキ
シル基であり、nは3〜50の整数である)で表される
(メタ)アクリル酸エステルと、下記一般式(2): CH2 =CR1 COOR4 (2) (式中、R1 は前記と同じであり、R4 はアルキル基の
少なくとも一つの水素原子がヒドロキシル基で置換され
た基である)で表される(メタ)アクリル酸エステルと
を単量体単位として含む共重合体からなるフッ素系撥水
撥油剤が挙げられる。
【0006】 フルオロアルキル基を有する(メタ)
アクリル酸エステル 前記成分は、共重合体に主に撥水撥油性を付与する成
分であり、具体的には、例えば、下記一般式(3): Rf−XOCOCR1 =CH2 (3) [式中、Rfはフルオロアルキルであり、R1 は水素原
子又はメチル基であり、Xはアルキレン基、下記一般
式: −SO2 NR5 −R6 − (式中、R5 は水素原子又はアルキル基であり、R6
アルキレン基である)で表される基、又は下記一般式: −CH2 CH(OR7 )CH2 − (式中、R7 は水素原子又はアシル基である)で表され
る基である]で表されるものが挙げられる。
【0007】前記Rfのフルオロアルキル基としては、
例えば、下記一般式: CP 2P+1− (式中、pは3〜20の整数である)で表される直鎖状
又は分岐状のパーフルオロアルキル基又は該基の一部の
フッ素原子が水素原子若しくは塩素原子で置換されたフ
ルオロアルキル基が挙げられ、特に代表的なものは炭素
原子数が3〜20のパーフルオロアルキル基である。こ
のようなRfの具体例としては、例えば、CF3 (CF
2 4 −、CF3 (CF2 5 −、CF3 (CF2 6
−、CF3 (CF2 7 −、CF3 (CF2 8 −、C
3 (CF2 9 −、(CF3 2 CFCF2 −、(C
3 2 CF(CF2 2 −、(CF3 2 CF(CF
2 3 −、(CF3 2 CF(CF2 5 −、(C
3 2 CF(CF2 6 −、(CF3 2 CF(CF
2 8 −、(CF3 2 CF(CF2 10−、H(CF
2 10−、CF2 Cl(CF2 10−等が挙げられる。
【0008】前記Xのアルキレン基としては、例えば炭
素原子数が1〜10の直鎖状又は分岐状のものが挙げら
れ、具体例としてはメチレン基、エチレン基、トリメチ
レン基、プロピレン基、エチルエチレン基、テトラメチ
レン基、ヘキサメチレン基、2−メチルプロピレン基等
が挙げられる。前記R5 のアルキル基としては、例えば
炭素原子数が1〜10の直鎖状又は分岐状のものが挙げ
られ、具体例としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−
ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等が挙げ
られる。
【0009】前記R6 のアルキレン基としては、前記X
として例示したものと同様のものが挙げられる。前記R
7 のアシル基としては、例えば炭素原子数が1〜10の
ものが挙げられ、具体例としては、ホルミル基、アセチ
ル基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基等が挙
げられる。
【0010】このような一般式(3)で表される化合物
の具体例としては、例えば、 CF3 (CF2 7 (CH2 8 OCOCH=CH2 、 CF3 (CF2 6 CH2 OCOC(CH3 )=C
2 、 (CF3 2 CF(CF2 8 (CH2 2 OCOCH
=CH2 、 CF3 (CF2 7 (CH2 2 OCOC(CH3 )=
CH2 、 CF3 (CF2 9 (CH2 2 OCOCH=CH2
【0011】
【化1】
【0012】 H(CF2 10CH2 OCOCH=CH2 、 CF2 Cl(CF2 10CH2 OCOC(CH3 )=CH
2 等が挙げられる。このような成分は1種単独でも或い
は2種以上を組み合わせて使用することもできる。
【0013】 前記一般式(1)で表される(メタ)
アクリル酸エステル 成分は、共重合体に親水性を付与する成分である。即
ち、共重合体に前記の成分により撥水性を付与すると
共に、該成分により親水性を付与することにより、該
共重合体の防汚効果は優れたものとなる。式(1)中、
2 のアルキレン基としては、前記一般式(3)のXと
同様のものが挙げられ、特に炭素原子数が2〜6のもの
が好ましく、さらに好ましくは、エチレン基、プロピレ
ン基、エチルエチレン基であり、特に好ましいのはエチ
レン基である。
【0014】式(1)中、R3 のアルコキシル基として
は、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基等が挙げられ。特にメトキシ基、エトキシ基
が好ましい。式(1)中、nは3〜50の整数であり、
好ましくは5〜25の整数である。このような一般式
(1)で表されるものの具体例としては、例えば、 CH2 =CHCO(OCH2 CH2 a OH (式中、aは3〜9である)、 CH2 =C(CH3 )CO(OCH2 CH2 a OH (式中、aは前記と同じである)、 CH2 =CHCO[OCH2 CH(CH3 )]11OCH
3 、 CH2=C(CH3)CO(OCH2CH2)5[OCH2CH(CH3)]3OH、 CH2 =C(CH3 )CO(OCH2 CH2 9 OCH
3 、 CH2 =C(CH3 )CO(OCH2 CH2 23OCH
3 等が挙げられる。このような成分は1種単独でも或い
は2種以上を組み合わせて使用することもできる。
【0015】 前記一般式(2)で表される(メタ)
アクリル酸エステル 成分は、成分(B)のシランカップリング剤とあいま
って、本発明の防汚加工剤組成物に優れた耐久性を付与
する成分である。特に、シランカップリング剤としてア
ルコキシシランを使用する場合には、成分のヒドロキ
シル基と成分(B)のアルコキシル基が容易に脱アルコ
ール反応するため、防汚加工剤と衣服等との固着が一層
強固なものとなり、該加工剤の耐久性が著しく向上す
る。式(2)中、R1 は前記と同じであり、R4 はアル
キル基の少なくとも一つの水素原子がヒドロキシル基で
置換された基である。またR4 は、該ヒドロキシル基置
換のアルキル基の炭素結合水素原子がさらに塩素原子、
臭素原子等のハロゲン原子で置換されたものであっても
よい。特に好適なR4 は炭素原子数1〜5のものであ
る。このような成分の(メタ)アクリル酸エステルと
しては、例えば、
【0016】 CH2 =CHCOOCH2 CH(OH)CH2 OH、 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH(OH)CH2
OH、 CH2 =CHCOOCH2 CH(OH)CH3 、 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH(OH)C
3 、 CH2 =CHCOOCH2 CH2 CH(OH)CH3 、 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 CH(OH)
CH3 、 CH2 =CHCOOCH2 CH(OH)CH2 Cl、 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH(OH)CH2
Cl 等が挙げられる。このような成分は1種単独でも或い
は2種以上を組み合わせて使用することもできる。
【0017】 その他の共重合成分 前記の共重合体は、必要に応じて成分〜以外に次の
成分を単量体単位としてさらに含むものであってもよ
い。このような成分としては、例えば、 CH2 =CHCONH2 、CH2 =C(CH3 )CON
2
【0018】
【化2】
【0019】下記一般式(4): CH2 =CR1 COO−(R2 O)n −COCR1 =CH2 (4) (式中、R1 、R2 及びnは前記と同じである)で表さ
れるもの、具体的には例えば、 CH2 =CHCO(OCH2 CH2 b OCOCH=C
2 (式中、bは2〜50の整数である)、 CH2 =C(CH3 )CO(OCH2 CH2 b OCO
C(CH3 )=CH2 (式中、bは前記と同じである)、 CH2=C(CH3)CO[OCH2CH(CH3)] M OCOC(CH3)=CH2 (式中、Mは2〜50の整数である)、 CH2=CHCO[OCH2CH(CH3)] M OCOCH=CH2 (式中、Mは前記と同じである)等で表されるもの、エ
チレン、塩化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、スチレ
ン、アクリル酸、上記以外のアクリル酸のアルキルエス
テル、メタクリル酸、上記以外のメタクリル酸のアルキ
ルエステル、ベンジルメタクリレート、アクリロニトニ
ル、メタクリロニトリル、ビニルアルキルケトン、ビニ
ルアルキルエーテル、イソプレン、クロロプレン、無水
マレイン酸等が挙げられる。このような成分を適宜に選
択して前記成分〜と共に共重合させることにより、
得られる共重合体に溶媒に対する溶解性、耐水性等の種
々の性質を付与することができる。
【0020】 共重合体 前記の成分〜を共重合させたもの、或いは成分〜
と成分から必要に応じて適宜に選択したものを共重
合させて得られる共重合体は、成分(A)のフッ素系撥
水撥油剤として使用される。共重合体における成分の
含有量は、20重量%以上、好ましくは30〜70重量
%である。この含有量が少なすぎると得られる共重合体
の撥水撥油性が不十分になる場合がある。
【0021】共重合体における成分の含有量は、10
重量%以上、好ましくは15〜50重量%である。この
含有量が少なすぎると得られる共重合体の親水性が不十
分になる場合があると共に、水に対する防汚加工剤の分
散性が悪くなるため防汚加工剤の耐久性が不十分になる
場合がある。共重合体における成分の含有量は、1重
量%以上、好ましくは3〜20重量%である。この含有
量が少なすぎると防汚加工剤の耐久性が不十分になる場
合がある。
【0022】このような共重合体の分子量としては、1
万〜50万のものが好ましい。重合方法としては、公知
の方法を採用することができ、例えば、共重合させる化
合物を水性媒体中で界面活性剤の存在下に乳化させ、攪
拌しながら重合する乳化重合法;共重合させる化合物を
適当な有機溶媒に溶解し、重合開始剤の存在下に重合す
る溶液重合法;塊状重合法;放射線重合法等のいずれを
も採用することができる。界面活性剤としては、公知の
陰イオン性、陽イオン性、非イオン性等の各種界面活性
剤を使用することができる。なお、成分が界面活性剤
としても作用するため特に界面活性剤を使用しなくても
よい場合がある。重合開始剤としては、公知の重合開始
剤を使用することができ、例えば、過酸化物、アゾ系又
は過硫酸系化合物等が挙げられる。重合条件としては、
公知の条件でよい。
【0023】(B)シランカップリング剤 前記成分(B)のシランカップリング剤としては、20
℃の水に0.5重量%以上溶解し、かつ人体に有害な物
質を発生しないものであれば特に制限はない。このよう
なシランカップリング剤の具体例としては、例えば、p
−[N−(2−アミノエチル)アミノメチル ]フェネ
チルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N,N
−ビス[(メチルジメトキシシリル)プロピル]アミ
ン、N,N−ビス[3−(メチルジメトキシシリル)プ
ロピル]エチレンジアミン、N,N−ビス[3−(メチ
ルジメトキシシリル)プロピル]メタクリルアミド、
N,N−ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]
アミン、N,N−ビス[3−(トリメトキシシリル)プ
ロピル]エチレンジアミン、N,N−ビス[3−(トリ
メトキシシリル)プロピル]メタクリルアミド、シクロ
ヘキシルメチルジメトキシシラン、3−(N,N−ジグ
リシジル)アミノプロピルトリメトキシシラン、ジメチ
ルジエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメ
チルエトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ジ
フェニルジメトキシシラン、N−グリシジル−N,N−
ビス[3−(メチルジメトキシシリル)プロピル]アミ
ン、N−グリシジル−N,N−ビス[3−(メトキシシ
リル)プロピル]アミン、3−グリシドキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、3−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、メチルトリメトキシシラン、メチルジエトキシ
シラン、メチルジメトキシシラン、オクタデシルメチル
ジメトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン、
オクタデシルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン、テトラエトキ
シシラン、テトラメトキシシラン、テトラフェノキシシ
ラン、N−[(3−トリメトキシシリル)プロピル]ジ
エチレントリアミン、N−[(3−トリメトキシシリ
ル)プロピル]トリエチレンテトラミン、N−3−トリ
メトキシシリルプロピル−m−フェニレンジアミン、ト
リメチルエトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、
トリフェニルエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン等が挙げられる。このようなシランカップリング剤の
中でも好適なものは保存性の良好なアルコキシシランで
ある。また2官能性以上、特には3官能性のアルコキシ
シランは前記成分と相まって得られる防汚加工剤組成
物の耐久性を著しく向上させることができる。特に好ま
しいのはビニルトリメトキシシラン、3−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランである。これらのシランカップ
リング剤は、1種単独でも或いは2種以上を組み合わせ
て使用してもよい。
【0024】成分(B)の使用量は、前記成分(A)及
び成分(B)の種類、或いは本発明の組成物で処理する
繊維等の種類(使用目的)に応じて広い範囲で調節する
ことができ、成分(A)100重量部当たり、通常、2
〜300重量部であり、好ましくは5〜200重量部で
ある。
【0025】防汚加工剤組成物 本発明の防汚加工剤組成物は、前記成分(A)及び成分
(B)を混合し、必要に応じ、他の重合体ブレンダーと
共に混合して得ることができる。そして、本発明の防汚
加工剤組成物は、例えば、常法に従って水又は適当な有
機溶媒で希釈した乳濁液や溶剤溶液として、或いはこれ
らの液を噴霧して得られたエアーゾル等として使用する
ことができる。また、前記の乳濁液や溶剤溶液には、前
記の成分(A)、成分(B)、水及び有機溶媒以外に必
要に応じてさらに防虫剤、難燃剤、帯電防止剤、染料安
定剤、防しわ剤等を配合することができる。また、本発
明の防汚加工剤組成物には、必要に応じて該組成物を架
橋するための触媒を添加することができる。この触媒は
組成物中において成分中のアルコキシル基とヒドロキシ
ル基の脱アルコール反応を促進させるためのものであ
る。特に成分のヒドロキシル基と成分(B)のアルコ
キシル基との脱アルコール反応による架橋は防汚加工剤
の耐久性を向上させるので好ましい。なお、成分(B)
のアルコキシル基と成分のヒドロキシル基については
脱アルコール反応は、殆ど起こることがない。つまり、
成分のヒドロキシル基はポリ(アルキレンオキシ)基
を介して結合しているためヒドロキシル基の反応性が極
めて弱いためである。前記の触媒としては、例えば、ブ
チルアミン、エチレンジアミン、トリエチルアミン等の
塩基性化合物;ジブチルスズジラウレート、ジブチルス
ズジアセテート、ジブチルスズオキシド等の有機スズ化
合物;p−トルエンスルホン酸;リン酸等が挙げられ
る。これらの触媒の使用量は成分(A)100重量部当
たり0.01〜10重量部が適当である。
【0026】本発明の防汚加工剤組成物を使用して繊
維、織物等の被処理物を加工する方法としては、公知の
方法でよく、例えば乳濁液又は溶剤溶液として使用する
場合には、これに繊維、織物等の被処理物を浸漬した
後、乾燥する方法が挙げられる。また、エアーゾルとし
て使用する場合には、被処理物に吹きつけた後、乾燥す
る方法が挙げられる。なお、エアーゾルとして使用する
場合には乾燥時間が短いという利点がある。
【0027】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるもの
ではない。実施例1 フッ素系撥水撥油剤の調製[以下、調製例1という] 四つ口フラスコに、下記式: CF3 CF2 (CF2 CF2 n CH2 CH2 OCOC
H=CH2 で表され、nが3のもの5重量部、nが4のもの3重量
部及びnが5のもの1重量部からなるフルオロアルキル
基を有するアクリル酸エステルの混合物(以下、FAC
と略記する)15g、下記式: CH2 =C(CH3 )COO(CH2 CH2 O)8 H で表されるもの(以下、PE−350と略記する)9
g、下記式: CH2 =C(CH3 )COO[CH2 CH(CH3
O]12H で表されるもの(以下、PP−800と略記する)4.
5g、下記式: CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 OH で表されるもの(以下、HEMAと略記する)1.5
g、及びイソプロパノール70gを投入し、該フラスコ
内の空気を窒素ガスで置換した。次いで、さらに該フラ
スコ内にアゾビスイソブチロニトリル0.3gを投入し
て70℃で10時間攪拌しながら共重合反応を行った。
なお、得られた反応生成物について、ガスクロマトグラ
フィーにより共重合反応の重合転化率を測定したところ
98%以上であり、得られた共重合体中における各構成
単位の割合は仕込んだ単量体の割合にほぼ一致している
ことが判明した。また、反応生成物中における共重合体
の含有量は29重量%であり、該反応生成物をそのまま
フッ素系撥水撥油剤として使用した。
【0028】 防汚加工剤組成物の調製 成分(A)としてのフッ素系撥水撥油剤、及び成分
(B)としての3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン[信越化学工業社製、(商品名)KBM403]
を表2に示す濃度になるように水と混合して防汚加工剤
組成物(以下、処理液という)を得た。なお、表2中、
フッ素系撥水撥油剤の濃度はフッ素系撥水撥油剤中の固
形分換算の濃度である(以下、同じ)。
【0029】 防汚加工剤組成物の性能評価 得られた防汚加工剤組成物を含む処理液にポリエステル
布を浸漬した後、該布をロールで絞り、ウエットピック
アップ80%(該処理布の重量に対し、処理液が80重
量%しみ込んでいる状態)とした。次に、該布を100
℃で2分間乾燥し、さらに150℃で2分間加熱処理す
ることにより該布に防汚処理を行った。このように防汚
処理を行った布(以下、試験布という)について下記の
撥水性性、撥油性、及び汚れ離脱性の評価を行った。結
果を表2に示す。
【0030】撥水性の評価 JIS L 1092に規定するスプレー法による評価
方法を採用して、試験布の撥水性試験を行った。この撥
水性試験の評価は、JIS L 1092に規定された
下記の湿潤状態を表した点数で行った。本例ではその結
果を初期撥水性と称する。 点数 0 ・・・表面及び裏面が全体に湿潤を示すも
の。 点数 50 ・・・表面全体に湿潤を示すもの。 点数 70 ・・・表面の半分に湿潤を示し、小さな個々
の湿潤が布を浸透する状態を示すもの。 点数 80 ・・・表面に小さな個々の水滴状の湿潤を示
すもの。 点数 90 ・・・表面に湿潤しないが、小さな水滴の付
着を示すもの。 点数 100 ・・・表面に湿潤や水滴の付着がないもの。
【0031】次に、上記の初期撥水性試験を行った後の
試験布(乾燥状態のもの)をバラスト布との合計量が1
kgとなるようにして電気洗濯機に投入し、さらに洗剤
[花王社製、(商品名)スーパーザブ]60gを投入し
た後、槽内容物の総量が35Lになるように温水(50
℃)を投入し、50℃を維持しながら10分間攪拌洗浄
した。次いで洗浄した布(バラスト布を含む)の洗剤分
がほぼ消失するまで濯いだ後、風乾した。このような洗
浄工程を5回経た試験布について、上記と同様の撥水性
の評価を行った。この撥水性試験の評価結果を洗濯後撥
水性と称する。
【0032】撥油性の評価 試験布の2ヶ所に直径が約4mmとなるように下記表1
の試験液を滴下し、30秒後の該布に対する浸透状態を
目視で観察し、AATCC−TM118−1966に準
じて撥油性を評価した。この撥油性試験の評価結果を初
期撥油性と称する。なお、表1にその評価基準となる撥
油性No. を併記するが、撥油性No. 0は下記表1中の撥
油性No. 1に及ばないものの評価とした。
【0033】
【表1】
【0034】次に、上記の初期撥油性試験を行った後の
試験布を、上記の洗濯後撥水性試験と同様にして5回洗
濯した。このように洗濯した後の試験布について、上記
と同様の撥油性の評価を行った。この撥油性試験の評価
結果を洗濯後撥油性と称する。
【0035】汚れ離脱性の評価 水平面上に試験布を吸い取り紙を介して載置し、該試験
布上に汚染エンジンオイルを5滴滴下し、該滴下箇所の
上にポリエチレンシートを介して2kgの分銅を使用し
て荷重を負荷し、1分後に分銅及びポリエチレンシート
を除去した。なお、汚染エンジンオイルは小型乗用車に
使用して4000km走行後のものを使用した。
【0036】次に、試験布上の余分の汚染エンジンオイ
ルを拭き取り、室温で1時間放置した後、上記の洗濯後
撥水性試験と同様にして、洗浄から風乾までの洗浄工程
を1回行った。そして試験布に残存したオイルジミにつ
いて、汚染エンジンオイルで汚染しなかった試験布との
色差(ΔEab)をJIS Z 8722に規定する分光
測色方法により測定して汚れ離脱性を評価した。この汚
れ離脱性試験の評価結果を初期汚れ離脱性と称する。次
に、上記の初期汚れ離脱性試験を行った後の試験布を、
洗浄乃至風乾からなる上記洗濯をさらに4回行い、この
ように洗濯した後の試験布について、上記と同様の汚れ
離脱性の評価を行った。この汚れ離脱性試験の評価結果
を洗濯後汚れ離脱性と称する。
【0037】実施例2〜3、及び比較例1 実施例1の防汚加工剤組成物を含む処理液おける成分
(A)及び成分(B)の濃度を、表2に示す濃度にした
以外は実施例1と同様にして該組成物を含む処理液を得
た。そして、実施例1と同様にして防汚加工剤組成物に
ついての性能を評価した。結果を表2に示す。
【0038】実施例4 フッ素系撥水撥油剤の調製[調製例2という] 成分(A)の調製例1(実施例1)において、FACを
15g、PE−350を9g、PP−800を4.5
g、及びHEMAを1.5g使用したところ、これに代
えて、FACを15g、PE−350を9g、PP−8
00を4.5g、及び下記式: CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH(OH)CH2
OH で表されるグリセロールモノメタクリレート(以下、G
LMと略記する)1.5gを使用した以外は前記調製例
1と同様にして、FAC/PE−350/PP−800
/GLM=50/30/15/5(重量比)の共重合体
を29.1重量%含むフッ素系撥水撥油剤得た。
【0039】 防汚加工剤組成物の調製 実施例2において、使用した成分(A)に代えて、本例
で得られたフッ素系撥水撥油剤を成分(A)として使用
し、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン[信
越化学工業社製、(商品名)KBM403]に代えて、
3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン[信越
化学工業社製、(商品名)KBM503]を成分(B)
として使用した以外は、実施例2と同様にして成分
(A)及び成分(B)からなる防汚加工剤組成物を含む
処理液を得た。そして、得られた防汚加工剤組成物につ
いて実施例2と同様にして性能を評価した。結果を表2
に示す。
【0040】実施例5 実施例2において、使用した成分(A)に代えて、調製
例2(実施例4)で得られたフッ素系撥水撥油剤を成分
(A)として使用した以外は、実施例2と同様にして成
分(A)及び成分(B)からなる防汚加工剤組成物を含
む処理液を得た。そして、得られた防汚加工剤組成物に
ついて実施例2と同様にして性能を評価した。結果を表
2に示す。
【0041】実施例6 フッ素系撥水撥油剤の調製[調製例3という] 成分(A)の調製例1(実施例1)において、FACを
15g、PE−350を9g、PP−800を4.5
g、及びHEMAを1.5g使用したところ、これに代
えて、FACを21g、PE−350を5.4g、PP
−800を2.7g、及びHEMA0.9gを使用した
以外は前記調製例1と同様にして、FAC/PE−35
0/PP−800/HEMA=70/18/9/3(重
量比)の共重合体を29.5重量%含むフッ素系撥水撥
油剤得た。
【0042】 防汚加工剤組成物の調製 実施例2において、使用した成分(A)に代えて、本例
で得られたフッ素系撥水撥油剤を成分(A)として使用
した以外は、実施例2と同様にして成分(A)及び成分
(B)からなる防汚加工剤組成物を含む処理液を得た。
そして、得られた防汚加工剤組成物について実施例2と
同様にして性能を評価した。結果を表2に示す。
【0043】実施例7 フッ素系撥水撥油剤の調製[調製例4という] 成分(A)の調製例1(実施例1)において、FACを
15g、PE−350を9g、PP−800を4.5
g、及びHEMAを1.5g使用したところ、これに代
えて、FACを15g、PE−350を12g、及びH
EMA3gを使用した以外は前記調製例1と同様にし
て、FAC/PE−350/HEMA=50/40/1
0(重量比)の共重合体を29.1重量%含むフッ素系
撥水撥油剤得た。
【0044】 防汚加工剤組成物の調製 実施例2において、使用した成分(A)に代えて、本例
で得られたフッ素系撥水撥油剤を成分(A)として使用
した以外は、実施例2と同様にして成分(A)及び成分
(B)からなる防汚加工剤組成物を含む処理液を得た。
そして、得られた防汚加工剤組成物について実施例2と
同様にして性能を評価した。結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明の防汚加工剤組成物を使用して防
汚加工した繊維等は、撥水性、撥油性及び汚れの離脱性
能に優れ、しかもこれらの性能の耐久性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/277 D06M 13/50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)フッ素系撥水撥油剤、及び(B)
    シランカップリング剤を含有する防汚加工剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記成分(B)のシランカップリング剤
    がアルコキシシランである請求項1に記載の防汚加工剤
    組成物。
  3. 【請求項3】 前記成分(A)のフッ素系撥水撥油剤
    が、 フルオロアルキル基を有するアクリル酸エステル及び
    メタクリル酸エステルからなる群から選ばれる少なくと
    も1種、 下記一般式(1): CH2 =CR1 CO−(OR2 n −R3 (1) (式中、R1 は水素原子又はメチル基であり、R2 はア
    ルキレン基であり、R3はヒドロキシル基又はアルコキ
    シル基であり、nは3〜50の整数である)で表される
    (メタ)アクリル酸エステル、 下記一般式(2): CH2 =CR1 COOR4 (2) (式中、R1 は前記と同じであり、R4 はアルキル基の
    少なくとも一つの水素原子がヒドロキシル基で置換され
    た基である)で表される(メタ)アクリル酸エステルを
    単量体単位として含む共重合体からなる請求項1に記載
    の防汚加工剤組成物。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002266234A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Kazariichi:Kk 有機化合物分解能力を有する微粒子を担持させた、植物繊維加工品
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US7087694B2 (en) 2000-11-15 2006-08-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fluorinated copolymers for hydrophobic and oleophobic treatment of building materials
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