JPH0924071A - ベッド搬送装置 - Google Patents

ベッド搬送装置

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JPH0924071A
JPH0924071A JP17754095A JP17754095A JPH0924071A JP H0924071 A JPH0924071 A JP H0924071A JP 17754095 A JP17754095 A JP 17754095A JP 17754095 A JP17754095 A JP 17754095A JP H0924071 A JPH0924071 A JP H0924071A
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JP
Japan
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bed
obstacle
drive
unit
sensors
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JP17754095A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Obara
一洋 小原
Masaaki Uchiyama
正明 内山
Akihiro Yoshii
昭洋 吉井
Mikihiro Hori
幹宏 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明のベッド搬送装置は、ベッドの進行方
向に障害物があった場合障害物に気が付かずに障害物に
衝突してしまうといった課題を解決する。 【解決手段】 ベッド搬送装置1は、ベッド2のフレー
ム3に連結される。ベッド2の前端左右角部には、搬送
時の進行方向に障害物があることを検出するための障害
物検知センサ5,6が設けられている。障害物検知セン
サ5,6は、超音波センサよりなり、超音波送受信部8
から送信された超音波が障害物に反射して超音波送受信
部8で受信されるとベッド搬送方向に障害物があること
を検知できる。ベッド搬送装置1は、障害物検知センサ
5,6により障害物が検知されないときは操作者の押圧
力に応じた搬送速度でベッド2を搬送し、障害物検知セ
ンサ5,6により障害物が検知されたときは障害物まで
の距離の演算結果に応じて搬送速度を減速又は停止、あ
るいは回避動作を行うように駆動力の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベッド搬送装置に係
り、特に病院等の施設でベッドを搬送させるのに好適な
ベッド搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院等の施設においては、ベッドを移動
させる場合、少なくとも2人の看護婦がベッドの前後か
ら手で押しながらベッドを他の場所に搬送させている
が、患者を寝かせたベッドはかなり重く看護婦の労働負
担の増加を招いていた。このような不都合を改善するた
め、従来よりベッドを搬送させるベッド搬送装置が開発
されている。その一つとして、実開平6−50631号
公報に見られるような自走式ベッドがある。
【0003】この公報のものは、ベッドの下部にモータ
で駆動される駆動輪を有し、操作ハンドルを操作するこ
とにより駆動輪がモータにより駆動されてベッドを移動
させることができるようになっている。そして、操作ハ
ンドルが患者自身がベッドに寝たまま操作することがで
きるように設けられているので、看護婦あるいは介護者
がいなくても患者自身が操作ハンドルを操作してベッド
を移動させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報により開示された自走式ベッドにおいては、次に挙げ
るような問題があった。この自走式ベッドの構成では、
患者がベッドに寝た状態のまま操作することができるよ
うになっているので、患者の操作によってベッドの速度
や移動方向が決まってしまう。そのため、患者が操作に
不慣れな場合には狭い通路を通過するのに時間がかかっ
たり、あるいは速度が高くなりすぎて周囲の物に衝突し
てしまうおそれがあり、操作に熟練を要していた。ま
た、患者に代わって看護婦が操作する場合でも、看護婦
の技量によって操作が異なるため、経験の少ない看護婦
が操作ハンドルを操作場合には、ベッドの速度を上げ過
ぎたりしてしまうことがあり、看護婦の意のままにベッ
ドを操作することが難しかった。
【0005】そこで、経験の少ない看護婦でも操作し易
いように操作力の大きさに応じて駆動輪を駆動制御する
ことによりパワーアシストしてベッドを搬送させる構成
のベッド搬送装置の開発が進められている。ところが、
この種のパワーアシスト機能を有するベッド搬送装置に
おいては、搬送速度を高速化する場合、次のような問題
がある。
【0006】ベッドの進行方向に障害物があった場合、
操作者はベッドの後部側から進行方向をみるため、通路
上に突出する低い位置の突出物などに気づかずにベッド
を搬送させてしまう場合があり、ベッドが突出物に衝突
してしまうといった問題がある。
【0007】また、操作に慣れていない看護婦が操作す
る場合に、ベッドの前端が通路の壁面に擦ったり、ある
いは通路を曲がる際にベッドの前側角部が通路の壁面や
通路に設置された機材に接触してしまうおそれがある。
そこで、本発明は上記問題を解決したベッド搬送装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。上記請求項1の発明は、車輪を有する移動可
能なベッドに取り付けられ、該ベッドを搬送する駆動輪
を回転駆動する駆動部と、該駆動部を駆動させる際に操
作される操作部と、前記ベッドの前部に設けられ、進行
方向の障害物を検知する障害物検知センサと、前記操作
部が押圧操作されているときのみ前記駆動輪を駆動させ
るように前記駆動部を制御する制御手段と、よりなるこ
とを特徴とするものである。
【0009】従って、請求項1によれば、障害物検知セ
ンサにより進行方向に障害物があることを検知できるた
め、ベッドが障害物に衝突することを防止でき、操作に
不慣れな操作者が操作した場合でも安全にベッドを搬送
させることができる。また、請求項2の発明は、前記制
御手段が、前記操作部が押圧操作されているとき前記駆
動輪を駆動させると共に、前記障害物検知センサにより
進行方向の障害物が検知されたとき前記駆動輪を停止さ
せるように前記駆動部を制御することを特徴とするもの
である。
【0010】従って、請求項2によれば、障害物検知セ
ンサにより進行方向に障害物があることが検知されると
駆動輪を停止させるため、ベッドが障害物に衝突する前
にベッドを停止させることができ、操作者が操作ミスし
た場合でも衝突を回避することができる。
【0011】また、請求項3の発明は、前記制御手段
が、前記操作部が押圧操作されているとき前記駆動輪を
駆動させると共に、前記障害物検知センサにより進行方
向の障害物が検知されたとき前記駆動輪を減速させるよ
うに前記駆動部を制御することを特徴とするものであ
る。
【0012】従って、請求項3によれば、障害物検知セ
ンサにより進行方向に障害物があることが検知されると
駆動輪を減速させるため、ベッドの進行方向に障害物が
ある場合には搬送速度を減速してベッドが障害物に衝突
することを回避することができる。
【0013】また、請求項4の発明は、前記制御手段
が、前記操作部が押圧操作されているとき前記駆動輪を
駆動させると共に、前記障害物検知センサにより進行方
向の障害物が検知されたとき前記障害物を避けるように
前記駆動部を制御することを特徴とするものである。
【0014】従って、請求項4によれば、障害物検知セ
ンサにより進行方向に障害物があることが検知されると
障害物を避けるように駆動輪を駆動させるため、ベッド
が障害物を回避する方向に搬送することができる。ま
た、請求項5の発明は、前記制御手段が、前記操作部が
押圧操作されているとき前記駆動輪を駆動させるように
前記駆動部を制御すると共に、前記障害物検知センサに
より進行方向の障害物が検知されたとき警報を発するこ
とを特徴とするものである。
【0015】従って、請求項5によれば、障害物検知セ
ンサにより障害物が検知されると警報を発して操作者に
報知するため、操作者はベッドが障害物に衝突しないよ
うに操作部の操作を修正して衝突を回避することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。尚、図1は本発明のベッド搬送装
置1をベッド2に連結させた状態を示す斜視図、図2は
ベッド搬送装置1をベッド2に連結させた状態を示す平
面図である。
【0017】ベッド搬送装置1は、ベッド2と別体のも
のであり、分離可能にベッド2に連結されるように構成
されている。ベッド2は、鉄パイプ製のフレーム3の下
端に車輪4を有し、移動可能とされている。ベッド搬送
装置1を使用してベッド2を搬送する際には、ベッド搬
送装置1はベッド2のフレーム3に連結される。そし
て、ベッド2の搬送が終了すると、ベッド搬送装置1は
フレーム3との連結が解除されてベッド2から分離され
て所定の場所に返却される。
【0018】ベッド2が搬送される通路には、椅子や通
行人や車椅子等の様々な障害物がある。そのため、ベッ
ド2の前端左右角部には、搬送時の進行方向に障害物が
あることを検出するための障害物検知センサ5,6が設
けられている。この障害物検知センサ5,6は、超音波
センサよりなり、ベッド搬送方向に向けて超音波信号a
を送信するようになっている。障害物検知センサ5,6
から送信された超音波は、前方に進みながら直進方向の
左右にも45°ずつの角度で広がるため、ベッド2の前
端左右角部に障害物検知センサ5,6を設けることによ
りベッド2の横幅よりも広い範囲で障害物の有無を検知
することができる。
【0019】図3は障害物検知センサ5,6の構成を示
す図である。障害物検知センサ5,6は、ハウジング7
の前面7aに超音波送受信部8が設けられ、ハウジング
7の後面7bにはベッド2のフレーム3に連結される連
結部9が設けられている。また、ハウジング7の上部7
cには、障害物を検知した場合のデータを送信する送信
部10が設けられている。
【0020】障害物検知センサ5,6は、超音波センサ
よりなるため、超音波送受信部8から送信された超音波
が障害物に反射して超音波送受信部8で受信されるとベ
ッド搬送方向に障害物があることを検知できる。本実施
例では、後述するように超音波が超音波送受信部8から
送信されてから障害物に反射して超音波送受信部8で受
信されるまでの時間を計測することにより、障害物まで
の距離を演算する。
【0021】そして、ベッド搬送装置1は、障害物検知
センサ5,6により障害物が検知されないときは操作者
の押圧力に応じた搬送速度でベッド2を搬送し、障害物
検知センサ5,6により障害物が検知されたときは障害
物までの距離の演算結果に応じて搬送速度を減速又は停
止、あるいは回避動作を行うように駆動力の制御を行
う。
【0022】図4はベッド搬送装置1の構成を示す図、
図5はベッド搬送装置1の操作部11の構成を説明する
ための図である。ベッド搬送装置1は、装置本体10
と、装置本体10の上部に設けられた操作部11と、装
置本体10の底部両側に設けられた左右の駆動輪12
a,12bと、駆動輪12a,12bを個別に駆動する
正逆回転駆動可能なモータ13a,13bとを有する。
尚、装置本体10の内部には、モータ13a,13bの
駆動源となるバッテリ(図示せず)が収納されている。
【0023】また、装置本体9の背面には、ベッド2に
連結される一対に連結器14,15が設けられている。
上部に設けられた上側連結器14は、ベッド2のフレー
ム3に嵌合するための凹部14aを有し、下部に設けら
れた下側連結器15は、ベッド2のフレーム3を上方に
押圧するための凹部15aを有する。
【0024】上側連結器14には、電磁石が内蔵されて
おり、操作部11に配設された連結スイッチ16が操作
されると、電磁石が通電されてベッド2のフレーム3に
連結される。この電磁石は下側連結器15がフレーム3
を持ち上げた後、連結スイッチ16が操作されると通電
されてフレーム3を電磁的に吸着するものである。
【0025】そして、上側連結器14とフレーム3との
連結を解除する場合には、連結スイッチ16が再度操作
されることにより上側連結器14の電磁石への通電が停
止されてベッド搬送装置1をフレーム3から分離させる
ことができる。尚、上側連結器14を電磁石により連結
する代わりにボルト、ナット等を使用して機械的に連結
するようにしても良い。
【0026】また、操作部11は装置本体10に対して
分離可能に取り付けられ、背面と左右側面に装置本体1
0に連結するための連結部17a,17b,17cが設
けられている。この連結部17a,17b,17cは、
永久磁石(図示せず)が埋設されており、この永久磁石
の磁力により装置本体10の前面又は側面等に連結され
る。また、各連結部17a,17b,17cには、マイ
クロスイッチ17d,17e,17fが設けられてい
る。そのため、装置本体10に当接したマイクロスイッ
チ17d,17e,17fがオンになり、連結部17
a,17b,17cのうちいずれかが連結されたことが
分かる。尚、連結部17a,17b,17cを永久磁石
により連結する代わりにボルト、ナット等を使用して機
械的に連結するようにしても良い。
【0027】このように、操作部11は装置本体10に
分離可能に連結されるため、操作部11には送信部18
が設けられている。また、装置本体10に設けられた制
御装置19には送信部18から送信された信号を受信す
る受信部20が接続されている。
【0028】そして、把持部21の前後面には、操作者
が操作する際の押圧力を検出するための力センサ22
a,22b,23a,23bが配設されている。把持部
21の後面側に設けられた力センサ22b,23bは、
ベッド2を前進させる際に押圧操作され、把持部21の
前面側に設けられた力センサ22a,23aは、ベッド
2を後退させる際に押圧操作される。
【0029】従って、操作者は把持部21を把持して力
センサ22b,23bを押圧すると、モータ13a,1
3bが正転方向に駆動されて駆動輪12a,12bを正
転させてベッド2を前進させることができる。また、操
作者は把持部21を手前に引くようにして力センサ22
a,23aを押圧すると、モータ13a,13bが逆転
方向に駆動されて駆動輪12a,12bを逆転させてベ
ッド2を後退させることができる。
【0030】そのため、操作者が力センサ22b,23
bを押圧してベッド2を前進させているときに、前方の
障害物に気が付くと、力センサ22b,23bの押圧を
止めると共に把持部21を手前に引いて力センサ22
a,23aを押圧する。これにより、正転方向に駆動さ
れていたモータ13a,13bに反対の極性を有する逆
起電力を生じさせてモータ13a,13bの正転方向の
回転を減速させて駆動輪12a,12bを回転を停止さ
せる。このように力センサ22a,23aを押圧操作す
るにより搬送中のベッド2を停止させて、障害物との衝
突を回避することができる。
【0031】本実施例では、操作部11の連結部17
a,17b,17cを装置本体10に連結することがで
きるように構成されているため、各取付位置に操作部1
1を取り付けることができる。従って、操作部11の取
付位置及び向きを自由に変えることにより、その場で最
も操作しやすい位置を選択し、そのときの最適位置に操
作部11を取り付けてベッド2を搬送させることができ
る。
【0032】尚、操作部11が装置本体10に対して同
じ向きに取り付けられた場合には、左側の力センサ22
a,22bは左側の駆動輪12aを操作するためのもの
であり、右側の力センサ23a,23bは右側の駆動輪
12bを操作するためのものである。しかし、操作部1
1が装置本体10に対して逆の向きに取り付けられた場
合には、左側の力センサ22a,22bは右側の駆動輪
12bを操作し、右側の力センサ23a,23bは左側
の駆動輪12aを操作するように切り替わる。
【0033】また、操作部11には、装置本体10及び
ベッド2との相対位置を表示するための表示パネル24
が設けられている。この表示パネル24は、液晶ディス
プレイ装置よりなり、操作者に操作部11の取付位置を
知らせる。さらに、操作部11には、障害物検知センサ
4,5が障害物を検知して衝突直前である場合に警報音
(アラーム)を発する警報器25と、電源スイッチ26
と、コード番号を入力するためのテンキー27とが配設
されている。また、制御装置19には、予め特定のコー
ド番号が記憶されており、制御装置19はテンキー27
により入力されたコード番号を照合して一致した場合の
み力センサ22a,22b,23a,23bが検知した
押圧力に応じた駆動力を発生させるようにモータ13
a,13bを制御する。
【0034】そのため、テンキー27により入力された
コード番号が間違っていた場合、あるいはコード番号が
入力されない場合には、電源スイッチ26がオンに操作
されてもモータ13a,13bが駆動されないようにな
っている。従って、コード番号を知っている看護婦及び
病院の職員以外の者がベッド搬送装置1を勝手に操作し
ようとしてもコード番号が分からないので、ベッド搬送
装置1が操作されることを防止することができ、例えば
子供のいたずらを防止することができる。
【0035】次に、制御装置19が実行する第1実施例
としての制御処理につき図6のフローチャートを参照し
て説明する。制御装置19は操作部11に設けられたテ
ンキー27により所定のコード番号が入力され、且つ電
源スイッチ26がオンに操作されると、図6に示す処理
を実行する。
【0036】操作部11のテンキー27により所定のコ
ード番号が入力された後、電源スイッチ26がオンに操
作されると、S1においてベッド2の重さを測定し、シ
ステムの初期化を行う。次のS2では、0.1秒毎のタ
イマ割り込みによって以下のパワーアシスト制御処理を
実行する。
【0037】S3では、操作部11の把持部21に設け
られた力センサ22a,22b,23a,23bにより
操作者の押圧力を検知する。次のS4では、モータ13
a,13bにより駆動される駆動輪12a,12bの回
転数から搬送速度を演算する。続いて、S5に進み、上
記S4で検知した搬送速度の変化から加速度を演算す
る。
【0038】S6では、障害物検知センサ4,5からの
検知信号の有無を判定する。障害物検知センサ4,5か
ら送信された超音波が障害物に反射し、障害物検知セン
サ4,5の超音波送受信部8により反射した超音波が検
出されたときは、検知信号が有るものと判断する。
【0039】そして、S6において障害物の検知信号が
有ると、S7に進み、障害物までの距離に応じた減速度
を算出し、駆動輪12a,12bを駆動するモータ13
a,13bへ極性を反転させた印加電圧を加えて逆起電
力を発生させてモータ13a,13bの回転を減速させ
る。このときの減速度は、ベッド2の前端から障害物ま
での距離と現在の搬送速度との関係からベッド2の前端
が障害物に衝突しないような減速度に制御される。この
後は上記S2に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行す
る。
【0040】また、S6において障害物の検知信号が無
い場合は、S8に進み、駆動輪12a,12bの速度、
加速度が予め決められた規定値以下かどうかを判定す
る。このS8において、速度、加速度が予め決められた
規定値以下であるときは、S9に進み、把持部21を押
圧する力の大きさに応じた駆動力を発生させるようにモ
ータ13a,13bを起動し、駆動輪12a,12bを
駆動する。この後は上記S2に戻り、それ以降の処理を
繰り返し実行する。
【0041】上記S7では、ベッド2の前端が障害物に
接近するにつれてモータ13a,13bの回転を減速さ
せるため、衝突する手前でモータ13a,13bを停止
させてベッド2を停止させることができる。また、ベッ
ド2の搬送速度が減速されるため、操作者はベッド2の
前端が障害物に接近したことを認識して把持部21の押
圧力を緩和させ、その結果ベッド2の搬送速度がより減
速されることなって障害物との衝突が防止される。
【0042】また、S7において、ベッド2の前端が障
害物に接近し過ぎた場合には、警報器25より警報音を
発して操作者に報知するようにして、より安全性を高め
ることができる。このように、操作者が操作ミスした場
合、あるいは操作者が障害物の存在に気が付かない場合
でも、自動的に駆動輪12a,12bを駆動するモータ
13a,13bが減速されるため、安全性が高められて
いる。また、障害物があっても自動的にモータ13a,
13bが減速あるいは停止されて障害物への衝突を回避
することができるので、ベッド2をより高速で搬送させ
なければならないような緊急のときでもベッド搬送の安
全性を確保することができる。
【0043】次に、制御装置19が実行する第2実施例
としての制御処理につき図7のフローチャートを参照し
て説明する。制御装置19は操作部11に設けられたテ
ンキー27により所定のコード番号が入力され、且つ電
源スイッチ26がオンに操作されると、図7に示す処理
を実行する。
【0044】操作部11のテンキー27により所定のコ
ード番号が入力された後、電源スイッチ26がオンに操
作されると、S11においてベッド2の重さを測定し、
システムの初期化を行う。次のS12では、0.1秒毎
のタイマ割り込みによって以下のパワーアシスト制御処
理を実行する。
【0045】S13では、操作部11の把持部21に設
けられた力センサ22a,22b,23a,23bによ
り操作者の押圧力を検知する。次のS14では、モータ
13a,13bにより駆動される駆動輪12a,12b
の回転数から搬送速度を演算する。続いて、S15に進
み、上記S14で検知した前回の搬送速度の変化から加
速度を演算する。
【0046】次のS16では、力センサ22a,22
b,23a,23bで検出された操作力を基に速度、加
速度を加味して駆動輪12a,12bに伝達される駆動
力を演算する。そして、その演算結果を変数pas
に代入する。続いてS17では、左側の障害物検知セン
サ4からの検知信号の有無を判定する。障害物検知セン
サ4から送信された超音波が障害物に反射し、障害物検
知センサ4の超音波送受信部8により反射した超音波が
検出されたときは、検知信号が有るものと判断する。
【0047】S17において障害物の検知信号が有る
と、S18に進み、障害物との衝突を防止するため減速
度を演算し、障害物までの距離と反比例の係数(係数/
距離)を演算する。そして、その演算結果を1 cmに
代入する。続いてS19では、上記S16で演算した駆
動力(変数pas m)からS18で演算結果(1
m)を減算する。この減算結果(変数pas m−1
cm)をr pas mに代入する。尚、S19での減
算結果(変数pas m−1 cm)が正の場合は、そ
の演算結果の数値に応じたアシスト力に弱められるよう
に右側の駆動輪12bを駆動するモータ13bが制御さ
れ、モータ13bの駆動力がへの印加電圧が低下され
る。そのため、右側の駆動輪12bが減算結果の応じた
駆動力で駆動されながら減速され、左側の駆動輪12a
との速度差が徐々に拡大されることになる。
【0048】しかしながら、S19での減算結果(変数
pas m−1 cm)が負の場合は、右側の駆動輪1
2bを駆動するモータ13bへ極性を反転させた印加電
圧を加えて逆起電力を発生させてモータ13bの回転を
減速させる。その結果、右側の駆動輪12bは減速さ
れ、左側の駆動輪12aとの速度差がより急速に拡大さ
れることになる。
【0049】また、上記S17において障害物の検知信
号がないときは、S20に進み、上記S16で演算した
駆動力(変数pas m)r pas mに代入する。
そのため、右側の駆動輪12bは力センサ23a,23
bで検出された操作力の大きさに応じた速度、加速度で
駆動される。
【0050】そして、上記S19での減算結果は、S2
1において右側のモータ13bに出力される。従って、
ベッド2の進行方向の左側に障害物があるときは、右側
のモータ13bの駆動力が減少して右側の駆動輪12b
が左側の駆動輪12aよりも減速され、ベッド2は右側
に方向転換して回避動作を行う。そのため、ベッド2の
前端は進行方向の左側にある障害物を避けるように搬送
されて障害物への衝突が阻止される。
【0051】これ以降のS22〜S26の処理は、左側
の駆動輪12aに対する駆動力を演算するための処理で
あり、上記右側の駆動輪12bに対する駆動力演算処理
(S17〜S21)と同様であるので、S22〜S26
の処理の説明は省略する。このように、障害物検知セン
サ4,5により障害物が検出されると、駆動輪12a,
12bの一方の駆動力を減速させることによりベッド2
の進行方向を変えて障害物を回避することができ、操作
者が障害物に気が付かない場合でも安全にベッド2を搬
送することができる。また、障害物を自動的に回避する
ことができるので、ベッド2をより高速で搬送させなけ
ればならないような緊急のときでもベッド搬送の安全性
を確保することができる。
【0052】尚、上記のような障害物の検出により搬送
速度を減速したり、あるいは回避動作をさせたりした
が、例えばベッド2の前端が障害物に対して1m以内に
接近した場合は搬送速度を減速し、ベッド2の前端が障
害物に対して50cmに接近した場合は回避動作を行い、
ベッド2の前端が障害物に対して20cmに接近した場合
は警報を発して報知し、ベッド2の前端が障害物に対し
て10cmに接近した場合はベッド2を停止させるように
制御を行っても良い。
【0053】また、上記実施例では、障害物検知センサ
4,5に超音波センサを使用したが、これに限らず、広
角度な障害物検知が可能なレーザ光を利用したレーザ距
離計を使用しても良し、あるいはCCDイメージセンサ
等の撮像素子を使用しても良い。
【0054】また、障害物検知センサ4,5により障害
物が検知された場合の制動方法は、上記実施例の如くモ
ータ13a,13bの逆起電力を利用するものに限ら
ず、例えば駆動輪12a,12bの車軸にディスクブレ
ーキ等のブレーキ機構を設け、ブレーキ機構の摩擦力に
より駆動輪12a,12bの回転を減速させるように制
動する構成としても良い。
【0055】また、駆動輪12a,12bを制動させる
方法として、モータ13a,13bのもつ運動エネルギ
を電気エネルギに変換し、この発電により得られた電気
エネルギを電源に送り返してモータ13a,13bの回
転を制動する回生制動により駆動輪12a,12bの回
転を減速させる方法を採用しても良い。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、以下に挙
げるような効果を有する。上記請求項1によれば、障害
物検知センサにより進行方向に障害物があることを検知
できるため、ベッドが障害物に衝突することを防止で
き、操作に不慣れな操作者が操作した場合でも安全にベ
ッドを搬送させることができる。また、ベッドをより高
速で搬送させなければならないような緊急のときでもベ
ッド搬送の安全性を確保することができる。
【0057】また、請求項2によれば、障害物検知セン
サにより進行方向に障害物があることが検知されると駆
動輪を停止させるため、ベッドが障害物に衝突する前に
ベッドを停止させることができ、操作者が操作ミスした
場合でも衝突を回避することができる。また、操作者が
障害物の存在に気が付かない場合でも、自動的に駆動輪
が停止されるため、安全性が高められている。
【0058】また、請求項3によれば、障害物検知セン
サにより進行方向に障害物があることが検知されると駆
動輪を減速させるため、ベッドの進行方向に障害物があ
る場合には搬送速度を減速してベッドが障害物に衝突す
ることを回避することができる。また、操作者が操作ミ
スした場合、あるいは操作者が障害物の存在に気が付か
ない場合でも、自動的に駆動輪が減速されるため、安全
性が高められている。
【0059】また、請求項4によれば、障害物検知セン
サにより進行方向に障害物があることが検知されると障
害物を避けるように駆動輪を駆動させるため、ベッドが
障害物を回避する方向に搬送することができる。また、
操作者が操作ミスした場合、あるいは操作者が障害物の
存在に気が付かない場合でも、自動的に障害物を避ける
ができるため、安全性が高められている。
【0060】また、請求項5によれば、障害物検知セン
サにより障害物が検知されると警報を発して操作者に報
知するため、操作者はベッドが障害物に衝突しないよう
に操作部の操作を修正して衝突を回避することができ
る。また、操作者が操作ミスした場合、あるいは操作者
が障害物の存在に気が付かない場合でも、操作者に障害
物が進行方向にあること報知することができるため、安
全性が高められている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるベッド搬送装置の一実施例の斜視
図である。
【図2】ベッド搬送装置を有するベッドの平面図であ
る。
【図3】障害物検知センサの構成を説明するための図で
ある。
【図4】ベッド搬送装置の構成を示す図である。
【図5】ベッド搬送装置の操作部の構成を説明するため
の図である。
【図6】制御装置が実行する第1実施例としての制御処
理のフローチャートである。
【図7】制御装置が実行する第2実施例としての制御処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ベッド搬送装置 2 ベッド 3 フレーム 4 駆動輪 5,6 障害物検知センサ 8 超音波送受信部 10 装置本体 11 操作部 12a,12b 駆動輪 13a,13b モータ 14 上側連結器 15 下側連結器 16 連結スイッチ 17a〜17c 連結部 19 制御装置 21 把持部 22a,22b,23a,23b 力センサ 26 電源スイッチ 27 テンキー
フロントページの続き (72)発明者 吉井 昭洋 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 堀 幹宏 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を有する移動可能なベッドに取り付
    けられ、該ベッドを搬送する駆動輪を回転駆動する駆動
    部と、 該駆動部を駆動させる際に操作される操作部と、 前記ベッドの前部に設けられ、進行方向の障害物を検知
    する障害物検知センサと、 前記操作部が押圧操作されているときのみ前記駆動輪を
    駆動させるように前記駆動部を制御する制御手段と、 よりなることを特徴とするベッド搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作部が押圧操作
    されているとき前記駆動輪を駆動させると共に、前記障
    害物検知センサにより進行方向の障害物が検知されたと
    き前記駆動輪を停止させるように前記駆動部を制御する
    ことを特徴とする請求項1のベッド搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記操作部が押圧操作
    されているとき前記駆動輪を駆動させると共に、前記障
    害物検知センサにより進行方向の障害物が検知されたと
    き前記駆動輪を減速させるように前記駆動部を制御する
    ことを特徴とする請求項1のベッド搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記操作部が押圧操作
    されているとき前記駆動輪を駆動させると共に、前記障
    害物検知センサにより進行方向の障害物が検知されたと
    き前記障害物を避けるように前記駆動部を制御すること
    を特徴とする請求項1のベッド搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記操作部が押圧操作
    されているとき前記駆動輪を駆動させるように前記駆動
    部を制御すると共に、前記障害物検知センサにより進行
    方向の障害物が検知されたとき警報を発することを特徴
    とする請求項1のベッド搬送装置。
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