JP2005000501A - 視覚障害者用誘導装置 - Google Patents

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Ryokichi Hirata
亮吉 平田
Taisuke Sakaki
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【課題】台車部と操作者との距離、操作者がポールの先端にあるグリップ部を把持する力、操作者が台車部を押すあるいは引く力、および操作者の生体情報とを基に、操作者を円滑に目的地まで誘導する視覚障害者用誘導装置を提供する。
【解決手段】前記台車部と前記操作者との距離を計測する距離計測手段と、前記操作者が前記ポールの先端のグリップ部を把持する力を計測する圧センサと、前記操作者の生体情報を計測する生体情報計測手段と、目的地を入力する目的地入力手段を備え、前記制御部は、前記位置検出手段の出力、前記力操作検出手段の出力、前記障害物検出手段の出力、前記距離距離計測手段により計測された距離、前記圧センサにより計測された把持力、および前記生体情報計測手段により計測された生体情報を基に、前記駆動部を制御して前記台車部を目的地まで移動させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視覚障害者を安全に誘導する視覚障害者用誘導装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例として、視覚障害者を安全に誘導することを目的として特許文献1のような視覚障害者用誘導装置が提案されている。
以下、簡単に図面を用いて説明する。図6(a)は、従来の視覚障害者用誘導装置を視覚障害者である操作者Mが使用している状態を示す模式図、図6(b)は視覚障害者用誘導装置の模式図である。視覚障害者用誘導装置は、回転車輪111を有する台車本体110に自在継ぎ手等を用いて、前後左右に自在に移動可能にポール112が取付けられている。このポール112の先端部にはグリップ部113が設けられている。また、このグリップ部113のポール112側には操作者の押す、引く、左右に曲げる等の直感的な力操作(力指令)を検出する力感センサ114が設けられている。さらに、視覚障害者用誘導装置の動作をオン・オフする操作スイッチが、グリップ部213に設けられている。
上記した力感センサ114の検出出力に基づいて、後述するように、回転車輪111を駆動するモータ駆動装置および操舵輪115を制御する操舵輪制御装置の動作がそれぞれ制御される。
さらに、台車本体110内には、障害物を検出するための障害物検出装置121が設けられ、この障害物検出装置121からの信号に応じて、回転車輪111を駆動するモータ駆動装置の動作が制御される。
力感センサ114は、少なくとも前後、左右の2方向の力を検出可能な力センサで構成され、歪ゲージを用いた力覚センサからなる。
上記した障害物検出装置121は、例えば、近距離、中距離の地面の高さ情報を検出可能なセンサと、水平に障害物の距離を測定するセンサを備え、前方走行経路の段差の有無とか上り下りかの見分け、あるいは通行不可能な障害物かを判断する。
【0003】
以上の構成において、操作者Mがグリップ部113を握った状態で視覚障害者用誘導装置を用いて歩道Rを移動する。視覚障害者用誘導装置は、操作者Mのグリップ部113を介して押す、引く、左右に曲がるなど直感的な力操作を力感センサ114で検出し、回転車輪111および操舵輪115を制御する。力感センサ114にて検出した操作者Mが意図する方向に視覚障害者用誘導装置が走行し、その方向へ操作者Mを誘導していく。そして、視覚障害者用誘導装置は、障害物検出装置121からの出力に基づき、操作者Mが歩こうとする前方に障害物等の危険物があるか否か判断し、危険な状態があれば、視覚障害者用誘導装置を減速あるいは停止させるなどして、操作者に回避動作を取るように示唆する。操作者Mは、視覚障害者用誘導装置の動作により道路状態を把握し、この装置の誘導に従って歩行することで、安全に歩行することができる。
【0004】
【特許文献1】特開2001−212189号公報
【0005】
第2の従来例として、音声の案内を行わずに、より詳細な情報を視覚障害者に与え安全に誘導することを目的として特許文献2のような視覚障害者用誘導装置が提案されている。
以下、簡単に図面を用いて説明する。図7(a)は、従来の視覚障害者用誘導装置を視覚障害者Mが使用している状態を示す模式図、図7(b)は、視覚障害者用誘導装置のグリップ部の一例を示す斜視図である。
視覚障害者用誘導装置は、回転車輪211を有する台車本体210に自在継ぎ手等を用いて、前後左右に自在に移動可能にポール212が取付けられている。このポール212の先端部にはグリップ部213が設けられている。このグリップ部213には、振動部が設けられている。この振動部は、個別に振動し、手のひらあるいは指の腹に個別に振動を与えるための複数の振動アクチュエータ232〜235を備えている。そして、台車本体210内には障害物を検出するための障害物検出装置221が設けられ、この障害物検出装置221からの信号に応じて、歩道Rなどの情報がグリップ部213に設けられた振動アクチュエータ232〜235を介して視覚障害者Mに伝達する。また、台車本体210の前方には補助輪が設けられている。さらに、視覚障害者用誘導装置の動作をオン・オフする操作スイッチが、グリップ部213に設けられている。
上記した障害物検出装置221は、例えば、近距離、中距離の地面の高さ情報を検出可能なセンサと、水平に障害物の距離を測定するセンサを備え、前方走行経路の段差の有無とか上り下りかの見分け、あるいは通行不可能な障害物かを判断する。
以上の構成において、視覚障害者Mがグリップ部213を握った状態で視覚障害者用誘導装置を用いて歩道Rを移動する。視覚障害者用誘導装置は、障害物検出装置221からの出力に基づき、視覚障害者Mが歩こうとする前方に障害物等の危険物があるか否か判断し、その状態をポール212に取付けたグリップ部213の各振動アクチュエータ232〜235に与える。視覚障害者Mは振動アクチュエータ232〜235による振動により道路状態を把握し、この視覚障害者用誘導装置の誘導に従い安全に歩行することができる。
【0006】
【特許文献2】特開2001−202590号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例の視覚障害者用誘導装置においては、台車部と操作者の距離を計測していないため、台車部と操作者の距離が広くなったり狭くなったりして、操作者を円滑に誘導することができなかった。また、視覚障害者を誘導中に操作者の心拍数が通常より大きくなるなどした場合でも、駆動部を停止させることができず、操作者が疲労しているにも関わらず誘導され続けることがあった。
したがって、本発明の目的は、台車部と操作者との距離、操作者がポールの先端にあるグリップ部を把持する力、操作者が台車部を押すあるいは引く力、および操作者の生体情報とを基に、操作者を円滑に目的地まで誘導する視覚障害者用誘導装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の視覚障害者用誘導装置は、回転車輪を有する台車部と、前記台車部に取付けられたポールと、前記台車部の位置を検出する位置検出手段と、前記回転車輪を駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、操作者の力操作を検出する力操作検出手段と、障害物を検出する障害物検出手段と、を備えた視覚障害者用誘導装置において、前記台車部と前記操作者との距離を計測する距離計測手段と、前記操作者が前記ポールの先端のグリップ部を把持する力を計測する圧センサと、前記操作者の生体情報を計測する生体情報計測手段と、目的地を入力する目的地入力手段を備え、前記制御部は、前記位置検出手段の出力、前記力操作検出手段の出力、前記障害物検出手段の出力、前記距離距離計測手段により計測された距離、前記圧センサにより計測された把持力、および前記生体情報計測手段により計測された生体情報を基に、前記駆動部を制御して前記台車部を目的地まで移動させることを特徴とするものである。
請求項2に記載の視覚障害者用誘導装置は、請求項1に記載の視覚障害者用誘導装置において、前記距離計測手段により計測された距離により、前記制御部が前記台車部の速度を変更、または停止させることを特徴とするものである。
請求項3に記載の視覚障害者用誘導装置は、請求項1乃至2に記載の視覚障害者用誘導装置において、前記圧センサにより計測された把持力により、前記制御部が前記台車部の速度を変更、または停止させることを特徴とするものである。
請求項4に記載の視覚障害者用誘導装置は、請求項1乃至3に記載の視覚障害者用誘導装置において、前記生体情報計測手段により計測された生体情報により、前記制御部が前記台車部の速度を変更、または停止させることを特徴とするものである。
本発明の視覚障害者用誘導装置によれば、操作者の意図、運動状況、および生体情報に応じ台車部を移動させることができ、操作者を円滑に目的地まで誘導することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の視覚障害者用誘導装置について図1に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例のシステム構成を示す図である。1は台車部2に取付けられた回転車輪、2は台車部、3は台車部2に取付けられたポール、4はポール3の先端にあるグリップ部、5は台車部2と操作者14との距離を計測する距離計測手段、6は障害物検出手段、7は台車部2の位置を検出する位置検出手段、8は操作者14の力操作を検出する力操作検出手段、9は操作者14がグリップ部4を把持する力を計測する圧センサ、10は操作者14の生体情報を計測する生体情報計測手段、11は目的地を入力する目的地入力手段、12は制御部、13は駆動部、14は操作者、15は視覚障害者用誘導装置である。また、グリップ部4に図示しない視覚障害者用誘導装置の機能をオン・オフできる操作スイッチを備えている。視覚障害者用誘導装置の操作前に操作スイッチをオン、操作後に操作スイッチをオフにする。
図2は、本発明の実施例の制御部12の処理フローを示す図である。以下、個別に説明する。
【0010】
まずポール3に備えられた目的地入力手段11について説明する。目的地入力手段11に音声入力等を用いて、目的地を入力することができる。目的地の設定は、操作者14もしくは図示しない介護者が実施する。
続いて台車部2に備えられた位置検出手段7について説明する。位置検出手段7は、衛星航法(GPS:Global Positioning System)および自律航法装置により、絶対位置および相対位置を検出し、台車部2の位置を割り出し、台車部2の位置情報、入力された目的地までのルートを制御部12へ送信する。
【0011】
図3(a)、(b)は本発明の実施例の障害物検出手段の配置を示す図である。台車部2の前方に赤外線レーザ光、超音波等を利用したセンサを配置し、センサから赤外線レーザ光、超音波等を投光し、反射光、反射波等が戻ってくるまでの時間を基に、前方に障害物があるか否かを検出する。図3(a)に示すように、台車部2に複数個のセンサを配置した場合、水平・垂直方向に配置されたセンサを用いて、台車部2の前方の水平・垂直方向に障害物があるか否かを検出し、障害物情報を制御部へ送信する。また、図3(b)に示すように、水平・垂直方向をスキャンする1個のセンサを台車部2に取付けて、障害物を検出してもよい。そして、制御部12は障害物情報に応じて台車部2のルートを変更する。制御部12は、前方に障害物があるとき、図示しない操舵輪を5°間隔で左右に回転させることで台車部2を回転させて、障害物がない方向を探し、障害物がない方向へ台車部を誘導する。全周360°に障害物がある場合は、制御部12は前方に進むことができないと判断し、台車部2を停止させる。
【0012】
図4は、本発明の実施例の距離計測手段の計測方法を示す図である。台車部2の後方に赤外線レーザ光、超音波等を利用したセンサを配置し、センサから赤外線レーザ光、超音波等を投光し、反射光、反射波等が戻ってくるまでの時間を基に、台車部2と操作者14の腹部との距離を計測し、距離情報を制御部12へ送信する。操作者14の体格(腕、脚の長さ)に応じ、操作者毎の距離を図示しない操作者条件入力手段(スイッチなど)により予め設定しておく。制御部12は、歩行中に操作者14の腹部が揺動することを考慮し前記設定距離を基に、前記設定距離+αを距離の上限値とする。制御部12は、以下の処理を実施する。
(1)台車部2と操作者14の腹部との距離が上限値以下の場合(通常時):台車部2と操作者14との距離に応じ台車部の速度を変更する。前記距離が設定距離以上の場合は、その差に応じ台車部2の速度を下げる。前記距離が設定距離以下の場合は、その差に応じ台車部2の速度を上げる。
(2)台車部2と操作者14の腹部との距離が上限値以上の場合(異常時):操作者が疲労してきていると判断し、台車部2を停止させる。
【0013】
図5は、本発明の実施例のグリップ部4の圧センサ9の配置の一例を示す図である。例えば、台車部2の速度が遅い場合には操作者14に圧センサを強く握ってもらうことにする。グリップ部4に備えられた圧センサ9は、操作者14がグリップ部4を把持する力を計測し、把持力情報を制御部12へ送信する。操作者14の握力に応じ、操作者毎の把持力を図示しない操作者条件入力手段(スイッチなど)により予め設定する。制御部12は、操作者14毎の握力を基に、前記把持力+βを把持力の上限値とする。制御部12は、以下の処理を実施する。
(1)台車部2と操作者14の腹部との距離が上限値以下、かつ台車部2の前方に障害物がない場合(通常時):操作者14の把持力に応じ台車部2の速度を変更する。現在の把持力が設定した把持力以上の場合は、その差に応じ台車部2の速度を上げる。操作者14の把持力が設定した把持力以下の場合は、その差に応じ台車部2の速度を下げる。ただし、現在の把持力が上限値以上の場合は、台車部2の速度は変更しない。
(2)上記以外(異常時):台車部2を停止させる。
【0014】
生体計測手段10について説明する。生体計測手段10は台車部2に誘導されている操作者の生体情報(例えば心拍数)を計測し、生体情報を制御部12へ送信する。操作者14の健康状態に応じ、操作者毎の心拍数を図示しない操作者条件入力手段(スイッチなど)により予め設定する。制御部12は、歩行中に操作者14の心拍数が上昇することを考慮し前記設定心拍数を基に、前記設定心拍数+γを心拍数の上限値とする。制御部12は、以下の処理を実施する。
(1)台車部2と操作者14の腹部との距離が上限値以下、かつ台車部2の前方に障害物がない場合(通常時):心拍数に応じ台車部2の速度を変更する。現在の心拍数が設定した上限値以下の場合は、上限値との差に応じ台車部2の速度を上げる。ただし、現在の心拍数が上限値以上の場合は、台車部2を停止させる。
(2)上記以外(異常時):台車部2を停止させる。
なお、本実施例では生体情報として心拍数を計測したが、これに限らず、生体情報として血圧などを計測してもよい。
【0015】
力操作検出手段8について説明する。力操作検出手段8は、操作者14が台車部2から引かれているか、逆に台車部2が操作者14から押されているかを検出し、力操作検出情報を制御部12へ送信する。操作者14の健康状態に応じ、操作者毎の押すまたは引く力(以下操作力)を図示しない操作者条件入力手段(スイッチなど)により予め設定する。制御部12は、操作者14が台車部2を押しすぎたり引っぱりすぎたりしないように、前記操作力+ζを力操作検出手段8の押される力または引かれる力の上限値とする。制御部12は、以下の処理を実施する。
(1)台車部2と操作者14の腹部との距離が上限値以下、かつ台車部2の前方に障害物がない場合(通常時):操作力の応じ台車部2の速度を変更する。現在の操作力が上限値以下の場合は、上限値との差に応じ台車部2の速度を上げる。ただし、現在の操作力が上限値以上の場合は、台車部2を停止させる。
(2)上記以外(異常時):台車部2を停止させる。
【0016】
以上より、制御部12が、台車部2の速度を実時間で計算し、駆動部13を制御することで、台車部2を目的地まで移動させる。視覚障害者が視覚障害者用誘導装置を初めて使用するとき、図示しない介護者が、上記上限値を、図示しない操作者条件入力手段(スイッチなど)により設定する。
【0017】
なお、台車部2の速度を決定する際には各検出・計測手段によって得られた項目ごとに重み付けしたり、制御部12が操作者14の誘導状態に応じ移動中に項目ごとの重みを変化させたりしてもよい。さらに、視覚障害者用誘導装置に通信手段を備え、指定の場所、例えば家族等に視覚障害者の位置を知らせてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の視覚障害者用誘導装置によれば、操作者の意図、運動状況、および生体情報に応じ台車部を移動させることができ、操作者を円滑に目的地まで誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の視覚障害者用誘導装置のシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例の制御部のフローを示す図である。
【図3】(a)本発明の実施例の障害物検出手段の配置(複数個のセンサを配置した場合)を示す図、(b)本発明の実施例の障害物検出手段の配置(水平・垂直方向をスキャンする1個のセンサを配置した場合)を示す図である。
【図4】本発明の実施例の距離計測手段の計測方法を示す図である。
【図5】本発明の実施例のグリップ部の圧センサの配置の一例を示す図である。
【図6】(a)従来の第1の実施の形態の視覚障害者用誘導装置を視覚障害者Mが使用している状態を示す図、(b)従来の第1の実施の形態の視覚障害者用誘導装置の構成を示す図である。
【図7】(a)従来の第2の実施の形態の視覚障害者用誘導装置を視覚障害者Mが使用している状態を示す図、(b)従来の第2の実施の形態の視覚障害者用誘導装置のグリップ部の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転車輪
2 台車部
3 ポール
4 グリップ部
5 距離計測手段
6 障害物計測手段
7 位置検出手段
8 力操作検出手段
9 圧センサ
10 生体情報計測手段
11 目的地入力手段
12 制御部
13 駆動部
14 操作者
15 視覚障害者用誘導装置
110 台車本体
111 回転車輪
112 ポール
113 グリップ部
114 力感センサ
115 操舵輪
121 障害物検出装置
131 操作スイッチ
210 台車本体
211 回転車輪
212 ポール
213 グリップ部
231 操作スイッチ
232、233、234、235 振動アクチュエータ

Claims (4)

  1. 回転車輪を有する台車部と、前記台車部に取付けられたポールと、前記台車部の位置を検出する位置検出手段と、前記回転車輪を駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、操作者の力操作を検出する力操作検出手段と、障害物を検出する障害物検出手段と、を備えた視覚障害者用誘導装置において、
    前記台車部と前記操作者との距離を計測する距離計測手段と、前記操作者が前記ポールの先端のグリップ部を把持する力を計測する圧センサと、前記操作者の生体情報を計測する生体情報計測手段と、目的地を入力する目的地入力手段を備え、
    前記制御部は、前記位置検出手段の出力、前記力操作検出手段の出力、前記障害物検出手段の出力、前記距離距離計測手段により計測された距離、前記圧センサにより計測された把持力、および前記生体情報計測手段により計測された生体情報を基に、前記駆動部を制御して前記台車部を目的地まで移動させることを特徴とする視覚障害者用誘導装置。
  2. 前記距離計測手段により計測された距離により、前記制御部が前記台車部の速度を変更、または停止させることを特徴とする請求項1記載の視覚障害者用誘導装置。
  3. 前記圧センサにより計測された把持力により、前記制御部が前記台車部の速度を変更、または停止させることを特徴とする請求項1乃至2記載の視覚障害者用誘導装置。
  4. 前記生体情報計測手段により計測された生体情報により、前記制御部が前記台車部の速度を変更、または停止させることを特徴とする請求項1乃至3記載の視覚障害者用誘導装置。
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